JP2880218B2 - 樹脂製ピストンシリンダアッセンブリ並びにその製造方法及び装置 - Google Patents

樹脂製ピストンシリンダアッセンブリ並びにその製造方法及び装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、特に、グラスファイバ補強樹脂により形
成され、好ましくは、油圧装置のためのマスターアッセ
ンブリ、例えば、車両用樹脂製ピストンシリンダアッセ
ンブリに関し、並びに、このアッセンブリの製造方法及
び装置に関する。
[従来の技術] ***特許出願公開公報3149628,8号には、ボールヘッ
ドが設けられたプッシュロッドと圧力要素との間、特
に、プッシュロッドとブレーキパワーブースタ又はマス
ターシリンダのピストンとの間のボール/ソケット連結
が開示されている。このプッシュロッドは、ピストンの
ベース孔に揺動可能に挿入されており、補強要素として
同時に働き且つボールヘッドを部分的に取囲む補強要素
がベース孔とボールヘッドとの間に配置されている。
この***特許出願公開公報では、補強要素には、多数
の弾性突起が設けられ、これらのうちいくつかはオフセ
ットされて形成されボールを戻りグリップする一方、残
りのものは、ベース孔の壁に対して初期圧力で当接され
ていることが開示されている。
国際出願WO87/03344号には、油圧装置に適用されるシ
リンダが開示されている。このシリンダは、2つの部分
からなり、各部分は、樹脂から形成されている。一方の
部分は、開口が設けられた外殻体を備えている。端壁が
対抗端に設けられている。他方の部分は、内ブッシュを
備えている。このブッシュは、外殻体に正確に取付けら
れ、上記開口端から上記端壁に延出している。開口端か
ら離間した上記ブッシュの端部は、上記端壁から距離を
おいて位置されている。ブッシュには、筒状孔が設けら
れている。ピストンがこの孔内に摺動可能に配置されて
いる。このピストンは、端壁の方向に端壁から離れるよ
うに移動されることができる。
シール手段がピストンの周に対して当接して設けられ
ている。このシール手段は、ブッシュの内端と外殻体の
対抗面との間で保持されている。圧力室が端壁とピスト
ンとの間に形成されている。
さらに、シリンダと別に製造された供給タンクとを供
える油圧マスターシリンダが英国特許出願2071797A号に
開示されている。この供給タンクは、シリンダに固定さ
れている。この供給タンク及びシリンダは、作動中油圧
流体が供給タンクとシリンダとの間を流れるように、相
互連結されている。供給タンクは、外シリンダ壁、正確
には、シリンダの対抗側に対して当接した突出アームを
有している。このアームは、供給タンクとシリンダとを
共に維持する働きをし、その結果、これらは、連結して
作用される。供給タンクは、樹脂から形成されている。
従来のピストンシリンダアッセンブリは、複雑に組立
てられているため、大量生産に適していない。多くの場
合、用いられる樹脂製本体のみでは、機械的な力を吸収
することができないため、金属支持又は補強要素が必要
とされている。さらに、その従来技術のものは、コスト
高となる機械加工を必要とする。
[発明の概要] この発明は、以下の目的を有している。
ピストンシリンダアッセンブリでは、特に、クラッチ
マスターアッセンブリでは、シリンダ内でピストンをシ
ールするシーリングカップが制御不能になることが多々
ある。多くの場合、その理由は、カップが軸線方向の遊
びを有しているためである。この発明の1つの目的は、
遊びなしにカップを安全に位置決めすることである。
カップに軸線方向に圧力を加えるバネ及びシーと金属
要素が既に提案され、これにより、カップが位置決めさ
れている。樹脂物質要素とシート金属要素との組合わせ
は、好ましくない。なぜなら、これにより、故障が生起
されることがあるとともに、ピストンシリンダアッセン
ブリの耐用年数が減少される。さらに、このような組合
わせは、特に大量生産には、コスト高となり、製造及び
取付けの自動化が許容されない。
そのため、この発明の別の目的は、このようなシート
金属要素及びバネを不要にすることにある。
さらに、従来のアッセンブリで用いられている他の金
属構成要素、例えば、保持金属シート、カップ要素は、
補強する働き、特に、支持し且つともに維持する働きを
するが、避けられるべきである。
この発明の目的は、フェノール樹脂を材料として適用
するための必要条件を満足させることにある。
さらに、ピストンシリンダアッセンブリを組立てるた
