JP2001087942A - 切断加工方法およびその装置 - Google Patents

切断加工方法およびその装置

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JP2001087942A
JP2001087942A JP26625299A JP26625299A JP2001087942A JP 2001087942 A JP2001087942 A JP 2001087942A JP 26625299 A JP26625299 A JP 26625299A JP 26625299 A JP26625299 A JP 26625299A JP 2001087942 A JP2001087942 A JP 2001087942A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークに切断加工を行ったときに、できるだ
け残材を少なくするようにする。 【解決手段】 切断工具11の前後の予め設定された位
置に前後方向へ移動可能な前バイス装置43と後バイス
装置25とを設けてなる切断装置1であって、前バイス
装置と後バイス装置を前後方向へ移動せしめる位置検出
手段59、41を備えた移動駆動装置51、33と、切
断工具の前方へ設けられた前バイス後退端位置検出手段
77と、切断工具の前方へ設けられたワーク先端位置検
出手段81A、81Bと、ワークの所望長さだけ送材し
て後バイス装置の前進端位置を検出する後バイス前進端
位置検出手段67と、切断工具の後方へ設けられ後バイ
ス装置を後方へ後退中、残材尾端を検出するワークなし
検出手段71A、71Bと、残材尾端の位置を演算して
記憶せしめるメモリ87を備えた制御装置61と、から
構成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば横型帯鋸
盤等の切断機でワークに切断加工を行う切断加工方法お
よびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、切断機としての例えば横型帯鋸盤
には、走行回転自在な帯鋸刃を備えたカッテイングヘッ
ドが上下動自在に設けられている。そして、前記帯鋸刃
が上下動する切断位置の前後には前後方向へ移動可能な
前バイス装置、後バイス装置がそれぞれ設けられてい
る。
【0003】上記構成により、切断すべきワークを後バ
イス装置でクランプして前方へ送材し、ワークの所望位
置を前記切断位置に位置決めし、前記帯鋸刃でワークに
切断加工を行い、その後、前バイス装置で切断加工され
た製品を前バイス装置でクランプして前方へ搬出される
ことになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した従
来の横型帯鋸盤でワークに切断加工を行ったときに、ワ
ークの最後には残材が残る。この残材はときには残材量
が多いときが生じることがあり、残材を無駄にすること
がある。
【0005】この発明の目的は、ワークに切断加工を行
ったときに、できるだけ残材を少なくするようにした切
断加工方法およびその装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の切断加工方法は、ワークを
切断する切断工具を設けると共に、この切断工具の前後
の予め設定された位置に前後方向へ移動可能な前バイス
装置と後バイス装置とをそれぞれ設けてなる切断装置で
あって、前バイス装置を後方へ移動せしめて前バイス装
置の後退端を前記切断工具の前方へ予め設定された位置
に設けられた前バイス後退端位置検出手段で検出して位
置決めした後、切断すべきワークを後バイス装置でクラ
ンプして前方へ送材し、前記切断工具の前方へ予め設定
された位置に設けられたワーク先端位置検出手段でワー
クの先端位置を検出し、このワーク先端位置検出手段か
ら前記ワークを切断工具による切断位置へワークの所望
長さだけ送材して後バイス装置の前進端位置を後バイス
前進端位置検出手段で検出し、ついで、前記切断工具で
ワークに切断加工を行い、その切断加工中前バイス装置
