JP2622564B2 - カットオフによって限定されたビームを放射する、変形底部を有する自動車用前照灯 - Google Patents

カットオフによって限定されたビームを放射する、変形底部を有する自動車用前照灯

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    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
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    • F21S41/14Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by the light source characterised by the type of light source
    • F21S41/162Incandescent light sources, e.g. filament or halogen lamps
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は1又は複数個の光ビームを放射し得、その少
なくとも一つのビームがカットオフで限定されてすれち
がいビーム又はフォグビームを形成している自動車用前
照灯に関する。
[背景技術] この種のカットオフの形状は各国の現在効力を有する
規則によって変化するが、すれちがいビームに関しては
主として2種の規格が存在する。
非常に広く普及している第1規格は欧州規格で、これ
によると、光ビームは前照灯の水平軸の左側に位置する
半平面と(右側通行において)、及びこの軸の右手に位
置してこの軸から15゜を成して上方に若干傾斜する半平
面とで限界されている。
この規格に関する更に詳細な事はジュルナール、オフ
ィシエル、デ、コンムノーテ、ユーロペーン(Journal
Officiel des Communautes Europeenes)27/09/76第L26
2第108頁を参照されたい。
上述した形式のすれちがいビームと走行ビームとを放
射する広く普及している前照灯は、屈折によって光を偏
向する要素を備えた閉止ガラスと、パラボロイドの形の
反射鏡と、軸方向に向いた2フィラメントを有する電球
を有し、覆いマスクを有する前フィラメントはすれちが
い作用を行うものであり、後ろフィラメントは走行作用
を行うものである。
反射鏡の焦点は反射鏡の底部で反射されるすれちがい
ビームの光束が最初集中する様にする為2フィラメント
の間に位置している。
しかしこの集中は相当な加熱を伴う、ガラスの中央に
非常に強い光の集中を生じる。実際には、このガラスが
透明プラスチックで出来ていたとすると、不可避的に変
形する。
この種の現象は、常識的に、閉止ガラスが電球と反射
鏡から離れている時に強調される。
一方、米国で現在効力を有する、文献SAEJ579Cであ
る、非常に普及している別の規格を満足する為には、す
れちがいビームが、本出願人に係わるフランス特許 に
記載の様に、相互間で高さが僅かに相違する2水平半平
面で規定されたカットオフ限界の下に位置する様にする
事が出来る 又、高い光束利用率を得ようとする為に、本出願人は
そのフランス特許出願公開第2583139号においてこの形
式のすれちがいビームを発生し、軸方向フィラメントと
協同してカットオフの下にフィラメント像を形成する複
合形反射鏡を有し、小焦点距離の使用を可能とし、非常
に高い光束利用率を得る様にした前照灯を提案してい
る。
最後に、本出願人の名義の1986年5月26日付けのフラ
ンス特許出願第86/07461号はビームが同様にこの形式の
カットオフを有するすれちがい前照灯を教示している
が、このビームの集中スポットは反射面の新規な定義に
より前照灯の軸に対して右側に移動している、即ち、反
射鏡と電球の対応傾斜の必要なしにこれを行っている。
しかし、これらのアメリカ式カットオフを有するすべ
ての前照灯は反射鏡の底部で反射された光線がガラスの
ごく近くに位置する点に集中する為にガラスの中央部加
熱という問題をやはり抱えている。
通常アメリカ形カットオフを有するすれちがい前照灯
を得るのに使用されるのと類似の構造で得られるフォグ
用前照灯も従って同一の欠点を有する事を指摘する事が
出来る。
即ち、捜し求められているカットオフビームの形式が
どうであれ、これを得るための採用される実際上の解決
がどうであれ、従来技術の反射鏡は全て閉止ガラスの中
央領域において過剰な光線の集中を生じる。
一方、従来技術において、本出願人の名義のフランス
特許第2528537号によって、マスクを有するすれちがい
フィラメントと、フィラメント近くに集束するパラボラ
形反射鏡と、閉止ガラスとを有する最初に記載の形式の
すれちがい前照灯は周知である。本特許明細書によれ
ば、主としてガラスの中央での過度の光の集中を回避す
る為に、反射鏡の底部領域が変形されている。更に細説
すると、底部領域もパラボロイドではあるが、その少な
くとも一つのパラメータが変形されている。この種の解
決策は、ガラスの中央の加熱を相当に減少はするもの
