JP2764369B2 - 車輌用前照灯の反射鏡 - Google Patents

車輌用前照灯の反射鏡

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JP2764369B2
JP2764369B2 JP5202470A JP20247093A JP2764369B2 JP 2764369 B2 JP2764369 B2 JP 2764369B2 JP 5202470 A JP5202470 A JP 5202470A JP 20247093 A JP20247093 A JP 20247093A JP 2764369 B2 JP2764369 B2 JP 2764369B2
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parabola
reflector
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reflection
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
    • F21S41/32Optical layout thereof
    • F21S41/33Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature
    • F21S41/334Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector consisting of patch like sectors
    • F21S41/335Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector consisting of patch like sectors with continuity at the junction between adjacent areas

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明車輌用前照灯の反射鏡は、
その光軸回りに4分される反射領域の配光制御作用によ
ってすれ違いビームに係る規定の配光パターン又はこれ
に酷似したパターンを得ることができるようにした新規
な車輌用前照灯の反射鏡を提供しようとするものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近時における自動車設計の傾向は新たな
ヘッドランプの模索への機運を促しており、自動車のス
タイリングに関する空力学的特性やデザイン上の要請等
を受けて車体の流線形化が求められるようになると、車
体の前部を窄まった形状とする、所謂スラントノーズ化
に対応した前照灯の設計が必要とされる。
【0003】ところが、従来の前照灯の構成ではすれ違
いビームに特有のカットラインをもつ配光パターンの形
成にあたってアウターレンズのレンズステップの役割が
配光制御機能上重要となるため、アウターレンズの鉛直
軸に対する傾斜角を大きくするには限界が生じ、スラン
ト型灯具への対応に問題がある。
【0004】そこで、これまでアウターレンズのレンズ
ステップが担ってきた配光制御機能を反射鏡に転嫁する
ために反射面を多数の配光制御区分に分けて各領域によ
る投影パターンの合成パターンが規定の配光パターンに
近似したパターンとなるように形状設計が行われ、これ
によってアウターレンズにかかる配光制御上の負担を軽
減するようにした各種の灯具が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
反射面を用いてすれ違いビームに特有のカットラインを
もった配光パターンを得ようとすると、配光制御機能を
異にする複数の領域によって反射面を構成する際に、隣
接する反射領域をそれらの境界で円滑に接続することが
困難であるため、領域の境界に形成される段差によって
反射光が上向きの光となりグレアの原因になる等の問題
がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明車輌用前照
灯の反射鏡は、上記した課題を解決するために、反射鏡
の光軸を含む水平面と、反射鏡の光軸を含む鉛直面と、
反射鏡の光軸を含む水平面に対して所定の角度をもって
傾斜した傾斜面とによって反射面を光軸回りに4つの反
