JP2791169B2 - 自動車用集約配線システム - Google Patents
自動車用集約配線システムInfo
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- JP2791169B2 JP2791169B2 JP2055119A JP5511990A JP2791169B2 JP 2791169 B2 JP2791169 B2 JP 2791169B2 JP 2055119 A JP2055119 A JP 2055119A JP 5511990 A JP5511990 A JP 5511990A JP 2791169 B2 JP2791169 B2 JP 2791169B2
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- Japan
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- control
- microcomputer
- wiring system
- terminal processing
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- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- Mechanical Engineering (AREA)
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- Safety Devices In Control Systems (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Air Conditioning Control Device (AREA)
- Debugging And Monitoring (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、フェイルセーフ機能を備えた集約配線シス
テムに係り、特に自動車用の集約配線システムに関す
る。
テムに係り、特に自動車用の集約配線システムに関す
る。
集約配線システムでは、１個の中央制御装置による制
御のもとで、複数の端末処理装置間でのデータ伝送が遂
行されてゆくように構成されているのが一般的であるか
ら、中央制御装置に異常を生じるとシステム全体でのデ
ータ伝送動作が停止してしまうから、自動車などの車両
に対して、このような集約配線システムを適用した場合
には、上記したような事態に対処するための、なんらか
のバックアップによるフェイルセーフ機能が与えられる
ようにしなければならない。
御のもとで、複数の端末処理装置間でのデータ伝送が遂
行されてゆくように構成されているのが一般的であるか
ら、中央制御装置に異常を生じるとシステム全体でのデ
ータ伝送動作が停止してしまうから、自動車などの車両
に対して、このような集約配線システムを適用した場合
には、上記したような事態に対処するための、なんらか
のバックアップによるフェイルセーフ機能が与えられる
ようにしなければならない。
そこで、従来から、特開昭60−107944号公報に記載の
ように、中央制御装置に異常が発生し、データ伝送が停
止したときには、複数の端末処理装置のそれぞれが、予
め、そこに設定しておいた所定の方式に従って、それぞ
れの端末処理装置が受け持っている制御を遂行するよう
にしていた。例えば、その端末処理装置が自動車のラン
プや電装機器の制御を司るものであったときには、フェ
イルセーフ機能が与えられる方向に一義的に、これらの
ランプや電装機器をオン・オフするのである。
ように、中央制御装置に異常が発生し、データ伝送が停
止したときには、複数の端末処理装置のそれぞれが、予
め、そこに設定しておいた所定の方式に従って、それぞ
れの端末処理装置が受け持っている制御を遂行するよう
にしていた。例えば、その端末処理装置が自動車のラン
プや電装機器の制御を司るものであったときには、フェ
イルセーフ機能が与えられる方向に一義的に、これらの
ランプや電装機器をオン・オフするのである。
上記従来技術は、異常発生時に与えられることになる
制御の内容についての配慮がされておらず、車両走行中
での異常発生に際して、充分な安全性の確保の点で問題
があった。つまり、この従来技術では、端末処理装置で
多重信号伝送路を監視し、所定の一定時間内に所定のデ
ータの受信が得られなかったとき、それを異常発生と判
断し、所定のバックアップ処理に入るのであるが、この
ときのバックアップ処理の内容は、そのときでの車両の
走行状態のいかんに係らず、予め設定されている所定の
内容からなる制御状態になるだけであり、従って、充分
な安全性の確保の面で問題を生じるのである。
制御の内容についての配慮がされておらず、車両走行中
での異常発生に際して、充分な安全性の確保の点で問題
があった。つまり、この従来技術では、端末処理装置で
多重信号伝送路を監視し、所定の一定時間内に所定のデ
ータの受信が得られなかったとき、それを異常発生と判
断し、所定のバックアップ処理に入るのであるが、この
ときのバックアップ処理の内容は、そのときでの車両の
走行状態のいかんに係らず、予め設定されている所定の
