JPH0828427A - 水力発電所の制圧装置 - Google Patents

水力発電所の制圧装置

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JPH0828427A
JPH0828427A JP6163821A JP16382194A JPH0828427A JP H0828427 A JPH0828427 A JP H0828427A JP 6163821 A JP6163821 A JP 6163821A JP 16382194 A JP16382194 A JP 16382194A JP H0828427 A JPH0828427 A JP H0828427A
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pressure suppressor
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 水車のガイドベーンを開閉制御するガイドベ
ーンサーボモータの閉操作に連動して開動作する制圧機
サーボモータの操作ストロークをガイドベーンサーボモ
ータの操作ストロークより大きくして制圧装置による水
圧管路の水圧上昇抑制機能を向上した水力発電所の制圧
装置を提供すること。 【構成】 水車のガイドベーンサーボモータの閉操作に
連動するフローティングレバーの動作により制圧機サー
ボモータを開操作する制圧装置において、ガイドベーン
サーボモータの閉操作をカムを介して新フローティング
レバーの動作に連動させ、ガイドベーンサーボモータの
操作ストロークに対する制圧機サーボモータの操作スト
ロークの比率を1より大とすることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水力発電所の発電用水
車(以下水車と記す)に近接して設置され、水車を回転
駆動する導入水の流量制御を行うフランシス水車及びカ
プラン水車におけるガイドベーン、或いはペルトン水車
におけるニードル等の閉鎖による導入水流量の急減に起
因する水圧管路の水圧の急増を抑制する水力発電所の制
圧装置の改良に関し、特に、ガイドベーン或いはニード
ル等の緩閉鎖に際しても水圧管路の水圧の上昇を抑制す
ることのできる水力発電所の制圧装置に関する。
【0002】
【従来の技術】水力発電所の水車には、この水車により
回転駆動される発電機の回転速度(負荷)を調整するた
めに調速機が設けられている。
【0003】発電機の負荷しゃ断時には、上記の調速機
により、水車(発電機)の速度の変化が最も小さく保た
れるように、水車への導入水口を急速に閉鎖することが
望ましい。しかし、導入水口を急速に閉鎖すると、水車
への導入水流量を急激に減少させる結果になるので、水
圧管路の水圧の上昇が大きくなり、水圧管路を破壊する
重大事故に発展する惧れがある。
【0004】また、水圧の上昇が大きくならないよう
に、導入水口を緩閉鎖し、閉鎖時間を長くすると、水車
の速度の変化が大きくなり、水車の安全運転上問題とな
る。
【0005】上記の相反する要求を、ある程度満足させ
るために設けられたのが制圧機である。例えば、その詳
細を後述するフランシス水車の制圧機は、水車のケーシ
ング入口に近接した水圧管路に設けられ、水車の導入水
口となるガイドベーンを急速に閉鎖する際に、これと連
動して水車に導入されていた水圧管路内の流水を急速に
他に放流し、水圧管路の水圧の上昇を抑制し、ガイドベ
ーンの全閉の後に、徐々に流水の放流を止めるように作
動する自動排水装置である。
【0006】図2は、フランシス水車に従来の制圧機を
主体とする制圧装置を適用した場合の概念図である。
【0007】図2において、10はフランシス水車(以
下水車と記す)であり、その中心に図示しない水車ラン
ナが配置され、この水車ランナの外周には、水圧管路1
1に連結されると共に、上記水車ランナを囲むように水
車ケーシング10aが配置されている。この水車ケーシ
ング10aの内周面には、水圧管路11から水車ランナ
に導入される流水の流入水口が形成され、この流入水口