をアンクランプし、後バイス装置でワークをクランプし
て適数回繰り返し送材しワークに切断加工を行っている
間、後バイス装置を後方へ後退中、ワークなし検出手段
がONしたときに、ワークの残材尾端を検出して記憶せ
しめ、切断後、後バイス装置を前進せしめて前記後バイ
ス前進端位置検出手段で後バイス前進端位置を検出し、
次いで、前バイス装置でワークをクランプして前方へ送
材してワークの残材尾端を前記切断位置に位置決めして
切断加工を行うことを特徴とするものである。
【0007】請求項2によるこの発明の切断加工装置
は、ワークを切断する切断工具を設けると共に、この切
断工具の前後の予め設定された位置に前後方向へ移動可
能な前バイス装置と後バイス装置とをそれぞれ設けてな
る切断装置であって、前記前バイス装置と後バイス装置
をそれぞれ前後方向へ移動せしめる位置検出手段を備え
た移動駆動装置と、前記切断工具の前方へ予め設定され
た位置に設けられ前バイス装置の後退端を検出する前バ
イス後退端位置検出手段と、前記切断工具の前方へ予め
設定された位置に設けられワークの先端位置を検出する
ワーク先端位置検出手段と、前記ワークを切断工具によ
る切断位置へワークの所望長さだけ送材して後バイス装
置の前進端位置を検出する後バイス前進端位置検出手段
と、前記切断工具の後方へ予め設定された位置に設けら
れ後バイス装置を後方へ後退中、ワークの残材尾端を検
出するワークなし検出手段と、前記ワークの残材尾端の
位置を演算して記憶せしめるメモリを備えた制御装置
と、から構成されていることを特徴とするものである。
【0008】したがって、ワークに切断加工を行う際に
は、まず前バイス装置を後方へ移動せしめて前バイス装
置の後退端を前記切断工具の前方へ予め設定された位置
に設けられた前バイス後退端位置検出手段で検出して位
置決めした後、切断すべきワークを後バイス装置でクラ
ンプして前方へ送材する。そして、前記切断工具の前方
へ予め設定された位置に設けられたワーク先端位置検出
手段でワークの先端位置を検出し、このワーク先端位置
検出手段から前記ワークを切断工具による切断位置へワ
ークの所望長さだけ送材して後バイス装置の前進端位置
を後バイス前進端位置検出手段で検出する。
【0009】ついで、前記切断工具でワークに切断加工
を行い、その切断加工中前バイス装置をアンクランプ
し、後バイス装置でワークをクランプして適数回繰り返
し送材しワークに切断加工を行っている間、後バイス装
置を後方へ後退中、ワークなし検出手段がONしたとき
に、ワークの残材尾端を検出して記憶せしめ、切断後、
後バイス装置を前進せしめて前記後バイス前進端位置検
出手段で後バイス前進端位置を検出する。次いで、前バ
イス装置でワークをクランプして前方へ送材してワーク
の残材尾端を前記切断位置に位置決めして切断加工が行
われる。
【0010】而して、ワークに切断加工を行った際に、
残材が従来よりも少なくなる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0012】図1、図2および図3を参照するに、切断
機としての例えば横型帯鋸盤1は、種々な形状のワーク
Wを載置するワークテーブル3をベース5上に備えてお
り、また、このベース5には図3において右側にメイン
ポスト7が立設されていると共に、図3において左側に
サブポスト9が立設されている。前記メインポスト7、
サブポスト9に案内されて上下動自在なカッテングヘッ
ド11が設けられている。
【0013】このカッテングヘッド11の右側には鋸刃
駆動モータM(図1参照)によって回転自在な駆動ホイ
ール13が設けられていると共に、カッテングヘッド1
1の左側には回転自在な従動ホイール15がが設けられ
ている。そして、駆動ホイール13と従動ホイール15
とには切断工具としての帯鋸刃17が巻回されている。
前記カッテングヘッド11には帯鋸刃17の走行を案内
せしめる固定鋸刃ガイド部材19とこの固定鋸刃ガイド
部材19に対して接近離反自在な移動鋸刃ガイド部材2
1が設けられている。
【0014】前記ワークテーブル3は図1において上下
方向へ適宜な間隔で回転可能な複数の送材ローラ23が
