JPH07259718A - 水車制圧機の制御機構 - Google Patents

水車制圧機の制御機構

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Publication number
JPH07259718A
JPH07259718A JP6075516A JP7551694A JPH07259718A JP H07259718 A JPH07259718 A JP H07259718A JP 6075516 A JP6075516 A JP 6075516A JP 7551694 A JP7551694 A JP 7551694A JP H07259718 A JPH07259718 A JP H07259718A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side arm
guide vane
pressure
pressure regulator
suppressor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP6075516A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Matsushita
広 松下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP6075516A priority Critical patent/JPH07259718A/ja
Publication of JPH07259718A publication Critical patent/JPH07259718A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Control Of Water Turbines (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 緊急時の制圧機効果を損なうことなく、従来
発生していた通常停止時の制圧機からの放水損失を防止
すること。 【構成】 水車制圧機の制御機構におけるダッシュポッ
ト3及び配圧弁4と連動するレバー2に連結された制圧
機側アーム1Aと、この制圧機側アームに連動しかつば
ね20より結合されたガイドベーン側アーム1Bとによ
って、2連式操作アーム構造とし、制圧機側アーム1A
がガイドベーンの無負荷開度までガイドベーン側アーム
1Bを動作させると共に、その動作をストッパ25によ
って停止し、その後ガイドベーン側アーム1Bはばね2
0の力に抗して全閉位置まで単独で動作するようにした
もの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通常停止時に発生する
水車制圧機からの放水損失を防止する制圧機制御機構に
関する。
【0002】
【従来の技術】水車及びポンプ水車において、制圧機は
通常水車のケーシングに取付けられ、調速機に連結され
る。そして、非常停止や負荷が急減したとき、調速機は
ガイドベーンを閉じると同時に制圧機を開いて水圧管よ
りの水を放出し、水口の動作が終わったのち弁は自動的
にゆるやかに閉じる。これは、水圧管内流速の急変を防
いで水撃作用を軽減するためである。
【0003】図2は、従来の水車制圧機制御機構の動作
説明図である。図2において、図示していないガイドベ
ーンが急激に閉じると、アーム1は点線位置に移動し、
これによりレバー2はダッシュポット3を支点として配
圧弁4を開く。これにより、サーボモータ5のピストン
6を押圧する圧油が排出され、制圧機7が作動して弁8
が開らき、これにより水口9が開らいて水車ケーシング
10内の圧力水が放出される。また、弁8が開くと、カ
ム11が移動してレバー2の支点が下降し、配圧弁4を
閉じてフィードバック作用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】水車発電機の停止制御
に際して、通常停止時はガイドベーンを徐々に閉じて無
負荷とし、解列の後ガイドベーンを急閉する。このと
き、制圧機の弁が小開して圧力水が放出され、エネルギ
損失を招いていた。
【0005】すなわち、図2を参照して説明すると、ガ
イドベーンを徐々に閉じる場合、レバー2はダッシュポ
ット3部がクッションになり、レバー2の左端に連動す
る配圧弁4は動作しない。しかし、通常の水車発電機停
止時、ガイドベーンを無負荷まで閉めこむと、系統から
解列され同時にガバナの停止弁が働きガバナが急閉す
る。この時、レバー2はダッシュポット3部が支点とな
り、レバー2の左端に連動する配圧弁4は引き上げら
れ、制圧機7の弁8が小開するものであった。
【0006】この対策として、従来ダッシュポットタイ
ム及び配圧弁のラップ調整が行われているが、かかる調
整作業が複雑で効果に限度があり、放水損失を十分に防
止することができなかった。
【0007】本発明は、このような従来技術の課題を解
決するためになされたもので、緊急時の制圧機効果を損
なうことなく、従来発生していた通常停止時の制圧機か
らの放水損失を防止することができる水車制圧機の制御
機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明は、ガイドベーンの開閉によりアーム、ダ
ッシュポットと連動するレバー、配圧弁及びサーボモー
タを介して制圧機の水口を開閉する水車制圧機の制御機
構において、前記アームを、前記レバーに連結された制
圧機側アームと、この制圧機側アームに連動しかつばね
により結合されたガイドベーン側アームとによって、2
連式操作アーム構造とし、かつ制圧機側アームがガイド
ベーン側アームをガイドベーンの全開から無負荷開度ま
で動作させるようにこの制圧機側アームの動作を停止さ
せるストッパを設けたものである。
【0009】
【作用】上記の手段によれば、制圧機側アームはガイド
ベーンの無負荷開度までガイドベーン側アームを動作さ
せ、ストッパによってその動作を停止する。そして、そ
の後、ガイドベーン側アームはばね力に抗して全閉位置
まで単独で動作する。したがって、ガイドベーンが無負
荷開度から急閉しても、ストッパによりレバーは動かな
いため制圧機の弁は小開しない。
【0010】
【実施例】以下、図1を参照して本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図1は本発明に係る水車制圧機の制
御機構の一実施例を示し、図2に示したものと同一の部
分には同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0011】本発明は、図2に示した従来のアーム1を
改良して2連式操作アーム構造としたものである。すな
わち、本発明によれば、図1に示されるように、水車制
圧機制御機構におけるダッシュポット3及び配圧弁4と