射領域に区分けし、各反射領域の基本面として次のよう
な形状を採る。
【0007】基本面の特徴は、先ず、反射鏡の光軸を含
む水平面に対して所定の角度をもって傾斜された平面内
に基準放物線を有し、該基準放物線の頂点と焦点とを通
る光軸上であって焦点の前方又は後方に基準点を有する
ことであり、さらに、基準点から発したと仮定した光が
基準放物線を水平面に投影した放物線上の任意の点で反
射されたときの反射光の光線ベクトルに平行な光軸を有
しかつ反射点を通り基準点を焦点とする仮想的な回転放
物面を、上記光線ベクトルを含み鉛直軸に平行な仮想平
面で切ったときの交線の集合体として基本面が形成され
ることである。
【0008】即ち、仮想的な回転放物面は、基準放物線
の焦点からある距離をおいて偏位した基準点を焦点と
し、該焦点から光が発したと仮定したときに基準放物線
の水平面への正射影上の反射点(基準放物線が水平面上
にある場合は基準放物線上の反射点)で反射した光の光
線ベクトルに平行な光軸を有し、かつ、反射点を含むよ
うな回転放物面である。
【0009】また、仮想平面は、上記反射点を通り反射
光の光線ベクトルを含んで、しかも鉛直線に平行な平面
である。
【0010】これら仮想的な回転放物面と平面との交線
の集合が基本面を形成する。
【0011】そして、光源体の中心軸が反射鏡の光軸に
沿って配置される状況において、第1の反射領域は、正
面からみて反射鏡の光軸を含む鉛直面の右側であって光
軸を含む水平面の上側に位置し、反射鏡の光軸を含む鉛
直面での断面形状である放物線の焦点が光源体の後端近
傍又は後方に位置するとともに、該焦点から光源体の光
軸方向の長さ分だけ後ろに寄った位置と第4の反射領域
の鉛直面での断面形状である放物線の焦点から光源体の
光軸方向の長さ分だけ前方に寄った位置との間に反射鏡
の光軸を含む水平面での断面形状である放物線の焦点が
位置する。
【0012】第2の反射領域は、正面からみて反射鏡の
光軸を含む鉛直面の左側であって傾斜面の上側に位置
し、反射鏡の光軸を含む鉛直面において切断したときの
断面形状である放物線の焦点が第1の反射領域の鉛直面
での断面形状である放物線の焦点に一致するとともに、
傾斜面での断面形状である放物線の焦点が光源体の後端
から光源体の光軸方向の長さ分だけ後ろに寄った位置と
光源体の前端から光源体の光軸方向の長さ分だけ前方に
寄った位置との間に位置する。
【0013】第3の反射領域は、正面からみて反射鏡の
光軸を含む鉛直面の左側であって傾斜面の下側に位置
し、傾斜面での断面形状である放物線の焦点が第2の反
射領域の傾斜面での断面形状である放物線の焦点に一致
するとともに、反射鏡の光軸を含む鉛直面において切断
したときの断面形状である放物線の焦点が光源体の前端
近傍又は前方に位置する。
【0014】第4の反射領域は、正面からみて反射鏡の
光軸を含む鉛直面の右側であって反射鏡の光軸を含む水
平面の下側に位置し、反射鏡の光軸を含む鉛直面におい
て切断したときの断面形状である放物線の焦点が第3の
反射領域の鉛直面での断面形状である放物線の焦点に一
致するとともに、反射鏡の光軸を含む水平面で切断した
ときの断面形状である放物線の焦点が第1の反射領域の
水平面での断面形状である放物線の焦点に一致する。
【0015】
【作用】本発明によれば、隣接する反射領域における断
面形状(放物線)の焦点位置を一致させ、4つの反射領
域の境界となる3平面、即ち、反射鏡の光軸を含む水平
面、鉛直面、傾斜面においてそれぞれ隣接する反射領域
の境界線を連続させることができるので、反射領域の境
界に段差が形成されることはなく、よってグレア等の原
因となる不要光の発生を防止することができる。
【0016】
【実施例】以下に、本発明車輌用前照灯の反射鏡の詳細
を図示した実施例に従って説明する。
【0017】図1は反射鏡1の正面図であり、その反射
面2は配光制御区分として4つの反射領域3、4、5、
6に分割されている。
【0018】尚、反射面2に関する座標系の設定につい
ては、反射鏡1の光軸をx軸に選び(図1ではx軸は紙
面に垂直な方向に延びており、手前に向かう方向を正方
向とする。)、x軸に直交しかつ水平方向に延びる軸を
y軸(図1の右方を正方向とする。)に選んでおり、x
軸に垂直でかつ鉛直方向に延びる軸をz軸(図1の上方
を正方向とする。)に選んでいる。そして、この直交座
標系の原点Oが正面から見て電球取付孔1aの中心に位
置している。
