JP2895784B2 - チェーンテンショナ装置 - Google Patents
チェーンテンショナ装置Info
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-
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
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Description
【０００１】
【発明の属するの技術分野】本発明は、自動車用エンジ
ンのカムシャフトのタイミング駆動を行うチェーンにテ
ンションを付与するチェーンテンショナ装置に関し、特
に、チェーンに摺接するシューをテンショナ本体に固定
するための構造を備えたチェーンテンショナ装置に関す
る。
ンのカムシャフトのタイミング駆動を行うチェーンにテ
ンションを付与するチェーンテンショナ装置に関し、特
に、チェーンに摺接するシューをテンショナ本体に固定
するための構造を備えたチェーンテンショナ装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】従来、エンジンのクランクシャフトとカ
ムシャフトとの間でタイミングチェーンによって動力を
伝達する場合に用いられているチェーンテンショナ装置
は、図５に示すように、テンショナ本体２０から外部へ
突出するようにスプリング２１で付勢されているプラン
ジャ２２を有し、前記プランジャ２２の上端部に嵌着さ
れているプレートベース２３にチェーン２４と摺接して
テンションを付与するシュー２５が固定されている。
ムシャフトとの間でタイミングチェーンによって動力を
伝達する場合に用いられているチェーンテンショナ装置
は、図５に示すように、テンショナ本体２０から外部へ
突出するようにスプリング２１で付勢されているプラン
ジャ２２を有し、前記プランジャ２２の上端部に嵌着さ
れているプレートベース２３にチェーン２４と摺接して
テンションを付与するシュー２５が固定されている。
【０００３】前記テンショナ本体２０には、プレート２
６がリベット２７によって固定されており、前記プレー
ト２６にはピン貫通孔２８が形成されている。また、前
記ピン貫通孔２８に対して、プランジャ２２をテンショ
ナ本体２０に押し込んだ位置で整合するようにシュー２
５の側面にピン係合孔２９が形成されている。
６がリベット２７によって固定されており、前記プレー
ト２６にはピン貫通孔２８が形成されている。また、前
記ピン貫通孔２８に対して、プランジャ２２をテンショ
ナ本体２０に押し込んだ位置で整合するようにシュー２
５の側面にピン係合孔２９が形成されている。
【０００４】前記チェーンテンショナ装置をエンジンに
取り付ける作業を行う場合に、プランジャ２２をテンシ
ョナ本体２０に押し込んでピン貫通孔２８にピン係合孔
２９を一致させ、ストッパピン３０を側方から両方の孔
に差し込んでシューをテンショナ本体に対して固定でき
るようになっている。
取り付ける作業を行う場合に、プランジャ２２をテンシ
ョナ本体２０に押し込んでピン貫通孔２８にピン係合孔
２９を一致させ、ストッパピン３０を側方から両方の孔
に差し込んでシューをテンショナ本体に対して固定でき
るようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述したような構造の
従来のチェーンテンショナ装置では、テンショナ本体の
側面にシューを固定するためのプレートをリベットによ
って固定していたため、部品点数が多く、また、プレー
トをテンショナ本体に固定する作業が必要なため、組立
工数が多くなる問題があった。
従来のチェーンテンショナ装置では、テンショナ本体の
側面にシューを固定するためのプレートをリベットによ
って固定していたため、部品点数が多く、また、プレー
トをテンショナ本体に固定する作業が必要なため、組立
工数が多くなる問題があった。
【０００６】また、プレートの側面によってシューの回
転止めを行っていたため、プレートがシューの上面から
上方へ突出しており、外観形状が大型化する問題があっ
た。そこで、本発明は、部品点数が少なく、組立工数の
削減を図ることができるとともに、外観形状を小型化す
ることができるチェーンテンショナ装置を提供すること
を主な目的とする。
転止めを行っていたため、プレートがシューの上面から
上方へ突出しており、外観形状が大型化する問題があっ
た。そこで、本発明は、部品点数が少なく、組立工数の
削減を図ることができるとともに、外観形状を小型化す
ることができるチェーンテンショナ装置を提供すること