の、しかし、反射鏡の面がこの場合ゼロ次又は1次の不
連続を有すると言う欠点を示し、これが製造を困難なら
しめ、形成されたビーム内に光学的な欠点を生じる。
この特許の前照灯の別の欠点は、これがマスク付きの
フィラメントに限定されると言う事である。事実、マス
クを伴うフィラメントを伴う変形パラボラ底部の採用は
従ってカットオフの形成に困惑すべき事を生じる。
本発明は従って従来技術の欠点を抑え、カットオフビ
ームを放射可能で、遮蔽マスク付き又は無しのフィラメ
ントを有し、光束利用率の低下無しにガラス中央部の過
剰加熱の問題を生じない前照灯を提案する事を目的とし
ている。
本発明のその他の目的はゼロ次又は1次の目立った不
連続の存在しない反射鏡によってこの結果を得る事であ
る。
更に、本発明の目的は、閉止ガラス無しの状態で、同
時にカットオフビームに相当な横への広がりを与えて、
閉止ガラスによって行わねばならぬ横方向分布を小さく
する事である。経験されている通り、この特殊性は強度
に傾斜している閉止ガラスを使用可能とする。
最後に、本発明の副次的な目的はガラスの特定領域
が、前記ガラスがビームの特定の特性に関してその他の
特性と無関係に影響を及ぼし得る様に、所定の範囲内に
あるフィラメントの像に対応する光線によって通過され
る前照灯を提案する事である。
この目的の為に、本発明は、上部カットオフで限界さ
れほぼ中央に集中したスポットを有するビームを放射可
能で、フィラメント付き電球と、反射鏡と、閉止ガラス
とを有し、反射鏡は集中スポットを形成するフィラメン
トの小像を形成しカットオフを形成する2横領域と、カ
ットオフの下に広がるフィラメントの大像を形成して閉
止ガラスの相当に広い領域にこれを集中する為にフィラ
メントによって放射された光線を反射する表面形状が滑
らかな中央領域とを有し、横領域と中央領域とは中心光
学軸の両側に位置しこれに平行でほぼ垂直な2平面で2
次の連続性で接続されている事を特徴とする前照灯に関
する。
本発明のその他の特徴及び長所は、例示としての、及
び図面を参照してのこれに関する好ましい実施例によっ
た詳細な説明を読む事によって明確となろう。
[実施例] 第1図と第2図に本発明第1実施形態に係わる走行ビ
ーム及びすれちがいビーム用前照灯を示す。これは、軸
方向走行フィラメント110と遮蔽マスク100aで従来の様
に一部取囲まれた同様に軸方向に向いたすれちがいフィ
ラメント100とを有する例えば「H4」形の電球と、反射
鏡200と、閉止ガラス300とを有する。反射鏡200は3領
域201,202及び202′に区分され、これ等は光軸Oxに平行
な垂直な平面で接続される。領域201は反射鏡の底部を
占拠し幅Lと反射鏡の高さに等しい高さとを有する。更
に詳細に説明すると、領域201と202′間の遷移平面は光
軸を含む垂直面xOzの+y1′の側であり、領域201と202
との間の遷移面はこの平面の−y1側にあり、y1+y1′=
Lである。
領域202′と202の反射面は両方共焦点距離f0′とf0
パラボロイドでその軸はOxで、共通焦点はF0でこれを2
フィラメント100,110の間に位置するが、f0′とf0とは
等しくても相違していてもよい。
これ等は遮蔽フィラメント100と共にV字状カットオ
フのビームを形成する。
領域201の反射面は、その一体的な面がパラボロイド
である前記した様な反射鏡で通常得られる像とは違った
電球フィラメントの像を形成する様になされている。更
に詳細には、本発明は領域201に対してすれちがいフィ
ラメント100から放射され、領域201で反射された強く集
中された光線の集中点の移動量を所望に応じて決定出来
る種類の表面とするが、これ等の光線はフィラメントの
比較的大きな像に対応するものである。注意すべき事
は、この反射鏡底部の変形は、ビームの集中スポットを
造出するのに寄与するフィラメントの小像(領域202,20
2′で作られる)の分布を事実上変形させる事なく光線
ビームに寄与する事である。更に、選定された面はこの
カットオフを損なう様な特性を持たない。
詳説すると、反射鏡の底部領域で前方に反射された光
線を更に集中させるかあるいは反対に更に発散させるか
(ガラスが通常位置する場所に正確に光線の交差によっ
て非常に強い強度を作り出す従来の集中に比較して)す
る事によって、閉止ガラスをビームが通過する時にビー
ムの中央部分の光強度を減少させる事が出来、加熱によ
って変形するおそれなしに透明プラスチック材製のガラ
スを非常に容易に使用する事が出来る様になる。
この反射鏡第1実施形状においては、平面xOzの左側
(裏から見て)に位置する領域201の反射面の一部201g
は前に記載の座標(O,x,y,z)において、−y1≦y≦0
に対して; ここで、 f0=隣接パラボロイド202部分の焦点距離、 α=面の左部分の深さ又は平坦率 y1=底部領域の左部分の幅;を示す。
反斜面の右側部分201dの方程式は好ましくは上記
(1)式と同一であるが、パラメータf0,α及びy1をパ
ラメータf0′,α′およびy1で置換えてもよく、これは
パラメータf0,α及びy1に等しくても良く(この場合反
斜面は平面xOzに関して対称となる)又はこれと相違し
ていても良い。
