JP2832136B2 - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は固体撮像装置及びその
製造方法に関する。より詳しくは、縦型オーバーフロー
ドレイン構造を持つ固体撮像装置の高感度化に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】固体撮像装置として、インターライン転
送型エリアイメージセンサを例にとり、従来技術を説明
する。
【0003】図5に、一般的なインターライン転送型エ
リアイメージセンサの全体構成を示す。マトリックス配
列された光電変換部21に入射した光情報は、光電変換
部21で信号電荷に変換され、この信号電荷は、垂直転
送部22、水平転送部23を介して、水平転送部23に
接続された電荷検出部24に転送される。電荷検出部2
4は、信号電荷を電圧変換する浮遊拡散層(ダイオード
D1のカソード側部分を構成する)と、それに接続され
たインピーダンス変換のための2段ソースフォロワ回路
からなる。このソースフォロワ回路は、トランジスタT
1,T2をドライバートランジスタとする一方、トラン
ジスタT3,T4をロードトランジスタとする構成であ
り、トランジスタT3,T4のゲートにはDC電圧VGG
が印加されている。また、RD端子,OD端子にはDC
電圧が印加されている。リセットトランジスタTRのゲ
ートに印加されるリセットパルスφRによりダイオード
D1がリセットされた後、水平転送部23から転送され
てきた信号電荷が、アウトプットゲート25を介して浮
遊拡散層に転送される。この信号電荷量に応じてA点の
電位が変化し、この電位変化が、上記2段ソースフォロ
ワ回路によりインピーダンス変換されて、出力端子OS
より出力される。
【0004】図5において、マトリックス配列された光
電変換部21の一部に強い光が当ると、発生した過剰電
荷が周辺領域へ広がる、いわゆるブルーミング現象が起
こる。このブルーミング減少を抑えるため、従来より縦
型オーバーフロードレイン構造が採用されている。
【0005】図8に、縦型オーバーフロードレイン構造
を持つ光電変換部21及び垂直転送部22の断面を示
す。すなわち、N型半導体基板51上にP型のFPウエ
ル53が形成され、FPウエル53内に垂直転送部22
と光電変換部21が形成されている。垂直転送部22
は、N型半導体層54と、N型半導体基板51から垂直
転送部への電荷の注入とスミア成分の電荷の流入を防ぐ
ためのP型半導体層55と、垂直転送電極58と、遮光
のための遮光膜60とを含む一方、光電変換部21はN
型半導体層56と、画素分離のためのP+型半導体層5
7を含んでいる。なお、50,59はSiO2膜を示
し、SiO2膜50と転送電極58との間には図示しな
いSi34膜が設けられている。FPウエル53は、不
純物濃度5×1014cm-3で厚さ3μm程度に設定されて
おり、不純物濃度が低いため完全に空乏化している。し
たがって、光電変換部21で発生した過剰電荷は、空乏
化したFPウエル53のバリヤを越えてN型半導体基板
51側へ流出する(縦型オーバーフロードレイン構
造)。一方、垂直転送部22のN型半導体層54とN基
板51との間には、電荷の流入、流出を防止するため、
FPウエル53よりも高濃度のP型半導体層55が設け
られている。また、図8に示していないが通常、上記水
平転送部および浮遊拡散層も、上記FPウエル53内で
P型半導体層55の上に形成されている。
【0006】図6に、縦型オーバーフロードレイン構造
での電荷検出部24の浮遊拡散層31近傍の平面レイア
ウトを示す。浮遊拡散層31は、コンタクト32でメタ
ル配線33と接続され、メタル配線33はコンタクト3
4で初段ソースフォロワドライバートランジスタT1の
ゲート電極と接続されている。通常、光電変換部(図6
において図示せず)、垂直転送部(図6において図示せ
ず)、水平転送部23、アウトプットゲート25、浮遊
拡散層31、リセットトランジスタTRは、図8に示し
たN型半導体基板51上のFPウエル53内に形成され
ている。一方、図6に示すように、初段ソースフォロワ
ドライバートランジスタT1は、N型半導体基板からの
ソース、ドレイン領域への電荷流入を防ぐため、FPウ
エル53よりも高濃度で深く形成された別のP型ウエル
(以下「DPウエル」という)内に形成されている。その結
