JP2921714B2 - 材料位置決め装置 - Google Patents

材料位置決め装置

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JP2921714B2
JP2921714B2 JP5915191A JP5915191A JP2921714B2 JP 2921714 B2 JP2921714 B2 JP 2921714B2 JP 5915191 A JP5915191 A JP 5915191A JP 5915191 A JP5915191 A JP 5915191A JP 2921714 B2 JP2921714 B2 JP 2921714B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、切断機や穴明加工機
などの加工機において、ワークを加工位置に正確に定寸
送りをするための材料位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば加工機としての切断機であ
る帯鋸盤では、第1ワーク送り装置と、この第1ワーク
送り装置の末端近くに設けられた一対の固定側ジョーと
移動側ジョーとからなる本体バイスと、前記第1ワーク
送り装置の先方に設けられた帯鋸盤の更に前方に一対の
固定側ジョーと移動側ジョーとからなり、ワークを送材
方向に引張って定寸位置決めを行なう定寸位置決め用の
前バイスと、この前バイスを送材方向へ駆動する第2ワ
ーク送り装置と、この第2ワーク送り装置にワークの送
り量を計測する計測装置とを備えて材料位置決め装置が
構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で知られて
いた材料位置決め装置では、第1ワーク送り装置により
送られて来たワークの先端は、開放された本体バイスを
素通りして、閉鎖された定寸位置決め用の前バイスの手
前面に当接されて原点位置決めが行われる。
【0004】次に、ワークをクランフして定寸移動する
ために、先ず定寸位置決め用の前バイスが開動される。
そしてクランプ代を得るために送材方向に対して少し後
退移動された後、閉動されてワークがクランプされる。
従って定寸位置決め用の前バイスがワークをクランプす
るためには、開動と後退移動が必要になるのでロスタイ
ムを生ずる。
【0005】更に上述の開動,後退移動,開動の動作を
している間に、原点位置決めされたワークが動いてしま
うので、これを防止するために本体バイスを予め閉動し
てクランプしておかなければならない。従って次にワー
クをクランプした定寸位置決め用の前バイスを定寸移動
させる時には、クランプされた本体バイスは開動されな
ければならない。
【0006】よって、ここでも本体バイスを閉動および
開動させるためのロスタイムを生ずる。
【0007】この発明の目的は上記問題点に鑑み、原点
位置決めされたワークをクランプする時にロスタイムの
ない能率的な材料位置決め装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は送られてきたワークの先端を突当てる
突当て部とクランプ面を有する固定側のワーククランプ
部材と、この固定側のワーククランプ部材に対応して移
動自在なワークをクランプするクランプ面を有する移動
側のワーククランプ部材とを送材方向に移動自在に動か
すワーククランプ装置と、このワーククランプ装置にワ
ークの送り量を計測する計測装置とを備えてなることを
特徴とする構成の材料位置決め装置である。
【0009】
【作用】この発明の材料位置決め装置を採用することに
より、送られてきたワークの先端は、固定側のワークク
ランプ部材に設けられた突当て部に当接されて原点位置
決めされる。すると直ちに移動側のワーククランプ部材
が閉動されて、ワークは先端部分を両ワーククランプ部
材によりクランプされる。
【0010】次に、ワーククランプ装置によりワークは
更に送材方向に引張られて、加工するために必要な寸法
だけ定寸移動されて位置決めされる。この定寸移動は、
ワーククランプ装置に設けられた計測装置により移動量
を計測されながら正確に行われる。
【0011】上述のように、ワークが原点位置決めされ
ると直ちにワーククランプ部材のクランプが行われるの
で、ロスタイムがない上にこのクランプ作動のためにワ
ークがずれる恐れがないから、他のクランプ部材を作動
させる必要もなく、この作動時間が短縮される。
【0012】
【実施例】以下、添付図面に基づいてこの発明の実施例
を説明する。
【0013】先づ、図1,図2により切断機としての帯