【0019】反射領域3は正面からみてy−z平面の第
1象限(y>0、z>0)に位置する略1/4円状の領
域である。
【0020】反射領域4はx−y平面に対して所定の角
度(「θcl」と記す。)だけ傾斜した傾斜面CLとx
−z平面とによって区分され、正面からみてy−z平面
の第2象限(y<0、z>0)と第3象限(y<0、z
<0)とに亘る中心角105°の扇形の領域である。
【0021】反射領域5は正面からみてy−z平面の第
3象限に位置する中心角75°の扇形の領域とされてい
る。
【0022】反射領域6は正面からみてy−z平面の第
4象限(y>0、z<0)に位置する略1/4円状の領
域とされている。
【0023】これらの反射領域は隣接する領域間の境界
において段差なく連続されており、領域4と領域5との
境界線がy軸に対してなす角度θclがカットライン角
に等しくされている。
【0024】反射領域3乃至6の基本面の形状は本願出
願人が既に特願平3−23830号において開示したも
のであり、その概要を簡単に説明すると次のようにな
る。
【0025】図3において、フィラメント7はその中心
軸がx軸に沿って配置されるとともに、点F(以下「第
1焦点」という。)と点D(点Fからx軸の正方向に距
離dだけ偏位した点であり、以下「第2焦点」とい
う。)との間に位置されている。尚、フィラメント7の
方位を便宜上明確にするために、「フィラメント7につ
いて、その端部のうち点F側の端部を円錐状に尖った形
状とし、点D側の端部を平坦面とする鉛筆形状を仮定す
る。」という約束を設ける。
【0026】先ず、x−y平面上で、点Fを焦点とする
放物線8を考える。
【0027】フィラメント7の後端近傍の点Fから出た
光9は、放物線8上の点P3で反射した後、x軸に平行
な方向に出射される。
【0028】また、フィラメント7の前端近傍の点Dか
ら出た光は点P3で反射した後、遠方に配置されたスク
リーンSCN上の点RCに向けて出射され、光軸と交差
する光10(つまり、ベクトルP3_RCを方向ベクト
ルとする光)となる。
【0029】今、別の放物線11を考える。この放物線
11はベクトルP3_RCに平行な光軸を有し、点Dを
焦点とするものであり、図では点P3において放物線8
に対して傾斜している。
【0030】この放物線11をその光軸回りに回転する
ことによって回転放物面を得ることができ、ベクトルP
3_RCを含みx−y平面に直交する平面でこの回転放
物面を切断することによって放物線12が得られる。
【0031】点P3を放物線8上に沿って動かすことに
よって放物線12の集合体としての曲面が生成される。
【0032】スクリーンSCN上にフィラメント像が映
し出される途中段階において面13上に写し出される像
に関しては、点P3による像14が水平線H−Hに対し
て平行になり、放物線12上で点P3より下方の点P5
による像15が水平線H−Hに対してある角度をなし、
点Dから発した後点P3で反射した光10と、点Dから
発した後点P5で反射した光16とが平行になる。
【0033】従って、フィラメント像14、15の平坦
な端部に関する光が平行となるように交線の形状が規定
されているため、これらの平行光が遠方で一致する点R
Cを回転中心としてフィラメント像17、18が位置さ
れることになる。
【0034】図4は点P3、点P5、そして放物線12
上において点P3と点P5との間に位置する点P4によ
る各フィラメント像の配置を概略的に示すものである。
【0035】図において、J(X)は( )内に示す各
代表点Xに対応するフィラメント像を示しており、点P
3、P4、P5によるフィラメント像J(P3)、J
(P4)、J(P5)は水平線H−H上の点RCを回転
中心とした配置となる。
【0036】即ち、フィラメント像は反射点がP3→P
4→P5へと下るに従って矢印Mに示すように点RCを
中心にして反時計回り方向に回転し、フィラメント像の
平坦な端部が常に点RCの方を向くようにして水平線H
−Hの下側に位置する。
【0037】図5は基本面の形成について示すものであ
り、図中の点Pはx−y平面内の放物線8上に位置する
任意の点(パラメータqを導入することにより点Pの座
標をP(q/f,−2q,0)と表すことができ
る。)を示しており、点Fから発した光が点Pにおいて
反射したとするとその反射光19はx軸に平行に直進す
る(進行方向をベクトルPSで示す。)。
【0038】また、点Dから発した後点Pにおいて反射
した光20は反射の法則に従って光19より小さな反射