果、FPウエル端とDPウエル端とが境界35にて接し
た構成となっている。
【0007】図7に、初段ソースフォロワドライバート
ランジスタT1の断面(図6においてS−D間)を示す。
すなわち、N型半導体基板41上にP型のDPウエル4
2が形成され、このDPウエル42内に、トランジスタ
T1を構成するゲート電極48、N型のソース49aお
よびドレイン49bが形成されている。ここで、ゲート
電極48に対してソース49a、ドレイン49bは、自己
整合的に形成されている。なお、SiO2膜50とゲー
ト電極48との間には図示しないSi34膜が設けられ
ている。また、特開平1−283870に開示されてい
るように、ゲート電極とドレイン間の容量を減らすため
に、ゲート電極48とドレイン49bとの間に低濃度領
域を設けた構成もある。
【0008】ところで、固体撮像装置の高感度化の一手
法として、図5に示した電荷検出部24の電荷電圧変換
率を高める方法がある。浮遊拡散層(ダイオードD1の
カソード側部分)に転送された電荷量をQ、上記浮遊拡
散層に係る総容量をC、ソースフォロワ回路のゲインを
Gとすると、出力電圧Vは、V=G・Q/Cと表され
る。また、総容量Cに含まれる容量成分として、上記浮
遊拡散層と上記浮遊拡散層が設けられたウエルとの間の
接合容量C1、上記浮遊拡散層とそれに隣接したリセッ
トトランジスタTRのゲートとの間の容量C2、上記浮
遊拡散層とそれに隣接したアウトプットゲート25との
間の容量C3、上記浮遊拡散層と初段ソースフォロワド
ライバートランジスタT1のゲートとを接続する配線が
持つ容量C4(配線間容量、配線と半導体基板との間の
容量、初段ソースフォロワドライバートランジスタのゲ
ートとチャネルとの間の容量を含む)、初段ソースフォ
ロワドライバートランジスタのゲートとドレインとの間
の容量C5がある。したがって、C=C1+C2+C3
+C4+C5と表され、電荷電圧変換率を高めるため
に、これらの容量を低減すればよい。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造では、
図6に示す電荷検出部24において、FPウエルとDP
ウエルとの境界35から浮遊拡散層31を十分に離間さ
せるとともに、FPウエルとDPウエルとの境界35か
ら初段ソースフォロワドライバートランジスタT1を充
分に離間させる必要がある。すなわち、上記2種類のウ
エルは、イオン注入後に、熱処理によって拡散して横方
向に延びるため、DPウエルは、リセットトランジスタ
TR、水平転送部23、アウトプットゲート25、浮遊
拡散層31の特性に影響を与え、一方、FPウエルは、
初段ソースフォロワドライバートランジスタT1の特性
に影響を与える。そのため、DPウエルとFPウエルの
境界35は、浮遊拡散層31と、初段ソースフォロワド
ライバートランジスタT1との双方から充分に離してお
く必要がある。なお、もちろん、境界35は、リセット
トランジスタTR、水平転送部23、アウトプットゲー
ト25からも離しておく必要があるが、レイアウト上、
これらは問題にはならない。実際に、図9に示すよう
に、FPウエルとDPウエルとの境界35では、不純物
濃度プロファイルが横方向に約10μmの幅をもって変
化する。したがって、FPウエル53、DPウエル42
内でそれぞれ不純物濃度が一定となり安定した特性を得
るためには、図6に示した浮遊拡散層31と初段ソース
フォロワドライバートランジスタT1との間の距離は少
なくとも10μm程度必要となる。この結果、従来の構
造では、浮遊拡散層31と初段ソースフォロワドライバ
ートランジスタT1のゲートとを接続する配線が長くな
り、その配線の容量C4(詳しくは、C4のうちの配線
間容量と、配線と半導体基板との間の容量とを指す。)
は大きくなっていた。このため、電荷検出部24の電荷
電圧変換率が低くなり、感度が低下するといった問題が
あった。
【0010】また、初段ソースフォロワドライバートラ
ンジスタT1のゲートとドレインとの間の容量C5が大
きいといった問題があった。
【0011】また、初段ソースフォロワドライバートラ
ンジスタT1のソースとドレインとの間のパンチスルー
による導通のため、該トランジスタのゲート長を短くす
ることができず、上記配線容量C4のうちの初段ソース
