JP2938262B2 - シート反転ユニット - Google Patents

シート反転ユニット

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JP2938262B2
JP2938262B2 JP4050514A JP5051492A JP2938262B2 JP 2938262 B2 JP2938262 B2 JP 2938262B2 JP 4050514 A JP4050514 A JP 4050514A JP 5051492 A JP5051492 A JP 5051492A JP 2938262 B2 JP2938262 B2 JP 2938262B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シート取扱装置におけ
るシート反転ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】複写機または印刷機などの画像形成装
置、又はその他のシート取扱装置にあっては、搬送途中
または搬送終了段階でシート面を反転することのできる
所謂シート反転ユニットを備えたものがある。このシー
ト反転ユニットは、例えば図7に示したように、一般的
にはユニット本体1のシート受入口2とシート送出口3
との間に、略S字を描くようにして形成されたシート反
転経路4と、このシート反転経路4の出口位置に配設し
た整合部5とで構成されている。この整合部5はシート
反転経路4から排出された反転シートの両側を保持し且
つシートの幅方向の位置を修正するガイド部材6と、こ
のガイド部材6の下側に配設されてガイド部材6をシー
トサイズに応じて左右方向にスライドさせるモータなど
の駆動手段7とからなる。そして、整合部5で位置修正
されたシートは、整合部5からユニット本体1のシート
送出口3に送り出され、シート取扱装置の搬送経路に給
紙される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシート反転ユニットにあっては、駆動手段7がガイ
ド部材6の下側に配設されていたために、ユニット本体
1にはガイド部材6の下側に駆動手段7を収納するため
のスペースを確保しなければならず、その分ユニット本
体1が大型化してしまうといった問題があった。また仮
に、シート反転経路4内でのジャムに対処するために、
シート反転経路4と一緒に整合部5をユニット本体1か
ら引き出せるようにした場合、ガイド部材6と一緒に駆
動手段7を移動させるためには、その通り道にあたるユ
ニット本体1の下部空間8には他の部品を置くことがで
きず、その部分が大きなデッドスペースになってしまう
といった問題もあった。
【0004】そこで、本発明が解決しようとする技術的
課題は、シート反転ユニット内に形成されるシートの反
転経路が略S字状を描くことを利用し、このS字によっ
て形成される空間内に整合部の駆動手段を配設すること
で、シート反転ユニットの小型化およびシート反転ユニ
ット内のデッドスペースの減少を図ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するために、ユニット本体の一端側にシートの受入
口を備え、搬送されてきたシートを前記受入口からユニ
ット本体内に導き入れ、該ユニット本体内に形成した
S字形状の反転経路を搬送させると共に、該反転経路の
排紙口から反転経路の下方側に約180度回り込ませて
シートを反転させたのち、前記反転経路と略平行に配設
された整合部内に送り込み、該整合部のガイド部材によ
ってシートの位置ずれを修正するようにしたシート反転
ユニットにおいて、前記反転経路と整合部のガイド部材
の間に形成されるガイド部材上方の空間部に該ガイド
部材を駆動する整合部の駆動手段を配設したシート反転
ユニットを手段とする。
【0006】
【作用】上述の手段によれば、シート反転ユニット内に
形成されるシートの反転経路は、シートを反転するため
に整合部に到達するまでの間で弧を描くことから、この
反転経路と整合部との間には空間部が形成される。した
がって、この空間部を利用して整合部の駆動手段を配設
することで、整合部のガイド部材をシート反転ユニット
の底面に接近した位置に配設することができる。
【0007】
【実施例】以下添付図面に基づいて本発明の実施例を詳
細に説明する。図1及び図2は、画像形成装置としての
プリンタPを示したものである。このプリンタPは画像
を形成するためのプリンタ本体100、このプリンタ本
体100の下流側に配設された搬送ユニット200、プ
リンタ本体100の下部に組み込まれた本体装着給紙ユ
ニット300及びその下部に配設させたシート反転ユニ
ット400とで構成されている。尚、本体装着給紙ユニ
ット300は同ユニットを2段、3段と適宜に複数段積
み重ねることも、逆に未装着で直接プリンタ本体100
とシート反転ユニット400を重ねることも、更にシー
