JP2974098B2 - 面接触型コネクタ - Google Patents

面接触型コネクタ

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JP2974098B2
JP2974098B2 JP4314780A JP31478092A JP2974098B2 JP 2974098 B2 JP2974098 B2 JP 2974098B2 JP 4314780 A JP4314780 A JP 4314780A JP 31478092 A JP31478092 A JP 31478092A JP 2974098 B2 JP2974098 B2 JP 2974098B2
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JP
Japan
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connector
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type connector
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JP4314780A
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JPH06163107A (ja
Inventor
勲 滝口
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Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Sogyo KK
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/62Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
    • H01R13/629Additional means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts, e.g. aligning or guiding means, levers, gas pressure electrical locking indicators, manufacturing tolerances
    • H01R13/62933Comprising exclusively pivoting lever

Landscapes

  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は面接触型コネクタに関
し、特に自動車のドア内などの狭い場所における電線の
接続に用いられる面接触型コネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のドア内には図4に示すよ
うに各種の部品が組み込まれており、各種の機能部品、
例えばウインド開閉装置などの電装品やこれに給電する
ための電線、例えばワイヤハーネスaなどは通常ドアパ
ネルA側に取り付けられ、これらを制御するためのスイ
ッチブロックbやカーテシランプなどはドアパネルAの
内方側に取り付けられるドアトリムB側に設けられてい
る。そしてこれらの電装品やスイッチ等の間の相互接続
は、ドアを組み立てる際にドアパネルA側に取り付けら
れた第1コネクタ1とドアトリムB側に取り付けられた
第2コネクタ2とを結合させて行うようになっている。
【0003】このようなコネクタ相互の結合は通常ドア
パネルに対するドアトリムの装着と同時に行なえるよう
に構成されているが、ドアトリムを装着するだけでは必
ずしもコネクタを完全に嵌合させることができるとは限
らない。そこでドアトリムをドアパネルに取り付けたの
ちに、ドアトリムに設けた部分的開口部から手を入れて
不完全結合のコネクタを完全に結合させ、かつ容易に脱
離しないように固定する方法が採られていた。
【0004】しかも従来こうしたドアには、コネクタと
して軸方向に対向した雄端子と雌端子とを挿着する形式
のものが使用されていたので、結合するコネクタの長さ
が長いために狭い場所にはドアの面と垂直方向に取り付
けることができないばかりでなく手が届く範囲内に取り
付ける必要があるため、取り付け位置が制約されるとい
う問題があった。またドアの組立と同時に挿入されて半
結合状態となったコネクタを更に完全嵌合させるための
作業を手探りで実施しなければならず、めくら作業であ
って作業性が悪いという問題もあった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、上記
のような問題を解消することを目的としたもので、狭い
場所にも何等制約なく取り付けることができ、しかもド
アパネルやドアトリムなどのコネクタ取付け部材の組立
てと同時にコネクタの完全嵌合が簡単に達成できてめく
ら作業を必要としない、改良された電気コネクタを提供
しようとするものである。そしてかかる目的を達するた
めに、一方のコネクタの接続端子側面が他方のコネクタ
の接点と接離するように構成すると共に端子の接点に対
して接触する位置を自動的に規制し且つ接触抵抗を低く
抑えることができる接続端子誘導手段を設けることとし
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる課題は、底面に平
行な案内用長孔を有する側板を左右両側に対向立設した
基体と、該基体上に摺動自在に載置されて該長孔を貫通
して外方に突出するピンを側方に対称的に設けた端子枠
体と、該端子枠体の上面に平行に固定された平板状端子
とを備えた第1コネクタ、及び開放端部付近及び終端部
付近では前記ピンを底面に接近する方向にまた中間部で
は底面と斜行方向に誘導するピン案内溝を有する側板を
左右両側に対向立設したソケット体と、該ソケット体の
底面から突設した接点端子とを備えた第2コネクタを組
み合わせてなる本発明の面接触型コネクタによって達成
することができる。
【0007】更にかかる面接触型コネクタにおいて、ピ
ン案内溝の底部にピン係止手段を形成することによって
完全嵌合状態から容易に離脱しないようにすることがで
きるものである。
【0008】
【実施例】本発明の面接触型コネクタを図によって説明
する。図において1はドアパネルA側に取り付けられた
第1コネクタであって、底面に平行な案内用長孔11を
有する側板を左右両側に対向立設してある基体10の上
に、長孔11を貫通して外方に突出するピン12を左右
両側方に対称的に設けた端子枠体13が摺動自在に載置
してあり、端子枠体13上には電線14の端末に固着さ
れた長方形の平板状端子15が複数個、基体10の底面
すなわち端子枠体13の面に対して平行に配列して固定
してある。従って平板状端子15は電線14の端末と共
に基体10の底面に平行に、長孔11によって制限され
る範囲内で自由に進退できるようになっている。
【0009】また2はドアトリムB側に取り付けられた
第2コネクタであり、第1コネクタ1との嵌合に当たっ