設けられている。前記ベース5上において前記帯鋸刃1
7が上下動する切断位置Kの後側図1において上側には
後バイス装置25が前後方向図1において上下方向へ移
動可能に設けられている。この後バイス装置25は前後
方向へ移動可能な後バイスベース27と、この後バイス
ベース27の図1において右側に設けられた固定バイス
ジョー29と後バイスベース27の図1において左側に
設けられた移動バイスジョー31と、で構成されてい
る。しかも、後バイスベース27は前記ベース5に固定
されている移動駆動装置としての一例のシリンダ33に
装着されたピストンロッド35の先端に取り付けられて
いて、シリンダ33の作動によって前後動図1において
上下動されることになる。また、移動バイスジョー31
は前記ベース5に固定されているシリンダ37に装着さ
れたピストンロッド39の先端に取り付けられていて、
シリンダ37の作動によって固定バイスジョー29に対
して接近離反されることになる。なお、後バイスベース
27の移動量は位置検出手段としての一例のエンコーダ
41で検出される。
【0015】前記ベース5上において前記帯鋸刃17が
上下動する切断位置Kの前側図1において下側には前バ
イス装置43が前後方向図1において上下方向へ移動可
能に設けられている。この前バイス装置43は前後方向
へ移動可能な前バイスベース45と、この前バイスベー
ス45の図1において右側に設けられた固定バイスジョ
ー47と前バイスベース45の図1において左側に設け
られた移動バイスジョー49と、で構成されている。し
かも、後バイスベース45は前記ベース5に固定されて
いる移動駆動装置としての一例のシリンダ51に装着さ
れたピストンロッド53の先端に取り付けられていて、
シリンダ33の作動によって前後動図1において上下動
されることになる。また、移動バイスジョー49は前記
ベース5に固定されているシリンダ55に装着されたピ
ストンロッド57の先端に取り付けられていて、シリン
ダ55の作動によって固定バイスジョー47に対して接
近離反されることになる。なお、前バイスベース45の
移動量は位置検出手段としての一例のエンコーダ59で
検出される。
【0016】前記ベース5の図1において右側の下側に
は制御装置61が設けられている。また、前記固定鋸刃
ガイド部材19、移動鋸刃ガイド部材21のそれぞれ下
部における内側には帯鋸刃17が急速に下降したときの
位置を検出する急速下降検出装置63、切曲り検出装置
65が設けられている。
【0017】前記後バイス装置25側には図1に示され
ているように、後バイス装置25の前進端を検出する後
バイス前進端位置検出手段としての一例の後バイス前進
端位置リミットスイッチ67が設けられていると共に、
この後バイス前進端位置リミットスイッチ67の図1に
おいて上側近傍には後バイス動作制限リミットスイッチ
69が設けられている。また、前記後バイス前進端位置
リミットスイッチ67の図1において下側近傍にはワー
ク無し検出手段しての一例の投光側ワーク無し検出光電
センサ71Aと受光側ワーク無し検出光電センサ71B
とが相対向して設けられている。さらに、帯鋸刃17の
後側における図1において左側には後バイスクランプ確
認プレッシャースイッチ73、前バイスクランプ確認プ
レッシャースイッチ75が設けられている。
【0018】前記前バイス装置43側には図1に示され
ているように、前バイス装置43の後進端を検出する前
バイス後進端位置検出手段としての一例の前バイス後進
端位置リミットスイッチ77が設けられていると共に、
この前バイス後進端位置リミットスイッチ77の図1に
おいて下側近傍には前バイス動作制限リミットスイッチ
79が設けられている。また、前記前バイス前進端位置
リミットスイッチ77の図1において上側近傍にはワー
ク先端検出手段しての一例の投光側ワーク先端検出光電
センサ81Aと受光側ワーク無し検出光電センサ81B
とが相対向して設けられている。さらに、前記前バイス
装置43の移動バイスジョー47側すなわち図1におい
て左側には前バイス大開きリミットスイッチ83が設け
られている。
【0019】図4には制御装置61には構成ブロック図
