JP2890559B2 - 手動変速機の同期装置 - Google Patents
手動変速機の同期装置Info
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- spline
- sleeve
- synchronizer ring
- synchronizer
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D23/00—Details of mechanically-actuated clutches not specific for one distinct type
- F16D23/02—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches
- F16D23/04—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch
- F16D23/06—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16D23/0612—Arrangements for synchronisation, also for power-operated clutches with an additional friction clutch and a blocking mechanism preventing the engagement of the main clutch prior to synchronisation the blocking mechanism comprising a radial pin in an axial slot with at least one branch
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Description
【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は，手動変速機の同期装置に関し，特にボルグ
・ワーナ式の同期装置に関する。
・ワーナ式の同期装置に関する。
（従来の技術） 第11図は，従来の手動変速機のボルグ・ワーナ式同期
装置を示すものであって，「新編・自動車工学便覧・第
５編」（発行：自動車技術会）１−11頁に記載されてい
る。
装置を示すものであって，「新編・自動車工学便覧・第
５編」（発行：自動車技術会）１−11頁に記載されてい
る。
このボルグ・ワーナ式同期装置は，変速用スリーブ１
と変速歯車2,3間にシンクロナイザリング4,5を使用し，
このリング4,5の内周面に形成された円錐摩擦面と外周
に設けられたシンクロスプラインチャンファにより，軸
６と連結すべき歯車２または３との同期を行うようにな
っているものであり，リング4,5によって同期が完了す
るまでスリーブ１と歯車２または３との連結が阻止され
るのが特徴である。
と変速歯車2,3間にシンクロナイザリング4,5を使用し，
このリング4,5の内周面に形成された円錐摩擦面と外周
に設けられたシンクロスプラインチャンファにより，軸
６と連結すべき歯車２または３との同期を行うようにな
っているものであり，リング4,5によって同期が完了す
るまでスリーブ１と歯車２または３との連結が阻止され
るのが特徴である。
（発明が解決しようとする課題） しかし，上記のような従来のボルグ・ワーナ式同期装
置では，シフト時において，シンクロナイザリング4,5
の円錐摩擦面4A,5Aとシンクロスプラインチャンファの
作用により軸と歯車の回転が一旦同期しても，その同期
後，スリーブ１のスプライン1aとリング4,5のスプライ
ン4a,5aとが完全に噛合してしまうと，リング4,5の円錐
摩擦面4A,5Aを歯車2,3と一体回転するスプラインピース
7,8の円錐摩擦面7A,8Aに押圧する荷重がもはや発生しな
くなってしまうため，歯車の回転が再び落ちてしまう。
置では，シフト時において，シンクロナイザリング4,5
の円錐摩擦面4A,5Aとシンクロスプラインチャンファの
作用により軸と歯車の回転が一旦同期しても，その同期
後，スリーブ１のスプライン1aとリング4,5のスプライ
ン4a,5aとが完全に噛合してしまうと，リング4,5の円錐
摩擦面4A,5Aを歯車2,3と一体回転するスプラインピース
7,8の円錐摩擦面7A,8Aに押圧する荷重がもはや発生しな
くなってしまうため，歯車の回転が再び落ちてしまう。
このため，スリーブ１をさらに進行させてスプライン
ピース7,8と噛合させる時点では，歯車の回転数の低下
によって両者間に回転差が生じてしまうので，いわゆる
