JP2947961B2 - ペルトン水車のデフレクタ及びニードルの制御装置 - Google Patents
ペルトン水車のデフレクタ及びニードルの制御装置Info
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- F03—MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS; WIND, SPRING, OR WEIGHT MOTORS; PRODUCING MECHANICAL POWER OR A REACTIVE PROPULSIVE THRUST, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- F03B—MACHINES OR ENGINES FOR LIQUIDS
- F03B1/00—Engines of impulse type, i.e. turbines with jets of high-velocity liquid impinging on blades or like rotors, e.g. Pelton wheels; Parts or details peculiar thereto
- F03B1/04—Nozzles; Nozzle-carrying members
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E10/20—Hydro energy
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペルトン水車における
噴流ジェットの水量を加減するニードル及びランナとノ
ズルとの間でジェットの方向をそらすデフレクタの制御
装置に関する。
噴流ジェットの水量を加減するニードル及びランナとノ
ズルとの間でジェットの方向をそらすデフレクタの制御
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ペルトン水車においては、ラン
ナのバケットに向って噴流するジェットの水量を加減す
るニードル及びランナと上記ニードルを有するノズルと
の間でジェットの方向をそらすデフレクタとを有してお
り、そのニードル及びデフレクタの開閉装置としては、
急閉鎖時におけるニードル及びデフレクタ個々の閉鎖ス
ピードの関係、すなわちニードルの閉鎖スピードは水圧
上昇の問題から30〜40秒程度、デフレクタの閉鎖ス
ピードはランナの回転上昇の問題から2〜4秒程度とな
ることから、それぞれ別々の開閉装置が設けられてい
る。
ナのバケットに向って噴流するジェットの水量を加減す
るニードル及びランナと上記ニードルを有するノズルと
の間でジェットの方向をそらすデフレクタとを有してお
り、そのニードル及びデフレクタの開閉装置としては、
急閉鎖時におけるニードル及びデフレクタ個々の閉鎖ス
ピードの関係、すなわちニードルの閉鎖スピードは水圧
上昇の問題から30〜40秒程度、デフレクタの閉鎖ス
ピードはランナの回転上昇の問題から2〜4秒程度とな
ることから、それぞれ別々の開閉装置が設けられてい
る。
【0003】すなわち、図3は、上記一般的なペルトン
水車におけるニードル及びデフレクタの制御機構を示す
図であって、図示しない上水槽からの圧力水は導水管を
経てノズル1で加速され、高速のジェットとなってラン
ナ2のバケット2aに向って噴流され、そのランナ2に
水動力を与えた後放水路に排出される。
水車におけるニードル及びデフレクタの制御機構を示す
図であって、図示しない上水槽からの圧力水は導水管を
経てノズル1で加速され、高速のジェットとなってラン
ナ2のバケット2aに向って噴流され、そのランナ2に
水動力を与えた後放水路に排出される。
【0004】上記ノズル1内にはその先端中央部にニー
ドル3が進退自在に配設され、制御器4によって作動さ
れるニードルサーボモータ5aによりニードル作動ロッ
ド6を介して上記ニードル3を進退させ、ノズル1の開
口面積を変えて水量を変えるようになっている。
ドル3が進退自在に配設され、制御器4によって作動さ
れるニードルサーボモータ5aによりニードル作動ロッ
ド6を介して上記ニードル3を進退させ、ノズル1の開
口面積を変えて水量を変えるようになっている。
【0005】一方、ノズル1にはデフレクタ7が軸支さ
れており、制御器4によって作動されるデフレクタサー
