JP2867415B2 - 磁気記録再生装置のテープローディング機構 - Google Patents

磁気記録再生装置のテープローディング機構

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【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はVTR等の磁気記録再生装置において、磁気テ
ープをカセットから引き出し所定のテープ走行経路を構
成するときのテープローディング動作に関するものであ
る。
従来の技術 第9図〜第13図は従来の磁気記録再生装置のテープロ
ーディング機構を示すものである。第9図は従来の磁気
記録再生装置の第一の形態を示す図であり、この形態に
て磁気テープの早送りや巻戻しを行なう。第9図におい
て、1はカセットであり内部に磁気テープ2を巻回した
図示しない一対のリールを有している。図において磁気
テープ2は便宜上一本の線で表している(他の図面も同
様)。各々のリールは供給側リール台3及び巻取り側リ
ール台4と係合し、両リール台の回転によりリールが回
転し磁気テープ2を走行させることになっている。5は
供給側ブレーキアーム、6は巻取り側ブレーキアームで
あり、支軸7及び8のまわりに回動自在に係止されてい
る。双方のブレーキアームの間には引張りばね9が張架
され、各々のブレーキアームを両リール台に圧接しリー
ル台の制動動作を行なうように付勢している。10は電磁
ソレノイドであり、巻取り側ブレーキアーム6の一端と
係合している。電磁ソレノイド10を励磁すると、ブレー
キアーム6は支軸8のまわりに反時計方向に回動し、巻
取り側リール台4から離間する。また同時に巻取り側ブ
レーキアーム6の一端が供給側ブレーキアーム5の突起
部を押圧し、その結果、供給側ブレーキアーム5は支軸
7のまわりに時計方向に回動し、供給側リール台3から
離間することになる。電磁ソレノイド10の励磁を止める
と引張りばね9の張力により、巻取り側ブレーキアーム
6は支軸8のまわりに時計方向に回動し、巻取り側リー
ル台4に圧接する。また、同時に供給側ブレーキアーム
5は支軸7のまわりに反時計方向に回動し、供給側リー
ル台3に圧接する。11は基盤上に設けられた長孔であ
り、長孔11に沿ってローディングベース12が摺動自在に
係合している。ローディングベースにはテープポスト13
が係止されており、ローディングベース12が長孔11に沿
って摺動するに従って磁気テープ2を引き出す。ローデ
ィングベース12はポストストッパー14に圧接して固定さ
れ、磁気テープ2は回転ドラム49に巻付き所定のテープ
パスを構成する。
第11図〜第12図はローディングベースの摺動手段を示
す図である。第11図において、ローディングベース12
は、図示していないが長孔11を介して上下より長孔の幅
より大きな部材で形成されており、長孔から外れること
なく摺動自在に係止されている。17は歯車であり支軸18
のまわりに回転自在に係止されている。19及び20はピン
21にて回動自在に係合されたアームであり、アーム20は
ローディングベース12に設けられたボス部と回動自在に
係合し、アーム19は歯車17に係止されている。22は歯車
17と噛み合う歯車であり、支軸18のまわりに回転自在に
係止されている。23及び24はピン25にて回動自在に係合
されたアームでありアーム24はローディングベース12に
設けられたボス部と回動自在に係合し、アーム23は歯車
22に係止されている。歯車22には他の歯車26が形成さ
れ、セクター歯車27と噛み合っている。セクター歯車27
は支軸28のまわりに回動自在に係止されており、ピン29
を有している。30は第一のカム付き歯車であり、支軸31
のまわりに回動自在に係止され、カム溝32を形成してい
る。ピン29はカム溝32と係合し、カム付き歯車30の回転
に伴いセクター歯車27が回動する構成となっている。こ
の構成においてカム付き歯車30を図示しないモータによ
り支軸31のまわりに反時計方向に回転させると、セクタ
ー歯車27は時計方向に回動し、歯車22は反時計方向、歯
車17は時計方向にそれぞれ回転する。その結果、ローデ
ィングベース12は長孔11に沿って摺動することになる。
第12はローディングベース12がポストストッパー14に当
接し、摺動動作を完了した状態を示している。
第9図において、15はキャプスタン回転軸であり、所
定の周期で回転可能である。16はピンチローラであり、
磁気テープを介してキャプスタン回転軸15に圧接可能で