方程式y=−y1(領域201gと203との間)及びy=+y
1′(領域201dと202との間)の接続平面において、前述
の式はこれ等の領域の間で2次の連続性(接線の連続
性)が確保される事を示す事が出来る。
更に、領域201の左右の部分の方程式でパラメータα
=α′及びy1=y′を採ると、底部201の左右部分の方
程式(1)においてf0とf0′の相違する焦点距離を必然
的に使用する事となるのみならず、同様にパラボロイド
の形を有する領域202と202′に関しても、一方において
は軸垂直面xOzによる両部分201gと201dとの一次の連続
性の確保のため、及び平面y=−y1及びy=+y1での2
次の連続性を確保する為に前述と同様となる。
即ち、この本発明の第1実施形態においては、反射鏡
の反斜面は軸垂直面xOz内の2次の連続性の欠如が有る
のみである。
以下、第3図及び第4図を参照して領域201gと201dと
が2次の連続性を有する接続が行われる、本発明の第1
実施形態の第1変形例について以下説明する。
この変形例においては表面がパラボロイドである領域
202と202′及び変形集中性の領域201gと201dとの他に、
領域201gと201dとの間に2次の連続性を有する接続を行
う為に特別に設けた中間領域204を有する。
領域201gと201dとは前記の通りで、中央遷移領域の左
側部分は次の通りである。
ここに; −y2≦y≦0 f0,α及びαは前記の通り、 y2=接続領域204の左部分の幅、又、 y1=底部領域構造の左側部分の幅、である。
底部の右側部分に就いて考えると、その反射面は上述
の方程式(2)を有するが、そのパラメータf0′,
α′,α′,y′,及びy2′はパラメータf0,α,α2,y
1,y2と等しくても違っていてもよい。
注意すべき事は、第1図及び第2図の第1実施形態に
対するものと同様、左右両側の間でパラメータを変える
事は、軸垂直平面内の接続の連続性を保つ為に同じく相
違する焦点距離f0とf1を使用する事となってしまう事で
ある。
第5図は、その閉止ガラスを除いた、第3図及び第4
図の前照灯が作ったすれちがいビームの光度分布を等光
度曲線群C1によって示す。この図は、同一寸法のパラボ
ラ反射鏡を有する従来の前照灯で得られた狭いビームと
比較すべきである。本発明によって目的とされた最初の
効果、即ち、閉止ガラスの中心部の加熱の低下、が、カ
ットオフの形成を変化させる異なく中央反射領域201を
定義する方程式の正確な選定によって実用され、又同時
に光ビームの拡幅をもたらすという事が見られるが、こ
れは、後に詳細を見る様に、閉止ガラスの屈折素子によ
って通常行わねばならぬ横方向偏向を有利に減少させる
事が出来る。
第5図で又、水平半カットオフh′Hと傾斜半カット
オフHcとは良好な精度で相当な長さに至るまで明確であ
る事が見られる。
第6図は第1図及び第2図によって作られたすれちが
いビームの光度分布の形状を閉止ガラス上で測定した等
光度曲線群C2で示すが;従来技術の前照灯に対比してガ
ラスの中心で相当な集中の減少が認められる。
第7図及び第8図を参照して、本発明の第1実施例形
態の第2変形例を説明する。
この変形例に於いては、反射鏡200は前照灯の光軸Ox
に平行な垂直接続平面において接続し合う3領域201,20
2,202′に分けられている。横領域202、202′は、本例
に於いては同一焦点距離f0で同一焦点位置F0を有するパ
ラボロイドの一部である。領域201は反射鏡の底部を形
成するが、これは第7図に破線でその水平母線を示す従
来のパラボロイドの形から離れている。領域201の表面
は第7図に示す一連のパラメータによって規定される。
これ等のパラメータは以下の通りである。
−x3とy3とは反射鏡の頂点O′の座標(O,x,y)で位
置付けられ、 −y4dは平面xOzと2領域201と202′の遷移平面との間
の水平距離であり、 −y4gは平面xOzと領域201と202′の遷移平面との間の
水平距離である。
領域201の反射面の方程式は例えば次の通りである。
上述の方程式内での各種パラメータの作用の影響は次
の通りである。
−パラメータx3の符号は従来のパラボロイドに対する反
射鏡の底部の変形方向であり、x3が負の時は反射鏡の底
部は窪み(図示の通り)、ビームの光線は横方向に更に
集束し、x3が正の時は、反射鏡の底部は平坦となり光線
は集束が弱くなり、拡散もする。x3の値はこれら2現象
のいずれかの発生の大きさを決定する。
−パラメータy4gとy4dは、左右が相違した状態で反射鏡
の変形底部を定める領域201の延長を可能とする。
本発明の実施例のこの第2変形例はその表面の全ての
点で第2次の連続性を生じるので有利である。従って製
造が容易となり光学的欠点が無くなるという結果とな
る。
この前照灯の作るすれちがいビームの配光は第5図に
図示したものとほぼ同一であるが、上述の長所を有す
る。又、得られたビームは、ガラスで屈折を受ける前に
非常に大きい幅を有する。
ここで第9図と第10図とを参照すると、緒論に記載し
た米国の規格に合致するビームを発生する、本発明の主
実施例の第2形態によるすれちがい前照灯を略示してい
る。
