JP2557891Y2 - 給紙カセットのシートサイズ検出装置 - Google Patents

給紙カセットのシートサイズ検出装置

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JP2557891Y2
JP2557891Y2 JP1156892U JP1156892U JP2557891Y2 JP 2557891 Y2 JP2557891 Y2 JP 2557891Y2 JP 1156892 U JP1156892 U JP 1156892U JP 1156892 U JP1156892 U JP 1156892U JP 2557891 Y2 JP2557891 Y2 JP 2557891Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、複写機や印刷機といっ
た画像形成装置などのシート取扱装置に装備される給紙
カセットのシートサイズ検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】シート取扱装置、例えば複写機や印刷機
などの所謂画像形成装置に装備されている給紙カセット
には、1つの給紙カセットにサイズの異なった複数のシ
ートをセットできるように、シートのサイズに応じて切
り替えることのできる規制板と、この規制板の切替位置
に対応してサイズの大きさを画像形成装置の制御部に出
力する検出手段とを装備したものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
シートサイズ検出装置では、規制板を各シートサイズに
応じて設定する動作と、そのシートサイズを検出する動
作とが必ずしも一致していないために、実際に載置され
たシートのサイズと検出されたシートサイズとの間でズ
レが生じてしまう虞れがあった。
【0004】そこで、本考案が解決しようとする技術的
課題は、規制板のシートサイズ設定動作と、シートサイ
ズ検出動作とを連動させることにより、実際に載置され
るシートサイズと検出されたシートサイズとの間でズレ
を生じさせないことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記技術的課
題を解決するために、スライド可能に配設され且つシー
トサイズに対応した箇所に検出孔が開設された複数の検
出レバーと、この検出レバーの前記検出孔に差し込まれ
る突起部が形成された規制板と、前記検出レバーの各端
部近傍にそれぞれ設置され且つ前記検出レバーとの接触
によってスイッチング動作し且つ制御部にシートサイズ
検出信号を出力する検出スイッチとを備えた給紙カセッ
トのシートサイズ検出装置を手段とする。
【0006】
【作用】上述の手段によれば、シートサイズに対応した
検出レバーの検出孔に規制板の突起部を差し込み、この
規制板を所定位置にセットしたときにシートサイズに対
応した検出レバーの動きによって検出スイッチをオン動
作させ、シートサイズ検出信号を出力する。
【0007】
【実施例】以下添付図面に基づいて本考案の実施例を詳
細に説明する。図1及び図2は、画像形成装置としての
プリンタPを示したものである。このプリンタPは画像
を形成するためのプリンタ本体100、このプリンタ本
体100の下流側に配設された搬送ユニット200、プ
リンタ本体100の下部に組み込まれた本体装着給紙ユ
ニット300及びその下部に配設させたシート反転ユニ
ット400とで構成されている。尚、本体装着給紙ユニ
ット300は同ユニットを2段、3段と適宜に複数段積
み重ねることも、逆に未装着で直接プリンタ本体100
とシート反転ユニット400を重ねることも、更にシー
ト反転ユニット400の下部に図示せぬシート分配ユニ
ットを自由に組み合せることも可能である。各ユニット
300,400のサブ制御手段301,401は、各コ
ネクタを介してプリンタ本体100のメイン制御手段1
01に電気的に接続されており、このメイン制御手段1
01によって装着された各ユニットの構成状態が認識さ
れ個々に適宜制御される。特に、複数段積み重ね可能な
本体装着給紙ユニット300のサブ制御手段301に
は、プリンタ本体100に対し何段目であるかを認識し
得る信号を出すように構成されているとともに、上部ユ
ニットの後述する引出しカセットが下部ユニットの動作
中に引き出されないように図示せぬロック手段がそれぞ
れ設けられている。また、上記各ユニット300,40
0にはプリンタ本体100若しくは上部ユニットと装着
し位置決めするための位置決め手段302,402及
び、各ユニット300,400が予め決められるパター
ンの積み重ね状態に規制するユニット装着順ミス防止手
段303,304が設けられている。更に、プリンタ本
体100の底部には本体収納給紙ユニット500が一体
に組み込まれている。
【0008】プリンタ本体100は、前記本体収納給紙
