JP6294098B2 - 電気接続箱 - Google Patents

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Description

この発明は、コネクタ抜け止め用キャップが取り付けられたコネクタ接続部を有する電気接続箱に関する。
自動車等に用いられる複数のコネクタ接続部を有する電気接続箱では、例えばエアバッグ回路の様な重要な回路を接続するコネクタ接続部でコネクタの半嵌合又は抜けが発生することを防止することが望ましい。この為、例えば下記特許文献1においては、コネクタ接続部に回動式のコネクタ抜け止め用キャップを設け、接続状態のコネクタをコネクタ抜け止め用キャップで係止することにより、コネクタに二重ロックをかけるようにしている。
特開平9−213415号公報
上記特許文献1に開示された電気接続箱のケース面には、コネクタ抜け止め用キャップを仮係止するための係止爪が設けられている。ここで、この係止爪はケース面から法線方向外側に突出していたため、他の部材と干渉しやすく、これによって破損してしまう事があった。
この発明は、このような問題点に鑑み、コネクタ抜け止め用キャップの係止爪の破損を防止することが可能な電気接続箱を提供することを目的とする。
本発明に係る電気接続箱は、ケースハウジングのケース面に複数のコネクタ接続部を有する。前記コネクタ接続部の少なくとも一つは、回動式のコネクタ抜け止め用キャップを備える。前記ケース面には、前記コネクタ抜け止め用キャップを仮係止するための係止爪が形成されている。前記ケース面の前記係止爪が形成された部分の周辺は、他の部分より低く形成されている。従って、係止爪先端が他の部分よりも低くなるか、他の部分の上面から係止爪先端までの高さが低くなり、他の部材との干渉又はその影響が抑制される。これにより、係止爪の破損を防止することが可能である。
また、前記コネクタ抜け止め用キャップを備えたコネクタ接続部は、前記ケース面が四隅を有する場合、その四隅のうちの一つの隅部に設けられていても良い。即ち、例えばコネクタ抜け止め用キャップを有する電気接続箱を、インパネ内部等の目視しづらい場所に設置する場合、手探りで上記コネクタ抜け止め用キャップの場所を探り当てる必要があり、組み付け作業性が低下する。しかしながら、このような部分がケース面の四隅のうちの一つに設けられていれば、手探りでも容易にコネクタ抜け止め用キャップの場所を探り当てることが可能であり、組み付け作業性を改善することが可能である。
また、前記ケース面の前記係止爪が形成された部分の周辺と前記他の部分との段差は、前記ケース面の縁部まで形成されていても良い。これにより、例えばケース面の縁部からこの段差に指を沿わせてコネクタ抜け止め用キャップを操作することが可能であり、組み付け作業性を改善することが可能である。
また、前記ケース面の前記係止爪が形成された部分の周辺と前記他の部分との段差と、前記係止爪との間には、所定の間隔が設けられている。これにより、係止爪に係止されたコネクタ抜け止め用キャップと段差との間に指を差し込むことが可能となり、組み付け作業性を改善することが可能である。
また、前記コネクタ抜け止め用キャップの回動端部には、前記コネクタ抜け止め用キャップの表面から突出してなる操作用爪部が設けられていても良い。これにより、コネクタ抜け止め用キャップの操作用爪部に指を引っ掛けてコネクタ抜け止め用キャップを操作することができるので、コネクタ抜け止め用キャップの開閉作業が容易になる。
本発明によれば、係止爪の破損を防止することが可能な電気接続箱を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る電気接続箱の全体構成を示す斜視図である。 同電気接続箱の平面図である。 同電気接続箱の側面図である。 同電気接続箱の一部分の平面図である。 同部分の側面図である。 本発明の他の実施の形態に係る電気接続箱の平面図である。 本発明の更に他の実施の形態に係る電気接続箱の平面図である。
以下、添付の図面を参照して、この発明の実施の形態に係る電気接続箱を詳細に説明する。
[第1の実施の形態に係る電気接続箱]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電気接続箱の全体構成を示す斜視図、図2は同電気接続箱の平面図、図3は同電気接続箱の側面図、図4は同電気接続箱の一部分の平面図、図5は同部分の側面図である。尚、図1〜図3においては、電気接続箱のコネクタ抜け止め用キャップ3が閉じた状態を示しており、図4及び図5においては、コネクタ抜け止め用キャップ3が開いた状態を示している。