角をもって反射し、光19に対してある角度(これを
「α」と記す)をもって直進する(進行方向をベクトル
PMで示す。)。
【0039】ところで、今、点Dを焦点とし、点Pを通
り光線ベクトルPMに平行な光軸を有する仮想的な回転
放物面21(2点鎖線で示す)を考え、光線ベクトルP
Mを含み、かつ、z軸に平行な平面(これを「π1」と
記す。)で回転放物面21を切ったときの断面形状(つ
まり、回転放物面21と平面π1との交線22)につい
て考える。
【0040】この断面形状(破線で示す。)が放物線状
をしていることは勿論であるが、点Dから発した後、こ
の交線22上の任意の点で反射した光が互いに平行であ
るという関係が成立するという事情に関して図3で示し
た状況に合致している。
【0041】このように放物線8上の任意の点P毎に対
応した仮想回転放物面と、該仮想回転放物面の光軸に平
行で、しかも点Pを通るz軸に平行な平面との交線の集
合が基本面となる。
【0042】この曲面を[表1]に示すパラメータを用
いた媒介変数表示による表現すると[数1]式のように
なる。
【0043】
【表1】
【0044】
【数1】
【0045】尚、[数1]式の導出過程については、説
明の煩雑化を避けるためにあえて割愛するが、上記の説
明と代数幾何の初等的な知識のみで求めることができ
る。
【0046】また、[数1]式は回転放物面をd=0と
いう特殊な場合として含んでいることが分かる。
【0047】上述した放物線8を、x−y平面から角度
θをもって光軸回りに回転させた面上の放物線として
[数1]式を一般化したものが[数2]式である。
【0048】
【数2】
【0049】尚、この[数2]式が[数1]式を含む形
になっていることはθ=0とおいてみれば明かである。
【0050】図2は円筒状のフィラメント7と反射領域
3、4、5、6の焦点との位置関係を示すものであり、
フィラメント7はx軸の上側の位置でこれに接にしてお
り、その中心軸がx軸に平行に延びている。
【0051】図中の点Cはフィラメント7の中心点であ
り、点C′(fc,0,0)は点Cからx軸におろした
垂線の足とx軸との交点である。フィラメント7の前後
方向の長さを「L」とすると、フィラメント7のx軸上
への射影は点CE(fc−L/2,0,0)と点CF
(fc+L/2,0,0)との間の範囲を占める。
【0052】図2(a)は反射領域3に係る焦点位置を
示すものであり、その第1焦点F3(fl,0,0)が
点C′と点CEとの間のx軸上に位置し、第2焦点D3
(fu,0,0)が点CEより稍後退したところに位置
している。つまり、この場合、d<0である。
【0053】図2(b)は反射領域4に係る焦点位置を
示すものであり、第1焦点F4(fr,0,0)と第2
焦点D4とが同一点とされ、上記点D3に一致する(f
r=fu)。つまり、d=0である。
【0054】図2(c)は反射領域5に係る焦点位置を
示すものであり、その第1焦点F5が上記の点F4、点
D4と一致し、第2焦点D5(fd,0,0)が点CF
より稍前方に寄ったところに位置している。つまり、こ
の場合、d>0である。
【0055】図2(d)は反射領域6係る焦点位置を示
すものであり、その第1焦点F6が上記の点F3に一致
し、第2焦点D6が上記の点D5に一致する。この場
合、d>0である。
【0056】反射領域3は、[数1]式においてf=f
l、d=fu−flとする反射面であり、x軸を含む鉛
直面で切断したときの断面形状が焦点距離fuの放物線
であって、x軸を含む水平面で切断したときの断面形状
が焦点距離flの放物線である。
【0057】反射領域4は、[数1]式においてf=f
u、d=0とする反射面、つまり回転放物面である。
尚、この反射領域4について点F4と点D4とを一致さ
せる必然性はなく、数ミリ程度の間隔をおいて両焦点を
x軸上に位置させることができる。
【0058】反射領域5は、[数2]式においてf=f
r、d=fd−fr、θ=θclとする反射面であり、
傾斜面CLで切断したときの断面形状が焦点距離frの
放物線であって、x軸を含む鉛直面で切断したときの断
面形状が焦点距離fdの放物線である。
【0059】反射領域6は、[数1]式においてf=f
l、d=fd−flとする反射面であり、x軸を含む鉛
直面で切断したときの断面形状が焦点距離fdの放物線
であって、x軸を含む水平面で切断したときの断面形状
が焦点距離flの放物線である。