内容からなる制御状態になるだけであり、従って、充分
な安全性の確保の面で問題を生じるのである。
本発明の目的は、中央制御装置に異常が発生したとき
にも、異常発生前とほとんど変らないデータ伝送状態を
保つことが出来、車両走行中の異常発生に対しても充分
なバックアップが可能で、安全性の確保が得られるよう
にした自動車用集約配線システムを提供することにあ
る。
にも、異常発生前とほとんど変らないデータ伝送状態を
保つことが出来、車両走行中の異常発生に対しても充分
なバックアップが可能で、安全性の確保が得られるよう
にした自動車用集約配線システムを提供することにあ
る。
上記目的を達成するため、本発明は、データ伝送制御
機能と自動車のヘッドランプ、ターンシグナル、ワイパ
・モータ、ストップランプを含む負荷の制御データ演算
処理機能をもつ制御装置と、この制御装置に対して多重
信号伝送路を介して結合した少なくとも２台の端末処理
装置とを備え、前記制御装置の制御のもとで前記少なく
とも２の端末処理装置と前記制御装置との間での多重デ
ータ伝送を行なうようにした自動車用集約配線システム
において、前記端末処理装置の少なくとも１台に、前記
制御装置がもつデータ伝送制御機能の少なくとも一部
と、自動車のヘッドランプ、ターンシグナル、ワイパ・
モータ、ストップランプを含む負荷の制御データ演算処
理機能の少なくとも一部に対応する機能を備えた異常時
制御手段と、前記制御装置の異常発生を監視する監視手
段とを設け、前記制御装置に異常が発生したときでの自
動車のヘッドランプ、ターンシグナル、ワイパ・モー
タ、ストップランプを含む負荷の制御データの演算及び
これら制御データの伝送が前記端末処理装置の１台の異
常時制御手段による制御のもとで、継続されるようにし
たものである。
機能と自動車のヘッドランプ、ターンシグナル、ワイパ
・モータ、ストップランプを含む負荷の制御データ演算
処理機能をもつ制御装置と、この制御装置に対して多重
信号伝送路を介して結合した少なくとも２台の端末処理
装置とを備え、前記制御装置の制御のもとで前記少なく
とも２の端末処理装置と前記制御装置との間での多重デ
ータ伝送を行なうようにした自動車用集約配線システム
において、前記端末処理装置の少なくとも１台に、前記
制御装置がもつデータ伝送制御機能の少なくとも一部
と、自動車のヘッドランプ、ターンシグナル、ワイパ・
モータ、ストップランプを含む負荷の制御データ演算処
理機能の少なくとも一部に対応する機能を備えた異常時
制御手段と、前記制御装置の異常発生を監視する監視手
段とを設け、前記制御装置に異常が発生したときでの自
動車のヘッドランプ、ターンシグナル、ワイパ・モー
タ、ストップランプを含む負荷の制御データの演算及び
これら制御データの伝送が前記端末処理装置の１台の異
常時制御手段による制御のもとで、継続されるようにし
たものである。
すなわち、本発明は、自動車などの集約配線システム
では、複数の端末処理装置の中の少なくとも１に、オー
トエアコン制御装置、エアコン制御装置、オーディオ機
器制御装置、座席位置や姿勢の制御装置、マルチインフ
ォーメーションシステム制御装置、あるいナビゲーショ
ンシステム制御装置など、各種の高度な制御内容を必要
とする車載電装機器の制御を対象として、その中にマイ
コンを備えた、いわゆるマイコン搭載機器一体型端末処
理装置と名付けたものがあることに着目し、このマイコ
ン搭載機器一体型端末処理装置に、中央制御装置がもつ
データ伝送制御機能の少なくとも１部に対応する機能を
備えた制御手段と、中央制御装置の異常発生を検出する
監視手段とを設け、上記中央制御装置に異常が発生した
ときでのデータ伝送が、このマイコン搭載機器一体型端
末処理装置による制御のもとで継続されるようにしたも
のである。
では、複数の端末処理装置の中の少なくとも１に、オー
トエアコン制御装置、エアコン制御装置、オーディオ機
器制御装置、座席位置や姿勢の制御装置、マルチインフ
ォーメーションシステム制御装置、あるいナビゲーショ
ンシステム制御装置など、各種の高度な制御内容を必要
とする車載電装機器の制御を対象として、その中にマイ
コンを備えた、いわゆるマイコン搭載機器一体型端末処
理装置と名付けたものがあることに着目し、このマイコ
ン搭載機器一体型端末処理装置に、中央制御装置がもつ
データ伝送制御機能の少なくとも１部に対応する機能を
備えた制御手段と、中央制御装置の異常発生を検出する
監視手段とを設け、上記中央制御装置に異常が発生した
ときでのデータ伝送が、このマイコン搭載機器一体型端
末処理装置による制御のもとで継続されるようにしたも
のである。
中央制御装置がもつデータ伝送制御機能の少なくとも
１部に対応する機能を備えた制御手段と、中央制御装置
の異常発生を検出する監視手段とを有するマイコン搭載
機器一体型端末処理装置は、中央制御装置の異常発生が
検出されると、それに代ってデータ伝送制御を遂行する
ようになるから、異常発生前と発生後とでほとんど変ら
ない制御が保たれ、安全性の確保が保証される。
１部に対応する機能を備えた制御手段と、中央制御装置
の異常発生を検出する監視手段とを有するマイコン搭載
機器一体型端末処理装置は、中央制御装置の異常発生が
検出されると、それに代ってデータ伝送制御を遂行する
