JP2882432B2 - 映像信号加工処理方式 - Google Patents

映像信号加工処理方式

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JP2882432B2
JP2882432B2 JP4042060A JP4206092A JP2882432B2 JP 2882432 B2 JP2882432 B2 JP 2882432B2 JP 4042060 A JP4042060 A JP 4042060A JP 4206092 A JP4206092 A JP 4206092A JP 2882432 B2 JP2882432 B2 JP 2882432B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、ビデオテープ
に記録された映像及び/又は音声信号の再生の際、VT
R1台でビデオ編集を施したかのような編集加工を可能
とするため、映像及び/又は音声信号が記録された映像
信号トラックとリンクするコントロールトラックに専用
コマンド信号を新たに記録した後、この専用コマンド信
号をコントロール信号と共に再生することによって、専
用コマンド信号の編集内容に応じて映像及び/又は音声
信号を編集再生する映像信号加工処理方式に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、特に、カメラ一体型VTR(いわ
ゆる「ビデオムービー」)を用いて撮影した後、不要
(NG)シーンの除去や、シーンチェンジの際、映像の
繋ぎ部分に特殊効果(ワイプなど)を加えるダビング編
集が行われている。
【0003】また、ビデオテープのコントロール(CT
L)トラックにCTL信号を消さずに他の制御信号を新
たに記録し、再生時、回転ヘッド及びキャプスタンの回
転制御以外の目的、例えばキュー信号として使用する磁
気記録再生装置が提案されている(例えば、特開昭55
−108979号、同55−108980号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したダビング編集
には次の1〜5の欠点があった。 1. 編集された再生信号を再記録するので、画質が劣
化する。 2. 再生用VTRと記録用VTRとのタイミング合わ
せが難しい。 3. ビデオテープ上に位置情報(タイムコードなど)
が入っていないと編集精度が悪い。 4. 編集情報の記録保存ができないので、同じ内容の
編集を後日できない。 5. シーンチェンジに特殊効果を出すには、再生用V
TRが2台必要で、同期運転(又はシンクロナイザー)
が必要となる。
【0005】また、上記した磁気記録再生装置は、CT
LトラックにCTL信号を消さずに他の制御信号を記録
し、再生時、キュー信号として使用することが開示され
てあるが、この技術を上記したダビング編集の欠点を解
消するために用いることについての開示はなかった。
【0006】本発明の目的は次の1〜3である。 1. VTR(カメラ一体型VTRあるいはVTRデッ
キ)1台で編集ができる。 2. 編集作業はオリジナルテープを再生し、編集ポイ
ントで「専用コマンド」を指示すると、VTRはオリジ
ナルテープのCTL信号をこの専用コマンドに書き換え
る。 3. 再生はCTLトラックから「専用コマンド」を検
出すると、その内容に応じてVTRが自動的に編集作業
を行い、従来の編集ダビングテープの再生と同じ感覚で
見ることができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明は下記の構成になる映像信号加工処理方
式を提供する。
【0008】記録媒体から再生される再生信号の加工処
理命令と前記記録媒体の走行制御命令とを有するコマン
ド信号を、前記記録媒体への信号記録と同時あるいは信
号記録の後、前記記録媒体へ記録するコマンド信号記録
手段と、再生される前記コマンド信号に基づいて再生信
号を前記加工処理命令に即して加工処理し、かつ、前記
走行制御命令に即して前記記録媒体の走行制御を行う制
御手段とを備えた映像信号加工処理方式であって、編集
点の位置で編集コマンドを入力した時点から前記記録媒
体を逆方向走行状態にし、前記記録媒体の逆方向走行距
離が前記編集コマンドのビット長分を越える長さになる
と、前記記録媒体を正方向走行状態にして、前記編集コ
マンドに対応した編集位置が前記編集点の位置に一致す
るようなタイミングで前記コマンド信号を前記記録媒体
に書き込むことを特徴とする映像信号加工処理方式。
【0009】記録媒体から再生される再生信号の加工処
理命令と前記記録媒体の走行制御命令とを有するコマン
ド信号を、前記記録媒体への信号記録と同時あるいは信
号記録の後、前記記録媒体へ記録するコマンド信号記録
手段と、再生される前記コマンド信号に基づいて再生信
