JP2810776B2 - 紙幣判別装置 - Google Patents

紙幣判別装置

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JP2810776B2 JP2255328A JP25532890A JP2810776B2 JP 2810776 B2 JP2810776 B2 JP 2810776B2 JP 2255328 A JP2255328 A JP 2255328A JP 25532890 A JP25532890 A JP 25532890A JP 2810776 B2 JP2810776 B2 JP 2810776B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、紙幣の光学的あるいは磁気的なパターンを
検出し紙幣の真偽を判別する紙幣判別装置に関する。
(従来の技術) 自動入出金機や自動販売機等において、顧客により紙
幣が投入されると、この紙幣の金種及び真偽を判別する
ための処理が行なわれる。この処理のために紙幣判別装
置が使用される。
紙幣判別装置は、投入された紙幣の模様や図形から、
その反射光や透過光などの光学的あるいは磁気的なパタ
ーンを検出し、これを予め設定した基準値と比較して紙
幣の真偽判別を行なっていた。この場合、検出したパタ
ーンと予め設定した基準値とを比較する方法として、検
出したパターンと前記基準値とを直接比較する方法や検
出したパターンの部分あるいは全体を積分した値と前記
基準値とを比較する方法などが知られている。
従来の紙幣真偽判別装置の一例を第2図に示す。同図
において、1は、紙幣の搬送路上に配置されている検出
器である。この検出器1としては、反射光検出器,透過
光検出器あるいは、磁気検出器が用いられており、搬送
路上を搬送する紙幣の模様や図形から光学的パターンあ
るいは磁気的パターンを検出し、対応した電気信号を出
力する。2は、入力端が検出器1の出力端に接続され増
幅回路であって、この増幅回路2は検出器1から入力さ
れた検出信号を所定の電圧まで増幅し出力する。3は、
入力端が増幅回路2の出力端に接続され、かつ出力端が
ディジタルデータを保持するレジスタ4の入力端に接続
されたアナログ/ディジタル変換回路(A/D変換回路と
いう。)であって、このA/D変換回路3は、増幅回路2
より供給されるアナログ信号をディジタル信号に変換し
てレジスタ4に出力する。5は、入力端が、金種方向判
別結果を出力する図示しない金種方向判別回路の出力端
に接続され、前記金種方向判別結果よりレジスタ4に保
持されるデータと対応する基準値を出力する基準値記憶
回路である。6は、一方の入力端がレジスタ4の出力端
に接続され、かつ他方の入力端が基準値記憶回路5の出
力端に接続された比較回路であって、この比較回路6
は、これらレジスタ4及び基準値記憶回路5より入力さ
れるディジタル信号f(t)を基準値記憶回路5より入
力されるディジタル信号である基準値(基準値の許容値
である、最大基準値gmax(t)及び最小基準値g
min(t))と比較し、f(t)がgmax(t),g
min(t)より大きいか、小さいか、その大小の結果を
2値化信号にて出力する。判別回路7は、入力端が比較
回路6の出力端に接続され、この比較回路6からの出力
に基づき、検出波形f(t)か最大基準値gmax(t)と
最小基準値gmin(t)の範囲内にあるか否かにつき判定
し、例えば第3図(a)に示す如く検出波形f(t)が
最大基準値gmax(t)と最小基準値gmin(t)の範囲内
にあるとき、紙幣を真券と判定し、また検出波形f
(t)が最大基準値gmax(t)と最小基準値gmin(t)
の範囲内にないとき、例えば同図(b)に示す如く検出
波形f(t)が斜線の部分において最大基準値g
max(t)と最小基準値gmin(t)の範囲外にあるよう
なとき、紙幣を偽券と判定する。判定回路7は紙幣の真
偽の判別結果を上位装置へ出力する。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来の紙幣判別装置では、紙
幣の汚れや検出器1の検出感度の温度変化や経年変化な
どのために、基準値の許容値(最大基準値gmax(t),
最小基準値gmin(t))を大きく設定しなければならな
い。このため、第3図(c)に示すように、明らかに偽
券と判定されるべき紙幣であって、基準値の幅が広いた
めに検出波形f(t)が基準値の許容値(gmax(t),g