を閉鎖するように複数のガイドベーン10bが植立さ
れ、その回動により上記の複数のガイドベーン10bの
開閉制御を行うガイドリング10cが水車ランナの上方
に配置され、リンク機構10dを介して各々のガイドベ
ーン10bに連結されている。
【0008】12は、上記のガイドリング10cを回動
させ、ガイドベーン10bの開閉制御を行うことによ
り、水車10への導入水の流量制御を行うガイドベーン
サーボモータであり、その操作桿12aは、上記のガイ
ドリング10cに取付けられた操作アーム10eに連結
されている。ガイドベーンサーボモータ12には、図示
しない配圧弁より矢示の如き方向にその流れ方向が制御
される圧油が供給され、その操作桿12aを図示上下方
向に駆動し、操作アーム10eを介してガイドリング1
0cを回動させ、ガイドベーン10bの開閉制御を行
う。
【0009】以上は、水車10およびその速度(導入流
水量)の制御装置についての説明であるが、次に制圧機
を主体とする制圧装置について説明する。
【0010】14が制圧装置であり、その主体をなす制
圧機15と、水車10のガイドベーン10bの閉動作に
連動して制圧機15の制圧機弁15aを開閉制御する制
圧機制御装置16とから構成される。
【0011】制圧機15は、水圧管路11の末端が水車
ケーシング10aの入口に連結される連結部近傍に設け
られた分岐管18を介して水圧管路11に連通する制圧
機弁15aと、この制圧機弁15aの上方に一体的に設
けられ、制圧機弁15aを開閉する制圧機サーボモータ
15cと、さらに制圧機弁15aの下方に一体的に連結
され、常時は制圧機弁15aの閉路により分岐管18と
の連通が遮断され、非常時には制圧機弁15aの開路に
より分岐管18と連通して水圧管路11内の流水を放出
する制圧機排水管15fとから構成される。
【0012】15bは、その縦断面が円錐形状の制圧機
弁15aの弁体であり、その頂端は制圧機サーボモータ
15cの操作桿15dの下端に連結され、操作桿15d
の頂端は後述する制圧機制御装置16のフローティング
レバー16aの図示左端に連結される。
【0013】15eは、制圧機サーボモータ15cのシ
リンダに設けられた圧油給排口であり、後述する制圧機
制御装置16の切換弁16bの切換操作により、制圧機
サーボモータ15cを作動させるための作動圧油を、図
示しない圧油タンクから給油管19aを介して供給し、
また排油管19bを介して図示しない集油槽に排出す
る。そして常時は、切換弁16bは図示の位置にあり、
制圧機サーボモータ15cのシリンダには、給油管19
aおよび切換弁16bを介して圧油給排口15eより作
動圧油が供給され、そのピストンを図示上方向に押上げ
ているから、操作桿15dも図示上方に駆動されて、水
圧管路11内の水圧に抗して制圧機弁15aは図示のよ
うに閉路している。
【0014】制圧機制御装置16は、上述のフローティ
ングレバー16aと、このフローティングレバー16a
の略々中央部に、切換ロッド16cを介して連結される
上述の切換弁16bと、フローティングレバー16aの
図示右端に、ピストンロッド16dを介して連結される
ダッシュポット16eと、水車10のガイドベーン10
bを開閉制御する操作アーム10eの動作を上記のダッ
シュポット16eに伝達するための連結機構16fとか
ら構成される。
【0015】連結機構16fは、第1のクランク16
g、第2のクランク16hおよび2本の連結ロッド16
j、16kとから構成される。そして、第1のクランク
16gの一方のアームは、連結ロッド16jを介して上
記の操作アーム10eに連結されると共に、他方のアー
ムは、連結ロッド16kを介して第2のクランク16h
の一方のアームに連結され、第2のクランク16hの他
方のアームは、上記のダッシュポット16eのシリンダ
に連結される。
【0016】次に、上記構成の制圧装置の作動を説明す
る。
【0017】水車10により回転駆動され発電する図示
しない発電機の負荷が、何等かの理由によりしゃ断され
ると、水車10の回転速度は上昇するから、調速機がこ
れを検出し、その指令により図示しない配圧弁が切換え
