JP2980614B2 - 自動車の風切音防止装置 - Google Patents

自動車の風切音防止装置

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JP2980614B2
JP2980614B2 JP1131761A JP13176189A JP2980614B2 JP 2980614 B2 JP2980614 B2 JP 2980614B2 JP 1131761 A JP1131761 A JP 1131761A JP 13176189 A JP13176189 A JP 13176189A JP 2980614 B2 JP2980614 B2 JP 2980614B2
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door
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雄二 長橋
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60JWINDOWS, WINDSCREENS, NON-FIXED ROOFS, DOORS, OR SIMILAR DEVICES FOR VEHICLES; REMOVABLE EXTERNAL PROTECTIVE COVERINGS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES
    • B60J10/00Sealing arrangements
    • B60J10/70Sealing arrangements specially adapted for windows or windscreens

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Seal Device For Vehicle (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車の風切音防止装置,特にフロントウイ
ンドガラスからドアサッシュに至る部位における構造に
関するものである。
従来の技術 従来から第7図に示す自動車のフロントウインドガラ
ス1とドアサッシュ2との間には空気流の乱れによって
生じる風切音が発生し易いため、このような風切音をな
くすための手段が講じられている。その一例として特開
昭57−110522号公報には第8図に示した構造が開示され
ている。即ち図中のフロントピラー4は、アウタピラー
4aとインナピラー4bとによって箱形断面に形成されてい
て、フロントウインドガラス1は、その端末部裏面にお
いて接着剤5により該フロントピラー4のフランジ部4c
に接着固定されている。更にフロントウインドガラス1
の端末部には樹脂製のフィニッシャ6が嵌合固定されて
いる。このフィニッシャ6は基部6aと、この基部6aから
フロントウインドガラス1の端末部前面を覆う被覆片部
6bと、ドアサッシュ2の端末部2cの内側に当接する舌片
部6cとから成っており、且つ基部6aの底面をフロントピ
ラー4のアウタピラー4aに当接させている。尚、ドアサ
ッシュ2はアウタパネル2aとインナパネル2bとから成
り、一端部がヘミング加工されて前記端末部2cが形成さ
れているるとともに、他端部がコネクタ8及びグラスラ
ン9を介してドアガラス10に接合されている。
11はドアウエザーストリップであって、該ドアウエザ
ーストリップ11はウエルト部11aと中空シールリップ11b
とから成り、このウエルト部11aにフロントピラー4の
フランジ4dが嵌合されているとともに、このウエルト部
11aと一体の中空シールリップ11bがドア閉時におけるド
アサッシュ2のインナパネル2bの一端部に圧接して、車
両内外の気密性を保持している。
このような構成によれば、走行時の空気流がフロント
ウインドガラス1の前面からフィニッシャ6の被覆片部
6bへと流れ、このフィニッシャ6の基部6aから舌片部6c
を経てドアサッシュ2の外側面へ流れるので、空気流の
乱れが発生し難いという作用が得られる。
発明が解決しようとする課題 しかしながらこのような従来の風切音防止装置にあっ
ては、Aで示した位置,即ちドアサッシュ2とフィニッ
シャ6の舌片部6cとの接合部分で若干の風切音が発生す
ることがある外、フロントウインドガラス1とドアサッ
シュ2との間で、パーティングラインP1,P2,P3が生じて
しまうため、該パーティングラインP1,P2,P3に起因する
風切音の発生があり、又、外観上の面からも好ましくな
いという問題点があった。
そこで本発明はこのような従来の自動車の風切音防止
装置が有している問題点を解消して、風切音の防止効果
を更に高めることができるとともに、外観を向上させる
ことができる風切音防止装置を提供することを目的とす
るものである。
課題を解決するための手段 本発明は上記の目的を達成するために、フロントウイ
ンドガラスの端末部裏面をフロントピラーの一端部に接
着固定するとともに、前記端末部の端面から前面を覆う
ようにシール部材を装着して、ドアの閉時には該フロン
