JP6992598B2 - 回路遮断器 - Google Patents

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Description

本発明は、電力系統を遮断及び接続する回路遮断器に関する。
特許文献1においては、主接点の開極に伴って発生するアークにエアシリンダから空気を吹き付けてアークを消弧させる直流遮断器が開示されている。具体的には、エアシリンダからノズルを介してアークに空気を吹き付け、この吹き付けによってアークがアークランナーに移行され、アークがグリッドによって分断されて消弧される。
かかるアークの消弧にあっては、アーク電流によって生じるアーク駆動電磁力が極めて小さい小電流の場合、エアシリンダによる吹き出し空気による駆動力だけではアークランナーにアークを移行することが困難となる。そこで、特許文献1では、エアシリンダの外周に中空円筒形の空気タンクを設けている。空気タンクには圧縮空気発生装置から圧縮空気が供給されている。空気タンク内の圧縮空気はエアシリンダに重畳されて送り込まれ、空気タンク内の圧縮空気とエアシリンダ内の圧縮空気とが合成された空気がノズルからアークに向かって吹き付けられる。
実開平5-38508号公報
特許文献1にあっては、空気タンクに圧縮空気を供給するための圧縮空気発生装置が必要となり、装置の大型化、設置スペースの拡大化、という問題がある。また、圧縮空気発生装置を駆動するために電力供給する必要があり、大電流が流れるおそれがある遮断器にて漏電や短絡対策に要する構成が複雑化する、という問題もある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、省スペース化を図りつつ、構成の簡略化を図ることができる回路遮断器を提供することを目的とする。
本発明の回路遮断器は、接離可能に設けられて接触状態で通電し、離間状態で通電を遮断する固定接触子及び可動接触子と、前記可動接触子における前記離間状態から前記接触状態への動作によって圧縮空気を生成可能な圧縮部と、前記圧縮部で生成された圧縮空気を貯留可能な蓄圧部と、前記固定接触子及び前記可動接触子間で発生したアークに対し、前記蓄圧部に貯留された圧縮空気を吹き付ける吹付部と、前記蓄圧部から前記吹付部に流れる圧縮空気を制御する調整弁とを備えていることを特徴とすることを特徴とする。
本発明によれば、可動接触子における離間状態から接触状態への投入(閉極)動作により圧縮部で空気を圧縮することが可能となる。かかる動作を利用して空気を圧縮することで、コンプレッサ等の圧縮装置が不要となり、装置の小型化、設置スペースの縮小化を図ることができる。更には、圧縮装置のための電力供給が不要となり、漏電や短絡対策のための構成をなくしたり簡略化したりすることができる。しかも、アークに空気を吹き付ける可動接触子の遮断動作時には空気の圧縮が不要となり、可動接触子の遮断動作の負荷となることを回避でき、遮断速度を良好に保つことができる。また、蓄圧部で貯留した圧縮空気を調整弁の制御を介して吹付部より吹き付けるので、遮断開始から空気の吹き付け開始までの時間を調整してアークを移行させる時間の遅延を抑制でき、アーク遮断時間を短縮することができる。
実施の形態に係る回路遮断器の概略構成図である。 実施の形態に係る吹付機構の概略構成図である。 回路遮断器の遮断動作の説明図である。 回路遮断器の遮断動作の説明図である。 回路遮断器の遮断動作の説明図である。 回路遮断器の投入動作の説明図である。 回路遮断器の投入動作の説明図である。 図8Aは従来構造の吹付流速特性を示すグラフであり、図8Bは実施の形態の吹付流速特性を示すグラフである。
以下、添付図面を参照して、実施の形態にかかる回路遮断器について説明する。図1は、実施の形態に係る回路遮断器の概略構成図である。なお、回路遮断器は、図1に示す構成に限定されない。図1に示す回路遮断器は一例に過ぎず、適宜変更が可能である。