ボモータ5bによりリンク機構8及びロッド9を介して
上記デフレクタ7を揺動させ、前記ノズル1から噴出さ
れるジェット流をランナ2から下方にそらすようにして
ある。
れており、制御器4によって作動されるデフレクタサー
ボモータ5bによりリンク機構8及びロッド9を介して
上記デフレクタ7を揺動させ、前記ノズル1から噴出さ
れるジェット流をランナ2から下方にそらすようにして
ある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
装置においては前述のようにデフレクタ及びニードルの
開閉装置としてはそれぞれ別々の装置が設けられてお
り、発電所機器のコストアップになる等の問題がある。
装置においては前述のようにデフレクタ及びニードルの
開閉装置としてはそれぞれ別々の装置が設けられてお
り、発電所機器のコストアップになる等の問題がある。
【0007】本発明はこのような点に鑑み、デフレクタ
及びニードルを共通のサーボモータによって開閉作動す
ることができ、発電所機器のコストダウン及び保守費用
の低減を計ることができるニードル及びデフレクタの制
御装置を得ることを目的とする。
及びニードルを共通のサーボモータによって開閉作動す
ることができ、発電所機器のコストダウン及び保守費用
の低減を計ることができるニードル及びデフレクタの制
御装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、デフレクタの
開動作時にエネルギを蓄積し、デフレクタの急速閉作動
時に上記エネルギにより上記デフレクタの閉動作を行な
わせるスプリング作動装置を、デフレクタ開閉作動用枢
軸に連動連結するとともに、ニードル閉方向に付勢され
たニードル作動ロッドに連結されたレバーの一端が当接
され、前記デフレクタの急速閉作動時にその当接が解放
されるカムを上記デフレクタ開閉作動用枢軸に装着した
ことを特徴とする。
開動作時にエネルギを蓄積し、デフレクタの急速閉作動
時に上記エネルギにより上記デフレクタの閉動作を行な
わせるスプリング作動装置を、デフレクタ開閉作動用枢
軸に連動連結するとともに、ニードル閉方向に付勢され
たニードル作動ロッドに連結されたレバーの一端が当接
され、前記デフレクタの急速閉作動時にその当接が解放
されるカムを上記デフレクタ開閉作動用枢軸に装着した
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】通常運転時には、デフレクタ開閉作動用枢軸の
回動によってデフレクタが開閉制御されるとともに、そ
のデフレクタ開閉作動用枢軸に装着されているカムによ
って、レバー及びニードル作動ロッドを介してニードル
の進退が行なわれる。
回動によってデフレクタが開閉制御されるとともに、そ
のデフレクタ開閉作動用枢軸に装着されているカムによ
って、レバー及びニードル作動ロッドを介してニードル
の進退が行なわれる。
【0010】一方、負荷遮断時等のデフレクタの急速閉
作動時には、デフレクタの開動作時に蓄積されたスプリ
ング作動装置のエネルギにより、デフレクタの急速閉動
作が行なわれる。この時、上記カムとレバーとの当接が
解放され、ニードルはその閉方向の付勢力によって所定
のニードル閉鎖スピードによって閉鎖される。
作動時には、デフレクタの開動作時に蓄積されたスプリ
ング作動装置のエネルギにより、デフレクタの急速閉動
作が行なわれる。この時、上記カムとレバーとの当接が
解放され、ニードルはその閉方向の付勢力によって所定
のニードル閉鎖スピードによって閉鎖される。
【0011】
【実施例】以下、図1及び図2を参照して本発明の一実
施例について説明する。
施例について説明する。
【0012】図1において符号10は制御器11によっ
て作動制御される電動サーボモータであって、その電動
サーボモータ10の作動ロッド12の先端が揺動パネル
13の一端部に枢着されている。上記揺動パネル13
は、軸14にその軸線回りに揺動自在に装着されてお
り、その揺動パネル13の他端部には第1および第2の
ロックアーム15,16がそれぞれその中央部を中心と
して揺動可能に装着されている。
て作動制御される電動サーボモータであって、その電動
サーボモータ10の作動ロッド12の先端が揺動パネル
13の一端部に枢着されている。上記揺動パネル13
は、軸14にその軸線回りに揺動自在に装着されてお
り、その揺動パネル13の他端部には第1および第2の