めには、従来のものより少ない構成要素が必要とされ
る。製造コストが減少されるべきである。
そこで、この発明は、アッセンブリのシリンダが乗員
室に取付けられる場合、アッセンブリのシリンダをエン
ジン室から油圧装置に連結する可能性を提供している。
グラスファイバ補強樹脂が機械加工されることは困難
である。さらに、この樹脂は、溶接されない。この材料
に起因する不便性は、この発明の構成により回避される
ことができる。特に、この発明は、シリンダの高い圧力
により樹脂製螺子を介して引き起こされた力を安全に吸
収する可能性を提供することにある。
ピストンシリンダアッセンブリ全体の製造及び取付け
は、容易であるべきである。特に、機械的自動大量生産
に好適な状態が生起されるべきである。
従来のピストンシリンダアッセンブリでまだ必要とさ
れた切断即ち機械加工は、この発明により著しく減少さ
れるべきである。従来のマスターシリンダアッセンブリ
の換気孔は、避けられるべきである。さらに、この換気
孔にも、ピストンシリンダアッセンブリのカップの著し
い磨耗につながるという問題がある。
従来のマスターシリンダは、多くの場合非常にコスト
高な機械加工を必要とする多数の構成要素からなってい
る。この発明の目的は、必要とされる構成要素の数を著
しく減少することにある。
マスターシリンダの製造は、従来に係るものより低コ
ストであるべきである。この発明に係るマスターシリン
ダは、取付けの容易性を提供し、特に低コストの大量生
産に好適である構成を特徴としている。この発明は、全
体としてアッセンブリの機械的な最終的な取付けのため
の状態を生起している。
デュロープラスト(duroplast)が樹脂シリンダの製
造のための材料として大いに適用されている。多くの場
合、このデュロープラストは、グラスファイバにより補
強されている。このデュロープラストの機械加工は、特
にグラスファイバにより補強されている場合には、コス
ト高であり、困難である。ツールの耐用年数が部分的に
不当に短くされる。従って、この発明の別の目的は、機
械加工を不要にするか若しくは機械加工を著しく低減し
た方法を実現する方法及び装置を提供することにある。
この発明では、マスターアッセンブリの樹脂構成要素
が従来の樹脂シリンダのように支持又は補強金属要素を
必要としないという必要条件が満たされるべきである。
この発明の目的は、ピストンロッドのボール状のヘッ
ドをピストンに固定するための補助手段を必要とせず
に、デュロープラストピストンのみを利用することにあ
る。詳細には、従来のようにピストンロッドとピストン
とを連結するために、クリップ及びバネが必要とされな
いという状況が生起されるべきである。このような金属
要素は、デュロープラストは非常に脆いため、デュロー
プラストと組合わして用いられることができない。
樹脂により形成されたシリンダのハウジングの内側形
状の寸法の厳密さが従来問題である。特に、このこと
は、ハウジングが樹脂インジェクション成型方法により
大量生産で製造されるか否かに影響する。この発明の目
的は、ハウジングの内側形状の正確な寸法を実現するこ
とにある。
この発明のさらなる目的は、内側形状の正確な寸法を
維持しながら、樹脂シリンダ、特に車両用樹脂マスター
シリンダの大量生産のコストを低減することにある。
さらに、樹脂インジェクション成型のみによりシリン
ダハウジングの最終的な内側形状の寸法を正確に大量生
産できる状況が生起されるべきである。
例えば切断加工をなくすことである。
この発明の他の目的は、ボス、まくれ、たとえあると
しても、2つの部分ツールが用いられるときに生起され
る型分割まくれは、シリンダのその後のアッセンブリの
場合に問題を引起こすことがなく、また、シリンダの機
能を損なうことがないことである。これに代えて、この
発明では、製造工程の間に、ぼす、まくれなどが取除か
れ、特に切られるという状況が生起されるべきである。
この発明では、樹脂製の中空のシリンダ(ブッシュ)
が樹脂ピストンのためのガイドとして設けられ、この樹
脂ピストンは、特に、ハウジングの製造工程の間に形成
された螺子により螺合されるように樹脂シリンダハウジ
ングに配置され、樹脂ピストンは、その取付けられた状
態において、同軸に配置されたディスク及び同軸に配置
されたカップに軸線方向の圧力を与えている。
コンパクトな省スペースの構成は、ディスクには、特
に、溝の形状であり且つ半径方向に延出された油圧流体
ダクトが設けられていることに帰着する(溝付きディス
ク)。
さらに、ディスクの範囲において、アッセンブリの中
