JP2001132771A - トランスミッションの同期結合装置 - Google Patents

トランスミッションの同期結合装置

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JP2001132771A JP31154199A JP31154199A JP2001132771A JP 2001132771 A JP2001132771 A JP 2001132771A JP 31154199 A JP31154199 A JP 31154199A JP 31154199 A JP31154199 A JP 31154199A JP 2001132771 A JP2001132771 A JP 2001132771A
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慎 片桐
Susumu Saito
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トランスミッションの同期結合装置におい
て、スリーブのスプライン歯をギヤのドグ歯にスムーズ
に噛み合わせる。 【解決手段】 回転軸に固定したハブ63に摺動自在に
支持したスリーブ45の内周に形成したスプライン歯6
6は、第1傾斜面α、平坦面γおよび第2傾斜面βより
なる凸部66aを備えており、この凸部66aでシンク
ロスプリング71を介してブロッキングリング67を軸
方向に付勢してスリーブ45およびギヤ37間に同期荷
重を発生させる。右動するスリーブ45のスプライン歯
66の凸部66aがギヤ37のドグ歯37aに噛み合う
直前に、凸部66aの第2傾斜面βがシンクロスプリン
グ71上に移行してブロッキングリング67に与える軸
方向の押圧力を漸減させるので、適切な同期荷重が発生
した状態でスリーブ45のスプライン歯66をギヤ37
のドグ歯37aにスムーズに噛み合わせることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転軸に相対回転
自在に支持したギヤを、軸方向に移動自在なスリーブを
介して該回転軸に結合するトランスミッションの同期結
合装置に関する。
【0002】
【従来の技術】かかるトランスミッションの同期結合装
置は、特公昭48−24086号公報により公知であ
る。この同期結合装置は、トランスミッションの回転軸
に固定したハブにスプライン結合したスリーブを軸方向
に移動させ、このスリーブの内周に形成したスプライン
歯の凸部でシンクロスプリングを介してブロッキングリ
ングを半径方向内向きに押圧し、回転軸に相対回転自在
に支持したギヤを前記ブロッキングリンに摩擦係合させ
て同期回転させることにより、スリーブのスプライン歯
をブロッキングリングのドグ歯およびギヤのドグ歯に噛
み合わせて該ギヤを回転軸に結合するようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記特公昭
48−24086号公報に記載されたものは、スリーブ
のスプライン歯に形成した凸部がシンクロスプリングを
乗り越えると、その瞬間にシンクロスプリングに加わる
押圧力が消滅するため、同期荷重の急激な減少により同
期ずれが発生し、スリーブのスプライン歯がギヤのドグ
歯に噛み合う際に騒音が発生する問題がある。
【0004】そこで、特公昭47−24054号公報に
記載されているように、スリーブのスプライン歯の凸部
を軸方向に長く形成してシンクロスプリングに継続的に
押圧力を作用させることにより、同期荷重を長時間に亘
って確保して同期ずれを防止することが考えられる。し
かしながら、このようにするとスリーブのスプライン歯
がギヤのドグ歯に噛み合う瞬間に、スリーブおよびギヤ
間に強い同期荷重が残存してしまい、スリーブおよびギ
ヤの相対回転が規制されてスプライン歯およびドグ歯の
位相合わせが困難になり、前記スプライン歯およびドグ
歯のスムーズな噛み合いができなくなる可能性がある。
【0005】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、トランスミッションの同期結合装置において、スリ
ーブのスプライン歯をギヤのドグ歯にスムーズに噛み合
わせることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、外周にドグ歯
