JP6400661B2 - チェーンテンショナ - Google Patents

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Description

この発明は、内燃機関(エンジン)のチェーン駆動システムに採用されるチェーンテンショナに関する。
なお、この発明で言うチェーン駆動システムとは、クランクシャフトとカムシャフトを繋ぐタイミングチェーンシステムの他、クランクシャフトとオイルポンプ、クランクシャフトとウォータポンプ、クランクシャフトとスーパーチャージャ(過給機)、クランクシャフトとバランサシャフトなどを繋ぐチェーンシステムや、ツインカムエンジンの吸排気カムを互いに繋ぐチェーンシステムなどを総称したものである。
エンジンのチェーン駆動システムに採用されるチェーンテンショナは、テンショナボディに形成されているシリンダから外部へ突出するようにスプリングによって付勢されたプランジャを有する。
そのプランジャは、チェーンテンショナをエンジンに組み付ける際にシリンダ内に押し込んでおく必要がある。
その押し込み状態を保持するために、ストッパピンを備えた下記特許文献1〜3に示されるチェーンテンショナが開発されている。
特許文献1のチェーンテンショナは、プランジャ側とテンショナボディ側にピン孔を設け、互いの位置を対応させたそのピン孔にストッパピンを挿通してそのストッパピンでプランジャをシリンダへの押し込み位置に引き留めてシリンダからの突出を防止している。
また、特許文献2のチェーンテンショナは、プランジャの全周に沿って係止溝を形成し、テンショナボディにはピン孔を設けてそのピン孔にストッパピンを挿通し、そのストッパピンの先端側を前記係止溝に係止させることでシリンダからのプランジャの突出を防止している。
さらに、特許文献3のチェーンテンショナは、テンショナボディとプランジャにピン保持孔をそれぞれ設け、それらのピン保持孔にU字状又はコの字状のストッパピンを係止してシリンダからのプランジャの突出を防止している。
特許第2895784号公報 特許第2991008号公報 特開2001−159454号公報
この発明は、特許文献3が開示しているタイプのチェーンテンショナ、即ち、テンショナボディ側とプランジャ側にピン孔を対応して設け、そのピン孔にU字状又はコの字状のストッパピンを係止してシリンダからのプランジャの突出を防止するタイプのチェーンテンショナに見られる問題を解決するものである。
特許文献3では、プランジャ側のピン保持孔に対するストッパピンの挿入長さとテンショナボディ側のピン保持孔に対するストッパピンの挿入長さの関係が規定されていない。
そのため、テンショナボディ側のピン保持孔に対するストッパピンの挿入長さがプランジャ側のピン保持孔に対するストッパピンの挿入長さよりも短くなっている場合、ストッパピンを取り外す際に、ストッパピンがテンショナボディ側のピン保持孔から先に抜けてしまう。
この状況が起こると、ばねに付勢されたプランジャが、係止状態がまだ解けていないストッパピンを伴ってエンジンボディに固定されているテンショナボディのシリンダから飛び出す。
このとき、ピンを引き抜く作業者はまだストッパピンを掴んでおり、このために、作業者のストッパピンを掴んだ手がプランジャに引き動かされ、エンジン部品と接触する虞がある。
テンショナボディ側とプランジャ側のピン保持孔に対するストッパピンの挿入長さが同じ場合にも、ストッパピンの引き抜き方によっては、テンショナボディに対するストッパピンの係止状態がプランジャ側よりも先に解け、上記と同様の事態が起こることが考えられる。
なお、既存のチェーンテンショナの中には、部品点数の削減やエンジンの取り付けスペースによる制約などから張力調整対象のチェーンに接触させる樹脂製のチェーンガイドをプランジャの先端に予め一体化しておくものがある。
この発明は、そのプランジャと一体のチェーンガイドを備え、さらに、U字状又はコの字状のストッパピンを採用してシリンダからのプランジャの突出を防止するタイプのチェーンテンショナに見られるストッパピン取り外し時の安全面での懸念と作業性の悪さの問題を解決することを目的とする。