ようになるから、異常発生前と発生後とでほとんど変ら
ない制御が保たれ、安全性の確保が保証される。
以下、本発明による自動車用集約配線システムについ
て、図示の実施例により詳細に説明する。
て、図示の実施例により詳細に説明する。
第１図は本発明の一実施例を示すシステムブロツク図
で、図から明らかなように、この実施例は、中央制御装
置10と、マイコン搭載機器一体型端末処理装置20と、複
数の端末処理装置30と、そして、これらを結ぶ多重信号
伝送路Ａから構成されている。
で、図から明らかなように、この実施例は、中央制御装
置10と、マイコン搭載機器一体型端末処理装置20と、複
数の端末処理装置30と、そして、これらを結ぶ多重信号
伝送路Ａから構成されている。
中央制御装置10は、伝送制御回路１と、マイコン４、
それにROM（READ ONLY MEMORY）２とで構成され、マ
イコン搭載機器一体型端末処理装置20は、伝送制御回路
１と、マイコン４、ROM2とROM3、それに各種の車載電装
機器の中の１の制御装置であるマイコン制御対象回路５
とで構成されている。なお、このマイコン制御対象回路
５としては、この実施例では、オートエアコンの制御装
置が適用されている。
それにROM（READ ONLY MEMORY）２とで構成され、マ
イコン搭載機器一体型端末処理装置20は、伝送制御回路
１と、マイコン４、ROM2とROM3、それに各種の車載電装
機器の中の１の制御装置であるマイコン制御対象回路５
とで構成されている。なお、このマイコン制御対象回路
５としては、この実施例では、オートエアコンの制御装
置が適用されている。
端末処理装置30a,30b,30cは伝送制御回路１で構成
れ、それぞれ電球7a,7b、モータ8a,8bなどの自動車内の
各種電装機器の駆動制御と、スイツチ6a,6b,6c,6d,6eな
ど信号源のモニタ制御を行なうようになっている。
れ、それぞれ電球7a,7b、モータ8a,8bなどの自動車内の
各種電装機器の駆動制御と、スイツチ6a,6b,6c,6d,6eな
ど信号源のモニタ制御を行なうようになっている。
第２図はマイコン搭載機器一体型端末処理装置20の詳
細ブロツク図で、ここに含まれている伝送制御回路１
は、伝送制御LSI1aと出力バツフア回路1b、入力バツフ
ア回路1c、それにマイコンI/O回路1dとで構成されてい
る。
細ブロツク図で、ここに含まれている伝送制御回路１
は、伝送制御LSI1aと出力バツフア回路1b、入力バツフ
ア回路1c、それにマイコンI/O回路1dとで構成されてい
る。
第３図は伝送制御LSI1aの詳細ブロツク図で、シフト
レジスタ101と、入出力バツフア102、マイコンI/Fバツ
フア103、モード切換回路104、制御回路105、レジスタ
制御部106、誤り検出部107、それに発振回路108から構
成されている。
レジスタ101と、入出力バツフア102、マイコンI/Fバツ
フア103、モード切換回路104、制御回路105、レジスタ
制御部106、誤り検出部107、それに発振回路108から構
成されている。
第４図は本発明による集約配線システムの一実施例に
おける各ブロックの車両内配置図で、一般の端末処理装
置30と、異常時制御が必要な端末処理装置30Q,30R,30S,
30T,30U,30V,30Wと、マイコン搭載機器一体型端末処理
装置20と、中央制御装置10の配置状態を示している。
おける各ブロックの車両内配置図で、一般の端末処理装
置30と、異常時制御が必要な端末処理装置30Q,30R,30S,
30T,30U,30V,30Wと、マイコン搭載機器一体型端末処理
装置20と、中央制御装置10の配置状態を示している。
次に、この実施例の動作について、夫々の図により説
明する。
明する。
第１図において、中央制御装置10と、マイコン搭載機
器一体型端末処理装置20、および各端末処理装置30a,30
b,30cは多重信号伝送路Ａを介し接続されている。
器一体型端末処理装置20、および各端末処理装置30a,30
b,30cは多重信号伝送路Ａを介し接続されている。
中央制御装置10はマイコン４を搭載しており、ROM4に
書込まれているプログラムにより動作を行う。この動作
は、伝送制御回路１により伝送信号を発生し、多重信号
伝送路Ａを介し処理端末処理装置とデータ伝送を行い、
各端末処理装置に接続されているスイツチ類6a,6b,6c,6
d,6eの値をモニタし、それを解析し、端末処理装置に接
続されている各種の電球7a,7b、モータ8a,8bを制御する
制御データを作成し、各端末処理装置に多重信号伝送路
Ａを介して伝送するものである。
書込まれているプログラムにより動作を行う。この動作
は、伝送制御回路１により伝送信号を発生し、多重信号
伝送路Ａを介し処理端末処理装置とデータ伝送を行い、
各端末処理装置に接続されているスイツチ類6a,6b,6c,6
d,6eの値をモニタし、それを解析し、端末処理装置に接
続されている各種の電球7a,7b、モータ8a,8bを制御する
制御データを作成し、各端末処理装置に多重信号伝送路
Ａを介して伝送するものである。
マイコン搭載機器一体型端末処理装置20は、伝送制御
回路１を備え、多重信号伝送路Ａを監視し、中央制御装
置10から自分が呼出された場合のみそれに応答して処理