【0060】上記のパラメーターに関する設定状況を表
形式にまとめると下表のようになる。
【0061】
【表2】
【0062】図6乃至図9は各反射領域についてフィラ
メント像の配置傾向を概略的に示すものであり、図1に
示すようにx軸を中心軸とする仮想円筒と反射面2との
交線23上に幾つかの代表点をとってこれらの点によっ
て反射面2の前方に投影されるフィラメント像を示すも
のである。尚、図1中の「β」は、反射面2の正面から
見てy軸を基準にして反時計回り方向を正方向とする角
度パラメータである。また、図6乃至図9において「H
−H」線は水平線を示し、「V−V」線は鉛直線を示し
ており、点oは両線の交点を示している。
【0063】図6は反射領域3によるフィラメント像の
配置傾向を示すものであり、同図の長方形24(i)
(i=1〜4)はフィラメント像のうちの代表的なもの
を示している。
【0064】図示するように、β=0°に対応するフィ
ラメント像24(1)はその中心軸が水平線H−Hに平
行に延びており、βの値が大きくなるにつれてフィラメ
ント像24(2)、24(3)が矢印Aに示すように時
計回り方向に回転し、フィラメント像24(3)が鉛直
線V−Vを越えて、その左側に位置する。そしてさらに
βが大きくなると、矢印Bに示すように鉛直線V−Vに
近づく方向に回転し、β=90°に対応するフィラメン
ト像24(4)はその中心軸が鉛直方向に沿って配置さ
れる。
【0065】図7は反射領域4によるフィラメント像の
配置傾向を示すものであり、同図の長方形25(i)
(i=1〜4)はフィラメント像のうちの代表的なもの
を示している。
【0066】上述したように反射領域4の形状は回転放
物面状をなしていることから明らかなように、フィラメ
ント像25(i)は回転中心点oの回りに放射状に配置
され、フィラメント像25(1)(上記フィラメント像
24(4)に相当する。)から始まってβが大きくなる
につれてフィラメント像が矢印Cに示すように時計回り
方向に回転していく。尚、水平線H−Hの上に迫り出し
たフィラメント像25(4)が水平線H−Hに対して傾
斜したカットラインの形成に寄与する。
【0067】図8は反射領域5によるフィラメント像の
配置傾向を示すものであり、同図の長方形26(i)
(i=1〜4)はフィラメント像のうちの代表的なもの
を示している。
【0068】図示するように破線のフィラメント像25
(4)からフィラメント像26(1)へとフィラメント
像が急激に平行移動した後、矢印Dに示すようにβの増
加に伴って時計回り方向にフィラメント像が回転してフ
ィラメント像26(2)に達する。その後は矢印Eに示
すように時計回り方向に回転してフィラメント像26
(3)、26(4)へと回転していく。尚、フィラメン
ト像26(4)はβ=270°に対応するものであり、
その中心軸が鉛直方向に延びるように配置される。
【0069】図9は反射領域6によるフィラメント像の
配置傾向を示すものであり、同図の長方形27(i)
(i=1〜4)はフィラメント像のうちの代表的なもの
を示している。
【0070】同図に矢印Fに示すようにフィラメント像
27(1)(フィラメント像26(4)に相当する。)
を起点としてβの値が大きくなるにつれてフィラメント
像27(2)まで時計回りに回転し、その後は矢印Gに
示すようにフィラメント像が27(3)、27(4)の
ように回転していく。尚、フィラメント像27(4)は
フィラメント像24(1)に相当するものであり、その
中心軸が水平方向に延びるように配置される。
【0071】図10は上記したフィラメント像を含む幾
つかの代表的なフィラメント像を合成したパターン28
を概略的に示すものであり、反射領域4によって投影さ
れるフィラメント像のうちの一部(傾斜カットラインの
形成に寄与する部分)が水平線H−Hの上側に跨ってい
るだけで、他のフィラメント像は全て水平線H−Hの下
側に位置している。尚、パターン28の水平方向の拡が
り具合については図示するように鉛直線V−Vの左側部
分の方が鉛直線V−Vの右側部分に比べて大きく拡散さ
れることが分かる。
【0072】反射領域3、6によるフィラメント像を水
平線H−Hの下側に位置させるための条件は、下記に示
す通りである。
【0073】(1)fu<fc−L/2 (2)fd>fc+L/2 (3)fu−L≦fl≦fd+L
【0074】また、反射領域3、6によるフィラメント
像の一端部を水平線H−Hと鉛直線V−Vとの交点近傍