られ、図示しない圧油タンクからガイドベーンサーボモ
ータ12のシリンダの図示下部室に圧油が供給され、そ
の操作桿12aを図示上方向に急速に駆動する。
【0018】そのため、水車10の操作アーム10eは
急速に時計方向に回動され、ガイドベーン10bは急速
に閉操作されるから、水圧管路11より水車10内に流
入していた流水は、急速にその流路を狭められることに
なり、その結果、水圧管路11および水車ケーシング1
0a内の水圧は急速に上昇し始める。この水圧の急上昇
を抑制するための何等かの対策を施さなければ、水圧管
路11或いは水車10は破壊される惧れがある。
【0019】この場合、水圧の急上昇を抑制するための
対策として、制圧装置14が設けられている。
【0020】上記のように、水車10の操作アーム10
eが時計方向に回動されると、連結ロッド16jも上方
向に駆動されるから、第1のクランク16gも時計方向
に回動され、さらに連結ロッド16kを介して第2のク
ランク16hを反時計方向に回動する。
【0021】したがって、ダッシュポット16eのシリ
ンダは、図示上方向に移動し、この時、そのピストンロ
ッド16dもピストンの絞り具合に応じて、シリンダと
略等量図示上方向に移動する。そしてフローティングレ
バー16aは、ピストンロッド16dを介して連結され
ているから、その左端(制圧機弁15aは閉路している
から操作桿15dは固定している)を中心にして反時計
方向に回動し、その右端はシリンダと略等量図示上方向
に移動する。フローティングレバー16aの回動によ
り、その中央部に切換ロッド16cを介して連結されて
いる切換弁16bは、上方向に移動して切換られる。
【0022】この切換弁16bの切換動作により、給油
管19aから切換弁16bを介して制圧機サーボモータ
15cのシリンダに供給されていた作動圧油は、切換弁
16bにより阻止され、圧油給排口15eは、切換弁1
6bを介して排油管19bに連通するから、制圧機サー
ボモータ15cのシリンダ内の作動圧油は、排油管19
bを介して図示しない集油槽に排出される。
【0023】その結果、作動圧油による制圧機サーボモ
ータ15cの操作桿15dに対する上方向への駆動力は
失われ、制圧機弁15aに作用する圧力の上昇した水圧
管路11内の水圧により、その弁体15bは下方向に押
し下げられ、制圧機弁15aは開路する。したがって、
水圧管路11内の圧力水は、分岐管18、制圧機弁15
aを介して制圧機排水管15fに放流されることにな
り、水車ケーシング10aおよび水圧管路11内の水圧
上昇は抑制され、水圧管路11或いは水車10の破壊の
惧れはなくなる。
【0024】一方、制圧機弁15aの開路により、その
操作桿15dは下方に押し下げられれ、尚且つフローテ
ィングレバー16aの自重によりダッシュポット16e
内のピストンは徐々に下がって行く。そしてこの間に、
水車ガイドベーン10bは完全に閉鎖される。そのた
め、切換ロッド16cは押し下げられるから、切換弁1
6bは図示の状態に切換えられ、給油管19aから圧油
が切換弁16bを介して制圧機サーボモータ15cのシ
リンダに供給され、その操作桿15dを徐々に上方向に
駆動して制圧機弁15aを閉路し、元(図示)の状態に
復帰させる。
【0025】このようにして、水車ガイドベーン10b
が急速に閉鎖する際、これと連動して水圧管路11内の
流水を急速に制圧機排水管15f内に放流し、水車ガイ
ドベーン10bの完全閉鎖の後に、水圧管路11内の流
水の放流は徐々に停止され、発電機の負荷遮断を起因と
する水車10のガイドベーン10bの急閉鎖に伴う水圧
管路11内の水圧上昇を抑制するための制圧装置14の
一連の作動は完了し、従来の水力発電所において、後述
するようにに不十分ではあるが、一応、水圧上昇を抑制
する機能は果たしていた。
【0026】なお、上記説明の制圧装置は、全ての水力
発電所に必ずしも設置されるものではなく、通常、水車
の種類、容量或いは水圧管路の耐水圧力等を勘案して設
置が決定されるものである。
