JP2858513B2 - レーザー照射によるマーク形成方法および当該方法用エンボスホイル - Google Patents

レーザー照射によるマーク形成方法および当該方法用エンボスホイル

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザー照射によって物
体の表面にマークを形成する方法に関するものである。
本願明細書中におけるマークとは装飾、ラベル、宛名印
刷、ネーム、銘刻など適当な種類の標識手段を表すもの
である。
【0002】
【従来の技術】表面にレーザー照射でマーク等を形成す
る方法では、着色ラッカーを用いて少なくとも2色の異
なる色の着色層を表面に積層する。最外ラッカー層を構
成する第1ラッカー層は前記表面から最も離れており、
物品の表面として見える部分であり、当該第1ラッカー
層をレーザーで部分単位で除去し、除去部位直下にある
色が異なる第2層を露出させて所望のマークを表面に形
成している。
【0003】このようなマーク形成方法は、単品または
小量しか生産しない物品の装飾やラベルなど正確さや厳
密さを要するマーク等の形成に特に適している。最外層
である第1着色ラッカー層の焼去用レーザービームは、
電子コンピューターなどを利用することにより経路上を
高精度で容易に移動させることができる。この方法に適
した装置がBaasel Lasertech社から販
売されている。
【0004】また、物品の表面にマークを安全に形成す
る方法としては、例えば、EP 0393 596 A
lに見られるように、レーザー光線を用いてレーザー光
吸収層で被覆された着色層を照射し、部分単位で当該吸
収層を除去する方法がある。しかしながら、この方法で
は当該着色層表面への積層方法は何等教示されていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来はマーク形成面
に、例えば装置部品のフロントプレートなどに従来の塗
装方法を用いて異なる色の着色層を二層形成し、次に、
最外層を構成するラッカー層を取り除いて装飾または図
案、ラベル、ネームなどに応じた所望の輪郭で対照的な
色の下層ラッカー層を露出させていた。しかしながら、
従来の方法ではラッカー層を塗布形成すると厚みにばら
つきが生じてしまい、その結果、最外層のラッカーをレ
ーザービームで焼失しても厚みが比較的大きい領域のラ
ッカー層は完全には除去することができないといった問
題があった。
【0006】この場合、確かに出力レベルを大きくすれ
ば、厚みが比較的大きい部分であっても最外層ラッカー
を完全に取り除くことは可能である。しかしながら、厚
みがそれ程大きくない部分では、レーザービームが下層
のラッカーに影響を与える危険性があり、少なくともか
なりの損傷を受けるか、あるいは場合によっては完全に
除去されてしまう可能性もある。また、ラッカー層の厚
みにばらつきがあると、レーザービームの出力レベルを
略一定に保っていても、レーザービームによって画成さ
れる線の幅あるいは長さにばらつきが生じてしまい、こ
のためマークの外観の出来が影響されるいった問題があ
った。このため、満足のいく品質であり、かつ有用性に
富むマークをレーザーで形成するには、レーザービーム
によって部分単位で除去される最外層のラッカーの塗布
厚みをできるだけ均等にする必要があった。
【0007】しかしながら、当然のことながら、上記の
ような精度が必要なマークを物品表面に形成する場合製
造コストは非常に高価となり、このため利用範囲も非常
に高価なあるいは高品質の装置等といった狭い範囲に限
られていた。
【0008】本発明は上記従来技術の有する課題に鑑み
なされたものであり、その目的はレーザービーム彫刻を
行って比較的低コストで物品の表面に満足のいく品質の
マークを作成することが可能なマーク形成方法を提供す
ることにある。
【0009】本発明の第2の目的は、特別なマーク形成
用装置などの過剰出費が不要で、高品質のマークを作成
することが可能な物品表面へのマーク形成方法を提供す
ることにある。
【0010】さらに、本発明の第3の目的は、完成後の
図柄の汎用性が高いマークを簡単な操作で形成するマー
ク形成方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は互いに色が異なる少なくとも2層のラッカ
ー層を外部から物品表面側へと順次第1着色ラッカー
層、第2着色ラッカー層と積層形成し、少なくとも最外
層である第1着色ラッカー層の一部をレーザー照射で除