号を前記加工処理命令に即して加工処理し、かつ、前記
走行制御命令に即して前記記録媒体の走行制御を行って
得た再生加工信号を記録する他の記録媒体の走行制御を
行う制御手段とを備えたことを特徴とする映像信号加工
処理方式であって、編集点の位置で編集コマンドを入力
した時点から前記記録媒体を逆方向走行状態にし、前記
記録媒体の逆方向走行距離が前記編集コマンドのビット
長分を越える長さになると、前記記録媒体を正方向走行
状態にして、前記編集コマンドに対応した編集位置が前
記編集点の位置に一致するようなタイミングで前記コマ
ンド信号を前記記録媒体に書き込むことを特徴とする映
像信号加工処理方式。
【0010】
【実施例】本発明は、大略、例えば、ビデオテープから
再生される映像及び/又は音声信号の加工処理命令とテ
ープの走行制御命令とを有する専用コマンド(コマンド
信号)を、テープへの当該映像及び/又は音声信号記録
と同時、あるいは、この後、テープへ記録するコマンド
信号記録手段(編集用コマンド記録ブロック)と、テー
プの再生時、再生される専用コマンドに基づいて再生信
号を加工処理命令に即して編集し、かつ、走行制御命令
に即してテープの走行制御を行う制御手段(コマンド制
御部)とを備えた映像信号加工処理方式であって、編集
点の位置(編集ポイント)で編集コマンドを選択入力
し、選択された編集コマンドに係るコマンド信号のビッ
ト長(42ビット)分を越える長さになるよう走行制御
信号(CTL信号)をカウントしてその入力時点からテ
ープを逆方向走行(リバース)状態にし、テープの逆方
向走行距離が編集コマンドのビット長分を越える長さに
なると、テープを正方向走行(フォワード)状態にし、
コマンド信号における基準ビット位置(42ビット目)
が編集点に一致するようなタイミングでコマンド信号を
テープに書き込む(記録する)映像信号加工処理方式で
ある。
【0011】また、本発明は、大略、例えば、ビデオテ
ープから再生される映像及び/又は音声信号の加工処理
命令とテープの走行制御命令とを有する専用コマンド
(コマンド信号)を、テープへの当該映像及び/又は音
声信号記録と同時、あるいは、この後、テープへ記録す
るコマンド信号記録手段(編集用コマンド記録ブロッ
ク)と、テープの再生時、再生される専用コマンドに基
づいて再生信号を加工処理命令に即して編集し、かつ、
走行制御命令に即してテープの走行制御を行って得た再
生加工信号(編集済の映像及び/又は音声信号)をダビ
ングするテープの走行制御を行う制御手段とを備えた映
像信号加工処理方式であって、編集点の位置(編集ポイ
ント)で編集コマンドを選択入力し、選択された編集コ
マンドに係るコマンド信号のビット長(42ビット)分
を越える長さになるよう走行制御信号(CTL信号)を
カウントしてその入力時点からテープを逆方向走行(リ
バース)状態にし、テープの逆方向走行距離が編集コマ
ンドのビット長分を越える長さになると、テープを正方
向走行(フォワード)状態にし、コマンド信号における
基準ビット位置(42ビット目)が編集点に一致するよ
うなタイミングでコマンド信号をテープに書き込む(記
録する)映像信号加工処理方式である。
【0012】以下、本発明になる映像信号加工処理方式
をアナログVTRに適用した場合について述べるが、こ
れ以外のデジタルVTR、信号の書き換えが可能なディ
スクを扱うディスクプレーヤ等についても、本発明方式
を適用できることは勿論である。
【0013】ここでは、本発明方式の実施例の説明に用
いる編集操作を次の1〜4に絞って説明するが、これら
を複合して得られる編集内容にも本発明を適用できるこ
とは言うまでもない。 1. NGシーンの除去…NGシーンはテープを最速早
送り(FF)で走行させておき、この再生画が出力しな
いこの期間、NGシーン直前の静止画を出力し続ける。 2. 繋ぎ撮りシーンの効果的なシーンチェンジの選択
…シーンチェンジの編集ポイントをオーバーラップ切り
換えやワイプ切り換え等の編集内容に後からに変更で
き、効果的なシーンチェンジができる。 3. 静止画の挿入…再生動画を一時止めて直前の動画
を静止画として出力し、一時停止解除後の再生動画との
繋ぎにオーバーラップ切り換えやワイプ切り換え等の編
集内容を付した効果的な静止画を挿入できる。 4. タイトル・字幕の挿入、合成…ビデオムービーの
カメラで撮ったタイトル・字幕をテープの頭に専用コマ
ンド(タイトル番号、字幕番号)を付けて記録してお
き、このビテオテープ再生の際、VTR本体の画像メモ
リにこれを最初に移して記憶しておき、各シーンの頭に
タイトルを挿入したり、各シーンの再生画と字幕とを合
成した再生画を出力できる。
【0014】まず、専用コマンドの記録について説明す
る。専用コマンドは次の順序で書き込まれる。なお、下
記する手順2〜4はVTRが自動で行う。 1. 編集ポイントの位置で専用コマンドを選択し、V