シフト２段入りとなる頻度が高く，シフトフィーリング
が悪化してしまうという問題があった。
ピース7,8と噛合させる時点では，歯車の回転数の低下
によって両者間に回転差が生じてしまうので，いわゆる
シフト２段入りとなる頻度が高く，シフトフィーリング
が悪化してしまうという問題があった。
この発明は，上記のような従来の手動変速機の同期装
置の有していた問題を解決するために為されたものであ
る。すなわち，シフトの際のいわゆるシフト２段入りに
よるシフトフィーリングの悪化を防止することの出来る
手動変速機の同期装置を提供することを目的とする。
置の有していた問題を解決するために為されたものであ
る。すなわち，シフトの際のいわゆるシフト２段入りに
よるシフトフィーリングの悪化を防止することの出来る
手動変速機の同期装置を提供することを目的とする。
（課題を解決するための手段） この発明は、上記課題を達成するために、軸と一体回
転するスリーブと該軸を相対回転可能な変速歯車間にシ
ンクロナイザリングを使用し、該シンクロナイザリング
の内周面に形成された円錐摩擦面と外周に設けられたシ
ンクロスプラインチャンファにより該軸と連結すべき該
変速歯車との同期を行うように構成された手動変速機の
同期装置において、前記スリーブの内周部の複数箇所に
このスリーブと一体的にスライドされる板状スプリング
が取り付けられ、前記スリーブがスライドしてこのスリ
ーブのスプラインと前記シンクロナイザリングのスプラ
インとが噛合した際、前記板状スプリングが該シンクロ
ナイザリングのスプライン上に乗り上げ、続いて、該ス
リーブと一体的に該シンクロナイザリングのスプライン
上を抵抗をもってスライドすることにより、該シンクロ
ナイザリングを前記変速歯車に対して押圧するようにな
っていることを特徴としている。
転するスリーブと該軸を相対回転可能な変速歯車間にシ
ンクロナイザリングを使用し、該シンクロナイザリング
の内周面に形成された円錐摩擦面と外周に設けられたシ
ンクロスプラインチャンファにより該軸と連結すべき該
変速歯車との同期を行うように構成された手動変速機の
同期装置において、前記スリーブの内周部の複数箇所に
このスリーブと一体的にスライドされる板状スプリング
が取り付けられ、前記スリーブがスライドしてこのスリ
ーブのスプラインと前記シンクロナイザリングのスプラ
インとが噛合した際、前記板状スプリングが該シンクロ
ナイザリングのスプライン上に乗り上げ、続いて、該ス
リーブと一体的に該シンクロナイザリングのスプライン
上を抵抗をもってスライドすることにより、該シンクロ
ナイザリングを前記変速歯車に対して押圧するようにな
っていることを特徴としている。
（作用） 上記手動変速機の同期装置は，シフトが開始されスリ
ーブがシフト方向にスライドされると，このスリーブの
スプラインチャンファとシンクロナイザリングのスプラ
インチャンファとの係合によってシンクロナイザリング
の円錐摩擦面がスプラインピースの円錐摩擦面に押圧さ
れ，スリーブ，シンクロナイザリング及びスプラインピ
ース（変速歯車側）の同期が行われる。
ーブがシフト方向にスライドされると，このスリーブの
スプラインチャンファとシンクロナイザリングのスプラ
インチャンファとの係合によってシンクロナイザリング
の円錐摩擦面がスプラインピースの円錐摩擦面に押圧さ
れ，スリーブ，シンクロナイザリング及びスプラインピ
ース（変速歯車側）の同期が行われる。
そして同期が完了してスリーブがさらにシフト方向に
スライドされ，このスリーブのスプラインとシンクロナ
イザリングのスプラインとが噛合すると，シンクロナイ
ザリングのスプライン上にスリーブと一体的にスライド
して来た板状スプリングが乗り上げ，シンクロナイザリ
ングをスプラインピース側に押圧する。
スライドされ，このスリーブのスプラインとシンクロナ
イザリングのスプラインとが噛合すると，シンクロナイ
ザリングのスプライン上にスリーブと一体的にスライド
して来た板状スプリングが乗り上げ，シンクロナイザリ
ングをスプラインピース側に押圧する。
従って，スリーブとシンクロナイザリングのスプライ
ンチャンファの係合による押圧力が消滅しても，シンク
ロナイザリングは引き続いて板状スプリングによりスプ
ラインピース側に押圧されるため，スプラインピースは
同期した時の回転数をそのまま維持する。
ンチャンファの係合による押圧力が消滅しても，シンク
ロナイザリングは引き続いて板状スプリングによりスプ
ラインピース側に押圧されるため，スプラインピースは
同期した時の回転数をそのまま維持する。
（実施例） 以下，この発明を，図面に示す実施例に基づいてさら
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