去して当該部位直下の前記第2層を露出させてマークを
形成する方法であって、当該マーク形成方法は、少なく
とも前記第1着色ラッカー層および第2着色ラッカー層
を転写操作によって支持体フイルムから物品表面へ転写
することを特徴としている。
【0012】本発明の他の態様に係るマーク形成方法
は、着色ラッカー層を少なくとも1層物品表面に形成す
る工程と、前記着色ラッカー層とは色が異なる着色ラッ
カー層を少なくとも1層さらに前記着色ラッカー層の表
面に形成するものであり、少なくとも当該着色ラッカー
層を支持体から転写する工程と、レーザー処理を行って
少なくとも後に形成された前記着色ラッカー層を選択的
に除去し、当該除去部位直下の少なくとも1着色ラッカ
ー層をマークに応じた所望の形状で露出させる工程とか
らなることを特徴としている。
【0013】本発明のマーク形成方法は上記のような構
成をしており、少なくとも第1および第2の異なる色の
層を着色ラッカーで物品表面に交互に形成する。前記第
1着色ラッカー層は、外側に露出した層であり、物品表
面に形成された少なくとも第1および第2着色層の中で
は当該表面から最も外側に形成された層である。前記第
1ラッカー層は転写操作によって支持体から物品表面へ
と転写される。少なくとも前記第1着色ラッカー層は部
分毎にレーザーで照射除去し、当該除去部位直下に形成
されている異なる色の第2着色ラッカー層を外部に露出
させてマークを形成する。
【0014】この方法では、プラスチックホイルあるい
は金属ストリップ等の支持体の表面に極めて均等な厚み
で着色ラッカー層を形成することができるため多大な費
用を要さずに上記目的が達成できる。次に、マーク形成
面に上述の着色ラッカー層を転写すると、当該形成面に
も略均等な厚みで着色ラッカー層が形成される。このラ
ッカー層の除去に使用するレーザーの出力はラッカーの
厚みに応じて容易に調整することができる。マーク形成
面上を前記レーザービームで走査して実際に除去するの
は最外層の着色ラッカーだけであり、レーザー彫刻の到
達深度あるいはマークラインの幅はレーザー出力を可変
することにより調整することができる。
【0015】従って、本発明の方法によれば、最外層着
色ラッカー層の厚みがばらつきにより従来発生していた
装飾またはラベル等の所望のマークパターンにおけるず
れ等の発生する可能性は少なくとも実質的に減少するこ
とが分かる。
【0016】物品表面への最外着色層となる第1着色ラ
ッカー層の転写は通常の転写操作で行うことができ、余
分な時間や労力を必要としない。このように、本発明の
マーク形成方法では、特別な構造や装置等の費用を伴わ
ずに、物品表面へレーザービーム除去によって形成する
装飾等のマークの品質を飛躍的に向上することが可能で
ある。
【0017】また、本発明に係る方法によれば、プラス
チックホイルあるいは金属ストリップ等の柔軟性を有す
る支持体に印刷技術等を用いて部分単位でラッカー層を
形成することが可能である。この場合、当然のことなが
ら異なる部位に異なる色のラッカー層を形成することが
可能である。部位毎に色が異なる着色ラッカー層を用い
て物品表面にマークを作成したり、あるいは物品表面を
装飾することにより、従来価格的に無理であったデザイ
ンオプションを妥当な価格で提供することが可能とな
る。
【0018】すなわち、マーク形成面を異なる色領域に
分割し、レーザービームを用いて各色領域にマークを作
成することができる。例えば、装置部品のフロントプレ
ートと他の部分で異なる色を用いて所定のマークを作成
することによりマークを強調したり、あるいはマークに
特定の操作手順との関連性を与えたりすることが可能と
なる。このような複数色の領域を予め作成したい場合
は、マーク面を適当に被覆し、次に各領域を所望の色の
ラッカーでスプレー塗布するといった作業を何度も行
う。このような作業の場合、ラッカー層の厚みはスプレ
ー塗布するラッカーの粘性、顔料着色性、流動性で変化
するため、当然のことながら各色領域のラッカーの厚み
を略均等にすることは不可能となる。
【0019】本発明の1実施態様では、第1着色ラッカ
ー層だけでなく、第1および第2着色ラッカー層の双方
を転写操作によって支持体フイルムからマーク形成面に
転写することを特徴としている。この場合、ラッカー層
の形成といった点では精度を大幅に向上することができ
る。この形成方法は、第2着色ラッカー層が上述のよう
に複数色の色領域で構成されている場合に特に好まし