を主な目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明のチェーンテンショナ装置は、上端部にチェ
ーンに摺接するシューがプレートベースを介して固定さ
れたプランジャと、前記プランジャが摺動自在に嵌挿さ
れたテンショナ本体とを備え、プランジャの上端部が付
勢部材によって前記テンショナ本体から突出する方向に
付勢されているものにおいて、前記テンショナ本体の側
部には前記プランジャの摺動方向に平行なガイド面が形
成されているとともに前記ガイド面にはピン係止孔が設
けられ、前記シューには、前記ガイド面上まで延びてシ
ューのプランジャ軸線回りの回転を阻止する延長片が一
体に形成され、前記延長片には、前記ピン係止孔上に重
合可能な位置にピン貫通孔が形成され、前記ピン貫通孔
を貫通して前記ピン係止孔にストッパピンを係入させる
ことによりテンショナ本体に対してシューが固定される
構成としたものである。
め、本発明のチェーンテンショナ装置は、上端部にチェ
ーンに摺接するシューがプレートベースを介して固定さ
れたプランジャと、前記プランジャが摺動自在に嵌挿さ
れたテンショナ本体とを備え、プランジャの上端部が付
勢部材によって前記テンショナ本体から突出する方向に
付勢されているものにおいて、前記テンショナ本体の側
部には前記プランジャの摺動方向に平行なガイド面が形
成されているとともに前記ガイド面にはピン係止孔が設
けられ、前記シューには、前記ガイド面上まで延びてシ
ューのプランジャ軸線回りの回転を阻止する延長片が一
体に形成され、前記延長片には、前記ピン係止孔上に重
合可能な位置にピン貫通孔が形成され、前記ピン貫通孔
を貫通して前記ピン係止孔にストッパピンを係入させる
ことによりテンショナ本体に対してシューが固定される
構成としたものである。
【０００８】前記シューは前記プレートベースと前記テ
ンショナ本体とが直接接触しないように、少なくともプ
レートベースのテンショナ本体との対向面を覆う形状と
することが好ましい。
ンショナ本体とが直接接触しないように、少なくともプ
レートベースのテンショナ本体との対向面を覆う形状と
することが好ましい。
【０００９】
【作用】本発明のチェーンテンショナ装置は、エンジン
に取り付けられる際に、プランジャをテンショナ本体に
押し込んでシューの延長片をテンショナ本体の側部に形
成されているガイド面に沿って滑らせ、前記ガイド面に
形成されているピン係止孔に前記延長片に形成されてい
るピン貫通孔を重合させてストッパピンを通し、シュー
をテンショナ本体に対して固定する。
に取り付けられる際に、プランジャをテンショナ本体に
押し込んでシューの延長片をテンショナ本体の側部に形
成されているガイド面に沿って滑らせ、前記ガイド面に
形成されているピン係止孔に前記延長片に形成されてい
るピン貫通孔を重合させてストッパピンを通し、シュー
をテンショナ本体に対して固定する。
【００１０】この状態で、チェーンテンショナ装置をエ
ンジン側に取り付ける。この際、シューのプランジャの
軸線回りの回転は、延長片がテンショナ本体のガイド面
に当接することによって阻止されているので、シューの
向きがタイミングチェーンの向きに一致するように調整
する必要はない。取付作業を完了後、ストッパピンを抜
くことによって、シューとプランジャの拘束が開放さ
れ、付勢部材によってプランジャはテンショナ本体から
突出し、シューがタイミングチェーンの押し付けられて
タイミングチェーンにテンションを付与する。
ンジン側に取り付ける。この際、シューのプランジャの
軸線回りの回転は、延長片がテンショナ本体のガイド面
に当接することによって阻止されているので、シューの
向きがタイミングチェーンの向きに一致するように調整
する必要はない。取付作業を完了後、ストッパピンを抜
くことによって、シューとプランジャの拘束が開放さ
れ、付勢部材によってプランジャはテンショナ本体から
突出し、シューがタイミングチェーンの押し付けられて
タイミングチェーンにテンションを付与する。
【００１１】前記シューが前記プレートベースと前記テ
ンショナ本体とが直接接触しないように、少なくともプ
レートベースのテンショナ本体との対向面を覆う形状と
されている場合には、プランジャが大きく押し戻された
場合でも、緩衝作用を有するシューがテンショナ本体に
衝突するため、緩衝効果が得られる。
ンショナ本体とが直接接触しないように、少なくともプ
レートベースのテンショナ本体との対向面を覆う形状と
されている場合には、プランジャが大きく押し戻された