空のシリンダ及びハウジングは、環状のダクトを形成し
ており、この環状のダクトは、ディスクの半径方向ダク
トと、油圧流体供給タンクに接続された油圧流体流入ダ
クトとを接続している。
好ましい実施例では、圧力室に突入した端部におい
て、ピストンには、好ましくは若干円錐状に形成された
発生面に少なくとも1つの縦軸線方向の溝が設けられた
突起が形成されており、この溝は、ピストンが引っ込ま
れた状態において、半径方向のダクトと圧力室とを油圧
的に接続する。
簡易であり且つ機能上信頼性のある実施例では、カッ
プは、ピストンが引き込まれたとき、縦軸線方向の溝を
介して油圧流体を導入する一方、ピストンが進行したと
き、ピストンとハウジングとを油圧的にシールする弁と
して構成されている。
従来のバネ及び金属要素は、カップには、弾性要素と
して働き且つ中空のシリンダがハウジングに螺合されて
しまったときに軸線方向の圧力下カップ及びディスク構
造物を維持するノブが設けられており、このカップに
は、弁機能を果すシーリングリップが設けられているこ
とにより、避けられる。
ペダル側の端部において、中空のシリンダには、特に
半径方向内方に延出するピストンのための段部が形成さ
れているため、ピストンのための止めを形成する補強手
段が不要にされる。
ピストンシリンダアッセンブリの製造のための簡易化
及びコストの低減のため、中空のシリンダは、製造工程
の間にツールの枢動により形成された螺子により、アッ
センブリのハウジングに螺合可能に配置されている。
マスターシリンダが乗員室に取り付けられている場合
には、油圧流体ラインと油圧装置の他の構成要素とを連
結するパイプの一部として構成された圧力ノズルは、エ
ンジン室のスプラッシュシールドの開口に配置され、こ
の圧力ノズルには、乗員室に取付けられたアッセンブリ
のシリンダがエンジン室から連結可能であるように、フ
ランジタイプの螺子が設けられている。
さらに、ピストンロッドのピストン側の拡径された端
部は、戻りインジェクション、好ましくは、戻りテー
パ、又は戻りグリップにより、樹脂製ピストン内に固定
されている。
油圧クラッチ作動装置のマスターアッセンブリの従来
の喚起孔は、圧力室から離間された範囲において、主カ
ップのための主溝には、シリンダハウジングに配置さ
れ、好ましくは凹所である環状のダクトが設けられ、こ
の環状のダクトは、油圧流体供給タンクに油圧接続され
ていることによって取って代わられる。
ピストンシリンダアッセンブリの低コストの取付け
は、アッセンブリの圧力室と油圧装置の他の構成要素と
を油圧的に接続する油圧流体出口には、パイプが形成さ
れており、このパイプは、圧力室側の端部の範囲で末広
がりされており、パイプには、半径方向のシリンダから
の出口の範囲において、パイプの周方向の摘まれていな
い範囲に少なくとも1つの膨出部を結果的に形成する少
なくとも1つの摘み部が設けられており、この摘み部
は、パイプが取付けられる場合にシリンダ内に形成され
ており、末広がり部は、膨出部とともに、シリンダ内に
パイプを固定するための手段であることにより達成され
る。
低コストの製造は、この発明により達成される。切断
即ち機械加工が著しく低減される。従来の換気孔が不要
にされる。この発明に係るマスターシリンダは、ハウジ
ング及びピストンの各々が最終的な取付け時に1つの部
分のみからなるため、取付けの容易性を提供している。
支持シート金属要素が不要にされる。この発明により、
デュプローストがマスターシリンダに適用されることが
できる。デュプローストは、マスターシリンダが収納さ
れているエンジン室内の高温に耐える樹脂物質である。
従来のように、クリップ及びバネが必要とされずに、ピ
ストンロッドのボール状のヘッドが維持される。
方法に関しては、この発明の目的は、インジェクショ
ン工程において、第1のツールは、螺子によりシリンダ
ハウジングから枢動され、その後、第2のツールがシリ
ンダハウジングから引抜かれることにより達成される。
多数の径を有する、特に段部を有する筒状の室を備え
るハウジングの製造方法では、第1のツールは、大径を
有する室の範囲から枢動され、その後、第2のツールが
小さい径を有する室の範囲から引抜かれている。
さらに、製造によるボス、まくれ等、特に、型分割ま
くれが第2のツールが引抜かれる場合に切られている。
方法を実行するための装置には、螺子が設けられた第
1のツールは、ハウジングシリンダから枢動されるよう
に配置されており、第2の工具は、シリンダハウジング
