JP2819502B2 - 大部分がフルオル化されたアルキルプロミドの製造方法 - Google Patents

大部分がフルオル化されたアルキルプロミドの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、大部分がフルオル化されたアルキルヨーダ
イド、特にパーフルオルアルキルヨーダイドから出発す
る、大部分がフルオル化されたアルキルブロミド、特に
パーフルオルアルキルブロミドの製造方法に関する。
大部分がフルオル化されたアルキルブロミド、特にパ
ーフルオルアルキルブロミドを、たとえばポリマー液
体、樹脂及びエラストマーの製造のための中間体とし
て、レントゲン造影剤として、薬学的調製物の製造に、
及び水性エマルジョンの形で血液代用剤として使用す
る。血液代用剤として好ましいフルオルアルキルブロミ
ドは、パーフルオルオクチルブロミドである。
パーフルオルアルキルブロミドの製造のために、すで
に一連の方法が知られている。たとえば特開昭60−1840
33号公報(C.A.第104巻((1986),88106p)によれば、
パーフルオルアルキルヨーダイドと元素臭素とをラジカ
ル開始剤の存在下に反応させてパーフルオルアルキルブ
ロミドとなす。ハゼルジン(J.Chem.Soc.1953,3761−37
68)には、第3763頁及び第3766頁にパーフルオルアルキ
ルヨーダイドと元素臭素との反応をUV−光線の照射下に
反応させることが記載されている。2つの方法は、元素
臭素の使用によって、元素ヨウ素、ハロゲン内在化合物
並びにフッ化水素の遊離によって著しい材料−及び技術
上の安全性の問題と結びつく。
パーフルオルアルキルプロミドに関する他の製造方法
は、たとえば次のものである(RF=パーフルオルアルキ
ル):臭素を化合物RF−SF5に500℃でニッケルの存在下
に作用させる(米国特許第3456024号明細書);臭素を
化合物RF−SC2NaにKI/I2の存在下に作用させる(C.A.第
107巻(987),236043);臭素をパーフルオル化された
カルボン酸の塩に作用させる(米国特許第2678953号明
細書)、特にRFCOOAgに作用させる(米国特許第2678953
号明細書及びハウプトシャイン(Hauptschein)等、J.A
m.Chem.Soc.74(1952)、第1347頁以下参照);臭素を
化合物RFHにUV−光での同時照射で作用させる(J.Chem.
Soc.1953,3761)。すべてこの方法の場合、元素臭素の
使用によって著しい材料−及び技術上の安全性の問題を
生じる。更に出発化合物は入手するのが困難であるか又
は対応するパーフルオルアルキルヨーダイドから付加的
な処理工程を経て製造しなければならない。このこと
は、パーフルオルアルキルブロミドを、RFSO3ClとHBr−
ガスとを触媒の存在下に、125℃で反応させることによ
って製造することに対してもいえる(ヨーロッパ特許公
開第0298870号公報)。
ファインベルグ(Fainberg)等、JACS 79.4172(195
7)によれば、パーフルオルアリルブロミドをパーフル
オルアリルヨーダイドとリチウムブロミドとをアセトン
中で反応させることによって製造することができる。こ
のハロゲン交換の他のパーフルオルアルキルヨーダイド
への明らかな転用は、うまくゆかない。というのは通常
のパーフルオルアルキルヨーダイド中でアリル基による
ヨウ素の活性化は存在しないからである。下記の比較例
1から明らかな様に、ファンベルグ等によって記載され
た反応条件はパーフルオルオクチルヨーダイドに効果的
にあてはまらない。下記の比較例2は、相間移動−触媒
下で反応速度の実験が満足な結果を生じないことを示
す。
比較例は、その結果に於て可能性に相当する。という
のはフッ素原子がアルキルハロゲニドの反応性を求核置
換反応で明らかに低下させることは知られているからで
ある(たとえばホウベン−ヴェイル、有機化学の方法、
第4版、第5/4巻、第685頁、第688頁参照)。
大部分がフルオル化されたアルキルブロミド、特にパ
ーフルオルアルキルブロミドの、従来公知の方法は、前
記理由から満足のいくものではない。したがって本発明
の課題は、容易に入手できる大部分がフルオル化された
アルキルヨーダイド、特にパーフルオルアルキルヨーダ
イドから出発して、大部分がフルオル化されたアルキル
ブロミド、特にパーフルオルアルキルブロミドの技術的
に簡単な製造方法を用いることである。
この課題は、大部分がフルオル化されたアルキルヨー
ダイドと、臭素原子が炭素原子又は窒素原子と共有結合
する有機臭素化合物とを反応させることを特徴とする大