第１図に示すボルグ・ワーナ式同期装置において，ス
リーブ11の内周部にスプリング欠歯部分が形成され，こ
のスプリング欠歯部分においてスリーブ11に形成された
空所内に，両端屈曲部12aがスリーブ11の両端面に各々
係合され腹部がハブ13のスプライン13Aの先端面に当接
された状態で，第３図に示すような弓状に湾曲した板状
スプリング12が介装されている。
リーブ11の内周部にスプリング欠歯部分が形成され，こ
のスプリング欠歯部分においてスリーブ11に形成された
空所内に，両端屈曲部12aがスリーブ11の両端面に各々
係合され腹部がハブ13のスプライン13Aの先端面に当接
された状態で，第３図に示すような弓状に湾曲した板状
スプリング12が介装されている。
このようなスリーブ11のスプリング欠歯部分は，本実
施例では第４図に示すように，円周方向において等角度
位置に三箇所形成されており，従って三個の板状スプリ
ング12がハブ13とスリーブ11との間に配置されている。
そして各板状スプリング12は，第４図から分る通り，ハ
ブ13の外周に沿って三箇所に配置された各々のキー14の
中間位置に配置されている。
施例では第４図に示すように，円周方向において等角度
位置に三箇所形成されており，従って三個の板状スプリ
ング12がハブ13とスリーブ11との間に配置されている。
そして各板状スプリング12は，第４図から分る通り，ハ
ブ13の外周に沿って三箇所に配置された各々のキー14の
中間位置に配置されている。
このスリーブ11に取り付けられた板状スプリング12に
対向するシンクロナイザリング15のスプライン15Aの先
端面の径は，ハブ13のスプライン13Aの先端面の径より
も僅かに大きくなるよう形成され，またスプラインピー
ス16のスプライン16Aの先端面の径はハブ13のスプライ
ン13Aの先端面の径とほぼ同じ径となるよう形成されて
いる。従って，シンクロナイザリング15のスプライン15
Aの先端面が，ハブ13およびスプラインピース16のスプ
ライン13A,16Aの先端面よりも僅かに突出した状態にな
っている。
対向するシンクロナイザリング15のスプライン15Aの先
端面の径は，ハブ13のスプライン13Aの先端面の径より
も僅かに大きくなるよう形成され，またスプラインピー
ス16のスプライン16Aの先端面の径はハブ13のスプライ
ン13Aの先端面の径とほぼ同じ径となるよう形成されて
いる。従って，シンクロナイザリング15のスプライン15
Aの先端面が，ハブ13およびスプラインピース16のスプ
ライン13A,16Aの先端面よりも僅かに突出した状態にな
っている。
次に，上記同期装置の作動を図面に基づいて順に説明
する。
する。
第１図に示すニュートラル状態においては，スリーブ
11がハブ13に対して何れの方向にもスライドされておら
ず，従って，第２図に示すように，スリーブのスプライ
ン11aとシンクロナイザリングのスプライン15Aとは噛合
されていない。
11がハブ13に対して何れの方向にもスライドされておら
ず，従って，第２図に示すように，スリーブのスプライ
ン11aとシンクロナイザリングのスプライン15Aとは噛合
されていない。
シフト操作開始により，スリーブ11がスライドされ，
スリーブ11のスプラインチャンファとシンクロナイザリ
ング15のスプラインチャンファとが係合されハブ13とス
プラインピース16との同期が完了すると，第５および６
図に示すように，スリーブのスプライン11Aがシンクロ
ナイザリングのスプライン15Aの間に進入して噛合す
る。
スリーブ11のスプラインチャンファとシンクロナイザリ
ング15のスプラインチャンファとが係合されハブ13とス
プラインピース16との同期が完了すると，第５および６
図に示すように，スリーブのスプライン11Aがシンクロ
ナイザリングのスプライン15Aの間に進入して噛合す
る。
そして，スリーブ11のスライドに伴って，このスリー
ブ11と一体にスライドされてきた板状スプリング12の端
部がシンクロナイザリングのスプライン15Aの先端面に
接合され，スプライン15Aの先端面上に乗り上げてゆ
く。従って，スリーブ11のスライドに伴ってスリーブ11
のスプラインチャンファとシンクロナイザリング15のス
プラインチャンファとの係合が解除され，スプラインピ
ース16の円錐摩擦面16aへのシンクロナイザリング15の
押圧力が消滅するが，代ってスプライン15A上に乗り上
げようとする板状スプリング12の湾曲部12bによってス
プライン15Aが押圧されることによって，シンクロナイ
ザリング15がスプラインピース16の円錐摩擦面16aに押
圧される。この板状スプリング12の湾曲部12bによるシ
ンクロナイザリング15への付勢は，第７および８図に示