く、この方法によれば装置部品のフロントプレートのラ
ベルやネームなどのマークに複数色を形成することが可
能となり、場合によっては作業も幾分簡素化できる。
【0020】さらに、マーク形成面の力学抵抗を高める
ため、レーザー処理の前あるいは後に一定の機械的強度
を有する透明保護ラッカー層を前記第1着色ラッカー層
に形成するのが好ましい。
【0021】実際には、前記ラッカー層の全てを形成す
る転写ホイルは、支持体またはバッキングフィルムと、
転写自在に形成されたラッカー層とから構成されている
ことを特徴としている。
【0022】少なくとも前記第1着色ラッカー層をエン
ボスホイルを用いて形成するのが好ましく、熱エンボス
ホイルで形成するのが一層好ましい。このような熱エン
ボスホイルは、熱エンボスホイルの一般製造方法として
周知な作業で容易に製造することができる。ここで、
「エンボスホイル」とは、最終製品にいわゆるエンボス
構造を形成しようとする際に使用可能な特別な転写箔の
ことであり、エンボスホイル自体の構造は、基本的に
「押箔」あるいは「転写箔」と実質的に同じものであ
る。すなわち、ここでいう「エンボスホイル」は、それ
自体、平滑な表面と均一な厚みを有するものであり、自
身の表面に凹凸があるホイルを意味するものではない。
【0023】本発明に係るマーク形成方法用エンボスホ
イル、特に熱エンボスホイルは、互いに色が異なる第1
および第2着色ラッカー層が積層されたものであり、当
該第1着色ラッカー層は第2ラッカー層よりも支持体ま
たはバッキングフィルムに近接する側に形成される。前
記二層のラッカー層は、マークあるいは装飾効果を考慮
して着色する。例えば、マーク形成面または物品面上で
は最外層となる前記第1着色ラッカー層を黒色に着色
し、レーザービームによって露出する第2ラッカー層、
すなわち前記第1ラッカー層直下の層を白色に着色して
もよい。さらに、機械的強度を比較的良好に保ちながら
もレーザービームによる前記第1ラッカー層の除去が容
易となり、着色や添加物の添加の結果レーザービームに
よる損傷が最小となるよう前記着色ラッカー層の特性を
調整することが可能である。
【0024】このようなエンボスホイルのバッキングフ
ィルムは厚みが6−100μm、好ましくは19−38
μmのポリエステルフィルムであるのが望ましい。これ
らのフィルムは十分な強度と可撓性を有しており前記バ
ッキングまたは支持体フィルムから形状の異なる面への
装飾層の転写に使用できる。支持体フイルムから物品表
面への装飾または着色ラッカー層の転写は、周知の方
法、例えばストローク動作やロール動作から成る方法
や、あるいは装飾用ホイルを射出成形モールド内に装着
し、モールドの背後からプラスチック材を注入して物
品、例えば装置部品のフロントプレート等を形成する方
法などを用いて行うことができる。
【0025】前記保護ラッカー層としては透明ラッカー
層を使用し、1−2μmの厚みとするのが望ましい。前
記エンボスホイルの表面に初めから保護ラッカー層が形
成されている場合は、レーザー処理で除去しなくてはな
らない。前記エンボスホイル表面に形成されている第2
着色ラッカー層の厚みが第1着色ラッカー層よりも大き
いほうが好ましく、例えば、第2層の厚みが2−10μ
mである場合は第1層の厚みは1−5μmとなるのが好
ましい。比較的厚みが小さい第1着色ラッカー層でマー
ク形成面に最外層を形成し、また第2着色ラッカー層の
厚みを前記第1層よりも大きくしておくと、所望の領域
内から前記第1着色ラッカー層を完全に除去できる程度
に前記第1着色ラッカー層除去用レーザービームの出力
を高めた場合や、あるいは当該領域内の下層にある第2
着色ラッカー層が第1ラッカー層と共にわずかながら除
去された場合でも、残存している第2ラッカー層の厚み
は装飾パターン等がマークとして十分効果を奏する程度
は保証される。また前記第2着色ラッカー層が存在して
いるため物品表面は十分保護される。
【0026】本発明の好適態様においては、支持体ある
いはバッキングフィルムから成る熱エンボスフィルムな
どのエンボスホイルを使用しており、前記支持体または
バッキングフィルムはポリエステル製であることを特徴
としている。また、この支持体またはバッキングフィル
ムの表面には分離層、オプションとして保護ラッカー
層、互いに色が異なる少なくとも第1および第2着色ラ
ッカー層、接着層が順次積層されており、色が異なる第
1および第2着色ラッカー層が少なくとも形成されてい
る。