ト反転ユニット400の下部に図示せぬシート分配ユニ
ットを自由に組み合せることも可能である。各ユニット
300,400のサブ制御手段301,401は、各コ
ネクタを介してプリンタ本体100のメイン制御手段1
01に電気的に接続されており、このメイン制御手段1
01によって装着された各ユニットの構成状態が認識さ
れ個々に適宜制御される。特に、複数段積み重ね可能な
本体装着給紙ユニット300のサブ制御手段301に
は、プリンタ本体100に対し何段目であるかを認識し
得る信号を出すように構成されているとともに、上部ユ
ニットの後述する引出しカセットが下部ユニットの動作
中に引き出されないように図示せぬロック手段がそれぞ
れ設けられている。また、上記各ユニット300,40
0にはプリンタ本体100若しくは上部ユニットと装着
し位置決めするための位置決め手段302,402及
び、各ユニット300,400が予め決められるパター
ンの積み重ね状態に規制するユニット装着順ミス防止手
段303,304が設けられている。更に、プリンタ本
体100の底部には本体収納給紙ユニット500が一体
に組み込まれており、この本体収納給紙ユニット500
と前記本体装着給紙ユニット300のそれぞれが本発明
の実施例に係る給紙装置を構成している。
【0008】プリンタ本体100は、前記本体収納給紙
ユニット500又は本体装着給紙ユニット300などの
給紙ユニットから繰り出されたシートを印刷するための
画像形成ユニット102を備えている。この画像形成ユ
ニット102では、給紙ユニットからシートガイド10
3内に繰り出されたシートを搬送ローラ104によって
レジストローラ105に送り込み、レジストローラ10
5で一旦待機させたのち画像形成ドラム106によって
シート上に画像を転写する。そして、さらに一対の定着
ローラ107の間を通すことでシートに画像を定着さ
せ、その下流側に配設された排紙ローラ108を介して
搬送ユニット200に送り込む。なお、前記排紙ローラ
108の下流側近傍には切替可能なシート反転ガイド1
09が配設されており、このシート反転ガイド109を
切り換えることによって、搬送ユニット200とは別に
設けられたシート反転トレー110に裏表を逆にした状
態で排紙することもできる。
【0009】搬送ユニット200に送り込まれたシート
は、その先端部が排紙センサ201によって検出された
のち排紙中継ローラ202を介して排紙ローラ203側
に搬送され、表面を上にした状態で排紙トレー204上
に排紙される。また、搬送ユニット200は、前記排紙
経路以外に再給紙経路を備えている。この再給紙経路
は、上記排紙中継ローラ202と排紙ローラ203との
間に配置した切替可能な再給紙ガイド片205と、この
再給紙ガイド片205から続く再給紙ガイド206と、
この再給紙ガイド206の先端部でシートの先端通過を
検知する再給紙センサ207と、再給紙排出ローラ20
8とで構成されている。そして、前記再給紙ガイド片2
05を切り換えることによって再給紙経路の通路を開
き、再給紙ガイド206内にシートを送り込む。シート
の先端部が再給紙センサ207によって検知されたのち
後端部が定着ローラ107を抜けると排紙ローラ203
の回転が速くなってシート搬送スピードが上がるように
なっている。再給紙ガイド206内を通過したシート
は、本体装着給紙ユニット300の後部に設けられた下
方搬送ガイド部304内を通過したのち、シート反転ユ
ニット400内に送り込まれる。
【0010】シート反転ユニット400は、シートの両
面に画像を形成するためにシートを反転して再びプリン
タ本体100に送り出すためのものであり、ユニット本
体404の後端部上面と前端部上面とにシート受入口4
05とシート送出口406とをそれぞれ備えるととも
に、図示せぬ下部に装着されるシート分配ユニットへシ
ートを搬送する搬送ガイド407及びその搬送ガイド4
07へシートを切り換える該シート分配ユニットに設け
られた切換手段によって適宜作動されるガイド片408
を備えている。
【0011】また、ユニット本体404内には反転され
たシートを整合するための整合部409が配設されてお
り、この整合部409と前記シート受入口405との間
には略S字状をなす反転経路410が形成されている。
反転経路410は、シート受入口405からシート送出
口406へほぼ水平に向かう上側経路430と、シート
送出口406の付近まで延びた上側経路430の終端か
ら下方側に大きく弧を描いて反転する下側経路431と
で構成され、下側経路431の排紙口418の付近には
正逆回転が可能な給排紙ローラ414が配置されると共
に、その先方には整合部409のガイド部材415が水
平状にほぼ真っ直ぐ延びている。また、ガイド部材41
5を駆動するための整合部409の駆動手段432は、
前記上側経路430、下側経路431およびガイド部材
415によって囲まれた空間部437に配設されてい