部分がフルオル化されたアルキルヨーダイドから出発す
る大部分がフルオル化されたアルキルブロミドの製造方
法によって解決される。
“大部分がフルオル化された”は、アルキルブロミド
又はアルキルヨーダイド中に臭素原子又はヨウ素原子の
他に、主としてフッ素原子及び水素原子1個又はわず
か、好ましくは水素原子が存在することを意味する。本
発明による方法は、特に式I X−CnF2n−Br (I) 式中X=H,F又は(F3C)2CF−及びnは1ないし20、
好ましくは4ないし16、特に好ましくは6ないし12を示
す、 なる大部分がフルオル化されたアルキルブロミドの製造
に適する。式I中で基−CnH2n−は、特に −(CF2− (II) なる形を有する。本発明によるっ方に従って大部分がフ
ルオル化されたアルキルブロミドを製造するために、大
部分がフルオル化されたアルキルヨーダイドを使用す
る。これは所望される最終生成物とヨウ素を臭素に代え
たことだけで異なる化合物である。したがって本発明に
よる方法で出発化合物として式III X−CnF2n−I (III) 式中X,n及びCnF2nは上述の意味を有する、 なる化合物を使用するのが好ましい。
式I及びIIIに於て、Xは好ましくは(F3C)−CF−
及び特に好ましくはFを意味する。したがって本発明に
よる方法は、特にパーフルオルアルキルブロミド、特に
好ましくはC−原子数6〜12のものの製造に、より特に
好ましくはパーフルオルオクチルブロミドの製造に適す
る。
出発化合物として使用される大部分がフルオル化され
たアルキルヨーダイド、特に式IIIの化合物を公知であ
るか又は種々の、この化合物クラスで公知の方法に従っ
て製造することができる。
臭素原子が炭素原子又は窒素原子と供給結合する有機
臭素化合物は、たとえばアルキルブロミド、好ましくは
高度にブロミル化されたアルキルブロミド、特に炭素原
子数1〜6を有するもの;アリールブロミド、特にフエ
ニルブロミド;酸ブロミド、炭素原子数1〜6のアルキ
ルカルボン酸又はポリカルボン酸のもの;N−ブロミル化
されたアミド、特に炭素原子数1〜6のアルキルカルボ
ン酸又はフエニルカルボン酸のものである。
適する有機臭素化合物の選択にあたり、その沸点を考
慮するのが有利であり、これによって反応混合物中で夫
々の合成に十分に高い反応温度を達成する。
更に可能な限り僅かな又は改良されたラジカルで容易
に離脱しうる炭素−水素−結合を含有しない有機臭素化
合物が特に有利である。というのはこれが所望されない
副反応、たとえば使用されたパーフルオルアルキルヨー
ダイドの還元を生じうるからである。
好ましい有機臭素化合物は、臭素形、ジブロムエタ
ン、N−ブロムサクシンイミド、ベンゾイルブロミド、
2−ブロムイソ酪酸ブロミド及びブロムフルオルベンゾ
イルブロミドである。テトラブロムエタンが特に好まし
い。
上記有機臭素化合物は公知である及び(又は)種々の
この化合物クラスに公知方法で製造することができる。
本発明による反応を、大部分がフルオル化されたアル
キルヨーダイドと有機臭素化合物との簡単な混合及び場
合により混合物の加熱によって実施する。溶剤の添加は
不必要である。しかし反応を適する溶剤又は溶剤混合物
中でも実施することができる。
大部分がフルオル化されたアルキルヨーダイド モル
あたり、十分な変換が得られる程の有機臭素化合物を使
用する。大部分がフルオル化されたアルキルヨーダイド
モルあたり0.4ないし4モル、好ましくは0.5ないし2
モルの有機臭素化合物を使用するのが好ましい。
大部分がフルオル化されたアルキルヨーダイド モル
あたり、4モルより多い有機臭素化合物を使用すること
もできる。しかしこれは利点をもたらさない。あまりに
も僅かな有機臭素化合物の場合、不十分な変換しか得ら
れない。
反応温度は、常圧下に0℃と反応混合物の沸点の間に
ある。反応を常圧下に特に20℃ないし反応混合物の沸点
の温度で好ましくは常圧下に大部分がフルオル化された
アルキルヨーダイドの沸点までの温度で実施する。多く
の場合、反応を50ないし160℃の温度で実施する。反応
速度は通常より高い温度の場合低い温度に於けるよりも
大きい。
反応を不活性ガス雰囲気下、たとえばアルゴン下に実
施するのが好ましい。
溶剤又は溶剤混合物を使用しなければならない場合、
十分に高い反応温度を可能によるすべての不活性溶剤が
これに適する。好ましい溶剤は、フルオルベンゾール、
ジブロフルオルベンゾール、ニトロベンゾール及びビフ
エニルである。
反応又は後処理を、種々の方法で行うことができ、た
とえば形成された大部分がフルオル化されたアルキルブ