min(t))の範囲内におさまってしまい、真券と判定
されてしまうなど、誤判定を招く恐れがあった。
そこで、本発明の目的は、上述した問題点を解決し、
紙幣の汚れや、紙幣の光学的あるいは磁気的なパターン
を検出する検出手段の温度変化や経年変化に影響され
ず、きわめて安定した真偽判別が行なえるようにした紙
幣判別装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、紙幣の光学的あるいは磁気的パターンを検
出して前記紙幣の真偽を判別する紙幣判別装置におい
て、前記紙幣からその光学的あるいは磁気的パターンを
検出し検出信号を送出する検出手段と、所定の第1の基
準値をアナログ信号として出力する基準パターン発生手
段と、この基準パターン発生手段から出力された所定の
第1の基準値と前記検出手段からの検出信号との差を出
力する引算手段と、この引算手段の出力信号の直流成分
を取除く変換手段と、この変換手段の出力をもとに得ら
れる信号を所定の第2の基準値と比較してその比較結果
を出力する比較手段と、この比較手段からの出力に基づ
き前記紙幣の真偽を判別する判別手段とを備えてなるも
のである。
(作用) 本発明の紙幣判別装置において、検出手段は紙幣から
その光学的あるいは磁気的パターンを検出し検出信号を
送出し、引算手段は、検出手段による検出信号と基準パ
ターン発生手段による所定の第1の基準値との差をと
り、変換手段は、その差の直流成分を取除き、比較手段
は変換手段の出力をもとに得られる信号を所定の第2の
基準値と比較してその比較結果を出力し、判別手段はそ
の比較手段からの出力に基づき紙幣の真偽の判別を行な
うようにしたので、紙幣の汚れや、検出手段の検出感度
の温度変化,経年変化に影響されずに、きわめて安定し
た真偽判別が行なえる。
(実施例) 次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明による紙幣判別装置の一実施例を示
すブロック図である。
同図において、8は紙幣の模様や図形から反射光,透
過光などの光学的パターンや磁気的パターンを検出する
本発明の検出手段としての検出器、9は検出器8で得ら
た検出信号を所定の電圧まで増幅する増幅回路、10は金
種方向毎に予め設定された基準値を格納する基準値記憶
回路、11は基準値記憶回路10より出力される基準値(デ
ィジタル信号)をアナログ信号に変換するディジタル/
アナログ変換回路(以下、D/A変換回路という)。であ
る。ここで、基準値記憶回路10とD/A変換回路11は、本
発明の基準パターン発生手段を構成する。また、12は増
幅回路9の出力AとD/A変換回路11の出力Bとの差を出
力する本発明の引算手段としての引算回路、13は引算回
路12の出力Cの直流成分のみを取除いて出力する本発明
の変換手段としてのフィルタ回路、14はフィルタ回路13
の出力Dの絶対値を出力する絶対値回路、15は絶対値回
路14の出力と基準電圧VRとの比較を行なうコンパレータ
である。ここで、絶対値回路14とコンパレータ15は本発
明の比較手段を構成する。また、16はコンパレータ15の
出力Fにより判別結果を図示しない上位装置へ出力する
本発明の判別手段としての判別回路である。
上記の如く構成された紙幣判別装置の動作について第
2図を参照して説明する。
投入された紙幣に対する検出器8の出力は、増幅回路
9により増幅されて、例えば第4図(a)に示す検出信
号Aのようになる。また、図示しない金種方向判別手段
により判別された、検出信号Aが得られた時の金種方向
判別結果に対応した基準値(ディジタル信号)が基準値
記憶回路10より出力され、D/A変換回路11によりアナロ
グ信号に変換され、同図(a)に示す基準パターンBの
ようになる。ここで、基準パターンBは、図示しない紙
幣検知手段及びタイミング発生手段により検出信号Aと
同期して出力される。引算回路12は、検出信号Aと基準
パターンBとの差をとり、同図(b)に示すような信号
C(=A−B)を出力する。フィルタ回路13は、信号C
の直流成分を取除き信号Dを出力する。絶対値回路14
は、信号Dの絶対値をとり、同図(d)を示す信号Eを
出力する。コンパレータ15は、信号Eと基準電圧VRの大
小を比較し、信号Eが基準電圧VRより大きければ“1"、
信号Eが基準電圧VRより大きくなければ“0"とし、その
比較結果を同図(e)に示すような2値化信号Fを出力
する。判別回路16は、信号Fに“1"がない場合は真券と
判別し、“1"がある場合は偽券と判別して、その判別結