上記の課題を解決するため、この発明においては、一端開放のシリンダを有するテンショナボディと、前記シリンダから外部へ突出するようにスプリングによって付勢されたプランジャと、このプランジャと一体の樹脂製のチェーンガイドを有し、エンジンに対するチェーンテンショナ組み付け前の前記シリンダからの前記プランジャの突出防止が、テンショナボディに形成されたピン孔とプランジャ側のピン孔にU字状又はコの字状のストッパピンを係止させて行われるチェーンテンショナを以下の通りに構成した。すなわち、
前記プランジャ側のピン孔を前記チェーンガイドに形成し、さらに、前記ストッピンの前記テンショナボディのピン孔に対する挿入長さをa、前記チェーンガイドに形成されたピン孔に対する挿入長さをbとして、a>bの条件を満足させた。
このチェーンテンショナは、チェーンガイドに形成されたピン孔が金型成形された孔であるものが好ましい。テンショナボディに設けられたピン孔も金型成形された孔であるとなお好ましい。
また、前記ストッパピンが、断面四角形の線材で形成されているのも好ましい。
この発明のチェーンテンショナは、プランジャ側のピン孔を樹脂製のチェーンガイドに形成しているため、そのピン孔を金属製のプランジャに形成するものに比べてピン孔の加工が簡単である。
チェーンガイドのピン孔は、チェーンガイドを金型成形時に同時に金型成形して設けることができる。
また、プランジャを付勢するスプリングのセット荷重が大きい場合、ストッパピンは高強度を確保する必要がある。その要求に対しては、断面丸ピンよりも断面積を増加させ易い断面四角形のピンが有利である。
その断面四角形のピンを係止させるピン孔は、角孔がチェーンガイドの無駄な減肉を回避できて好ましい。金型成形されるピン孔であれば、そのピン孔が角孔であっても、加工が複雑にならない。
チェーンガイドに設けるピン孔は、加工性や加工コストなどを考えると、金型成形した孔が、ドリルやエンドミルなどで機械加工した孔に比べて有利であるが、前記a>bの条件を満たしたことによる効果は、ドリルやエンドミルなどで機械加工した孔であっても発揮される。
前記a>bの条件を満たすと、ストッパピンは、テンショナボディに係合している状態下でチェーンガイドから外れ、その状況が確実に作り出される。
そのため、ストッパピンを掴んだ作業者の手がプランジャに引き動かされることがなく、ストッパピンの取り外しが安全に作業性良く行える。
この発明のチェーンテンショナの一例を示す断面図である。 図1のチェーンテンショナの平面図である。 図1のチェーンテンショナに採用したストッパピンの斜視図である。 この発明のチェーンテンショナの他の例を示す断面図である。 図4のチェーンテンショナに採用したストッパピンの斜視図である。
以下、この発明のチェーンテンショナの実施の形態を、添付図面の図1〜図5に基づいて説明する。
図1及び図2に示したチェーンテンショナ1は、テンショナボディ2、プランジャ6、スプリング7、チェーンガイド8、及びストッパピン9を有する。
テンショナボディ2は、一端開口のシリンダ3を有し、そのシリンダ3にプランジャ6が軸方向スライド可能に挿入されている。
スプリング7は、シリンダ3の内部に組み込まれており、このスプリング7によってプランジャ6がシリンダ3から突出する方向に付勢されている。
シリンダ3の内部には、スプリング7の他に、スプリング7の一端を受けるスプリングリテーナ4と、プランジャ6が突出方向に動くときに油の供給路を開く逆流防止用のチェック弁5が組み込まれている。
チェーンガイド8は、樹脂で形成されたものであって、プランジャ6の先端に一体化されている。
テンショナボディ2には、ピン孔10が設けられており、チェーンガイド8にもピン孔10に対応させたピン孔11が設けられている。
ストッパピン9は、コの字状に曲げ加工されたピンである。このストッパピン9は、図1に示すように、一端側がピン孔10に、他端側がピン孔11にそれぞれ抜き取り可能に挿入される。エンジンに対してチェーンテンショナ1を組み付ける前のシリンダ3からのプランジャ6の突出防止手段は、ピン孔10,11にストッパピン9を係止させて行われる。なお、ストッパピン9は、U字状に曲げ加工されていてもよい。