図1に示すように、回路遮断器10は、図1中上方の導体11が接続される固定接触子12と、図1中下方の導体13が接続される可動接触子14とを備えている。固定接触子12及び可動接触子14は接離可能に設けられ、接触状態で通電(閉極)し、離間状態で通電を遮断(開極)する。各導体11、13は、整流器や変圧器等の外部機器に接続される。固定接触子12又は導体11には検出器(検出部)16が設けられている。検出器16は、固定接触子12又は導体11における電流値を検出する。そして、該電流値が所定の閾値を超えたときに遮断指令を出力し、回動部材16aの先端が上方に変位するよう動作させる(図3参照)。また、検出器16の回動部材16aは、オペレータによる外部からの操作や所定のタイマー制御等による遮断指令によっても、上記と同様に動作する。
可動接触子14は、本実施の形態では上下方向に延出しており、下端部において支持軸14aを介して回転可能に支持されている。従って、可動接触子14は、上端側が左右に変位するように支持軸14aを中心として回転可能となっている。
また、回路遮断器10は、可動接触子14を駆動可能な駆動機構20と、圧縮空気を吹き付ける吹付機構30と、各接触子12、14の上方に設けられた消弧部50とを備えている。
駆動機構20は、可動接触子14の上端側に連結される遮断ばね21と、可動接触子14に設けられたピン22に係止可能なラッチ23とを備えている。駆動機構20では、引張りばねとなる遮断ばね21を引き伸ばした状態でラッチ23がピン22に係止された状態となり、この状態で可動接触子14が固定接触子12に接触する接触状態とされる。この状態から、ラッチ23の先端を上方に動作させることで、ラッチ23とピン22との係止が解除され、遮断ばね21の復元力により可動接触子14の上端が図1にて左方向に変位される(図4参照)。この変位によって可動接触子14が固定接触子12から離間する離間状態とされる。
また、駆動機構20は、電磁石等を用いた機構によって出力軸25aを進退可能な投入器25と、出力軸25aの先端側に連結される投入機構26と、可動接触子14の基端側に設けられて投入機構26側に突出する投入アーム27とを備えている。
投入機構26は、複数のリンクバー26aがヒンジ連結されて構成され、一端側(図1中左端側)が投入器25の出力軸25aの先端に相対回転可能に軸支持されている。投入機構26の他端側(図1中右端側)は、投入アーム27の先端に対向配置される。投入機構26は、出力軸25aの進退動作によって各リンクバー26aが回動され、他端側が左右方向に変位する。具体的には、出力軸25aの上昇によって他端側が右上方向に変位し、投入アーム27を右上方向に押圧する。一方、出力軸25aを下降した場合には、投入機構26の他端側が左方向に変位し、投入アーム27から離間するようになる。
吹付機構30は、ピストン(圧縮部)31を収容するシリンダ(圧縮部)32と、ピストン31に連結されてシリンダ32の外部に突出するロッド33と、可動接触子14の基端側に設けられてロッド33の端部が当接するロッド押し部34とを備えている。また、吹付機構30は、シリンダで生成された圧縮空気を貯留可能なエアタンク(蓄圧部)36と、エアタンク36にホース37を介して接続されるノズル(吹付部)38と、ホース37に設けられた電磁弁(調整弁)39とを備えている。
図2は、実施の形態に係る吹付機構の概略構成図である。図2に示すように、シリンダ32内には、シリンダ32とピストン31とに連結されるばね部材(付勢手段)41が設けられている。ばね部材41は、引張りばねとなり、ピストン31及びロッド33を図2中左方向に付勢している。これにより、ロッド33の一端(左端)がロッド押し部34に押し付けられて接触した状態が保たれる。ばね部材41の付勢力に抗してピストン31が図2の二点鎖線で示すように右方向に動作すると、シリンダ32内で空気が圧縮されて圧縮空気が生成される。