【0027】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近建設さ
れる水力発電所においては、その建設についての作業
性、或いは建設コスト等の関係から、水圧管路の材質
を、従来より使用されてきた鉄鋼製からFRP製へと変
更する傾向にある。しかしながら、FRP管は従来の鉄
鋼管に比べると、材質的に弱い。
【0028】このような理由から、水圧管路にFRP管
を使用した水力発電所における水圧管路の水圧上昇の許
容値は、従来よりも低く抑えることが要求される。例え
ば、発電機の負荷遮断時における水車のガイドベーンに
よる流量制御を行うガイドベーンサーボモータの急閉鎖
時間は、従来は3Sec程度であったものを、20乃至
30Secと大幅に遅くする必要があり、水車の大幅の
速度上昇が避けられないのみならず、さらに制圧装置を
設置する必要が生ずる。
【0029】そして、従来の機械式制御方式による制圧
装置においては、ガイドベーンの閉鎖により水車の流量
を制御するガイドベーンサーボモータの操作ストローク
に対し、これに連動して操作される制圧機サーボモータ
の操作ストロークは1:1の比率でしか動作することが
できず、したがって、水車の流量制御を行うガイドベー
ンサーボモータの動作速度を遅くすると、制圧装置の動
作速度も遅くなり、水圧管路の水圧上昇を低い値に抑制
する制圧装置本来の目的は十分には達成されなかった。
【0030】さらに、従来の制圧装置に対しては、機械
式制御方式のみが適用されており、その制御装置に何等
かの異常が発生しても、それに対応するバックアップの
ための制御を行うこともできず、例えば、ダッシュポッ
トの不良により機械制御機構が動作しない場合には、制
圧機が不動作になるという問題があった。
【0031】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、水車のガイドヘーンを開閉制御
してその流量を調整するガイドベーンサーボモータの操
作ストロークに対する制圧機サーボモータの操作ストロ
ークの比率を1より大にすることにより、制圧装置の水
圧上昇抑制機能の向上を可能とすると共に、従来の機械
式制御方式とは関係なしに、制圧機のみの単独動作もで
きるようにし、制圧機の2重化制御を可能にした水力発
電所の制圧装置を提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、水力発電所に設置される発電用水車の水
口近傍に設けられ、制圧機サーボモータによりその制圧
機弁が開閉制御される制圧機と、前記制圧機サーボモー
タの操作桿の頂端がその一端に連結されるフローティン
グレバーと、このフローティングレバーの中間にその頂
端が連結される切換ロッドを有し、前記フローティング
レバーの上下動により切換えられ、前記制圧機サーボモ
ータのシリンダに作動圧油を給排して前記制圧機弁の開
閉を司る切換弁と、前記フローティングレバーの他端に
そのピストンロッドの頂端が連結されるダッシュポット
と、その一方のアームが前記発電用水車の流量調整弁の
開閉制御を行う流量調整弁サーボモータの操作桿に連結
される第1のクランクとその一方のアームが前記第1の
クランクの他方のアームに連結されその他方のアームが
前記ダッシュポットのシリンダに連結される第2のクラ
ンクとを有し前記流量調整弁サーボモータの動作を前記
ダッシュポットのシリンダに伝達する連結機構とを備え
た制圧機制御装置と、を備えた水力発電所の制圧装置に
おいて、前記フローティングレバーを、その一端に前記
制圧機サーボモータが連結されると共にその中間に前記
切換弁が連結される新フローティングレバーと、その中
間において回動自在に軸支されその一端が前記ダッシュ
ポットに連結される揺動レバーとに分割し、さらに、略
直交する2つのアームを備えこれら両アームの交差部に
おいて回動自在に軸支されるカムを設け、このカムの一
方のアームに形成された作動面に前記フローティングレ
バーの他端を摺動自在に係合させると共に他方のアーム
をリンクを介して前記揺動レバーの他端に連結して、前
記流量調整弁サーボモータの閉操作ストロークに対する