る。なお、この実施例ではシート反転ユニット400で
発生したジャムを処理するために、反転経路410の一
部と整合部409とを一緒にユニット本体404の前方
側(図2においてプリンタ本体100の右側)に引き出
せるように構成されている。即ち、ユニット本体404
の内部では、上側経路430に配置された搬送ローラ4
12と413との間で分離できる構造となっている。
【0012】従って、上記シート受入口405からユニ
ット本体404内に導かれたシートは、S字状の反転経
路410を搬送されながら画像形成面が反転され、その
終端に配置された給排紙ローラ414によって整合部4
09に送り込まれる。整合部409ではシートのサイズ
に合わせてガイド部材415がスライド移動しシートの
左右方向を規制して修正する。次いで、上記給排紙ロー
ラ414を逆回転させて整合部409にあるシートを上
記反転経路410の排紙口418に設けられた弾性を有
する薄いプラスチック板等を利用した一方向規制ガイド
419によって反転経路410の下側経路431と分離
した給紙経路420内に繰り出され、シート反転ユニッ
ト400の前端部上面に形成されているシート送出口4
06から本体装着給紙ユニット300に送り出す。尚、
この際プリンタ本体100とシート反転ユニット400
との間に本体装着給紙ユニット300が積み重ねられて
パス長が長い場合などは、シート反転ユニット400の
シートを搬送途中で、本体装着給紙ユニット300から
新たなシートをプリンタ本体100に送り込み、次の印
刷をするいわゆる交互給紙をすることによって搬送時間
を解消し得る。また、前記整合部409ではシートを一
枚ずつ整合して給紙する場合と、シートを複数枚まとめ
て整合してから給紙する場合がある。
【0013】本体装着給紙ユニット300の前端部に
は、前記反転済みのシートをそのまま上方へ通過させる
上方搬送ガイド部305が設けられている。そして、こ
の上方搬送ガイド部305を通過したシートは、上述し
たプリンタ本体100の画像形成ユニット102に送り
込まれ、今度は反対側の面に印刷されたのち、再び搬送
ユニット200に搬送される。
【0014】なお、上述した本体装着給紙ユニット30
0と本体収納給紙ユニット500は、いずれもプリンタ
Pの前方側(図2においてプリンタ本体100の右側)
に引き出し可能な給紙カセット306,506を有して
いる。そして、このカセット306,506は、基本的
にはシートを載置するためのシートホッパ307,50
7と、シートホッパ307,507上に載置されたシー
トの前側両角部を係止する分離爪308,508と、シ
ートホッパ307,507の前側底部に配置され常時シ
ートホッパ307,507を上方へ付勢するスプリング
309,509と、このスプリング圧によって最上位の
シートに当接する給紙ローラ310,510と、分離爪
308,508の前側に形成されたシート給紙ガイド3
11,511とで基本的に構成されている。そして、シ
ート給紙時には給紙ローラ310,510が選択的にシ
ート上で回転し、その摩擦力によって最上位のシートを
給紙方向に繰り出し、分離爪308,508からシート
を一枚ずつ分離させてシート給紙ガイド311,511
によりプリンタ本体100の画像形成ユニット102内
に送り出す。
【0015】図3及び図4は、上述した整合部409の
ガイド部材415および駆動手段432の構造を詳細に
示したものであり、図3は整合部409を上側から、ま
た図4は整合部409を下側からそれぞれ見ている。整
合部409のガイド部材415は、シートの給紙方向に
対して中間トレー425の左右両側に対称的に一対配設
されている。それぞれは、断面略コ字状の細長い部材で
あり、互いに開口部433を内側に向けている。また、
ガイド部材415は、それ自身がシート反転ユニット4
00の整合部409を経由する最大サイズのシート長を
カバーするだけの長さを有している他、その長さ全体に
亘ってほぼ同一の断面形状を保っているが、先端部分4
34だけは上下方向に扇状に拡開して、シートの受入れ
を容易にしている。更に、この実施例では、両方のガイ
ド部材415とも上壁435に対して下壁436の方が
内側方向に張り出しており、中間トレー425の上に載
置されたシートの両サイドをより安定した状態で保持す
ることができるようになっている。
【0016】一方、上述した反転経路410とガイド部
材415との間に形成された空間部437内に配設され
る整合部409の駆動手段432は、この実施例では一
対のガイド部材415のすぐ真上に配設されている。こ
の駆動手段432は、図示したように、モータ438
と、このモータ438の回転運動を直線運動に変えるた
めの一対のラック449,450とピニオン440とで
基本的に構成され、これらは矩形状に形成された枠体4
41の中に収納されている。
【0017】モータ438の回転数は、ギヤ442によ
って適宜調整されているが、このギヤ442の近傍には
