JP2001159454A - プランジャストッパピン付きテンショナ - Google Patents

プランジャストッパピン付きテンショナ

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JP2001159454A
JP2001159454A JP34037999A JP34037999A JP2001159454A JP 2001159454 A JP2001159454 A JP 2001159454A JP 34037999 A JP34037999 A JP 34037999A JP 34037999 A JP34037999 A JP 34037999A JP 2001159454 A JP2001159454 A JP 2001159454A
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stopper pin
holding hole
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Naoki Wakabayashi
直樹 若林
Katsuya Nakakubo
克也 中久保
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Tsubakimoto Chain Co
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Tsubakimoto Chain Co
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構造でプランジャをテンショナボディ
に保持させておくことができるテンショナを提供するこ
と。 【解決手段】 テンショナ10は、突出力を付与された
プランジャ12が摺動自在に嵌挿されたテンショナボデ
ィ14を有する。プランジャ12とテンショナボディ1
4との間には、圧縮ばね16が挟挿されている。テンシ
ョナボディ14の外周面にはピン保持孔20が設けられ
ている。プランジャ12先端の樹脂製シュー22にピン
保持孔24が設けられている。U字状のストッパピン1
8は、それぞれのピン保持孔20,24に係止して、プ
ランジャ12の突出を防止している。先端部分28の長
さは、ピン保持孔20,24の深さより長く、ストッパ
ピン18をプランジャ12及びテンショナボディ14に
組み付けた後、中央部分26がプランジャ12及びテン
ショナボディ14から離反するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エンジンのタイミ
ングチェーン又はベルトに適正な張力を与えるテンショ
ナに関する。より詳細には、本発明は、エンジンへの組
み付け前において、突出力を付与されたプランジャをテ
ンショナボディから突出させずに保持させておくための
プランジャストッパピン付きテンショナに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、エンジンのクランクシャフトと
カムシャフトとの間でタイミングチェーンによって動力
を伝達する場合に用いられるテンショナは、テンショナ
ボディから外部へ突出するようにばねで付勢されたプラ
ンジャを有する。そのため、テンショナをエンジンへ組
み付ける際、プランジャを予めテンショナボディ内に押
し込んでおく必要がある。このため、特許第28957
84号公報に記載されたテンショナでは、プランジャ側
のピン孔とテンショナボディ側のピン孔にストッパピン
を挿通し、このストッパピンがプランジャの突出を防止
している。また、特開平7−42804号公報に記載さ
れたテンショナでは、プランジャの全周に亘って係止溝
が形成され、テンショナボディの孔から挿通されたスト
ッパピンを係止溝に引っ掛けることによりプランジャの
突出を防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のテン
ショナでは、針状のストッパピンを利用するので、プラ
ンジャ側のピン孔とテンショナボディ側のピン孔を整合
させ、又は、テンショナボディ側の孔とプランジャの係
止溝を整合させ、その上でストッパピンを挿通させなけ
ればならない。ストッパピンをプランジャの外側又はテ
ンショナボディの外側から挿通させるとなると、テンシ