シリンダ32で生成された圧縮空気は、流路42を介してエアタンク36に流れ込んで貯留される。流路42には逆止弁43が設けられ、エアタンク36からシリンダ32に空気が逆流することを規制してエアタンク36における圧縮空気の圧力低下が抑制される。また、エアタンク36には安全弁44が設けられている。安全弁44は、エアタンク36内の圧力が規定値以上に上昇したときに自動的に開弁し、圧縮した空気を外部に逃がして規定値の圧力に低下させる。
エアタンク36とノズル38とを接続するホース37には、エアタンク36からノズル38に流れる圧縮空気を制御する電磁弁(調整弁)39が設けられている。電磁弁39が閉弁状態から開弁されることでノズル38からの圧縮空気の吹き付けを開始する一方、エアタンク36に圧縮空気を貯留する際には電磁弁39が閉弁される。ノズル38は、固定接触子12及び可動接触子14の各接点の下方に設けられ(図4参照)、それらの間で発生したアークKに対し、エアタンク36に貯留された圧縮空気を吹き付ける。
電磁弁39は、遅延制御部46を介して開弁動作のタイミング、つまりノズル38から空気を吹き付けるタイミングが制御される。遅延制御部46は、CPUやRAM、ROMを有するコンピュータやディレイ回路によって構成される。遅延制御部46には、検出器16の遮断指令が入力され、かかる入力のタイミングから予め記憶した遅延時間の経過後に、電磁弁39が開弁するように制御する。なお、遅延制御部46にて、遅延時間を0として、検出器16からの信号を入力したタイミングで電磁弁39が開弁する制御を行うことを妨げるものでない。
図1に戻り、消弧部50は、消弧室51と、消弧室51内において固定接触子12及び可動接触子14の上方に配設された一対のアークランナー52、53とを備えている。また、消弧室51内の上方には、薄板状のグリッド54が複数配設されている。アークランナー52、53は、固定接触子12及び可動接触子14の上部で発生したアークK(図4参照)を転流させて走行させる。消弧部50では、アークランナー52、53上を走行させたアークKをグリッド54まで導き、グリッド54でアークKを引き伸ばして昇圧する。これにより、固定接触子12及び可動接触子14の遮断を完了する。
続いて、上記回路遮断器10の遮断動作及び投入動作について図1に加えて図3から図7を参照して説明する。図3から図5は、回路遮断器の遮断動作の説明図、図6及び図7は、回路遮断器の投入遮断動作の説明図である。
先ず、回路遮断器10の遮断動作について説明する。図1では投入(閉極)した状態の回路遮断器10を示している。この状態で、短絡や事故等によって大電流が発生し、導体11を流れる電流が上昇すると、かかる電流上昇を検出器16が検出する。すると、図3に示すように、検出器16が遮断指令を発することで回動部材16aが回動動作し、回動部材16aの先端を上方に変位する。この変位によって、ラッチ23の先端を上方に動作し、ラッチ23とピン22との係止を解除する。なお、回路遮断器10を遮断する場合、大電流が発生した場合に限られず、回路遮断器10を含む所定の回路等の通常運転中でも遮断が実施され、この場合には、定格電流以下の小電流が各導体11、13に流れている。
かかる係止を解除した瞬間に、図4に示すように、遮断ばね21の復元力により可動接触子14の上端が図4にて左方向に変位するよう回動する。この変位によって可動接触子14が固定接触子12から離間する離間状態となり、固定接触子12及び可動接触子14間の電流を遮断(開極)する。図4における可動接触子14の変位後は、ピン22の上にラッチ23が載った状態となる。
可動接触子14が固定接触子12から離間することで、それらの端子間にアークKが発生する。このアークKに対しては、電磁弁39が開弁することでノズル38からエアタンク36に貯留された圧縮空気を下方から吹き付ける。吹き付けのタイミングは後述する。アークKに圧縮空気を吹き付けることで、アークKがアークランナー52、53に移行して走行され、その後、アークKがグリッド54で引き伸ばして昇圧されることで電流遮断に要する時間を短縮することができる。