フォロワドライバートランジスタT1のゲートとチャネ
ルとの間の容量を低減できないという問題があった。
【0012】さらに、初段ソースフォロワドライバート
ランジスタT1のドレイン近傍の電界集中のため、イン
パクトイオン化減少によって電子、正孔対が発生し、ノ
イズが大きいといった問題があった。
【0013】そこで、この発明の目的は、作製工程を複
雑化することなく上記従来の問題点を解決し、高感度で
低ノイズの特性を示す固体撮像装置を提供することにあ
る。また、そのような固体撮像装置を作製するのに適し
た固体撮像装置の製造方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の固体撮像装置は、第1導電型の半
導体基板上に設けられた、該半導体基板と逆導電型であ
る第2導電型のウエルと、上記ウエル内に設けられた第
1導電型の第1半導体層を有し、この第1半導体層とウ
エルとの接合面で入射光を信号電荷に変換するととも
に、過剰電荷を該第1半導体層から上記ウエルを介して
上記半導体基板へ流出させる縦型オーバーフロードレイ
ン構造を形成する光電変換部と、上記ウエル内に設けら
れた第1導用型の第2半導体層、および上記半導体基板
から該第2半導体層への電荷の流入を防止するように該
第2半導体層の下方に設けられた上記ウエルの不純物濃
度よりも高濃度の第2導電型の第3半導体層を有し、上
記光電変換部から受けた信号電荷を上記第2半導体層を
通して転送する転送部と、上記ウエル内に設けられた第
1導電型の第4半導体層からなり、上記転送部が出力す
る信号電荷を受ける浮遊拡散層と、上記浮遊拡散層に配
線を介してつながるゲート電極を有し、上記浮遊拡散層
の電位に応じた信号を出力するソースフォロワ回路とを
含む固体撮像装置において、上記ソースフォロワ回路
の、少なくとも初段ソースフォロワドライバートランジ
スタのチャネルおよびソース、ドレイン領域が上記ウエ
ル内に設けられ、上記初段ソースフォロワドライバート
ランジスタのソース、ドレイン領域の下方に、上記ウエ
ルの不純物濃度よりも高濃度の第2導電型の第5半導体
層を備え、上記第3半導体層と上記第5半導体層とは同
じ不純物濃度の層からなることを特徴としている。
【0015】請求項2に記載の固体撮像装置は、請求項
1に記載の固体撮像装置において、上記初段ソースフォ
ロワドライバートランジスタのソース、ドレイン領域
が、第1導電型の第6半導体層と、該第6半導体層の下
方及びゲート側に設けられ、上記第6半導体層の不純物
濃度よりも低濃度の第1導電型の第7半導体層とからな
り、上記第2半導体層と上記第7半導体層とは同じ不純
物濃度の層からなることを特徴としている。
【0016】請求項3に記載の固体撮像装置は、請求項
2に記載の固体撮像装置において、上記ドレイン領域の
第7半導体層のゲート側端部がゲート電極端部の直下に
重なる一方、上記ドレイン領域の第6半導体層のゲート
側端部が上記ゲート電極端部から側方へ離間しているこ
を特徴としている。
【0017】請求項4に記載の固体撮像装置の製造方法
は、請求項1に記載の固体撮像装置を製造する固体撮像
装置の製造方法であって、上記第1導電型の半導体基板
上に、該半導体基板と逆導電型である第2導電型のウエ
ルを設けた後、該ウエル内に、第1イオン注入により、
第2導電型不純物イオンを注入し、上記第3半導体層及
び上記第5半導体層を同時に形成することを特徴として
いる。
【0018】請求項5に記載の固体撮像装置の製造方法
は、請求項2に記載の固体撮像装置を製造する固体撮像
装置の製造方法であって、上記第1導電型の半導体基板
上に、該半導体基板と逆導電型である第2導電型のウエ
ルを設けた後、該ウエル内に、第1イオン注入により、
第2導電型不純物イオンを注入し、上記第3半導体層及
び上記第5半導体層を同時に形成すると共に、第2イオ
ン注入により、第1導電型不純物イオンを注入し、上記
第2半導体層及び上記第7半導体層を同時に形成するこ
とを特徴としている。
【0019】
【作用】請求項1の固体撮像装置では、初段ソースフォ
ロワドライバートランジスタのチャネルおよびソース、
ドレイン領域が、浮遊拡散層が設けられているウエルと
同一のウエル内に設けられている。したがって、上記初
段ソースフォロワドライバートランジスタと上記浮遊拡
散層とを、設計ルールで許容される限度まで、あるい