ロックアーム15,16がそれぞれその中央部を中心と
して揺動可能に装着されている。
【0013】上記第1のロックアーム15の一端は、リ
ンク17を介して軸受18,18に軸支された枢軸19
に固着された揺動アーム20に連結されている。また、
上記第1のロックアーム15の他端部15aには第2の
ロックアーム16の一端16aが係脱可能としてあり、
その第2のロックアーム16の他端16bには、揺動パ
ネル13に固着されたソレノイド21の作動杆21aが
連結され、常時においては第2のロックアーム16の一
端16aが第1のロックアーム15の他端部15aに係
合され、第1のロックアーム15が固定状態に保持され
ている。
ンク17を介して軸受18,18に軸支された枢軸19
に固着された揺動アーム20に連結されている。また、
上記第1のロックアーム15の他端部15aには第2の
ロックアーム16の一端16aが係脱可能としてあり、
その第2のロックアーム16の他端16bには、揺動パ
ネル13に固着されたソレノイド21の作動杆21aが
連結され、常時においては第2のロックアーム16の一
端16aが第1のロックアーム15の他端部15aに係
合され、第1のロックアーム15が固定状態に保持され
ている。
【0014】一方、前記枢軸19には第2の揺動アーム
22及び第3の揺動アーム23の基端部が固着されてお
り、その第2の揺動アーム22の先端には、スプリング
作動装置24の作動ロッドが連結されている。また、第
3の揺動アーム23の先端部は、軸25に枢着されたク
ランクアーム26の一端に連結杆27を介して連結され
ており、そのクランクアーム26の他端には、ノズル2
8から噴出するジェットを遮断し得るデフレクタ29が
設けられている。
22及び第3の揺動アーム23の基端部が固着されてお
り、その第2の揺動アーム22の先端には、スプリング
作動装置24の作動ロッドが連結されている。また、第
3の揺動アーム23の先端部は、軸25に枢着されたク
ランクアーム26の一端に連結杆27を介して連結され
ており、そのクランクアーム26の他端には、ノズル2
8から噴出するジェットを遮断し得るデフレクタ29が
設けられている。
【0015】一方、上記ノズル28の先端中心部にはニ
ードル30が配設されており、そのニードル30に連結
されたニードル作動ロッド31の頂端にはリンク32を
介してクランクアーム33の一端が連結されている。上
記クランクアーム33は固定軸のまわりに揺動可能とし
てあり、そのクランクアーム33の他端にはロッド34
の一端が枢着され、そのロッド34の他端がダッシュポ
ット装置35のピストンロッド35aに連結されてい
る。
ードル30が配設されており、そのニードル30に連結
されたニードル作動ロッド31の頂端にはリンク32を
介してクランクアーム33の一端が連結されている。上
記クランクアーム33は固定軸のまわりに揺動可能とし
てあり、そのクランクアーム33の他端にはロッド34
の一端が枢着され、そのロッド34の他端がダッシュポ
ット装置35のピストンロッド35aに連結されてい
る。
【0016】上記ロッド34とダッシュポット装置35
のピストンロッド35aとの枢着点には、固定軸36回
りに揺動可能に枢着されたレバー37の一端が枢着され
ており、そのレバー37の他端が、前記デフレクタ作動
用の枢軸19に固設されたカム38のカム面に当接され
ている。
のピストンロッド35aとの枢着点には、固定軸36回
りに揺動可能に枢着されたレバー37の一端が枢着され
ており、そのレバー37の他端が、前記デフレクタ作動
用の枢軸19に固設されたカム38のカム面に当接され
ている。
【0017】また、前記ニードル作動ロッド31には、
そのニードル作動ロッド31に設けられたバランスピス
トン39とばね受け40との間にコイルばね41が巻装
されている。
そのニードル作動ロッド31に設けられたバランスピス
トン39とばね受け40との間にコイルばね41が巻装
されている。
【0018】しかして、電動サーボモータ10が作動さ
れると、作動ロッド12を介して揺動パネル13が揺動
され、第1のロックアーム15、リンク17を介して揺
動アーム20が揺動される。そしてその揺動アーム20
の揺動によって枢軸19が回動され第3の揺動アーム2
3が揺動される。したがって、その第3の揺動アーム2
3の揺動によって連結杆27を介してクランクアーム2
6が揺動され、デフレクタ29がジェットを遮断する方