ョナボディ側のピン孔又はプランジャ側の係止溝が隠れ
た状態になり、ピン孔又は係止溝の位置を目視確認する
ことができなくなる。そのため、ストッパピンを挿通さ
せる作業が非常に困難であり、ストッパピンの取付作業
に多大な時間を要していた。また、プランジャに環状の
係止溝を設けた従来のテンショナでは、係止溝の加工工
数も多くなるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、簡易な構造でプランジャ
をテンショナボディに保持させておくことができるテン
ショナを提供することである。本発明の他の目的は、プ
ランジャをテンショナボディに保持させておくストッパ
を目視より簡単に装着することができるテンショナを提
供することである。本発明のさらに他の目的は、既存部
品の形状や構造を利用して、ストッパピンによりプラン
ジャをテンショナボディに簡単に保持させておくことが
できるテンショナを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1に、テン
ショナボディに対して突出力を付与されたプランジャを
備えたテンショナにおいて、前記テンショナボディの外
周面にピン保持孔を設けるとともに、前記プランジャの
前記テンショナボディから突出した部位にピン保持孔を
設け、前記テンショナボディ側ピン保持孔と前記プラン
ジャ側ピン保持孔のそれぞれにU字状又はコ字状ストッ
パピンが係止され、該ストッパピンにより前記プランジ
ャが突出を防止されているプランジャストッパピン付き
テンショナにより前記課題を解決した。
【0006】テンショナボディのピン保持孔及びプラン
ジャのピン保持孔は、それぞれテンショナの表面に形成
されており、プランジャを所定の位置まで押し込んでス
トッパピンをそれぞれのピン保持孔に装入することによ
り、プランジャはテンショナボディに対して突出を防止
される。本発明では、ストッパピンが係止されるそれぞ
れのピン保持孔がテンショナの表面に形成されており、
目視により位置を確認しながらストッパピンを組み付け
ることができる構造である。ストッパピンは線材を折り
曲げて形成されたU字状又はコ字状であり、中央部分を
工具等により把持し、そのストッパピンの先端部分をそ
れぞれのピン保持孔から抜くことにより、プランジャは
突出を許される状態となる。
【0007】
【発明の実施の形態】また、上記テンショナにおいて、
前記プランジャの先端に樹脂製シューを設け、該樹脂製
シューの側面にピン保持孔を凹設し、前記ストッパピン
がそれぞれのピン保持孔に係止されている形態のものが
好ましい。プランジャは通常、金属製である。プランジ
ャが金属製である場合、同じく金属製のチェーンと摺接
させることは好ましくない。このような場合、プランジ
ャの先端には樹脂製シューが設けられる。本形態では、
樹脂成形されるシューの特質、すなわち、比較的に自由
に形状を設計できる特質を利用することにより、予めシ
ューにピン保持孔が凹設される。ストッパピンは、テン
ショナボディのピン保持孔と成形時に一体成形されたピ
ン保持孔のそれぞれに係止され、プランジャはシューを
介して突出を防止される。シューを利用する場合、シュ
ー側ピン保持孔をストッパピンの先端部分より大きくす
ることが好ましい。例えば、シューの側面に矩形のピン
保持孔を成形することにより、シュー側ピン保持孔への
ストッパピンの係止が簡単である。
【0008】本発明は、第2に、テンショナボディに対
して突出力を付与されたプランジャを備えたテンショナ
において、前記テンショナボディの外周面にピン保持孔
を設け、前記プランジャに該プランジャの進退方向に直
角な先端面を形成し、前記テンショナボディ側ピン保持
孔と前記プランジャ先端面のそれぞれにU字状又はコ字
状ストッパピンが係止され、該ストッパピンにより前記
プランジャが突出を防止されているプランジャストッパ
ピン付きテンショナにより前記課題を解決した。
【0009】この発明によるテンショナにおいても、テ
ンショナボディのピン保持孔は、テンショナの表面に形
成されており、ストッパピンの一端をピン保持孔に係止
させるのが容易である。ストッパピンの他端は、プラン
ジャの先端面に係止されるので、このストッパピンを組
み付けるには、プランジャを所定以上に押し込んだ後に
ストッパピンの一端をテンショナボディのピン保持孔に
差し込み、ストッパピンの他端をプランジャの先端面に
