JP2803746B2 - 文字処理方法及びその装置 - Google Patents

文字処理方法及びその装置

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JP2803746B2
JP2803746B2 JP63188353A JP18835388A JP2803746B2 JP 2803746 B2 JP2803746 B2 JP 2803746B2 JP 63188353 A JP63188353 A JP 63188353A JP 18835388 A JP18835388 A JP 18835388A JP 2803746 B2 JP2803746 B2 JP 2803746B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は文字や図形等のフオントデータをベクタフオ
ントで格納する文字処理方法及び装置に関するものであ
る。
[従来の技術] 一般に、ベクタフオントを有する文書処理装置では、
表示或いは印刷される文書のフオントデータが、1文字
を構成する各線分情報として、それを表示したときの表
示開始位置と終了位置とで表わしたベクタの形で記憶さ
れている。また、このようなベクタフオントの各線分を
具現化する方式として、直線線分による方式や円弧或い
は3次スプラインにより補間する方式またはB−スプラ
インで生成する方式等がある。なお、ベクタフオントの
内、文字の輪郭をベクトルで表すフオントの場合はアウ
トラインフオントと呼ばれる場合がある。
ベクトルフオントはドツトマトリクスで構成されてい
るフオントに比べ、文字サイズ毎のフオントデータを持
たずに済むため、必要とするメモリ容量が少なくて済む
利点や、拡大/縮小を行つても文字等のガタつきが発生
しないという利点がある。
[発明が解決しようとしている課題] このようなベクタフオントで構成された文字等をパタ
ーンデータに展開する際、例えば数式のインテグラやシ
グマまたは行列式の“[”“]”等の記号の様に、複数
の行に亙る連続したパターンデータとして表示出力され
るものがある。このような記号等のベクタフオントは、
通常の文字と同じように、1行内に含まれる文字サイズ
に対応したフオント形式で記憶されており、複数行に跨
がるパターンデータに展開されるときは、その行数に対
応して拡大処理等が施されていた。
しかし、このような方式では、複数行に亙つて拡大処
理を行うと、その文字や記号等のパターンが不自然なも
のになるため、印字品位が低下したり、フオントデータ
の拡大処理等に時間がかかるという問題があつた。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、出力す
べき文字記号のサイズに従ってドットフォントを使用す
るかベクトルフォントを使用するかを判定するととも
に、複数行にわたらない文字記号パターンを出力する際
には、その文字記号パターンに対応する第1ドットフォ
ント或いは第1ベクトルフォントに基づいてパターン展
開し、複数行にわたる文字記号パターンを出力する際に
は、文字記号パターンを分割した第2ドットフォント或
いは第2ベクトルフォントに基づいて、その文字記号パ
ターンを生成することにより、複数行にわたらない或い
は複数行にわたる文字記号パターンであっても高品位の
文字記号パターンが得られる文字処理方法及び装置を提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために本発明の文字処理装置は以
下のような構成を備える。即ち、 1つの文字記号パターンに対応した第1ドットフォン
ト、及び、1つの文字記号パターンを分割した複数の第
2ドットフォントを記憶するドットフォント記憶手段
と、 1つの文字記号パターンに対応した第1ベクトルフォ
ント、及び、1つの文字記号パターンを分割した各パタ
ーンに対応する第2ベクトルフォントを記憶するベクト
ルフォント記憶手段と、 出力すべき文字記号のサイズに従い、当該文字記号の
パターン展開に際して前記ドットフォント記憶手段に記
憶されているドットフォントを使用するか、前記ベクト
ルフォント記憶手段に記憶されているベクトルフォント
を使用するかを判定する判定手段と、 前記判定手段によりドットフォントを使用すると判定
された場合、複数行にわたる文字記号パターンを出力す
るか否かを判別する第1判別手段と、 前記第1判別手段による複数行にわたらない文字記号
パターンを出力すると判別された際、前記ドットフォン
ト記憶手段に記憶されている前記第1ドットフォントに
基づいて複数行にわたらない文字記号パターンを展開
し、前記第1判別手段により複数行にわたる文字記号パ
ターンを出力すると判別された際、前記ドットフォント
記憶手段に記憶されている前記複数の第2ドットフォン
トに基づいて複数行にわたる文字記号パターンを展開す