連動するレバー2に連結された制圧機側アーム1Aと、
この制圧機側アーム1Aに連動しかつばね20により結
合されたガイドベーン側アーム1Bとによって、2連式
操作アーム構造とされている。
【0012】本実施例によれば、制圧機側アーム1Aは
長片21と、この長片の一端部分からほぼ直角に延びる
短片22とから成る大略L字形のアームとされ、その長
片21の先端部分がレバー2に連結されていると共に、
長片21と短片22との結合部分を中心として枢動可能
となっている。一方、ガイドベーン側アーム1Bは長片
23と、この長片の中途部分からほぼ直角に延びる短片
24とから成り、この短片24の先端が制圧機側アーム
1Aの短片22の中途部分に接点Aで当接している。ま
た、このガイドベーン側アーム1Bはその長片23の一
端部分を中心として枢動可能となっていると共に、長片
23の他端部分が制圧機側アーム1Aの短片22の先端
部分とばね20によって結合されている。
【0013】なお、制圧機側アーム1Aとガイドベーン
側アーム1Bとは連動して動く必要があるため、図示す
るように、同一の軸25に取付けるのが機構上好ましい
ものである。
【0014】更に、制圧機側アーム1Aに関連してスト
ッパ26が設けられている。このストッパ26は、制圧
機側アーム1Aがガイドベーン側アーム1Bをガイドベ
ーンの全開から無負荷開度まで動作させるようにこの制
圧機側アーム1Aの動作(枢動)を停止させるものであ
る。したがって、制圧機側アーム1Aはガイドベーンの
無負荷開度までガイドベーン側アーム1Bを動作させ、
ストッパ26によってその動作を停止する。そして、そ
の後、ガイドベーン側アーム1Bはばね20の力に抗し
て全閉位置まで単独で動作する。
【0015】以上述べたように、ガイドベーンの動きに
対し、ガイドベーン側アーム1Bと制圧機側アーム1A
とは連動して動くが、ガイドベーンが無負荷開度まで閉
じると制圧機側アーム1Aの動きはとまる。すなわち、
ガイドベーンが無負荷開度から急閉しても、ストッパ2
6によりレバー2は動かないため、制圧機7の弁8は小
開しない。
【0016】なお、非常停止時制圧機は無負荷開度でそ
の動作を停止するが、無負荷状態での水圧管内流速は低
く水撃作用は問題とならない。また、ストッパの調節は
現地試運転時に実施される。
【0017】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、水
車制圧機の制御機構におけるダッシュポット及び配圧弁
と連動するレバーに連結された制圧機側アームと、この
制圧機側アームに連動しかつばねにより結合されたガイ
ドベーン側アームとによって、2連式操作アーム構造と
し、制圧機側アームはガイドベーンの無負荷開度までガ
イドベーン側アームを動作させると共に、その動作をス
トッパによって停止し、その後ガイドベーン側アームは
ばね力に抗して全閉位置まで単独で動作するようにした
ので、ガイドベーンが無負荷開度から急閉しても、スト
ッパによりレバーは動かないため、制圧機の弁は小開せ
ず、したがって緊急時の制圧機効果を損なうことなく、
従来発生していた通常停止時の制圧機からの放水損失を
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る水車制圧機制御機構の一実施例を
示す動作説明図である。
【図2】従来の水車制圧機制御機構を示す動作説明図で
ある。
【符号の説明】
1A 制圧機側アーム 1B ガイドベーン側アーム 2 レバー 3 ダッシュポット 4 配圧弁 5 サーボモータ 6 ピストン 7 制圧機 8 弁 9 水口 10 水車ケーシング 11 カム 20 ばね 26 ストッパ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガイドベーンの開閉によりアーム、ダッシ
    ュポットと連動するレバー、配圧弁及びサーボモータを
    介して制圧機の水口を開閉する水車制圧機の制御機構に
    おいて、前記アームを、前記レバーに連結された制圧機
    側アームと、この制圧機側アームに連動しかつばねによ
    り結合されたガイドベーン側アームとによって、2連式
    操作アーム構造とし、かつ制圧機側アームがガイドベー
    ン側アームをガイドベーンの全開から無負荷開度まで動
    作させるようにこの制圧機側アームの動作を停止させる
    ストッパを設けたことを特徴とする水車制圧機の制御機
    構。
JP6075516A 1994-03-23 1994-03-23 水車制圧機の制御機構 Withdrawn JPH07259718A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6075516A JPH07259718A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 水車制圧機の制御機構

Applications Claiming Priority (1)

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JP6075516A JPH07259718A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 水車制圧機の制御機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07259718A true JPH07259718A (ja) 1995-10-09

Family

ID=13578486

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6075516A Withdrawn JPH07259718A (ja) 1994-03-23 1994-03-23 水車制圧機の制御機構

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JP (1) JPH07259718A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109209974A (zh) * 2018-10-26 2019-01-15 联峰钢铁(张家港)有限公司 一种空压机导叶控制***
CN111794896A (zh) * 2020-07-01 2020-10-20 刘屹东 一种用于礁石示警的浪潮发电装置

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CN109209974A (zh) * 2018-10-26 2019-01-15 联峰钢铁(张家港)有限公司 一种空压机导叶控制***
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Effective date: 20010605