を有して回転軸に相対回転自在に支持されたギヤと、回
転軸に結合されたハブと、ハブに軸方向移動自在にスプ
ライン結合されたスリーブと、スリーブ内周のスプライ
ン歯に噛み合い可能なドグ歯を外周に有するとともに、
ギヤとの摩擦係合を可能にしてハブおよびギヤ間に配置
されたブロッキングリングと、ブロッキングリングの外
周に支持されたシンクロスプリングとを備え、スリーブ
の軸方向移動に伴って該スリーブ内周のスプライン歯の
凸部でシンクロスプリングを半径方向内向きに押圧する
ことにより、このシンクロスプリングでブロッキングリ
ングをギヤ方向に押し付け、ブロッキングリングをギヤ
に摩擦係合させた状態で、スリーブ内周のスプライン歯
をブロッキングリング外周のドグ歯およびギヤ外周のド
グ歯に噛み合わせて該ギヤを回転軸に結合するトランス
ミッションの同期結合装置において、スリーブ内周のス
プライン歯の凸部は、スリーブの軸方向移動に伴ってシ
ンクロスプリングを介してブロッキングリングに軸方向
の荷重を与える第1傾斜面と、前記軸方向の荷重を解除
する第2傾斜面とを備え、スリーブ内周のスプライン歯
がブロッキングリング外周のドグ歯に噛み合った後の、
スリーブ内周のスプライン歯がギヤ外周のドグ歯に噛み
合う直前の位置にあるとき、シンクロスプリングは第2
傾斜面上に移行することを特徴とするトランスミッショ
ンの同期結合装置が提案される。
【0007】上記構成によれば、移動するスリーブのス
プライン歯の凸部に形成した第1傾斜面がシンクロスプ
リングに荷重を与えてスリーブおよびギヤを同期させた
後に、スリーブ内周のスプライン歯がブロッキングリン
グ外周のドグ歯に噛み合って、スリーブのスプライン歯
がギヤのドグ歯に噛み合う直前の位置に達したとき、シ
ンクロスプリングが第2傾斜面上に移行してスリーブお
よびギヤ間の同期荷重を漸減させる。これにより、スリ
ーブのスプライン歯がギヤのドグ歯に噛み合う以前に同
期荷重が急激に消滅することが回避されるので、スリー
ブおよびギヤ間に同期ずれが発生してスプライン歯およ
びドグ歯のスムーズな噛み合いが阻害されるのを防止す
ることができる。またスリーブのスプライン歯がギヤの
ドグ歯に噛み合う瞬間に過大な同期荷重が残存すること
が回避されるので、スリーブおよびギヤ間の相対回転を
許容してスプライン歯およびドグ歯の位相ずれを吸収
し、スプライン歯およびドグ歯のスムーズな噛み合いを
可能にすることができる。
【0008】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1の構成に加えて、スリーブ内周のスプライン歯
の凸部は、第1傾斜面および第2傾斜面間に軸方向に延
びる平坦面を有することを特徴とするトランスミッショ
ンの同期結合装置が提案される。
【0009】上記構成によれば、スプライン歯の凸部の
第1傾斜面および第2傾斜面間に平坦面を形成したの
で、シフト時に平坦面がシンクロスプリングに与える荷
重の反力で確実な手応えが得られるようになり、シフト
フィーリングが向上する。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0011】図1〜図9は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は車両用マニュアルトランスミッションの縦
断面図、図2は1速−2速同期結合装置の拡大図、図3
は図2の3−3線断面図、図4は図2の5部拡大図、図
5は図4の5−5線断面図、図6は2速変速段確立前期
の作用説明図、図7は図6の7−7線断面図、図8は2
速変速段確立後期の作用説明図、図9は図8の9−9線
断面図である。
【0012】図1に示すように、前進5速、後進1速の
車両用マニュアルトランスミッションMのミッションケ
ース11は、車体前後方向に延びる割り面で分割された
左ケース半体12および右ケース半体13からなり、左
ケース半体12のエンジンE側の側面に形成されたクラ
ッチ室14に変速用クラッチCが収納される。変速用ク
ラッチCを介してエンジンEに接続されたメインシャフ
トSmの左右両端部は、左ケース半体12および右ケー
ス半体13にそれぞれボールベアリング15,16で支
持され、またメインシャフトSmと平行に配置されたカ
ウンタシャフトScの左右両端部は、左ケース半体12