本実施の形態に係る電気接続箱は、ケースハウジング1に図示しない内部回路を収容してなる。ケースハウジング1の上面は四角形状のケース面1aを形成し、その四隅のうちの一つの隅部には、平面形状が四角形状で、他の部分と比較して低く形成されたキャップ設置部1bが形成されている。即ち、キャップ設置部1bとケース面1aの他の部分との境界線上には、これら部分の高低差により段差が形成されている。キャップ設置部1bのケース面1aの外縁と重なる部分はキャップ設置部1bと同じ低い高さのままで開放されている為、キャップ設置部1bは、ケースハウジング1の側面から指で触ることにより確認可能である。
ケースハウジング1のケース面1aには、例えばヒューズ、リレースイッチ及びコネクタ等を接続する種々のコネクタ接続部11〜14が形成されている。中でも、キャップ設置部1bに設けられたコネクタ接続部14には、本実施の形態に係るコネクタ抜け止め用キャップ3が回動可能に取り付けられている。また、キャップ設置部1bには、コネクタ抜け止め用キャップ3を仮係止するための係止爪15が形成されている。係止爪15は、キャップ設置部1bから面法線方向外側に突出する柱状の部材であり、先端係止部がコネクタ抜け止め用キャップ3側に形成されている。尚、キャップ設置部1bの境界部分と係止爪15との間には、指が入る程度の間隔が設けられている。
コネクタ接続部14は、コネクタ2の先端部分を収容するハウジング143を備える。ハウジング143の内側には、図示しない内部回路と接続された接続端子が配置され、コネクタ2は、この接続端子を介して内部回路と接続される。また、このハウジング143の係止爪15側の基端部には、コネクタ抜け止め用キャップ3を回動可能に保持する回動保持部141が形成され、同じくハウジング143の係止爪15に向かって左右の側面の上部にはコネクタ抜け止め用キャップ3を係止するための係止用凸部142が形成されている。
コネクタ抜け止め用キャップ3は、コネクタ接続部14及びコネクタ2の一部を覆うキャップ本体32と、このキャップ本体32の一端に形成され、上記回動保持部141と係合する回動軸31とを備え、コネクタ接続部14に対して回動軸31を中心として回動可能に保持される。キャップ本体32は、本係止状態で、コネクタ接続部14及びコネクタ2の係止爪15側の面を覆う前面部32aと、上面を覆う上面部32bと、側面を覆う側面部32c及び32dを備える。前面部32aの上端には、一対の支持用凸部33が形成されている。上面部32bの中心部には、キャップ本体32の先端から基端近傍まで延びる溝34が形成されている。上面部32bの先端には、溝34を挟んで一対の操作用爪部35が形成されている。更に、側面部32c及び32dには、それぞれ係止用凸部142が嵌合する係止用孔部36が形成されている。
コネクタ抜け止め用キャップ3は、キャップ開放時に、キャップ本体32の溝34の基端部が係止爪15の先端係止部と係合することにより係止爪15に仮係止することが可能である。コネクタ抜け止め用キャップ3が仮係止された状態では、キャップ本体32の前面部32aはキャップ設置部1bと対向し、支持用凸部33はキャップ設置部1bに当接する。
コネクタ抜け止め用キャップ3を仮係止状態から解除する場合、作業員は、ケースハウジング1の側面に手を添え、キャップ設置部1bの段差とキャップ本体32の間の領域A(図4参照)に指を差し込む。次に、作業員は操作用爪部35を上方向に引き上げる。これにより、係止爪15は弾性変形し、溝34の後端側の縁は係止爪15から外れ、コネクタ抜け止め用キャップ3は回動軸31を中心として回動する。
コネクタ抜け止め用キャップ3をコネクタ接続部14に本係止する場合、作業員は、キャップ本体32でコネクタ接続部14及びコネクタ2の上部を覆い、更にキャップ本体32の前面部32a及び上面部32bの少なくとも一方を押圧する。これにより、キャップ本体32の側面部32c及び32dは弾性変形し、係止用孔部36に係止用凸部142が係合する。これにより、コネクタ抜け止め用キャップ3は本係止状態となる。
本実施の形態に係る電気接続箱においては、係止爪15が形成されたキャップ設置部1bが、ケースハウジング1のケース面1aの他の部分と比較して低く形成されている。従って、係止爪15の先端部分とケースハウジング1のケース面1aとの高低差が比較的少なくなり、係止爪15の外部との干渉が抑制される。これにより、係止爪15の破損を防止することが可能である。