前記制圧機サーボモータの開操作ストロークの比率を1
より大きくしたことを特徴とする。
【0033】
【作用】流量調整弁サーボモータの閉操作ストロークに
対する制圧機サーボモータの開操作ストロークの比率を
1より大としたから、ガイドベーン或いはニードル等の
緩閉操作に際しても制圧機は急速に開操作され、水圧管
路の水圧の上昇値を低く抑えることが可能となる。
【0034】
【実施例】以下、図面を参照して本発明を説明する。図
1は、本発明の一実施例を示し、フランシス水車に本発
明の制圧機を主体とする制圧装置を適用した場合の概念
図であり、図2と同一部分には同一符号を付しているの
で、それらの詳細な説明は省略する。
【0035】図1と図2とで異なる部分は下記の2点で
ある。即ち、 (a) 図1におけるフローティングレバーを、新フロ
ーティングレバーと、その中間において回動自在に軸支
される揺動レバーとに分割し、これらの新フローティン
グレバーと揺動レバーとの間にカムを設けて両者を連結
したこと。 (b) 図1における給油管の上流側(図示しない圧油
タンク側)に新たに電磁切換弁を設け、この電磁切換弁
を介して図示しない圧油タンクから切換弁に作動圧油を
供給するようにしたこと。
【0036】次に、本発明の構成を説明する。図1にお
いて、10は水車、10aは水車ケーシング、10bは
ガイドベーン、10cはガイドリング、10dはリンク
機構、10eは操作アーム、11は水圧管路、12はガ
イドベーンサーボモータ、12aは操作桿、14は制圧
装置、15は制圧機、15aは制圧機弁、15bは制圧
機弁体、15cは制圧機サーボモータ、15dは操作
桿、15eは圧油給排口、15fは制圧機排水管、16
は制圧機制御装置、16bは切換弁、16cは切換ロッ
ド、16dはピストンロッド、16eはダッシュポッ
ト、16fは連結機構、16gは第1のクランク、16
hは第2のクランク、16j,16kは連結ロッド、1
8は分岐管、19aは給油管、19bは排油管である。
【0037】次に、既にその概要を述べた図1と図2と
の異なる部分に就いて詳細に説明する。
【0038】(a)先ず、第1点は、従来装置を示す図
1における制圧機制御装置16の構成要素であるフロー
ティングレバー16aを、本発明装置においては、新フ
ローティングレバー16aaと、その中間において回動
自在に軸支される揺動レバー16acとに分割する。そ
して、この新フローティングレバー(以下フローティン
グレバーと記す)16aaには、従来装置と同様に、そ
の図示左端には制圧機サーボモータ15cの操作桿15
dの頂端が連結され、その略々中央部には、その切換ロ
ッド16cを介して切換弁16bが連結されている。そ
して、その図示右端は、略々直角に僅かに下方に延長さ
れ、その先端にはローラー16abが取付けられる。
【0039】16mは、新たに付加したカムで、略々直
交する2つのアーム16maと16mbとから構成さ
れ、これらの両アーム16maと16mbとの交差部に
おいて回動自在に軸支されている。アーム16maの図
示上面には、楕円の一部と類似の曲面をなす作動面16
mcが形成され、この作動面16mcには、上記のフロ
ーティングレバー16aaの先端のローラー16abが
係合し、ローラー16abは、カム16mの回動に応じ
て、作動面16mcに沿って回転しながら移動し得ると
共に、切り離し可能の状態になっている。
【0040】一方、揺動レバー16acは、既述のよう
に、その中間において回動自在に軸支されると共に、そ
の図示左方に設けられ、その図示下端が固定されたスプ
リング16nにより支持されている。そして、その図示
右端には、従来装置と同様に、ピストンロッド16dを
介してダッシュポット16eが連結されており、図示左
端は、リンク16adにより、上記のカム16mのアー
ム16mbの図示右端に連結されている。
【0041】(b)次に、第2点は、従来装置には設け
られていない水車のガイドベーンの開閉制御には関係の
ない図示しない制御盤から与えられる制圧機開操作指令
信号により切換えられ、常時は、図示の状態を保持する
電磁切換弁を16pを付加する。そして、図示しない圧