から引抜かれるように配置されている。
ハウジングの製造方法を実現するためには、螺子を有
する第1のツールは、シリンダハウジングの大径に対応
する径を提供するように、及び、ハウジングシリンダか
ら枢動されるように構成され、第2のツールは、シリン
ダハウジングの小径に対応する径を提供するように、及
び、シリンダハウジングから引抜かれるように構成され
ている。
さらに、第1のツールは、ブッシュの形状に形成さ
れ、第2のツールは、製造工程の間少なくとも部分的に
ブッシュ内に配置されたピストンの形状に形成されてい
る。
上述した方法及び/又は装置により製造されるシリン
ダハウジングでは、ハウジングにより取囲まれるシリン
ダの壁には、枢動を許容するツールにより形成された螺
子が設けられており、この螺子は、固定手段として、特
に、後者のアッセンブリの間にシリンダの構成要素を螺
合する手段として働いている。
インジェクション成型方法では、第1の工程では、ピ
ストンロッド及びこのピストンロッドを取囲むコアが、
ピストンの外形状に対応するインジェクション押型内に
配置され、第2の工程では、ピストンロッド及びコアか
らなるユニットが、樹脂のインジェクションにより埋め
込まれ、第3の工程では、コアが移動される。
さらに、拡径されたピストンロッドのピストン側端部
は、戻りテーパ又は戻りグリップの成形に因り所定の引
き抜き力がピストンロッドによってピストンに伝達され
るように、樹脂に埋め込まれている。
[図面の簡単な説明] 第1図は、ピストンシリンダの縦断面図であり、 第2図は、溝付きディスクの縦断面図であり、 第3図は、第2図のIII方向から見た溝付きディスク
の図、 第4図は、溝付きカップの形状を示しており、 第5図は、ピストンシリンダの他の実施例の縦断面図
であり、 第6図は、第5図のII−II線に沿う断面図であり、 第7図は、第5図のIII−III線に沿う断面図であり、 第8図は、この発明に係る方法を実行するための装置
の模式図である。
[実施例] 第1図では、樹脂製ピストンシリンダアッセンブリが
示されている。このピストンシリンダアッセンブリは、
車両用油圧クラッチ作動装置のためのマスターアッセン
ブリとして働く。符号1は、樹脂製ハウジングを示して
いる。ピストンは、符号2で示されている。ブッシュ3
は、螺子4によってハウジング1に螺合されている。こ
の螺子4は、製造工程(樹脂インジェクションモールド
工程)から形成されている。ブッシュは、ピストンを案
内する働きをし、且つ、溝付きディスク5及び溝付きカ
ップ6を第1図に示される位置に保持する。さらに、符
号7は、シーリングカップを示している。螺合されたブ
ッシュは、溝付きカップ及び溝付きディスクからなる構
造物を安全に固定している。
溝付きディスクの詳細が第2図及び第3図に示されて
いる。これらの図には、半径方向に延出されたダクト
(溝)8,9,10,11,12,13,14,15が示されている。半径方
向に延出された溝13が第1図に示されている。
ピストン2には、縦軸線溝17,18が形成された圧力室
側突起16が設けられている。第1図に示されたハウジン
グ1の左端には、圧力ノズル19が位置され、油圧流体ラ
インを有する圧力室20に連結されている。この圧力流体
ラインは、油圧クラッチのスラブシリンダに接続されて
いる。
溝付きカップ6の特別な形状が第4図に示されてい
る。この図において、符号21,22,23は、軸線方向に延出
し且つ第1図に示された段部25の横壁に当接するノブを
示している。このノブは、バネ要素とみなされなければ
ならない。このバネ要素は、ブッシュがその位置に螺合
されたときに、溝付きカップ及び溝付きディスクからな
る構造物に付勢力を常に与えている。上述したこと及び
螺合されたブッシュ3により、溝付きカップ及び溝付き
ディスクに遊びなく、位置決めが実行される。
第4図において、符号26は、後述する弁機能をするシ
ーリングリップを示している。
このシーリングリィプは、ピストンの発生面に並列さ
れている一方、ノブは、段部25の半径方向外側の範囲に
位置決めされている。
第1図に示された状態において、油圧流体が、油圧流
体供給タンク(図示略)からダクト27を介して環状の室
(環状のダクト)28に流されることができる。この環状
のダクト28は、ブッシュ3、シリンダハウジング1、及
び溝付きディスク5により規定されている。この環状の
ダクトに収容された油圧流体は、半径方向の溝8〜15を
介して縦軸線方向の溝17,18に到達する。この縦軸線方
向の溝17,18から、油圧流体は、圧力室20に流される。