は、微細加工の許す限り、互いに近づけることができ
る。このようにした場合、上記浮遊拡散層と上記初段ソ
ースフォロワドライバートランジスタのゲートとを接続
する配線の長さが短くなり、上記配線が持つ容量(詳し
くは、配線間容量と、配線と半導体基板との間の容量)
を低減することができる。したがって、従来に比して、
固体撮像装置の感度が向上する。また、低濃度のウエル
内に初段ソースフォロワドライバートランジスタを設け
ることによって、上記初段ソースフォロワドライバート
ランジスタ(一般にソースフォロワ回路を構成する)の
ゲインが向上する。
【0020】また、この請求項1の固体撮像装置では、
光電変換部が過剰電荷を該第1半導体層から上記ウエル
を介して上記半導体基板へ流出させる縦型オーバーフロ
ードレイン構造を形成することから、上記ウエルの不純
物濃度は比較的低く、かつ上記ウエルの厚さは比較的薄
く設定される。このため、上記ウエル内に初段ソースフ
ォロワドライバートランジスタのソース、ドレイン領域
を単に設けたのでは、上記半導体基板から上記ウエルを
介して初段ソースフォロワドライバートランジスタのソ
ース、ドレイン領域へ電荷が流入するという問題が生ず
る。しかるに、この請求項1の固体撮像装置は、上記初
段ソースフォロワドライバートランジスタのソース、ド
レイン領域の下方に、上記ウエルの不純物濃度よりも高
濃度の第2導電型の第5半導体層を備えているので、半
導体基板からソース、ドレイン領域への電荷の注入、あ
るいは、ソース領域から半導体基板への電荷の流出が防
止される。この結果、上記ウエル内に初段ソースフォロ
ワドライバートランジスタを設けたとしても問題は生じ
ない。さらに、上記第5半導体層によってソース・ドレ
イン間のパンチスルーによる導通が抑制されるので、該
初段ソースフォロワドライバートランジスタのゲート長
を短くすることができる。この結果、上記浮遊拡散層と
上記初段ソースフォロワドライバートランジスタのゲー
トとを接続する配線が持つ容量(C4)のうち、ゲート
とチャネルとの間の容量を低減することができる。した
がって、さらに感度を向上させることが可能となる。
【0021】更に、この請求項1の固体撮像装置では、
上記第5半導体層と上記第3半導体層とは同じ不純物
度の層となっているので、同時に形成され得る。したが
って、固体撮像装置の作製工程が複雑化することはな
い。
【0022】また、請求項の固体撮像装置では、上記
初段ソースフォロワドライバートランジスタのソース、
ドレイン領域が、第1導電型の第6半導体層と、該第6
半導体層の下方及びゲート側に設けられ、上記第6半導
体層の不純物濃度よりも低濃度の第1導電型の第7半導
体層とからなる場合、低濃度の第7半導体層によって、
該初段ソースフォロワドライバートランジスタのゲート
とドレインとの間の容重(C5)が低減される。したが
って、固体撮像装置の感度がさらに向上する。また、上
記第7半導体層によって、ドレイン近傍の電界集中が緩
和され、インパクトイオン化現象による電子、正孔対の
発生が防止される。したがって、固体撮像装置のノイズ
が低減される。更に、上記第2半導体層と上記第7半導
体層とは同じ不純物濃度の層となっているので、同時に
形成され得る。したがって、固体撮像装置の作製工程が
複雑化することはない。
【0023】また、請求項3の固体撮像装置では、上記
ドレイン領域の第6半導体層のゲート側端部がゲート電
極端部から側方へ離間しているので、更にゲートとドレ
インとの間の容量(C5)を低減することができる。
尚、上記ドレイン領域の第7半導体層のゲート側端部が
ゲート電極端部の直下に重なっているので、上記初段ソ
ースフォロワドライバートランジスタの動作は正常に行
われる。また、請求項の固体撮像装置の製造方法で
は、請求項の固体撮像装置を製作する場合に、上記第
5半導体層と上記第3半導体層とが同時に形成される。
したがって、固体撮像装置の作製工程が腹雑化すること
はない。また、請求項の固体撮像装置の製造方法で
は、請求項の固体撮像装置を製作する場合に、上記第
5半導体層と上記第3半導体層とが同時に形成されると
共に、上記第2半導体層と上記第7半導体層とが同時に
形成される。したがって、固体撮像装置の作製工程が複
雑化することはない。
【0024】
【実施例】以下、この発明の固体撮像装置及びその製造