可動接触子14の遮断動作時の回動において、吹付機構30では、ばね部材41の付勢力によってロッド33が左方向に変位する。これにより、ロッド33の左端がロッド押し部34に押し付けられた状態が保たれ、ばね部材41の付勢力が可動接触子14が回動方向に加わることとなる。従って、ロッド33の変位によってシリンダ32内のピストン31も左方に変位するが、ピストン31の変位はばね部材41の付勢力により発生するので、可動接触子14の動作抵抗にならない。
遮断の完了後は、図5に示すように、検出器16の回動部材16aが初期位置に復帰する。
図5における遮断した状態の回路遮断器10にて投入動作を実施する場合、図6に示すように、投入器25の出力軸25aを上昇動作する。この上昇動作によって、投入機構26の複数のリンクバー26aがそれぞれ回動し、右端側にて投入アーム27を右上方向に押圧する。すると、遮断ばね21を引き伸ばしながら可動接触子14の上端が右方向に変位するよう回動し、図7に示すように、ラッチ23がピン22に係止された状態となる。このとき、可動接触子14と固定接触子12とが離間した離間状態から、相互に接触する接触状態となり、固定接触子12及び可動接触子14間の電流を投入(閉極)する。投入完了後は、投入器25の出力軸25aを下降して元の位置に復帰し、図1に示すように、投入機構26の右端と投入アーム27とを離間した状態にする。
上記の可動接触子14の投入動作時の回動において、吹付機構30では、図6に示すように、ロッド押し部34が右方向に変位し、この変位によりばね部材41の付勢力に抗してロッド33及びピストン31を右方向に変位する。ピストン31が変位すると、シリンダ32内の空気が圧縮され、圧縮された空気がエアタンク36に流れ込んで圧縮空気を貯留することができる。このとき、電磁弁39は閉弁しておく。
このような実施の形態によれば、投入時の可動接触子14の動作でピストン31を動作してシリンダ32で圧縮空気を生成するので、コンプレッサ等の大型となり且つ電力供給が必要な圧縮装置を省略することができる。かかる省略を実現した分、回路遮断器10の小型化、設置スペースの縮小化を達成できる上、圧縮装置駆動用の電力系統をなくすことができ、高電圧となり得る回路遮断器10での漏電や短絡を防止する構造を簡素化することができる。
また、上記実施の形態では、可動接触子14の投入動作を利用して圧縮空気を生成し、空気を吹き付ける遮断動作では空気の圧縮を行わない。これにより、遮断時間を短縮すべく、より高速な遮断動作が要求される可動接触子14において、その遮断動作に負荷が発生する原因をなくすことができる。つまり、可動接触子14の動作を利用して効率良く圧縮空気を生成しつつ、遮断速度を良好に保って接続機器に対する通電時間が長くなることを回避できる。
ところで、従来構造として、遮断時の可動接触子の動作に連動してシリンダ内のピストンを駆動し、圧縮空気を吹き付ける構成を採用したものがある。従来構造では、可動接触子が動作を開始してからシリンダ内で空気を圧縮するので、その開始のタイミングから吹付流速が目標流速に達するまでの時間tが長くなる(図8A参照)。
一方、また、上記実施の形態では、エアタンク36で圧縮空気を一旦貯留し、電磁弁39を開弁することで貯留した圧縮空気をアークKに吹き付けている。従って、従来構造のような圧縮する動作が不要になる分、電磁弁39を開弁してから目標流速に達するまでの時間Tを従来構造の時間tに比べて短縮することができる。これにより、流速応答性能(立ち上がり性)を良好にすることができ、アークKを移行させる時間の遅延を抑制してアーク遮断時間を短縮することができる。
ここで、小電流遮断時に発生するアークKは、事故時の大電流によって発生するアークKよりも電流値が小さいことからアークKの駆動力が小さくなり、アークKが各接触子12、14の近傍で停滞し、適切な遮断が行い難くなる。そこで、上記実施の形態のように、アークKに圧縮空気を吹き付けてアークKを空気によって引き伸ばすことで、小電流遮断時においても遮断の確実性を高めることができる。