および右ケース半体13にそれぞれローラベアリング1
7およびボールベアリング18,18で支持される。カ
ウンタシャフトScの出力を左右の車軸19,19に配
分するディファレンシャルギヤDが、左右一対のボール
ベアリング20,21を介して左ケース半体12および
右ケース半体13にそれぞれ支持される。
【0013】クラッチ室14に収納された変速用クラッ
チCは、エンジンEのクランクシャフトの右端に接続さ
れたクラッチホーイル22と、メインシャフトSmの左
端にダンパ23を介して接続されたクラッチディスク2
4とを備え、常時はダイヤフラムスプリング25の弾発
力でプレッシャプレート26とクラッチホイール22と
の間にクラッチディスク24のフェーシング27を挟圧
することにより係合しており、変速時にレリーズフォー
ク28でレリーズベアリング29を左方向に押圧するこ
とにより係合が解除される。
【0014】メインシャフトSmにはメイン1速ギヤ3
1およびメイン2速ギヤ32が固設され、メイン3速ギ
ヤ33、メイン4速ギヤ34およびメイン5速ギヤ35
が相対回転自在に支持される。一方、カウンタシャフト
Scには前記メイン1速ギヤ31およびメイン2速ギヤ
32にそれぞれ噛合するカウンタ1速ギヤ36およびカ
ウンタ2速ギヤ37が相対回転自在に支持され、前記メ
イン3速ギヤ33、メイン4速ギヤ34およびメイン5
速ギヤ35にそれぞれ噛合するカウンタ3速ギヤ38、
カウンタ4速ギヤ39およびカウンタ5速ギヤ40が固
設される。
【0015】左ケース半体12および右ケース半体13
にリバースアイドルシャフトSrの左右両端部が支持さ
れており、このリバースアイドルシャフトSrに左右摺
動自在に支持したリバースアイドルギヤ41は、メイン
シャフトSmに固設したメインリバースギヤ42に噛合
可能であり、かつカウンタシャフトScに相対回転自在
に支持したカウンタリバースギヤ43に噛合可能であ
る。
【0016】1速−2速シフトフォーク44で1速−2
速同期結合装置S1のスリーブ45を左動させることに
より、カウンタ1速ギヤ36がカウンタシャフトScに
結合されて1速変速段が確立し、1速−2速シフトフォ
ーク44で1速−2速同期結合装置S1のスリーブ45
を右動させることにより、カウンタ2速ギヤ37がカウ
ンタシャフトScに結合されて2速変速段が確立する。
3速−4速シフトフォーク46で3速−4速同期結合装
置S2のスリーブ47を左動させることにより、メイン
3速ギヤ33がメインシャフトSmに結合されて3速変
速段が確立し、3速−4速シフトフォーク46で3速−
4速同期結合装置S2のスリーブ47を右動させること
により、メイン4速ギヤ34がメインシャフトSmに結
合されて4速変速段が確立する。
【0017】5速シフトフォーク48で5速同期結合装
置S3のスリーブ49を左動させることにより、メイン
5速ギヤ35がメインシャフトSmに結合されて5速変
速段が確立する。5速シフトフォーク48で5速同期結
合装置S3のスリーブ49を右動させると、リバースア
イドルギヤ41を回転自在に保持するリバースシフトフ
ォーク50が前記5速シフトフォーク48に連動して左
動し、リバースアイドルギヤ41がメインリバースギヤ
42と、1速−2速同期結合装置S1のスリーブ45に
設けた前記カウンタリバースギヤ43とに噛合してリバ
ース変速段が確立する。
【0018】このようにして1速〜5速変速段あるいは
リバース変速段が確立すると、カウンタシャフトScの
回転がファイナルドライブギヤ51およびファイナルド
リブンギヤ52を経てディファレンシャルギヤDに伝達
され、左右の車軸19,19が駆動される。
【0019】次に、図2〜図5に基づいて1速−2速同
期結合装置S1の構造を説明する。1速−2速同期結合
装置S1は、実質的に同じ構造の1速同期結合機構およ
び2速同期結合機構を左右対称に備えているため、その
代表として右側の2速同期結合機構を中心に説明する。
尚、左側の1速同期結合機構の構成要素には、右側の2
速同期結合機構の構成要素の符号と同じ符号が付してあ
る。また3速−4速同期結合装置S2および5速同期結
合装置S3の構造は、1速−2速同期結合装置S1の構
造と実質的に同じである。
【0020】2速同期結合機構は、カウンタシャフトS
cの外周にカラー61およびニードルベアリング62を
介して相対回転自在に支持されたカウンタ2速ギヤ37