方法を実施例により詳細に説明する。
【0025】図5に示した等価回路と同一の等価回路を
持つインターライン転送型エリアイメージセンサの例に
ついて説明する。
【0026】図1(a)は、一実施例の固体撮像装置にお
ける初段ソースフォロワドライバートランジスタT1の
断面を示し、同図(b)は、上記固体撮像装置における光
電変換部21及び垂直転送部22の断面を示している。
図において、11はN型半導体基板、13はP型のFP
ウエル、14はN型半導体層、15はP型半導体層、1
6は光電変換部であるN型半導体層、17は画素分離の
ためのP+型半導体層、18は電極、19aは高濃度N型
半導体層であるソース、19bは高濃度N型半導体層で
あるドレイン、20は遮光膜である。ここで、ドレイン
19bは、N型半導体層14より高濃度である。なお、
10,29はSiO2膜を示し、SiO2膜10と各電極
18との間には図示しないSi34膜が設けられてい
る。
【0027】この固体撮像装置では、図1(a),(b)に示
す比較的低濃度のFPウエル13に、図5に示した初段
ソースフォロワドライバートランジスタT1と、浮遊拡
散層(ダイオードD1のカソード側部分)と、光電変換
部21と、垂直転送部22とがすべて設けられている。
このように、初段ソースフォロワドライバートランジス
タT1と上記浮遊拡散層等とを共通のウエル13内に設
けたことにより、初段ソースフォロワドライバートラン
ジスタT1をリセットトランジスタTR、アウトプット
ゲート25および上記浮遊拡散層に対して、設計ルール
で許容される限度まで、あるいは、微細加工の許す限
り、近づけることができる。この結果、上記浮遊拡散層
と、この浮遊拡散層に接続された初段ソースフォロワド
ライバートランジスタT1のゲートとの間の配線容量C
4(詳しくは、配線間容量と、配線と半導体基板との間
の容量)を低減することができる。したがって、従来に
比して、感度を向上させることができる。
【0028】また、図1(b)に示す垂直転送部22のN
型半導体層14は転送部として働き、垂直転送部22の
P型半導体層15はN型半導体基板11からN型半導体
層14への電荷の注入とスミア成分の電荷の流入を防ぐ
働きをする。また、図1(a)に示す初段ソースフォロワ
ドライバートランジスタT1のN型半導体層14は、該
トランジスタT1のゲートとドレインとの間の容量C5
を低減する。したがって、さらに感度を向上させること
ができる。また、N型半導体層14はドレイン近傍の電
界集中を緩和し、インパクトイオン化現象による電子、
正孔対の発生を防ぎ、ノイズを低減する働きをする。初
段ソースフォロワドライバートランジスタT1のP型半
導体層15は、N型半導体基板11からソース19a、
ドレイン19bへの電荷の注入、あるいは、ソース19
aからN型半導体基板11への電荷の流出を防止する。
したがって、縦型オーバーフロードレインが形成できる
程度に、比較的低濃度のFPウエル13の中に初段ソー
スフォロワドライバートランジスタT1を形成すること
ができる。さらに、P型半導体層15は、ソース・ドレ
イン間のパンチスルーによる導通を抑える働きをするの
で、該トランジスタT1のゲート長を短くすることがで
き、この結果、上記配線容量C4のうちのゲートとチャ
ネルとの間の容量を低減することができる。したがっ
て、さらに感度を向上させることができる。
【0029】この固体撮像装置は次のようにして製造す
る。まず、図2(a−1),(a−2)に示すように、N型半
導体基板11上に、P型のイオン注入工程と、拡散工程
とにより、P型のFPウエル(不純物濃度5×1014cm
-3、厚さ3μm程度)13を形成する。
【0030】次に、同図(b−1),(b−2)に示すよう
に、レジストRを塗布し、フォトリソグラフィを行っ
て、初段ソースフォロワドライバートランジスタT1の
ソース、ドレイン領域と、垂直転送部22とを形成する
ためのパターニングを行う。続いて、初段ソースフォロ
ワドライバートランジスタT1のソース、ドレイン領域
および垂直転送部22で、N型半導体層14及びP型半
導体層15を、イオン注入により同時に形成する。この
とき、N型半導体層14については表面密度2×1017
cm-3、接合深さ0.4μmとし、P型半導体層15につ
いてはピーク濃度3×1016cm-3、ピーク深さ0.9μm