ピストンは、右方に引っ込まされ、バネ29によりかけ
られた圧力により、ピストンは、ブッシュ3に形成され
た段部30に当接される。第1図に示された状態は、ここ
までである。
クラッチペダルの作動時には、ピストン2は、プッシ
ュロッド31の作動により左方に動かされる。このプッシ
ュロッド31には、フェノール樹脂製ピストン2内にイン
ジェクションにより揺動可能に埋め込まれ且つグリース
がティングされたボール32が設けられている。ピストン
の縁33は、シーリングリップ26に押圧されている。従っ
て、半径方向のダクト8〜15と、圧力室20との間の接続
が、妨げられる。その結果、圧力室20内の圧力が上昇さ
れる。シーリングリップ26は、ピストンの外発生面に対
して当接されるであろう。溝付きカップは、シーリング
リップより、弁としての閉成機能を果すであろう。
第5図において、図示された車両用樹脂製クラッチマ
スターシリンダ101には、樹脂製ハウジング102が設けら
れている。このハウジング102内では、樹脂製ピストン1
03が案内されており、このピストン103は、図示された
クラッチペダルにより動かされる。クラッチペダルの力
は、ピストンロッド104を介してピストン103に伝達され
る。ピストンロッド104の左端には、ボール状のヘッド1
05が設けられている。このヘッド105は、矢印106の引付
け力がピストンロッド104によりピストン103に伝達され
ることを許容するように、インジェクションによってピ
ストン内に埋め込まれている。符号107は、圧力室を示
している。油圧流体の出口は、108により全体として示
されている。
第5図に係るクラッチアッセンブリの製造工程は、多
数の工程からなっている。ピストンロッド及びコアは、
ピストンの外形状に対応するインジェクション押型に収
納される。コアは、ピストンロッドの左部を囲むように
配置された環状の室109の範囲を占有する。ピストンロ
ッド及びコアは、インジェクションによって樹脂内に埋
め込まれる。その後、コアが外される。ボールヘッド10
5の戻りインジェクション、戻りテーパ、又は戻りグリ
ップがこのようにして範囲110内で得られる。この戻り
テーパは、ピストンロッドとピストンとの間の安全接続
を表している。この接続は、非常に頑丈に形成されてい
るため、引付け力、例えば、100kgの力が伝達されるこ
とが許容されている。
この発明のマスターアッセンブリでは、従来のよう
に、樹脂製ピストン内にピストンロッドを固定するため
に用いられるような付加的な固定支持金属要素が必要と
されない。
符号111は、ハウジング102内の凹所を示している。こ
の凹所111は、圧力室107から離間された主カップ127の
ための主溝112の底の範囲内に配置されている。
凹所111は、従来の換起孔の働きをする。圧力のない
状態において、油圧流体は、ダクト113(第6図参照)
を介して流される。このダクト113は、凹所111を介して
及び室109から離れピストン103の左端の半径方向外側の
クリアランス114を介して、油圧供給タンクに接続され
ている。クラッチペダル115が作動されたとき、ピスト
ン103は、ピストンロッド104によって左方に摺動される
であろう。縁115は、凹所を押圧し且つ閉成するであろ
う。ピストン103がさらに左方に移動されると、縁115
は、主カップ127のシーリングリップ116を押圧するであ
ろう。このシーリングリップ116は、圧力室107の上昇さ
れた圧力によりピストン103の発生面に対してシールし
て押圧されるであろう。油圧流体は、出口108を介して
油圧クラッチ作動装置のスラブシリンダに供給されるで
あろう。
凹所の位置及び形状、並びにダクト113との接続は、
第6図に示されている。
第5図及び第7図に示されるように、油圧流体出口10
8は、シリンダ102の壁117に収納されたパイプにより形
成されている。このパイプには、末広がりの端部118が
設けられている。壁に対して、末広がりの端部118に対
抗する2つの摘み部が形成されている。この摘み部の位
置は、第7図に符号119,120で示されている。摘み部
は、結果として、壁117の開口124の径123より大きい膨
出部121,122を形成している。末広がりの端部118と連結
された膨出部121,122は、シリンダの壁117のパイプ125
を固定している。パイプの元の母量は、即ち、摘まれる
前の完全に円形である母量は、第7図に破線で示されて
おり、符号129で示されている。
