JP2731600B2 - ワイヤレスマイク方式 - Google Patents

ワイヤレスマイク方式

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JP2731600B2 JP1230003A JP23000389A JP2731600B2 JP 2731600 B2 JP2731600 B2 JP 2731600B2 JP 1230003 A JP1230003 A JP 1230003A JP 23000389 A JP23000389 A JP 23000389A JP 2731600 B2 JP2731600 B2 JP 2731600B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はワイヤレスマイク方式に関し、特に音声会議
システムはテレビ会議システム等のテレコンファレンス
システム、あるいは役員会議システムのデシジョンルー
ムシステムで多数のワイヤレスマイクロホンを使用する
場合に好適なワイヤレスマイク方式に関する。
〔従来の技術〕
従来のこの種のワイヤレスマイク方式は、送信装置で
はFM変調器(周波数変調器)、受信装置ではFM復調器を
用いている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のワイヤレスマイク方式では、FM変復調
方式を用いているので、変調信号の周波数帯域幅が広く
なり通信チャンネル数が多くとれない。また、1チャン
ネル当りの周波数帯域幅が広がり隣接チャンネルへ混入
して雑音妨害を与えないよう、変調数を十分小さく抑圧
しなければならない。そのため受信側では、信号対雑音
(S/N)比が悪化する。さらに、FM変復調方式では、同
一搬送波周波数で同時に2波以上の信号を送出すると相
互に干渉し合って、各波の音声信号を忠実に再生するこ
とは困難である。これらの結果として、同時に多数のマ
イクロホンを使用できるワイヤレスマイク方式は実現困
難であるという問題点がある。
本発明の目的は、上述の問題点を解決し同時に多数の
マイクロホンを使うことのできるワイヤレスマイク方式
を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明のワイヤレスマイク方式は、送信用のマイクロ
ホンから発した音声信号で送信用搬送波を振幅変調して
搬送波抑圧した変調信号を発生する平衡変調手段と前記
変調信号を空中に送出するアンテナとをおのおの有する
複数の送信装置と、前記空中から前記変調信号を受信す
るアンテナと前記送信用局部搬送波と実質に同じ周波数
の受信用搬送波で受信した前記変調信号を復調して前記
音声信号を再生する復調手段とをおのおの有する少なく
とも1つの受信装置とを備えたワイヤレスマイク方式に
おいて、前記受信装置と基本周波信号を周波逓倍して前
記受信用局部搬送波を発生する逓倍手段と前記基本周波
信号で送信用搬送波を変調して得る信号をアンテナから
空中に送出する送信手段とを有する1つの親局装置と、
前記送信装置と前記親局装置のアンテナから空中に送出
された変調信号をアンテナで受けて復調し前記基本周波
信号を再生しこれを周波数逓倍して前記送信用局部搬送
波を発生する受信手段とをおのおの有する複数の子局装
置とを備えたこと特徴とするワイヤレスマイク方式であ
る。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。複数の送信装置1Aおよび1Bはおのおの、マイクロホ
ン4が送出する音声信号を増幅する増幅器5、平衡変調
器6、発振器7、帯域炉波器(BPF)8、出力増幅器
9、送信アンテナ10を有して構成されている。また受信
装置2は、受信アンテナ11、高周波増幅器12、復調器1
3、発振器7、低域波器(LPF)14、音声出力増幅器1
5、スピーカ16、音声出力端子17を有して構成されてい
る。
送信装置1Aおよび1Bでは、音声信号は、増幅器5で増
幅されたあと、平衡変調器6へ送られる。平衡変調器6
は発振器7が発生する搬送波を音声信号で振幅変調し
て、搬送波抑圧した両側波帯変調(DSB)信号を発生
し、帯域波器(BPF)8へ送る。BPF8は、搬送波抑圧
された両側波帯域変調信号のうちいずれか一方の単側波
帯変調信号を抽出して、出力増幅器9へ送る。出力増幅
器9は、単側波帯変調信号を増幅し、送信アンテナ10へ
送る。送信アンテナ10は、変調信号を電波として空中伝
送路3へ送出する。
受信装置2では、受信アンテナ11が空中伝送路3から
受信した変調信号を高周波増幅器12へ送る。高周波増幅
器12は、受信変調信号を増幅して、復調器13へ送る。復
調器13では、発振器7が発生する搬送波で復調して、音
声信号成分を再生する。この再生音声信号は送信装置1A
および1Bでの音声信号を合成したものになり、相互干渉
を含まない。復調器13からの音声信号は、低減波器
(LPF)14へ送られ、不要信号成分を除去されて音声出
力増幅器15へ送られる。音声出力増幅器15は、音声信号
A10、A20を増幅して、2分岐しスピーカ16と音声出力端
子17へと送る。スピーカ16は、音声を再生し、また音声
出力端子17は、音声信号をテレコンファレンスシステム
の音声会議システムやデシジョンルームシステムの音声
システム等に音声信号を供給するための出力端子とな
る。
本実施例では、搬送波抑圧単側波帯の振幅変復調方式
を使用しているので、複数の送信装置から同一周波数の
搬送波で送信しても、相互干渉せず各波の音声信号を忠
実に再生できる。
第2図は本発明の第2の実施例を示すブロック図であ
り、第1の実施例における各送信装置の搬送波を親局か
ら周波数同期させるようにしたものである。親局装置20
は、局部搬送波の基本周波を発生する発振回路(OSC)2
1、この基本周波で搬送波を変調するための変調器22と