る第1展開手段と、 前記判定手段によりベクトルフォントを使用すると判
定された場合、複数行にわたる文字記号パターンを出力
するか否かを判別する第2判別手段と、 前記第2判別手段により複数行にわたらない文字記号
パターンを出力すると判別された際、前記ベクトルフォ
ント記憶手段に記憶されている前記第1ベクトルフォン
トに基づいて複数行にわたらない文字記号パターンを生
成して当該複数行にわたらない文字記号パターンを展開
し、前記第2判別手段により複数行にわたる文字記号パ
ターンを出力すると判別された際、前記ベクトルフォン
ト記憶手段に記憶されている複数の第2ベクトルフォン
トに基づいて当該複数行にわたる文字記号パターンを生
成して複数行にわたる文字記号パターンを展開する第2
展開手段とを有することを特徴とする。
また本発明の文字処理方法は以下のような工程を備え
る。即ち、 1つの文字記号パターンに対応した第1ドットフォン
ト、及び、1つの文字記号パターンを分割した複数の第
2ドットフォントを記憶するドットフォント記憶手段
と、1つの文字記号パターンに対応した第1ベクトルフ
ォント、及び、1つの文字記号パターンを分割した各パ
ターンに対応する第2ベクトルフォントを記憶するベク
トルフォント記憶手段とを利用する文字処理方法であっ
て、 出力すべき文字記号のサイズに従い、当該文字記号パ
ターンの出力に際して前記ドットフォント記憶手段に記
憶されているドットフォントを使用するか、前記ベクト
ルフォント記憶手段に記憶されているベクトルフォント
を使用するかを判定する判定ステップと、 前記判定ステップによりドットフォントを使用すると
判定された場合、複数行にわたる文字記号パターンを出
力するか否かを判別する第1判別ステップと、 前記第1判別ステップにより複数行にわたらない文字
記号パターンを出力すると判別された際、前記ドットフ
ォント記憶手段に記憶されている前記第1ドットフォン
トに基づき複数行にわたらない文字記号パターンを展開
し、前記第1判別ステップにより複数行にわたる文字記
号パターンを出力すると判別された際、前記ドットフォ
ント記憶手段に記憶されている前記複数の第2ドットフ
ォントに基づき複数行にわたる文字記号パターンを展開
する第1展開ステップと、 前記判定ステップによりベクトルフォントを使用する
と判定された場合、複数行にわたる文字記号パターンを
出力するか否かを判別する第2判別ステップと、 前記第2判別ステップにより複数行にわたらない文字
記号パターンを出力すると判別された際、前記ベクトル
フォント記憶手段に記憶されている前記第1ベクトルフ
ォントに基づき複数行にわたらない文字記号パターンを
生成して当該複数行にわたらない文字記号パターンを展
開し、前記第2判別ステップにより複数行にわたる文字
記号パターンを出力すると判別された際、前記ベクトル
フォント記憶手段に記憶されている前記第2ベクトルフ
ォントに基づいて複数行にわたる文字記号パターンを生
成して当該複数行にわたる文字記号パターンを展開する
第2展開ステップとを有することを特徴とする。
[作用] 以上の構成を備える文字処理方法及び装置によれば、
1つの文字記号パターンに対応した第1ドットフォン
ト、及び、1つの文字記号パターンを分割した複数の第
2ドットフォントをドットフォント記憶手段に、1つの
文字記号パターンに対応した第1ベクトルフォント、及
び、1つの文字記号パターンを分割した各パターンに対
応する第2ベクトルフォントをベクトルフォント記憶手
段に記憶しておき、出力すべき文字記号のサイズに従
い、その文字記号のパターン展開に際してドットフォン
ト記憶手段に記憶されているドットフォントを使用する
か、ベクトルフォント記憶手段に記憶されているベクト
ルフォントを使用するかを判定し、ドットフォントを使
用すると判定された場合、複数行にわたる文字記号パタ
ーンを出力するか否かを判別する。そして複数行にわた
らない文字記号パターンを出力すると判別された際、ド
ットフォント記憶手段に記憶されている第1ドットフォ
ントに基づいて複数行にわたらない文字記号パターンを
展開し、複数行にわたる文字記号パターンを出力すると
判別された際、ドットフォント記憶手段に記憶されてい
る前記複数の第2ドットフォントに基づいて複数行にわ
たる文字記号パターンを展開する。一方、ベクトルフォ
ントを使用すると判定された場合、複数行にわたる文字
記号パターンを出力するか否かを判別し、複数行にわた
らない文字記号パターンを出力すると判別された際、ベ
クトルフォント記憶手段に記憶されている前記第1ベク
トルフォントに基づいて複数行にわたらない文字記号パ
ターンを生成してその複数行にわたらない文字記号パタ
ーンを展開し、複数行にわたる文字記号パターンを出力
すると判別された際、そのベクトルフォント記憶手段に
記憶されている複数の第2ベクトルフォントに基づいて
当該複数行にわたる文字記号パターンを生成して複数行