を行い、スイツチ類のON/OFF状況を伝送したり、中央制
御装置10からの制御データによりモータ類やランプ類を
動作させる。このような一連の伝送は、正常時には第５
図（ａ）に示すような伝送パターンで実行され、多重信
号伝送路Ａは、伝送データTdと待ち時間Tiの和からなる
繰返し周期Td＋Tiにより伝送が行われている。
回路１を備え、多重信号伝送路Ａを監視し、中央制御装
置10から自分が呼出された場合のみそれに応答して処理
を行い、スイツチ類のON/OFF状況を伝送したり、中央制
御装置10からの制御データによりモータ類やランプ類を
動作させる。このような一連の伝送は、正常時には第５
図（ａ）に示すような伝送パターンで実行され、多重信
号伝送路Ａは、伝送データTdと待ち時間Tiの和からなる
繰返し周期Td＋Tiにより伝送が行われている。
端末処理装置20の伝送制御LSI1aは、第３図に示す構
成を備え、多重信号伝送路Ａの信号はシフトレジスタ10
1と制御回路105に入力される。
成を備え、多重信号伝送路Ａの信号はシフトレジスタ10
1と制御回路105に入力される。
まず、制御回路105では、信号のアドレス部分を検出
し、自己宛の場合はシフトレジスタ101に入力されてく
る制御データを入出力バツフア102に移し、また、入出
力バツフア102内のスイツチモニタデータをシフトレジ
スタ101に移し、さらに多重信号伝送路Ａに信号を送り
出す。このとき、誤り検出部107で誤りを発見した場合
には、制御回路105はレジスタ制御部106を介してシフト
レジスタ101を制御し、多重信号伝送路からの信号をキ
ヤンセルする。
し、自己宛の場合はシフトレジスタ101に入力されてく
る制御データを入出力バツフア102に移し、また、入出
力バツフア102内のスイツチモニタデータをシフトレジ
スタ101に移し、さらに多重信号伝送路Ａに信号を送り
出す。このとき、誤り検出部107で誤りを発見した場合
には、制御回路105はレジスタ制御部106を介してシフト
レジスタ101を制御し、多重信号伝送路からの信号をキ
ヤンセルする。
一方、制御回路105は信号のアドレス部を調べ、それ
が他宛の場合は、その信号を無視する。
が他宛の場合は、その信号を無視する。
また、制御回路105は常に多重信号伝送路Ａを監視し
ており、第５図（ｂ）に示すように、何らかの理由によ
り、信号の伝送動作が途切れ、予め設定されている一定
の時間Toutの間、多重信号伝送路Ａに信号が無くなる
と、それを検出し、異常発生と判定して異常割込み1Xを
ONする。
ており、第５図（ｂ）に示すように、何らかの理由によ
り、信号の伝送動作が途切れ、予め設定されている一定
の時間Toutの間、多重信号伝送路Ａに信号が無くなる
と、それを検出し、異常発生と判定して異常割込み1Xを
ONする。
第２図において、マイコン搭載一体型端末処理装置20
のマイコン４は、正常動作時はバス切換信号をOFFして
おり、マイコン４と伝送制御回路１とはマイコンI/O回
路1dを介してデータのやりとりを行つており、中央制御
装置10からの制御データは伝送制御LSI1aから出力バツ
フア回路1bを介して受けとり、中央制御装置10へのモニ
タデータは入力バツフア回路1cを介して出力するように
なっている。
のマイコン４は、正常動作時はバス切換信号をOFFして
おり、マイコン４と伝送制御回路１とはマイコンI/O回
路1dを介してデータのやりとりを行つており、中央制御
装置10からの制御データは伝送制御LSI1aから出力バツ
フア回路1bを介して受けとり、中央制御装置10へのモニ
タデータは入力バツフア回路1cを介して出力するように
なっている。
しかして、このマイコン４は、通常の状態では、ROM2
に書込まれているプログラムにより、この端末処理装置
に割り当ててある、本来制御すべき制御対象となる車載
電装機器、すなわち、ここではエアコンを制御するよう
になっている。
に書込まれているプログラムにより、この端末処理装置
に割り当ててある、本来制御すべき制御対象となる車載
電装機器、すなわち、ここではエアコンを制御するよう
になっている。
第６図にマイコン４の処理を示す。
まず、第６図（ａ）は一般的な処理を示す。
処理601: マイコン４のパワーオンリセツト時のイニシヤル処理
で、フラグ、メモリのセツト及びクリアを行う。また、
内蔵タイマをセツトし、定期的な処理を可能にする。
で、フラグ、メモリのセツト及びクリアを行う。また、
内蔵タイマをセツトし、定期的な処理を可能にする。
処理602: タイマによるフラグセツトを監視し。定期的に通常処
理604を行うように判断を下す。
理604を行うように判断を下す。
処理603: 602の処理と同様にタイマによるフラグセツトを監視
しているが、伝送制御LSI1aからの異常割込み信号1XがO
Nにならない限りはフラグはセツトされない。そして異
常割込み信号1XがONの場合に、は定期的に通信処理605
を実行するように判断を下す。
しているが、伝送制御LSI1aからの異常割込み信号1XがO
Nにならない限りはフラグはセツトされない。そして異
常割込み信号1XがONの場合に、は定期的に通信処理605
を実行するように判断を下す。
従って、マイコン４は、処理602と、および処理603の
判断処理を常に実行するように動作している。