ある。第9図においては、ピンチローラはキャプスタン
回転軸との間に隙間を形成している。第9図においてピ
ンチローラのキャプスタン回転軸への圧接手段は図示し
ていないが、例えば森園正彦著ハイファイ・テープレコ
ーダ(ラジオ技術社)P188に示されるように、電磁ソレ
ノイドを使用して実現可能である。33は、コントロール
ヘッドであり、磁気テープ上に制御信号を記録再生す
る。ローディング動作が完了した場合を第10図に示す。
第10図は第二の状態を示す図であり、この形態にて記録
再生動作を行なう。第10図において、ピンチローラ16は
キャプスタン回転軸15に磁気テープを介して圧接してい
る。
以上のローディング動作におけるブレーキのリール台
への圧接動作とピンチローラのキャプスタン回転軸への
圧接時点のタイミングを第13図に示す。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記のような構成では、第一の形態か
ら第二の形態に移行する途中において、ピンチローラが
キャプスタン回転軸に圧接する以前に双方のブレーキア
ームがリール台から離間する。また、第二の形態から第
一の形態に移行する途中において、ピンチローラがキャ
プスタン回転軸から離間した後もブレーキアームがリー
ル台から離間している。従って、磁気テープがカセット
から引き出される際及びカセットに収納される際に巻取
り側リール台から磁気テープが送り出され又は巻取ら
れ、コントロールヘッドでの磁気テープの位置が移動す
ることになる。特に高精度の編集を行なう場合は、磁気
テープに記録されたコントロール信号を読み制御する必
要があり、記録再生動作と早送り巻戻し動作の間でコン
トロール信号がずれると編集点がずれ、高精度の編集が
できないという課題を有していた。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために本発明の磁気記録再生装置
は、供給側リール台及び巻取り側リール台と、各々のリ
ール台に圧接し制動動作を行なう供給側ブレーキアーム
及び巻取り側ブレーキアームと、カセット内の磁気テー
プを引き出し所定のテープパスを構成するテープポスト
と、コントロールヘッド及びキャプスタンと、ピンチロ
ーラとを具備し、前記テープポストは磁気テープを途中
まで引き出した第一の形態を形成する位置と所定のテー
プパスを構成する第二の形態を形成する位置との間を移
動可能であり、第一の形態から第二の形態に移行する場
合に巻取り側ブレーキアームが巻取り側リール台から離
間する以前にピンチローラが停止状態のキャプスタンに
圧接完了し、且つ第二の形態から第一の形態に移行する
場合にピンチローラが停止状態のキャプスタンから離間
する以前に巻取り側ブレーキアームが巻取り側リール台
に圧接完了するように構成したものである。
または、前記ブレーキアームと係合するソレノイドで
あって励磁時に双方のブレーキアームの制動動作を実現
するとともに自己保持位置に押圧されることにより双方
のブレーキの解除を行ない以降解除動作を保持する自己
保持型ソレノイドと、自己保持型ソレノイドを自己保持
位置に押圧する動作及び供給側ブレーキアームと係合し
供給側ブレーキアームのみを供給側リール台から離間す
る動作を行なう部材とを具備したものである。
作用 本発明は、上記した構成によって、第一の形態から第
二の形態に移行するときに、移行当初は巻取り側ブレー
キアームが巻取り側リール台を制動し供給側リールより
磁気テープが引き出されその後ピンチローラとキャプス
タン回転軸にて磁気テープが固定された後巻取り側ブレ
ーキアームがリール台より離間するためにコントロール
ヘッドにて磁気テープのずれは生じない。また、第二の
形態から第一の形態に移行するときは、ピンチローラが
キャプスタン回転軸から離間するまでに巻取り側ブレー
キアームがリール台に圧接完了するために、巻取り側リ
ール台に磁気テープが巻取られず、同様にコントロール
ヘッドにて磁気テープはずれないことになり、第一の形
態と第二の形態の間でコントロールヘッドでの磁気テー
プの位置は変わらないことになる。従って、コントロー
ルヘッドを使用しての高精度の編集作業が可能となる。
実 施 例 以下本発明の磁気記録再生装置について図面を参照し
ながら説明する。第1図〜第8図に本発明の実施例を示
す。第1図〜第2図は本発明第一の実施例である。第1
図は、第一の実施例の磁気記録再生装置のテープローデ
ィング機構の平面図である。第1図において、1〜8,11