場合でも、緩衝作用を有するシューがテンショナ本体に
衝突するため、緩衝効果が得られる。
【００１２】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。図１は、本発明のチェーンテンショナ装置の１実
施例を示す側面図、図２は、図１のＡ−Ａ線位置におけ
る矢印方向に見た断面図であって、チェーンテンショナ
装置１は、エンジン側に取り付けられるテンショナ本体
２内に形成されているシリンダ室３内にプランジャ４が
摺動自在に嵌挿されており、前記プランジャ４の上端部
に嵌着されているプレートベース５にチェーン６と摺接
してテンションを付与するシュー７が固定されている。
する。図１は、本発明のチェーンテンショナ装置の１実
施例を示す側面図、図２は、図１のＡ−Ａ線位置におけ
る矢印方向に見た断面図であって、チェーンテンショナ
装置１は、エンジン側に取り付けられるテンショナ本体
２内に形成されているシリンダ室３内にプランジャ４が
摺動自在に嵌挿されており、前記プランジャ４の上端部
に嵌着されているプレートベース５にチェーン６と摺接
してテンションを付与するシュー７が固定されている。
【００１３】前記プランジャ４の内部には、下端側が開
口されている中空部８が形成されており、その内部に
は、プランジャ４を上方へ付勢して、チェーン６にシュ
ー７を押し付けるための付勢部材としてのスプリング９
が収容されている。また、前記中空部８内に臨んでシリ
ンダ室３の底部には油を中空部８内に流入させ、逆流を
阻止するチェック弁１０が設けられている。前記中空部
８内は、常時チェック弁１０を介して下方から供給され
ている油によって満たされており、チェーン６側からシ
ュー７に作用する衝撃力によってプランジャ４がシリン
ダ室３内に押し込まれると、中空部８内の油圧は上昇し
チェック弁１０が閉じられる。
口されている中空部８が形成されており、その内部に
は、プランジャ４を上方へ付勢して、チェーン６にシュ
ー７を押し付けるための付勢部材としてのスプリング９
が収容されている。また、前記中空部８内に臨んでシリ
ンダ室３の底部には油を中空部８内に流入させ、逆流を
阻止するチェック弁１０が設けられている。前記中空部
８内は、常時チェック弁１０を介して下方から供給され
ている油によって満たされており、チェーン６側からシ
ュー７に作用する衝撃力によってプランジャ４がシリン
ダ室３内に押し込まれると、中空部８内の油圧は上昇し
チェック弁１０が閉じられる。
【００１４】チェック弁１０からの流出が阻止されてい
る中空部８内の油は、プランジャ４の下端からプランジ
ャ４の外周面とシリンダ室３の内周面との間の僅かな隙
間を通って上昇して外部へ排出される。その際、油が前
記隙間を通過する際の流動抵抗によって、前記衝撃のエ
ネルギーが吸収され、緩衝効果が得られる。
る中空部８内の油は、プランジャ４の下端からプランジ
ャ４の外周面とシリンダ室３の内周面との間の僅かな隙
間を通って上昇して外部へ排出される。その際、油が前
記隙間を通過する際の流動抵抗によって、前記衝撃のエ
ネルギーが吸収され、緩衝効果が得られる。
【００１５】前記テンショナ本体２の側部には、プラン
ジャ４の摺動方向に平行なガイド面１１が形成されてい
る。一方、シュー７の側面からは、前記ガイド面１１上
まで下方に延びた延長片１２がシュー７に一体に形成さ
れており、前記延長片１２によって、ガイド面１１のプ
ランジャ４の軸線回りの回転が阻止されている。さら
に、ガイド面１１にはピン係止孔１３が形成されてお
り、また、前記ガイド面１１によって案内される延長片
１２には、プランジャ４がシリンダ室３内に引き込まれ
た位置で前記ピン係止孔１３に重合するピン貫通孔１４
が形成されている。
ジャ４の摺動方向に平行なガイド面１１が形成されてい
る。一方、シュー７の側面からは、前記ガイド面１１上
まで下方に延びた延長片１２がシュー７に一体に形成さ
れており、前記延長片１２によって、ガイド面１１のプ
ランジャ４の軸線回りの回転が阻止されている。さら
に、ガイド面１１にはピン係止孔１３が形成されてお
り、また、前記ガイド面１１によって案内される延長片
１２には、プランジャ４がシリンダ室３内に引き込まれ
た位置で前記ピン係止孔１３に重合するピン貫通孔１４
が形成されている。
【００１６】前記ピン係止孔１３とピン貫通孔１４に
は、これらの重合位置においてストッパピン１５を延長
片１２の外側からピン貫通孔１４を貫通させてピン係止
孔１３に係入させることで、シュー７をテンショナ本体
２に対して固定することができる。
は、これらの重合位置においてストッパピン１５を延長