油タンクから給油管19aを介して供給される圧油は、
先ず、電磁切換弁16pに与えられ、電磁切換弁16p
を通過した後、作動圧油管16rを介して切換弁16b
に供給される。16sは切換弁16bの排油管であり、
16tは制圧機15の圧油給排口15eと電磁切換弁1
6pとの間を接続する作動圧油管で、その中間に絞り弁
16uが設けられる。
【0042】以上、本発明装置の構成を述べたので、次
にその作動を説明する。
【0043】水車10により回転駆動される図示しない
発電機の負荷が、何等かの理由によりしゃ断されると、
図示しない圧油タンクからガイドベーンサーボモータ1
2のシリンダの図示下部室に圧油が供給され、その操作
桿12aを図示上方向に急速に駆動し、水車10の操作
アーム10eを時計方向に急速に回動してガイドベーン
10bを急速に閉操作する。その結果、水圧管路11内
の水圧は急速に上昇し始めるこれと同時に、水車10の
閉操作に連動して、連結機構16fにより水車10の操
作アーム10eに連結したダッシュポット16eが上方
向に引き上げられるから、揺動レバー16acは反時計
方向に回動する。そのため、スプリング16nは押し下
げられ、揺動レバー16acは、リンク16adを介し
てカム16mを時計方向に回動させる。
【0044】カム16mが時計方向に回動すると、その
作動面16mcに係合しているローラー16abは、回
転しながら作動面16mcに沿って摺動し、フローティ
ングレバー16aaをその左端を中心にして回動させ、
切換弁16bを切換える。
【0045】この切換弁16bの切換動作により、給油
管19aから電磁切換弁16p、作動圧油管16rおよ
び切換弁16bを介して制圧機サーボモータ15cのシ
リンダに供給されていた作動圧油は、切換弁16bによ
り阻止され、圧油給排口15eは、切換弁16bを介し
て排油管16sに連通するから、制圧機サーボモータ1
5cのシリンダ内の作動圧油は、排油管16sを介して
図示しない集油槽に排出される。
【0046】その結果、制圧機弁15aに作用する圧力
の上昇した水圧管路11内の水圧により、その弁体15
bは下方向に押し下げられれ、制圧機弁15aは開路す
る。したがって、水圧管路11内の流水は、分岐管1
8、制圧機弁15aを介して制圧機排水管15fに放流
されることになり、水車ケーシング10aおよび水圧管
路11内の水圧上昇は抑制され、それらの破壊の惧れは
なくなる。
【0047】なお、上記に説明の制圧機弁15aの開操
作において、ガイドベーンサーボモータ12の閉操作ス
トロークに対する制圧機サーボモータ15cの開操作ス
トロークの比率は、カム16mの作動面16mcの形状
を変えることにより任意に選ぶことができる。
【0048】一方、制圧機弁15aの開路により、その
操作桿15dは下方向に引き下げられ、尚且つ、スプリ
ング16nの反発力により揺動レバー16acは押し上
げられるからカム16mは反時計方向に回動する。その
結果、フローティングレバー16aaは下方に移動する
から、切換弁16bの切換ロッド16cも下方に押下げ
られ、切換弁16bは切換えられ図示の状態に復帰す
る。この間に、水車ガイドベーン10bは全閉される。
【0049】そのため、圧油が給油管19aから電磁切
換弁16p、作動圧油管16rおよび切換弁16bを介
して制圧機サーボモータ15cのシリンダに供給され、
その操作桿15dを徐々に上方向に駆動して制圧機弁1
5aを閉路し、制圧機15を図示の状態に復帰させ、一
連の制圧装置の制御動作は完了する。
【0050】なお、カム16mの作動面16mcの形状
を変えることにより、水車10のガイドベーン10bが
全閉になる前に制圧機弁15aを全閉にすることも可能
である。
【0051】ところで、従来の制圧装置14には、制圧
機制御装置16に異常が発生し制圧機15が不動作にな
った場合のバックアップのための手段が無かったが、次
に、そのためのバックアップ装置として付加した電磁切
換弁16pによる制圧機15の制御動作について説明す
る。
【0052】電磁切換弁16pは、ガイドベーンサーボ
