JP2850347B2 - 記録及び/又は再生装置 - Google Patents

記録及び/又は再生装置

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JP2850347B2
JP2850347B2 JP1032274A JP3227489A JP2850347B2 JP 2850347 B2 JP2850347 B2 JP 2850347B2 JP 1032274 A JP1032274 A JP 1032274A JP 3227489 A JP3227489 A JP 3227489A JP 2850347 B2 JP2850347 B2 JP 2850347B2
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    • G11B15/67544Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading
    • G11B15/67547Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading the two movements being made by the cassette holder
    • G11B15/67549Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes with movement of the cassette parallel to its main side and subsequent movement perpendicular thereto, i.e. front loading the two movements being made by the cassette holder with servo control

Description

【発明の詳細な説明】 本発明を以下のように説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術 D.発明が解決しようとする課題 E.課題を解決するための手段 F.作用 G.実施例 (G−1)カセットローディング機構 (第1図乃至第18図、第25図及び第26図) (G−2)テープローディング機構 (第19図乃至第26図) H.発明の効果 A.産業上の利用分野 本発明は、テープカセットを用いて情報信号の記録及
び/又は再生を行う記録及び/又は再生装置に関する。
B.発明の概要 本発明に係る記録及び/又は再生装置は、単一の駆動
モータを用い、この駆動モータからの駆動力を伝達機構
を介して、カセット挿入口より挿入操作されたテープカ
セットを保持し、上記テープカセット内に支承された一
対のテープリールの回転軸に直交する第1の方向に移動
操作されるとともに上記テープリールの回転軸と平行な
方向な第2の方向に移動操作されるカセットホルダを上
記第1の方向と上記第2の方向に移動させる移送機構に
伝達し、この移送機構によってカセットホルダを上記第
1の方向と上記第2の方向に移動させた後、テープ引き
出し機構に駆動モータからの駆動力を伝達して上記テー
プ引き出し機構によってテープカセットよりテープ体を
引き出すとともに、上記駆動モータの更なる回転によっ
てテープ体の走行モードを設定するモード設定機構を動
作させる。
C.従来の技術 従来、一対のテープリール間に磁気テープを巻装して
収納してなるテープカセットを用いて情報信号の記録及
び/又は再生を行うように構成された、いわゆるデジタ
ル・オーディオ・テープレコーダ(DAT)等の記録及び
/又は再生装置が提案されている。
上記デジタル・オーディオ・テープレコーダに用いら
れるテープカセットは、カセットハーフ内に収納される
磁気テープの完全な保護を図るため、デジタル・オーデ
ィオ・テープレコーダに装着されない保管時等の非使用
時には密閉可能な構造となされている。
すなわち、上記テープカセットは、第27図及び第28図
に示すように、一対の上下ハーフ301a,301bを付き合わ
せ形成してなるカセットハーフ301を有してなり、この
カセットハーフ301内には一対のテープリール302,303が
回転自在に支承されている。これら一対のテープリール
302,303には、これら一対のテープリール302,303間に亘
って、磁気テープの如きテープ体304が巻装されてい
る。このテープ体304は、上記カセットハーフ301の前面
側両側に形成されたテープ引き出し孔305,306を介して
上記カセットハーフ301の前面側外方に延在されて一方
のテープリール302から他方のテープリール303に亘って
巻装されている。
上記テープリール302,303には、デジタル・オーディ
オ・テープレコーダのリール軸が挿入係合してこれらテ
ープリール302,303を回転操作するためのリール軸係合
孔302a,303aが設けられている。これらリール軸係合孔3
02a,303aは、上記カセットハーフ301の底面側に穿設さ
れた一対のリール軸挿通孔309,310より外方に臨んでい
る。
また、上記カセットハーフ301の前面側には、このテ
ープカセットの非使用時に上記カセットハーフ301の前
面側に延在されるテープ体304の保護を図るため、リッ
ド307が回動自在に取付けられている。このリッド307
は、回動軸308に巻装された捩じりコイルバネにより上
記カセットハーフ301の前面側に延在するテープ体304を
覆う閉蓋方向に回動付勢されている。
さらに、上記カセットハーフ301の底面側には、この
テープカセットの非使用時に、上記一対のリール軸挿通
孔309,310を閉蓋して該カセットハーフ301内への塵埃等
の侵入を防止し、上記テープ体304の保護を図る断面コ
字状をなす底カバー311が前後方向に摺動自在に取付け
られている。この底カバー311には、一対の挿通孔312、
313が穿設されており、この底カバー311が上記カセット
ハーフ301の後方側に移動されたときに、第28図に示す
ように、各挿通孔312、313が上記一対のリール軸挿通孔
309,310と一致されて、デジタル・オーディオ・テープ
レコーダの一対のリール軸が上記カセットハーフ301内
に進入することができるようになされている。そして、
上記底カバー311は、上記カセットハーフ301の前方側に
移動されたときには、上記一対の挿通孔312,313と上記
リール軸挿通孔309,310とが互いに位置をずらされると
ともに、上記カセットハーフ301の前面側に形成された
テープ引き出し部314を覆うようになされている。上記
テープ引き出し部314は、上記カセットハーフ301の底面
前側が切り欠き形成されてなり、上記カセットハーフ30
1の前面側に延在されたテープ体304の内側にデジタル・
オーディオ・テープレコーダのテープガイド体が挿入さ
れ得るようになされている。このカセットハーフ301に
形成されたテープ引き出し部を314を覆う蓋部材である
底カバー311は、トーションバネにより、上記一対のリ
ール軸挿通孔309,310及び上記テープ引き出し部314を閉
蓋する方向に付勢されている。
また、上記底カバー311には、上記カセットハーフ301
に設けられ外方側に付勢された一対のロック爪315,316
が係合して該底カバー311を係止するための前側係合孔3
17,318及び後側係合孔319,320が穿設されている。上記
一対のロック爪315,316が上記後側係合孔319,320に係合
することにより、上記底カバー311が上記上記一対のリ
ール軸挿通孔309,310及び上記テープ引き出し部314を閉
蓋する位置にて係止されるようになされている。そし
て、上記一対のロック爪315,316が上記後側係合孔319,3
20に係合することにより、上記底カバー311が上記上記
一対のリール軸挿通孔309,310及び上記テープ引き出し
部314を開放する位置にて係止されるようになされてい
る。
上記各係合孔317,318,319,320は、上記底カバー311の
底面に上記カセットハーフ301の前後方向に亘って設け
られた一対の凹条溝321,322内に設けられている。この
一対の凹条溝321,322は、デジタル・オーディオ・テー
プレコーダの底カバー311に対する係止解除手段が進入
するためのものであり、この一対の凹条溝321,322に進
入した上記係止解除手段が上記一対のロック爪315,316
を上記カセットハーフ301の内方に押圧して上記底カバ
ー311に対する係止を解除させ得るように構成されてい
る。
また、上記カセットハーフ301には、このテープカセ
ットが上記デジタル・オーディオ・テープレコーダに装
着されたときに上記デジタル・オーディオ・テープレコ
ーダ内における位置決めを行うための位置決め穴323が
設けられている。
ところで、上述のようなテープカセットを用いるデジ
タル・オーディオ・テープレコーダにおいては、いわゆ
るフロントローディング方式と呼ばれるカセットローデ
ィング機構を有してなるものが提案されている。このよ
うなデジタル・オーディオ・テープレコーダにおいて
は、上記テープカセットは、第27図中に矢印mで示すよ
うに、上記リッド307が設けられた前面側方向に移動操
作されて上記デジタル・オーディオ・テープレコーダに
装着される。
すなわち、このカセットローディング機構によれば、
第29図に示すように、デジタル・オーディオ・テープレ