果を、図示しない上位装置へ送出する。上述した第4図
の場合では、同図(e)から判かるように真券と判別
し、また上述した第4図(a)〜(e)の代わりに第5
図(a)〜(e)を用いた場合には、同図(e)から判
かるように偽券と判別する。尚、第5図(a)〜(e)
は、それぞれ第4図(a)〜(e)と対応した別の例で
ある。
以上の説明から判かるように、本発明では、フィルタ
回路13で、検出信号と基準パターンとの差の直流成分を
取除くようにしたので、紙幣の汚れや、検出器8の検出
感度の温度変化,経年変化に影響されず、きわめて安定
した真偽判別が行なえる紙幣判別装置を実現できる。
尚、本実施例においては、絶対値回路14の出力Eが基
準値電圧VRを超えているか否かによって紙幣の判別を行
なっているが、本発明は、これに限定されることなく、
例えば第6図に示すように絶対値回路14の出力Eを積分
回路17で積分して、この積分値と予め設定した許容積分
値とを比較回路18で比較して、紙幣の判別を行なうよう
にしてもよい。ここに、絶対値回路14と積分回路17と比
較回路18は本発明の比較手段を構成する。尚、第6図
は、本発明の他の実施例を示し、同図において、積分回
路17は絶対値回路14の出力Eを積分し、その積分値を比
較回路18へ出力し、比較回路18は、積分回路17からの積
分値と予め設定した許容積分値とを比較し、前記積分値
が前記許容積分値より大きければ“1"、前記許容積分値
より大きくなければ“0"として、その比較効果を2値化
信号にて本発明の判別手段としての判別回路19に出力
し、判別回路19は、比較回路18からの出力信号に“1"が
ない場合は真券と判別し、“1"がある場合は偽券と判別
してその判別結果を、図示しない上位装置へ送出するよ
うになっている。同図において、その他の構成について
は、第1図と同様であるので、同一符号を用い説明を省
略する。
本発明は本実施例に限定されることなく、本発明の要
旨を逸脱しない範囲で種々の応用及び変形が考えられ
る。例えば、本発明は、第1図及び第6図の実施例を組
合わせることにより、より高精度な紙幣判別装置を提供
することができる。
(発明の効果) 上述したように本発明による紙幣判別装置を用いれ
ば、引算手段により検出手段による検出信号と基準パタ
ーン発生手段による所定の第1の基準値との差をとり、
更にその差の直流成分を変換手段で取除き、その変換手
段の出力をもとに紙幣の真偽の判別を行なうようにした
ので、紙幣の汚れや、検出手段の検出感度の温度変化,
経年変化に影響されずに、きわめて安定した真偽判別が
行なえるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による紙幣判別装置の一実施例を示すブ
ロック図、第2図は従来の紙幣判別装置の一例を示すブ
ロック図、第3図は第2図装置による判別方法を説明す
るための波形図、第4図及び第5図はそれぞれ第1図の
動作を説明するための波形図、第6図は本発明の他の実
施例を示すブロック図である。 8……検出回路、10……基準値記憶回路、 11……D/A変換回路、12……引算回路、 13……フィルタ回路、14……絶対値回路、 15……コンパレータ、16,19……判別回路、 17……積分回路、18……比較回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07D 7/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】紙幣の光学的あるいは磁気的パターンを検
    出して前記紙幣の真偽を判別する紙幣判別装置におい
    て、 前記紙幣からその光学的あるいは磁気的パターンを検出
    し検出信号を送出する検出手段と、 所定の第1の基準値をアナログ信号として出力する基準
    パターン発生手段と、 この基準パターン発生手段から出力された所定の第1の
    基準値と前記検出手段からの検出信号との差を出力する
    引算手段と、この引算手段の出力信号の直流成分を取除
    く変換手段と、この変換手段の出力をもとに得らえる信
    号を所定の第2の基準値と比較してその比較結果を出力
    する比較手段と、 この比較手段からの出力に基づき前記紙幣の真偽を判別
    する判別手段とを備えたことを特徴とする紙幣判別装
    置。
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