これは、遮蔽マスクを欠いた長さ21の軸方向フィラメ
ントを有する電球(図示せず)を有する。フィラメント
100は図示の様に光軸に接する様に前照灯の光軸に対し
て上に移動している。
反射鏡の一般的構造は第1図及び第2図の反射鏡のそ
れと同一であり、同一パラメータと同一参照数字を使用
しておく。
領域202と202′の反射面は本出願人名義のフランス特
許出願公開第2583139号に記載のそれと同一であり、以
下の通りである。
ここに、 (O,x,y,z):図示の様な直行座標、 f0:反射鏡のベースの焦点距離、 l:フィラメントの長さの半分、又、 ε:z/|z|。
領域201の反射面は、しかし考慮すべき違ったカット
オフのタイプを考慮しながらではあるが第1図及び第2
図の反射鏡の領域201と同一考慮及び諸要求から決定さ
れる。
例示すると、この領域201の反射面は、前に定義した
座標(O,x,y,z)において次の式を取り得る ここに −y1≦y≦+y1 又、 l=フィラメント長の半分 f0=反射鏡のベースの焦点距離 Σ=z/|z| α=窪み度(α<0)又は平坦度(α>0) α=y/|y| y1=L/2,領域201の半幅。
第1実施例の時と同様に、方程式(5)を取るに際
し、領域201の左右両側201gと201dに対して別のパラメ
ータを取って両側で違う集中を得る様にする事も可能で
ある。
中間領域204の使用によって2次の連続性で領域201g
と201dの間の接続を行う、本発明の主実施例のこの第2
形態を以下第11図及び第12図を参照して説明する。
上述の様な領域201gと201dの表面に対して、中央遷移
領域204の方程式は以下の通りである。
ここに、−y2≦y≦+y2 又、 f0,α,α及びΣは前に定義の通り、 α′=αy1/y2=接続係数 y1=L1/2=底部領域201g,204,201dの幅の半分 y2=接続領域204の幅の半分、である。
第3図及び第4図の変形例に関する前出の注釈はこの
変形例にも適用される。
第13図にこの実施第2変形例の反射鏡の水平母線(xO
y平面内)の例を示す。同一図面上に破線で示すパラボ
ラ状水平母線と比較されたい。
更に第14図上に等光度曲線群C3として,本発明のこの
非対称実施例の変形として得られたすれちがいビームの
無限大での光度分布を示す。本図はフランス特許出願第
2583139号に記載の様な前照灯で、特に同一寸法の反射
鏡を有し、同一条件で得られた非常に狭い照明と比較さ
れたい。
第15図において、等光度曲線群C4として,本発明の実
施例による反射鏡に対しての閉止ガラスのレベルでの光
度分布を示す。第15図において、あまり強くない光の集
中領域の存在する非常に一様な光の分布、これはガラス
に僅かな加熱しか生じない、を確める事が出来る。
勿論、本発明に係わる反射鏡の変形底部領域は本出願
人名義の1986年5月26日出願のフランス特許出願第76/0
7461号に記載の様な集中をずらせたすれちがい前照灯に
も又採用可能である。
この種の前照灯の反射鏡は要するにパラメータΣ1と
f0とが夫々相違する4部分に分割される、と称する事が
出来る。当業者は上述した方程式(5)と(6)とをこ
の種の形状を有し、又特に変形中央領域と横領域との間
の2次の連続性を確実ならしめる為に変形し得るであろ
う。
以下第16図を参照して本発明の第2の形態の実施例の
第2変形例について説明するが、この反射面の方程式は
次の通りである。
y3g≦y≦y3dに対して、 上記の方程式(8)内に現れる各パラメータは以下の
意味を有する。
*x1及びy1はこの実施例における反射鏡の頂部O′の、
変更を行ってない対応反射鏡の頂部に対しての水平面xO
z内での移動量を示す。
*y≦y1の場合y3=y3g及びy≧y1の場合y3=y3d;y3g
y3dは変更底部領域201の幅を両者で決定する。
*y≦y1の場合fH=fHg及びy≦y1の場合fH=fHd,fHg
fHdとは反射鏡の横領域202′と202のベースの焦点距離
(以前にはf0及びf0′と記載)である。
*z≧0の場合のfv=fv1及びz≦0の場合のfv=fv2,f
v1とfv2とは変形されていないとした場合の反射鏡の上
下夫々の垂直半母線の焦点距離であり、又、 *l=フィラメント100の長さの半分である。
各パラメータの影響は以下の通りである。
−パラメータx1、y1、y3g及びy3dは第7図及び第8図の
実施例のパラメータx3、y3、y4g及びy4dと夫々同一の作
用をする。
−fHgとfHdとは横方向でのビームの集中スポット位置を
決定する:fHg=fHdの場合には、反射鏡の非変更領域202
と202′とは軸垂直平面xOzに関して対称である。さて、
集中スポット群を作るのに寄与するフィラメントの小像
の形成を行うのはこれらの領域である。このスポットは
この場合前照灯の軸を中心として分布する。換言すれ
ば、fHd>fHgならば、集中スポットは右方に移動する。
本発明のこの形式の実施例による前照灯の例によって
作られるビームの光度分布は、その対称形においては、
本発明の基礎である第2実施例形態に対する第14図のそ
れと事実状等しい。
本発明のこの第2変形実施例による反射鏡はその全表
面に第1次、第2次共に不連続は何等生じない事に注意