片１２の外側からピン貫通孔１４を貫通させてピン係止
孔１３に係入させることで、シュー７をテンショナ本体
２に対して固定することができる。
【００１７】次に、図３は、本発明のチェーンテンショ
ナ装置の別の実施例を示す側面図、図４は、図３のＡ−
Ａ線位置における矢印方向に見た断面図であって、図１
及び図２中に示されている番号と同一番号で示している
部材については、前述した実施例のものと同一の構成を
有している。
ナ装置の別の実施例を示す側面図、図４は、図３のＡ−
Ａ線位置における矢印方向に見た断面図であって、図１
及び図２中に示されている番号と同一番号で示している
部材については、前述した実施例のものと同一の構成を
有している。
【００１８】この実施例では、プランジャ４の上端部に
固定されているプレートベース５’が図３に示すように
シュー７’に形成されている角孔１６内に差し込まれて
おり、プレートベース５’のテンショナ本体２側に対向
する面がシュー７’の一部によって覆われるようにした
ものである。すなわち、プレートベース５’の下面側が
シュー７’で覆われているため、プランジャ４がシリン
ダ室３内に押し込まれた時に、テンショナ本体２の上面
とプレートベース５’の下面とが直接衝突することがな
く、緩衝効果を有するシュー７’がテンショナ本体２上
面に当接される構造になっている。
固定されているプレートベース５’が図３に示すように
シュー７’に形成されている角孔１６内に差し込まれて
おり、プレートベース５’のテンショナ本体２側に対向
する面がシュー７’の一部によって覆われるようにした
ものである。すなわち、プレートベース５’の下面側が
シュー７’で覆われているため、プランジャ４がシリン
ダ室３内に押し込まれた時に、テンショナ本体２の上面
とプレートベース５’の下面とが直接衝突することがな
く、緩衝効果を有するシュー７’がテンショナ本体２上
面に当接される構造になっている。
【００１９】なお、この実施例では、シュー７’に形成
されている角孔内１６にプレートベース５’が嵌合さ
れ、前記プレートベース５’の周囲がシュー７’によっ
て包囲されているが、プランジャが押し込まれた時に、
プレートベースがテンショナ本体に直接接触しないよう
に、プランジャのテンショナ本体との対向する面のみが
シューの一部で覆われるような形状にシューを形成して
もよい。
されている角孔内１６にプレートベース５’が嵌合さ
れ、前記プレートベース５’の周囲がシュー７’によっ
て包囲されているが、プランジャが押し込まれた時に、
プレートベースがテンショナ本体に直接接触しないよう
に、プランジャのテンショナ本体との対向する面のみが
シューの一部で覆われるような形状にシューを形成して
もよい。
【００２０】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、従来のチェーンテンショナ装置においてテンショナ
本体に別部品として取り付けられていたプレートを排除
したため、部品点数を少なくすることができ、また、組
立作業時に、プレートをリベット等によってテンショナ
本体に固定する工程がないため、組立工数を減らすこと
ができ、作業効率の向上及び製造コストの低下を図るこ
とができる。
ば、従来のチェーンテンショナ装置においてテンショナ
本体に別部品として取り付けられていたプレートを排除
したため、部品点数を少なくすることができ、また、組
立作業時に、プレートをリベット等によってテンショナ
本体に固定する工程がないため、組立工数を減らすこと
ができ、作業効率の向上及び製造コストの低下を図るこ
とができる。
【００２１】また、シューに一体に形成されている延長
片をプランジャ引き込み時のガイドとして用い、シュー
のプランジャ軸線回りの回転を阻止するようにしている
ため、シューの上方へ突出する部分がなく、外観形状を
小型化することができる。
片をプランジャ引き込み時のガイドとして用い、シュー
のプランジャ軸線回りの回転を阻止するようにしている
ため、シューの上方へ突出する部分がなく、外観形状を
小型化することができる。
【００２２】さらに、前記シューをプレートベースとテ
ンショナ本体とが直接接触しないように、少なくともプ
レートベースのテンショナ本体との対向面を覆う形状と
している場合には、テンショナ本体の上面とプレートベ
ースの下面とが直接衝突することがなく、緩衝効果を有
するシューがテンショナ本体上面に当接されるため、耐
久性を向上させることができる。
ンショナ本体とが直接接触しないように、少なくともプ
レートベースのテンショナ本体との対向面を覆う形状と
している場合には、テンショナ本体の上面とプレートベ