TRに入力する。 2. 入力した時点からテープの巻き戻し状態になり、
巻き戻されたテープが選択された専用コマンドのビット
長(42ビット,約1.4秒)分を越える長さになるよ
う、CTLパルスをカウントし、その状態になるとテー
プ走行は停止する。 3. 通常走行(記録再生時の走行状態)に移り、専用
コマンドの最終ビット(42ビット目、基準タイミング
位置)が、編集ポイントに一致するようなタイミングで
CTLトラックの専用コマンドの書き替えを開始する。 4. 編集ポイントの位置をテープが通過したとき、専
用コマンドの書き替え終了とタイミング確認のため、再
生画面もしくは音声に合図を出す。
【0015】さて、上記した専用コマンドの記録に使用
する編集用コマンド記録ブロック1は、図1に示すよう
に、次の各部分から構成される。
【0016】画像をモニターし編集ポイントの位置で専
用コマンドを選択し、メカコントロール回路20に対し
て選択出力するコマンド選択器2、コマンド選択器2か
ら供給される選択出力に同期して、テープ走行系の図示
せぬメカニズムに対して選択された専用コマンドのビッ
ト長(42ビット,約1.4秒)分を越える長さになる
よう(例えば3秒間)、CTLパルスをカウントしつつ
テープを巻き戻した後、指定された状態になると停止
し、直ちに通常走行を開始する旨の駆動制御信号を出力
するメカコントロール回路20からの制御信号に同期し
て、専用コマンド信号の出力を開始するコマンド選択回
路3、コマンド選択回路3からの専用コマンド信号を、
CTL信号(後述する信号b)の周期に同期して図6に
示す専用コマンドのフォーマットに応じてコントロール
パルスのデューティ比を変化させた信号(T1 =「1」
レベル,T2 =「0」レベル,デューティ比は、T1 >
T2 )e、fから構成される42ビットのパルス列信号
として順次出力するパルス発生回路4、パルス発生回路
4からのパルス列信号を増幅する記録アンプ5、記録ア
ンプ5に接続される記録側(Rec)端子、再生アンプ
6に接続される再生側(P/B)端子を後述する信号d
のタイミング(信号dが「0」レベル期間のとき記録側
端子に切り換わり、「1」レベル期間のときに再生側端
子に切り換わるタイミング)で交互に切り換えられるス
イッチ7、スイッチ7を載置した回転ドラム8、スイッ
チ7から断続して供給される記録アンプ5からのパルス
列信号をテープ9のCTLトラック10に記録されたC
TL信号に重畳記録し、かつこのCTLトラック10に
既記録されたCTL信号(あるいはCTL信号+パルス
列信号)を再生するCTLヘッド11、前記したスイッ
チ7から断続して供給されるCTL信号(あるいはCT
L信号+パルス列信号)を増幅する再生アンプ6、再生
アンプ6からの両極性を有する信号a(図2(A)に図
示)からマイナス極性信号部分のみ抜き出して得た信号
を専用コマンド信号出力端子13に出力するマイナスア
ンプ12、再生信号aからプラス極性信号部分のみ抜き
出して得たCTL信号b(図2(B)に図示)をサーボ
基準信号出力端子15に出力するプラスアンプ14、こ
のプラスアンプ14から出力する信号bから信号c(図
2(C)に図示)を生成出力するモノマルチ16と、モ
ノマルチ16から出力する信号cから前記したスイッチ
7に供給される信号d(図2(D)に図示)を生成出力
するモノマルチ17とを有する切り換えパルス発生回路
18、テープがフォワード走行時、プラスアンプ14か
ら供給される信号bをカウントアップし、リバース走行
時、マイナスアンプ12から供給される信号をカウント
ダウンするコントロールカウント回路19、コントロー
ルカウント回路19のカウント値に応じた信号と前記し
たコマンド選択器2から出力信号と図示せぬテープの走
行系に設置された各種センサーからのセンサー出力とが
供給され、これら3入力信号に基づいてテープの走行系
のメカニズムに対して巻き戻しあるいは通常走行用駆動
制御信号を出力すると共に、コマンド選択回路3に対し
て専用コマンド信号の出力停止を指示する信号を出力す
るメカコントロール回路20、から構成される。
【0017】こうして、ビデオテープ9のCTLトラッ
ク10にはCTL信号bに重畳して編集ポイントの位置
に編集コマンドに応じたマイナス極性のパルス列信号を
記録できる。
【0018】上記した編集用コマンド記録ブロック1を
用いる編集手順は次の通りである。即ち、「編集ポイン
トを見つける」〜「専用コマンドを指定する」〜「テー
プを3秒間巻き戻した後、直ちに通常走行する(自
動)」〜「編集ポイントの1.4秒前から専用コマンド
でCTL信号を書き換える(自動)」〜「編集ポイント
通過後、確認のための合図信号を出す」〜「編集ポイン
トを見つける」の手順である。
【0019】編集ポイントと専用コマンドとの関係は、
図3に示す如くである。
【0020】テープ9は同図中右側から左側に向かって