【0027】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明に係るマー
ク形成方法の好適な実施例を説明する。
【0028】図1には、支持体またはバッキングフィル
ム1からなる熱エンボスホイルが模式的に示されてお
り、当該バッキングフィルムの厚みは約6−100μm
であり、好ましくは19−38μmである。
【0029】前記フィルム1には、熱エンボスホイルの
生成方法としては周知である通常の工程で以下の層を順
次積層する。
【0030】分離層2: 熱で軟化し、支持体1と他の
層との分離または剥離が行われる層通常、この分離層2
の厚みは最大1μmである。
【0031】保護ラッカー層3: 透明保護層であり、
熱エンボスホイルで装飾した物品の自由面を機械的損傷
から略保護するものである。従って、保護ラッカー層3
は、機械的作用に対して適度な強度を有していなくては
ならない。本発明では、当該保護層の厚みは1−2μm
である。
【0032】第1着色ラッカー層4: カーボンブラッ
ク等で着色されたラッカー層であり、厚みは約1−5μ
m。レーザービームで除去することができる。
【0033】第2着色ラッカー層5: 前記第1着色ラ
ッカー層4とは色が異なる層であり、前記第1着色層が
黒色であれば、白色あるいはアイボリー色などで着色す
る。当該第2着色ラッカー層5の場合は、前記第1着色
ラッカー層4と同様に、熱エンボスホイルの全面を必ず
しも同一色に着色しなくてもよく、またマークおよび装
飾形成面全体を同一色に着色しなくても構わない。むし
ろ、前記着色層4と5の各々の層に色が異なる領域を複
数形成してもよい。
【0034】接着層6: 熱エンボスホイルでは周知な
接着層であり、厚みが約1−10μmである。この熱エ
ンボスホイル用接着層は一定の熱が加えられると粘着性
を帯びる組成となっている。加熱せずに処理するエンボ
スホイルの場合、前記接着層は、加圧によって活性化す
る層か、あるいは恒久的に接着性あるいは粘着性を有す
る材質からなる層で構成することも可能である。後者の
場合、エンボスホイルをロール状に巻き取りできるよう
前記ラッカー層3、4、5とは反対側の前記支持体1の
表面に、支持体層1へ接着層6が付着するのを防ぐため
のシリコン等の被覆を形成する必要がある。
【0035】前記分離層2、ラッカー層3−5、接着層
6を以下の組成で生成する。
【0036】 分離層2: トルエン 95部 エタノール 5部 エステルワックス(滴点90℃) 0.1部 保護ラッカー層3: メチルエチルケトン 35部 エチルアセテート 10部 シクロヘキサノン 8部 メチルメタクリレート(軟化点108℃) 8部 ヒドロキシ官能アクリレート(EGA/キシレン 1:1中に60%、OH含有量4.4%) 4部 ヒドロキシ官能アクリレート(EGA中に60%、 OH含有量6%) 4部 硝酸セルロース(低粘性、アルコール中に35%) 8部 ポリエチレン分散系(キシレン中に24%) 7部 芳香族イソシアネート(エチルアセテート中に50%、 NCO含有率8%) 16部 第1着色ラッカー層4(黒色): メチルエチルケトン 30部 ブチルアセテート98/100 28部 シクロヘキサノン 20部 PVC/PVAコポリマー(85/15) 11部 カーボンブラック 11部 第2着色ラッカー層5(白色): メチルエチルケトン 38部 アセトン 11部 シクロヘキサノン 11部 ポリビニルブチラール(軟化点125℃) 6部 直鎖ポリウレタン(融点220℃) 8部 TiO2 26部 接着層6: トルエン 15部 アセトン 15部 エタノール 38部 メチル−/n−ブチル−メタクリレートコポリマー (キシレン中に40%、tg=78℃) 15部 ポリエチルメタクリレート(tg=63℃) 5部 ポリビニルアセテート(エタノール中に50%) 4部 SiO2 2部 TiO2 6部 次に、図2Aを参照する。同図には、例えば装置の成形
品であるフロントプレートなどの基板7の断面が示され
ており、この基板7の表面8には、図1に示されている
熱エンボスホイルが有していたラッカー層3ー5から成
る剥離層9と接着層6とが従来の熱エンボス操作によっ
て形成されている。
【0037】図2Aに示されているような、略均等に被
覆された装飾面を当該実施例中では黒色である第1着色
ラッカー層4まで保護ラッカー層3から順にレーザービ
ーム処理で除去し、装飾、ラベル、パターン等の所望の
マーク図柄を作成し、特に第1着色ラッカー層4とは色
が異なる第2着色ラッカー層5が、層3と4を除去して