帯域フィルタ(BPF)23とを備えた変調経路、OSC21が発
生する基本周波を周波数逓倍して局部搬送波を発生する
位相同期ループ(PLL)28、帯域フィルタ(BPF)26と復
調器27とを備えた復調経路、ならびに変調経路の送出信
号をアンテナ25に導き、またアンテナ25の受信信号を復
調経路に導くための結合回路24、アンテナ25を有して構
成されている。
子局装置30Aおよび30Bはおのおの、空中伝送路3を介
しアンテナ25に結合しているアンテナ34、このアンテナ
34と復調経路および変調経路との間の信号授受用の分配
回路33、帯域フィルタ(BPF)35および復調器36を備え
た復調経路、復調経路の送出信号を周波数逓倍して局部
搬送波を発生する位相同期グループ(PLL)37、マイク
ロホン音声信号(A)あるいは(B)で局部搬送波を変
調するための平衡変調器31と帯域フィルタ(BPF)32と
を有して構成している。
親局装置20では、OSC21が基本周波をPLL28および変調
器22へ送る。変調器22は振幅変調器であり、所定周波数
の搬送波をOSC21から送られてくる基本周波で振幅変調
してBPF23へ送る。BPF23は、この振幅変調信号に含まれ
ている両側波帯成分以外の帯域外成分を抑圧し、結合回
路24へ送る。復調経路では、結合回路24から送られて来
る信号がBPF26を通過したあと、復調器27でPLL28が送ら
れてくる局部搬送波により復調され、マイクロホン音声
信号(A)および(B)の重畳信号が再生される。上述
の振幅変調信号は、結合回路24からアンテナ25へ送られ
て、空中伝送路3に電波として送出される。
子局装置30Aおよび30BのBPF35は、親局装置20から受
信する振幅変調信号を通過させ、それ以外の不要成分を
抑圧するための帯域フィルタである。復調器36は包絡線
検波器であり、受信した振幅変調信号を包絡線検波して
局部搬送波の基本周波を再生する。この復調経路の送出
信号すなわち基本周波は、PLL37で周波数逓倍されて親
局装置20と同一周波数の局部搬送波になり、平衡変調器
31へ送られる。マイクロホン音声信号(A)あるいは
(B)は、平衡変調器31へ送られ、居部搬送波に搬送波
抑圧した振幅変調を施す。BPF32は、この振幅変調信号
に含まれている不要側波帯成分を阻止し、所要の単側波
帯成分を通過させ、これを分配回路33へ送る。
以上に説明したごとく本実施例では、局部搬送波を得
るための基本周波を親局装置20から子局装置30Aおよび3
0Bへワイヤレス伝送することにより、基本周波の周波数
変動を生じでも、子局装置30Aおよび30Bで親局装置20と
同じ周波数の局部搬送波を発生することができる。第1
の実施例では各装置で発振周波数の精度が高い発振器
(例えば温度補償式水晶発振器)を使用しなければなら
ないのと比較すると、本実施例ではOSC21として第1の
実施例よりも周波数精度が低い発振器(例えば温度補償
しない水晶発振器)を使用すれば良く、局部搬送波の発
振手段を従来よりも小型化し低価格化することができ
る。
なお、本実施例では、基本周波の変調方式として振幅
変調する場合を示したが、周波数変調や周波数推移変調
を適用しても基本周波のワイヤレス伝送を行うことがで
きるのは明らかであり、本実施例と同様の効果を得られ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、振幅変調方式を使用す
ることにより、所要帯域幅が少なくて済み、他系統との
干渉を少なくすることができ、同一周波数においても同
時に多数のマイクロホンを使うことができるワイヤレス
マイク方式を実現できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例を示すブロック図
である。 1A,1B……送信装置、2……受信装置、3……空中伝送
路、4……マイクロホン、5……増幅器、6,31……平衡
変調器、7……発振器、8,23,26,32,35……BPF、9……
出力増幅器、10……送信アンテナ、11……受信アンテ
ナ、12……高周波増幅器、13,27,36……復調器、14……
LPF、15……音声出力増幅器、16……スピーカ、17……
音声出力端子、20……親局装置、30A,30B……子局装
置、21……OSC、22……変調器、24……結合回路、25,34
……アンテナ、28,37……PLL、33……分配回路。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】送信用のマイクロホンから発した音声信号
    で送信用搬送波を振幅変調して搬送波抑圧した変調信号
    を発生する平衡変調手段と前記変調信号を空中に送出す
    るアンテナとをおのおの有する複数の送信装置と、前記
    空中から前記変調信号を受信するアンテナと前記送信用
    局部搬送波と実質に同じ周波数の受信用搬送波で受信し
    た前記変調信号を復調して前記音声信号を再生する復調
    手段とをおのおの有する少なくとも1つの受信装置とを
    備えたワイヤレスマイク方式において、前記受信装置と
    基本周波信号を周波逓倍して前記受信用局部搬送波を発
    生する逓倍手段と前記基本周波信号で送信用搬送波を変
    調して得る信号をアンテナから空中に送出する送信手段
    とを有する1つの親局装置と、前記送信装置と前記親局
    装置のアンテナから空中に送出された変調信号をアンテ
    ナで受けて復調し前記基本周波信号を再生しこれを周波
    数逓倍して前記送信用局部搬送波を発生する受信手段と
    をおのおの有する複数の子局装置とを備えたことを特徴
    とするワイヤレスマイク方式。
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