にわたる文字記号パターンを展開するように動作する。
[実施例] 以下、添付図面を参照して本発明の好適な実施例を詳
細に説明する。
[文書処理装置の説明 (第1図)] 第1図はこの発明の1実施例の文書処理装置の概略構
成を示すブロツク図である。
図において、100は制御部であり、マイクロコンピユ
ータ等のCPU101、CPU101の制御プログラムや各種データ
等を記憶しているROM102、CPU101のワークエリアとして
各種データの一時保存を行うRAM103を含んでいる。ま
た、104、105はそれぞれ文字パターンのサイズに対応し
て、フオントデータのアドレスを記憶しているアドレス
テーブルで、テーブル104は通常のサイズ(1行取り)
のフオントデータ106を参照するためのテーブル、テー
ブル105は大きいサイズ(複数行に亙る)のフオントデ
ータ107を読出すためのアドレステーブルである。
106と107は共に文字等のフオントデータをベクタフオ
ントで記憶しているフオントメモリで、フオントデータ
106は通常の文字サイズのフオントデータ、107は複数行
に亙る大きさを有するフオントデータを、それぞれフオ
ントデータ106のフオントサイズと同じサイズで分割し
て記憶しているフオントデータである。
110はCRT表示部で、ビデオメモリ111に格納されたド
ツト情報に対応した画像を表示し、入力された文書情報
やオペレータのメツセージや制御データ等を表示してい
る。112は文書情報やオペレータによる制御情報等を入
力するキーボード、113はCRT110でカーソル等を移動さ
せ、アイコン等のコマンドイメージを指示してコマンド
を入力したり、画面上での座標位置を指定するマウス等
のポインテイング・デバイスである。114は例えばレー
ザビーム等のプリンタ、115はプリンタ114と制御部100
との間でインターフエース制御を実施するインターフエ
ース部である。116は文字等のイメージデータを格納す
るイメージメモリで、キーボード112やマウス113等から
出力される命令によつてプリンタ114等に出力されて像
形成される。
117はこの実施例におけるパターン展開手段やパター
ン変形手段等として使用されるビツト・マニユピレーシ
ヨン・ユニツト(BMU)で、BMU117はポインテイング・
デバイス113よりCRT110に展開表示された任意の文字列
に対する変形区間及びこの文字列に対する文字変形情報
が指示入力されると、区間指示された各文字に対応する
表示データを変形して展開することができる。
[パターン展開の説明 (第2図〜第4図)] 第2図はこの実施例の文書処理装置における文字コー
ドのパターン展開処理を示す図である。
201は入力される文字データで、このデータ201には文
字コードや文字サイズ及びこの文字が何行に亙つて表示
出力(印刷も含む)されるかを示すデータ(以下、行取
りデータと呼ぶ)等が含まれている。202は入力した文
字サイズデータを基に、例えば16ポ以上ならばベクタフ
オントにより文字パターンを作成し、16ポ未満ならばド
ツトパターンにより文字パターンを作成するというよう
に、後続の処理を文字サイズにより切換えるサイズ判定
部である。
ここで、第2図の上部のドツトパターンデータより文
字パターンを作成する処理の流れに対し、ブロツク220
で示されたベクタフオントによるパターン展開処理がこ
の実施例の主たる部分である。
行取り判定部210は、入力された文字コードで示され
た文字が何行に亙りパターン展開されるかを判定する。
この行取り判定部210における動作は行取り判定部203の
動作と基本的には同じである。アドレステーブル211は
行取り判定部210よりの行情報に従つて、1行で表示さ
れるときはベクタフオント212のフオントデータをドツ
トデータに変換してパターン展開を行い、複数行に亙つ
てパターン展開されるときはベクタフオント213のフオ
ントデータによりパターン展開する。
ベクタフオント212のフオント222はインテグラ“∫”
のフオントデータを示し、ベクタフオント213のフオン
ト223はインテグラ記号“∫”の上半分データ、224はイ
ンテグラ“記号∫”の下半分のフオントデータを示し、
これらフオントデータ222〜224はいずれも同じ大きさの
フオントデータである。
従つて、インテグラの文字コードが入力され、行取り
判定部210によつて、その記号“∫”が1行中に表示出
力されると判定されると、アドレステーブル211により
ベクタフオント212のフオントデータ222が参照されて読
出される。一方、行取り判定部210によつて複数行、例
えば2行に亙り表示されると判定されると、アドレステ
ーブル211によりフオントデータ223と224とが参照され
て読出される。
こうして読出されたフオントデータは、第3図に詳細
を示すドツト変換部214によつて、ベクタフオントフオ
ントからドツトイメージデータに変換され、ドツト文字
パターンとして出力される。