形成した凹部11の底面10に線や文字等の形状で露出
するよう除去する。図2Bには、レーザービームが第2
着色ラッカー層5の端面に至るまで第1着色ラッカー層
を正確に切削する理想的状態が示されている。実際に
は、下層の露出部分が均等に見えるよう第2の着色ラッ
カー層5もわずかな量ではあるが除去するのが一般的で
ある。物品表面の着色ラッカー層5が複数の異なる色の
領域で構成されている場合は、当然ながら前記第2着色
ラッカー層5の露出部分10には異なった色が露出す
る。
【0038】上記実施例において、保護ラッカー層3が
熱エンボスホイルの表面に現在する場合、すなわち製品
または物品のマークまたは装飾が完成した状態では、前
記保護ラッカー層3をレーザー処理で除去すると第2着
色ラッカー層5の表面10が露出してくる。
【0039】場合によっては、保護ラッカー層で第2ラ
ッカー層5の表面10を保護するのも望ましい。この場
合、保護ラッカー層3が形成されていない熱エンボスホ
イルを使用し、物品表面にすでに形成されている層の表
面をレーザーで処理した後に保護ラッカー層を設けて前
記凹部11を充填することができる。機械的強度が高ま
るよう表面10を保護するには、図2Bに示されている
ように、保護ラッカー層3が形成されている状態で凹部
11のみを充填するよう保護ラッカーを設けることもで
きる。
【0040】以下、本発明の実施態様を項分け記載す
る。
【0041】
【実施態様1】互いに色が異なる少なくとも2層のラッ
カー層を外部から物品表面側へと順次第1着色ラッカー
層、第2着色ラッカー層と積層形成し、少なくとも第1
着色ラッカー層の一部をレーザー照射で除去して当該部
位直下の前記第2着色ラッカー層を露出させてマークを
形成する方法において、少なくとも前記第1着色ラッカ
ー層および第2着色ラッカー層を転写操作によって支持
体から物品表面へ転写することを特徴とするマーク形成
方法。
【0042】
【実施態様2】前記最外着色ラッカー層に透明保護ラッ
カー層を設けることを特徴とする実施態様1記載のマー
ク形成方法。
【0043】
【実施態様3】前記レーザー処理が行われる前に前記透
明保護ラッカー層を形成することを特徴とする実施態様
2記載のマーク形成方法。
【0044】
【実施態様4】前記レーザー処理を行った後に前記透明
保護ラッカー層を形成することを特徴とする実施態様2
記載のマーク形成方法。
【0045】
【実施態様5】支持体フィルムと、当該フィルム表面に
剥離自在に形成されたラッカー層で構成された転写ホイ
ルを用いて前記ラッカー層の全てを形成することを特徴
とする実施態様1記載のマーク形成方法。
【0046】
【実施態様6】少なくとも前記第1着色ラッカー層はエ
ンボスホイルで形成することを特徴とする実施態様1記
載のマーク形成方法。
【0047】
【実施態様7】互いに色が異なる少なくとも前記第1お
よび第2着色ラッカー層は支持体フィルムから成るエン
ボスホイルを用いて積層形成されるものであり、当該支
持体フィルムの表面には分離層と、任意の保護ラッカー
層と、互いに色が異なる少なくとも前記第1および第2
着色ラッカー層と、接着層とが順次積層形成されている
ことを特徴とする実施態様6記載のマーク形成方法。
【0048】
【実施態様8】前記エンボスホイルは熱エンボスホイル
であることを特徴とする実施態様7記載のマーク形成方
法。
【0049】
【実施態様9】前記支持体フィルムはポリエステルで組
成されていることを特徴とする実施態様7記載のマーク
形成方法。
【0050】
【実施態様10】着色ラッカー層を少なくとも1層物品
表面に形成する工程と、前記着色ラッカー層とは色が異
なる着色ラッカー層を少なくとも1層さらに前記着色ラ
ッカー層の表面に形成するものであり、少なくとも当該
着色ラッカー層を支持体から転写する工程と、レーザー
処理を行って少なくとも後に形成された前記着色ラッカ
ー層を選択的に除去し、当該除去部位直下の少なくとも
1着色ラッカー層をマークに応じた所望の形状で露出さ
せる工程とからなることを特徴とする物品表面へのマー
ク形成方法。
【0051】
【実施態様11】実施態様10記載のマーク形成方法に
使用するエンボスホイルであって、該エンボスホイルは
支持体フィルムで構成されており、当該フィルムの表面
には分離層と、第1ラッカー層と、第2ラッカー層と、
接着層とが順次積層形成されており、前記第1ラッカー
層は第1の色で着色されており、選択的レーザー照射処
理で除去可能であり、また前記第2ラッカー層は第2の