が示されている。すなわち、図3において、CPU85
を備えており、このCPU85にはキーボードのごとき
入力装置87、CRTのごとき出力装置89が接続され
ている。また、前記CPU85には種々のデータを記憶
せしめておくメモリ91、演算処理を行う演算処理装置
93が接続されている。
【0020】また、前記CPU85には前記エンコーダ
41、59、後バイス前進端検出リミットスイッチ6
7、ワーク無し光量センサ71A、71B、前バイス後
進端検出リミットスイッチ77、ワーク先端検出光量セ
ンサ81A、81Bおよび前バイス大開きリミットスイ
ッチ83が少なくとも接続されている。
【0021】上記構成により、切断方法を図5〜図11
に基づいて説明する。
【0022】まず、図5(A)に示されているように、
切断すべきワークWの先端を後バイス装置25の固定バ
イスジョー29と移動バイスジョー31の先端から例え
ば250mm以上出して前記固定バイスジョー29と移
動バイスジョー31とでクランプする。このとき、後バ
イスクランプ確認プレッシャースイッチ73がONす
る。次ぎに、図5(B)において起動ボタンをONせし
めた後、カッテイングヘッド11を上昇せしめる。バイ
ス干渉リミットスイッチをOFFせしめた後、前バイス
装置43の移動バイスジョー49を大開きさせると、前
バイス大開リミットスイッチ83がONする。図5
(C)で前バイス装置43を後退せしめる(帯鋸刃17
側へ移動せしめる)と、前バイス後進端検出リミットス
イッチ77がONする。
【0023】図6(A)に示されているように、後バイ
ス装置25を高速前進せしめると、投光側ワーク先端検
出光量センサ81A、受光側ワーク先端検出光量センサ
81Bとで光がワークWの先端を遮ると、後バイス装置
25が停止される。図6(B)において後バイス装置2
5を中速後退せしめると、投光側ワーク先端検出光量セ
ンサ81A、受光側ワーク先端検出光量センサ81Bと
で光がワークWの先端を遮ると、後バイス装置25が停
止される。図5(C)において後バイス装置25を低速
前進せしめると、投光側ワーク先端検出光量センサ81
A、受光側ワーク先端検出光量センサ81Bとで光がワ
ークWの先端を遮ることにより、後バイス装置25が停
止されてワークWの先端検出が完了する。帯鋸刃17と
投光側ワーク先端検出光量センサ81A、受光側ワーク
先端検出光量センサ81Bの距離を例えばパラメータと
してデフォルト値:190とする。
【0024】図7(A)に示されているように、切断位
置へ位置決め開始が行われる。そして、位置決めが未完
の場合には度数送りを行うため図7(B)へ、位置決め
が完了の場合には図7(C)へ進む。すなわち、位置決
めが未完の場合には図7(B)において前バイス装置4
3でワークWをクランプし、前バイスクランプ確認プレ
ッシャースイッチ75がON後、後バイス装置25をチ
ョイ開き(タイマー)し、必要長後退せしめる(高速→
中速→低速)。位置決めが完了の場合には図7(C)に
おいて後バイス装置25でワークWをクランプし、後バ
イスクランプ確認プレッシャースイッチ73がONした
後、前バイス装置43をチョイ開き(タイマー)させ
る。そして、後バイス装置25を前進させ、後バイス前
進端検出リミットスイッチ67がONなり、位置決めが
完了する。このとき、後バイス装置25の先端と帯鋸刃
17との距離は例えば50mmする。
【0025】図8(A)に示されているように、前バイ
ス装置43でワークWをクランプして前バイスクランプ
確認プレッシャースイッチ75がONすると、切削加工
が開始される。図8(B)において切削加工開始後、後
バイス装置25をチョイ開きし、後バイス装置25を必
要長後退せしめ、後バイス装置25でワークWをクラン
プして後バイスクランプ確認プレッシャースイッチ73
がONすると後バイス装置25を停止せしめる。切断中
は両バイスクランプ、後バイス装置後退端で待機してい
る。図8(C)において切断終了後、カッテイングヘッ
ド11を上昇せしめ、急速下降検出装置63がOFFと
なり、T秒後上昇し停止する。しかも、前バイス装置4
3をチョイ開きさせる。
【0026】図9に示されているように、後バイス装置