ロミドを反応の間又は反応の後に蒸留する様にして実施
する。反応の後に反応混合物の温度を場合により低下さ
せ、反応混合物に水を加え、すなわち十分に混合し、そ
の後生じる相を分離し、これを蒸留によってその成分
に、すなわち大部分がフルオル化されたアルキルブロミ
ドおよび未反応の大部分がフルオル化されたアルキルヨ
ーダイド及び有機臭素化合物に分ける様にして、後処理
することができる。この後処理で回収された出発化合物
を、反応に新たに供給することができる。
本発明による方法で、所望された大部分がフルオル化
されたアルキルブロミド、好ましくはパーフルオルアル
キルブロミドが、90%以上(反応した出発化合物に対し
て)の収率が得られる。未反応の出発化合物を、簡単な
方法で回収し、新たに使用することができる。
製造された最終生成物のガスクロマトグラフィーで測
定された純度は高く、多くの場合99%以上である。
下記の例をもって、本発明を更に説明する: 例1 520gジブロムフルオルベンゾール中の640gパーフルオ
ルオクチルヨーダイド(1.17モル)及び776gテトラブチ
ルメタン(2.35モル)を、72時間還流撹拌する。80℃に
冷却し、100g水中の2g亜硫酸ナトリウムを加え、30分間
60℃で撹拌する。次いで生じる3−相系に相分離する。
ジブロムフルオルベンゾール/テトラハロゲンメタンを
含有する下相を、水蒸気蒸留後に再度使用することがで
きる。
パーフルオルオクチルヨーダイド/パーフルオルオク
チルブロミドを含有する中央相を2回100g酢酸で抽出
し、その後分別蒸留する。水性上相を除く。
収量:260gPFOB、これは反応したPFOIに対して91%に相
当。
330gPFOI(再使用する。) 含有率(GC):99%より大きい 沸点:142−143℃ 例2 20gパーフルオルオクチルヨーダイド(36.6mMol)及
び20.7g3−ブロム−4−フルオルベンゾイルブロミド
(73.3mMOl)を、24時間150℃で撹拌する。40℃に冷却
後、100g水を加え、10gNa2CO31g亜硫酸ナトリウムを加
える。相分離後、有機相を分別蒸留する。
収量:3gPFOB、これは反応したPFOIに対して81%に相当
する。
16gPFOI(再使用する。) 含有率:99%より大きい 沸点:142−143℃ 例3 400gフルオルベンゾール中の640gパーフルオルオクチ
ルヨーダイド(1.17モル)、776gテトラブロムメタン
(2.35モル)を還流加熱する。150℃のたまり温度にな
るまで、30cmビグロー塔を介して“フルオルベンゾー
ル”を蒸留する。150℃のたまり温度で72時間撹拌下に
煮沸する。反応終了後、70℃に冷却し、最初に蒸留され
た“フルオルベンゾール”を再び加える。次いで撹拌下
に200g二亜硫酸ナトリウムを500g水に添加し、その後30
分間室温で撹拌する。
次いで生じうる3−相系に相を分離する。
フルオルベンゾール/テトラハロゲンメタンを含有す
る下相を再生後再使用することができる。
PFOI/PFOBを含有する中央相を、2回100gギ酸を用い
て抽出し、水洗し、その後分別蒸留する。
水性上相を除去する。
収量:215gPFOB、これは反応したPFOIに対して88%に相
当する。
373gPFOI(再使用する。) 含有率(GC):99%より大きい 沸点:142−143℃ 例4 20gPFOI(36.6mMOl)及び16.9gブロムイソ酪酸ブロミ
ド(73.3mMol)を72時間たまり温度で最初150℃から還
流煮沸する。40℃に冷却後、100g水を加え、10gNa2CO3
並びに1g亜硫酸ナトリウムを加える。相分離後、有機相
を分別蒸留する。
収量:3gPFOB、これは反応したPFOIに対して81%に相当
する。
16gPFOI(再使用する。) 含有率:99%より大きい 沸点:192−193℃ 例5 50gPFOI(91.6mMol)、16.3g(91.6mMol)N−ブロム
サクシンイミドを100gジブロムフルオルベンゾール中で
24時間120℃で撹拌する。70℃に冷却後、5g二亜硫酸ナ
トリウム5gを50g水中に滴下する。相分離後、単離され
たPFOB/PFOI−相を水洗し、その後分別蒸留する。
収量:4gPFOB、これは反応したPFOIに対して48%に相当
する。
41gPFOI(再使用する。) 比較例1 150ml乾燥アセトン中に19gLiBr(220mMol)を有する
溶液に、10分以内で100gパーフルオルオクチルヨーダイ
ド(183mMol)を加え、その後8時間還流煮沸する。500
ml水中に注ぎ、有機相を分離し、少量のCaCl2で乾燥す
る。