テンションギヤ443が配置され、これらのギヤ44
2,4443とピニオン440との間にはタイミングベ
ルト444が三角形状に架け渡されている。前記テンシ
ョンギヤ443は、一端がスプリング445によって付
勢されたスライド板446の上面に取り付けられてお
り、タイミングベルト444の張力が常時一定に保てる
ように調整されている。なお、符号447,448は、
スライド方向を規制するピンとガイド孔である。
【0018】上記ピニオン440は、枠体441の左右
方向のほぼ中央部に位置し、その前後に一対のラック4
49,450を配置することで、モータ438からの回
転運動を枠体441の左右方向へ対称的にスライドする
2つの直線運動に変えている。上記各ラック449,4
50は、それぞれが略L字形状に形成されていて、上記
ピニオン440に対して点対称となるように配置されて
いる。そして、その長手方向にはガイド孔451,45
2が開設されている他、内側面にはピニオン440と噛
み合う歯部453,454が設けられている。各ガイド
孔451,452には枠体441の底面455から突出
するガイドピン456,457が挿入されていて、ラッ
ク449,450のスライドをガイドする。また、前記
ピニオン440の左右両側には、各ラック449、45
0に沿って長く延びるスライド孔458,459が枠体
441の底面455に開設されている。このスライド孔
458,459は、ラック449、450の直線運動に
対応して前記整合部409のガイド部材415を左右方
向にスライドさせるためのものであり、スライド孔45
8,459のほぼ真上位置にネジ挿通孔460,461
が設けられたラック449,450の端部と、各ガイド
部材415の上面に突設したナット部462とをネジ4
63によって固定している。なお、ナット部462の高
さは、図5に示したように、枠体441の底面455の
厚みより大きく形成してあるため、スペーサとしても作
用する。なお、枠体441には上記ラック449,45
0のスライド方向の先方にガイド孔464が長く形成さ
れており、このガイド孔464にそれぞれのガイド部材
415の上面に突設した規制板465を差し込むこと
で、ガイド部材415がスライドする時の横振れを防止
している。
【0019】このように、上記実施例では整合部409
の駆動手段432をガイド部材415の上方に配設した
ことにより、ガイド部材415をユニット本体404の
底面に接近した位置まで近づけることができるから、結
果的には従来駆動手段432を配設していた分のスペー
スが不要となり、ユニット本体404の小型化を達成す
ることができる。
【0020】また、この実施例では、反転経路410の
一部および整合部409全体をユニット本体404から
引き出せるようにして、シートが反転経路410の途中
でジャムった場合に対応できるようにしているが、その
場合でもガイド部材415の下部には邪魔するものがな
いので、従来のように、ガイド部材415の下側にデッ
ドスペースが形成されず、その点でもシート反転ユニッ
ト400自体を小型化できるといった効果がある。
【0021】次に、上記構成よりなる整合部415によ
って、シート反転ユニット400内に送り込まれたシー
トを整合する場合について説明する。上述したように、
本体装着給紙ユニット300からシート反転ユニット4
00内に導入されたシートは、ユニット本体404内に
形成されたS字状の反転経路410を通り、下側経路4
31の排紙口418から給排紙ローラ414によって整
合部409内に送り込まれる。上記ガイド部材415
は、図6に示したように、中央の基準線467に対して
解除ポジションP1、待機ポジションP2、整合ポジシ
ョンP3の各3つのポジションを取ることができる。通
常は解除ポジションP1に位置しているが、シートが整
合部409に送り込まれる時には、プリンタ本体100
からのシートサイズ信号を受けることにより、ガイド部
材415が解除ポジションP1からシートサイズに対応
した待機ポジションP2に移る。そのため、中間トレー
425上に送り込まれたシートSは両サイドがガイド部
材415によって確実に保持される。そして、シートの
先端が所定の位置に設置された先端検出センサによって
検出されると、モータ438が駆動してピニオン440
が回転し、ラック439を互いに近づける方向に動か
す。ガイド部材415は、ラック449,450の動き
に連動して内側方向に同距離だけスライドし整合ポジシ
ョンP3に設定される。この整合ポジションP3も、上
記待機ポジションP2と同様に、シートサイズによって
予め決められており、シートSの両側をガイド部材41
5で規制することで、給紙方向に対してシートSが真っ
直ぐになるように位置修正することができる。整合が終
了したのち、更にシートをプリンタ本体100内に送り
込む場合には、給排紙ローラ414を逆回転させてシー
トを整合部409から給紙経路420内に送り出す。そ