添わせることによって、簡単にプランジャの突出が防止
される。或いは、テンショナボディのピン保持孔にスト
ッパピンの一端を差し込んだ状態を構成し、その後、プ
ランジャを押し込んてストッパピンを回転させること
で、ストッパピンの他端をプランジャの先端面に係止さ
せてもよい。いずれの組み付け手順によっても、目視に
より位置を確認しながらストッパピンを組み付けること
ができる。また、ストッパピンは、第1の発明と同様
に、線材を折り曲げて形成されたU字状又はコ字状であ
り、中央部分を工具等により把持し、そのストッパピン
の先端部分をそれぞれのピン保持孔から抜くことによ
り、プランジャは突出を許される状態となる。
【0010】以上の形態のテンショナは、U字状又はコ
字状のストッパピンを利用しているが、このストッパピ
ンの先端部分を平行ではなく、収斂させることが好まし
い。例えば、中央部分から折れ曲がった先端部分のうち
少なくとも一方を他方側に傾斜させ、先端側で対向間隔
を収縮させて、先端部分が収斂するようにストッパピン
を構成することが好ましい。エンジンブロック等への装
着前のプランジャはストッパピンにより突出を防止され
ているので、ストッパピンは先端部分が拡開しようとす
る。そのため、先端部分を収斂させておくと、ストッパ
ピンを組み付けた後において、そのストッパピンは外れ
にくくなる。その一方で、収斂させたストッパピンは、
ピン保持孔への組み付け性が多少擬制になるので、収斂
させたストッパピンは、大きなピン保持孔が形成された
シューを備えたテンショナ又はプランジャの先端面に係
止させるテンショナとの組合せにおいて利用することが
好ましい。
【0011】次に、テンショナをエンジンブロック等に
装着した後、ストッパピンを外す作業に着目すると、ス
トッパピンの先端部分と反対側に環状引抜き部を設ける
ことが好ましい。こうすることにより、テンショナをエ
ンジンブロック等への取り付けた後において、ストッパ
ピンを外すことが簡単になる。環状引抜き部は、例え
ば、線材を中央部分でループ状に捻ることにより、スト
ッパピンに一体に形成される。この環状引抜き部を作業
者が指で引っ掛けることにより、テンショナからストッ
パピンを容易に外すことができる。
【0012】また、ストッパピンを外す作業に着目する
と、U字状又はコ字状のストッパピンを利用しても、中
央部分をテンショナボディやプランジャから離反させた
状態にすることで、ストッパピンを外す作業が容易にな
る。例えば、ピン保持孔を有底状に形成し、ストッパピ
ンの中央部分がテンショナボディやプランジャから離反
させた状態にすると、作業者は工具又は指によりストッ
パピンを容易に引き抜くことができる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明によるテンショ
ナの実施例を説明する。図1及び図2は本発明によるテ
ンショナの第1実施例を示し、図1はテンショナの正面
図、図2は図1のテンショナの断面図である。テンショ
ナは、チェーンやベルト等の張力を調節する機能を有す
る。例えば、車両用エンジンの場合、チェーンがクラン
クスプロケットとカムスプロケットに捲回される。チェ
ーンの弛みを防止して、チェーンに一定の張力を付与す
るためにテンショナが利用される。図1及び図2に示さ
れるように、テンショナ10は、例えばチェーンCに張
力を付与するために、突出力を付与されたプランジャ1
2を備えている。プランジャ12はテンショナボディ1
4の円筒状中空部に摺動自在に嵌挿されている。プラン
ジャ12とテンショナボディ14との間には、プランジ
ャ12に突出力を付与する圧縮ばね16が挟挿されてい
る。そのため、テンショナ10をエンジンブロック等に
装着する際、プランジャ12を押し込んでおく必要があ
る。
【0014】本発明では、特定のストッパピン18とこ
のストッパピン18に関連する構造により、ストッパピ
ンを組み付ける作業とストッパピン18を外す作業のい
ずれも簡単になっている。図1及び図2に詳細に示され
るように、テンショナボディ14の外周面にはピン保持
孔20が設けられている。プランジャ12は先端に樹脂
製シュー22を有し、このシュー22にピン保持孔24
が設けられている。ストッパピン18は、それぞれのピ
ン保持孔20,24に係止して、プランジャ12の突出
を防止している。テンショナボディ14側のピン保持孔