一方、文字サイズが16ポ未満のときは、その文字コー
ドは行取り判定部203に送られて何行に亙り表示される
かが判定される。そして、1行で表示されるときは、ア
ドレステーブル204によりドツトパターンデータ205のパ
ターンデータが読出され、複数行に亙つて表示されると
きはドツトパターンデータ206より、対応する分割され
た複数のドツトパターンを読出す。ここでもベクタフオ
ント212、213の場合と同様に、ドツトパターンデータ20
5のパターンデータは“∫”全体のドツトパターンを記
憶しており、ドツトパターンデータ206のパターンデー
タは、“∫”の上半分と下半分のパターンデータをそれ
ぞれドツトパターンデータ205のパターンサイズと同じ
サイズで記憶している。207は行取りの数によつて、読
出したドツトパターンデータを拡大或いは縮小等の変換
を実施する変換部である。
第3図は実施例のドツト変換部214の概略構成を示す
ブロツク図である。
このドツト変換部214は、座標データを入力し、変形
回路301により必要に応じてアフィン変換等を行う。そ
して変換された座標データは輪郭描画部302に送られて
文字等の輪郭データが作成される。これら輪郭線は閉曲
線で構成されており、303はこれら輪郭データの内部を
塗りつぶす塗りつぶし部303である。このような塗りつ
ぶし処理は、例えばBASIC言語のペイント(PAINT)命令
等と同様な処理で実行できる。
第4図はBスプライン方式により漢字「愛」をサンプ
ルしたサンプル点からなるアウトラインデータを示す図
である。
図において、サンプル点を円形の小ドツトで示し、こ
こでは512×512ドツトのマトリクス内に配置されてい
る。そして、ここで各アウトラインデータは閉ループで
構成されている。Bスプラインはある曲線区間の始点と
終点を支点に、サンプル点を頂点にした内側にスプライ
ンを生成させるようにして作成されている。
第5図はこのようなBスプライン方式により展開され
た1文字のベクタフオントの一例を示す図である。
50はJISコードや、ベクタフオントデータサイズ、輪
郭線等のデータを格納している制御情報部、51や52は各
サンプル点の座標値及び属性フラグを記憶しているサン
プルデータエリアである。属性フラグ53は51で示された
サンプル点(0,0)が始点であることを示すフラグで、
属性フラグ54は52で示されたサンプル点(30,0)が曲線
区間であることを示している。このように属性フラグは
曲線区間の端点或いは始点、終点また直線区間であるこ
とを示す情報等が格納されている。
第6図と第7図はそれぞれアドレステーブル104と105
の内容を示す図で、アドレステーブル104はベクタフオ
ント106のベクタフオントデータをアドレスするアドレ
ステーブル、アドレステーブル105はベクタフオント107
のベクタフオントデータをアドレスするアドレステーブ
ルである。
いずれのテーブルにおいても、管理テーブルにはフオ
ントデータの作成年月日、フオントデータのフアイルサ
イズ、フオントデータの開始アドレス等が格納されてい
る。アドレステーブル104のアドレスエリア60には、JIS
コードに対応したフオントデータのアドレスがそれぞれ
2バイトで格納されている。アドレステーブル105のア
ドレスエリア61には、1つのJISコードに対応して、例
えば第2図のフオントデータ223や224等のように、1つ
の文字や記号に対応した分割された複数のフオントデー
タのフオントアドレスが格納されている。
[パターン展開処理の説明(第1図、第8図)] 第8図はこの実施例の文書処理装置の制御部100によ
るパターン展開処理を示すフローチヤートで、この処理
を実行する制御プログラムは制御部100のROM102に格納
されている。
このプログラムは文字コードの入力により開始され、
これはキーボード112等より文字コードが入力されても
良く、またはRAM103の文書バツフア等より1文字分の文
字コードを読出しても良い。こうしてまず、ステツプS1
で文字コードを入力し、ステツプS2で行取りの判定を行
い、その文字コードがパターン展開されて1行に展開さ
れるか或いは複数行に亙つて展開されるかをみる(ステ
ツプS3)。
複数行に亙り印刷或いは表示されるときステツプS4に
進み、アドレステーブル105を参照してベクタフオント1
07の複数のベクタフオントデータをアドレスし、ステツ
プS5でベクタフオント107よりアドレスされた複数のフ
オントデータを読出す。ステツプS6ではこうしてベクタ
フオント107から読出された複数のベクタフオントを合
成し、ステツプS7でこのベクタフオントをドツトパター
ンに展開してイメージメモリ116に格納する。
一方、ステツプS3で1行内で表示或は印刷される文字
パターンのときはステツプS8に進み、アドレステーブル
104によりベクタフオント106のフオントデータをアドレ
スし、ステツプS9でベクタフオント106より1文字分の