25を前進させ、後バイス前進端検出リミットスイッチ
67がONなり、位置決めが完了し、図7(A)へ戻
る。
【0027】図10に示されているように、切削加工開
始後、後バイス装置25をチョイ開きし、後バイス装置
25を必要長後退中に投光側ワーク無し検出光量センサ
71A、受光側ワーク無し検出光量センサ71Bとで光
が遮光した所で残材の尾端を制御装置61のメモリ91
に記憶させる。後バイス装置25の現在値=残材の尾端
記憶位置で後バイス装置25の後退が不可となる。(残
材の尾端記憶位置)=(投光側ワーク無し検出光量セン
サ71A、受光側ワークなし検出光量センサ71Bが通
光したときの後バイス装置25の現在位置)+(投光側
ワーク無し検出光量センサ71A、受光側ワーク無し検
出光量センサ71Bの位置(デフォルト値:490))
ー(後バイス装置25のつかみ代(デフォルト値:6
5))となる。
【0028】図11(A)に示されているように、切断
終了後、カッテイングヘッド11を上昇せしめた後、後
バイス装置25を前進させ、後バイス前進端検出リミッ
トスイッチ67がONなる。図11(B)において前バ
イス装置43でワークWをクランプして前バイスクラン
プ確認プレッシャースイッチ75がONすると、後バイ
ス装置25がチョイ開きする。そして、前バイス装置4
3を必要長前進させて切削加工を開始する。図11
(C)において製品位置決め時、残材の尾端記憶位置が
帯鋸刃1を越えてしまうときはアラームとなり、残材不
足エラーで全停止する。
【0029】而して、ワークに切断加工を行った際に、
残材を従来よりも少なくすることができる。
【0030】なお、この発明は、前述した発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。
【0031】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明よ
り理解されるように、請求項1および請求項2の発明に
よれば、ワークに切断加工を行う際には、まず前バイス
装置を後方へ移動せしめて前バイス装置の後退端を前記
切断工具の前方へ予め設定された位置に設けられた前バ
イス後退端位置検出手段で検出して位置決めした後、切
断すべきワークを後バイス装置でクランプして前方へ送
材する。そして、前記切断工具の前方へ予め設定された
位置に設けられたワーク先端位置検出手段でワークの先
端位置を検出し、このワーク先端位置検出手段から前記
ワークを切断工具による切断位置へワークの所望長さだ
け送材して後バイス装置の前進端位置を後バイス前進端
位置検出手段で検出する。
【0032】ついで、前記切断工具でワークに切断加工
を行い、その切断加工中前バイス装置をアンクランプ
し、後バイス装置でワークをクランプして適数回繰り返
し送材しワークに切断加工を行っている間、後バイス装
置を後方へ後退中、ワークなし検出手段がONしたとき
に、ワークの残材尾端を検出して記憶せしめ、切断後、
後バイス装置を前進せしめて前記後バイス前進端位置検
出手段で後バイス前進端位置を検出する。次いで、前バ
イス装置でワークをクランプして前方へ送材してワーク
の残材尾端を前記切断位置に位置決めして切断加工を行
うことができる。
【0033】而して、ワークに切断加工を行った際に、
残材を従来よりも少なくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の切断機としての横型帯鋸盤の平面図
である。
【図2】図1における拡大図である。
【図3】図1における正面である。
【図4】制御装置の構成ブロック図である。
【図5】切断方法の作用説明図である。
【図6】切断方法の作用説明図である。
【図7】切断方法の作用説明図である
【図8】切断方法の作用説明図である。
【図9】切断方法の作用説明図である。
【図10】切断方法の作用説明図である。
【図11】切断方法の作用説明図である。
【符号の説明】