を該カウンタシャフトScに結合するためのもので、カ
ウンタシャフトScにスプライン結合された環状のハブ
63の外周に軸方向摺動自在にスプライン結合されたス
リーブ43を備える。スリーブ43は1速−2速シフト
フォーク44で図2に示すニュートラル位置から左右に
駆動され、左側の1速位置への移動により1速変速段を
確立し、右側の2速位置への移動により2速変速段を確
立する。
【0021】ハブ63の外周にはスプライン歯64が形
成されており、スリーブ45の内周に形成されて前記ハ
ブ63のスプライン歯64に噛み合うスプライン歯6
5,66は2種類の形状が存在する。即ち、大多数のス
プライン歯65は直線的な頂面を有しているが、カウン
タシャフトScの軸線を中心として120°ずつ離間し
た3つの位置に各2本ずつ配置された合計6本のスプラ
イン歯66は、その軸方向両端部に半径方向内向きに突
出する凸部66aが形成される。
【0022】ハブ63の側面に形成された環状の凹部6
3aに、ブロッキングリング67が配置される。ブロッ
キングリング67は半径方向外側に配置されたアウター
リング68と、半径方向内側に配置されたインナーリン
グ69と、アウターリング68およびインナーリング6
9に挟まれたテーパーコーン70とから構成される。ア
ウターリング68に形成した係止爪68aとインナーリ
ング69に形成した係止爪69aとの係合により、アウ
ターリング68およびインナーリング69は相対回転不
能に係止される。テーパーコーン70は半径方向外側お
よび内側にそれぞれテーパー面70a,70bを備えて
おり、半径方向外側のテーパー面70aはアウターリン
グ68に内周面に摺動自在に接触し、半径方向内側のテ
ーパー面70bはインナーリング69に外周面に摺動自
在に接触する。
【0023】アウターリング68の軸方向外端には半径
方向外側に突出する複数のドグ歯68bが形成されると
ともに、このドグ歯68bに臨むカウンタ2速ギヤ37
の端部にドグ歯37aが形成されており、スリーブ45
が図2において右動すると、そのスプライン歯66はア
ウターリング68のドグ歯68bおよびカウンタ2速ギ
ヤ37のドグ歯37aに噛み合い可能である。同様に、
スリーブ45が図2において左動すると、そのスプライ
ン歯66はアウターリング68のドグ歯68bおよびカ
ウンタ1速ギヤ36のドグ歯36aに噛み合い可能であ
る。
【0024】アウターリング68の外周の120°ずつ
離間した3つの位置にそれぞれスプリング支持部68c
(図3参照)が形成されており、これらスプリング支持
部68cに環状のシンクロスプリング71が支持され
る。スリーブ45がニュートラル位置にあるとき、シン
クロスプリング71はアウターリング68のドグ歯68
bと、ハブ63の軸方向端面と、スリーブ45のスプラ
イン歯66の軸方向端部とに囲まれた位置にある(図4
参照)。またテーパーコーン70の軸方向外端から突出
する凸部70cが、カウンタ2速ギヤ37の側面に形成
した凹部37b(およびカウンタ1速ギヤ36の側面に
形成した凹部36b)に緩く係合する。
【0025】尚、アウターリング68は、その外周から
突出する3個のスプリング支持部68cをハブ63の凹
部(図示せず)に係合させることにより、ドグ歯68b
の半ピッチ分だけ相対回転することができる。
【0026】図4から明らかなように、スリーブ45内
周のスプライン歯66の軸方向端部に形成された凸部6
6aは、第1傾斜面α、平坦面γおよび第2傾斜面βを
備えており、内径が一定の平坦面γの両端から延びる第
1傾斜面αおよび第2傾斜面βの内径は該平坦面γから
遠ざかるにつれて増加している。第1傾斜面αの長さと
平坦面γの長さとを足した軸方向距離は、シンクロスプ
リング71の頂点からカウンタ2速ギヤ37のドグ歯3
7aの端部までの軸方向距離と同等であり、前者の方が
若干短く設定される。
【0027】図5から明らかなようにスリーブ45内周
のスプライン歯66の軸方向端部にはテーパー状のチャ
ンファC1が形成されており、アウターリング68のド
グ歯68bおよびカウンタ2速ギヤ37のドグ歯37a
にはスプライン歯66のチャンファC1と逆方向にテー
パーするチャンファC2,C3が形成される。
【0028】次に、上記構成を備えた本発明の実施例の
作用について説明する。
【0029】図4および図5に示すように、スリーブ4
5がニュートラル位置にあるとき、スリーブ45内周の