通常走行しており、「シーン1」と「シーン2」との境
界で編集ポイントAを指定すると、VTRはテープ9を
「シーン1」の方向へ巻き戻しを3秒間行なった後(こ
の後一旦停止し)、再び通常走行され、ポイントBから
専用コマンドに応じた42ビットのパルス列信号の記録
が開始され、編集ポイントAの直前で記録が完全に終了
する(同図中斜線で示した部分が専用コマンドに応じた
42ビットのパルス列信号の記録跡)。
【0021】図4は本発明方式の要部である再生加工処
理ブロック図である。
【0022】同図において、前述したように、専用コマ
ンドに応じたパルス列信号が記録されたテープ9が装填
された再生用VTR21から再生された映像及び/又は
音声信号は映像/音声加工処理部22に供給された後、
モニターTV23で再生されると共に、記録用VTR2
4でダビングされる。コマンド制御部25は再生用VT
R21から専用コマンドに応じたパルス列信号が供給さ
れ、映像/音声加工処理部22に対して編集に応じた加
工制御信号を出力すると共に、記録用VTR24に対し
てダビングテープの同期走行制御を行う。
【0023】上記した映像/音声信号加工処理部24
は、図5に示すように、再生用VTR21に内蔵される
映像信号再生回路26から出力され映像信号から水平垂
直同期信号を同期分離出力する同期分離回路27、同映
像信号をメモリする画像メモリ28、この画像メモリ2
8から出力する映像信号(静止画)と映像信号再生回路
26から出力する映像信号(動画像)とを切り換えある
いは合成出力する切換回路(合成回路)29から構成さ
れる。
【0024】画像メモリ28は同期分離回路27からの
水平垂直同期信号が供給され、例えば1フレーム分の静
止画を記録できる。コマンド制御部25は再生用VTR
21に内蔵されるCTL信号再生回路30から供給され
るCTL信号(あるいはCTL信号+専用コマンドに応
じたパルス列信号)から専用コマンドに応じたパルス列
信号のみを抜き出し、画像メモリ28に対して、映像信
号の書き込み制御及びメモリされた映像の読み出し制御
信号を送出すると共に、切換(合成)回路29に対し
て、映像信号の切り換え、合成のタイミングを制御する
制御信号を送出する。
【0025】図6は専用コマンドのフォーマットを示す
図である。
【0026】同図に示すように、1つの編集ポイントに
対応する専用コマンドのフォーマットは42ビットから
構成されるパルス列信号であり、「(前)ヘッダ」(1
1ビット)、「識別子」(4ビット)、「コード」(4
ビットBCD×3)、「識別子」(4ビット)、
「(後)ヘッダ」(11ビット)の各部分から構成され
る。「(前)ヘッダ」,「(後)ヘッダ」は夫々「01
111111110」で不変、「(前)識別子」,
「(後)識別子」は夫々「E(BCDコードで「111
0」」で「編集コード」に固定されており、「コード」
は999種の専用コマンド指定が可能である。
【0027】このように、専用コマンドは前からでも後
ろからでもコマンドを読み出せるように、「コード」を
中心として前後対称に識別子、ヘッダが構成されてい
る。
【0028】因みに、「識別子」は、「A(BCDコー
ドで「1010」)」=文字コード、「B(同「101
1」)」=制御コード、……、「E」=編集コードと規
定されている。また、「コード」は、999の編集コマ
ンド指定が可能であり、図7に示す専用コマンドがあ
る。同図に示すのは、「識別子」と「コード」とを組み
合わせたものである。この場合、「識別子」は「E」と
なる。
【0029】同図に示すように、「NG−IN」の編集
コマンドの場合は「E000」〜「E009」、「シー
ンチェンジ」は「E010」〜「E018」,「E02
1」〜「E028」,「E030」〜「E039」、
「スチル(静止画)挿入」は「E040」〜「E04
6」、「スチル(静止画)」は「E050」〜「E06
9」、「タイトル挿入,合成」は「E070」〜「E0
89」である。
【0030】図8はNGシーンの除去を説明する図であ
る。
【0031】まず、上記した編集用コマンド記録ブロッ
ク1を用いて行われるNGシーンの専用コマンド記録は
次の通り行われる。即ち、「編集ポイントであるNGの
始まりを示す専用コマンド(NG−IN,「E00
0」)を指定する」〜「テープを3秒間巻き戻した後、
直ちに通常走行する(自動)」〜「この編集ポイントの
1.4秒前から専用コマンド(NG−IN)でCTL信
号を書き換える(自動)」〜「編集ポイント通過後、確
認のための合図信号を出す」〜「編集ポイントであるN
Gの終りを示す専用コマンド(NG−OUT,シーンチ
ェンジ(瞬時切換)「E010」)を指定する」〜「テ
ープを3秒間巻き戻した後、直ちに通常走行する(自
動)」〜「この編集ポイントの1.4秒前から専用コマ
ンド(シーンチェンジ(瞬時切換))でCTL信号を書
き換える(自動)」〜「編集ポイント通過後、確認のた