パターンデータを読出す。そして、ステツプS10でその
文字パターンをドツトパターンに変換してイメージメモ
リ116に格納する。なお、このイメージメモリ116に格納
されたパターンデータはプリンタ114に出力されて印刷
されたり、或いはビデオメモリ111に格納されてCRT110
に表示される。
以上説明したようにこの実施例によれば、各行に対応
して分割された文字等の複数のベクタフオントを記憶し
ておき、その文字等のパターンが複数行亙つて印刷或い
は表示されるとき、その複数の分割パターンを合成して
ドツトパターンに変換することにより、容易にそのドツ
トパターンを作成できる。
また、複数行に亙つてパターン展開されるベクタフオ
ントデータを、各行に対応したベクタフオントで構成す
ることにより、通常の文字フオントと同様に処理できる
ため、文書データの処理が容易になる効果がある。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、出力すべき文字
記号のサイズに従ってドットフォントを使用するかベク
トルフォントを使用するかを判定するとともに、複数行
にわたらない文字記号パターンを出力する際には、その
文字記号パターンに対応する第1ドットフォント或いは
第1ベクトルフォントに基づいてパターン展開し、複数
行にわたる文字記号パターンを出力する際には、文字記
号パターンを分割した第2ドットフォント或いは第2ベ
クトルフォントに基づいて、その文字記号パターンを生
成することにより、複数行にわたらない或いは複数行に
わたる文字記号パターンであっても高品位の文字記号パ
ターンが得られるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は実施例の文書処理装置の概略構成を示すブロツ
ク図、 第2図は実施例の文書処理装置におけるパターン展開処
理を説明するための図、 第3図は第2図のドツト変換部の概略構成を示すブロツ
ク図、 第4図はBスプライン方式による文字のサンプル点を示
す図、 第5図はベクタフオントデータの1例を示す図、 第6図及び第7図は実施例のアドレステーブルの構成例
を示す図、そして 第8図は実施例の文書処理装置におけるパターン展開処
理を示すフローチヤートである。 図中、100……制御部、101……CPU、102……ROM、103…
…RAM、104,105……アドレステーブル、106,107……ベ
クタフオント、110……CRT、111……ビデオメモリ、112
……キーボード、113……マウス、114……プリンタ、11
5……インターフエース部、116……イメージメモリ、11
7……BMU、118……システムバス、202……サイズ判定
部、203,210……行取り判定部、204,211……アドレステ
ーブル、207……変換部、214……ドツト変換部、301…
…変形回路、302……輪郭描画部、303……塗りつぶし部
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 瀬戸 邦雄 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 白坂 昭史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (72)発明者 浜田 正基 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キ ヤノン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−133087(JP,A) 特開 昭60−11888(JP,A) 特開 昭63−110487(JP,A) 特開 昭58−160981(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つの文字記号パターンに対応した第1ド
    ットフォント、及び、1つの文字記号パターンを分割し
    た複数の第2ドットフォントを記憶するドットフォント
    記憶手段と、 1つの文字記号パターンに対応した第1ベクトルフォン
    ト、及び、1つの文字記号パターンを分割した各パター
    ンに対応する第2ベクトルフォントを記憶するベクトル
    フォント記憶手段と、 出力すべき文字記号のサイズに従い、当該文字記号のパ
    ターン展開に際して前記ドットフォント記憶手段に記憶
    されているドットフォントを使用するか、前記ベクトル
    フォント記憶手段に記憶されているベクトルフォントを
    使用するかを判定する判定手段と、 前記判定手段によりドットフォントを使用すると判定さ
    れた場合、複数行にわたる文字記号パターンを出力する
    か否かを判別する第1判別手段と、 前記第1判別手段により複数行にわたらない文字記号パ
    ターンを出力すると判別された際、前記ドットフォント