スプライン歯66の凸部66aの第1傾斜面αはシンク
ロリング71に接触しないため、シンクロリング71か
らの荷重が作用しないブロッキングリング67は、アウ
ターリング68およびインナーリング69に対してテー
パーコーン70が自由に相対回転できる状態にある。従
って、ブロッキングリング67のアッパーリング68お
よびロアーリング69はハブ63と一体に回転し、また
テーパーコーン70はカウンタ2速ギヤ37と一体に回
転するため、スリーブ45およびカウンタ2速ギヤ37
の同期作用は発生しない。
【0030】図6および図7に示すように、2速変速段
を確立すべくスリーブ45をハブ63に対して右動させ
ると、スリーブ45内周のスプライン歯66の凸部66
aの第1傾斜面αがシンクロスプリング71の円周方向
3ヵ所を半径方向内側に押圧する。するとシンクロスプ
リング71は凸部66aとの間の摩擦力で軸方向右向き
に荷重を受け、ブロッキングリング67のアウターリン
グ68をカウンタ2速ギヤ37に向けて右方向に付勢す
るため、アウターリング68およびインナーリング69
間にテーパーコーン70が挟み付けられ、テーパーコー
ン70のテーパー面70a,70bとアウターリング6
8およびインナーリング69間に摩擦力が発生する。
【0031】これと同時に、スプライン歯66の先端の
チャンファーC1がアウターリング68のドグ歯68b
のチャンファーC2に押し付けられてスリーブ45およ
びアウターリング68が相対回転し、その際に両チャン
ファーC1,C2間に発生する軸方向荷重でテーパーコ
ーン70のテーパー面70a,70bとアウターリング
68およびインナーリング69との間に大きな摩擦力が
発生する。その結果、前記摩擦力でブロッキングリング
67のテーパーコーン70がスリーブ45に一体化さ
れ、このテーパーコーン70の凸部70cに凹部37b
を係合させたカウンタ第2ギヤ37の回転がスリーブ4
5の回転に同期する。
【0032】スリーブ45が更に右動すると、スプライ
ン歯66のチャンファーC1とアウターリング68のド
グ歯68bのチャンファーC2との係合が外れてスプラ
イン歯66とドグ歯68bとが完全に噛み合い、両チャ
ンファーC1,C2の係合による軸方向荷重が消滅する
ため、テーパーコーン70のテーパー面70a,70b
に作用する摩擦力は減少する。しかしながら、このとき
依然としてスプライン歯66の凸部66aの平坦面γが
シンクロスプリング71を押圧しているため、平坦面γ
とシンクロスプリング71との間の軸方向摩擦力により
該シンクロスプリング71でアウターリング68に軸方
向の荷重を与え、その荷重でテーパーコーン70のテー
パー面70a,70bに作用する摩擦力が確保され、カ
ウンタ第2ギヤ37およびスリーブ45間の同期ずれが
防止される。
【0033】図8および図9に示すように、スリーブ4
5が更に右動すると、スプライン歯66のチャンファー
C1とカウンタ2速ギヤ37のドグ歯37aのチャンフ
ァーC3とが係合し、その楔作用でスリーブ45および
カウンタ2速ギヤ37が僅かに相対回転することによ
り、スリーブ45のスプライン歯66がカウンタ2速ギ
ヤ37のドグ歯37aに噛み合って2速変速段が確立す
る。
【0034】スプライン歯66のチャンファーC1とカ
ウンタ2速ギヤ37のドグ歯37aのチャンファーC3
とが係合する直前に、スプライン歯66の凸部66aの
第2傾斜面βがシンクロスプリング71上に移行するた
め、スプライン歯66からシンクロスプリング71に作
用する荷重が減少し、テーパーコーン70のテーパー面
70a,70bに作用する摩擦力が減少する。その結
果、スリーブ45およびカウンタ2速ギヤ37を同期さ
せる荷重が減少し、両チャンファーC1,C3の接触に
より発生する楔作用でスリーブ45およびカウンタ2速
ギヤ37をスムーズに相対回転させ、スリーブ45のス
プライン歯66をカウンタ2速ギヤ37のドグ歯37a
に確実に噛み合わせることができる。
【0035】また、仮に平坦面γに続く第2傾斜面βが
存在しないとすると、シンクロスプリング71が平坦面
γから外れると同時に、該シンクロスプリング71に加
わる半径方向内向きの荷重が消滅して同期荷重が急激に
減少する。従って、特にシフトチェンジをゆっくりと行
った場合に、シンクロスプリング71に加わる半径方向
内向きの荷重が消滅してからスリーブ45のスプライン