めの合図信号を出す」の順に行われる。
【0032】この後、NGシーンの除去は次の通り行わ
れる。即ち、上記した専用コマンド(NG−IN),
(シーンチェンジ(瞬時切換))を夫々記録したテープ
を巻き戻した後、再生状態にし、「(NG−IN)を検
出する」〜「検出時点の静止画を出力する」〜「VTR
本体を最速早送り(FF)モードとする」〜「((シー
ンチェンジ(瞬時切換))を検出する」〜「VTR本体
を再生モードとする」〜「静止画に替えて再生画(動
画)を再生するシーンチェンジを行う」の順に行われ
る。
【0033】具体的には、図8(A)に示すように、テ
ープ上に「シーンA」と「シーンB」との間に「NG」
があった場合、まず、「シーンA」と「NG」との境に
専用コマンド(NG−IN)を打ち込み(記録し)、
「NG」と「シーンB」との境に専用コマンド(シーン
チェンジ(瞬時切換))を打ち込む。そして、同図
(B)に示すように、専用コマンド(NG−IN)の打
ち込み直前の「シーンA」の再生画を前述した画像メモ
リ28に取り込み静止画A´として所定時間メモリして
おく。
【0034】こうして、NGシーンの除去によって得ら
れた再生画及びテープの走行状態は、同図(C)に示す
ように、「シーンA」(通常走行)、「静止画A´」
(テープのNG部分は最速早送り)、「シーンB」(通
常走行)となり、NGを除去した編集と同じ効果で再生
できる。
【0035】ここでは、「NG」期間である「シーン
A」から「シーンB」への最速早送りをしている間、画
像出力できないため、この期間「静止画A´」を再生し
ている。
【0036】上記したのは、専用コマンド(NG−I
N),(シーンチェンジ(瞬時切換))を組み合わせて
NGシーンを除去したものであるが、これ以外の専用コ
マンドを用いてもNGシーンの除去は可能である。
【0037】例えば、NG期間が短い場合、上記したコ
マンド(シーンチェンジ(瞬時切換))を用いずに、図
6に示した専用コマンド(NG−IN(0.2秒間),
E001」を用いるだけで、0.2秒間NGを除去で
き、以下同様に、コマンド(NG−IN(0.4秒
間),E002)〜(NG−IN(1.8秒間),E0
09)を夫々用いるだけで、0.4〜1.8秒間NGを
除去できる。
【0038】また、シーンチェンジを瞬時切換でなく、
再生画面の左側から右側に向かって「静止画A´」をワ
イプしつつ「シーンB」を徐々に画面上に再生する場
合、コマンド(NG−IN)と図7に示したコマンド
(シーンチェンジ(ワイプ/左右),E011)とを用
いれば良く、以下同様に、コマンド(シーンチェンジ
(ワイプ/右左),E012)〜(シーンチェンジ(ワ
イプ/周囲 角),E018)を夫々用いれば、画面の
右側から左側に向かうワイプ〜画面の周囲四隅から中央
に向かうワイプを夫々行うことができる。
【0039】図9は繋ぎ撮りシーンの効果的なシーンチ
ェンジの選択を説明する図である。
【0040】まず、上記した編集用コマンド記録ブロッ
ク1を用いて行われる繋ぎ撮りシーンの専用コマンドの
記録は次の通り行われる。即ち、「シーンチェンジを示
す専用コマンド(シーンチェンジ(ワイプ/左右)「E
011」))を指定する」〜「テープを3秒間巻き戻し
た後、直ちに通常走行する(自動)」〜「この編集ポイ
ントの1.4秒前から専用コマンドでCTL信号を書き
換える(自動)」〜「編集ポイント通過後、確認のため
の合図信号を出す」の順に行われる。
【0041】この後、繋ぎ撮りシーンの効果的なシーン
チェンジは次の通り行われる。即ち、専用コマンド(シ
ーンチェンジ(ワイプ/左右))を記録したテープを巻
き戻した後、再生状態にし、「(シーンチェンジ(ワイ
プ/左右)を検出する」〜「検出時点の静止画を出力す
る」〜「専用コマンド(シーンチェンジ(ワイプ/左
右))に従って再生画面の左側から右側に向かって「静
止画A´」をワイプしつつ「シーンB」を徐々に画面上
に再生するシーンチェンジを行う」の順に行われる。
【0042】具体的には、図9(A)に示すように、テ
ープ上に「シーンA」から「シーンB」へ効果的なシー
ンチェンジしたい場合、まず、「シーンA」と「シーン
B」との境に専用コマンド「(シーンチェンジ(ワイプ
/左右)」を打ち込む。そして、同図(B)に示すよう
に、「(シーンチェンジ(ワイプ/左右)」の打ち込み
直前の「シーンA」の再生を前述した画像メモリ28に
取り込んで静止画A´として所定時間メモリしておく。
【0043】こうして、シーンチェンジによって得られ
た再生画及びテープの走行状態は、同図(C)に示すよ
うに、「シーンA」(通常走行)、「再生画面の左側か
ら右側に向かって「静止画A´」をワイプしつつ「シー
ンB」が徐々に再生」(通常走行)、「シーンB」(通
常走行)となり、効果的なシーンチェンジが可能とな
る。
【0044】上記したのは、専用コマンド(シーンチェ