すように，スリーブ11のスプラインチャンファ11Bの先
端とスプラインピース16のスプラインチャンファ16Bの
先端とが接触する位置までスリーブ11がスライドする間
継続される。
ブ11と一体にスライドされてきた板状スプリング12の端
部がシンクロナイザリングのスプライン15Aの先端面に
接合され，スプライン15Aの先端面上に乗り上げてゆ
く。従って，スリーブ11のスライドに伴ってスリーブ11
のスプラインチャンファとシンクロナイザリング15のス
プラインチャンファとの係合が解除され，スプラインピ
ース16の円錐摩擦面16aへのシンクロナイザリング15の
押圧力が消滅するが，代ってスプライン15A上に乗り上
げようとする板状スプリング12の湾曲部12bによってス
プライン15Aが押圧されることによって，シンクロナイ
ザリング15がスプラインピース16の円錐摩擦面16aに押
圧される。この板状スプリング12の湾曲部12bによるシ
ンクロナイザリング15への付勢は，第７および８図に示
すように，スリーブ11のスプラインチャンファ11Bの先
端とスプラインピース16のスプラインチャンファ16Bの
先端とが接触する位置までスリーブ11がスライドする間
継続される。
スリーブ11がさらにスライドされ，スリーブのスプラ
イン11Aがスプラインピースのスプライン16Aの間に進入
し始めると，シンクロナイザリングのスプライン15Aと
板状スプリング12との接触部が板状スプリング12の平行
部12Cに移行することによってシンクロナイザリング15
をスプラインピース16の円錐摩擦面16aに押圧する力が
弱まる。また，スプラインピースのスプライン16Aの先
端面の径がシンクロナイザリングのスプライン15Aの先
端面の径よりも小さいことによって，板状スプリング12
はスプラインピースのスプライン16Aとは接触されな
い。従って，スリーブのスプライン11Aがスプラインピ
ースのスプライン16Aの間を進行する間のスリーブ11の
スライドに対する板状スプリング12による抵抗が小さく
なる。
イン11Aがスプラインピースのスプライン16Aの間に進入
し始めると，シンクロナイザリングのスプライン15Aと
板状スプリング12との接触部が板状スプリング12の平行
部12Cに移行することによってシンクロナイザリング15
をスプラインピース16の円錐摩擦面16aに押圧する力が
弱まる。また，スプラインピースのスプライン16Aの先
端面の径がシンクロナイザリングのスプライン15Aの先
端面の径よりも小さいことによって，板状スプリング12
はスプラインピースのスプライン16Aとは接触されな
い。従って，スリーブのスプライン11Aがスプラインピ
ースのスプライン16Aの間を進行する間のスリーブ11の
スライドに対する板状スプリング12による抵抗が小さく
なる。
そして，第９および10図に示すように，スリーブ11の
スライドが最大となり，そのスプライン11Aとスプライ
ンピースのスプライン16Aとが完全に噛合すると，シフ
トが完了してハブ13とスプラインピース16すなわちギア
17とがスリーブ11を介して連結される。
スライドが最大となり，そのスプライン11Aとスプライ
ンピースのスプライン16Aとが完全に噛合すると，シフ
トが完了してハブ13とスプラインピース16すなわちギア
17とがスリーブ11を介して連結される。
なお，スリーブ11が図示の状態と逆方向にスライドさ
れる場合の作動も，以上の説明と同様である。
れる場合の作動も，以上の説明と同様である。
（発明の効果） 以上のようにこの発明によれば，シフト開始からシフ
ト完了までの間，一旦同期したギアの回転が再び減少し
たりすることが無いので，いわゆるシフト２段入りによ
る変速ショックが発生する虞れが無く，シフトフィーリ
ングの向上を達成することが出来る。
ト完了までの間，一旦同期したギアの回転が再び減少し
たりすることが無いので，いわゆるシフト２段入りによ
る変速ショックが発生する虞れが無く，シフトフィーリ
ングの向上を達成することが出来る。
また，板状スプリングをチューニングすることによ
り，最適なシフトフィーリングを得ることも可能にな
る。
り，最適なシフトフィーリングを得ることも可能にな
る。
第１図は本発明の一実施例をニュートラル状態で示す側
断面図，第２図は第１図の状態での各スプラインの位置
関係を示す説明図，第３図は同実施例における板状スプ
リングを示す斜視図，第４図は第１図をIV−IV線から見
た図，第５図は同実施例においてスリーブがシフト方向
にスライドした状態を示す側断面図，第６図は第５図の
状態での各スプラインの位置関係を示す説明図，第７図
は同実施例においてスリーブがシフト方向にさらにスラ
イドした状態を示す側断面図，第８図は第７図の状態で