とする。初段ソースフォロワドライバートランジスタT
1のソース、ドレイン領域および垂直転送部22で、N
型半導体層14及びP型半導体層15を、イオン注入に
より同時に形成するので、工程の複雑化を防止できる。
【0031】次に、同図(c−1),(c−2)に示すよう
に、ゲート酸化を行ってSiO2膜10、Si34膜を
形成した後、画素分離のためのP+型半導体層17をパ
ターニング、イオン注入により形成する。また、ゲート
電極材料としてのポリシリコンをCVD法等により堆積
する。そして、パターニングを行って、上記ポリシリコ
ンとSi34膜とを連続してエッチングする。これによ
り、垂直転送部22および水平転送部(図示せず)の転送
電極18と、初段ソースフォロワドライバートランジス
タのゲート電極18とを形成する。なお、このゲート電
極18は後工程において浮遊拡散層と接続される。
【0032】次に、図3(d−2)に示すように、光電変
換部21にN型半導体層16をパターニング、イオン注
入により形成する。その後、同図(d−1),(d−2)に示
すように、レジストR′を塗布、パターニングし、イオ
ン注入により高濃度のN型半導体層であるソース19
a、ドレイン19bを形成する。この例では、ドレイン1
9bをゲート電極18から0.4μmだけ離して形成して
いる。この結果、ソース19aおよびドレイン19bをい
ずれもゲート電極18に対して自己整合的に形成した場
合に比して、さらにゲートとドレインとの間の容量C5
を低減することができる。
【0033】次に、同図(e−1),(e−2)に示すよう
に、光電変換部21の暗電流を低減する目的で、N型半
導体層16表面に、P型半導体層17′をゲート電極1
8に対して自己整合的に形成する。
【0034】この後、公知の手法により、垂直転送部2
2に遮光膜20を設けて、高感度かつ低ノイズの固体撮
像装置の作製を完了する。
【0035】実際に、容量C4(配線間容量と、配線と
半導体基板との間の容量と、初段ソースフォロワドライ
バートランジスタT1のゲートとチャネルとの間の容量
とを含む)と容量C5とを総和で35%低減することが
でき、その分、感度を向上させることができた。
【0036】この実施例では、初段ソースフォロワドラ
イバートランジスタT1、光電変換部21、垂直転送部
22、水平転送部23、浮遊拡散層を、すべてFPウエ
ル上に形成したが、逆に、これらをすべて、従来技術で
述べたDPウエル上に形成することも可能である。しか
し、通常、図4に示すように、FPウエル上では、DP
ウエル上に比してウエル濃度が低いことから、バックゲ
ート効果が抑制される結果、ソースフォロワ回路のゲイ
ンが増大する。したがって、本実施例の方が望ましい。
【0037】なお、本発明は、請求の範囲内において種
々の変更が可能であり、上記実施例に限定されない。
【0038】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に記
載の固体撮像装置は、第1導電型の半導体基板上に設け
られた、該半導体基板と逆導電型である第2導電型のウ
エルと、上記ウエル内に設けられた第1導電型の第1半
導体層を有し、この第1半導体層とウエルとの接合面で
入射光を信号電荷に変換するとともに、過剰電荷を該第
1半導体層から上記ウエルを介して上記半導体基板へ流
出させる縦型オーバーフロードレイン構造を形成する光
電変換部と、上記ウエル内に設けられた第1導電型の第
2半導体層、および上記半導体基板から該第2の半導体
層への電荷の流入を防止するように該第2半導体層の下
方に設けられた上記ウエルの不純物濃度よりも高濃度の
第2導電型の第3半導体層を有し、上記光電変換部から
受けた信号電荷を上記第2半導体層を通して転送する転
送部と、上記ウエル内に設けられた第1導電型の第4半
導体層からなり、上記転送部が出力する信号電荷を受け
る浮遊拡散層と、上記浮遊拡散層に配線を介してつなが
るゲート電極を有し、上記浮遊拡散層の電位に応じた信
号を出力するソースフォロワ回路とを含む固体撮像装置
において、上記初段ソースフォロワドライバートランジ
スタのチャネルおよびソース、ドレイン領域が上記ウエ
ル内に設けられているので、上記初段ソースフォロワド
ライバートランジスタと上記浮遊拡散層とを、設計ルー
ルで許容される限度まで、あるいは、微細加工の許す限