ンジ(ワイプ/左右)を使用して繋ぎ撮りシーンの効果
的なシーンチェンジについて説明したものであるが、こ
れ以外の専用コマンドを用いても効果的なシーンチェン
ジが可能である。
【0045】例えば、画面の右側から左側に向かって
「静止画A´」をワイプしつつ「シーンB」を徐々に画
面上に再生する場合、図7に示した専用コマンド(シー
ンチェンジ(ワイプ/左右),E011)を用いれば良
く、以下同様に、(シーンチェンジ(ワイプ/上下),
E013)〜(シーンチェンジ(ワイプ/周囲 角),
E018)を夫々用いるだけで画面の上側から下側に向
かうワイプ〜画面の周囲四隅から中央に向かうワイプを
夫々行うことができる。
【0046】また、図7に示した専用コマンド(シーン
チェンジ「E011」のハーフタイム(2秒),E02
1)〜(シーンチェンジ「E018」のハーフタイム
(2秒),E028)を用いれば、上記したコマンド
(シーンチェンジ(ワイプ/右左))〜(シーンチェン
ジ(ワイプ/周囲 角))により得られる時間を2秒間
とすることができる。
【0047】さらに、図7に示した専用コマンド(シー
ンチェンジ(オーバーラップ),E030)〜(シーン
チェンジ(フェードアウト(黒)/瞬時イン),E03
4)を用いれば、「静止画A´」に「シーンB」をオー
バーラップさせた再生画が得られる画像切換〜「静止画
A´」が徐々に消え、再生画面は最終的に「黒」となる
画像を夫々得ることができる。
【0048】さらにまた、図7に示した専用コマンド
(シーンチェンジ「E030」のハーフタイム,E03
5)〜(シーンチェンジ「E034」のハーフタイム,
E039)を用いれば、上記したコマンド(シーンチェ
ンジ(オーバーラップ))〜(シーンチェンジ(フェー
ドアウト(黒)/瞬時イン))により得られる時間を半
分(例えば2秒間)とすることができる。
【0049】静止画の挿入については次のように行われ
る。
【0050】まず、上記した編集用コマンド記録ブロッ
ク1を用いて行われる静止画(スチル)挿入の専用コマ
ンドは次の通りである。即ち、「編集ポイントで静止画
の挿入を示す専用コマンド(スチル挿入(0.5秒/瞬
時切換)「E040」))を指定する」〜「テープを3
秒間巻き戻した後、直ちに通常走行する(自動)」〜
「この編集ポイントの1.4秒前から専用コマンド(ス
チル挿入(0.5秒/瞬時切換))でCTL信号を書き
換える(自動)」〜「編集ポイント通過後、確認のため
の合図信号を出す」の順に行われる。
【0051】この後、静止画の挿入は次の通り行われ
る。即ち、上記した専用コマンド(スチル挿入(0.5
秒/瞬時切換))を記録したテープを巻き戻した後、再
生状態にし、「専用コマンド(スチル挿入(0.5秒/
瞬時切換)を検出する」〜「検出時点の静止画を出力す
る」〜(専用コマンド(スチル挿入(0.5秒/瞬時切
換))に従ってVTR本体を0.5秒間一時停止(PA
USE(STILL)モード)にする」)〜「0.5秒
経過後、VTR本体の一時停止を解除する」〜「静止画
に替えて再生画(動画)を再生する」の順に行われる。
【0052】具体的には、図9(A)に示すように、テ
ープ上に「シーンA」から「シーンB」との間に静止画
を挿入したい場合、まず、「シーンA」と「シーンB」
との境にコマンド(スチル挿入(0.5秒/瞬時切
換))を打ち込む。そして、同図(B)に示すように、
(スチル挿入(0.5秒/瞬時切換))の打ち込み直前
の「シーンA」の再生を前述した画像メモリ28に取り
込んで静止画A´として所定時間メモリしておく。
【0053】こうして、静止画の挿入によって得られた
再生画及びテープの走行状態は、同図(C)に示すよう
に、「シーンA」(通常走行)、「0.5秒間「静止画
A´」を再生」(0.5秒間走行一時停止)、「シーン
B」(通常走行)となり、「シーンA」と「シーンB」
との間に静止画の挿入が可能となる。
【0054】上記したのは、専用コマンド(スチル挿入
(0.5秒/瞬時切換))を使用したものであるが、こ
れ以外の専用コマンドを用いても効果的な静止画の挿入
が可能である。
【0055】例えば、「静止画A´」を1秒間挿入する
場合、図7に示した専用コマンド(スチル挿入(1.0
秒/瞬時切換),E041)を用いれば良く、以下同様
に、コマンド(スチル挿入(2.0秒/瞬時切換),E
042)〜(スチル挿入(10.0秒/瞬時切換),E
046)を夫々用いるだけで、「静止画A´」を2〜1
0秒間の再生画に挿入できる。
【0056】図10はタイトルの挿入・合成を説明する
図である。
【0057】まず、タイトルの記録手順は次の通りであ
る。即ち、VTR本体(特にビデオムービー)にいわゆ
るタイトル記録モードが備えられていることが必要であ
る。例えば、5種類のシーンに夫々タイトルを付したい
場合、「5種類のタイトルを用意する」〜「5種類のタ