モータ12の動作に連動して作動する制圧機制御装置1
6の動作には関係なく、図示しない制御盤から送出され
る制圧機開操作指令信号20を受信して切換えられ、制
圧機15を開閉制御する装置であり、既述のように、常
時は図示の状態を保持している。
【0053】上記の制圧機開操作指令信号20を受信し
ていない時は、図示の状態にあり、この時、制圧機制御
装置16も動作していないから、切換弁16bも図示の
状態にある。したがって、図示しない圧油タンクから圧
油が、給油管19aを介し電磁切換弁16p、作動圧油
管16rおよび切換弁16bを経て、圧油給排口15e
から制圧機サーボモータ15cのシリンダに供給され、
(この時、作動圧油管16tの出口は電磁切換弁16p
により閉鎖されている)制圧機15aは閉路している。
【0054】制圧機開操作指令信号20を受信すると、
電磁切換弁16pは動作して図示上方に切換えられるこ
とにより、給油管19aからの圧油は阻止され、作動圧
油管16tと排油管19bとが連通するから、制圧機サ
ーボモータ15cのシリンダ内の作動圧油は排油管19
bを経て図示しない集油槽に排出される。したがって、
制圧機弁15aの弁体15bは、制圧機弁15a内の水
圧により下方に押し下げられて制圧機弁15aは開路す
るから、水圧管路11内の圧力水は、制圧機排水管15
fへ放流される。
【0055】制圧機弁15aの開路により、その操作桿
15dは下方に引き下げられるからフローティングレバ
ー16aaは、切換ロッド16cとの連結点を中心にし
て反時計方向に回動し、ローラー16abとカム16m
とは切り離される。
【0056】なお、制圧機弁15aの開動作速度の調整
は、作動圧油管16tの中間に設けた絞り弁16uを使
用して作動圧油の排出流量を調整することにより行われ
る。
【0057】制圧機開操作指令信号20の送出が停止さ
れると、電磁切換弁16pは動作し図示の状態に切換え
られ、圧油が給油管19aから電磁切換弁16p、作動
圧油管16r、切換弁16bを経て、圧油給排口15e
から制圧機サーボモータ15cのシリンダに供給され、
制圧機15aは閉路し、フローティングレバー16aa
のローラー16abはカム16mの作動面16mcに接
触し、図示の状態に復帰する。
【0058】なお、制圧機開操作指令信号20は、通
常、水車10の回転速度または回転速度の上昇率、もし
くは水車ケーシング10aの水圧変動値等が、所定の許
容値を超過した時に、制御盤より発信される。
【0059】上記実施例は、水車の流量調整弁としてガ
イドベーンを用いたものを説明したが、これはペルトン
水車のニードル弁であってもよい。
【0060】
【発明の効果】以上、本発明について詳細に説明した
が、本発明によれば、水車の流量調整弁を開閉制御する
流量調整弁サーボモータの閉操作に連動して開動作する
制圧機サーボモータの操作ストロークを、流量調整弁サ
ーボモータの操作ストロークより大きくしたから、ガイ
ドベーン或いはニードル等の緩閉操作に際しても制圧機
は急速に開操作され、水圧管路の水圧の上昇値を低く抑
えることができる。
【0061】また、流量調整弁サーボモータの動作に連
動して作動する制圧機制御装置の動作に関係なく、制御
盤から送出される制圧機開操作指令信号を受信して切換
えられ、制圧機を開閉制御する電磁切換弁を設けたか
ら、制圧機制御装置に何等かの異常が発生しても安全に
制圧機を開操作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、フランシス水車に本
発明の制圧機を主体とする制圧装置を適用した場合の概
念図である。
【図2】フランシス水車に従来の制圧機を主体とする制
圧装置を適用した場合の概念図である。
【符号の説明】
10 水車 10a 水車ケーシング 10b ガイドベーン 10e 操作アーム 11 水圧管路 12 ガイドベーンサーボモータ 12a 操作桿 14 制圧装置 15 制圧機 15a 制圧機弁 15c 制圧機サーボモータ 15d 操作桿 15e 圧油給排口 16 制圧機制御装置 16aa フローティングレバー 16ac 揺動レバー 16b 切換弁 16e ダッシュポット 16m カム 16mc 作動面 16n スプリング 16p 電磁切換弁 16r,16t 作動圧油管 18 分岐管 19a 給油管 19b 排油管 20 制圧機開操作指令信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水力発電所に設置される発電用水車の水