また、本実施の形態において、コネクタ接続部14は、ケースハウジング1のケース面1aの四隅のうちの一つの隅部に設けられている。従って、例えば電気接続箱を、インパネ内部等の目視しづらい位置に設置する場合であっても、手探りで容易にコネクタ抜け止め用キャップ3の設置場所を探り当てることが可能であり、組み付け作業性が高い。
また、キャップ設置部1bと、ケースハウジング上面1aの他の部分とからなる段差は、上面1aの端部まで形成されている。従って、例えば上面1aの端部からこの段差に沿ってコネクタ抜け止め用キャップ3に触れることが可能であり、手探りでも容易にコネクタ抜け止め用キャップ3の場所を探り当てることが可能であるため、組み付け作業性が高い。
また、キャップ設置部1bとその他の部分との境界である段差部と、係止爪15及びこの係止爪15に仮係止されたコネクタ抜け止め用キャップ3との間には、所定の隙間が設けられている。従って、この部分に指を差し込むことが可能となり、組み付け作業性が高い。
更に、コネクタ抜け止め用キャップ3には、上記所定の隙間に指を差し込んだときに指に当たる部分に操作用爪部35が形成されている。従って、この操作用爪部35が指に引っかかることにより、コネクタ抜け止め用キャップ3の本係止までの操作をスムーズに行うことができ、組み付け作業性が高い。
[その他の実施の形態に係る電気接続箱]
図6及び図7は、本発明の他の実施の形態に係る電気接続箱の平面図である。キャップ設置部1bの位置は、例えば図6に示す通り、第1の実施の形態と線対称の位置に配置さるようにしても良い。また、キャップ設置部1bの位置は、例えば図7に示す通り、ケースハウジング1のケース面1aの四隅の一つではなく、ケース面1aの側辺の中間位置に設けるようにしても良い。第1の実施の形態に係る電気接続箱は、コネクタ抜け止め用キャップ3を一つのみ備えていたが、複数備えることも可能である。
1…ケースハウジング、2…コネクタ、3…コネクタ抜け止め用キャップ、11〜14…コネクタ接続部、15…係止爪、1a…ケース面、1b…キャップ設置部、31…回動軸、32…キャップ本体、33…支持用凸部、34…溝、35…操作用爪部、36…係止用孔部、141…回動保持部材、142…係止用凸部、143…ハウジング。

Claims (5)

  1. ケースハウジングのケース面に複数のコネクタ接続部を有する電気接続箱であって、
    前記コネクタ接続部の少なくとも一つには、回動式のコネクタ抜け止め用キャップが取り付けられ、
    前記ケース面には、前記コネクタ抜け止め用キャップを仮係止するための係止爪が形成され、
    前記ケース面の前記係止爪が形成された部分は、その周囲よりも低く、前記周囲との間に段差を有し、
    前記係止爪は、前記コネクタ抜け止め用キャップが取り付けられたコネクタ接続部と前記段差との間に配置され、前記コネクタ抜け止め用キャップ側に向かって突出する先端係止部を有し、
    前記コネクタ抜け止め用キャップは、前記係止爪に仮係止されるときは前記段差側の方向に倒れるように回動すると共に、該係止爪との仮係止が解放されるときは前記段差側から起き上がるように回動す
    ことを特徴とする電気接続箱。
  2. 前記コネクタ抜け止め用キャップを備えたコネクタ接続部は、四隅を有する前記ケース面の一つの隅部に設けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の電気接続箱。
  3. 記段差は、前記ケース面の縁部まで形成されている
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の電気接続箱。
  4. 記段差と、前記係止爪との間には、所定の間隔が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項記載の電気接続箱。
  5. 前記コネクタ抜け止め用キャップの回動端部には、前記コネクタ抜け止め用キャップの表面から突出してなる操作用爪部が設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載の電気接続箱。
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