に寄せる(図6のフィラメント像24(1)乃至24
(3)や図9のフィラメント像27(4)を参照)ため
の条件は下記に示すようになる。
【0075】(4)fc−L/2≦fl≦fc+L/2 尚、fl<fu又はfl>fdとすると水平方向に拡散
した光を得ることができる。
【0076】反射領域4、5に関する水平方向の光制御
の条件は下記に示すようになる。
【0077】(5)fc−L≦fr≦fc+L
【0078】投影パターン28は配光パターンの原形を
なすものであり、このパターンに対して何らかの方法に
よって水平方向の拡散を施したりカットラインを形成す
る必要がある。
【0079】その際、従来の灯具では反射鏡1の前方に
設けられるアウターレンズに拡散作用を有するレンズス
テップを形成する方法が採られるが、アウターレンズの
傾きが顕著になるにつれて、水平拡散作用の大きなレン
ズステップを形成することが困難になるため、拡散作用
を反射鏡1に転嫁する必要性が生じてくる。
【0080】そこで、波状のパターンを表す一組の方程
式を用意し、これらと上記した反射面2に係る曲面方程
式とを組み合わせることによって、反射面2を滑らかに
波打たせて反射鏡の作用だけで光を拡散させる方法を採
用する。
【0081】そのために下記に示す関数を定義する。
【0082】
【数3】
【0083】パラメータs、Wを用いた正規分布型(あ
るいはガウス型)関数Aten(s,W)において、パ
ラメータWは減衰の度合を規定するものであり、この関
数の表わす形状を図11に示す。
【0084】そして、下式[数4]に示すような、パラ
メータλを用いた周期関数WAVE(s,λ)を考え
る。
【0085】
【数4】
【0086】パラメータλは余弦波の波長、つまり、波
の間隔を表わしており、関数WAVEの表わす形状を図
12に示す。尚、この例では、周期関数としてcos
(余弦)関数を用いているが、必要に応じて各種の周期
関数を用いても良い。
【0087】これらの関数を掛け合わせると、図13に
示すような減衰的な周期関数Dampが得られるので、
この関数を基本として反射面2を波打たせることができ
る。
【0088】図14は反射面2への波形付与の一例を示
す正面図であり、図では反射面2に形成される凹凸のう
ち凸部を略線的に表している。
【0089】図示するように波形付与に関する領域区分
は反射面2の領域区分とは一致しておらず、反射領域4
のうちx−y平面の下側からこれに近接した扇形の領域
29(β=180°〜195°の領域)に対しては原点
Oを中心とする円形波が付与され、この領域を除いた領
域に対しては水平方向に拡がる平面波が付与される。
【0090】図15は以上のような波形付与によって得
られる反射面2の投影パターン30を概略的に示すもの
であり、規定の配光パターンに近似したパターンを反射
面2の作用だけで形成することができる。
【0091】ところで、上記反射鏡1によればフィラメ
ント7と第1、第2焦点との位置関係によりフィラメン
ト像の配置を制御することができるので、例えば、fr
=fc+L/2とすると、反射領域4、5によるそれぞ
れの投影パターン31、32は図16に示すように鉛直
線V−Vの略右側に位置することになる。
【0092】そして、反射領域4による投影パターン3
1のうち上縁寄りの部分が水平線H−Hの上側に位置す
る。
【0093】図17(a)は投影パターン31、32と
反射領域3、6によって得られる投影パターン33、3
4との合成パターンを概略的に示すものあり、fl=f
uとすると全てのパターンは鉛直線V−Vの略右側に位
置することになる。
【0094】よって、図17(b)に示すように反射領
域3、6に対して水平方向に拡がる平面波を付与し、反
射領域4、5に対しては波状化を施さないようにすれば
(少なくともβ=180°〜195°の領域に対しては
波の形成を行わないようにする必要がある。)、投影パ
ターン33、34が水平方向に拡散されるため、図17
(a)に示すようなパターン35(米国配光に使い易
い。)が得られる。
【0095】このようにフィラメント7(光源体)と焦
点との位置関係を反射領域毎に設定することによって投
影パターンの配置を比較的に自由に制御することができ
る。
【0096】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、請求項1に係る発明によれば、反射領域の境界とな
る3平面、即ち、反射鏡の光軸を含む水平面、鉛直面、