すべきである。
更に、ガラス上での照度分布の問題に関しても本発明
の基礎の第2実施形態に対するもの(第15図)と同一の
結果を得た。
第17図に本発明の基礎をなす第3実施形態に成る前照
灯を示す。これは軸が前照灯の光軸Ox上に位置する長い
円筒でモデル化されたフィラメント100と、反射鏡200
と、閉止用前面ガラス300とを有する。
反射鏡200は、軸水平面xOy内にある水平母線によって
表現されているが、この母線は軸に平行な垂直遷移面に
よって接続される5つの領域201,202,202′,203,203′
に分割されている。
横方向の2領域202,202′は焦点距離f0のパラボラの
一部でその焦点F0はフィラメント100の僅か後方で光軸O
x上に位置している。
このパラボラは次のパラメトリック方程式で定義し得
る。
tは[y31,y32]又は[y31′,y32′]で変化する。
最も横の領域202,202′のすぐ内部にある2中間領域2
03と203′とは、夫々、長軸、夫々A3 A3′(A3のみを
図示)が、αで示す角度で外側に相当に傾斜している
(光放射方向に)傾斜している楕円の一部で定義され
る。
傾斜2楕円に共通な第1焦点Fはフィラメントの中央
に位置し、その第2焦点、夫々F3,F3′は閉止ガラスの
可なり手前に位置する(一方のFのみ示す)。
数学では楕円は の式で座標[O,x,y]中で表現されるが、そのOxは楕円
の長軸である。ここで座標[O,x,y]内の対応方程式を
展開する事は蛇足である。簡単に付加えると、パラメー
タAとBとは楕円の2焦点F1,F3の座標であり、Fは前
述の様に選定され、F3はガラスからその後方に相当の距
離を置いて位置すると共に反射鏡の端部領域202に並ん
でいる様に選定される。又簡単に示すと、 [y21,y22]と[y22′,y21′]との間で、 最後に、反射鏡200の中央領域201は、その長軸が軸Ox
と合致し、その第1焦点Fがフィラメントの中央に位置
し、その第2焦点F1が本例においては閉止ガラス300の
後ろ、相当に離れて位置して居る事、図示の通りであ
る。
この楕円は以下のパラメトリック方程式で定義出来
る。
反射鏡の各領域が、少なくとも2次の連続性で接続さ
れない場合には、技術者が容易に計算で定められる様に
3゜の近接の曲線によってこれらの間を接続する。これ
らの接続曲線(領域205)は水平母線の各主領域の間に
一次又は2次の連続性を成すと共にこれらの遷移領域で
反射された光線に関して異状を生じないと言う特性を有
する。
上掲したパラメトリック方程式(11)乃至(13)か
ら、図示の様な、直交座標[O,x,y,z]内でその構造内
の反射鏡200の可能な定義は次の通り。
z=z ここに:tは区間[y31,y31′]内で変化(xF,yF)は、
以下に示す様な仮想点の(Oxy)平面内での座標で、そ
の垂直母線に沿っての反射鏡体の表面の窪み度を決定す
る。
第17図で見られる通り、反射鏡200の水平母線の形を
定める各種パラメータ(F0,F,F1,F2及びα)は、前記母
線の各領域によって作られた光ビームが、相互に夫々相
違して並置されている対応領域301,302,302′,303及び3
03′の中で閉止ガラス300を通過する様に定められる。
一方、反射鏡で作られたフィラメントの像の大きさは
フィラメントとこの像を生じる点とを隔てる距離の関数
である事は明らかである。
即ち、中央領域201は比較的大きいフィラメント像を
形成し、中間領域202,202′は中間の大きさの像を形成
し、端部領域203,203′は小さい像を生じる事は理解さ
れる所である。更に特殊には、本発明のこの実施例の補
助的な特性は、ガラスの所定の領域が、相互交差をする
事なく、所定の大きさの像に2者合同で協同し、ガラス
300によって、以下詳細に説明する様に、これらの別の
成分の品位を低下させる事なくこれらの成分の若干を訂
正または調節を行い得る様にする事である。
前述の方程式(14)と水平母線とは導入部で説明した
様な各種の形式の前照灯に適当する反射鏡を作る事を可
能とする。
まず最初に、xF=f0,yF=0とすると、前記仮想点は
この場合パラボラ領域202と202′の焦点F0と重なり、方
程式(14)は次の様になる。
領域202と202′とにおいて、この方程式は焦点F0で焦
点距離f0の回転パラボロイドを定める事が分ろう。
更に、領域201において、反射面は軸水平母線として
前述した様に楕円を、軸垂直母線として(y=0)パラ
ボラを形成する。
この種の反射鏡は、第1図乃至第4図、及び第7図第
8図及び第9図の様に、「H4」で規格化された電球の様
な遮蔽マスクを設けたフィラメントを有する欧州規格に
対応するすれちがいビームを形成する為のものである。
第18図は、夫々z=0、z=20mm及びz=40mmの高さ
での反射鏡の水平断面の平面xOyへの投影を示す。
図示の反射鏡のパラメータは以下の通り。
*f0=26.5mm *f11=y11′=33.9mm *f21=y21′=50mm *f31=y31′=105mm *xF1=116.5mm yF1=0 *xF3=+141.8mm yF3=−22.7mm 第19a図乃至第19c図に等光度曲線群C5a乃至C5cとし