ユニット500又は本体装着給紙ユニット300などの
給紙ユニットから繰り出されたシートを印刷するための
画像形成ユニット102を備えている。この画像形成ユ
ニット102では、給紙ユニットからシートガイド10
3内に繰り出されたシートを搬送ローラ104によって
レジストローラ105に送り込み、レジストローラ10
5で一旦待機させたのち画像形成ドラム106によって
シート上に画像を転写する。そして、さらに一対の定着
ローラ107の間を通すことでシートに画像を定着さ
せ、その下流側に配設された排紙ローラ108を介して
搬送ユニット200に送り込む。なお、前記排紙ローラ
108の下流側近傍には切替可能なシート反転ガイド1
09が配設されており、このシート反転ガイド109を
切り換えることによって、搬送ユニット200とは別に
設けられたシート反転トレー110に裏表を逆にした状
態で排紙することもできる。
【0009】搬送ユニット200に送り込まれたシート
は、その先端部が排紙センサ201によって検出された
のち排紙中継ローラ202を介して排紙ローラ203側
に搬送され、表面を上にした状態で排紙トレー204上
に排紙される。また、搬送ユニット200は、前記排紙
経路以外に再給紙経路を備えている。この再給紙経路
は、上記排紙中継ローラ202と排紙ローラ203との
間に配置した切替可能な再給紙ガイド片205と、この
再給紙ガイド片205から続く再給紙ガイド206と、
この再給紙ガイド206の先端部でシートの先端通過を
検知する再給紙センサ207と、再給紙排出ローラ20
8とで構成されている。そして、前記再給紙ガイド片2
05を切り換えることによって再給紙経路の通路を開
き、再給紙ガイド206内にシートを送り込む。シート
の先端部が再給紙センサ207によって検知されたのち
後端部が定着ローラ107を抜けると排紙ローラ203
の回転が速くなってシート搬送スピードが上がるように
なっている。再給紙ガイド206内を通過したシート
は、本体装着給紙ユニット300の後部に設けられた下
方搬送ガイド部304内を通過したのち、シート反転ユ
ニット400内に送り込まれる。
【0010】シート反転ユニット400は、シートの両
面に画像を形成するためにシートを反転して再びプリン
タ本体100に送り出すためのものであり、ユニット本
体404の後端部上面と前端部上面とにシート受入口4
05とシート送出口406とをそれぞれ備えるととも
に、図示せぬ下部に装着されるシート分配ユニットへシ
ートを搬送する搬送ガイド407及びその搬送ガイド4
07へシートを切り換える該シート分配ユニットに設け
られた切換手段によって適宜作動されるガイド片408
を備えている。また、ユニット本体404内には反転さ
れたシートを整合するための整合部409が配設されて
おり、この整合部409と前記シート受入口405との
間には略S字状をなす反転経路410が形成されてい
る。この反転経路410は、搬送方向を規制する一対の
ガイド板411によって構成され、適宜の箇所に搬送ロ
ーラ412,413が配設されると共に、整合部409
との接続部分には給排紙ローラ414が配設されてい
る。この給排紙ローラ414は正逆回転が可能であり、
シートを整合部409に送り込む場合と、シートを整合
部409から送り出す場合とで回転方向が切り替わる。
上記整合部409は、シートを反転したのちに左右方向
の位置を修正するものであり、シートを載置したのちに
左右方向にスライドしてシートの両側を規制する左右一
対のガイド部材415と、このガイド部材415を伝達
機構部416を介して駆動するモータ417とで構成さ
れている。
【0011】従って、上記シート受入口405からユニ
ット本体404内に導かれたシートは、S字状の反転経
路410を搬送されながら画像形成面が反転され、その
終端に配置された給排紙ローラ414によって整合部4
09に送り込まれる。整合部409ではシートのサイズ
に合わせてガイド部材415がスライド移動しシートの
左右方向を規制して修正する。次いで、上記給排紙ロー
ラ414を逆回転させて整合部409にあるシートを上
記反転経路410の排紙口418に設けられた弾性を有
する薄いプラスチック板等を利用した一方向規制ガイド
419によって反転経路410とは異なる給紙経路42
0内に繰り出し、シート反転ユニット400の前端部上
面に形成されているシート送出口406から本体装着給
紙ユニット300に送り出す。尚、この際プリンタ本体
100とシート反転ユニット400との間に本体装着給
紙ユニット300が積み重ねられてパス長が長い場合な
どは、シート反転ユニット400のシートを搬送途中
で、本体装着給紙ユニット300から新たなシートをプ
リンタ本体100に送り込み、次の印刷をするいわゆる
交互給紙をすることによって搬送時間を解消し得る。ま
た、前記整合部409ではシートを一枚ずつ整合して給