歯66のチャンファーC1がカウンタ2速ギヤ37のド
グ歯37aのチャンファーC3に噛み合う前に同期作用
が失われてしまい、スプライン歯66およびドグ歯37
aのスムーズな噛み合いができなくなる。
【0036】しかしながら、本実施例によれば、平坦面
γに続く第2傾斜面βによってシンクロスプリング71
に加わる半径方向内向きの荷重が緩やかに減少するた
め、同期荷重が直ちに消滅することがない。これによ
り、シフト操作をゆっくりと行った場合でも、スリーブ
45のスプライン歯66をカウンタ2速ギヤ37のドグ
歯37aにスムーズに噛み合わせることができる。
【0037】尚、2速変速段の確立を解除してニュート
ラルに戻すべくスリーブ45が左動する際に、第2傾斜
面βの作用でシンクロスプリング71を平坦面γにスム
ーズに導くことができる。
【0038】次に、図10に基づいて本発明の第2実施
例を説明する。
【0039】第2実施例はスリーブ45のスプライン歯
66の凸部66aの形状において第1実施例と異なって
いる。即ち、第1実施例の凸部66aは第1傾斜面αお
よび第2傾斜面β間に平坦面γを備えていたが、第2実
施例の凸部66aは平坦面γを備えておらず、第1傾斜
面αおよび第2傾斜面βが直接連なっている。そして2
速変速段を確立すべくスリーブ45が右動したとき、ス
リーブ45のスプライン歯66のチャンファーC1がカ
ウンタ2速ギヤ37のドグ歯37aのチャンファーC3
に係合する直前に、第2傾斜面βがシンクロスプリング
71上に移行して該シンクロスプリング71を半径方向
内向きに押圧する荷重を減少させる。
【0040】これにより、両チャンファーC1,C3が
係合した際の楔作用でスリーブ45およびカウンタ2速
ギヤ37が相対回転するとき、ブロッキングリング67
のテーパーコーン70のテーパー面70a,70bに作
用する摩擦力を緩やかに減少させ、スリーブ45および
カウンタ2速ギヤ37の同期荷重をゆっくりと低下させ
て前記相対回転を容易にし、スリーブ45のスプライン
歯66をカウンタ2速ギヤ37のドグ歯37aにスムー
ズに噛み合わせることができる。
【0041】但し、第1実施例の如く第1傾斜面αおよ
び第2傾斜面β間に平坦面γを設けた場合の方が、スリ
ーブ45の移動時に平坦面γがシンクロスプリング71
に与える荷重の反力でシフトレバーに確実な手応えが得
られるようなり、ドライバーが受けるシフトフィーリン
グが向上する。
【0042】以上、本発明の実施例を説明したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0043】例えば、実施例ではアウターリング68、
インナーリング69およびテーパーコーン70の3つの
部材から構成されたブロッキングリング67を備えた同
期結合装置を例示したが、本発明は単一部材から構成さ
れてテーパー面を介してギヤに係合するタイプのブロッ
キングリングを備えた同期結合装置に対しても適用する
ことができる。
【0044】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、移動するスリーブのスプライン歯の凸部に形
成した第1傾斜面がシンクロスプリングに荷重を与えて
スリーブおよびギヤを同期させた後に、スリーブ内周の
スプライン歯がブロッキングリング外周のドグ歯に噛み
合って、スリーブのスプライン歯がギヤのドグ歯に噛み
合う直前の位置に達したとき、シンクロスプリングが第
2傾斜面上に移行してスリーブおよびギヤ間の同期荷重
を漸減させる。これにより、スリーブのスプライン歯が
ギヤのドグ歯に噛み合う以前に同期荷重が急激に消滅す
ることが回避されるので、スリーブおよびギヤ間に同期
ずれが発生してスプライン歯およびドグ歯のスムーズな
噛み合いが阻害されるのを防止することができる。また
スリーブのスプライン歯がギヤのドグ歯に噛み合う瞬間
に過大な同期荷重が残存することが回避されるので、ス
リーブおよびギヤ間の相対回転を許容してスプライン歯
およびドグ歯の位相ずれを吸収し、スプライン歯および
ドグ歯のスムーズな噛み合いを可能にすることができ
る。
【0045】また請求項2に記載された発明によれば、
スプライン歯の凸部の第1傾斜面および第2傾斜面間に
平坦面を形成したので、シフト時に平坦面がシンクロス
プリングに与える荷重の反力で確実な手応えが得られる