イトルを順次撮影し、図示せぬタイトルメモリにメモリ
する」〜「テープの頭に5種類のタイトルを示す専用コ
マンド(タイトル(A)挿入 5秒間,E070〜(タ
イトル(E)挿入 5秒間,E074),図6に図示)
をこれらに順次付す」の順に行われる。この後、引き続
いて「シーンA」〜「シーンE」が順次記録される。
【0058】つぎに、上記した編集用コマンド記録ブロ
ック1を用いて行われるタイトルの挿入・合成は次の通
り行われる。即ち、「VTR本体に最初にテープを装填
した時、テープの頭に記録されている5種類のタイトル
を画像メモリ28にメモリする」〜「編集ポイントであ
る専用コマンド(タイトル(A)挿入 5秒間)を指定
する」〜「テープを3秒間巻き戻した後、直ちに通常走
行する(自動)」〜「各編集ポイントの1.4秒前から
専用コマンドでCTL信号を書き換える(自動)」〜
「編集ポイント通過後、確認のための合図信号を出す」
のフローを、これに続いて、専用コマンド(タイトル
(B)挿入 5秒間)〜(タイトル(E)挿入 5秒
間)についても順次同様に行う。
【0059】さらにこの後、専用コマンド(タイトル
(A)挿入 5秒間)〜(タイトル(E)挿入 5秒
間)を各シーン間に記録したテープを巻き戻した後、再
生状態にし、「専用コマンド(タイトル(A)挿入 5
秒間)を検出する」〜「検出時点のタイトル(A)の静
止画を5秒間出力する」〜(VTR本体を5秒間一時停
止(PAUSE(STILL)モード)にする」)〜
「5秒経過後、VTRの一時停止を解除する」〜「静止
画に替えて「シーンA」を再生する」のフローを、これ
に続いて、専用コマンド(タイトル(B)挿入 5秒
間)〜(タイトル(E)挿入 5秒間)についても順次
同様に行う。
【0060】この結果、「シーンA」,「シーンB」,
…,「シーンE」には夫々タイトルA,タイトルB,
…,タイトルEが付されて再生される。
【0061】こうして、図10(B)に示すように、タ
イトルの挿入によって得られた再生画は「シーンAのタ
イトル」、「シーンA」、「シーンBのタイトル」、
「シーンB」の順となり、各シーンA,Bのタイトル・
字幕の挿入・合成が行える。
【0062】同様に、各シーンA,Bの字幕の挿入が行
える。
【0063】上記したのは、専用コマンド(タイトル
(A)挿入 5秒間))〜(タイトル(E)挿入 5秒
間))を使用したものであるが、これ以外の専用コマン
ド(タイトル(A)挿入 2.5秒間),E080)〜
(タイトル(E)挿入 2.5秒間),E084)を用
いると、タイトル(A)〜(E)を夫々2.5秒間挿入
でき、また、専用コマンド(タイトル(A)合成 5秒
間),E075)〜(タイトル(E)合成 5秒間),
E079)を用いると、タイトル(A)〜(E)を夫々
5秒間「シーンA」〜「シーンE」と合成出力でき、さ
らに、専用コマンド(タイトル(A)合成 2.5秒
間),E085)〜(タイトル(E)合成2.5秒
間),E089)を用いると、タイトル(A)〜(E)
を夫々2.5秒間「シーンA」〜「シーンE」と合成出
力できる。
【0064】こうして、上記した構成の本発明の映像信
号加工処理方式を用いることによって、NGシーンの最
中やシーンチェンジの時、再生画へのタイトル・字幕の
挿入・合成の際にも、あたかもVTRを2台を使って編
集する効果をVTR1台で得ることができ、特に、静止
画と次の動画とのシーンチェンジの時、複数種類の効果
的切り換えができる。
【0065】
【発明の効果】上述したように、本発明の映像信号加工
処理方式は、記録媒体から再生される再生信号の加工処
理命令と前記記録媒体の走行制御命令とを有するコマン
ド信号を、前記記録媒体への信号記録の後、前記記録媒
体へ記録するコマンド信号記録手段と、コマンド信号記
録手段と、前記記録媒体の再生時、再生される前記コマ
ンド信号に基づいて再生信号を前記加工処理命令に即し
て加工処理し、かつ、前記走行制御命令に即して前記記
録媒体の走行制御を行う制御手段とを備え、編集点の位
置で編集コマンドを入力した時点から前記記録媒体を逆
方向走行状態にし、前記記録媒体の逆方向走行距離が前
記編集コマンドのビット長分を越える長さになると、前
記記録媒体を正方向走行状態にして、前記編集コマンド
に対応した編集位置が前記編集点の位置に一致するよう
なタイミングで前記コマンド信号を前記記録媒体に書き
込むことにより、本発明方式をVTRのビデオ編集に適
用した場合、編集しようとするビデオ信号の編集ポイン
トに所望の専用コマンドを指定した後、再び再生するだ
けで所望の編集内容で編集されたビデオ信号をVTR1
台で得ることができると共に、このときの編集情報の記
録保存ができ、また、使用者が選択した編集点の位置に
完全同期して所望の編集の開始終了ができる。
【0066】また、上述したように、本発明の映像信号
加工処理方式は、記録媒体から再生される再生信号の加