    記憶手段に記憶されている前記第1ドットフォントに基
    づいて複数行にわたらない文字記号パターンを展開し、
    前記第1判別手段により複数行にわたる文字記号パター
    ンを出力すると判別された際、前記ドットフォント記憶
    手段に記憶されている前記複数の第2ドットフォントに
    基づいて複数行にわたる文字記号パターンを展開する第
    1展開手段と、 前記判定手段によりベクトルフォントを使用すると判定
    された場合、複数行にわたる文字記号パターンを出力す
    るか否かを判別する第2判別手段と、 前記第2判別手段により複数行にわたらない文字記号パ
    ターンを出力すると判別された際、前記ベクトルフォン
    ト記憶手段に記憶されている前記第1ベクトルフォント
    に基づいて複数行にわたらない文字記号パターンを生成
    して当該複数行にわたらない文字記号パターンを展開
    し、前記第2判別手段により複数行にわたる文字記号パ
    ターンを出力すると判別された際、前記ベクトルフォン
    ト記憶手段に記憶されている複数の第2ベクトルフォン
    トに基づいて当該複数行にわたる文字記号パターンを生
    成して複数行にわたる文字記号パターンを展開する第2
    展開手段と、 を有することを特徴とする文字処理装置。
  2. 【請求項2】前記判別手段は、出力すべき文字記号サイ
    ズが所定サイズ未満の場合に前記ドット記憶手段に記憶
    されているドットフォントを使用するように判別し、出
    力すべき文字記号サイズが所定サイズ以上の場合に前記
    ベクトルフォント記憶手段に記憶されているベクトルフ
    ォントを使用するように判別することを特徴とする請求
    項1に記載の文字処理装置。
  3. 【請求項3】1つの文字記号パターンに対応した第1ド
    ットフォント、及び、1つの文字記号パターンを分割し
    た複数の第2ドットフォントを記憶するドットフォント
    記憶手段と、1つの文字記号パターンに対応した第1ベ
    クトルフォント、及び、1つの文字記号パターンを分割
    した各パターンに対応する第2ベクトルフォントを記憶
    するベクトルフォント記憶手段とを利用する文字処理方
    法であって、 出力すべき文字記号のサイズに従い、当該文字記号パタ
    ーンの出力に際して前記ドットフォント記憶手段に記憶
    されているドットフォントを使用するか、前記ベクトル
    フォント記憶手段に記憶されているベクトルフォントを
    使用するかを判定する判定ステップと、 前記判定ステップによりドットフォントを使用すると判
    定された場合、複数行にわたる文字記号パターンを出力
    するか否かを判別する第1判別ステップと、 前記第1判別ステップにより複数行にわたらない文字記
    号パターンを出力すると判別された際、前記ドットフォ
    ント記憶手段に記憶されている前記第1ドットフォント
    に基づき複数行にわたらない文字記号パターンを展開
    し、前記第1判別ステップにより複数行にわたる文字記
    号パターンを出力すると判別された際、前記ドットフォ
    ント記憶手段に記憶されている前記複数の第2ドットフ
    ォントに基づき複数行にわたる文字記号パターンを展開
    する第1展開ステップと、 前記判定ステップによりベクトルフォントを使用すると
    判定された場合、複数行にわたる文字記号パターンを出
    力するか否かを判別する第2判別ステップと、 前記第2判別ステップにより複数行にわたらない文字記
    号パターンを出力すると判別された際、前記ベクトルフ
    ォント記憶手段に記憶されている前記第1ベクトルフォ
    ントに基づき複数行にわたらない文字記号パターンを生
    成して当該複数行にわたらない文字記号パターンを展開
    し、前記第2判別ステップにより複数行にわたる文字記
    号パターンを出力すると判別された際、前記ベクトルフ
    ォント記憶手段に記憶されている前記第2ベクトルフォ
    ントに基づいて複数行にわたる文字記号パターンを生成
    して当該複数行にわたる文字記号パターンを展開する第
    2展開ステップと、 を有することを特徴とする文字処理方法。
  4. 【請求項4】前記判別ステップは、出力すべき文字サイ
    ズが所定サイズ未満の場合に前記ドットフォント記憶手
    段に記憶されているドットフォントを使用するように判
    別し、出力すべき文字サイズが所定サイズ以上の場合に
    前記ベクトルフォント記憶手段に記憶されているベクト
    ルフォントを使用するように判別することを特徴とする
    請求項3記載の文字処理方法。
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