20は、外周面に直角な有底の孔である。プランジャ1
2側のピン保持孔24は、樹脂製シュー22を一体成形
するときに同時に形成した矩形の比較的大きい有底の孔
である。ストッパピン18は、線材を中央部分26と一
対の先端部分28,28に屈曲させて先端を収斂させた
略U字状又はコ字状である。先端部分28の長さは、ピ
ン保持孔20,24の深さより長く、ストッパピン18
をプランジャ12及びテンショナボディ14に組み付け
た後、中央部分26がプランジャ12及びテンショナボ
ディ14から離反するようになっている。
【0015】図2に示されるように、プランジャ12を
押し込んでストッパピン18をそれぞれのピン保持孔2
0,24に係止させる際、いずれのピン保持孔20,2
4も目視により確認することができ、従来より組み付け
が容易である。また、プランジャ12側のピン保持孔2
4は、樹脂製シュー22に一体形成された比較的大きな
矩形の孔であるので、厳密に位置合わせを行なうことな
く、ストッパピン18をピン保持孔24に係止させるこ
とができる。そして、このテンショナ10をエンジンブ
ロック等に装着した後、ストッパピン18はプランジャ
12及びテンショナボディ14から中央部分が浮き上が
って離反した状態にあるので、簡単に外すことができ
る。ストッパピン18を外すと、プランジャ12が圧縮
ばね16により突出して、シュー22がチェーンCに張
力を付与する。
【0016】図3はストッパピンの改変例を示してい
る。同図に示されたストッパピン18aは、先端部分と
反対側に環状引抜き部30を備えている。環状引抜き部
30に指を引っ掛けることにより、ストッパピン18a
を簡単に外すことができる。ストッパピン18aは、ル
ープ状に形成された中央部分26aと、この中央部分2
6aの先端から直角に折れ曲がった先端部分28a,2
8aを有する。先端部分28aの長さは、ピン保持孔2
0,24に係止できる程度の長さで十分である。
【0017】図4は、本発明によるテンショナの第2実
施例を断面図で示している。テンショナ10bは、第1
実施例と同様に、プランジャ12b、テンショナボディ
14b及び圧縮ばね16bを備えている。テンショナボ
ディ14bの外周面にはピン保持孔20bが設けられ、
プランジャ12bの外周面にもピン保持孔24bが設け
られている。テンショナボディ14b側のピン保持孔2
0bは、本実施例において貫通しているが、第1実施例
と同様に有底の孔であってもよい。一方、プランジャ1
2b側のピン保持孔24bは、有底の孔である。それぞ
れのピン保持孔20b,24bは、テンショナボディ1
4b及びプランジャ12bの外周面に対して直角であ
る。ストッパピン18bは、中央部分26bと中央部分
26bの両端から直角に折り曲げられた先端部分28
b,28bからなるU字状又はコ字状である。一方の先
端部分28bは、プランジャ12b側のピン保持孔24
bに係止できるように、他方の先端部分より長い。本実
施例では、いずれのピン保持孔20b,24bもストッ
パピン18bの線径より僅かに大きな直径であり、その
ため、先端部分28b,28bは互いに平行に形成され
ている。
【0018】第2実施例のテンショナでは、プランジャ
12bが相手側シューに当接する形態のものであり、そ
のため、プランジャ自体にピン保持孔24bが形成され
ている。このように、プランジャ12bにシューが設け
られない場合には、プランジャ12bにピン保持孔24
bを設けることで、U字状又はコ字状のストッパピン1
8bを利用して、プランジャ12bの突出を防止するこ
とができる。
【0019】図5は、本発明によるテンショナの第3実
施例を断面図で示している。テンショナ10cは、第1
実施例と同様に、プランジャ12c、テンショナボディ
14c及び圧縮ばね16cを備えている。テンショナボ
ディ14cの外周面には有底のピン保持孔20cが設け
られている。しかし、プランジャ12cの外周面にはピ
ン保持孔が設けられていない。ストッパピン18cは、
中央部分26cとその両端から直角に折れ曲がった先端
部分28c,28cよりなる。本実施例では、プランジ
ャ12cの先端面32が平坦に形成されており、U字状
又はコ字状のストッパピン18cの一方の先端部分28
cがピン保持孔20cに係止されるとともに、他方の先
端部分28cがプランジャ12cの先端面32に係止さ
れる。こうすることにより、プランジャ12cの強度を