このストッパピン9のピン孔10に対する挿入長さaは、ピン孔11に対する挿入長さbよりも長い。すなわち、a>bの条件に設定されている。そのため、ピン孔10、11に係合させたストッパピン9は、ピン孔11からの抜け出しがピン孔10からの抜け出しに先行して装着部から抜き取られることになる。
これにより、ストッパピン9とそれを掴んでいる作業者の手が、プランジャ6に引き動かされることが確実に回避される。
ピン孔10、11に対するストッパピン9の挿入長さの管理は、例示のチェーンテンショナの場合、ストッパピン9のピン孔10に対する挿入部がピン孔10の孔底に突き当たった位置で、ピン孔11に対する挿入長さがピン孔10に対する挿入長さよりも短くなるようにピン孔に対するピン挿入部の長さを設定して行われている。
図1のチェーンテンショナ1に設けられたストッパピン9は、図3に示すように、断面四角形の線材を曲げ加工して作られている。
このように、例示のストッパピン9は断面四角形であるので、ピン孔10、11も、ストッパピンの断面に対応した角断面の孔にしている。
テンショナボディ2は、鋳造品である。また、チェーンガイド8は樹脂の射出成形品である。従って、ピン孔10、11はどちらも金型成形が可能である。例示のピン孔10、11は、両方とも金型成形された孔になっている。すなわち、ピン孔10,11は、共に
金型成形によって形成されている。
なお、ストッパピン9は、図4、図5に示すように丸断面の線材を曲げ加工して作られたものであってもよい。
この丸断面のストッパピン9を係合させるピン孔10、11も、金型による成形孔とすることができる。
ピン孔10、11は、加工の手間やコストを考えると、機械加工された孔よりも金型成形された孔が有利であるが、機械加工されたピン孔でも、ストッパピン9を用いたプランジャの引き留め(突出防止)が可能である。
1 チェーンテンショナ
2 テンショナボディ
3 シリンダ
4 スプリングリテーナ
5 チェック弁
6 プランジャ
7 スプリング
8 チェーンガイド
9 ストッパピン
10、11 ピン孔
a ピン孔10に対するストッパピンの挿入長さ
b ピン孔11に対するストッパピンの挿入長さ

Claims (4)

  1. 一端開放のシリンダ(3)を有するテンショナボディ(2)と、前記シリンダ(3)から外部へ突出するようにスプリング(7)によって付勢されたプランジャ(6)と、このプランジャ(6)と一体の樹脂製のチェーンガイド(8)を有し、エンジンに対するチェーンテンショナ組み付け前の前記シリンダ(3)からの前記プランジャ(6)の突出防止手段が、テンショナボディ(2)に形成されたピン孔(10)とプランジャ側のピン孔(11)にU字状又はコの字状のストッパピン(9)を係止させて行われるチェーンテンショナであって、
    前記プランジャ側のピン孔(11)を前記チェーンガイド(8)に形成し、さらに、前記ストッパピン(9)の前記テンショナボディ(2)に形成されたピン孔(10)に対する挿入長さをa、前記チェーンガイド(8)に形成されたピン孔(11)に対する挿入長さをbとして、a>bの条件を満足させたチェーンテンショナ。
  2. 前記チェーンガイド(8)に設けられたピン孔(11)が金型成形された孔である請求項1に記載のチェーンテンショナ。
  3. 前記ストッパピン(9)が断面四角形の線材で形成されている請求項1又は2に記載のチェーンテンショナ。
  4. 前記テンショナボディ(2)のピン孔(10)と、前記チェーンガイド(8)のピン孔(11)が断面四角形のストッパピン(9)に対応させた角孔であり、そのテンショナボディのピン孔(10)と、チェーンガイド(8)のピン孔(11)が共に金型成形された孔である請求項3に記載のチェーンテンショナ。
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