て、ピン12と嵌合してこれを案内するためのピン案内
溝21を有する側板を左右両側に対向立設してあるソケ
ット体20を備えている。そしてこのソケット体20の
上面には、弾性の金属片からなる複数個の接点端子24
が前記の平板状端子15と対応するような配列で突設し
てある。そしてこのピン案内溝21は、第1コネクタ1
がソケット状の第2コネクタ2内にそれぞれの底面を平
行に保ったまま底面に対して垂直方向から挿入されると
きに、平板状端子15が始めには底面に突設した接点端
子24に向かって接近し、次いで底面と斜め方向に誘導
されながらこれと接触し、最後に再び垂直方向に接点端
子24を押圧するようにピン12を誘導することができ
る形状に形成されている。
【0010】また、このピン案内溝21の底部、即ち終
端部にはピン係止アーム22がピン案内溝21の内方に
向かって突設されており、ここまで誘導されたピン12
がピン係止アーム22と係合することにより、第2コネ
クタ2に挿着された第1コネクタ1の脱落を防止するよ
うに構成されている。そしてピン係止アーム22と係合
するピン12の先端部分は、確実な係止を達成するに適
した形状に形成されている。また更にソケット体20の
開口部の縁には、挿入された端子枠体13の先端部がソ
ケット体20から脱落することを防止するための係止突
起23が設けられている。
【0011】本発明の面接触型コネクタは対向するドア
パネルAの面とドアトリムBの面とにそれぞれ向かい合
うように取り付けられるが、その第1コネクタ1及び第
2コネクタ2の取付け位置はドアトリムBの嵌合位置を
考慮してあらかじめ決定しておくことが必要である。そ
して例えば図3に示すように、ドアトリムBの面に突設
されたクランプ3をドアパネルAの面に設けられた取付
け孔4に挿入することによりドアトリムBをドアパネル
Aに装着固定できるように構成されているとすれば、ド
アトリムBの装着と同時にコネクタの結合操作が実施で
きる。
【0012】
【作用】以上のように構成された本発明の面接触型コネ
クタは、ドアパネルAの面にドアトリムBを装着すると
きに第1コネクタ1と第2コネクタ2とが向かい合う姿
勢をとり、ピン12がピン案内溝21の入口端付近に位
置することになる。そこでドアトリムBをドアパネルA
に向けて押圧すると、ピン12はピン案内溝21の入口
端と嵌合して挿入され、ピン案内溝21に誘導されて底
部に達し、ピン係止アーム22と係合して固定される。
その際、第1コネクタ1の端子枠体13はピン12の動
きに合わせて基体10の底面に平行に移動し、平板状端
子15は接点端子24と接触しながら摺動した後にこれ
に圧着されると同時に、端子枠体13の先端部も係止突
起23に係止固定され、完全嵌合が達成される。
【0013】本発明の面接触型コネクタはこのようにし
て一組のコネクタを端子の面に垂直な方向から相互に押
し付けるだけで完全に嵌合するが、コネクタの取付け面
が相互に平行であればどのような場所に設けられていて
も全く同様に作用する。そして端子の接触部分に酸化膜
その他の導通に障害となる異物が付着していても、平板
状端子は接点端子と圧着される前に接触しながら摺動す
るので異物は排除されてしまい、接触抵抗の少ない良好
な接続状態が得られるものである。
【0014】
【発明の効果】本発明の面接触型コネクタは上述のよう
に構成されているので厚さが薄くて挿入長さが短く、狭
い壁面の間に取り付けることができるばかりでなく、小
さな力で押し付けるだけで確実な電気接続を達成するこ
とができる。従って自動車のドアの組立に際して本発明
の面接触型コネクタを用いると、ドアトリムをドアパネ
ルに嵌着すると同時に電気回路の接続を一挙に完成する
ことができ、従来行われていためくら作業を廃止するこ
とが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の面接触型コネクタにおける第1コネク
タ及び第2コネクタの斜視図である。
【図2】本発明の面接触型コネクタの構造及び結合状態
を示す説明図であり、(a)は第1コネクタ部分と第2
コネクタ部分との結合開始前の側面図、(b)は第1コ
ネクタ部分と第2コネクタ部分との結合開始時の側面
図、(c)は第1コネクタ部分と第2コネクタ部分との
結合完了時の側面図である。
【図3】本発明の面接触型コネクタを設けた自動車ドア
のスイッチブロック部分の断面図である。
【図4】従来の自動車ドア内部の電装品取付け状態を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 第1コネクタ 10 基体 11 長孔 12 ピン 13 端子枠体 14 電線 15 平板状端子 2 第2コネクタ 20 ソケット体 21 ピン案内溝 22 ピン係止アーム 23 係止突起 24 接点端子 3 クランプ 4 取付け孔 A ドアパネル B ドアトリム a ワイヤハーネス b スイッチブロック
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01R 13/62 - 13/629 H01R 13/22 - 13/26 H01R 23/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底面に平行な案内用長孔を有する側板を
    左右両側に対向立設した基体と、該基体上に摺動自在に
    載置されて該長孔を貫通して外方に突出するピンを側方
    に対称的に設けた端子枠体と、該端子枠体の上面に平行
    に固定された平板状端子とを備えた第1コネクタ、及び
    開放端部付近及び終端部付近では前記ピンを底面に接近
    する方向にまた中間部では底面と斜行方向に誘導するピ
    ン案内溝を有する側板を左右両側に対向立設したソケッ
    ト体と、該ソケット体の底面から突設した接点端子とを
    備えた第2コネクタを組み合わせてなることを特徴とす
    る面接触型コネクタ。
  2. 【請求項2】 ピン案内溝の底部にピン係止手段を形成
    したことを特徴とする請求項1記載の面接触型コネク
    タ。
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JP6706302B2 (ja) * 2018-10-01 2020-06-03 日本航空電子工業株式会社 コネクタ組立体及びコネクタ
JP6706303B2 (ja) * 2018-10-01 2020-06-03 日本航空電子工業株式会社 コネクタ組立体及びコネクタ
DE102020202352A1 (de) * 2020-02-24 2021-08-26 Te Connectivity Germany Gmbh Winkelsteckverbindung, elektrischer Stecker für eine solche Winkelsteckverbindung und elektrisch beheizter Scheibenwischer mit einer solchen Winkelsteckverbindung

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