低下させることなく、しかも、プランジャ12cにピン
保持孔を形成する工数を省くことができる。本実施例で
は、また、先端部分28c,28c同士が収斂するスト
ッパピンを利用することができる。ストッパピン18c
を組み付けるには、まず、プランジャ12cを押し込ん
だ後、一時にストッパピンの両先端部分28c,28c
をピン保持孔20c及び先端面32に係止させるか、一
方の先端部分28cをピン保持孔20cに係止させた
後、一方の先端部分28cを中心にしてストッパピン1
8cを旋回させて他方の先端部分28cをプランジャ1
2cの先端面32に係止させることで、プランジャ12
cの突出を防止することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明は、以上詳述したように、目視確
認しながらストッパピンをテンショナボディ及びプラン
ジャに係止させることができるので、組付作業効率が飛
躍的に向上する。請求項2の発明では、樹脂製シューに
ピン保持孔を設けることで、既存の加工工程中において
ピン保持孔を形成することができる。請求項3の発明で
は、テンショナボディのみにピン保持孔を設けること
で、既存のプランジャを利用してストッパピンを組み付
けることができる。また、テンショナボディのピン保持
孔を中心にしてストッパピンを回転させることで、その
ストッパピンを容易に組み付けることができる。請求項
4の発明では、環状引抜き部を設けることで、テンショ
ナのエンジンブロック等への装着後においてストッパピ
ンを外す作業が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるテンショナの第1実施例を示す
正面図。
【図2】 図1のテンショナの断面図。
【図3】 他のストッパピンの正面図。
【図4】 本発明によるテンショナの第2実施例を示す
断面図。
【図5】 本発明によるテンショナの第3実施例を示す
断面図。
【符号の説明】
C チェーン 10, 10b,10c テンショナ 12, 12b,12c プランジャ 14, 14b,14c テンショナボディ 16, 16b,16c 圧縮ばね 18,18a,18b,18c ストッパピン 20, 20b,20c ピン保持孔 22 シュー 24, 24b ピン保持孔 26,26a,26b、26c ストッパピン中央部分 28,28a,28b,28c ストッパピン先端部分 30 ストッパピン引抜き部 32 プランジャ先端面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テンショナボディに対して突出力を付与
    されたプランジャを備えたテンショナにおいて、 前記テンショナボディの外周面にピン保持孔を設けると
    ともに、前記プランジャの前記テンショナボディから突
    出した部位にピン保持孔を設け、前記テンショナボディ
    側ピン保持孔と前記プランジャ側ピン保持孔のそれぞれ
    にU字状又はコ字状ストッパピンが係止され、該ストッ
    パピンにより前記プランジャが突出を防止されているこ
    とを特徴とする、プランジャストッパピン付きテンショ
    ナ。
  2. 【請求項2】 前記プランジャの先端に樹脂製シューを
    設け、該樹脂製シューの側面にピン保持孔を凹設し、前
    記ストッパピンがそれぞれのピン保持孔に係止される、
    請求項1記載のプランジャストッパピン付きテンショ
    ナ。
  3. 【請求項3】 テンショナボディに対して突出力を付与
    されたプランジャを備えたテンショナにおいて、 前記テンショナボディの外周面にピン保持孔を設け、前
    記プランジャに該プランジャの進退方向に直角な先端面
    を形成し、前記テンショナボディ側ピン保持孔と前記プ
    ランジャ先端面のそれぞれにU字状又はコ字状ストッパ
    ピンが係止され、該ストッパピンにより前記プランジャ
    が突出を防止されていることを特徴とする、プランジャ
    ストッパピン付きテンショナ。
  4. 【請求項4】 前記ストッパピンが先端部分と反対側に
    環状引抜き部を備えている、請求項1乃至請求項3のい
    ずれかに記載のプランジャストッパピン付きテンショ
    ナ。
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