鋸盤1を例にとって説明する。送材方向に対して一番手
前にワークWを載せて送材するためのローラコンベア
(ワーク送り装置)3が設けられていて、駆動モータ5
及びベルトやアイドラで駆動されるようになっている。
なお、上記ローラコンベア3には、ワークWが円滑に送
材されるためにサイドガイド3aが設けられている。
【0014】そして、上記ローラコンベア3の先には、
ワークWをクランプして加工するための本体バイス7が
設けられている。この本体バイス7は固定ジョー7a
と、シリンダ9で開閉される移動ジョー7bから成って
いる。
【0015】上記本体バイス7のやや前方には昇降自在
の帯鋸刃(加工部材)11が設けられていて、切断面T
を形成している。この切断面Tのすぐ先には、材料位置
決め装置としての送材方向に移動自在な定寸位置決め用
の前バイス13が設けられていて、サーボシリンダによ
り送材方向に移動されるようになっている。又、前記定
寸位置決め用の前バイス13は、ワーククランプ装置と
してのワークWの先端を当接させて原点位置決めを行な
うための突当て部17aと、ワークをクランプするため
のクランプ面17bを有する固定ジョー17と、シリン
ダ19で開閉されるクランプ面を有する移動ジョー21
から成っている。なお、上記固定ジョー17内にはリミ
ットスイッチ23が内蔵されていて、ワークWの先端が
上記突当て部17aに当接されたことを感知するように
成っている。
【0016】又、前記定寸位置決め用の前バイス13
は、サーボシリンダ15で駆動されるほかに、位置をフ
ィードバックするために、下部にはロータリーエンコー
ダ25が取付けられている。そして、このロータリーエ
ンコーダ25の回転軸に取付けられたピニオン27は、
フレームに固定されたラック29と噛合されていて、ワ
ークの送り量を計測するための計測装置31を形成して
いる。この計測装置31の計測信号は、NC制御装置3
3にフィードバックされてサーボシリンダ15を制御す
るようになっている。
【0017】上記構成により作動を説明すると、先づワ
ークWがローラコンベア3に他のコンベアから搬入され
て来るか、上からチェーンなどで運ばれて来て載せられ
ると、駆動モータ5が回転される。するとベルトやアイ
ドラを介してローラコンベア3が回転するから、ワーク
Wはサイドガイド3aに沿って前方(図1,2の右方)
へ搬送される。そして、ワークWはサイドガイド3aに
案内されているから、開放されている本体バイス7の固
定ジョー7aのクランプ面に沿って搬送が続けられる。
【0018】やがて、ワークWの先端は本体バイス7及
び上昇中の帯鋸刃11を通過して定寸位置決め用の前バ
イス13の固定ジョー17に設けられたクランプ面17
bに沿って進入して来る。そして突当て部17aに当接
する。この当接はリミットスイッチ23によって感知さ
れる。これでワークWの原点位置決めがなされたことに
なる。
【0019】すると、直ちにシリンダ19が作動して移
動ジョー21は閉動されて、ワークWは定寸位置決め用
の前バイス13にクランプされる。そしてサーボシリン
ダ15が作動してワークWは更に定寸だけ移動されて、
定寸位置決めが行われる。
【0020】そして、定寸位置決めバイス13が移動さ
れると、フレームに固定されたラック29に噛合してい
るピニオン27が回転されてロータリーエンコーダ25
が回転するから、計測装置31としての信号はNC制御
装置33へフィードバックされてサーボシリンダ15が
制御される。よって定寸位置決めは正確に行われる。と
ころで、定寸位置決め用前バイス13の送り量Mは図2
において、原点位置決めされる突当て部17aが帯鋸刃
11の切断面Tと一致している場合は、帯鋸刃11の切
断代δを考慮して所望切断長さをDとすると、M=D+
δ/2で表示されるが、原点位置決め時の上記突当て部
17aが切断面Tより距離Cだけ離れていると送り量M
はM=D−(C−δ/2)で計算される。何れにしても
距離Cは、機械特有の一定値であり、切断代δも決まっ
た値であるから、切断長さDさえ指示すれば送り量M
は、NC制御装置33内で演算されてサーボシリンダ1
5が制御される。
【0021】次に、サーボシリンダにより定寸位置決め
用の前バイス13がワークWをクランプして送り量Mだ
け移動されたら、本体バイス7の移動ジョー7bがシリ
ンダ9によって閉動されて固定ジョー7aと協働してワ
ークWは本体バイス7にクランプされる。
【0022】そして、定寸位置決め用前バイス13の移
動ジョー21が、シリンダ19により開動されると共に
帯鋸刃11が回転されながら下降されてワークWの定寸
切断が行われる。
【0023】上述の説明のように、この発明の材料位置