判断処理を常に実行するように動作している。
次に通常処理について、第６図（ｂ）により説明す
る。
る。
処理610: マイコン４は各種センサおよびスイツチのON/OFF情報
を読みとる。
を読みとる。
処理611: 610の処理により与えられた入力情報に従い、各種演
算処理を行う。
算処理を行う。
処理612: 611の処理での結果に基づき、電球などの各々のイン
ジゲータ、およびモータなどのアクチユエータの駆動を
行う。
ジゲータ、およびモータなどのアクチユエータの駆動を
行う。
この通常処理は各機能ごとに分割されており、それぞ
れの機能に従い通常処理604を実行する。例えば、エア
コンについていえば、その温度調整は、車室内の各場所
に設置された温度センサからの信号と、入力スイツチに
より設定された温度とを入力データとし、これに基づ
き、冷気及び暖気の量を演算で求め、冷気および暖気を
供給するバルブの開度を動作させるのであり、また、風
量については、スイツチ入力及び温度センサの信号値に
より風量を演算し、風量調整フアンの回転数制御を行う
のである。
れの機能に従い通常処理604を実行する。例えば、エア
コンについていえば、その温度調整は、車室内の各場所
に設置された温度センサからの信号と、入力スイツチに
より設定された温度とを入力データとし、これに基づ
き、冷気及び暖気の量を演算で求め、冷気および暖気を
供給するバルブの開度を動作させるのであり、また、風
量については、スイツチ入力及び温度センサの信号値に
より風量を演算し、風量調整フアンの回転数制御を行う
のである。
従って、上述した機能例のような処理が、必要な機能
に対応して、それぞれ通常処理として実施されることに
なっているのである。
に対応して、それぞれ通常処理として実施されることに
なっているのである。
次に、異常時の処理について説明する。
マイコン４は、伝送制御LSI1aから異常割込信号1XがO
Nになつたことを検知すると、モード切換信号1YをONに
し、伝送制御LSI1aを端末処理装置モードから中央制御
装置モードに切換えると共にバス切換信号1ZをONにし、
出力バツフア回路1bと入力バツフア回路1cをOFFし、反
対にマイコンI/O回路1dをONする。一方、伝送制御LSI1a
はモード切換信号1YがONされると入出力バツフア102をO
FFし、マイコンI/Fバツフア103をONしてマイコンと直接
接続されるようにし、マイコン４から制御されるモード
となる。
Nになつたことを検知すると、モード切換信号1YをONに
し、伝送制御LSI1aを端末処理装置モードから中央制御
装置モードに切換えると共にバス切換信号1ZをONにし、
出力バツフア回路1bと入力バツフア回路1cをOFFし、反
対にマイコンI/O回路1dをONする。一方、伝送制御LSI1a
はモード切換信号1YがONされると入出力バツフア102をO
FFし、マイコンI/Fバツフア103をONしてマイコンと直接
接続されるようにし、マイコン４から制御されるモード
となる。
４ マイコン搭載機器一体型端末処理装置20は、このよ
うに伝送制御回路１を切換え、マイコン４により制御可
能なモードとなる。そしてマイコン４はROM3に書込まれ
ているネツトワークをバツクアツプするプログラムを起
動するための処理をする。
うに伝送制御回路１を切換え、マイコン４により制御可
能なモードとなる。そしてマイコン４はROM3に書込まれ
ているネツトワークをバツクアツプするプログラムを起
動するための処理をする。
以上の処理を第６図（ｃ）により、さらに説明する。
まず、内蔵タイマに対し、通信処理用タイマの作動を
許可し、処理603）で通信処理への分岐を可能とする。
許可し、処理603）で通信処理への分岐を可能とする。
処理603）でタイマがONすると通信処理605へ分岐す
る。
る。
通信処理605は第６図（ｃ）の通り動作する。
602）通信処理が第１回目かどうかの判断をする。第１
回目の場合はイニシヤル処理623）を行う。
回目の場合はイニシヤル処理623）を行う。
623）端末処理装置に対して中央制御装置からマイコン
搭載一体型端末処理装置20に多重信号伝送路Ａの制御を
行う装置が交代することを知らせる。
搭載一体型端末処理装置20に多重信号伝送路Ａの制御を
行う装置が交代することを知らせる。
621）バツクアツプする端末処理装置との間でデータの
伝受信を行う。
伝受信を行う。
622）受信データを基に端末処理装置の出力を演算し結
果を記憶する。
果を記憶する。
この演算結果は次回のデータ送受信処理621）の送信
データとなる。
データとなる。
通信処理605）はマイコン４の内蔵タイマにより周期
的に動作するようになりバツクアツプ端末は、通常時と
何ら変らない動作を保ている。
的に動作するようになりバツクアツプ端末は、通常時と
何ら変らない動作を保ている。
ここで、上記バツクアツプ対象機能とは、第４図にお
けるヘツドランプ、ターンシグナル、ワイパモータ、ス
トツプランプ等の走行中は必ず動作を保証しなければな
らない機能である。対象となる端末処理装置は30S,30T,
30U,30V,30Qであり、また、これら機器のスイツチ入力
をモニタする端末処理装置30R,30Wも対象となる。
けるヘツドランプ、ターンシグナル、ワイパモータ、ス
トツプランプ等の走行中は必ず動作を保証しなければな