1 横型帯鋸盤(切断機) 11 カッテイングヘッド 17 帯鋸刃 25 後バイス装置 27 後バイスベース 29 固定バイスジョー 31 移動バイスジョー 33 シリンダ(移動駆動装置) 41 エンコーダ(位置検出手段) 43 前バイス装置 45 前バイスベース 47 固定バイスジョー 49 移動バイスジョー 51 シリンダ(移動駆動装置) 59 シリンダ(移動駆動装置) 61 制御装置 67 後バイス前進端検出リミットスイッチ(後バイス
前進端位置検出手段) 69 後バイス動作制限リミットスイッチ 71A 投光側ワーク無し光電センサ(ワーク無し検出
手段) 71B 受光側ワーク無し光電センサ(ワーク無し検出
手段) 73 後バイスクランプ確認プレッシャースイッチ 75 前バイスクランプ確認プレッシャースイッチ 77 前バイス後進端検出リミットスイッチ(前バイス
前進端位置検出手段) 79 前バイス動作制限リミットスイッチ 81A 投光側ワーク先端検出光量センサ(ワーク先端
検出手段) 81B 受光側ワーク先端検出光量センサ(ワーク先端
検出手段) 83 前バイス大開きリミットスイッチ 87 メモリ 89 演算装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを切断する切断工具を設けると共
    に、この切断工具の前後の予め設定された位置に前後方
    向へ移動可能な前バイス装置と後バイス装置とをそれぞ
    れ設けてなる切断装置であって、前バイス装置を後方へ
    移動せしめて前バイス装置の後退端を前記切断工具の前
    方へ予め設定された位置に設けられた前バイス後退端位
    置検出手段で検出して位置決めした後、切断すべきワー
    クを後バイス装置でクランプして前方へ送材し、前記切
    断工具の前方へ予め設定された位置に設けられたワーク
    先端位置検出手段でワークの先端位置を検出し、このワ
    ーク先端位置検出手段から前記ワークを切断工具による
    切断位置へワークの所望長さだけ送材して後バイス装置
    の前進端位置を後バイス前進端位置検出手段で検出し、
    ついで、前記切断工具でワークに切断加工を行い、その
    切断加工中前バイス装置をアンクランプし、後バイス装
    置でワークをクランプして適数回繰り返し送材しワーク
    に切断加工を行っている間、後バイス装置を後方へ後退
    中、ワークなし検出手段がONしたときに、ワークの残
    材尾端を検出して記憶せしめ、切断後、後バイス装置を
    前進せしめて前記後バイス前進端位置検出手段で後バイ
    ス前進端位置を検出し、次いで、前バイス装置でワーク
    をクランプして前方へ送材してワークの残材尾端を前記
    切断位置に位置決めして切断加工を行うことを特徴とす
    る切断加工方法。
  2. 【請求項2】 ワークを切断する切断工具を設けると共
    に、この切断工具の前後の予め設定された位置に前後方
    向へ移動可能な前バイス装置と後バイス装置とをそれぞ
    れ設けてなる切断装置であって、前記前バイス装置と後
    バイス装置をそれぞれ前後方向へ移動せしめる位置検出
    手段を備えた移動駆動装置と、前記切断工具の前方へ予
    め設定された位置に設けられ前バイス装置の後退端を検
    出する前バイス後退端位置検出手段と、前記切断工具の
    前方へ予め設定された位置に設けられワークの先端位置
    を検出するワーク先端位置検出手段と、前記ワークを切
    断工具による切断位置へワークの所望長さだけ送材して
    後バイス装置の前進端位置を検出する後バイス前進端位
    置検出手段と、前記切断工具の後方へ予め設定された位
    置に設けられ後バイス装置を後方へ後退中、ワークの残
    材尾端を検出するワークなし検出手段と、前記ワークの
    残材尾端の位置を演算して記憶せしめるメモリを備えた
    制御装置と、から構成されていることを特徴とする切断
    加工装置。
JP26625299A 1999-09-20 1999-09-20 切断加工装置 Expired - Fee Related JP4338268B2 (ja)

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