ようになり、シフトフィーリングが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用マニュアルトランスミッションの縦断面
【図2】1速−2速同期結合装置の拡大図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】図2の5部拡大図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】2速変速段確立前期の作用説明図
【図7】図6の7−7線断面図
【図8】2速変速段確立後期の作用説明図
【図9】図8の9−9線断面図
【図10】本発明の第2実施例に係る、前記図5に対応
する図
【符号の説明】
37 カウンタ2速ギヤ(ギヤ) 37a ドグ歯 45 スリーブ 63 ハブ 66 スプライン歯 66a 凸部 67 ブロッキングリング 68b ドグ歯 71 シンクロスプリング Sc カウンタシャフト(回転軸) α 第1傾斜面 β 第2傾斜面 γ 平坦面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 進 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 (72)発明者 牧野 浩之 埼玉県和光市中央1丁目4番1号 株式会 社本田技術研究所内 Fターム(参考) 3J028 EA21 EA22 EB07 EB13 EB62 FC32 FC42 FC63 GA01 HA23 HB06 HB09 HB10 3J056 AA17 BA02 BB15 CA03 GA05 GA12 GA13 GA16

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外周にドグ歯(37a)を有して回転軸
    (Sc)に相対回転自在に支持されたギヤ(37)と、 回転軸(Sc)に結合されたハブ(63)と、 ハブ(63)に軸方向移動自在にスプライン結合された
    スリーブ(45)と、スリーブ(45)内周のスプライ
    ン歯(66)に噛み合い可能なドグ歯(68b)を外周
    に有するとともに、ギヤ(37)との摩擦係合を可能に
    してハブ(63)およびギヤ(37)間に配置されたブ
    ロッキングリング(67)と、 ブロッキングリング(67)の外周に支持されたシンク
    ロスプリング(71)と、を備え、 スリーブ(45)の軸方向移動に伴って該スリーブ(4
    5)内周のスプライン歯(66)の凸部(66a)でシ
    ンクロスプリング(71)を半径方向内向きに押圧する
    ことにより、このシンクロスプリング(71)でブロッ
    キングリング(67)をギヤ(37)方向に押し付け、
    ブロッキングリング(67)をギヤ(37)に摩擦係合
    させた状態で、スリーブ(45)内周のスプライン歯
    (66)をブロッキングリング(67)外周のドグ歯
    (68b)およびギヤ(37)外周のドグ歯(37a)
    に噛み合わせて該ギヤ(37)を回転軸(Sc)に結合
    するトランスミッションの同期結合装置において、 スリーブ(45)内周のスプライン歯(66)の凸部
    (66a)は、スリーブ(45)の軸方向移動に伴って
    シンクロスプリング(71)を介してブロッキングリン
    グ(67)に軸方向の荷重を与える第1傾斜面(α)
    と、前記軸方向の荷重を解除する第2傾斜面(β)とを
    備え、スリーブ(45)内周のスプライン歯(66)が
    ブロッキングリング(67)外周のドグ歯(68b)に
    噛み合った後の、スリーブ(45)内周のスプライン歯
    (66)がギヤ(37)外周のドグ歯(37a)に噛み
    合う直前の位置にあるとき、シンクロスプリング(7
    1)は第2傾斜面(β)上に移行することを特徴とする
    トランスミッションの同期結合装置。
  2. 【請求項2】 スリーブ(45)内周のスプライン歯
    (66)の凸部(66a)は、第1傾斜面(α)および
    第2傾斜面(β)間に軸方向に延びる平坦面(γ)を有
    することを特徴とする、請求項1に記載のトランスミッ
    ションの同期結合装置。
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