らない機能である。対象となる端末処理装置は30S,30T,
30U,30V,30Qであり、また、これら機器のスイツチ入力
をモニタする端末処理装置30R,30Wも対象となる。
従って、この実施例によれば、マイコン搭載機器一体
型端末処理装置20が中央制御装置10のバツクアツプとし
て働き、中央制御装置10に異常が生じても、バツクアツ
プ対象機器に対しては、正常時と変らぬ制御状態が保証
されるため、システムの全面ダウンを防ぎ、安全な車両
走行の継続を可能に出来るという効果がある。
型端末処理装置20が中央制御装置10のバツクアツプとし
て働き、中央制御装置10に異常が生じても、バツクアツ
プ対象機器に対しては、正常時と変らぬ制御状態が保証
されるため、システムの全面ダウンを防ぎ、安全な車両
走行の継続を可能に出来るという効果がある。
本発明によれば、中央制御装置が故障しても、端末処
理装置の中の１により、中央制御装置により実行されて
いた制御と同一の制御態様によるバツクアツプを得るこ
とができ、車両の安全走行を充分に確保できる効果があ
る。
理装置の中の１により、中央制御装置により実行されて
いた制御と同一の制御態様によるバツクアツプを得るこ
とができ、車両の安全走行を充分に確保できる効果があ
る。
また、本発明によれば、通常、車両に備えられている
マイコン搭載機器一体型端末処理装置を利用し、そこに
あるマイコンに所定の処理機能を付加するだけで、充分
なバックアップが確実に得られるので、ほとんどコスト
アップ無しに、車両の安全走行を充分に確保できる効果
がある。
マイコン搭載機器一体型端末処理装置を利用し、そこに
あるマイコンに所定の処理機能を付加するだけで、充分
なバックアップが確実に得られるので、ほとんどコスト
アップ無しに、車両の安全走行を充分に確保できる効果
がある。
第１図は本発明による自動車用集約配線システムの一実
施例を示すブロック図、第２図はマイコン搭載機器一体
型端末処理装置の一実施例を示すブロック図、第３図は
伝送制御LSIの一実施例を示すブロック図、第４図は本
発明の一実施例が適用された集約配線システムの車両内
での配置説明図、第５図は本発明の一実施例における信
号伝送動作の説明図、第６図は本発明の一実施例の動作
処理を示すフローチャートである。 １……伝送制御回路、４……マイコン、10……中央制御
装置、20……マイコン搭載機器一体型端末処理装置、30
a〜……端末処理装置。
施例を示すブロック図、第２図はマイコン搭載機器一体
型端末処理装置の一実施例を示すブロック図、第３図は
伝送制御LSIの一実施例を示すブロック図、第４図は本
発明の一実施例が適用された集約配線システムの車両内
での配置説明図、第５図は本発明の一実施例における信
号伝送動作の説明図、第６図は本発明の一実施例の動作
処理を示すフローチャートである。 １……伝送制御回路、４……マイコン、10……中央制御
装置、20……マイコン搭載機器一体型端末処理装置、30
a〜……端末処理装置。
Claims (9)
- 【請求項１】データ伝送制御機能と自動車のヘッドラン
プ、ターンシグナル、ワイパ・モータ、ストップランプ
を含む負荷の制御データ演算処理機能をもつ制御装置
と、この制御装置に対して多重信号伝送路を介して結合
した少なくとも２台の端末処理装置とを備え、前記制御
装置の制御のもとで前記少なくとも２の端末処理装置と
前記制御装置との間での多重データ伝送を行なうように
した自動車用集約配線システムにおいて、 前記端末処理装置の少なくとも１台に、 前記制御装置がもつデータ伝送制御機能の少なくとも一
部と、自動車のヘッドランプ、ターンシグナル、ワイパ
・モータ、ストップランプを含む負荷の制御データ演算
処理機能の少なくとも一部に対応する機能を備えた異常
時制御手段と、 前記制御装置の異常発生を監視する監視手段とを設け、 前記制御装置に異常が発生したときでの自動車のヘッド
ランプ、ターンシグナル、ワイパ・モータ、ストップラ
ンプを含む負荷の制御データの演算及びこれら制御デー
タの伝送が前記端末処理装置の１台の異常時制御手段に
よる制御のもとで継続されるように構成したことを特徴
とする自動車用集約配線システム。 - 【請求項２】請求項１の発明において、 前記端末処理装置は、マイクロコンピュータと伝送制御
回路とで構成されていることを特徴とする自動車用集約
配線システム。 - 【請求項３】請求項２の発明において、 前記端末処理装置の監視手段は、前記制御装置の異常を
検出したときに当該端末処理装置の前記マイクロコンピ
ュータに異常割込信号を出力する割込み信号発生手段を
有することを特徴とする自動車用集約配線システム。 - 【請求項４】請求項２の発明において、 前記異常割込信号が前記マイクロコンピュータに入力さ
れると、前記マイクロコンピュータは、前記伝送制御回
路にモード切換信号を出力するように構成されているこ
とを特徴とする自動車用集約配線システム。 - 【請求項５】請求項４の発明において、 前記モード切換信号が、前記制御装置が正常状態である
ことを示しているときは、前記マイクロコンピュータは
入出力バッファを介して前記伝送制御回路に接続される
ように構成されていることを特徴とする自動車用集約配
線システム。 - 【請求項６】請求項４の発明において、 前記モード切換信号が、前記制御装置が異常状態である