の各スプラインの位置関係を示す説明図，第９図は同実
施例においてシフトが完了した状態を示す側断面図，第
10図は第９図の状態での各スプラインの位置関係を示す
説明図，第11図は従来例を示す側断面図である。 11……スリーブ、11A……スプライン 12……板状スプリング、13……ハブ 13A……スプライン 15……シンクロナイザリング 15A……スプライン、16……スプラインピース 16A……スプライン
断面図，第２図は第１図の状態での各スプラインの位置
関係を示す説明図，第３図は同実施例における板状スプ
リングを示す斜視図，第４図は第１図をIV−IV線から見
た図，第５図は同実施例においてスリーブがシフト方向
にスライドした状態を示す側断面図，第６図は第５図の
状態での各スプラインの位置関係を示す説明図，第７図
は同実施例においてスリーブがシフト方向にさらにスラ
イドした状態を示す側断面図，第８図は第７図の状態で
の各スプラインの位置関係を示す説明図，第９図は同実
施例においてシフトが完了した状態を示す側断面図，第
10図は第９図の状態での各スプラインの位置関係を示す
説明図，第11図は従来例を示す側断面図である。 11……スリーブ、11A……スプライン 12……板状スプリング、13……ハブ 13A……スプライン 15……シンクロナイザリング 15A……スプライン、16……スプラインピース 16A……スプライン
Claims (1)
- 【請求項１】軸と一体回転するスリーブと該軸を相対回
転可能な変速歯車間にシンクロナイザリングを使用し、
該シンクロナイザリングの内周面に形成された円錐摩擦
面と外周に設けられたシンクロスプラインチャンファに
より該軸と連結すべき該変速歯車との同期を行うように
構成された手動変速機の同期装置において、 前記スリーブの内周部の複数箇所にこのスリーブと一体
的にスライドされる板状スプリングが取り付けられ、 前記スリーブがスライドしてこのスリーブのスプライン
と前記シンクロナイザリングのスプラインとが噛合した
際、前記板状スプリングが該シンクロナイザリングのス
プライン上に乗り上げ、続いて、該スリーブと一体的に
該シンクロナイザリングのスプライン上を抵抗をもって
スライドすることにより、該シンクロナイザリングを前
記変速歯車に対して押圧するようになっていることを特
徴とする手動変速機の同期装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1316520A JP2890559B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 手動変速機の同期装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1316520A JP2890559B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 手動変速機の同期装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03177622A JPH03177622A (ja) | 1991-08-01 |
| JP2890559B2 true JP2890559B2 (ja) | 1999-05-17 |
Family
ID=18078027
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1316520A Expired - Fee Related JP2890559B2 (ja) | 1989-12-07 | 1989-12-07 | 手動変速機の同期装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2890559B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR19980058968A (ko) * | 1996-12-30 | 1998-10-07 | 박병재 | 수동 변속기의 싱크로나이저 슬리이브의 기어치 |
| KR20030034842A (ko) * | 2001-10-29 | 2003-05-09 | 현대자동차주식회사 | 자동차의 싱크로 메시 메카니즘 |
-
1989
- 1989-12-07 JP JP1316520A patent/JP2890559B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03177622A (ja) | 1991-08-01 |
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