〜16,33及び40は第9図の従来例と同様である。34は電
磁ソレノイドであり、供給側ブレーキアーム5と係合
し、ボビンの戻しばねである圧縮ばね35が設けられてい
る。36は電磁ソレノイドであり、巻取り側ブレーキアー
ム6と係合し、ボビンの戻しばねである圧縮ばね37が設
けられている。この構成において各々の電磁ソレノイド
を励磁すると、供給側ブレーキアーム5は時計方向に回
動し供給側リール台3から離間し、巻取り側ブレーキア
ーム6は反時計方向に回動し供給側リール台4から離間
する。各々の電磁ソレノイドの励磁を止めると、戻しば
ね34,36により供給側ブレーキアーム5は反時計方向に
回動し供給側リール台3に圧接し、巻取り側ブレーキア
ーム6は時計方向に回動し巻取り側リール台4に圧接す
る。
第一の実施例のテープローディングにおける第一の形
態と第二の形態の間のブレーキアームの動作とピンチロ
ーラの動作のタイミングを第2図に示す。第2図におい
て、第一の形態から第二の形態に移行するときは、供給
側ブレーキアームが供給側リール台より離間し、一方、
巻取り側ブレーキアームは巻取り側リール台に圧接して
いるため磁気テープ供給側リールより引き出されること
になる。その後ピンチローラがキャプスタン回転軸に圧
接完了した後巻取り側ブレーキアームが巻取り側リール
台より離間する。この時キャプスタン回転軸が停止状態
であれば、磁気テープはキャプスタン回転軸とピンチロ
ーラに挟まれて、巻取り側リールより磁気テープの引き
出しはなされずコントロールヘッドでのテープのずれは
生じない。また、第二の形態から第一の形態に移行する
ときは、巻取り側ブレーキアームが巻取り側リール台に
圧接した後にピンチローラが停止状態のキャプスタン回
転軸から離間するために巻取り側リールは回転せず、コ
ントロールヘッドでのテープの位置はずれないことにな
る。
第3図〜第8図は本発明の第二の実施例を示すもので
ある。第3図は第二の実施例の磁気記録再生装置のテー
プローディング機構の平面図である。第3図において1
〜9,11〜33及び49は従来例と同様である。33は自己保持
型ソレノイドであり、ボビンの一端38aが巻取り側ブレ
ーキアーム6を押圧し回動可能に位置されている。ボビ
ンの他端38bを右方向に押圧するとボビンが移動し38aに
て巻取り側ブレーキアーム6を反時計方向に回動し巻取
りリール台から離間させる。同時に第9図の従来例と同
様に供給側ブレーキアーム5を供給側リール台から離間
させる。そして自己保持型ソレノイド38の内部のマグネ
ットにより38b部の押圧を止めてもブレーキの離間状態
を保持する。自己保持型ソレノイド38を励磁するとボビ
ンが左方向に移動し、巻取り側ブレーキアーム6への押
圧がなくなり引っ張りばね9により巻取り側ブレーキア
ーム6及び供給側ブレーキアーム5は各々のリール台に
圧接することになる。39はロッドであり、支軸40に係合
し左右に摺動する。ロッドの一端39aは自己保持型ソレ
ノイド38のボビンの一端38bを押圧するように構成され
ており、他端39bは供給側ブレーキアーム5を押圧する
ように構成させている。この構成においてロッドが左側
に移動したとき(以後第一のロッド位置と呼ぶ)は、39
b部で供給側ブレーキアーム5を押圧し供給側リール台
から離間させることができる。この時自己保持型ソレノ
イド38を励磁しておくと巻取り側ブレーキアーム6は巻
取り側リール台に圧接し、供給側ブレーキアーム5は供
給側リール台から離間する状態を実現することができ
る。次にロッドが中央の位置に移動したとき(以後第二
のロッド位置と呼ぶ)は、39b部での供給側ブレーキア
ーム5への押圧は止み、自己保持型ソレノイド38の励磁
により双方のブレーキアームが各々のリール台に圧接す
ることが可能となる。次にロッド39が右側に移動したと
き(以後第三のロッド位置と呼ぶ)は、39a部で自己保
持型ソレノイド38のボビンの一端38b部を右方向に押圧
し双方のブレーキアームは各々のリール台から離間す
る。前述のように、この状態から第二のロッド位置に移
動しても自己保持型ソレノイド38を励磁しない以上は双
方のブレーキアームは各々のリール台から離間したまま
の状態を保持する。41は回動アームであり、支軸42のま
わりに回動自在に係止されており、一端はロッド39と係
合し他端にはピン43を有している。44は回転自在に係止
された第二のカム付き歯車であり、カム溝45を有し回動
アーム41のピン43と係合している。従って、第二のカム