向(閉方向)或はその逆方向(開方向)に移動される。
一方、上述のようにデフレクタ29が開方向に移動され
たときには、第2の揺動アーム22によってスプリング
作動装置24のコイルスプリング24aが圧縮方向に作
動され、エネルギが蓄積されている。図1は上記デフレ
クタ29が開方向に移動された状態を示す。
れると、作動ロッド12を介して揺動パネル13が揺動
され、第1のロックアーム15、リンク17を介して揺
動アーム20が揺動される。そしてその揺動アーム20
の揺動によって枢軸19が回動され第3の揺動アーム2
3が揺動される。したがって、その第3の揺動アーム2
3の揺動によって連結杆27を介してクランクアーム2
6が揺動され、デフレクタ29がジェットを遮断する方
向(閉方向)或はその逆方向(開方向)に移動される。
一方、上述のようにデフレクタ29が開方向に移動され
たときには、第2の揺動アーム22によってスプリング
作動装置24のコイルスプリング24aが圧縮方向に作
動され、エネルギが蓄積されている。図1は上記デフレ
クタ29が開方向に移動された状態を示す。
【0019】一方、上記枢軸19の回動によってカム3
8が回動し、レバー37を介してロッド34がその軸線
方向に作動され、クランクレバー33を介してニードル
作動ロッド31が進退され、ニードル30の進退が行な
われて、ノズル28の開口面積が調整される。
8が回動し、レバー37を介してロッド34がその軸線
方向に作動され、クランクレバー33を介してニードル
作動ロッド31が進退され、ニードル30の進退が行な
われて、ノズル28の開口面積が調整される。
【0020】そこで、負荷遮断等が発生すると、制御器
11からの制御信号によってソレノイド21が作動さ
れ、作動杆21aが図において上方に引き上げられる。
したがって、第2のロックアーム16が図において反時
計方向に揺動され、第1のロックアーム15との係合が
離脱され、第1のロックアーム15が揺動パネル13に
対して自由に揺動し得る状態となる。
11からの制御信号によってソレノイド21が作動さ
れ、作動杆21aが図において上方に引き上げられる。
したがって、第2のロックアーム16が図において反時
計方向に揺動され、第1のロックアーム15との係合が
離脱され、第1のロックアーム15が揺動パネル13に
対して自由に揺動し得る状態となる。
【0021】しかして、コイルスプリング24aに蓄え
られたエネルギによって第2の揺動アーム22が2点鎖
線で示す位置に急速に揺動され、その揺動によって枢軸
19が時計方向に回動され、第3の揺動アーム23、連
結杆27を介してデフレクタ29が時計方向に揺動さ
れ、ノズル28からのジェットが急速に遮断される(図
2)。
られたエネルギによって第2の揺動アーム22が2点鎖
線で示す位置に急速に揺動され、その揺動によって枢軸
19が時計方向に回動され、第3の揺動アーム23、連
結杆27を介してデフレクタ29が時計方向に揺動さ
れ、ノズル28からのジェットが急速に遮断される(図
2)。
【0022】一方、上述のようにして枢軸19がスプリ
ング作動装置24のコイルスプリング24aによって急
速に回動されると、それとともにカム38も急速に時計
方向に急速に回動するが、ダッシュポット装置35の作
用によってレバー37が追従できず、レバー37とカム
38との係合が解放される。したがって、ニードル30
には、コイルばね41のばね力、及びニードル30とバ
ランスピストン39との水圧不平衡と機構の摩擦力との
合成力によって閉方向に作動され、この間クランクレバ
ー33、ロッド34等を介して接続されているダッシュ
ポット装置35によって調整されたスピードによってニ
ードル30の閉鎖が行なわれる。
ング作動装置24のコイルスプリング24aによって急
速に回動されると、それとともにカム38も急速に時計
方向に急速に回動するが、ダッシュポット装置35の作
用によってレバー37が追従できず、レバー37とカム
38との係合が解放される。したがって、ニードル30
には、コイルばね41のばね力、及びニードル30とバ
ランスピストン39との水圧不平衡と機構の摩擦力との
合成力によって閉方向に作動され、この間クランクレバ
ー33、ロッド34等を介して接続されているダッシュ
ポット装置35によって調整されたスピードによってニ
ードル30の閉鎖が行なわれる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はニードル