    口近傍に設けられ、制圧機サーボモータによりその制圧
    機弁が開閉制御される制圧機と、 前記制圧機サーボモータの操作桿の頂端がその一端に連
    結されるフローティングレバーと、このフローティング
    レバーの中間にその頂端が連結される切換ロッドを有
    し、前記フローティングレバーの上下動により切換えら
    れ、前記制圧機サーボモータのシリンダに作動圧油を給
    排して前記制圧機弁の開閉を司る切換弁と、前記フロー
    ティングレバーの他端にそのピストンロッドの頂端が連
    結されるダッシュポットと、その一方のアームが前記発
    電用水車の流量調整弁の開閉制御を行う流量調整弁サー
    ボモータの操作桿に連結される第1のクランクとその一
    方のアームが前記第1のクランクの他方のアームに連結
    されその他方のアームが前記ダッシュポットのシリンダ
    に連結される第2のクランクとを有し前記流量調整弁サ
    ーボモータの動作を前記ダッシュポットのシリンダに伝
    達する連結機構とを備えた制圧機制御装置と、を備えた
    水力発電所の制圧装置において、 前記フローティングレバーを、その一端に前記制圧機サ
    ーボモータが連結されると共にその中間に前記切換弁が
    連結される新フローティングレバーと、その中間におい
    て回動自在に軸支されその一端が前記ダッシュポットに
    連結される揺動レバーとに分割し、さらに、略直交する
    2つのアームを備えこれら両アームの交差部において回
    動自在に軸支されるカムを設け、このカムの一方のアー
    ムに形成された作動面に前記フローティングレバーの他
    端を摺動自在に係合させると共に他方のアームをリンク
    を介して前記揺動レバーの他端に連結して、前記流量調
    整弁サーボモータの閉操作ストロークに対する前記制圧
    機サーボモータの開操作ストロークの比率を1より大き
    くしたことを特徴とする水力発電所の制圧装置。
  2. 【請求項2】 常時は、給油管から供給される圧油の通
    過を許容して切換弁に作動圧油を供給すると共に制圧機
    サーボモータのシリンダの圧油給排口に接続された作動
    圧油管の作動圧油の通過を阻止し、制圧機開操作指令信
    号を受信することにより切換制御されて、前記給油管か
    ら供給される圧油の通過を阻止すると共に前記作動圧油
    管の作動圧油の通過を許容する電磁切換弁を付加したこ
    とを特徴とする請求項1記載の水力発電所の制圧装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000036300A1 (en) * 1998-12-11 2000-06-22 Changhwan Cho Method and apparatus for generating electricity using hydraulic turbine of lift power
WO2001050019A1 (en) * 1999-12-30 2001-07-12 Changhwan Cho Electric car equipped with hydraulic lift power turbine
CN102022293A (zh) * 2010-12-17 2011-04-20 陈达强 杠杆式蓄能发电方法及装置
CN105044400A (zh) * 2015-08-20 2015-11-11 国家电网公司 一种水电机组调速器涉网试验频率信号接线切换装置及方法

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