付き歯車44を回転させることにより、回動アーム41,ロ
ッド39を介して自己保持型ソレノイド38及び供給側ブレ
ーキアーム5を動作させることになる。
第5図〜第7図に第二のカム付き歯車44を回転させた
ときのブレーキアームの状態を示す。第5図は第一のロ
ッド位置にて供給側ブレーキアーム5が供給側リール台
3から離間し巻取り側ブレーキアーム6が巻取りリール
台4に圧接している状態を示している。第6図は第二の
ロッド位置にて自己保持型ソレノイド38が励磁され双方
のブレーキアームが各々のリール台に圧接している状態
を示している。第7図は第三のロッド位置にて双方のブ
レーキアームが各々のリール台から離間している状態を
示している。
第3図において46は駆動歯車であり、第一のカム付き
歯車30と第二のカム付き歯車44の間に介在して双方のカ
ム付き歯車に噛み合っており、図示しないモータに連結
されている。47は第三のカム付き歯車であり、第二のカ
ム付き歯車44と間に1つの歯車を噛みあわせて噛み合っ
ている。48はピンチローラアームであり、第三のカム付
き歯車47と係合し第三のカム付き歯車に形成されたカム
に従ってピンチローラ16をキャプスタン回転軸15に圧接
するように構成されている。
第8図は第三のカム付き歯車47とピンチローラアーム
48との関係図を示している。第8図において、第三のカ
ム付き歯車47に形成されたカム47aとピンチローラアー
ム48に係合する部材に形成された突起部16aが圧接し、4
7aのカム形状に従ってピンチローラアーム48が支軸のま
わりに回動し、図示しないキャプスタン回転軸と圧接す
る構成となっている。
以上のテープローディング機構において、第一の形態
と第二の形態の間のブレーキアームの動作とピンチロー
ラの動作のタイミングを第4図に示す。第4図において
説明する。第一の形態は第二のロッド位置とし第一の形
態において、双方のブレーキアームが各々のリール台に
圧接しているときは、第二の形態に移行する前に第二の
形態と反対方向に第三のロッド位置を構成しておき、ま
ず第三のロッド位置を経由して双方のブレーキアームを
各々のリール台から離間させておく。第三のロッド位置
を経由する時、装置全体としてブレーキの解除動作のみ
動作するようにしておくと磁気テープは移動しない。そ
の後、第一の形態から第二の形態に移行する。移行する
場合は、第一のロッド位置として、供給側ブレーキアー
ムのみ供給側リール台から離間させ、磁気テープを供給
側リールから引き出す。第二の形態に到達する前にピン
チローラが停止状態のキャプスタン回転軸と圧接完了し
その後第三のロッド位置を通過し双方のブレーキアーム
が各々のリール台から離間して第二の形態に到達する。
従って、第一の形態から第二の形態に移行するときは巻
取り側リールは回転せず、コントロールヘッドでの磁気
テープの位置はずれない。また、第二の形態から第一の
形態に移行するときは第三のロッド位置を通過した後に
第一のロッド位置を通過しその後ピンチローラを停止状
態のキャプスタン回転軸から離間させると巻取り側リー
ルが回転せず供給側リールに磁気テープが巻取られるこ
とになる。従ってこの場合もコントロールヘッドにて磁
気テープはずれないことになる。
第二の実施例では、自己保持型ソレノイドを使用によ
り、第一の実施例と比較して、必要な消費電力が少なく
することができる。また、本実施例では自己保持型ソレ
ノイドを巻取り側ブレーキアームにのみ係合させ、巻取
り側ブレーキアームの一部で供給側ブレーキアームを回
動したが、自己保持型ソレノイドを巻取り側ブレーキア
ームと供給側ブレーキアームの双方に係合させてもよ
い。
発明の効果 以上のように本発明によれば、磁気テープの早送りや
巻戻しを行なう第一の形態と、記録再生を行なう第二の
形態の間でコントロールヘッドでの磁気テープの移動を
防ぎ、第一の形態と第二の形態を移動しても磁気テープ
を常に同じ位置に保つことができる。従って、第二の形
態から第一の形態を経由して第二の形態に戻っても回転
ドラムにて同じ位置の磁気テープと接触することにな
り、画面が移動しないことになる。また、コントロール
ヘッドでの磁気テープの位置が移動しないため、特に磁
気テープ上に記録されたコントロール信号を使用しての
高精度の編集作業が可能となる。また、ブレーキの動作
に単方向自己保持型ソレノイドを使用することにより、
少ない消費電力により高精度の編集作業ができるという
優れた効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第一の実施例の磁気記録再生装置のテ