ことを示しているときは、前記マイクロコンピュータは
マイコンI/Oバッファを介して前記伝送制御回路に接続
されるように構成されていることを特徴とする自動車用
集約配線システム。 - 【請求項７】請求項１の発明において、 前記異常検出手段は、前記制御装置からの信号が所定時
間無いときに異常状態と判断するように構成されている
ことを特徴とする自動車用集約配線システム。 - 【請求項８】請求項１の発明において、 前記端末処理装置は、前記異常検出手段が前記制御装置
の異常を検出したときに、前記他の端末処理装置に接続
された機器のうち自動車のヘッドランプ、ターンシグナ
ル、ワイパ・モータ、ストップランプの制御を続行する
ように構成されていることを特徴とする自動車用集約配
線システム。 - 【請求項９】請求項１の発明において、 前記端末処理装置のうちの少なくとも１台がエアコン制
御装置であることを特徴とする自動車用集約配線システ
ム。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2055119A JP2791169B2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 自動車用集約配線システム |
| EP91301599A EP0445958B1 (en) | 1990-03-08 | 1991-02-27 | An automobile integrated wiring system |
| DE69119119T DE69119119T2 (de) | 1990-03-08 | 1991-02-27 | Im Kraftfahrzeug integriertes Verkabelungssystem |
| KR1019910003240A KR100235101B1 (ko) | 1990-03-08 | 1991-02-28 | 집약배선 시스팀 |
| US08/191,725 US5404300A (en) | 1990-03-08 | 1994-02-04 | Automobile integrated wiring system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2055119A JP2791169B2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 自動車用集約配線システム |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03258140A JPH03258140A (ja) | 1991-11-18 |
| JP2791169B2 true JP2791169B2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=12989866
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2055119A Expired - Fee Related JP2791169B2 (ja) | 1990-03-08 | 1990-03-08 | 自動車用集約配線システム |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5404300A (ja) |
| EP (1) | EP0445958B1 (ja) |
| JP (1) | JP2791169B2 (ja) |
| KR (1) | KR100235101B1 (ja) |
| DE (1) | DE69119119T2 (ja) |
Families Citing this family (9)
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| US5583383A (en) * | 1993-10-29 | 1996-12-10 | Robert Bosch Gmbh | Vehicle security system |
| DE4339113C2 (de) * | 1993-11-16 | 1996-09-05 | Daimler Benz Ag | Sitzbelegungserkennungseinrichtung in einem Kraftfahrzeug |
| AU1260697A (en) * | 1996-02-21 | 1997-08-28 | Consolidated Technologies International | Multiplexed electrical system having a central controller and programmable control nodes |
| DE19911901C5 (de) * | 1999-03-17 | 2010-01-28 | Daimler Ag | Fahrzeugbeleuchtungsvorrichtung mit fahrsituationsabhängiger Beleuchtungssteuerung |