トピラーとドアサッシュとをドアウエザーストリップを
用いて気密封止下にシールするようにした構成におい
て、ドアの閉時に上記シール部材の前面をドアサッシュ
の端末部が覆い隠すように配置し、且つ上記シール部材
の前面に、ドア閉時に上記ドアサッシュ端末部裏面に当
接して気密性を保持するシールリップを一体に形成した
風切音防止装置の構成にしてある。
作用 かかる構成によれば、ドアの閉時にはドアサッシュの
端末部がシール部材の前面を覆い隠すように当接した際
に、シール部材の前面に一体に形成されたシールリップ
がドアサッシュ端末部の裏面に当接することにより、ド
アサッシュとフロントウインドガラス及びフロントピラ
ーとが気密封止される。
この時、ドアサッシュの端末部とシール部材との間に
は1本のパーティングラインのみが形成されているの
で、走行時の空気流に起因する風切音が最小となり、且
つ外観を高めることができる。
実施例 以下本発明にかかる自動車の風切音防止装置の各種実
施例を、前記従来の構成と同一の構成部分に同一の符号
を付して詳述する。
第1図は本発明の第1実施例を示しており、前記従来
例で説明した断面図(第8図)と同一の部位における断
面図として開示してある。図中1はフロントウインドガ
ラス,2はドアサッシュであり、このドアサッシュ2はア
ウタパネル2aとインナパネル2bとから成り、一端部がヘ
ミング加工されて端末部2cを形成している。
4はフロントピラーであり、このフロントピラー4は
アウタピラー4aとインナピラー4bとによって箱形断面に
形成されていて、前記フロントウインドガラス1は、そ
の端末部裏面において接着剤5により該フロントピラー
4のフランジ部4c上に接着固定されている。15は該接着
剤5の漏れを防止するダムラバーである。
更にフロントウインドガラス1の端末部1a近傍のアウ
タピラー4a上に、断面L字状のブラケット16が固着され
ていて、このブラケット16にシール部材18が嵌合固定さ
れている。このシール部材18は上記ブラケット16に嵌合
固定されるウエルト等の硬質材で成る基部18aと、この
基部18aからフロントウインドガラス1の端末部前面に
伸びる延長部18bと、この延長部18bの先端部から外側に
折曲して一体に形成された軟質性のシールリップ18cと
から成っている。即ちドア閉時にはこのシールリップ18
cの前面を前記ドアサッシュ2の端末部2cが覆い隠すよ
うにして当接するようにしてある。
図示した如く、ドアの閉時にはドアサッシュ2とフロ
ントウインドガラス1とは、A部分で相互に重合した状
態となっている。
このような構成によれば、組付時にフロントピラー4
の上面にシール部材18の基部18aを嵌合するとともに、
この基部18aから延びる延長部18bをフロントウインドガ
ラス1の端末部1aの前面に位置させることによって、ド
アの閉時にはドアサッシュ2の端末部裏面がシール部材
18の前面を覆い隠すようにしてシールリップ18cに当接
するとともに、図外のドアウエザーストリップの作用に
基づいてドアサッシュ2とフロントピラー4とが気密封
止される。
又、該ドアサッシュ2の端末部2cとシール部材18の延
長部18bとの間には1本のパーティングラインP4のみが
形成されているので、走行時の空気流に起因する風切音
が最小となり、且つ外観性を高めることができる。
第2図は本発明の第2実施例を示しており、前記第1
実施例と同一の構成部分に同一の部号を付して表示して
ある。本第2実施例の場合、シール部材18を構成する硬
質性の基部18aの上面に軟質性のシールリップ18cが突設
されていて、このシールリップ18cがフロントウインド
ガラス1の端末部1aからフロントウインドガラスの前面
を覆う位置にあり、ドアの閉時に該シールリップ18cが
ドアサッシュ2の端末部2cの裏面に当接して、気密性を
保持する構成となっている。尚、本第2実施例の作用は
前記第1実施例と同一である。
第3図は本発明の第3実施例を示しており、本例の場
合、第1図に示したシール部材18の基部18aとしてのウ
エルト部をなくして、代わりに基部18aを断面略コ字状
に成形するとともに、該基部18aの下端部にフロントウ
インドガラス1の下面に当接する挾持リップ18eを形成
した構造にしてある。その他の構成は前記第1実施例と
同様である。
このような構成によれば、シール部材18を装着する際
に、前記挾持リップ18eをフロントウインドガラス1の
裏面に当接しながら該シール部材18の基部18aをフロン
トウインドガラス1の端末部1aに嵌着するだけの操作を
実施すれば良いので、取付操作が簡易化され、且つ前記
各例におけるブラケット16を省略することが可能とな
る。
第4図は本発明の第4実施例を示しており、本例の場
合、第3実施例と同様にシール部材18の基部18aを略コ
字状に成形し、該基部18aの下端部にフロントウインド
ガラス1の下面に当接する挾持リップ18eを形成すると
ともに、この基部18aからフロントウインドガラス1の
端末部前面に伸びる延長部18bの上面に複数本の突条18f
が突設されている。
このような実施例によれば、上記突条18fが前記各例