ープローディング機構の平面図、第2図は本発明の第一
の実施例の磁気記録再生装置のブレーキアーム動作とピ
ンチローラ動作のタイミング図、第3図は本発明の第二
の実施例のテープローディング機構の平面図、第4図は
本発明の第二の実施例のテープローディングのタイミン
グ図、第5図は本発明の第二の実施例の第一のロッド位
置を示す平面図、第6図は本発明の第二の実施例の第二
のロッド位置を示す平面図、第7図は本発明の第二の実
施例の第三のロッド位置を示す平面図、第8図は本発明
の第二の実施例の第三のカム付き歯車とピンチローラア
ームとの関係図、第9図は従来の磁気記録再生装置のテ
ープローディング機構の第一の形態を示す平面図、第10
図は従来の磁気記録再生装置のテープローディング機構
の第二の形態を示す平面図、第11図は従来のテープロー
ディング機構を示す第一の説明図、第12図は従来のテー
プローディング機構を示す第二の説明図、第13図は従来
の磁気記録再生装置のブレーキアーム動作とピンチロー
ラ動作のタイミング図である。 1……カセット、2……磁気テープ、3……供給側リー
ル台、4……巻取り側リール台、5……供給側ブレーキ
アーム、6……巻取り側ブレーキアーム、7,8……支
軸、9……引張りばね、10……電磁ソレノイド、11……
長孔、12……ローディングベース、13……テープポス
ト、14……ポストストッパー、15……キャプスタン回転
軸、16……ピンチローラ、17……歯車、18……支軸、19
……アーム、20……アーム、21……ピン、22……歯車、
23,24……アーム、25……ピン、26……歯車、72……セ
クター歯車、28……支軸、29……ピン、30……第一のカ
ム付き歯車、31……支軸、32……カム溝、33……コント
ロールヘッド、34……電磁ソレノイド、35……圧縮ば
ね、36……電磁ソレノイド、37……圧縮ばね、38……自
己保持型ソレノイド、39……ロッド、40……支軸、41…
…回動アーム、42……支軸、43……ピン、44……第二の
カム付き歯車、45……カム溝、46……駆動歯車、47……
第三のカム付き歯車、48……ピンチローラアーム、49…
…回転ドラム。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープを巻回したカセット内の一対の
    リールに回転力を伝達する供給側リール台及び巻取り側
    リール台と、各々のリール台に圧接し制動動作を行なう
    供給側ブレーキアーム及び巻取り側ブレーキアームと、
    カセット内の磁気テープを引き出して回転ドラムに巻き
    付け所定のテープパスを構成するテープポストと、テー
    プポストよりも巻取り側のテープパス上に位置するコン
    トロールヘッド及びキャプスタンと、磁気テープを介し
    てキャプスタンに圧接し磁気テープを駆動するピンチロ
    ーラとを具備し、前記テープポストは磁気テープを途中
    まで引き出した第一の形態を形成する位置と所定のテー
    プパスを構成する第二の形態を形成する位置との間を移
    動可能であり、第一の形態から第二の形態に移行する場
    合に巻取り側ブレーキアームが巻取り側リール台から離
    間する以前にピンチローラが停止状態のキャプスタンに
    圧接完了し、且つ第二の形態から第一の形態に移行する
    場合にピンチローラが停止状態のキャプスタンから離間
    する以前に巻取り側ブレーキアームが巻取り側リール台
    に圧接完了するように構成したことを特徴とする磁気記
    録再生装置のテープローディング機構。
  2. 【請求項2】一方又は双方のブレーキアームと係合する
    ソレノイドであって励磁時に双方のブレーキアームの制
    動動作を実現するとともに自己保持位置に押圧されるこ
    とにより双方のブレーキの解除を行ない移行解除動作を
    保持する自己保持型ソレノイドと、自己保持型ソレノイ
    ドを自己保持位置に押圧する動作及び供給側ブレーキア
    ームと係合し供給側ブレーキアームのみを供給側リール
    台から離間する動作を行なう部材とを具備したことを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の磁気記録再生装置
    のテープローディング機構。
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