り、互いに近づけることができる。したがって、上記浮
遊拡散層と上記初段ソースフォロワドライバートランジ
スタのゲートとを接続する配線の長さを短くでき、上記
配線が持つ容量(詳しくは、配線間容量と、配線と半導
体基板との間の容量)を低減することができる。したが
って、従来に比して、固体撮像装置の感度を向上させる
ことができる。また、低濃度のウエル内に初段ソースフ
ォロワドライバートランジスタを設けることによって、
上記初段ソースフォロワドライバートランジスタ(一般
にソースフォロワ回路を構成する)のゲインを増大させ
ることができる。
【0039】また、この請求項1の固体撮像装置では、
上記初段ソースフォロワドライバートランジスタのソー
ス、ドレイン領域の下方に、上記ウエルの不純物濃度よ
りも高濃度の第2導電型の第5半導体層を備えているの
で、縦型オーバーフロードレイン構造を形成する光電変
換部を設けるために、上記ウエルの不純物濃度が比較的
低く、かつ上記ウエルの厚さが比較的薄く設定されたと
しても、半導体基板からソース、ドレイン領域への電荷
の注入、あるいは、ソース領域から半導体基板への電荷
の流出を防止できる。さらに、上記第5半導体層によっ
てソース・ドレイン間のパンチスルーによる導通を抑制
して、該初段ソースフォロワドライバートランジスタの
ゲート長を短くすることができる。この結果、上記浮遊
拡散層と上記初段ソースフォロワドライバートランジス
タのゲートとを接続する配線が持つ容量のうち、ゲート
とチャネルとの間の容量を低減することができ、したが
って、さらに感度を向上させることができる。
【0040】更に、この請求項1の固体撮像装置では、
上記第5半導体層と上記第3半導体層とは同じ不純物
度の層となっているので、同時に形成され得る。したが
って、固体撮像装置の作製工程が複雑化するのを防止す
ることができる。
【0041】また、請求項の固体撮像装置では、上記
初段ソースフォロワドライバートランジスタのソース、
ドレイン領域が、第1導電型の第6半導体層と、該第6
半導体層の下方及びゲート側に設けられ、上記第6半導
体層の不純物濃度よりも低濃度の第1導電型の第7半導
体層とからなる場合、低濃度の第7半導体層によって、
該初段ソースフォロワドライバートランジスタのゲート
とドレインとの間の容量(C5)が低減される。したが
って、固体撮像装置の感度がさらに向上させることがで
きる。また、上記第7半導体層によって、ドレイン近傍
の電界集中が緩和され、インパクトイオン化現象による
電子、正孔対の発生を防止でき、したがって、固体撮像
装置のノイズを低減できる。更に、上記第2半導体層と
上記第7半導体層とは同じ不純物濃度の層となっている
ので、同時に形成され得る。したがって、固体撮像装置
の作製工程が複雑化するのを防止できる。
【0042】また、請求項3の固体撮像装置では、上記
ドレイン領域の第6半導体層のゲート側端部がゲート電
極端部から測方へ離間しているので、さらにゲートとド
ルインとの間の容量(C5)を低減することができる。
【0043】また、請求項の固体撮像装置の製造方法
では、請求項の固体撮像装置を製作する場合に、上記
第5半導体層と上記第3半導体層とを同時に形成するの
で、固体撮像装置の作製工程が複雑化するのを防止でき
る。
【0044】また、請求項の固体撮像装置の製造方法
では、請求項の固体撮像装置を製作する場合に、上記
第5半導体層と上記第3半導体層とを同時に形成すると
共に、上記第2半導体層と上記第7半導体層とを同時に
形成するので、固体撮像装置の作製工程が複雑化するの
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例の固体撮像装置の初段ソ
ースフォロワドライバートランジスタ並びに光電変換部
及び垂直転送部の断面構造を示す図である。
【図2】 上記固体撮像装置の作製過程を示す図であ
る。
【図3】 上記固体撮像装置の作製過程を示す図であ
る。
【図4】 ソースフォロワ回路の入出力特性を示す図で
ある。
【図5】 上記実施例および従来の固体撮像装置の全体
構成を示す図である。
【図6】 従来の固体撮像装置の電荷検出部の浮遊拡散
層近傍を示す平面図である。
【図7】 従来の固体撮像装置の初段ソースフォロワド
ライバートランジスタの断面構造を示す図である。
【図8】 従来の固体撮像装置の光電変換部及び垂直転