における軟質性のシールリップ18cと同一の機能を持
ち、ドアの閉時にはこの突条18fの前面にドアサッシュ
2の端末部2cが覆い隠すように当接することにより、フ
ロントウインドガラス1とドアサッシュ2の端末部2c間
の気密性が保持される。
第5図は本発明の第5実施例を示しており、本例の場
合、予め前記シール部材18をフロントウインドガラス1
の端末部1aに嵌着する基部18aと、アウタピラー4aとイ
ンナピラー4bとのフランジ部4cに嵌着可能な挾持部18g
とを具備したガスケットタイプの構造に形成してある。
上記基部18aの上側部に前記と同様なシールリップ18cが
突設されている。
このような構成としたことによって、シール部材18を
予め一体に成形することができるとともに、組付操作が
より簡易化されるという利点がある。
第6図は本発明の第6実施例を示しており、本例の場
合、シール部材18が弾性体で成る平板状の基部18aと、
この基部18aから伸びる延長部18b及び中空シールリップ
18hと、該弾性体を支持する芯材21とによって構成され
ており、基部18aがビス等の締付具23によりアウタピラ
ー4aに固着されているとともに、上記中空シールリップ
18hがドアサッシュ2の先端部2cとフロントウインドガ
ラス1の間に位置した構成となっている。
このような構成によれば、中空シールリップ18hの作
用により、ドア閉時におけるドアサッシュ2とフロント
ウインドガラス1間のシール性がより高められるという
効果が得られる。
発明の効果 以上詳細に説明した如く、本発明にかかる自動車の風
切音防止装置によれば、フロントウインドガラスの端末
部裏面をフロントピラーの一端部に接着固定するととも
に、前記端末部の端面から前面を覆うようにシール部材
を装着して、ドアの閉時には該フロントピラーとドアサ
ッシュとをドアウエザーストリップを用いて気密封止下
にシールするようにした構成において、ドアの閉時に上
記シール部材の前面をドアサッシュの端末部が覆い隠す
ように配置し、且つ上記シール部材の前面に、ドア閉時
に上記ドアサッシュ端末部裏面に当接して気密性を保持
するシールリップを一体に形成した風切音防止装置の構
成にしたので、以下に記す作用効果がもたらされる。即
ち、ドアの閉時にはドアサッシュの端末部裏面がシール
部材の前面を覆い隠すように当接し、このシール部材の
前面に一体に形成されたシールリップがドアサッシュ端
末部の裏面に当接することにより、ドアサッシュとフロ
ントウインドガラス及びフロントピラー間を気密封止す
ることができる。
この時、ドアサッシュの端末部とシール部材の延長部
との間には、唯1本のパーティングラインのみが形成さ
れるので、走行時の空気流に起因する風切音が最小とな
るとともに、全体的な外観を高めることができるという
大きな効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にかかる自動車の風切音防止装置の第1
実施例を示す要部断面図、第2図は本発明第2実施例を
示す要部断面図、第3図は本発明の第3実施例を示す要
部断面図、第4図は本発明の第4実施例を示す要部断面
図、第5図は本発明の第5実施例を示す要部断面図、第
6図は本発明の第6実施例を示す要部断面図、第7図は
本発明の適用部位を示す自動車の部分的斜視図、第8図
は従来の風切音防止装置例を示す要部断面図である。 1……フロントウインドパネル、2……ドアサッシュ、
2a……アウタパネル、2b……インナパネル、4……フロ
ントピラー、4a……アウタピラー、4b……インナピラ
ー、16……ブラケット、18……シール部材、18a……基
部、18b……延長部、18c……シールリップ、18e……挾
持リップ、18f……突条、21……芯材、

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントウインドガラスの端末部裏面をフ
    ロントピラーの一端部に接着固定するとともに、前記端
    末部の端面から前面を覆うようにシール部材を装着し
    て、ドアの閉時には該フロントピラーとドアサッシュと
    をドアウエザーストリップを用いて気密封止下にシール
    するようにした構成において、 ドアの閉時に上記シール部材の前面をドアサッシュの端
    末部が覆い隠すように配置し、且つ上記シール部材の前
    面に、ドア閉時に上記ドアサッシュ端末部裏面に当接し
    て気密性を保持するシールリップを一体に形成したこと
    を特徴とする自動車の風切音防止装置。
JP1131761A 1989-05-25 1989-05-25 自動車の風切音防止装置 Expired - Lifetime JP2980614B2 (ja)

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KR20180061744A (ko) * 2016-11-30 2018-06-08 쌍용자동차 주식회사 자동차용 에이필러부의 윈드실드 글래스 안착 플랜지

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