して、シート先端部がシート送出口406近傍のピン
チローラ466に挟持されたのちに、今度はモータ43
8が逆回転してラック439を互いに離れる方向にスラ
イドさせ、ガイド部材415を解除ポジションP1まで
スライドさせてシートの拘束を解除する。なお、上記解
除ポジションP1と待機ポジションP2とを一緒にして
一つのポジションで兼用させることもできる。
【0022】上記実施例では、シート反転ユニット40
0の反転経路410にシートを一枚ずつ送り込み、整合
部409でシートを反転・整合したのち直ちにプリンタ
本体100に給紙する場合について説明したが、整合部
409で複数枚のシートを次々に送り込み、これらを一
緒に整合したのち順次プリンタ本体100に給紙するタ
イプのシート反転ユニットにも適用することができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るシー
ト反転ユニットによれば、整合部の駆動手段を反転経路
と整合部のガイド部材との間に形成されるガイド部材上
方の空間部に配設したことにより、ガイド部材をユニッ
ト本体の底面に接近した位置まで近づけることができる
から、従来駆動手段を配設していた分のスペースが不要
となり、ユニット本体の小型化を達成することができる
他、反転経路および整合部をユニット本体から引き出す
場合でもガイド部材の下部には邪魔するものがないの
で、従来のように、ガイド部材の下部にデッドスペース
を設ける必要がなく、その点でもシート反転ユニット自
体を小型化できるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート反転ユニットを備えたプリ
ンタの概略斜視図である。
【図2】本発明に係るシート反転ユニットを備えたプリ
ンタの概略断面図である。
【図3】本発明に係る整合部の駆動手段を示す斜視図で
ある。
【図4】前記図3に示した整合部を裏側から見たときの
斜視図である。
【図5】前記図3に示したA−A線断面図である。
【図6】ガイド部材の各ポジションを示した説明図であ
る。
【図7】従来におけるシート反転ユニットの一例を示す
断面図である。
【符号の説明】
P プリンタ 100 プリンタ本体 200 搬送ユニット 300 本体装着給紙ユニット 400 シート反転ユニット 404 ユニット本体 405 シート受入口 406 シート送出口 409 整合部 410 反転経路 415 ガイド部材 420 給紙経路 432 駆動手段 437 空間部 500 本体収納給紙ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−183027(JP,A) 実開 平2−132248(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 9/00 - 9/20 B65H 29/58

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット本体の一端側にシートの受入口
    を備え、搬送されてきたシートを前記受入口からユニッ
    ト本体内に導き入れ、該ユニット本体内に形成した略S
    字形状の反転経路を搬送させると共に、該反転経路の排
    紙口から反転経路の下方側に約180度回り込ませてシ
    ートを反転させたのち、前記反転経路と略平行に配設さ
    れた整合部内に送り込み、該整合部のガイド部材によっ
    てシートの位置ずれを修正するようにしたシート反転ユ
    ニットにおいて、 前記反転経路と整合部のガイド部材との間に形成される
    ガイド部材上方の空間部に該ガイド部材を駆動する整合
    部の駆動手段を配設したことを特徴とするシート反転ユ
    ニット。
  2. 【請求項2】 ユニット本体の対向する両側にシートの
    受入口と送出口とを備え、画像形成装置から搬送されて
    きた片面処理済みのシートを前記受入口からユニット本
    体内に導き入れ、該ユニット本体内に形成した略S字形
    状の反転経路を搬送させると共に、該反転経路の排紙口
    から反転経路の下方側に約180度回り込ませて前記シ
    ートの画像形成面を反転させたのち、前記反転経路と略
    平行に配設された整合部内に送り込み、該整合部のガイ
    ド部材によってシートの位置ずれを修正し、この修正し
    たシートを前記反転経路とは異なる給紙経路を介して前
    記ユニット本体の送出口から画像形成装置の給紙部に送
    り出すようにしたシート反転ユニットにおいて、 前記反転経路と整合部のガイド部材との間に形成される
    ガイド部材上方の空間部に該ガイド部材を駆動する整合
    部の駆動手段を配設したことを特徴とする画像形成装置
    におけるシート反転ユニット。
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