送部の断面構造を示す図である。
【図9】 FPウエルとDPウエルとの境界の不純物濃
度プロファイルを示す図である。
【符号の説明】
11 N型半導体基板 13 FPウエル 14 N型半導体層 15 P型半導体層 18 電極 19a ソース 19b ドレイン

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1導電型の半導体基板上に設けられ
    た、該半導体基板と逆導電型である第2導電型のウエル
    と、 上記ウエル内に設けられた第1導電型の第1半導体層を
    有し、この第1半導体層とウエルとの接合面で入射光を
    信号電荷に変換するとともに、過剰電荷を該第1半導体
    層から上記ウエルを介して上記半導体基板へ流出させる
    縦型オーバーフロードレイン構造を形成する光電変換部
    と、 上記ウエル内に設けられた第1導電型の第2半導体層、
    および上記半導体基板から該第2半導体層への電荷の流
    入を防止するように該第2半導体層の下方に設けられた
    上記ウエルの不純物濃度よりも高濃度の第2導電型の第
    3半導体層を有し、上記光電変換部から受けた信号電荷
    を上記第2半導体層を通して転送する転送部と、 上記ウエル内に設けられた第1導電型の第4半導体層か
    らなり、上記転送部が出力する信号電荷を受ける浮遊拡
    散層と、 上記浮遊拡散層に配線を介してつながるゲート電極を有
    し、上記浮遊拡散層の電位に応じた信号を出力するソー
    スフォロワ回路とを含む固体撮像装置において、 上記ソースフォロワ回路の、少なくとも初段ソースフォ
    ロワドライバートランジスタのチャネルおよびソース、
    ドレイン領域が上記ウエル内に設けられ、 上記初段ソースフォロワドライバートランジスタのソー
    ス、ドレイン領域の下方に、上記ウエルの不純物濃度よ
    りも高濃度の第2導電型の第5半導体層を備え 上記第3半導体層と上記第5半導体層とは同じ不純物濃
    度の層からなる ことを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の固体撮像装置におい
    て、 上記初段ソースフォロワドライバートランジスタのソー
    ス、ドレイン領域が、第1導電型の第6半導体層と、該
    第6半導体層の下方及びゲート側に設けられ、上記第6
    半導体層の不純物濃度よりも低濃度の第1導電型の第7
    半導体層とからなり、 上記第2半導体層と上記第7半導体層とは同じ不純物濃
    度の層からなることを特徴とする固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の固体撮像装置におい
    て、 上記ドレイン領域の第7半導体層のゲート側端部がゲー
    ト電極端部の直下に重なる一方、上記ドレイン領域の第
    6半導体層のゲート側端部が上記ゲート電極端部から側
    方へ離間していることを特徴とする固体撮像装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の固体撮像装置を製造す
    る固体撮像装置の製造方法であって、 上記第1導電型の半導体基板上に、該半導体基板と逆導
    電型である第2導電型のウエルを設けた後、該ウエル内
    に、第1イオン注入により、第2導電型不純物イオンを
    注入し、上記第3半導体層及び上記第5半導体層を同時
    に形成することを特徴とする、固体撮像装置の製造方
    法。
  5. 【請求項5】 請求項2に記載の固体撮像装置を製造す
    る固体撮像装置の製造方法であって、 上記第1導電型の半導体基板上に、該半導体基板と逆導
    電型である第2導電型のウエルを設けた後、該ウエル内
    に、第1イオン注入により、第2導電型不純物イオンを
    注入し、上記第3半導体層及び上記第5半導体層を同時
    に形成すると共に、第2イオン注入により、第1導電型
    不純物イオンを注入し、上記第2半導体層及び上記第7
    半導体層を同時に形成することを特徴とする、固体撮像
    装置の製造方法。
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