決め装置1を採用することにより、ワークWの定寸切断
が行われる。
【0024】上述の説明のように、この発明の材料位置
決め装置1を採用することにより、ワークWの先端が定
寸位置決め用前バイス13の固定ジョー17に設けられ
た突当て部17aに当接されて原点位置決めが行われる
と、直ちに移動ジョー21をシリンダ19により閉動さ
せることができるのでロスタイムを削除することができ
る。
【0025】又、定寸位置決め用前バイス13のクラン
プ作動中は、本体バイス7の開閉作動は行なわなくてよ
いので、この面からのロスタイムもなく能率的な作業が
出来る。
【0026】又、材料位置決めバイス13の固定ジョー
17に設けられた突当て部17aとクランプ面17bと
の形は、実施例では1段の鍵形状切欠きであったが、図
3に示されているように凸形状突起による突当て部17
aを設けると共に、相手の移動ジョー21にもそれに見
合う凹部21aを設けても対応出来るものである。しか
もこの場合は、突当て部17aの幅に関係なく細いワー
クWや薄いワークWでもクランプ可能である。
【0027】更に、図4に示されているように突当て部
17aがピン状でしかも単動シリンダ17cによりクラ
ンプ面17bに対して出没自在に設けても対応出来るも
のである。又上記の変形として、単動シリンダ17cで
揺動自在の板状の突当て部17a(図示せず)を揺動さ
せてクランプ面17bに出没自在に設けても、同様な効
果が得られるものである。
【0028】さて、ワークWの先端が前記突当て部17
aに当接されて原点位置決めが完了したことを検出する
のに、前述の説明では固定ジョー17内に組み込まれた
リミットスイッチ23で検出するようになっていたが、
その他に図5(a)のように発光部と受光部を有する光
電スイッチ35の光ビーム35aを定寸位置決め用の前
バイス13の手前に設けたり、図5(b)に示されてい
るように光ビーム35aを突当て部17aのところに設
けることも考えられる。
【0029】なお、この発明は前述の実施例に限定され
るものではなく、適宜な変更を行なうことによりそれ以
外の態様でも実施しうるものである。例えばこの実施例
では、材料位置決め装置1が帯鋸切断機に応用された例
で説明したが、穴明け機などに応用しても十分対応出来
るものである。また、第1ワーク送り装置は実施例では
ローラーコンベアになっていたが、送材方向に移動自在
な送りバイスでも対応出来るものである。
【0030】
【発明の効果】以上のごとき実施例の説明により理解さ
れるように、送られて来たワークの先端が突当て部に当
接されて原点位置決めがなされると、直ちに移動側ワー
ククランプ部材を閉動させてワーククランプが行なわれ
るので、タイムロスを従来に比べて削減することができ
る。
【0031】又、ワーククランプ装置には計測装置が備
えられているので定寸位置決めの送り量は正確迅速にき
めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による一実施例の平面説明図である。
【図2】図1におけるII−II線に沿った断面説明図であ
る。
【図3】突当て部の別の実施例の説明図である。
【図4】突当て部の更に別の実施例の説明図である。
【図5】ワークの原点位置決め検出手段としての他の説
明図である。
【符号の説明】 1 帯鋸盤(切断材) 3 ローラコンベア(第1ワーク送り装置) 13 定寸位置決め用の前バイス(材料位置決め装置) 15 サーボシリンダ 17 固定ジョー(固定側のワーククランプ部材) 17a 突当て部 17b クランプ面 21 移動ジョー 31 計測装置 W ワーク

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送られてきたワークの先端を突当てる突
    当て部とクランプ面を有する固定側のワーククランプ部
    材と、この固定側のワーククランプ部材に対応して移動
    自在なワークをクランプするクランプ面を有する移動側
    のワーククランプ部材とを送材方向に移動自在に動かす
    ワーククランプ装置と、このワーククランプ装置にワー
    クの送り量を計測する計測装置を備えてなることを特徴
    とする材料位置決め装置。
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KR102366790B1 (ko) * 2021-11-05 2022-02-23 서정언 부스바 커팅 시스템

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