て、遮蔽フィラメント付き、閉止ガラス無しでの、上述
した反射鏡の部分202−202′、203−203′及び201の各
部分が作った25mの距離の規格化された前照灯スクリー
ン上での照明を示す。
即ち、第19a図の照明は反射鏡の端部で形成された小
寸法のフィラメント像で作られたものであるが、カット
オフを適当に作りながらビームの集中スポットを構成し
ている。
第19b図の照明は、その中間の幅をビームに与える、
中間領域203,203′によって作られた中間の大きさのフ
ィラメント像によって作られたものである。
最後に、第19c図は、ビームに幅広を与える楕円水平
母線反射鏡の中央領域201によって作られた、フィラメ
ントの大きな像によって形成された照明を示す。この長
所の他に、中央領域201は、本発明によって、主として
プラスチック材製ガラスを使用できる様にするため、そ
の中央部の加熱を防止する為、ガラス300の手前で(点F
1)反射された光線を集中させる、と言う別の長所を有
する。
前に、反射鏡の各領域はガラスの対応領域と2者対応
的に協同する事を指摘した。これは、ビームのある部分
が他の部分(集中、中間の幅又は大きな幅)に影響を与
える事なく行動する事を可能とする事を明確とする。
これは特に、例えばガラスの所定の領域に僅かに偏向
的な線条又はプリズムを設けて、ビームを出来るだけ一
様にする為に、ビームの分布及び形状の修正を行うと
か、あるいは反射鏡の各部分からの照明の融合を行う事
を可能とする。
しかし、閉止ガラス無しでの反射鏡全体としての照明
は、何等の修正を要する事なく、幅と一様性に関して要
求された品質を既に有する事を示している。
走行ビームに対応する上述のH4電球の、遮蔽無しの、
別のフィラメントに組合わせた上述の反射鏡が生じる照
明は、完全に満足すべきものである事が更に判明してい
る。これは要求される測光特性、特に光軸上への強い集
中性及び相当な幅に関する、を示している。
実際には、この種の前照灯の反射鏡の底部から出る光
線の有効性を調査する可能性、即ち節約等の欠如、は、
例えば「H4」電球と共に比較的低い高さの反射鏡を(90
mmの程度)ビームの大きな品位低下を見る事なく使用す
る事を可能とする。
本発明のこの第3実施例の実用第2例は、 *z>0に対しxF=x1及びyF=0 *z<0に対しxF=x2=yF=0 と選定する事で、ここにx1は点0とフィラメント100の
後端近く(点P1)との間の距離、又x2は点0とフィラメ
ント100の僅かに前方にある点P2との間の距離である。
説明を重苦しくするのを避ける為に、得られた表面の
方程式を記載しないが、これは上述の方程式(14)から
(xF,yF)をz>0に対し(x1,0)で、又z<0に対し
(x2,0)で、又z=0に対しx=f(t)、y=g
(t)で置換する事によって容易に得られる。
横領域202と202′において、この方程式は、フィラメ
ントの全部の像をhh線の軸水平平面の下に位置させる事
を目的とする、本出願人名義のフランス特許出願第85/0
8655号に記載のそれと類似の複合表面を定義している事
を容易に示す事ができる。
又同様に、中央領域201の表面は水平母線として楕円
を、上記した様に、又、垂直母線として焦点が夫々P
1(z>0に対し)及びP2(z<0に対し)である2並
置パラボラを導入している事を示し得る。
最後に、中間領域203及び203′は上述した領域をビー
ムの特定の部分を形成しながら連続的な遷移を確実に行
っている、 第20図において、水平面xOyへの投射として、その各
々の高さでの、例えばz=0,z=−30mm,z=+30mmでの
実用の水平軌跡を示す。
使用したパラメータは以下の通りである。
*f0=19mm *x1=15.65mm *x2=22.05mm y11=y11′=31.3mm *y21=y21′=50mm *y31=y31′=57mm *xF1=109mm,yF1=0 *xF3=300mm,yF3=−7.65mm 第21図において、この種の反射鏡を使用し、閉止ガラ
ス無しの前照灯で作られた照明を示す等光度曲線群が見
られる。特に、従来の複合表面に対して反射鏡の底部
(領域201,203及び203′)の変更は水平カットオフを損
なう事なしに非常な正確さでこれを長くする。更に、前
述の通り、反射鏡の表面は2次の連続性を有する。
この連続表面は、閉止ガラス300にカットオフを形成
する為に必要な垂直偏向プリズムを、又、最初に必要な
幅を有するビームの広がり用プリズムまたは線条を持た
せる事を避けて欧州又は米国規格に従うフォグ前照灯に
特に適当している。
後に詳しく見る様に、フィラメントの像の水平垂直2
重位置ぎめはしばしば空気力学的乃至審美的な見地から
使用されていた非常に大きな傾斜のガラスの使用を可能
とする。
しかし、上述した表面は又米国形カットオフを有する
すれちがい前照灯に効果的に使用し得る事は言うまでも
ない。(導入部で説明) 即ち、本発明による全ての反射鏡は閉止ガラスのその
中央で起こる加熱を回避し、透明プラスチック材料が容
易に使用できるので有用である。
しかし、この形式の反射鏡は又特に自動車の前側の空
気力学的外観を付けようとする為に取付けるガラスを非