コーダの筺体324の前面側に形成されたカセット挿入口3
25より上記リッド307を前側として挿入操作されたテー
プカセットは、図示しないカセット移送枠に支持され、
まず、第29図中に矢印mで示すように、上記各テープリ
ール302,303の回転軸に直交する方向である水平方向に
移動操作される。この移動操作の際、上記一対の凹条溝
321,322に凸条等の係止解除手段が進入して上記底カバ
ー311の係止が解除されるとともに、この底カバー311の
前端縁に突片等の底カバー操作手段が当接係合し、上記
底カバー311が上記カセットハーフ301に対して移動操作
されて上記一対のリール軸係合穴302a,303aが上記カセ
ットハーフ301の外方に臨まされる。次に、上記テープ
カセットは、第29図中に矢印nで示すように、上記各テ
ープリール302,303の回転軸方向である垂直方向に移動
操作され、上記一対のリール軸係合孔302a,303aにリー
ル軸326が挿入係合される。この垂直方向への移動操作
の際、上記リッド307にリッド操作手段が当接して該リ
ッド307を開蓋状態となす。また、この垂直方向への移
動操作により、上記テープ引き出し部314内にテープロ
ーディング機構を構成するテープガイド体が挿入され
る。
そして、上記テープガイド体は、上記筺体324内を水
平方向に移動操作されるように構成されてなり、上記テ
ープ引き出し部314より上記カセットハーフ301の外方に
亘って移動操作されることにより上記テープ体304を引
き出し操作する。そして、上記テープガイド体が所定位
置まで移動操作されることにより、上記テープ体304
は、所定のテープ走行経路に案内され、上記筺体324内
に配置された記録及び/又は再生ヘッド装置を構成する
テープ案内ドラム327に巻付けられるようになされてい
る。
D.発明が解決しようとする課題 ところで、上述のような、いわゆるフロントローディ
ング方式のデジタル・オーディオ・テープレコーダにお
いては、挿入操作されたテープカセットを所定位置に移
送するカセット移送機構であるカセットローディング機
構と、カセットローディングされたテープカセットより
上記テープ体304を引き出し操作するテープ体引き出し
機構であるテープローディング機構とは、それぞれ別個
の駆動手段により駆動操作されている。
これは、上記テープローディング機構は、上記カセッ
トローディング機構の動作が完了したときに作動を開始
するように構成されなければならないためである。
そのため、装置構成が複雑化して小型化を図ることが
困難であり、また、製造組立が煩雑となっている。
そこで、本発明は、上述の実状に鑑みて提案されるも
のであって、カセット移送機構とテープ体引き出し機構
とを同一の駆動手段により駆動操作できるようにして、
装置構成の簡素化、小型化が図れる記録及び/又は再生
装置を提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 上述の課題を解決し上記目的を達成するため、本発明
に係る記録及び/又は再生装置は、カセット挿入口より
挿入されるテープカセットによりこのテープカセット内
に支承された一対のテープリールの回転軸に直交する第
1の方向に移動操作されるとともに、挿入されるテープ
カセットを保持し上記第1の方向及び上記第1の方向と
直交し且つ上記テープリールの回転軸と平行な第2の方
向に移動操作されるカセットホルダを上記第1の方向と
上記第2の方向に移動させる移動機構と、上記カセット
ホルダがこのカセットホルダにテープカセットが挿入さ
れることによって上記第1の方向に移動されテープカセ
ットの前面側に設けられたテープ引き出し部を開閉する
蓋部材と係合し、上記蓋部材をテープカセットのテープ
引出部を開放する方向に開蓋する開閉機構と、上記開閉
機構によって開蓋され、上記カセットホルダによって保
持されたテープカセットのテープ引き出し部よりテープ
体を引き出すテープ引き出し機構と、単一の駆動モータ
からの駆動力を上記移送機構に伝達する第1の欠歯ギヤ
と上記引き出し機構に上記単一の駆動モータからの駆動
力を伝達する第2の欠歯ギヤとを有し、上記第1の欠歯
ギヤと上記第2の欠歯ギヤを用いて上記移送機構と上記
引き出し機構とに選択的に上記駆動モータからの駆動力
を伝達する伝達機構と、上記第2の欠歯ギヤを介して伝
達される上記駆動モータからの駆動力に基づいて上記引
き出し機構によってテープカセットから引き出されたテ
ープ体の走行モードを設定するモード設定機構とを備
え、上記伝達機構の上記第1の欠歯ギヤを介して上記移
送機構に上記駆動モータからの駆動力を伝達して上記移
送機構による上記カセットホルダの上記第1の方向及び
上記第2の方向への移送を行い上記第1の欠歯ギヤの欠
歯部が上記移送機構と対向した後、上記第2の欠歯ギヤ
によって上記テープ引き出し機構に上記駆動モータから
の駆動力を伝達して上記引き出し機構によってテープカ
セットよりテープ体を引き出し、上記駆動モータのその
後の回転によって上記モード設定機構を動作させるよう
にしたものである。
F.作用 本発明に係る記録及び/又は再生装置は、単一の駆動
モータを用い、この駆動モータからの駆動力を第1及び
第2の欠歯ギヤを備えた伝達機構を介して、カセットホ
ルダを第1の方向と第2の方向に移動させる移送機構に
伝達し、この移送機構によってカセットホルダを上記第
1の方向と上記第2の方向に移動させた後、テープ引き
出し機構に駆動モータからの駆動力を伝達してこの引き
出し機構によってテープカセットよりテープ体を引き出
すとともに、上記駆動モータの更なる回転によってテー
プ体の走行モードを設定するモード設定機構を動作させ
る。
G.実施例 以下、本発明の具体的な実施例を図面を参照しながら
説明する。
ここに示す実施例は、本発明を、前述した第27図多び
第28図に示したテープカセットを用いて楽音信号等の情
報信号の記録及び/又は再生を行うデジタル・オーディ
オ・テープレコーダ(DAT)に適用した例である。
このデジタル・オーディオ・テープレコーダは、テー
プレコーダ本体の筺体に形成されたカセット挿入口より
挿入操作されたテープカセットを所定位置に移送して装
着するテープカセット移送機構となるカセットローディ
ング機構と、装着されたテープカセットよりテープ体を
引き出し操作して所定のテープ走行経路に案内するテー
プローディング機構とを備えてなる。
そこで、カセットローディング機構とテープローディ
ング機構のそれぞれの機構を説明する。
(G−1)カセットローディング機構 (第1図乃至第18図、第25図及び第26図) まず、最初にカセットローディング機構を説明する。
このカセットローディング機構は、第1図,第2図及
び第3図に示すように、シャーシ1、カセットホルダ2
及びカセットローディング制御枠3を有して構成され
る。
上記シャーシ1は、第2図から明らかなように、底板
部1aと、折り曲げ形成等の手段によりこの底板部1aの両
側縁部の上面側に垂設された一対の側壁部1b,1cとを有
してなり、このテープレコーダの筺体200内に固定して
配置される。上記底板部1aには、一対のリール軸突出孔
4,5が穿設されている。このリール軸突出孔4,5を介し
て、図示しないリール台駆動装置により回転操作される
一対のリール軸6,7が上記底板部1aの下面側より上面側
に突出されている。
これらリール軸6,7は、第4図及び第5図に示すよう
に、上記リール台駆動装置により回転操作される一対の
リール軸支軸6a,7aの先端部に、上記テープカセットの
リール軸係合孔302a,303aに挿入されて各テープリール3
02,303とそれぞれ係合する一対の係合体6b,7bを備えて
いる。これら係合体6b,7bは、上記リール軸支軸6a,7aの
各先端に外嵌装されるように筒状に形成されてなり、上
記リール軸6,7の軸方向に上下動自在となるように上記
リール軸支軸6a,7aに取付けられている。また、上記各
係合体6b,7bの外周面には、上記リール軸係合孔302a,30
3a内に形成される複数の係合突起に係合するように、所
定間隔で複数の係合爪が形成されている。そして、上記
各係合体6b,7bは、これら係合体6b,7bと各上記リール軸
支軸6a,7aの中途部に設けた係合体ストッパ6d,7dとの間
に嵌装された係合体付勢バネ6c,7cにより、第4図中矢
印Aで示す先端側方向に突出するように常時付勢されて
いる。
また、上記シャーシ1の底板部1aの上面には、上記各
リール軸6,7が上記各リール軸係合孔302a,303aに挿入係
合されてテープカセット300が装着されるときに、この
テープカセット300の位置決め孔323に挿入係合して上記
テープカセット300を位置決めするカセット位置決めピ
ン8及びこのテープカセット300のリッド307の端縁部に
当接してこのリッド307を開放状態に支持するリッド開
放ピン9が突設されている。
そして、上記底板部1aの上面側には、後述するテープ
ローディング機構を構成する複数のテープガイド体や、
記録及び/又は再生用のヘッド装置を構成する磁気ヘッ
ドドラム68等が所定の位置にそれぞれ配設されている。
上記カセットホルダ2は、上記テープカセットが上記
リッド307を前方側として挿入されるように枠体状に形
成されてなる。そして、このカセットホルダ2は、枠体
の前方及び後方の開口部2a,2bが設けられている。
そして、このカセットホルダ2の前方の開口部2aは、
上記カセットホルダ2に対するテープカセット300の挿
入操作時及び排出操作時に、上記筺体200に形成される
カセット挿入口201に臨む位置となる。また、このとき
上記シャーシ1の底板部1a側に位置する上記カセットホ
ルダ2の枠体の底板部2eは、上記各リール軸6,7の係合
部6b,7bの先端部を押圧し、これら係合体6b,7bを、第4
図中矢印B方向に、上記係合体付勢バネ6c,7cの付勢力
に抗して移動させて保持するようになっている。
このカセットホルダ2は、一側面側に第1及び第2の
係合ピン10,11が突設され、他側面側に第3の係合ピン1
2が突設され、上記第1及び第2の係合ピン10,11が上記
シャーシ1の側壁部1bに設けられた第1及び第2の係合
孔13,14にそれぞれ挿通係合し、また、上記第3の係合
ピン12は上記シャーシ1の側壁部1cに設けられた第3の
係合孔15に挿通係合することにより、上記一対の側壁部
1b,1c間に支持されている。
そして、上記第1及び第2の係合ピン10,11がそれぞ
れ係合する第1及び第2のの係合孔13,14並びに第3の
係合ピン12が係合する第3の15は、第10図に示すよう
に、上記底板部1aに平行な部分13a,14a,15aとこの平行
な部分13a,14a,15aに連続する上記底板部1aに垂直な部
分13b,14b,15bとから構成され、全体をもってL字状に
形成されている。上記カセットホルダ2は、上記各係合
ピン10,11,12が上記各係合孔13,14,15に沿って移動され
ることにより、上記前方の開口部2aが上記カセット挿入
口201に臨む位置より、第10図中矢印Cで示すように、
この開口部2aが上記カセット挿入口201より離間する後
方方向に上記底板部1aに平行な第1の方向に移動し、次
いで、第10図中矢印Dで示すように、上記底板部1aに垂
直な第2の方向にこの底板部1aに接近するように移動自
在となされている。
また、上記カセットホルダ2内の底板部2eには、この
カセットホルダ2にテープカセット300が挿入されたと
きに一対の凹状溝321,322に進入してロック爪315,316を
押圧し、これらロック爪315,316の底カバー311に対する
係止を解除させる一対の凸状部16a,16bと、上記底カバ
ー311の前端縁に当接してこの底カバー311をカセットハ
ーフ301に対して相対的に逆方向に移動操作する一対の
カバー開放爪17a,17bが突設されている。
さらに、上記カセットホルダ2の後方側の開口部2bの
上側の端縁部には、この後方側の開口部2bの内方側にや
や傾斜したカセット押さえ片2cが突設されている。この
カセット押され片2cは、バネ性を有してなり、上記カセ
ットホルダ2に挿入されたテープカセットを押圧支持す
るように構成されている。
上記カセットホルダ2の一側部には、このカセットホ
ルダ2の移動方向に亘って後方側に延設された延設片2d
が設けられている。この延設片2dの内側には、支軸18a
を介して第1のリッド操作レバー18が回動自在に取付け
られている。この第1のリッド操作レバー18は、一端部
にリッド操作ピン19が植立されており、このリッド操作
ピン19を上記カセットホルダ2に前方より所定位置まで
挿入されたテープカセットのリッド307の端縁部に臨ま
せる。
この第1のリッド操作レバー18の他端部18bは、第2
のリッド操作レバー20の一端部20bに回動自在に係合し
ている。すなわち、この第2のリッド操作レバー20を、
第3図中矢印Eで示す方向に回動操作することにより、
上記第1のリッド操作レバー18を回動させ、上記リッド
操作ピン19により上記リッド307を回動操作することが
できるように構成されている。また、上記第2のリッド
操作レバー20は、第3図中矢印F方向に、上記リッド操
作ピン19を上記リッド307の端縁部より離間させる方向
に、図示しないバネ部材により回動付勢されている。
そして、上記第2のリッド操作レバー20の他端部20c
は、上記延設部2dより上方側に突出している。この上記
第2のリッド操作レバー20の他端側20cは、上記カセッ
トホルダ2が上記底板1aに平行に移動される途中におい
て、第8図及び第9図に示すように、上記一側側の側壁
部1bの端縁部に垂設されたリッド操作片21に当接し、第
9図中矢印Eで示すように、回動操作されるようになさ
れている。
そして、上記カセットローディング制御枠3は、第3
図に示すように、天板部3aと、この天板部3aの両側に垂
下形成された一対の側板部3b,3cとから構成されてな
る。このカセットローディング制御枠3は、上記天板部
3aが上記シャーシ1の底板部1aに平行となり、上記一対
の側板部3b,3cが上記一対の側壁部1b,1cの外側に位置す
るように配設される。
上記一側側の側板部3bには、第1及び第2のスライド
ガイド溝22,23が設けられている。また、上記他側側の
側板部3cには、第3のスライドガイド溝24が設けられて
いる。上記第1のスライドガイド溝22には上記一側側の
側壁部1bの外面に植立された第1のガイドピン25が挿通
係合し、上記第2のスライドガイド溝23には上記一側側
の側壁部1bの外面に植立された第2及び第3のガイドピ
ン26,27が挿通係合している。また、上記第3のスライ
ドガイド溝24には、上記他側側の側壁部1cの外面に植立
された第4のガイドピン28が挿通係合している。
このカセットローディング制御枠3は、上記各スライ
ドガイド溝22,23,24が上記各ガイドピン25,26,27,28に
挿通係合されて支持されることにより、第2図及び第3
図中に矢印G及び矢印Hで示すように、上記シャーシ1
に対して上記底板1a及び上記各側壁部1b,1cに平行な方
向に移動自在に支持されている。
そして、上記天板部3aの上面には、上記シャーシ1と
上記カセットローディング制御枠3とを連結する一対の
開閉支持アーム29,33が設けられている。
すなわち、上記天板部3aの上面の一側寄りには、第1
の支持アーム29の一端部29aが回動自在に取付けられて
いる。この第1の支持アーム29の他端部29bは、上記シ
ャーシ1の他側側の側壁部1cの前方側の端縁部に垂設さ
れた第1のアーム支持片30の第1のアーム支持長孔31に
係合している。また、上記シャーシ1の一側側の側壁部
1bの前方側の端縁部には第2のアーム支持片32が垂設さ
れており、この第2のアーム支持片32には、第2の支持
アーム33がの一端部33aが回動自在に取付けられてい
る。この第2の支持アーム33の他端部33bは、上記天板
部3aの他側側に穿設された第2のアーム支持長孔34に係
合している。これら第1及び第2の支持アーム29,33
は、X字状に交差した状態で互いに中途部33cが枢支さ
れ、この枢支点となる中途部33cを中心に回動可能とな
るように連結され、上記カセットローディング制御枠3
の上記シャーシ1に対する傾きを防止するとともに上記
カセットローディング制御枠3のシャーシ1に対する移
動を円滑となすように機能する。
上記一側側の側板部3bには、第1及び第2の制御カム
溝35,36が設けられている。また、上記他側側の側板部3
cには、第3の制御カム溝37が設けられている。これら
第1乃至第3の制御カム溝35,36,37には、上記カセット
ホルダ2の第1乃至第3の係合ピン10,11,12の先端側が
挿通係合している。これら第1乃至第3の制御カム溝3
5,36,37は、第10図に示すように、前方側より後方側に
向かうにつれて上記天板部3aに接近するように傾斜した
形状に形成され、上記第1乃至第3の係合孔13,14,15に
対応して設けられている。そして、これら各制御カム溝
35,36,37の上記天板部3a側に位置する垂直部分35a,36a,
37aは、上記各係合孔13,14,15の上記底板部1aに平行な
部分13a,14a,15aに対応している。また、これら各制御
カム溝35,36,37に垂直部分35a,36a,37aに連続し下方側
に向かって延設された傾斜部分35b,36b,37b及びこれら
傾斜部分35b,36b,37bの下端側に連続する水平部分35c,3
6c,37cは、上記各係合孔13,14,15の上記底板部1aに垂直
な部分13b,14b,15bに対応している。
上記各係合ピン10,11,12は、上記カセットローディン
グ制御弁3が上記底板部1a及び上記各側壁部1b,1cに平
行に移動することにより、上記各係合孔13,14,15とこれ
ら各係合孔13,14,15に対応する各制御カム溝35,36,37と
が重なる部分に位置するように移動操作される。よっ
て、上記カセットローディング制御枠3が、図中矢印G
方向に移動操作される前方から後方に移動操作されるこ
とにより、上記カセットホルダ2は、第10図中矢印C方
向である上記カセット挿入口201から離間する方向であ
る第1の方向に上記底板部1aに平行に移動される。さら
に、上記カセットローディング制御枠3の第10図中矢印
G方向への移動により、上記カセットホルダ2は、第10
図中矢印D方向の上記底板部1aに垂直な方向である第2
の方向に移動される。
また、上記天板部3aの上面には、第11図に示すよう
に、互いに連係された一対のカセット挿入検出アーム3
8,39が取付けられている。これら一対のカセット挿入検
出アーム38,39は、中途部で互いにX字状に交差され、
この交差部に位置するようにして上記検出アーム38上に
設けられた検出アーム係合ピン43と上記検出アーム39に
穿設された検出アーム係合スリット44とが相対係合させ
られることによって連結されている。
そして、上記第1のカセット挿入検出アーム38は、一
端部38aが上記天板部3aの上面に回動自在に支持されて
あり、他端側には第1のカセット検出ピン40が垂設され
ている。この第1のカセット検出ピン40は、上記テープ
カセットの挿入方向と対向する側である上記カセットホ
ルダ2の後方側の開口部2bの一側寄りに臨んでいる。そ
して、上記第1のカセット検出レバー38は、第3図及び
第11図中矢印I方向の、上記第1のカセット検出ピン40
が上記後方側の開口部2b側に向かう方向に第1の捩じり
コイルバネ41により回動付勢されている。
また、上記第2のカセット挿入検出アーム39は、一端
部39aが上記天板部3aの上面側に回動自在に支持され、
他端側には第2のカセット検出ピン42が垂設されてい
る。この第2のカセット検出ピン42は、上記カセットホ
ルダ2の後方側の開口部2bの他側寄りに臨んでいる。
上記第1のカセット挿入検出アーム38の中央部には上
記検出アーム係合ピン43が植立されており、上記第2の
カセット挿入検出アーム39の中央部に穿設された検出ア
ーム係合孔44に挿通係合している。したがって、上記第
2のカセット挿入検出アーム39も上記第1のカセット検
出ピン40と同様に、上記第1の捩じりコイルバネ41によ
り、第3図及び第11図中矢印J方向に回動付勢されてい
る。すなわち、上記第2のカセット挿入検出アーム39
は、上記第1のカセット挿入検出アーム38を介して、上
記第2のカセット検出ピン42が上記後方側の開口部2b側
に向かうように回動付勢されている。
これら第1及び第2のカセット挿入検出アーム38,39
は、上記筺体200に形成されたカセット挿入口201を介し
て上記カセットホルダ2に上記前方の開口部2aよりテー
プカセット300が挿入操作され、このテープカセット300
が上記後方の開口部2bより突出して、上記第1及び第2
のカセット検出ピン40,42を押圧することにより、上記
第1の捩じりコイルバネ41の付勢力に抗して回動操作さ
れる。これら第1及び第2のカセット挿入検出アーム3
8,39は、テープカセット300のカセットホルダ2への挿
入を検出するカセット検出機構として機能する。
そして、上記シャーシ1の側壁部1cの後方側の端縁部
には、カム板支持片1fが垂設され、このカム板支持片1f
にはカム板45が取付けられている。このカム板45は、基
端部45g側を上記カム板支持片1fに回動自在に支持さ
れ、先端側を上記カセットローディング制御枠3に向け
て上記底板部1aに平行に配設されている。また、このカ
ム板45は、先端側が上記シャーシ1の外方に向かう方向
の第3図及び第11図中矢印K方向に、第2の捩じりコイ
ルバネ46により回動付勢されている。
このカム板45の先端部は、第11図に示すように、この
テープレコーダにテープカセットが装着されない状態に
おいて、上記天板部3a上に臨んでいる。そして、この先
端部には、第12図に示すように、ストッパカム面45aが
形成されている。このストッパカム面45aは、テープカ
セット装着前において、上記天板部3a上に植立されたス
トッパピン47に当接係合して、上記カセットローディン
グ制御枠3が、第2図及び第3図中矢印G方向の後方側
方向へ移動することを阻止するためのものである。
このカム板45の先端側の上記シャーシ1の内方となる
側には、第12図に示すように、カム溝45eが形成されて
いる。このカム溝45eは、このカム板45の先端側方向が
閉成され、基端側方向に開放されている。このカム溝45
e内の上記シャーシ1の内方となる側は、上記第2のカ
セット挿入検出アーム39の回動によってこのカム板45が
回動操作されるためのストッパ解除用カム面45bが形成
されている。すなわち、上記カム溝45eには、上記第2
のカセット挿入検出アーム39の先端部に植立されたスト
ッパ解除用ピン48が嵌入係合しており、テープカセット
300の挿入によって上記第2のカセット挿入検出アーム3
9が回動付勢力に抗して回動されると、上記ストッパ解
除用ピン48が上記ストッパ解除用カム面45bを押圧し
て、このカム板45を上記第2の捩りコイルバネ46の付勢
力に抗して上記シャーシ1の内方方向の第11図中矢印L
方向に回動操作する。このように上記カム板45が第11図
中矢印L方向に回動操作されると、こんどは上記ストッ
パカム面45aと上記ストッパピン47との当接係合が解除
される。その結果、上記カセットローディング制御枠3
の第11図中矢印G方向への移動を可能とする。
そして、このカム板45の上記シャーシ1の外方となる
側には、上記カセットローディング制御枠3の移動に伴
って、上記ストッパピン47によりこのカム板45が回動操
作されるためのカム板操作カム面45cが上記ストッパカ
ム面45aに連続するように形成されている。すなわち、
このカム板45は、上記第2の捩じりコイルバネ46の付勢
力によりこのカム板操作カム面45cを上記ストッパピン4
7に圧接させるので、上記カセットローディング制御枠
3が第2図及び第3図中矢印G方向の後方方向へ移動に
伴って上記ストッパピン47によって上記カム板操作カム
面45cの形状に応じて回動操作される。
また、このカム板45の上記シャーシ1の内方となる側
には、上記カセットローディング制御枠3の移動に伴っ
て上記カム板45が回動操作されことにより、上記第2の
カセット挿入検出アーム39を第11図中矢印J方向とは反
対方向に回動操作する検出アーム操作カム面45dが上記
カム溝45eの開放された側に連続して形成されている。
ところで、上記カセットローディング制御枠3の他側
側の側板3cの外側面には、ラックギヤ49が取付けられて
いる。このラックギヤ49は、第3図に示すように、上記
天板部3aに平行に、ギヤ部49aを上記底板部1aの側に向
けて取付けられている。また、このラックギヤ49は、第
3図中矢印G方向及びH方向に、上記他側側の側板3cに
対して一対のガイドピン49b,49cと係合孔49d,49eによっ
て所定の微小範囲に亘って移動可能に支持されるととも
に、引っ張りコイルバネ50により第3図中矢印G方向の
後方方向に付勢されている。
そして、テープカセット300が挿入保持されるカセッ
トホルダ2の移動を制御するカセットローディング制御
枠3は、駆動モータ51とこの駆動モータ51の駆動力をラ
ックギヤ49に伝達する複数のギヤからなる伝達ギヤ機構
とからなる移送機構によって移動操作される。
すなわち、第16図(A)、第16図(B)、第16図
(C)及び第16図(D)に示すように、上記駆動モータ
51の駆動軸51aに取付けられた駆動ギヤ52は、第1の伝
達ギヤ53に噛合している。この第1の伝達ギヤ53にはこ
の第1の伝達ギヤ53よりも小径の第2の伝達ギヤ54が同
軸に一体的に取付けられており、この第2の伝達ギヤ54
は、第3の伝達ギヤ55に噛合している。この第3の伝達
ギヤ55には伝達ウォーム56が同軸に一体的に取付けられ
ており、この伝達ウォーム56は、回転支軸57aを介して
回転可能に支持された第1のウォームホイール57に噛合
している。この第1のウォームホイール57には第4の伝
達ギヤ58が同軸に一体的に取付けられており、この第4
の伝達ギヤ58は、回転支軸59aを介して回転可能に支持
された第5の伝達ギヤ59に噛合している。この第5の伝
達ギヤ59には第6の伝達ギヤ60が同軸に一体的に取付け
られており、この第6の伝達ギヤ60は、回転支軸61aを
介して回転可能に支持された第7の伝達ギヤ61に噛合し
ている。この第7の伝達ギヤ61には第8の伝達ギヤ62が
同軸に一体的に取付けられており、この第8の伝達ギヤ
62は、第16図(D)に示すように、回転支軸63dを介し
て回転可能に支持された第1の欠歯ギヤ63の下端側に形
成された全周歯63cに噛合している。この第1の欠歯ギ
ヤ63は、回転支軸64bを介して回転可能に支持された第
1の鍔付きギヤ64に間欠的に噛合している。この第1の
鍔付きギヤ64は、回転支軸66aを介して回転可能に支持
された第9の伝達ギヤ65に噛合している。この第9の伝
達ギヤ65にはピニオンギヤ66が同軸に一体的に取付けら
れている。このピニオンギヤ66は、上記カセットローデ
ィング制御枠3に取付けられた上記ラックギヤ49に噛合
している。
上記第1の欠歯ギヤ63は、第17図及び第18図に示すよ
うに、上記第8の伝達ギヤ62が噛合する下段部分につい
ては全周に亘って歯が形成されているが、上記第1の鍔
付きギヤ64と噛合する中段部分については所定角度範囲
(d1)に亘って歯が形成されず、欠歯部63aとなされて
いる。そして、この欠歯部63aに対応して、鍔状のガイ
ド部63bが設けられている。
上記第1の鍔付きギヤ64は、第18図に示すように、上
記第1の欠歯ギヤ63の欠歯部63aに対向するときに、上
記ガイド部63bに当接係合して回転しない状態に支持さ
れる鍔部64aが一体的に形成されたギヤである。
また、第3図に示すように、上記シャーシ1の他側側
の側壁1cの外側面には、上記第3の係合孔15の前方側と
なる位置に、上記カセットホルダ2の第3の係合ピン12
により操作されるように、カセットローディング開始及
び終了検出用の用のマイクロスイッチ67が取付けられて
いる。
上述のように構成されてなるこのカセットローディン
グ機構においては、第13図に示すように、上記カセット
挿入口201を介してテープカセット300が矢印M方向に挿
入操作されると、このテープカセット300を上記前方の
開口部2aより上記カセットホルダ2内に挿入され、上記
第1及び第2のカセット挿入検出アーム38,39を上記第
1の捩じりコイルバネ41の不整力に抗して、第13図中矢
印N方向及び矢印O方向にそれぞれ回動操作する。
すると、上記ストッパ解除用ピン48が上記ストッパ解
除用カム面45bを押圧してこのカム板45を、上記シャー
シ1の内方方向の第13図中矢印L方向に回動操作する。
そして、上記ストッパカム面45aと上記ストッパピン47
との当接係合が解除されて、上記カセットローディング
制御枠3が上記シャーシ1に対して、第13図中矢印G方
向の前方側から後方側方向に至る方向に移動自在となさ
れる。
このように、このカセットローディング機構において
は、上記テープカセット300が上記カセットホルダ2に
対して所定の位置まで挿入操作されて上記第1及び第2
のカセット挿入検出アーム38,39が所定角度回動操作さ
れたときに、上記カセットローディング制御枠3が上記
シャーシ1に対して移動自在となされる。
そして、上記テープカセット300が挿入操作されたと
き、前述したように上記凹状溝321,322に上記凸状16a,1
6bが進入して上記底カバー311に対する係止が解除され
るとともに、上記カバー開放爪17a,17bにより上記底カ
バー311が上記カセットハーフ301に対して相対的に移動
操作されている。
ここで、カセットホルダ2に設けられる凸状16a,16b
及びカバー開放爪17a,17bは、テープカセット300の底カ
バー311を開蓋する開閉機構を構成している。
さらに上記テープカセット300が図中矢印Mで示す上
記シャーシ1の後方側方向に挿入されると、上記カセッ
トホルダ2が、上記カセットローディング制御枠3とと
もに、上記シャーシ1に対して後方側にやや移動され
る。すなわち、上記ラックギヤ49は上記カセットローデ
ィング制御枠3に対して所定範囲に亘って移動自在であ
るので、このラックギヤ49が停止したままでカセットロ
ーディング制御枠3が所定範囲に亘って移動可能であ
る。このようにして、上記カセットホルダ2が移動され
ることにより、上記第2の係合ピン12が上記マイクロス
イッチ67より離間して、このマイクロスイッチ67が操作
される。
上記マイクロスイッチ67が操作されることにより、上
記駆動モータ51が正転方向に駆動し、上記ラックギヤ49
が送り操作され、第14図に示すように、上記カセットロ
ーディング制御枠3が移動操作される。このとき、上記
第1の鍔付きギヤ64は、第17図に示すように、上記第1
の欠歯ギヤ63の歯部63cに噛合している。
このカセットローディング機構においては、上記テー
プカセット300が上記カセットホルダ2に対して所定の
位置まで挿入操作されないと上記カセットローディング
制御枠3が移動自在となされないので、上記テープカセ
ット300が傾いて挿入された場合等には、上記マイクロ
スイッチ67が操作されることがなく、上記カセットロー
ディング制御枠3が移動操作されることがない。
ところで、上記カセットローディング制御枠3が移動
操作されることにより、上記カセットホルダ2が上記底
板部1aに平行に上記第1の方向に移動操作される途中に
おいて、上記カセットホルダ2の底板2eは、第4図に示
すように、上記一対のリール軸6,7の係合体6b,7bを、上
記各リール軸支軸6a,7aの基端側方向である第4図中矢
印B方向に上記各係合体付勢バネ6c,7cの付勢力に抗し
て押圧して低い位置に位置決めしている状態となってい
る。そして、さらに上記上記カセットローディング制御
枠3が移動操作されると、上気カセットホルダ2は上記
第1の方向へ移動し、その移動途中において上記第2の
リッド操作レバー20の他端部が上記リッド操作片21に当
接係合し、第9図中矢印E方向に回動操作されることに
より、上記リッド307が45゜乃至80゜程度の回動角度範
囲(α)において回動操作される。このリッド307は、
このように回動操作されることにより、後述するテープ
ローディング機構を構成する複数のテープガイド体に接
触しない位置に移動され、その後カセットホルダ2の第
1の方向への移動が完了する。
また、上記カム板45は、第14図に示すように、上記ス
トッパピン47が上記カム板操作カム面45cに摺接して移
動することにより回動操作される。このとき、上記スト
ッパ解除用ピン48が上記検出アーム操作カム面45dに摺
接しながら移動することにより、上記各カセット挿入検
出アーム38,39が回動操作され、上記各カセット検出ピ
ン40,42が上記テープカセットより離間するように移動
される。
さらに上記カセットローディング制御枠3が移動操作
されることにより、上記カセットホルダ2の底板2eが上
記各リール軸6,7の係合体6b,7bの先端部に接触しない位
置に移動されるため、これら係合体6b,7bは、上記係合
体付勢バネ6c,7cの付勢力により、第5図中矢印A方向
である各リール軸支軸6a,7aの先端側方向に所定量、す
なわち上記カセットホルダ2の底板2eの板厚分又はそれ
以上移動する。
そして、さらに上記カセットローディング制御枠3が
移動操作されると、上記カセットホルダ2が上記底板部
1aに垂直な上記第2の方向に所定量t1(<t)だけ移動
操作され、第6図に示すように、上記各係合体6b,7bが
上記各リール軸係合孔302a,303aに挿入係合するととも
に、上記位置決めピン8が上記位置決め孔323に挿入係
合し、さらに、上記リッド開放ピン9の先端部が上記リ
ッド307の端縁部に当接してこのリッド307を完全に開放
状態となして、カセットローディングが完了する。
上述のように、このカセットローディング機構におい
ては、カセットローディング開始時においてカセットホ
ルダ2の底板2eによって上記各リール軸6,7の係合体6b,
7bを各リール軸支軸6a,7aの基端側方向に、すなわち上
記底板部1a側に通常の高さよりも所定量低く押圧されて
位置決め設定されており、上記カセットホルダ2の底板
2eが上記底板部1aに平行に移動操作されたときに、上記
各係合体6b,7bが各リール軸支軸6a,7aの先端側方向に移
動して通常の高さに設定される。また、上記カセットホ
ルダ2が上記底板部1aに平行に移動操作されるときに、
上記リッド307は開放方向に所定角度回動操作される。
閉蓋状態となされた上記リッド307の端縁部と上記テー
プ体304の端縁部とでは、第8図に示すように、上記テ
ープ体304の端縁部の方が上記底板部1aよりも離間した
位置となっている。したがって、上記リッド307が所定
角度回動操作されていれば、第9図に示すように、上記
テープ体304とテープガイド体70,71,72,73とが接触しな
い範囲内で、且つ上記リッド307とテープガイド体70,7
1,72,73等が接触しない範囲内で上記テープカセット300
をシャーシ1の上記底板部1aに接近させた状態、つまり
低い姿勢で水平に移動操作することができる。すなわ
ち、上記カセットホルダ2の上記シャーシ1の底板部1a
に垂直な方向の移動量t1は、上記テープカセット300の
カセットハーフ301の厚みtよりも小さくすることがで
きる。すなわち、t1<tの関係となすことができる。
したがって上記カセット挿入口201の上面からカセッ
ト装着面までの距離t2は、カセットハーフ301の厚みt
の2倍よりも小さくなる。すなわち、t2<2tの関係とな
すことができる。
そして、テープカセット300のローディングが完了さ
れた状態における上記テープカセット300のカセットハ
ーフ301の上部は、第7図に示すように、上記カセット
挿入口201に臨んだ位置となり、このカセットハーフ301
の上部により他のテープカセットがさらに上記カセット
挿入口201から挿入されることを阻止する。すなわち、
テープカセット300の二重挿入の防止が図られる。
なお、カセットローディングが完了したときには、上
記各カセット挿入検出アーム38,39は、第15図に示すよ
うに、上記ストッパ解除用ピン48が上記検出アーム操作
カム面45dの後方側の屈曲縁45fに到達することにより、
上記各カセット検出ピン40,42間が装着されたテープカ
セット300から離間するように回動操作されることによ
り、カセットローディング完了時において、上記各カセ
ット検出ピン40,42が磁気ヘッドドラム68等に接触しな
いようになされている。
ところで、駆動モータ51は、上述したようなテープカ
セット300のローディング操作を完了させた後さらに正
転方向に駆動を続行し、後述するテープローディング機
構を作動させるが、このとき、上記第1の鍔付きギヤ64
は、第18図に示すように、上記第1の欠歯ギヤ63の欠歯
部63aに対向するとともに、上記第1の鍔付きギヤ64の
鍔部64aが所定角度範囲d1でもって上記第1の欠歯ギヤ6
3のガイド部63bに支持されることによって回転を停止す
る。したがって、テープカセットのローディングを行う
上記カセットホルダ2及びカセットローディング制御枠
3の筺体内方への移動である第10図中G方向への移動は
停止させられる。
また、上記テープカセットのローディング動作とは逆
に、ローディング操作されたテープカセット300をこの
テープレコーダより取出すいわゆるイジェクト操作が行
われたときには、上記駆動モータ51が逆転方向に駆動す
る。すると、上記カセットローディング制御枠3が第2
図及び第3図中に矢印Hで示す方向の後方方向に移動操
作さる。そして、上記カセットホルダ2が上記底板部1a
より離間される方向に移動操作されと、上記第2のリッ
ド操作レバー20が上記リッド操作片21の下面に当接して
第3図及び第9図中矢印E方向に回動され、上記第1の
リッド操作レバー18も回動操作される。したがって、上
記リッド307は、第9図に示すように、所定角度回動操
作される。
さらに上記カセットローディング制御枠3が前方側方
向であるカセット挿入口201方向である図中矢印H方向
に移動操作されることにより、上記カセットホルダ2が
上記底板部1aに平行な方向に移動操作される。このと
き、上記第2のリッド操作レバー20の他端部が上記リッ
ド操作片21に当接している間、上記リッド307は、所定
角度回動操作された状態が保持され、このリッド307が
上記複数のテープガイド体に接触しない位置となされて
いる。また、上記各リール軸6,7の係合体6b,7bは、第5
図に示す状態より、上記カセットローディング制御枠3
が第5図中矢印Hで示す後方側方向に移動操作されるこ
とにより、第4図に示すように、上記カセットホルダ2
の前方の開口部2aの上記底板1a側の端縁部により、第4
図中矢印Bで示す方向に、押し込み操作される。
なお、カセットホルダ2の底板2e端縁部は、上記各係
合体6b,7bの押し込み操作が良好に行えるように、いわ
ゆるC面取り、あるいは、いわゆるR面取り等の処理が
なされている。
上記カセットホルダ2がさらに上記底板部1aに平行に
前方方向に移動操作されることにより、第8図に示すよ
うに、上記第2のリッド操作レバー20が上記リッド操作
片21に当接しない位置となされるため、上記リッド307
は自動的に閉蓋する。
また、上記カム板45は、上記カセットローディング制
御枠3の前述した移動に伴って回動操作されるとともに
上記各カセット挿入検出アーム38,39も回動操作され、
上記カム板45は、第11図中に矢印Kで示すように、上記
ストッパピン47が上記ストッパカム面45aに当接係合す
る位置に回動され、上記カセットローディング制御枠3
の後方方向への移動を阻止する。この上記カム板45の回
動により、上記各カセット挿入検出アーム38,39は、第1
1図中に矢印I及び矢印Jで示す方向に回動され、上記
カセット検出ピン40,42が上記テープカセットを上記カ
セット挿入口201より押し出すように作用する。このと
き、上記底カバー311は、上記カセットハーフ301に対し
て上記リッド307の側に移動され、上記一対のリール軸
挿通孔309,310を閉塞する。このようにして、イジェク
ト操作が完了する。
(G−2)テープローディング機構 (第19図乃至第26図) また、このテープレコーダ内に配設されるテープロー
ディング機構は、カセットローディングが完了されたテ
ープカセットのテープ体304をカセットハーフ301より引
き出し操作し、所定のテープ走行経路に案内して上記シ
ャーシ1の底板部1a上に配設された磁気ヘッド案内ドラ
ム68に巻き付けるための機構である。このテープローデ
ィング機構は、上記底板部1a上は、カセットローディン
グされたテープカセットのテープ引き出し部314内の位
置より上記カセットハーフ301外の所定の位置に亘って
移動操作自在に構成された複数のテープガイド体を有し
てなる。
すなわち、上記複数のテープガイド体は、第19図に示
すように、第1のガイドローラ70,第2のガイドローラ7
1,第3のガイドローラ72,テープガイドピン73,第1の傾
斜ガイドピン82及び第2の傾斜ガイドピン83からなる。
上記テープガイドピン73及び各傾斜ガイドピン82,83
は、それぞれ上記テープ体304が巻架されるように円筒
形に形成されてなる。また、上記第1乃至第3のガイド
ローラ70,71,72は、それぞれ上記テープ体304が巻架さ
れるように形成された円筒形の部材が回転自在となるよ
うに形成されてなる。
上記第1のガイドローラ70は、基端74a側が上記底板
部1aに回動自在に支持されたガイドローラ支持アーム74
の先端側に垂設されている。このガイドローラ支持アー
ム74は、上記第1のガイドローラ70が上記テープ引き出
し部314内の位置となる方向である第19図中矢印P方向
に所定のバネ部材(図示せず)回動付勢されている。
上記第2のガイドローラ71は、第1のガイドローラ支
持基台75上に植立された支軸71aを介して回動自在に取
付けられている。
この第1のガイドローラ支持基台75は、上記底板1a上
に植立された支持軸77bを介して回転自在に取付けられ
た第1のローディングギヤ77aが回転されることによ
り、一対の中間リンク77,76を介して上記底板部1aに設
けられた第1のガイドローラガイド溝1dに沿って移動操
作されるようになされている。すなわち、この第1のガ
イドローラ支持基台75は、第1の中間リンク76の先端側
に支持軸75aを介して回動可能に取付けられている。上
記第1のガイドローラ支持基台75が取付けられる第1の
中間リンク76は、第2の中間リンク77の先端側に設けら
れる支持軸75aに基端側を枢支させて回動自在に取付け
られている。さらに、上記第2の中間リンク77は、上記
底板部1aに設けられた支持軸77bに基端側を枢支させる
ことにより、上記底板部1aに対し回動自在に取付けられ
てなる。この第2の中間リンク77の基端部には、この第
2の中間リンク77を回動操作するための上記第1のロー
ディングギヤ77aが上記支持軸77bと同軸となるようにし
て上記第2の中間リンク77と一体に取付けられている。
また、上記第3のガイドローラ72は、第2のガイドロ
ーラ支持基台78上に植立された支軸72aを介して回転自
在に取付けられている。
そして、上記第2のガイドローラ支持基台78は、上記
第1のガイドローラ支持基台75と同様に、上記底板1a上
に設けられた支軸80bを介して回転自在に取付けられた
第2のローディングギヤ80aが回転されることにより、
一対の中間リンク80,79を介して上記底板部1aに設けら
れた第2のガイドローラガイド溝1eに沿って移動操作さ
れるようになされている。すなわち、この第2のガイド
ローラ支持基台78は、第3の中間リンク79の先端側に支
軸78aを介して回動自在にに取付けられている。この第
3の中間リンク79は、基端側を第4の中間リンク80の先
端側に植立された支持軸80cに枢支させることにより上
記第4の中間リンク80に対し回動可能となるように取付
けられている。この第4の中間リンク80は、基端部を上
記底板部1aに設けた支持軸80bに枢支させることにより
上記支持軸80bを中心にして回動可能に支持されてい
る。この第4の中間リンク80の基端部には、この第4の
中間リンク80を回動操作するための上記第1のローディ
ングギヤ80aが上記支持軸80bと同軸となるようにして上
記第4の中間リンク80と一体に取付けられている。
上記テープガイドピン73は、上記底板部1aに設けられ
支持軸81bに基端側を枢支して上記底板部1aに回動自在
に取付けられたガイドピン支持アーム81の先端側に植立
されている。このガイドピン支持アーム81は、上記テー
プガイドピン73が上記テープ引き出し部314内の位置と
なるように第19図中矢印Q方向に回動付勢されている。
そして、上記第1及び第2のガイドローラ支持基台7
5,78には、上記第1及び第2の傾斜ガイドピン82,83が
所定の傾斜を有して植立されている。
また、上記底板部1a上に支持軸84aを介して回動自在
に取付けられたピンチローラ支持アーム84の先端側に
は、ピンチローラ85が支軸85aを介して回転自在に取付
けられている。このピンチローラ85は、上記テープ引き
出し部314内の位置より、上記底板部1a上に配設され所
定の速度で回転操作されるキャプスタン軸86に当接する
位置に亘って移動自在となされている。上記ピンチロー
ラ支持アーム84は、上記ピンチローラ85が上記テープ引
き出し部314内の位置となる方向の第19図中矢印R方向
に所定のバネ部材(図示せず)によって回動付勢されて
いる。
このようにして、上記各ガイドローラ70,71,72、テー
プガイドピン73、各傾斜ガイドピン82,83及び上記ピン
チローラ85は、上記底板部1a上を移動自在に支持されて
いる。
そして、上記第1のガイドローラ70を支持するガイド
ローラ支持アーム74、上記第1及び第2のガイドローラ
支持基台75,78を移動操作するための各ローディングギ
ヤ77a,80a、上記テープガイドピン73を支持するガイド
ピン支持アーム81及び上記ピンチローラ85を支持するガ
イドローラ支持アーム84は、テープローディング制御カ
ム87の第19図中矢印S方向への移動に応じて回動操作さ
れる。
このテープローディング制御カム87は、上記底板部1a
上に植立された取付けピン100に取付け用スライドガイ
ド溝88を挿通支持させることにより、上記シャーシ1aに
対して第19図中矢印S方向及びS′方向の左右方向に往
復動自在に取付けられている。このテープローディング
制御カム87には、第23図に示すように、上記ガイドロー
ラ支持アーム74を回動操作するためのガイドローラ操作
カム面89、上記第2のローディングギヤ80aを回動操作
するためのガイドローラ操作カム溝90及び上記ピンチロ
ーラ支持アーム84を回動操作するためのピンチローラ操
作ピン91が設けられている。
上記ガイドローラ支持アーム74は、上記テープローデ
ィング制御カム87が、第19図に示す位置から同図中矢印
S方向の右方向へ移動操作されると、第20図に示すよう
に基端側に突設された操作用突片74bが上記ガイドロー
ラ操作カム面89に押圧され、図示しない所定のバネ部材
の回動付勢力に抗して第20図中に矢印T方向に回動操作
される。
ところで、上記テープローディング制御カム87に形成
されたガイドローラ操作カム溝90には、上記底板部1aに
支軸101により回動自在に支持され上記第2のローディ
ングギヤ80aに噛合した扇型ギヤ92の基端側に植立され
た係合ピン102が係合している。そして、上記テープロ
ーディング制御カム87が、第19図に示す位置から矢印S
方向の図中右方向へ移動操作されると、第20図に示すよ
うに上記扇型ギヤ92が回動操作されることににより回動
され、この扇型ギヤ92に噛合している上記第2のローデ
ィングギヤ80aが回動される。また、これと同期して上
記第2のローディングギヤ80aと噛合する第1のローデ
ィングギヤ77aが回動される。
上記ピンチローラ支持アーム84は、上記テープローデ
ィング制御カム87が、第19図に示す位置から図中矢印S
方向の図中右方向へ移動操作されると、第20図に示すよ
うにピンチローラ操作ピン91によって押圧され、図示し
ないバネ部材による回動付勢力に抗して第20図中矢印W
方向に回動操作される。このピンチローラ支持アーム84
は、上述のように回動操作されることにより上記ガイド
ピン支持アーム81に植立されたアーム操作ピン81aに当
接係合して、上記ガイドピン支持アーム81を第20図中矢
印X方向に回動操作する。
ところで、上記テープローディング制御カム87には、
制御カム操作板93が取付けられている。この制御カム操
作板92は、第24図に示すように形成され、一対の取付け
孔ビス94,95により上記テープローディング制御カム87
上に重畳して取付けられている。この制御カム操作板93
の一側面には、第24図に示すように制御カム操作用ラッ
ク96が設けられている。すなわち、この制御カム操作板
93は、上記制御カム操作用ラック96に駆動モータ51の駆
動力が複数の伝達ギヤを介して伝達されることにより、
上記テープローディング制御カム87を伴って移動操作さ
れる。
上記駆動モータ51の駆動力を上記制御カム操作用ラッ
ク96に伝達する複数のギヤからなる駆動力伝達ギヤ機構
は、第16図(A)、第16図(B)及び第16図(C)に示
すように、回転支軸98dを介して回転自在に支持され、
上記伝達ウォーム56に噛合するギヤ97bが全周に亘って
形成された第2のウォームホイール97を有している。こ
の第2のウォームホイール97の上面には、第2の欠歯ギ
ヤ98が一体的に同軸に取付けられている。この第2の欠
歯ギヤ98は、回転支軸98bを介して回転自在に支持され
た第2の鍔付きギヤ99に噛合している。そして、この第
2の鍔付きギヤ99は、回転支軸99dを介して回転自在に
支持された第10の伝達ギヤ99cに噛合し、この第10の伝
達ギヤ99cを介して上記制御カム操作用ラック96に噛合
している。
上記第2の欠歯ギヤ98は、第25図及び第26図に示すよ
うに、所定角度範囲d2に亘ってギヤが形成されないが欠
歯部98aが下段部分に形成されている。また、上記欠歯
部98aに対応して、鍔上のガイド部98bが設けられてい
る。
上記第2の鍔付きギヤ99は、第26図に示すように、上
記第2の欠歯ギヤ98の欠歯部98aに対向するときに、上
記ガイド部98bに当接支持されて停止状態に保たれるよ
う鍔部99aが一体的に形成されたギヤである。
上述のように構成されたこのテープローディング機構
においては、上記カセットローディング機構によりカセ
ットローディングが完了すると、カセットローディング
を完了されたテープカセットより上記テープ体304の引
き出し操作が開始される。
このとき、テープローディング機構側のギヤ機構を構
成する第2のウォームホイール97、第2の欠歯ギヤ98第
2の鍔付きギヤ99及び第10の伝達ギヤ99cを第16図
(B)に示すような関係に置かれる。
すなわち、カセットローディング中には、駆動モータ
51が第16図中に矢印で示す正転方向に駆動され、上記伝
達ウォーム56、上記第1の欠歯ギヤ63及び上記第1の鍔
付きギヤ64が順次回動操作されて、上記カセットローデ
ィング制御枠3に取付けられた上記ラックギヤ49を第16
図(A)、第16図(B)及び第16図(C)中矢印G方向
に移動操作する。この間、上記第2のウォームホイール
97及び上記第2の欠歯ギヤ98も回転操作されるが、上記
第2の鍔付きギヤ99は、第26図に示すように、上記第2
の欠歯ギヤ98の欠歯部99aに対向しており、さらに、所
定角度範囲d2の範囲をもって上記第2の鍔付きギヤ99の
鍔部99aが上記第2の欠歯ギヤ98のガイド部98bに支持さ
れることにより、回転を停止した状態に保持されてい
る。
そして、カセットローディングが完了した後には、第
16図(B)に示すように、上記第2の欠歯部98の歯部98
cが上記第2の鍔付きギヤ99と噛合する位置に至る。こ
のとき、上記各ガイドローラ70,71,72、テープガイドピ
ン73、傾斜ガイドピン82,83及びピンチローラ85は、第1
9図に示すように、上記テープ体304よりも上記カセット
ハーフ301の内方側、すなわち上記テープ引き出し部314
内に位置している。そして、上記駆動モータ51が正転方
向に駆動を続行すると、上記伝達ウォーム56が回転操作
され、第25図に示すように、上記第2の鍔付きギヤ99の
回転操作が開始される。
上記第2の鍔付きギヤ99が回転操作されることによ
り、上記第10の伝達ギヤ99cを介して上記制御カム操作
板93及び上記テープローディング制御カム87が、第19図
及び第20図中にに示す矢印S方向の図中右方向に移動操
作される。上記テープローディング制御カム87が移動操
作されることにより、上記ガイドローラ支持アーム74が
第20図中矢印T方向に回動操作されて上記第1のガイド
ローラ70が所定位置に移動操作される。また、上記扇型
ギヤ92が回動操作され、上記第1及び第2のローディン
グギヤ77a,80aが、第20図中矢印矢印U方向及び矢印V
方向にそれぞれ回動操作され、上記各ガイドローラ支持
基台75,78がキャッチャー75b,78bにそれぞれ当接し、磁
気ヘッドドラム68の両側の所定位置に移動操作される。
さらに、上記ピンチローラ支持アーム84が、第20図中矢
印W方向に回動操作され、上記ピンチローラ85が上記キ
ャプスタン軸86の近傍の所定位置まで移動操作される。
この上記ピンチローラ支持アーム84の回動により、上記
ガイドピン支持アーム81が第20図中矢印X方向に回動操
作され、上記テープガイドピン72が所定位置に移動操作
される。このようにして、上記テープ体304が上記カセ
ットハーフ301の外方に引き出し操作されて所定のテー
プ走行経路上に案内される。
このとき、上記ピンチローラ85は、上記キャプスタン
軸86に接触しておらず、このテープローディング機構を
備えたテープレコーダは、いわゆる停止(Stop)モード
となされている。また、この状態で駆動モータ51の駆動
を停止させ、別途設けられるリールモータ(図示せず)
によって一対のリール軸6,7の内の一方を選択的に高速
回転操作することにより、いわゆる巻戻し(REW)モー
ドあるいは早送り(FF)モードとなすことができる。
そして、上記駆動モータ51がさらに正転方向に駆動さ
れると、上記テープローディング制御カム87は、第21図
中矢印S方向の図中右方向に移動操作され、上記ピンチ
ローラ支持アーム84がさらに第21図中矢印W方向に回動
操作されると、上記ピンチローラ85が上記キャプスタン
軸86に圧着される。このとき、上記ガイドローラ70、上
記テープガイドピン73及び上記各ガイドローラ支持基台
75,78はさらに移動操作されないように移動規制がなさ
れている。このとき、このテープレコーダは、別途設け
られるキャプスタンモータ(図示せず)によって上記キ
ャプスタン軸86を正転側に回転操作するとともに上記リ
ール軸6を巻取り方向に回転操作することにより、上記
テープ体304を順方向に送り操作して記録及び/又は再
生を行ういわゆるフォワード(FWD)モードとなすこと
ができる。
このとき、テープローディング機構側のギヤ機構を構
成する第2のウォームホイール97、第2の欠歯ギヤ98第
2の鍔付きギヤ99及び第10の伝達ギヤ99cは第16図
(C)に示すような関係に置かれる。
上記駆動モータ51がさらに正転方向に駆動されると、
上記テープローディング制御カム87は、第22図中矢印S
方向の図中右方向に移動操作される。このとき、このテ
ープローディング制御カム87により、このテープレコー
ダの図示しないモード切換え機構が操作されて、上記キ
ャプスタンモータ(図示せず)によってキャプスタン軸
86が逆転側に回転操作されるとともに上記リール軸7が
巻取り向に回転操作され、上記テープ体304を逆方向に
送り操作して記録及び/又は再生を行ういわゆるリバー
ス(REV)モードとなされる。
すなわち、上記フォワードモードと、上記リバースモ
ードと、上記停止、早送り及び巻戻しモードとの間のモ
ード切換えは、上記モータ51を正転方向または逆転方向
に所定量駆動することにより行うことができる。
そして、このテープローディング機構は、このテープ
レコーダがいわゆるイジェクトモードとなされると、上
記テープ体304を上記カセットハーフ301内に引き戻すい
わゆるアンローディングを行う。すなわち、駆動モータ
51を逆転方向に駆動することにより、上記制御カム操作
板93及び上記テープローディング制御カム87をS′方向
に移動させ、第19図に示すように、上記各ガイドローラ
70,71,72、テープガイドピン73、傾斜ガイドピン82,83
及びピンチローラ85を上記テープ引き出し部314内に移
動操作するとともに、上記リール軸6,7の所定の一方を
所定方向に回転操作して上記テープ体304を巻き取るこ
とにより、テープローディングされたテープ体304を上
記カセットハーフ301内に引込み操作する。
上述したようないわゆるアンローディングが完了した
後、さらに上記駆動モータ51を逆転方向に駆動すること
により、前述したカセットローディング機構を逆作動さ
せることによりいわゆるイジェクト操作を完了すること
ができる。
このように、このテープローディング機構が適用され
たテープレコーダにおいては、それぞれ欠歯ギヤを含む
2系統の伝達手段を用いることにより、1個のモータに
よってカセットローディング及びテープローディングの
双方の操作を行っている。
なお、本発明は、上述の実施例のようないわゆるデジ
タル・オーディオ・テープレコーダにのみ適用されるも
のではなく、テープカセットよりテープ体を引き出し操
作して記録及び/又は再生を行う、例えばビデオ・テー
プ・レコーダ等の記録及び/又は再生装置にも適用可能
である。
H.発明の効果 上述したように本発明に係る記録及び/又は再生装置
は、単一の駆動モータを用い、この駆動モータからの駆
動力を伝達機構の第1及び第2の欠歯ギヤを用いてカセ
ットホルダの移送機構及びカセットホルダに保持された
テープカセットからテープ体を引き出す引き出し機構に
選択的に伝達してテープカセットのローディングとテー
プカセットからのテープ体の引き出しを行うとともに、
テープカセットから引き出されたテープ体の走行モード
を設定するモード設定機構を動作させるようにしている
ので、テープカセットのローディング、テープカセット
からのテープ体の引き出し動作及び引き出されたテープ
体の走行モードの設定を単一の駆動モータの一方向への
回転によって実現でき、テープカセットのローディング
機構の簡素化を図り、装置自体の小型化を実現すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る記録及び/又は再生装置であるデ
ィジタル・オーディオ・テープレコーダの要部を構成す
るカセットローディング機構及びテープローディング機
構を示す斜視図である。 第2図は、上記カセットローディング機構及びテープロ
ーディング機構の構成を示す分解斜視図である。 第3図は上記カセットローディング機構及びテープロー
ディング機構の構成を示す第2図とは異なる方向より見
た分解斜視図である。 第4図は上記ディジタル・オーディオ・テープレコーダ
のテープカセット装着部に配設されるリール軸を示す断
面図でありテープカセットをローディングさせる状態を
示す。 第5図はカセットローディング中における上記リール軸
の状態を示す断面図である。 第6図はテープカセットをテープカセット装着部にロー
ディング完了時のリール軸の状態を示す断面図である。 第7図は本発明に係るディジタル・オーディオ・テープ
レコーダのカセットローディング完了時の外観を示す正
面図である。 第8図は上記ディジタル・オーディオ・テープレコーダ
のリッド操作レバーの構成を示す要部側面図である。 第9図は上記リッド操作レバーのカセットローディング
中の状態を示す要部側面図である。 第10図は上記ディジタル・オーディオ・テープレコーダ
のカセットホルダの移動を示す要部側面図である。 第11図は上記カセットローディング機構の構成を示す平
面図である。 第12は上記カセットローディング機構を構成するカム板
の形状を示す平面図である。 第13図は上記カセットローディング機構のカセットロー
ディング開始時の状態を示す平面図である。 第14図は上記カセットローディング機構のカセットロー
ディング中の状態を示す平面図である。 第15図は上記カセットローディング機構のカセットロー
ディング完了時の状態を示す平面図である。 第16図(A)乃至第16図(D)は上記カセットローディ
ング機構及びテープローディング機構を構成するギヤ機
構を示す構成図であって、第16図(A)はテープカセッ
トのローディングを開始し状態を示し、第16図(B)は
テープカセットをテープカセットのローディングが完了
し磁気テープのローディングが開始される状態を示し、
第16図(C)は磁気テープが所定のテープ走行路へのロ
ーディングが完了した状態を示し、第16図(D)は第16
図(A)のXIX−XIX線断面図である。 第17図は上記カセットローディング機構側のギヤ機構を
構成する欠歯ギヤと鍔付きギヤが噛合した状態を説明す
る平面図であり、第18図は上記欠歯ギヤにより鍔付きギ
ヤが停止状態に支持される状態を説明する平面図であ
る。 第19図は上記テープローディング機構のテープローディ
ングが開始される状態を示す平面図である。 第20図は上記テープローディング機構のテープローディ
ングが完了された状態を示す平面図である。 第21図は上記テープローディング機構のフォワード側の
記録及び/又は再生モードとなされた状態を示す平面図
である。 第22図は上記テープローディング機構のリバース側の記
録及び/又は再生モードとなされた状態を示す平面図で
ある。 第23図は上記テープローディング機構を構成するテープ
ローディング制御カムの形状を示す平面図である。 第24図は上記テープローディング機構を構成する制御カ
ム操作板の形状を示す平面図である。 第25図は上記テープローディング機構側のギヤ機構を構
成する欠歯ギヤと鍔付きギヤが噛合した状態を説明する
平面図であり、第26図は上記欠歯ギヤにより鍔付きギヤ
が停止状態に支持される状態を説明する平面図である。 第27図は本発明に係る記録及び/又は再生装置及び従来
の記録及び/又は再生装置に用いられるテープカセット
を示す斜視図であり、第28図は上記テープカセットのリ
ッド及び底カバーが操作された状態を示す斜視図であ
る。 第29図は従来の記録及び/又は再生装置におけるテープ
カセットの装着操作状態を示す概略側面図である。 1……シャーシ 2……カセットホルダ 3……カセットローディング制御枠 51……モータ 63……第1の欠歯ギヤ 70……第1のガイドローラ 71……第2のガイドローラ 72……第3のガイドローラ 73……テープガイドピン 98……第2の欠歯ギヤ 201……カセット挿入口 301……カセットハーフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−220170(JP,A) 特開 平1−292661(JP,A) 特開 昭63−253564(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 15/675 101 G11B 15/665 640

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カセット挿入口より挿入されるテープカセ
    ットによりこのテープカセット内に支承された一対のテ
    ープリールの回転軸に直交する第1の方向に移動操作さ
    れるとともに、挿入されるテープカセットを保持し上記
    第1の方向及び上記第1の方向と直交し且つ上記テープ
    リールの回転軸と平行な第2の方向に移動操作されるカ
    セットホルダを上記第1の方向と上記第2の方向に移動
    させる移動機構と、 上記カセットホルダがこのカセットホルダにテープカセ
    ットが挿入されることによって上記第1の方向に移動さ
    れテープカセットの前面側に設けられたテープ引き出し
    部を開閉する蓋部材と係合し、上記蓋部材をテープカセ
    ットのテープ引出部を開放する方向に開蓋する開閉機構
    と、 上記開閉機構によって開蓋され、上記カセットホルダに
    よって保持されたテープカセットのテープ引き出し部よ
    りテープ体を引き出すテープ引き出し機構と、 単一の駆動モータからの駆動力を上記移送機構に伝達す
    る第1の欠歯ギヤと上記引き出し機構に上記単一の駆動
    モータからの駆動力を伝達する第2の欠歯ギヤとを有
    し、上記第1の欠歯ギヤと上記第2の欠歯ギヤを用いて
    上記移送機構と上記引き出し機構とに選択的に上記駆動
    モータからの駆動力を伝達する伝達機構と、 上記第2の欠歯ギヤを介して伝達される上記駆動モータ
    からの駆動力に基づいて上記引き出し機構によってテー
    プカセットから引き出されたテープ体の走行モードを設
    定するモード設定機構とを備え、 上記伝達機構の上記第1の欠歯ギヤを介して上記移送機
    構に上記駆動モータからの駆動力を伝達して上記移送機
    構による上記カセットホルダの上記第1の方向及び上記
    第2の方向への移送を行い上記第1の欠歯ギヤの欠歯部
    が上記移送機構と対向した後、上記第2の欠歯ギヤによ
    って上記テープ引き出し機構に上記駆動モータからの駆
    動力を伝達して上記引き出し機構によってテープカセッ
    トよりテープ体を引き出し、上記駆動モータのその後の
    回転によって上記モード設定機構を動作させるようにし
    た記録及び/又は再生装置。
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