| DE10012542A1 (de) * | 2000-03-15 | 2001-09-27 | Bosch Gmbh Robert | Einrichtung zur Überprüfung der Auswerteschaltung einer automatischen Schaltung für Beleuchtungseinrichtungen bei Fahrzeugen |
| US6800957B2 (en) * | 2001-02-06 | 2004-10-05 | General Electric Company | Electronic distribution system for 36V automobiles |
| US20030176951A1 (en) * | 2002-01-09 | 2003-09-18 | Demarchi Julian A. | System integrating a reformer and a fuel cell system |
| KR100452438B1 (ko) * | 2002-07-18 | 2004-10-12 | 현대자동차주식회사 | 아이피에스 및 론워크가 적용된 자동차 턴 시그널시스템의 고장표시장치 |
Family Cites Families (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0013103B1 (en) * | 1978-12-22 | 1983-06-29 | LUCAS INDUSTRIES public limited company | Motor vehicle electrical system |
| JPS59117395A (ja) * | 1982-12-24 | 1984-07-06 | Hitachi Ltd | 端末処理装置 |
| JPS60107944A (ja) * | 1983-11-16 | 1985-06-13 | Hitachi Ltd | 自動車の集約配線システム |
| JPS61208332A (ja) * | 1985-03-12 | 1986-09-16 | Oki Electric Ind Co Ltd | デ−タ伝送システムのシステム立上げ方法 |
| JPS6377244A (ja) * | 1986-09-19 | 1988-04-07 | Nippon Denso Co Ltd | 通信制御装置 |
| JPS63100843A (ja) * | 1986-10-16 | 1988-05-02 | Nippon Denso Co Ltd | 通信制御機構 |
| GB8803044D0 (en) * | 1988-02-10 | 1988-03-09 | Salplex Ltd | Information handling & control systems |
| JPH0783366B2 (ja) * | 1988-03-15 | 1995-09-06 | 富士通株式会社 | ビル管理システム |
| IT1232089B (it) * | 1989-05-04 | 1992-01-23 | Sgs Thomson Microelectronics | Sistema di comunicazione tra un unita di elaborazione principale e delle unita periferiche |
-
1990
- 1990-03-08 JP JP2055119A patent/JP2791169B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-02-27 DE DE69119119T patent/DE69119119T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1991-02-27 EP EP91301599A patent/EP0445958B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-02-28 KR KR1019910003240A patent/KR100235101B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1994
- 1994-02-04 US US08/191,725 patent/US5404300A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69119119T2 (de) | 1996-11-28 |
| US5404300A (en) | 1995-04-04 |
| JPH03258140A (ja) | 1991-11-18 |
| KR910017794A (ko) | 1991-11-05 |
| EP0445958B1 (en) | 1996-05-01 |
| EP0445958A2 (en) | 1991-09-11 |
| DE69119119D1 (de) | 1996-06-05 |
| EP0445958A3 (en) | 1993-07-14 |
| KR100235101B1 (ko) | 2000-01-15 |
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