閉方向に付勢されたニードル作動ロッドに連結されたレ
バーの一端が当接され、デフレクタの急速閉作動時にそ
の当接が解放されるカムを上記デフレクタ開閉作動用枢
軸に装着したので、ニードル及びデフレクタを共通のサ
ーボモータによってそれぞれ作動させることができ、従
来のようにニードル及びデフレクタ作動用のサーボモー
タ等をそれぞれ各別に設ける必要がなく、大巾なコスト
ダウン、機器の簡素化、保守の簡素化を計ることができ
る。しかも、ニードル及びデフレクタの作動特性に対し
て十分対応することができる。
閉方向に付勢されたニードル作動ロッドに連結されたレ
バーの一端が当接され、デフレクタの急速閉作動時にそ
の当接が解放されるカムを上記デフレクタ開閉作動用枢
軸に装着したので、ニードル及びデフレクタを共通のサ
ーボモータによってそれぞれ作動させることができ、従
来のようにニードル及びデフレクタ作動用のサーボモー
タ等をそれぞれ各別に設ける必要がなく、大巾なコスト
ダウン、機器の簡素化、保守の簡素化を計ることができ
る。しかも、ニードル及びデフレクタの作動特性に対し
て十分対応することができる。
【図1】本発明のデフレクタ及びニードルの制御装置の
概略構成を示す図。
概略構成を示す図。
【図2】本発明装置におけるデフレクタ急閉作動時の状
態を示す図。
態を示す図。
【図3】従来のデフレクタ及びニードルの制御装置の概
略構成図。
略構成図。
10 電動サーボモータ 13 揺動パネル 15 第1のロックアーム 16 第2のロックアーム 19 枢軸 20 揺動アーム 21 ソレノイド 22 第2の揺動アーム 23 第3の揺動アーム 24 スプリング作動装置 29 デフレクタ 30 ニードル 31 ニードル作動ロッド 35 ダッシュポット装置 37 レバー 38 カム
Claims (1)
- 【請求項1】デフレクタの開動作時にエネルギを蓄積
し、デフレクタの急速閉作動時に上記エネルギにより上
記デフレクタの閉動作を行なわせるスプリング作動装置
を、デフレクタ開閉作動用枢軸に連動連結するととも
に、ニードル閉方向に付勢されたニードル作動ロッドに
連結されたレバーの一端が当接され、前記デフレクタの
急速閉作動時にその当接が解放されるカムを上記デフレ
クタ開閉作動用枢軸に装着したことを特徴とする、ペル
トン水車のデフレクタ及びニードルの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3077678A JP2947961B2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | ペルトン水車のデフレクタ及びニードルの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3077678A JP2947961B2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | ペルトン水車のデフレクタ及びニードルの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04311681A JPH04311681A (ja) | 1992-11-04 |
JP2947961B2 true JP2947961B2 (ja) | 1999-09-13 |
Family
ID=13640550
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3077678A Expired - Fee Related JP2947961B2 (ja) | 1991-04-10 | 1991-04-10 | ペルトン水車のデフレクタ及びニードルの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2947961B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-10 JP JP3077678A patent/JP2947961B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04311681A (ja) | 1992-11-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |