JP2838951B2 - インサーキット・エミュレータのready信号補償回路 - Google Patents
インサーキット・エミュレータのready信号補償回路Info
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Description
レータのREADY信号補償回路に関し、特にマイクロ
コンピュータ用インサーキット・エミュレータ内におい
て構成されるREADY信号補償回路に関する。
システムにおいて、マイクロコンピュータが生成する基
本バス・サイクルに対し、長いアクセス・タイムを要求
するI/O装置を使用する場合、正常な読み込み/書き
込みを実現するためには、前記I/O装置にアクセスす
るときのみ基本バスサイクルを延長する技術が必要であ
る。このようなバス・サイクルを延長する機能としてR
EADY機能がある。READY機能とは、マイクロコ
ンピュータ(以下CPUと称する)基本バス・サイクル
内にメモリやI/Oがデータの読み込み/書き込み動作
が終了しないときに基本バス・サイクルの延長を要求す
る信号である。
ミュレータ(以下、IEと略)6内には、READY信
号を補償する回路はなく、READY信号は、応用シス
テム7上において、I/O装置2のアドレスがアクセス
された際、そのアドレスをデコーダ8でデコードし、そ
のデコードされた情報をもとにREADY回路3により
READY信号9を生成している。
DY信号は応用システム7よりケーブル経由で、IE6
内のCPU4に入力されており、応用システム7未使用
時などは、READY信号9の必要はなく、IE6内の
READY制御回路5により応用システムからのTRE
ADY信号9は、無視される構成になっている。REA
DY制御回路5の出力信号とTREADY信号とは、A
NDゲート10を介して、CPU4に入力される。
・リードの場合、アドレス出力及び制御信号出力からデ
ータ取り込みまでの時間と、アドレス出力及び制御信号
出力からREADYが判定されるまでの時間とでは、後
者の方が短い時間で判定しなくてはならないため、RE
ADY信号9の生成(出力のタイミング)は厳しく大変
難しい技術である。
応用システム7間の信号伝達遅延時間がある。現在IE
6と応用システム7は、ケーブル1を使用して接続して
いるのであるが、このケーブル接続が信号伝達遅延時間
の原因になっている。
読み込む際において、図13の様に、基本バス・サイク
ルのリードのタイミングTに応用システムからのデータ
入力が間に合わず、CPUがデータを読み込めなくな
る。
が、応用システム上で生成されているREADY信号
は、応用システム内においても基本バス・サイクルにお
いて、READY信号のタイミング条件は厳しい。この
信号をケーブル及び、バッファを介してICE内のCP
Uに入力するので、リード・タイミングは更に厳しくな
り、応用システムからのREADY信号(以後、TRE
ADYと略)は、図14に示されるセット・アップ時間
T1を満足できない場合が生じる。
されず、CPUに基本バス・サイクルの延長を要求でき
ないという問題が起こる。この問題が生じることによ
り、IE内のCPUは、応用システムからの命令及び、
データが正しく読み込めず、IEは、ディバッグ不能な
どの動作不良や機能停止などの障害が起こる。この問題
は、CPUの動作周波数が上がるにつれて重要度を増し
ている。
・エミュレータのREADY信号補償回路の構成は、イ
ンサーキット・エミュレータ内に、一定周期の信号を入
力してREADYサンプリングのタイミング信号を生成
する第1の回路と、特定アドレスがアクセスされたこと
を示す第2の回路と、前記第1,第2の回路から出力さ
れる信号の論理積によりREADY補償信号を生成する
回路とを備えることを特徴とする。
る。本発明の第1の実施例において、CPUはNEC製
のμPD70108H(V20HL)を使用している。
このCPUの1クロック・サイクルは、図12の様に、
62.5nsである。
うに、セット・アップ・タイム(−8ns)、ホールド
(20ns)、アクティブ設定時間(20ns)であ
り、セット・アップ・タイム、サンプル・タイム、ホー
ルド時間の間は、ロー(またはハイ)レベルで固定しな
ければならない仕様である。READY信号が入力さ
れ、サンプル・タイムで判定されると、CPUの基本サ
イクルが1クロック・サイクル分(TW)延長される。
グ信号生成回路において、CPUからのタイミング信号
生成回路で使用する一定周期の信号はASTB信号とし
た。このASTB信号は、アドレス情報を外部ラッチに
ラッチする為に出力される信号で、約1/2クロック・
サイクルで出力される。
ット・エミュレータのREADY信号補償回路を示す回
路図、図2は図1の動作を示す出力波形図である。
キット・エミュレータ20内のタイミング信号を生成す
る回路があり、CPUからのASTB信号と外部クロッ
ク信号(以後、クロックと略)を用い、本実施例のタイ
ミング信号であるDSTB信号10を生成する。
れると信号を出力する。この信号がRSTB信号11で
ある。DSTB信号10とRSTB信号11とのNAN
DをNANDゲート14でとる。これから出力された信
号15がIE内のREADY補償信号(以後、IREA
DYと略)となる。この信号と応用システムからのTR
EADY16のANDをANDゲート17でとり、RE
ADY信号18とし、CPU19に入力する。
サイクルの生成回路(第1の回路12)とその出力図で
ある。図5において、本回路は、D型フリップフロップ
(D−FF)を4段に組み合わせた回路になっている。
50,51,52,53と、ORゲート54とを有す
る。第1段目のD型フリップフロップ50のD入力に
は、ASTB信号入力端子55が接続され、クロック入
力にはCLK信号入力端子56が接続される。フリップ
フロップ53のQ4出力には、DSTB信号出力端子5
7が出力される。
示されている。
されているので、これを使用する事で自らの回路におい
て一定周期の信号を生成する必要がない。その動作は次
のようである。
ック信号とを入力すると、クロックの立ち上がりで1ク
ロック・サイクルの信号Q1が出力される。
と、クロックの立ち下がりで信号Q1より約1/2クロ
ック・サイクル遅れた1クロック・サイクルの信号Q2
が出力される。
ロックの立ち上がりで信号Q2より約1/2クロックサ
イクル遅れた1クロック・サイクルの信号Q3が出力さ
れる。
53に入力することにより、DSTB(Q4)信号を出
力する。
た時にRSTB信号を出力する回路(図1の第2の回
路)とその出力波形図である。図7において、この回路
は、指定アドレスを記憶しておくRAM70とD−FF
71,72との組み合わせ回路である。
・アクセス・メモリ(RAM)70と、D型フリップフ
ロップ71,72と、CLK14入力端子,W/R信号
73,アドレス75の各入力端子と、RSTB出力信号
76の端子を有する。
ており、特定アドレス指定あり時間T8,特定アドレス
指定なし時間T9が示されている。図8において、その
動作は、次のようである。
(反転値)/R信号73により、ライト状態にする。そ
して、指定のアドレスに、DIN端子よりデータを書き
込む。
にする。
レス内のデータがDOUT77よりハイ・レベルとして
出力される。
Q5を出力する。
ロックを用いて、RSTB(Q6)信号76を出力す
る。
77は、ロー・レベルになっている。
用時には、READY信号としては、無視されるような
構成になっている。
・エミュレータの基本バス・サイクルを延長させるRE
ADY信号を補償する回路において、READYサンプ
リングのタイミング信号生成回路と、特定アドレスがア
クセスされたことを示す回路、これらの信号を論理積に
よりREADY補償信号を生成する回路を備えることを
特徴とするインサーキット・エミュレータのREADY
信号補償回路が得られる。
用いて説明する。本第2の実施例においても、CPUは
NEC製のμPD70108H(V20HL)を使用す
る。本実施例のタイミング信号生成回路で使用する一定
周期の信号はBS[2:0]信号とした。BS[2:
0](以下、BSと略)信号は、現在のバス・サイクル
が何であるかを、外部バス・コントローラに知らせるス
テータス信号である。外部バス・コントローラは、この
信号をデコードして、メモリやI/Oをアクセスするた
めの制御信号を発生している。
様であり、第3の回路20が第1の実施例と異なってい
る。その他は、同様である。図4に示すように、BST
B信号21とRSTB信号11のANDをとり、IRE
ADY信号15とする。この信号と応用システムからの
READY信号16とのORをとり、READY信号1
8としてCPU19に入力する。
成回路(図3の第3の回路20)の回路図、図10は図
9の出力波形図である。図9において、この回路は、D
−FFを3段に組み合わせた回路になっている。3段の
D型フリップフロップ91,92,93と、CLK信
号,BS0,BS1,BS2信号の各入力端子と、NA
NDゲート94と、ORゲート97と、出力のBSTB
信号96の端子とを有する。
り、BSACT信号95とする。図10に示すように、
その動作は、次に示すようである。
ック(CLK)を入力すると、クロックの立ち上がりで
2クロック・サイクルの信号Q7が出力される。
クの立ち下がりで信号Q7より1/2クロック・サイク
ル遅れた2クロック・サイクルの信号Q8が出力され
る。
とり、D−FF93に入力することにより、BSTB
(Q9)信号96を出力する。
信号96を出力する回路は、前記第1の実施例の第2の
回路である。
未使用、READY信号未使用時には、READY信号
としては、無視されるような構成になっている。
路によって生成されるIREADY信号は、例えば図1
5の様に、遅れを持って入力されるTREADY信号の
セット・アップ時間を補い、適切なタイミングにREA
DY信号をCPUに入力させることができ、CPUに対
し基本バス・サイクルの延長を要求し、データを基本バ
ス・サイクル内に読み込むことができる様になるため、
IEが動作不良や機能停止等の障害を起こさなくなると
いう効果がある。
ュレータのREADY信号補償回路を示すブロック図で
ある。
る。
図である。
である。
態例を示す波形図である。
る。
フリップフロップ 70 RAM 97 ORゲート
Claims (2)
- 【請求項1】 インサーキット・エミュレータ内に、一
定周期の信号を入力してREADYサンプリングのタイ
ミング信号を生成する第1の回路と、特定アドレスがア
クセスされたことを示す第2の回路と、前記第1,第2
の回路から出力される信号の論理積によりREADY補
償信号を生成する回路とを備えることを特徴とするイン
サーキット・エミューレータのREADY信号補償回
路。 - 【請求項2】 第1の回路が複数段のD型フリップフロ
ップを有し、第2の回路がランダム・アクセス・メモリ
と複数段のD型フリップフロップとを有する請求項1に
記載のインサーキット・エミュレータのREADY信号
補償回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292824A JP2838951B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | インサーキット・エミュレータのready信号補償回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4292824A JP2838951B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | インサーキット・エミュレータのready信号補償回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06139098A JPH06139098A (ja) | 1994-05-20 |
JP2838951B2 true JP2838951B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=17786825
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4292824A Expired - Fee Related JP2838951B2 (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | インサーキット・エミュレータのready信号補償回路 |
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Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2838951B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP4292824A patent/JP2838951B2/ja not_active Expired - Fee Related
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---|---|
JPH06139098A (ja) | 1994-05-20 |
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