紙する場合と、シートを複数枚まとめて整合してから給
紙する場合がある。
【0012】本体装着給紙ユニット300の前端部に
は、前記反転済みのシートをそのまま上方へ通過させる
上方搬送ガイド部305が設けられている。そして、こ
の上方搬送ガイド部305を通過したシートは、上述し
たプリンタ本体100の画像形成ユニット102に送り
込まれ、今度は反対側の面に印刷されたのち、再び搬送
ユニット200に搬送される。
【0013】なお、上述した本体装着給紙ユニット30
0と本体収納給紙ユニット500は、いずれもプリンタ
Pの前方側(図2においてプリンタ本体100の右側)
に引き出し可能な給紙カセット306,506を有して
いる。そして、このカセット306,506は、基本的
にはシートを載置するためのシートホッパ307,50
7と、シートホッパ307,507上に載置されたシー
トの前側両角部を係止する分離爪308,508と、シ
ートホッパ307,507の前側底部に配置され常時シ
ートホッパ307,507を上方へ付勢するスプリング
309,509と、このスプリング圧によって最上位の
シートに当接する給紙ローラ310,510と、分離爪
308,508の前側に形成されたシート給紙ガイド3
11,511とで基本的に構成されている。そして、シ
ート給紙時には給紙ローラ310,510が選択的にシ
ート上で回転し、その摩擦力によって最上位のシートを
給紙方向に繰り出し、分離爪308,508からシート
を一枚ずつ分離させてシート給紙ガイド311,511
によりプリンタ本体100の画像形成ユニット102内
に送り出す。図2において、符号321は後述するシー
トサイズ検出装置の規制板を示す。
【0014】図3及び図4は、上記本体装着給紙ユニッ
ト300の給紙カセット306に設けられたシートサイ
ズ検出装置320の一実施例を示したものである。この
シートサイズ検出装置320は、給紙カセット306の
底板322の下面に沿って配設された3本の検出レバー
323,324,325と、この検出レバー323,3
24,325にセットされる規制板321と、検出レバ
ー323,324,325の押圧によってスイッチング
動作をし、且つオン、オフ信号の組合せに基づくシート
サイズ検出信号をプリンタ本体100側の制御部に出力
する検出スイッチ326,327,328とで構成され
る。
【0015】上記3本の検出レバー323,324,3
25は、それぞれが後端部に折曲片329,330,3
31を有する細長い平板によって構成されており、給紙
カセット306の前後方向に沿って3本が平行に並設さ
せている。また、この検出レバー323,324,32
5の各先端部にはスプリング332の一端が取り付けら
れており、前記給紙カセット306の底板322に設け
た係止突片333にスプリング332の他端を係止させ
ることにより、検出レバー323,324,325は前
方に常時付勢される。なお、検出レバー323,32
4,325の各先端部は、前記底板322の下面に突出
させたストッパ部材334により前方への移動を規制し
ている。
【0016】上記各検出レバー323,324,325
には、その長手方向に沿って所定間隔ごとに検出孔33
5が開設されている。この検出孔335の位置は、シー
トホッパ307上に載置される各種シートサイズの後端
部位置にほぼ対応したものである。また、各検出孔33
5は、長孔336と方形孔337との2種類で構成さ
れ、これら2種類の組合せを各検出孔335ごとに異な
らせることによりシートサイズを検出している。各検出
孔335の長孔336と方形孔337は、各検出レバー
323,324,325の定常位置において、その前端
開設位置が左右方向で一致しており、また方形孔337
の後端部から長孔336の後端部までの距離はLに設定
されている。
【0017】一方、上記規制板321は、3本の検出レ
バー323,324,325に跨がって配設される中空
ブロックで構成され、その前側下端部には前記検出孔3
35に挿入される3つの突起部338が形成されてい
る。これらの突起部338は、いずれも同一形状であっ
て、前記検出孔335の方形孔337に嵌まり得る断面
形状を構成している。
【0018】プラスチック板よりなる給紙カセット30
6の底板322は、図3に示したように、中央部分が上
方に逃げていて、下面への検出レバー323,324,
325の配設を可能にしている。また、前記検出レバー
323,324,325の各検出孔335に対応した位
置に、検出孔335の長孔336とほぼ同一形状の貫通
孔339がそれぞれ開設されている他、隣り合う貫通孔
339の中間には規制板321の係止爪340が形成さ
れている。この係止爪340は、その周囲に設けたコ字
状の切り込み341によって弾性が付与されている。な
お、係止爪340の設定位置は、規制板321の突起部
338を検出レバー323,324,325の検出孔3
35に挿入して距離Lだけ後方へスライドさせたとき