パイプ125の取付けのために、パイプは、内側から末
広がりの端部118で開口124に挿入されている。その後、
摘み部は、外側で形成されている。
符号126は、シリンダハウジング内にピストンを固定
するゼーゲル止め輪を示している。
フランジ128は、ペダルブロックに連結されている。
車両のスプラッシュシールドの位置は、第5図に示され
るように、車両製造者の要求により、フランジの左であ
る。これにより、車両製造者は、この者が要求するよう
に、スプラッシュシールドを自由に位置決めできるとい
う効果がある。
最後に、第8図では、第1のツールは、符号211で表
され、第2のツールは符号212で表されている。
第1のツールは、ブッシュ形状を有しており、その面
に螺子213が形成されている。
第2のツールは、ピストン形状を有しており、第8図
のブッシュ状ツール内に部分的に配置されている。より
詳細には、第1のツール211には、縦断面図において、
左上から右下へのハッチングが施されている。その軸線
断面図において、第2のツール212には、左下から右上
へのハッチングが施されている。2つのツールの軸線
は、1点鎖線により表されている。
シリンダハウジングの製造は、以下のような工程で行
われる。
先ず、第1に、樹脂がハウジングのための型に噴入さ
れ、この間に、第1及び第2のツールが樹脂内に埋め込
まれる。
その後、第1のツールは、枢動される。即ち、第1の
ツール211は、螺子213によりハウジング1の範囲216か
ら螺合解除される。
次の工程は、ピストン状の第2のツール212が矢印220
の方向に右方にハウジング1から引抜かれる工程からな
る。型分割まくれがハウジングの内壁の面の範囲に形成
でき、これは、第2のツール212の引抜き方向に切られ
ている。
第1のツール211が枢動されてしまった後、ハウジン
グ1は、螺子213を提供するであろう。この螺子は、例
えば、マスターシリンダをアッセンブリする場合に構成
要素3を螺合するために用いられる。
第8図に示されるように、この発明に係る方法及び装
置は、段部形状を有するシリンダハウジングを製造する
ことを許容している。第8図には、6つの径217,215,22
3,218,222,219が示されている。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 P3816610.0 (32)優先日 1988年5月16日 (33)優先権主張国 ドイツ(DE) (72)発明者 ハルス,ラルフ ドイツ連邦共和国 6370 オベルルセ ル,シェルバッハシュトラーセ 5 (72)発明者 リッター,ウォルフガング ドイツ連邦共和国 6370 オベルルセ ル,ボムメルシェイメー・シュトラーセ 17 (56)参考文献 特開 昭58−16952(JP,A) 特開 昭63−74758(JP,A) 英国公開2146082(GB,A) 国際公開87/3344(WO,A1) 仏国特許出願公開1031287(FR,A 1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F16D 25/08 B60T 11/00

Claims (21)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブッシュ(3)である樹脂製中空のシリン
    ダが樹脂ピストン(2)のためのガイドとして設けら
    れ、 前記中空シリンダーは、 特に、ハウジング(1)の製造工程の間に形成された螺
    子(4)により螺合されるように樹脂シリンダハウジン
    グ(1)に配置され、取付けられた状態において、同軸
    に配置されたディスク(5)及び同軸に配置されたカッ
    プ(6)に軸線方向の圧力を与えていることを特徴とす
    る、 特に、グラスファイバ補強樹脂で形成され、好ましく
    は、例えば、車両用油圧装置のマスターアッセンブリで
    ある樹脂製ピストンシリンダアッセンブリ。
  2. 【請求項2】このディスク(5)には、特に、溝の形状
    であり且つ半径方向に延出された油圧流体ダクト(5〜
    18)が設けられている。請求の範囲第1項記載の樹脂製
    ピストンシリンダアッセンブリ。
  3. 【請求項3】ディスク(5)の範囲において、アッセン
    ブリの中空のシリンダ(3)及びハウジング(1)は、
    環状のダクト(28)を形成しており、この環状のダクト
    (28)は、ディスク(5)の半径方向ダクト(5〜15)