常に傾斜させる場合にあつらえ向きである。この種の傾
斜ガラス上に設けられたプリズム乃至線条によって行わ
れる光線の偏向は不所望な異常光、特にその横向き偏向
にほぼ比例した光線の下への折曲げを生じる事は周知の
所である。この問題は本出願人名義のフランス特許出願
公開第2542422号に主として発表されている。
本発明によれば、全ての前記反射鏡においては、閉止
ガラスの手前で得られたビームは(すれちがい用であれ
走行用であれ)この場合相当な横方向の広がりを示し
(第5図、第14図及び第21図参照)ガラスによって与え
ねばならない横向き偏向は従って僅かとなり、又上述し
た不所望な下向き偏向は非常に低下する。
勿論、本発明は図示説明した実施形態に限定されるも
のではなく、当業者はこれにこの主旨に従ってその枠を
外れる事なく各種の変更、変形を加える事が出来よう。
又、中央領域及び中間領域の反射面として好ましい方
程式の例を示したが、横領域と又は中間領域と2次の連
続性で完全に接続し、ビームの集中に変更を誘導するそ
の他全ての方程式が適合する事は言うまでもない。
本出願人名義の上述の各特許出願は参考文献として記
載されたもので、そこに記載の実施変形例もまた本発明
の主旨によって変更し得るものである事を指摘してお
く。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の主第1実施形態に係わる前照灯の水平
断面略図であり、第2図は第1図の前照灯の前面を示す
図であり、第3図は本発明の第1実施形態の第1変形例
を示す水平断面略図を示し、第4図は第3図の前照灯の
反射鏡面の図であり、第5図は等光度曲線群によって閉
止ガラスを除去した状態での第3図及び第4図の前照灯
が作るすれちがいビームの投射スクリーン上での光度分
布を示す図、第6図は第3図及び第4図の前照灯のすれ
ちがいビームのガラスの位置での光度分布を等光度曲線
群で示す図、第7図は本発明の第1実施形態の第2変形
例を示す水平断面略図を示し、第8図は第7図の前照灯
の反射鏡の前面図であり、第9図は本発明の主実施第2
形態に係わる前照灯の水平断面略図であり、第10図は第
9図の前照灯の反射鏡の前面図であり、第11図は本発明
の前記第2実施形態の第1変形例に係わる前照灯の水平
断面略図であり、第12図は第11図の前照灯の反射鏡の前
面図であり、第13図は第2変形例に係わる反射鏡の水平
断面形状の略図を示し、第14図は第13図の反射鏡を具備
し閉止ガラス無しの前照灯によって作られた照明を無限
大等光度曲線群で示す図、第15図は等光度曲線群によっ
て本発明による前照灯の閉止ガラスの位置での配光分布
を示す図、第16図は本発明の第2形態の実施例の第3変
形例に係わる前照灯の反射鏡の断面略図であり、第17図
は本発明の基礎の実施例の第3形態に係わる前照灯の水
平断面略図であり、第18図は第17図の前照灯の反射鏡の
各種の高さに対応する複数個の水平母線を示す図、第19
a図、第19b図及び第19c図は、閉止ガラス無しの、フィ
ラメントの一方の付属した、第18図の反射鏡に付属する
所定の領域によって作られた照明を夫々の等光度曲線群
によって示すものであり、第20図は本発明の基礎をなす
実施例の第4形態の前照灯の反射鏡の各種の高さに対応
する複数本の水平母線を示す図、又、第21図は閉止ガラ
ス無しの、第20図に示す反射鏡を備える前照灯によって
作られた照明を等光度曲線群によって示した図である。 図に於いて、100はフィラメント、200は反射鏡、201,20
3,203′はその中央領域、202,202′は横領域、300は閉
止ガラスを示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−5504(JP,A) 特開 昭59−151701(JP,A) 特公 平6−68922(JP,B2) 特公 平7−89446(JP,B2) 特公 平3−9561(JP,B2) 米国特許4803601(US,A)

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上部カットオフによって限定されほぼ中央
    部に集中スポットを有する少なくとも一つのビームを放
    射する形式のものであって、フィラメント付き電球(10
    0)と、反射鏡(200)と、閉止ガラス(300)とを有す
    る自動車用前照灯において、 反射鏡は、集中スポットを形成すると共にカットオフを
    形成するフィラメントの小像を形成する横方向2領域
    (202,202′)と、閉止ガラスから相当に離れた領域で
    カットオフの下に広がるフィラメントの大きな像を形成
    しながら集中する様にフィラメントによって放射された
    光線を反射する表面形状が滑らかな中央領域(201;201,
    203;203′)とを有し、横領域と中央領域とは光学中心
    軸(Ox)の両側にありこれに平行でほぼ垂直な2平面内
    で2次の連続で接続されている事を特徴とする自動車用
    前照灯。
  2. 【請求項2】走行ビームとカットオフによって限定され
    たすれちがいビームとを作り得、前照灯の光軸(Ox)上