ところが、小電流遮断時において、各種の条件によっては、圧縮空気の吹き付けによってアークKのルーピングが生じる場合がある。この場合、ルーピングしたアークKの近接点で短絡が発生することで、アークKの伸長及び短縮を繰り返す現象が発生する可能性がある。かかる現象が発生すると、遮断指令と同時に圧縮空気を吹き付けてもアーク遮断時間を良好に短縮できなくなる場合がある。
そこで、本実施の形態では、上述した遅延制御部46(図2参照)によって電磁弁39を開弁するタイミングを制御している。遅延制御部46では、検出器16から出力される遮断指令を入力したタイミングから予め設定した遅延時間の経過後に、電磁弁39が開弁するように制御する。従って、回路遮断器10の試験運転等において、同じ条件にて、遅延時間を経過させた場合と経過させない場合とで遮断時間を比較しておく。そして、遅延時間を経過させた場合の方が遮断時間を短縮できれば、その遅延時間後に電磁弁39を開弁するよう制御する。これにより、ルーピングによる現象が生じても、アーク遮断時間を良好に短縮することができる。
なお、本発明は上記実施の形態に限定されず、種々変更して実施することが可能である。上記実施の形態において、添付図面に図示されている大きさや形状、向きなどについては、これに限定されず、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、遅延制御部46による遅延時間を設けた開弁制御は、遅延時間の有無によってアーク遮断時間に変化がなければ実施しなくても良く、選択的に採用し得る制御となる。
また、固定接触子12及び可動接触子14の構造や向きについては、上記と同様の機能を有する限りにおいて、例えば、可動接触子14を鉛直方向に動作して固定接触子12と切離可能にする等、変更してもよい。この場合、各接触子12、14の向きに応じて消弧部50の向きも変更される。
また、圧縮空気を生成する圧縮部としては、シリンダ32及びピストン31を採用する他、可動接触子14の投入動作を回転動作や往復動作に変換する機構を介して圧縮空気を生成可能な構成にする等、種々の変更が可能である。
また、駆動機構20は、上記実施の形態で示した構成に限られるものでなく、可動接触子14を接触状態から離間状態に駆動するものであれば、種々の構成を採用することができる。
10 回路遮断器
12 固定接触子
14 可動接触子
16 検出器(検出部)
31 ピストン(圧縮部)
32 シリンダ(圧縮部)
36 エアタンク(蓄圧部)
38 ノズル(吹付部)
39 電磁弁(調整弁)
41 ばね部材(付勢手段)
46 遅延制御部
K アーク

Claims (3)

  1. 接離可能に設けられて接触状態で通電し、離間状態で通電を遮断する固定接触子及び可動接触子と、
    前記可動接触子における前記離間状態から前記接触状態への動作によって圧縮空気を生成可能な圧縮部と、
    前記圧縮部で生成された圧縮空気を貯留可能な蓄圧部と、
    前記固定接触子及び前記可動接触子間で発生したアークに対し、前記蓄圧部に貯留された圧縮空気を吹き付ける吹付部と、
    前記蓄圧部から前記吹付部に流れる圧縮空気を制御する調整弁とを備えていることを特徴とする回路遮断器。
  2. 前記可動接触子を前記接触状態から前記離間状態に動作するための遮断指令を出力する検出部と、
    前記遮断指令の入力後、所定の遅延時間経過後に前記調整弁を開弁する制御を行う遅延制御部とを備えていることを特徴とする請求項1に記載の回路遮断器。
  3. 前記圧縮部は、圧縮空気を生成可能なピストン及びシリンダと、
    前記ピストン及び前記シリンダに連結され、前記可動接触子を前記接触状態から前記離間状態に動作する方向に付勢する付勢手段とを備えていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回路遮断器。
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