工処理命令と前記記録媒体の走行制御命令とを有するコ
マンド信号を、前記記録媒体への信号記録の後、前記記
録媒体へ記録するコマンド信号記録手段と、コマンド信
号記録手段と、前記記録媒体の再生時、再生される前記
コマンド信号に基づいて再生信号を前記加工処理命令に
即して加工処理し、かつ、前記走行制御命令に即して前
記記録媒体の走行制御を行って得た再生加工信号を記録
する他の記録媒体の走行制御を行う制御手段を有し、さ
らに、編集点の位置で編集コマンドを入力した時点から
前記記録媒体を逆方向走行状態にし、前記記録媒体の逆
方向走行距離が前記編集コマンドのビット長分を越える
長さになると、前記記録媒体を正方向走行状態にして、
前記編集コマンドに対応した編集位置が前記編集点の位
置に一致するようなタイミングで前記コマンド信号を前
記記録媒体に書き込むことにより、本発明方式をVTR
のビデオ編集に適用した場合、編集しようとするビデオ
信号の編集ポイントに所望の専用コマンドを指定した
後、再び再生するだけで所望の編集内容で編集されたビ
デオ信号をVTR1台で得ることができると共に、この
ときの編集情報の記録保存ができる。ダビングの際、マ
スターVTRとスレーブVTRとのタイミング合わせを
たやすくでき、また、使用者が選択した編集点の位置に
完全同期して所望の編集の開始終了ができる。
【0067】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方式の要部である編集用コマンド記録ブ
ロック図である。
【図2】図1に示す記録ブロックを構成する主要回路部
分のタイミングチャートである。
【図3】編集ポイントと専用コマンドとの関係を示す説
明図である。
【図4】本発明方式の要部である再生加工処理ブロック
図である。
【図5】図4に示す映像音声信号加工処理部周辺の一実
施例構成図である。
【図6】専用コマンドのフォーマットを示す図である。
【図7】専用コマンドを示す一実施例図である。
【図8】NGシーンの除去を説明する図である。
【図9】繋ぎ撮りシーンの効果的なシーンチェンジの選
択を説明する図である。
【図10】タイトル・字幕の挿入・合成を説明する図で
ある。
【符号の説明】
1 編集用コマンド記録ブロック(コマンド信号記録手
段) 9 ビデオテープ(記録媒体) 25 コマンド制御部(制御手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 27/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】記録媒体から再生される再生信号の加工処
    理命令と前記記録媒体の走行制御命令とを有するコマン
    ド信号を、前記記録媒体への信号記録と同時あるいは信
    号記録の後、前記記録媒体へ記録するコマンド信号記録
    手段と、 再生される前記コマンド信号に基づいて再生信号を前記
    加工処理命令に即して加工処理し、かつ、前記走行制御
    命令に即して前記記録媒体の走行制御を行う制御手段と
    を備えた映像信号加工処理方式であって、 編集点の位置で編集コマンドを入力した時点から前記記
    録媒体を逆方向走行状態にし、前記記録媒体の逆方向走
    行距離が前記編集コマンドのビット長分を越える長さに
    なると、前記記録媒体を正方向走行状態にして、前記編
    集コマンドに対応した編集位置が前記編集点の位置に一
    致するようなタイミングで前記コマンド信号を前記記録
    媒体に書き込むことを特徴とする映像信号加工処理方
    式。
  2. 【請求項2】記録媒体から再生される再生信号の加工処
    理命令と前記記録媒体の走行制御命令とを有するコマン
    ド信号を、前記記録媒体への信号記録と同時あるいは信
    号記録の後、前記記録媒体へ記録するコマンド信号記録
    手段と、 再生される前記コマンド信号に基づいて再生信号を前記
    加工処理命令に即して加工処理し、かつ、前記走行制御
    命令に即して前記記録媒体の走行制御を行って得た再生
    加工信号を記録する他の記録媒体の走行制御を行う制御
    手段とを備えたことを特徴とする映像信号加工処理方式
    であって、 編集点の位置で編集コマンドを入力した時点から前記記
    録媒体を逆方向走行状態にし、前記記録媒体の逆方向走
    行距離が前記編集コマンドのビット長分を越える長さに
    なると、前記記録媒体を正方向走行状態にして、前記編
    集コマンドに対応した編集位置が前記編集点の位置に一
    致するようなタイミングで前記コマンド信号を前記記録
    媒体に書き込むことを特徴とする映像信号加工処理方
    式。
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