ースの下面とが直接衝突することがなく、緩衝効果を有
するシューがテンショナ本体上面に当接されるため、耐
久性を向上させることができる。
【図１】 本発明のチェーンテンショナ装置の１実施例
を示す側面図。
を示す側面図。
【図２】 図１のＡ−Ａ線位置の断面図。
【図３】 本発明のチェーンテンショナ装置の別の実施
例を示す側面図。
例を示す側面図。
【図４】 図３のＡ−Ａ線位置の断面図。
【図５】 従来のチェーンテンショナ装置の１例を示す
断面図。
断面図。
１ チェーンテンショナ装置 ２ テンショナ本体 ３ シリンダ室 ４ プランジャ ５，５’ プレートベース ６ チェーン ７，７’ シュー ８ 中空部 ９ スプリング（付勢部材） １０ チェック弁 １１ ガイド面 １２ 延長片 １３ ピン係止孔 １４ ピン貫通孔 １５ ストッパピン １６ 角孔
Claims (2)
- 【請求項１】 上端部にチェーンに摺接するシューがプ
レートベースを介して固定されたプランジャと、前記プ
ランジャが摺動自在に嵌挿されたテンショナ本体とを備
え、プランジャの上端部が付勢部材によって前記テンシ
ョナ本体から突出する方向に付勢されているチェーンテ
ンショナ装置において、 前記テンショナ本体の側部には前記プランジャの摺動方
向に平行なガイド面が形成されているとともに前記ガイ
ド面にはピン係止孔が設けられ、前記シューには、前記
ガイド面上まで延びてシューのプランジャ軸線回りの回
転を阻止する延長片が一体に形成され、前記延長片に
は、前記ピン係止孔上に重合可能な位置にピン貫通孔が
形成され、 前記ピン貫通孔を貫通して前記ピン係止孔にストッパピ
ンを係入させることによりテンショナ本体に対してシュ
ーが固定される構成としたチェーンテンショナ装置。 - 【請求項２】 前記シューは前記プレートベースと前記
テンショナ本体とが直接接触しないように、少なくとも
プレートベースのテンショナ本体との対向面を覆う形状
とした請求項１記載のチェーンテンショナ装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7280655A JP2895784B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | チェーンテンショナ装置 |
| US08/736,828 US5676614A (en) | 1995-10-27 | 1996-10-28 | Chain tensioner device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7280655A JP2895784B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | チェーンテンショナ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09119489A JPH09119489A (ja) | 1997-05-06 |
| JP2895784B2 true JP2895784B2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=17628088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7280655A Expired - Fee Related JP2895784B2 (ja) | 1995-10-27 | 1995-10-27 | チェーンテンショナ装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5676614A (ja) |
| JP (1) | JP2895784B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN106051081A (zh) * | 2015-02-27 | 2016-10-26 | 伊威斯发动机***有限责任两合公司 | 具有插销的张紧轨 |
Families Citing this family (25)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5779582A (en) * | 1996-03-06 | 1998-07-14 | Mott; Philip J. | Chain guide with tapered side rails |
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