収量:100gパーフルオルオクチルヨーダイド98% パーフルオルオクチルブロミドはクロマトグラフィー
で検出されない。
比較例2 100gパーフルオルヨーダイド(183mMol)、75gCaBr2
(375mMol)、水25ml及び1gテトラブチルアンモニウム
ブロミド(1.5モル%)を、5時間還流煮沸する。500ml
水を注ぎ、有機相を分離し、有機相をハロゲニド不含に
なるまで洗滌し、少量のCaCl2で乾燥する。
収量:94g GC:1%パーフルオルオクチルブロミド 96%パーフルオルオクチルヨーダイド 比較例2と同様に、相間移動触媒として1gテトラブチ
ルホスホニウムブロミド(1.5モル%)を用いて得られ
る: 収量:95g GC:1%パロフルオルオクチルブロミド 97%パーフルオルオクチルヨーダイド
フロントページの続き (72)発明者 クニープス・ラインハルト ドイツ連邦共和国、デー―3000 ハノー バー 91、ヘルマン―エーラース―アレ ー、20 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07C 19/14,17/20

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】大部分がフルオル化されたアルキルヨーダ
    イドから出発して、大部分がフルオル化されたアルキル
    ブロミドを製造するにあたり、大部分がアルキルヨーダ
    イドと、臭素原子が炭素原子又は窒素原子と共有結合す
    る有機臭素化合物とを反応させることを特徴とする、上
    記化合物の製造方法。
  2. 【請求項2】式I X−CnF2n−Br (I) 式中X=H、F又は(F3C)2CF−及びnは1ないし20、
    好ましくは4ないし16、特に好ましくは6ないし12を示
    す、 なる大部分がフルオル化されたアルキルブロミドの製造
    に、大部分がフルオル化されたアルキルヨーダイドとし
    て式III X−CnF2n−I (III) なる化合物を使用することを特徴とする、請求の範囲1
    記載の方法。
  3. 【請求項3】式I及びIIIに於て、基−CnF2n−は−(CF
    2−形を有し及び(又は)Xは(F3C)2CF−、好ま
    しくはFの意味を有することを特徴とする、請求の範囲
    2記載の方法。
  4. 【請求項4】大部分がフルオル化されたアルキルヨーダ
    イドとしてパーフルオルオクチルヨーダイドを使用する
    ことを特徴とする、請求の範囲1ないし3のいずれかに
    記載した方法。
  5. 【請求項5】臭素原子が炭素原子又は窒素原子と共有結
    合する有機臭素化合物として、アルキルブロミド、好ま
    しくは高度にブロミル化されたアルキルブロミド特に炭
    素原子数1〜6のもの;アリールブロミド、特にフエニ
    ルブロミド;酸ブロミド、特に炭素原子数1〜6のアル
    キルカルボン酸又はフエニルカルボン酸のもの;N−ブロ
    ミル化されたアミド、特にC−原子数1〜6のアルキル
    カルボン酸又はフエニルカルボン酸のものを使用するこ
    とを特徴とする、請求の範囲1ないし4のいずれかに記
    載の方法。
  6. 【請求項6】臭素原子が炭素原子又は窒素原子と共有結
    合する有機臭素化合物として、テトラブロムエタンを使
    用することを特徴とする、請求の範囲1なしい5のいず
    れかに記載の方法。
  7. 【請求項7】大部分がフルオル化されたアルキルヨーダ
    イド及び有機臭素化合物をモル割合1:(0.4ないし
    4)、好ましくは1:(0.5ないし2.0)で使用することを
    特徴とする、請求の範囲1ないし6のいずれかに記載の
    方法。
  8. 【請求項8】反応を20℃から(反応混合物の沸点の沸点
    までの温度で、好ましくは50ないし160℃の温度で実施
    することを特徴とする、請求の範囲1ないし7のいずれ
    かに記載の方法。
  9. 【請求項9】反応の終了後、反応混合物を水と温和し、
    次いで混合物を生じる相に分離し、次いでこれを蒸留し
    てその成分に分けることを特徴とする、請求に範囲1な
    いし8のいずれかに記載の方法。
  10. 【請求項10】後処理で、回収された、大部分がフルオ
    ル化されたアルキルヨーダイドをあらためて出発化合物
    として使用することを特徴とする、請求の範囲1ないし
    9のいずれかに記載の方法。
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