    と油圧流体供給タンクに接続された油圧流体流入ダクト
    (27)とを接続している、請求の範囲第1項又は第2項
    記載の樹脂製ピストンシリンダアッセンブリ。
  4. 【請求項4】圧力室(20)に突入した端部において、ピ
    ストン(2)には、好ましくは若干円錐状に形成された
    発生面に少なくとも1つの縦軸線方向の溝(17,18)が
    設けられた突起(16)が形成されており、この溝は、ピ
    ストン(2)が引っ込まれた状態において、半径方向の
    ダクトと圧力室とを油圧的に接続する請求の範囲第1項
    −第3項のいずれか1項記載の樹脂製ピストンシリンダ
    アッセンブリ。
  5. 【請求項5】カップ(6)は、ピストン(2)が引き込
    まれたとき、縦軸線方向の溝(17,18)を介して油圧流
    体を導入する一方、ピストン(2)が進行したとき、ピ
    ストンとハウジングとを油圧的にシールする弁として構
    成されている請求の範囲第1項−第4項のいずれか1項
    記載の樹脂製ピストンシリンダアッセンブリ。
  6. 【請求項6】カップ(6)には、弾性要素として働き且
    つ中空のシリンダがハウジング(1)に螺合されてしま
    ったときに軸線方向の圧力下カップ及びディスク構造物
    を維持するノブ(21,22,23)が設けられており、このカ
    ップ(6)には、弁機能を果すシーリングリップが設け
    られている請求の範囲第1項−第5項のいずれか1項記
    載の樹脂製ピストンシリンダアッセンブリ。
  7. 【請求項7】ペダル側の端部において、中空のシリンダ
    には、特に半径方向内方に延出するピストン(2)のた
    めの段部(30)が形成されている請求の範囲第1項−第
    6項のいずれか1項記載の樹脂製ピストンシリンダアッ
    センブリ。
  8. 【請求項8】中空のシリンダは、製造工程の間にツール
    の枢動により形成された螺子により、アッセンブリのハ
    ウジング(1)に螺合可能に配置されている、請求の範
    囲第1項−第7項のいずれか1項記載の樹脂製ピストン
    シリンダアッセンブリ。
  9. 【請求項9】油圧流体ラインと油圧装置の他の構成要素
    とを連結するパイプの一部として構成された圧力ノズル
    (19)は、エンジン室のスプラッシュシールドの開口に
    配置され、 この圧力ノズル(19)には、乗員室に取付けられたアッ
    センブリのシリンダ(19)がエンジン室から連結可能で
    あるように、フランジタイプの螺子が設けられている請
    求の範囲第1項−第8項のいずれか1項記載の樹脂製ピ
    ストンシリンダアッセンブリ。
  10. 【請求項10】ピストンロッド(104)のピストン側の
    拡径された端部は、戻りインジェクション、好ましく
    は、戻りテーパ、又は戻りグリップにより、樹脂製ピス
    トン(103)内に固定されていることを特徴とする、請
    求の範囲第1項記載の樹脂製ピストンシリンダアッセン
    ブリ。
  11. 【請求項11】樹脂製ピストンシリンダアッセンブリに
    おいて、圧力室(107)から離間された範囲において、
    主カップ(127)のための主溝(112)には、シリンダハ
    ウジングに配置され、好ましくは凹所(111)である環
    状のダクトが設けられ、この環状のダクト(113)は、
    油圧流体供給タンクに油圧接続されていることを特徴と
    する請求の範囲第1項−第10項のいずれか1項記載の樹
    脂製ピストンシリンダアッセンブリ。
  12. 【請求項12】アッセンブリの圧力室と油圧装置の他の
    構成要素とを油圧的に接続する油圧流体出口(108)に
    は、パイプ(125)が形成されており、 このパイプは、圧力室側の端部の範囲で末広がりされて
    おり、 パイプには、半径方向のシリンダからの出口の範囲にお
    いて、パイプの周方向の摘まれていない範囲に少なくと
    も1つの膨出部(121,122)を結果的に形成する少なく
    とも1つの摘み部(119,120)が設けられており、 この摘み部(119,120)は、パイプ(125)が取付けられ
    る場合にシリンダ(101)内に形成されており、末広が
    り部(118)は、膨出部(121,122)とともに、シリンダ
    (101)内にパイプ(125)を固定するための手段である
    請求の範囲第1項−第11項のいずれか1項記載の樹脂製