に、ちょうど規制板321の突起部338同士の間の前
側下端部342が係止爪340を乗り越えて係止される
位置である。また、シートホッパ307の後端中央部に
も規制板321の装着を妨げないよう、コ字状の切欠部
343が開設されている。
【0019】上記検出スイッチ326,327,328
は、本体装着給紙ユニット300の後壁344に装着さ
れた回路基板345に取り付けられている。この検出ス
イッチ326,327,328の取付位置は、図3及び
図4に示したように、前記給紙カセット306を本体装
着給紙ユニット300にセットしたときに、検出レバー
323,324,325の後端部と対向した近接位置で
ある。検出スイッチ326,327,328はプッシュ
オンスイッチであり、検出レバー323,324,32
5と非接触のときはオフ状態を保ち、前記検出レバー3
23,324,325が距離Lだけ後方へ下がって後端
の折曲片329,330,331で押圧した時にスイッ
チングする。なお、給紙カセット306の後端部には検
出スイッチ326,327,328からのシートサイズ
検出信号をプリンタ本体100の制御部に出力するコネ
クタ346が設けられている。
【0020】次に、前記検出レバー323,324,3
25に開設された検出孔335と、検出スイッチ32
6,327,328から出力されるシートサイズ検出信
号との関係を図5及び図6に基づいて説明する。例え
ば、本実施例に係る給紙カセット306には、シートサ
イズの小さい方からA5判サイズ(A5)、B5判サイ
ズ(B5)、レターサイズ(LT)、A4判サイズ(A
4)、リーガルサイズ(LGL)の5種類のシートを載
置できるとする。そうした時に、上記検出レバー32
3,324,325には上記各シートをシートホッパ3
07上に載置したときの後端部の位置にほぼ対応した5
箇所に検出孔335がそれぞれ開設されている。即ち、
各検出孔335は、検出レバー323,324,325
の前側からA5,B5,LT,A4,LGLの順で設け
られている。そして、各検出孔335を構成する長孔3
36と方形孔337の組合せは、それぞれのシートサイ
ズごとに異なっており、因みに各シートサイズによる組
合せは、A5の場合が検出レバー323から順に方形
孔、長孔、方形孔、B5の場合が長孔、方形孔、方形
孔、LTの場合が方形孔、方形孔、長孔、A4の場合が
長孔、長孔、方形孔、そしてLGLの場合が長孔、方形
孔、長孔のように、シートサイズによってその組合せが
全て異なっている。
【0021】図6は、検出スイッチ326,327,3
28から制御部に出力されるシートサイズ検出信号を示
したものである。上記検出孔335における方形孔33
7の時を検出信号を「1」、長孔336の時を検出信号
を「0」として表すと、図6に示したように、シートサ
イズ検出信号は、A5のときが(1,0,1)、B5の
ときが(0,1,1)、LTのときが(1,1,0)、
A4のときが(0,0,1)そしてLGLのときが
(0,1,0)となる。このように、本実施例では3つ
の検出スイッチ326,327,328を用いて、その
スイッチング動作の違いを組み合わせることで、シート
サイズ毎に異なったシートサイズ検出信号を出力してい
る。
【0022】次に上記実施例に係るシートサイズ検出装
置320の作用を、図3及び図4に示したように、上記
給紙カセット306にリーガルサイズのシートをセット
する場合の実施例で説明する。まず、シートをセットす
る前に3本の検出レバー323,324,325のリー
ガルサイズに対応する検出孔、即ち最も後側に位置する
3つの検出孔335に規制板321の各突起部338を
差し込む。次に、その状態から規制板321を後方に距
離Lだけ引くと、中央の検出レバー324は検出孔が方
形孔337であるために突起部338と係合し、スプリ
ング332の力に抗して後方にスライドする。そして、
その後端折曲片330で中央の検出スイッチ327を押
圧する。一方、両側の検出レバー323,325は、長
孔336の中を規制板321の突起部338が移動する
だけなので後方にはスライドしない。そして、規制板3
21を距離Lだけスライドさせると、規制板321の突
起部338が長孔336の後端部に当接すると共に、前
側下端部342が底板322に設けられた係止爪340
を乗り越えて係止される。検出レバー324は、スプリ
ング332によって前方側に付勢されているが、規制板
321の前側下端部342が係止爪340に係止される
ことでその状態が保持される。
【0023】従って、3つの検出スイッチ326,32
7,328のうち、真ん中の検出スイッチ327だけが
スイッチオンとなり、両側の検出スイッチ326,32
8はオフ状態を保つ。それ故、検出スイッチからは、
(0,1,0)のシート検出信号が出力される。これら
の信号はコネクタ346を通じてプリンタ本体100内
の制御部に送られ、制御部ではこの信号に基づいてシー