傾斜面によって反射面を4分するとともに、隣接する反
射領域における断面形状(放物線)の焦点位置を一致さ
せ、4つの反射領域のそれぞれの境界線を連続させるこ
とができるので、反射領域の境界に段差が形成されるこ
とはなく、境界での反射光によってグレアが顕著となっ
たり配光パターンの形成上不要な光を伴うことがない。
【0097】また、請求項2に係る発明によれば、第
1、第4の反射領域に係る水平面での断面形状である放
物線の焦点を光源体の前端と後端との間に位置させるこ
とによって、第1、第4の反射領域によって反射面の前
方に配置されるスクリーン上に投影される光源体の投影
像の一部を配光パターンの光度中心部の形成に寄与する
光として利用することができる。
【0098】そして、請求項3や請求項4に係る発明に
よれば、反射領域に係る面の表現式に対して正規分布型
関数と周期関数の積からなる関数を加え合わせて反射面
の所定の領域を波状化し、光の拡散制御を行うことによ
って、すれ違いビームの配光パターン又はこれに酷似す
るパターンを得ることができるので、配光制御に関する
アウターレンズの依存度を減らし、スラント型灯具に適
した反射鏡を設計することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る反射面の構成を示す正面図であ
る。
【図2】(a)は反射領域3の焦点とフィラメントとの
位置関係を示す図、(b)は反射領域4の焦点とフィラ
メントとの位置関係を示す図、(c)は反射領域5の焦
点とフィラメントとの位置関係を示す図、(d)は反射
領域6の焦点とフィラメントとの位置関係を示す図であ
る。
【図3】本発明の基本面に関する光路図である。
【図4】本発明の基本面に係るフィラメント像の配置を
説明するための概略図である。
【図5】本発明の基本面について説明するための概略的
な斜視図である。
【図6】反射領域3によるフィラメント像の配置傾向に
ついて説明するための概略図である。
【図7】反射領域4によるフィラメント像の配置傾向に
ついて説明するための概略図である。
【図8】反射領域5によるフィラメント像の配置傾向に
ついて説明するための概略図である。
【図9】反射領域6によるフィラメント像の配置傾向に
ついて説明するための概略図である。
【図10】反射領域3乃至6の合成パターンを概略的に
示す図である。
【図11】正規分布型関数Aten(s,W)を概略的
に示すグラフ図である。
【図12】周期関数WAVE(s,λ)を概略的に示す
グラフ図である。
【図13】減衰周期関数Damp(s,λ)を概略的に
示すグラフ図である。
【図14】反射面の波状化の一例を示す概略的な正面図
である。
【図15】反射面による投影パターンを概略的に示す図
である。
【図16】第2、第3の反射領域の境界における放物線
の焦点とフィラメントとの位置関係と投影パターンとの
間の関係について説明するための概略図である。
【図17】反射面の波状化の別例を示すもので、(a)
は図16の投影パターンに第1、第4の反射領域による
投影パターンを合成した場合の波状化による拡散制御前
と後におけるパターンの変化を示す概略図であり、
(b)は反射面の概略的な正面図である。
【符号の説明】
1 反射鏡 2 反射面 3 第1の反射領域 4 第2の反射領域 5 第3の反射領域 6 第4の反射領域 7 光源体 8 基準放物線 F 焦点 D 基準点 π1 平面 21 仮想的な回転放物面 22 交線 F3、F4、F5、F6 焦点 D3、D4、D5、D6 焦点 L 光源体の光軸方向の長さ CL 傾斜面

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 すれ違いビームを形成し得る車輌用前照
    灯の反射鏡の基本面が、 (イ)反射鏡の光軸を含む水平面又は該水平面に対して
    所定の角度をもって傾斜された平面内に基準放物線を有
    し、該基準放物線の頂点と焦点とを通る光軸上であって
    頂点に関して焦点より前方又は後方に基準点を有し、 (ロ)基準点から発したと仮定した光が基準放物線を水
    平面に投影した放物線上の任意の点で反射されたときの
    反射光の光線ベクトルに平行な光軸を有し、上記反射点
    を通り基準点を焦点とする仮想的な回転放物面を、上記
    光線ベクトルを含み鉛直軸に平行な平面で切ったときの
    交線の集合体として基本面が形成される、ようにした車