    ピストンシリンダアッセンブリ。
  13. 【請求項13】インジェクション工程において、第1の
    ツール(211)は、螺子(213)によりシリンダハウジン
    グ(1)から枢動され、その後、第2のツールがシリン
    ダハウジング(1)から引抜かれることを特徴とする、
    請求の範囲第1項−第9項のいずれか1項記載のピスト
    ンシリンダアッセンブリのシリンダハウジングの製造方
    法。
  14. 【請求項14】多数の径を有する、特に段部を有する筒
    状の室を備えるハウジングの製造方法において、 第1のツール(211)は、大径(217)を有する室の範囲
    から枢動され、その後、第2のツール(212)が小さい
    径(215,223,218,219)を有する室の範囲から引抜かれ
    ることを特徴とする請求の範囲第13項記載のピストンシ
    リンダアッセンブリのシリンダハウジングの製造方法。
  15. 【請求項15】製造によるボス、まくれ等、特に、型分
    割まくれが第2のツールが引抜かれる場合に切られる、
    請求の範囲第13項又は第14項記載のピストンシリンダア
    ッセンブリのシリンダハウジングの製造方法。
  16. 【請求項16】螺子(213が設けられた第1のツール(2
    11)は、ハウジングシリンダ(1)から枢動されるよう
    に配置されており、第2の工具(212)は、シリンダハ
    ウジング(1)から引抜かれるように配置されているこ
    とを特徴とする請求の範囲第13項−第15項のいずれか1
    項記載の方法を実行するためのピストンシリンダアッセ
    ンブリのシリンダハウジングの製造装置。
  17. 【請求項17】螺子(213)を有する第1のツール(21
    1)は、シリンダハウジング(1)の大径に対応する径
    (217)を提供するように、及び、ハウジングシリンダ
    (1)から枢動されるように構成され、 第2のツール(212)は、シリンダハウジング(1)の
    小径に対応する径(215,223,218,222,219)を提供する
    ように、及び、シリンダハウジング(1)から引抜かれ
    るように構成されていることを特徴とする、請求の範囲
    第13項−第15項のいずれか1項記載の多数の径、特に段
    部を有する筒状の室を備えるハウジングの製造方法を実
    行するためのピストンシリンダアッセンブリのシリンダ
    ハウジングの製造装置。
  18. 【請求項18】第1のツール(211)は、ブッシュの形
    状に形成され、第2のツール(212)は、製造工程の間
    少なくとも部分的にブッシュ内に配置されたピストンの
    形状に形成されていることを特徴とする請求の範囲第13
    項−第15項のいずれか1項記載の方法を実行するための
    ピストンシリンダアッセンブリのシリンダハウジングの
    製造装置。
  19. 【請求項19】ハウジング(1)により取囲まれるシリ
    ンダの壁には、枢動を許容するツール(211)により形
    成された螺子(213)が設けられており、この螺子は、
    固定手段として、特に、後者のアッセンブリの間にシリ
    ンダの構成要素を螺合する手段として働くことを特徴と
    する請求の範囲第13項−第18項のいずれか1項記載の方
    法及び/又は装置により製造されるシリンダハウジン
    グ。
  20. 【請求項20】第1の工程では、ピストンロッド及びこ
    のピストンロッドを取囲むコアが、ピストンの外形状に
    対応するインジェクション押型内に配置され、 第2の工程では、ピストンロッド及びコアからなるユニ
    ットが、樹脂のインジェクションにより埋め込まれ、 第3の工程では、コアが移動されることを特徴とする請
    求の範囲第10項−第19項のいずれか1項記載のピストン
    シリンダアッセンブリを製造するためのインジェクショ
    ン成型方法。
  21. 【請求項21】拡径されたピストンロッドのピストン側
    端部は、戻りテーパ又は戻りグリップの成形に因り所定
    の引き抜き力がピストンロッドによってピストンに伝達
    されるように、樹脂に埋め込まれている、請求の範囲20
    項記載のインジェクション成型方法。
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