トリーガルサイズを印刷するための画像形成信号が出力
される。
【0024】一方、規制板321は、リーガルサイズの
シートをシートホッパ307上にセットするとき、その
後端部を規制する位置に自動的にセットされるために、
リーガルサイズのシートを載置した場合には、その後端
部が規制板321に当接して、所定のシートが間違いな
くセットされたことを目で確認できる他、規制板321
によってシートの後端部を揃えることができる。
【0025】サイズの異なるシートに交換する場合に
は、まず規制板321を係止爪340から解除して前方
側にスライドさせ、検出孔335から引き抜く。この
時、検出スイッチ326,327,328は全てオフ状
態となる。次に、所定のシートサイズに対応する検出孔
335に規制板321を差し込み、上述と同様の操作を
することによって、前述とは異なったシートサイズの給
紙を可能とする。
【0026】なお、上記実施例では3本の検出レバー3
23,324,325について説明したが、シートホッ
パ307に載置するシートサイズの種類の多少によっ
て、その本数を適宜変えることがある。また、上記実施
例では検出レバー323,324,325を給紙カセッ
ト306に対してその前後方向にスライド可能となるよ
うに配設したが、給紙カセット306に対して左右方向
にスライド可能となるように設けてもよい。さらに、上
記実施例では検出レバー323,324,325を給紙
カセット306に配設した場合について説明したが、給
紙カセット306に蓋体がある場合にはこの蓋体に配設
したり、本体装着給紙ユニット300側に配設すること
も可能である。
【0027】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る給紙
カセットのシートサイズ検出装置によれば、検出レバー
のシートサイズに対応した検出孔に規制板を差し込み、
この規制板を所定位置にセットすることで、検出スイッ
チからシートサイズ検出信号が出力されるために、規制
板のシートサイズ設定動作とシートサイズ検出動作とが
連動し、実際に載置されるシートサイズと検出されたシ
ートサイズとの間でズレを生じさせることなく確実な給
紙を行うことができるといった効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るシートサイズ検出装置を備えたプ
リンタの概略斜視図である。
【図2】本考案に係るシートサイズ検出装置を備えたプ
リンタの概略断面図である。
【図3】本考案に係るシートサイズ検出装置の要部を示
す斜視図である。
【図4】前記図3に示したA−A線断面図である。
【図5】シートサイズに応じて設けられた検出孔を示す
検出レバーの平面図である。
【図6】検出孔の形状と検出スイッチからのシートサイ
ズ検出信号との関係を示す図である。
【符号の説明】
P プリンタ 100 プリンタ本体 200 搬送ユニット 300 本体装着給紙ユニット 321 規制板 323 検出レバー 324 検出レバー 325 検出レバー 326 検出スイッチ 327 検出スイッチ 328 検出スイッチ 335 検出孔 338 突起部 400 シート反転ユニット 500 本体収納給紙ユニット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−158527(JP,A) 実開 平2−115330(JP,U)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライド可能に配設され且つシートサイ
    ズに対応した箇所に検出孔が開設された複数の検出レバ
    ーと、この検出レバーの前記検出孔に差し込まれる突起
    部が形成された規制板と、前記検出レバーの各端部近傍
    にそれぞれ設置され且つ前記検出レバーとの接触によっ
    てスイッチング動作し且つ制御部にシートサイズ検出信
    号を出力する検出スイッチとを備えたことを特徴とする
    給紙カセットのシートサイズ検出装置。
  2. 【請求項2】 前記検出レバーは、カセット本体内に収
    積されたシートの給紙方向とほぼ平行で且つ給紙前後方
    向へスライド可能に配設されると共に、前記検出スイッ
    チは検出レバーの各後端部近傍にそれぞれ設置されてお
    り、前記規制板の突起部をシートサイズに対応した検出
    レバーの検出孔に差し込み且つその状態から規制板を後
    方に引いて所定のシートサイズ位置に該規制板をセット
    したときに、それに連動して後方にスライドした検出レ
    バーの後端部で検出スイッチをスイッチング動作させた
    ことを特徴とする請求項1記載の給紙カセットのシート
    サイズ検出装置。
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