    輌用前照灯の反射鏡であって、 (ハ)光源体はその中心軸が反射鏡の光軸に沿って配置
    されること、 (ニ)反射鏡の光軸を含む水平面と、反射鏡の光軸を含
    む鉛直面と、反射鏡の光軸を含む水平面に対して所定の
    角度をもって傾斜した傾斜面とによって反射面が光軸回
    りに4つの反射領域に区分けされること、 (ホ)第1の反射領域は、正面からみて反射鏡の光軸を
    含む鉛直面の右側であって光軸を含む水平面の上側に位
    置し、反射鏡の光軸を含む鉛直面での断面形状である放
    物線の焦点が光源体の後端近傍又は後方に位置するとと
    もに、該焦点から光源体の光軸方向の長さ分だけ後ろに
    寄った位置と第4の反射領域の鉛直面での断面形状であ
    る放物線の焦点から光源体の光軸方向の長さ分だけ前方
    に寄った位置との間に反射鏡の光軸を含む水平面での断
    面形状である放物線の焦点が位置すること、 (ヘ)第2の反射領域は、正面からみて反射鏡の光軸を
    含む鉛直面の左側であって傾斜面の上側に位置し、反射
    鏡の光軸を含む鉛直面において切断したときの断面形状
    である放物線の焦点が(ホ)の鉛直面での断面形状であ
    る放物線の焦点に一致するとともに、傾斜面での断面形
    状である放物線の焦点が光源体の後端から光源体の光軸
    方向の長さ分だけ後ろに寄った位置と光源体の前端から
    光源体の光軸方向の長さ分だけ前方に寄った位置との間
    に位置すること、 (ト)第3の反射領域は、正面からみて反射鏡の光軸を
    含む鉛直面の左側であって傾斜面の下側に位置し、傾斜
    面での断面形状である放物線の焦点が(ヘ)の傾斜面で
    の断面形状である放物線の焦点に一致するとともに、反
    射鏡の光軸を含む鉛直面において切断したときの断面形
    状である放物線の焦点が光源体の前端近傍又は前方に位
    置すること、 (チ)第4の反射領域は、正面からみて反射鏡の光軸を
    含む鉛直面の右側であって反射鏡の光軸を含む水平面の
    下側に位置し、反射鏡の光軸を含む鉛直面において切断
    したときの断面形状である放物線の焦点が(ト)の鉛直
    面での断面形状である放物線の焦点に一致するととも
    に、反射鏡の光軸を含む水平面で切断したときの断面形
    状である放物線の焦点が(ホ)の水平面での断面形状で
    ある放物線の焦点に一致すること、を特徴とする車輌用
    前照灯の反射鏡。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載した車輌用前照灯の反射
    鏡において、第1、第4の反射領域に係る水平面での断
    面形状である放物線の焦点が光源体の前端と後端との間
    に位置することを特徴とする車輌用前照灯の反射鏡。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載した車輌用
    前照灯の反射鏡において、各反射領域に係る面の表現式
    に対して正規分布型関数と周期関数の積からなる関数を
    加え合わせることによって波状の反射面を形成するに際
    して、反射面を正面から見たときに第2の反射領域のう
    ち反射鏡の光軸を含む水平面と傾斜面との間に位置する
    領域に対して円形波を付与し、この領域を除く領域に対
    して水平方向に拡がる平面波を付与したことを特徴とす
    る車輌用前照灯の反射鏡。
  4. 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載した車輌用
    前照灯の反射鏡において、第2の反射領域、第3の反射
    領域に係る傾斜面での断面形状である放物線の焦点を光
    源体の前端近傍に位置させるとともに、各反射領域に係
    る面の表現式に対して正規分布型関数と周期関数の積か
    らなる関数を加え合わせることによって波状の反射面を
    形成するに際して、第1及び第4の反射領域に対して水
    平方向に拡がる平面波を付与し、反射面を正面から見た
    ときに第2の反射領域のうち反射鏡の光軸を含む水平面
    と傾斜面との間に位置する領域に対しては波を形成しな
    いようにしたことを特徴とする車輌用前照灯の反射鏡。
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