色で着色されており、さらに前記接着層は前記支持体フ
ィルムから前記物品表面に転写された前記第1および第
2ラッカー層のアセンブリを固定するものであることを
特徴とするエンボスホイル。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマーク形成方法用熱エンボスホイルの
部分断面図
【図2】2A)マーク状熱エンボスホイルが表面に配設
された基板の断面図、2B)レーザー処理を実施した後
の図2Aの基板の断面図
【符号の説明】
1 バッキングフィルム 2 分離層 3 保護ラッカー層 4 第1着色ラッカー層 5 第2着色ラッカー層 6 接着層 7 基板 8 基板表面 9 剥離層 10 底面 11 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ゲルハルト ツィナー ドイツ連邦共和国 ディーイー−8566 ラインブルク ブロイテンシュトラーセ 16 (56)参考文献 特開 昭58−67496(JP,A) 特開 平1−103493(JP,A) 特開 昭61−89899(JP,A) 特開 昭62−3982(JP,A) 特開 昭62−70080(JP,A) 特開 昭62−1569(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41M 5/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに色が異なる少なくとも2層のラッ
    カー層を外部から物品表面側へと順次第1着色ラッカー
    層、第2着色ラッカー層と積層形成し、少なくとも第1
    着色ラッカー層の一部をレーザー照射で除去してその除
    去した部分の直下の前記第2着色ラッカー層を露出させ
    てマークを形成する方法において、 少なくとも前記第1着色ラッカー層および第2着色ラッ
    カー層を支持体フイルムから物品表面へ転写することに
    より形成することを特徴とするマーク形成方法。
  2. 【請求項2】 前記第1着色ラッカー層に透明保護ラッ
    カー層を設けることを特徴とする請求項1記載のマーク
    形成方法。
  3. 【請求項3】 前記支持体フィルムと当該支持体フィル
    ム表面に剥離自在に形成されたラッカー層とからなる転
    写ホイルを用いて前記ラッカー層の全てを設けることを
    特徴とする請求項1記載のマーク形成方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも前記第1着色ラッカー層はエ
    ンボスホイルで形成することを特徴とする請求項1記載
    のマーク形成方法。
  5. 【請求項5】 互いに色が異なる少なくとも前記第1お
    よび第2着色ラッカー層は支持体フィルムから成るエン
    ボスホイルを用いて積層形成されるものであり、当該支
    持体フィルムの表面には分離層と、互いに色が異なる少
    なくとも前記第1および第2着色ラッカー層と、接着層
    とが順次積層形成されていることを特徴とする請求項4
    記載のマーク形成方法。
  6. 【請求項6】 互いに色が異なる少なくとも前記第1お
    よび第2着色ラッカー層は支持体フィルムから成るエン
    ボスホイルを用いて積層形成されるものであり、当該支
    持体フィルムの表面には分離層と、保護ラッカー層と、
    互いに色が異なる少なくとも前記第1および第2着色ラ
    ッカー層と、接着層とが順次積層形成されていることを
    特徴とする請求項4記載のマーク形成方法。
  7. 【請求項7】 請求項1記載のマーク形成方法に使用す
    るエンボスホイルであって、該エンボスホイルは支持体
    フィルムからなり、当該フィルムの表面には分離層と、
    第1ラッカー層と、第2ラッカー層と、接着層とが順次
    積層形成されており、前記第1ラッカー層は第1の色で
    着色されており、選択的レーザー照射処理で除去可能で
    あり、また前記第2ラッカー層は第2の色で着色されて
    おり、さらに前記接着層は、前記第1および第2着色ラ
    ッカー層のアセンブリが前記支持体フィルムから物品表
    面に転写された際に前記アセンブリを前記物品表面に固
    定するものであることを特徴とするエンボスホイル。
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