    に整列され、走行ビームとすれちがいビームとを作る役
    をする2軸方向フィラメント(110,100)とを有して成
    り、反射鏡の横領域は焦点が2フィラメントの間に光軸
    上に位置する事を特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の前照灯。
  3. 【請求項3】中央領域(201)は前照灯の軸垂直平面(x
    Oz)に関して対称で、横領域(202,202′)は同一パラ
    ボロイドの一部である事を特徴とする特許請求の範囲第
    2項に記載の前照灯。
  4. 【請求項4】中央領域(201)は前照灯の軸垂直平面(x
    Oz)の両側に位置する2部分で、その表面は相互に相違
    し、横領域(202,202′)は焦点距離(f0′,f0)の相違
    する2パラボロイドの一部である事を特徴とする特許請
    求の範囲第2項記載の前照灯。
  5. 【請求項5】中央領域の2部分(201g,201d)は一次連
    続によって前照灯の軸垂直平面(xOz)で連続している
    事を特徴とする特許請求の範囲第4項に記載の前照灯。
  6. 【請求項6】中央領域は更に、前記2部分(201g,201
    d)の間に接続部分(204)を有し、前記2部分の間が2
    次連続で接続されている事を特徴とする特許請求の範囲
    第4項に記載の前照灯。
  7. 【請求項7】中央領域(211)は、横領域(202,202′)
    がその部分を成すパラボロイドの頂点に対して横方向に
    離れている頂点(O′)を有する事を特徴とする特許請
    求の範囲第2項に記載の前照灯。
  8. 【請求項8】フィラメントが軸方向でその周囲に自由に
    光を放射し前照灯の光軸の近くに位置し、カットオフに
    よって限定されるすれちがい又はフォグビームを送出す
    るものにおいて、反射鏡の横領域はフィラメントの最高
    点が前記カットオフの近くに位置するフィラメント像を
    作り出す事を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    前照灯。
  9. 【請求項9】反射鏡は前照灯の軸垂直平面(xOz)の両
    側で対称である事を特徴とする特許請求の範囲第8項に
    記載の前照灯。
  10. 【請求項10】反射鏡の中央領域(201)が前照灯の軸
    垂直平面の両側に位置する2部分(201g,201d)を有
    し、それらの面は右側と左側とで相違するパラメータを
    有する同一の方程式で管理される事を特徴とする特許請
    求の範囲第8項に記載の前照灯。
  11. 【請求項11】2横領域(202,202′)は、右側と左側
    とで相違するパラメータを有する同一の方程式で管理さ
    れる事を特徴とする特許請求の範囲第10項に記載の前照
    灯。
  12. 【請求項12】中央領域の2部分(201g,201d)は一次
    連続で前照灯の軸垂直面で接続される事を特徴とする特
    許請求の範囲第10項又は第11項の1に記載の前照灯。
  13. 【請求項13】中央領域は更に前記2部分(201g,201
    d)の間に位置する接続部分(204)を有し、前記2部分
    間に2次連続の接続を実現している事を特徴とする特許
    請求の範囲第10項又は第11項の1に記載の前照灯。
  14. 【請求項14】中央領域(201)が、横領域(202,20
    2′)が一部を構成する面の頂点に対して横方向に離れ
    ている頂点(O′)を有する事を特徴とする特許請求の
    範囲第8項に記載の前照灯。
  15. 【請求項15】反射鏡の中央領域が、軸水平母線が第1
    焦点がすれちがい用フィラメント(100)の近くに位置
    し、その第2焦点(F1)が閉止ガラス(300)から相当
    に離れて光軸(Ox)上に位置する楕円である底領域と、
    その夫々の軸水平母線が、夫々の長軸(A3,A3′)が外
    側に向けて傾斜し、その焦点(F,F3;F,F3′)が夫々フ
    ィラメント(100)の近く及び中間領域(203,203′)と
    並んで閉止ガラス(300)から相当の距離を成して位置
    する楕円の一部から成る軸水平母線を有する横領域(20
    2,202′)と底領域との間に位置する2中間領域(203,2
    03′)とを有する事を特徴とする特許請求の範囲第2項
    又は第8項の1に記載の前照灯。
  16. 【請求項16】2次連続性は間挿方程式に応じた遷移領
    域(205)によって作られる事を特徴とする特許請求の
    範囲第15項に記載の前照灯。
  17. 【請求項17】前記反射鏡の各領域は、前記各領域で作
    られたビームの部分間で閉止ガラスのレベルで何等の目
    立った交差が存在しない様に決定される事を特徴とする
    特許請求の範囲第15項又は第16項の1に記載の前照灯。
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