JPS62237874A - 音声伝送方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明はテレビジョン中継装置における音声信号伝送方
式に関するものである。

［従来の技術］ 従来、１つの映像信号と２以上の音声信号（データ信号
をＳむ）とを伝送するマイクロ波を用いたテレビジョン
信号伝送機器において、音声信号は副搬送波をもうけ、
音声信号にてその副搬送波をＦＭ変調しＦＭ変調された
副搬送波を映像信号に多重し、映像十副搬送波でマイク
ロ波を変調することにより信号の伝送を行っていた。こ
の場合、通常は一つの副搬送波に対し一つの音声プログ
ラムであるが、複数の音声プログラム又はデータ信号を
伝送する場合は次のような方法がとられていた。

［発明が解決しようとする問題点コ 主音声プログラムは少くとも１０に１１２〜１２　ＫＩ
ＩＺの帯域を必要とする。そこで、送信側では第２のプ
ログラム、又はデータ信号はこの上側の帯域を使って伝
送する方法がとられていた。即ち第２図（ａ）に示すよ
うに２０に１１２〜３０　ＫＩＩＺの帯域を使用し、３
３Ｂ変調のためのクリスタル搬送波発振５５ａを用い、
ＳＳＢ変調器４に第２の音声信号を入力してＳＳＢ変調
（単側波帯変調〉信号を得て、そのＳＳＢ変調信号及び
第１音声信号により副搬送波変調″Ｂ３にて変調し副搬
送波を変調する方式がとられている。１は映像＋副搬送
波の変調器、２はマイクロ波増巾器である。この方式の
場合、中継装置の非直線性のためテレビ同期信号１５．
７５ＫｌｌＺ及びその高調波成分が歪として音声帯域内
におちこんでくるため、１５．７５Ｋｔｌｚとその整数
倍と、その近傍は第２音声又はデータのプログラム伝送
には使用できなかった。したがって、この従来方式の場
合は上述の如＜２０にＨ２〜３０にＨ２程度の帯域しか
使用されなかった。

又第２図（ｂ）に示すように受信側は映像士副搬送波復
調器６．音声十ＳＳＢ信号復調器７．第１音声信号のみ
を通過させるローパスフィルタ８゜ＳＳＢ復調器１０と
ＳＳＢ信号の復調用として送信側のＳＳＢのためのキャ
リアと同じキャリアを発生させるための発振器９ａとを
有する。この発振器９ａとしては一般的には水晶（クリ
スタル）発振器が用いられるため、復調側Ｃの歪を少く
する上で安定度の高い高価な水晶発振器を使用しなけれ
ばならなかった。

本発明の目的は水晶発振器を用いずに安定した第２の音
声信号を得る音声伝送方式を提供することにある。

［問題点を解決するための手段］ 本発明はデータ信号を含めた２以上の音声信号のうら第
１番目の音声信号に、第２番目以下の音声又はデータ信
号をＳＳＢ方式にて変調して重畳し、重畳した信号で副
搬送波を変調し、副搬送波を映像信号に多重して伝送す
る音声伝送方式において、ＳＳＢ方式の変調或いは復調
に必要な搬送波を、映像信号のうちの映像同期信号に同
期させることを特徴とする音声伝送方式である。

［原理・作用］ ＳＳＢ変調のため必要なキャリア（搬送波）の発振器は
ＬＣ又はＲＣのフリーランニング発振器とし、これに外
部より映像の同期信号にて注入同期をかＣノ、全く同一
の周波数とする。一方、復調側では映像復調器にて復調
された映像信号より同期信号のみをとり出し、送信側と
同じくこの同期信号にてフリーランニング発振器を注入
同期する。

これにより送信側と全く同一のキャリアを再現すること
が可能となる。このキャリアを用いＳＳＢ信号を復調し
、第２の音声信号を得る。

以上に説明した同期信号、とは音声信号と共に伝送され
る映像信号の内の同期信号で、同期分離回路により映像
信号より得なければならない。

［実施例］ 次に、本発明の一実施例について図面を参照して説明す
る。第１図（ａ）、　（ｂ）は本発明の一実施例の系統
図である。第１図（ａ）は送信側の構成を示すもので、
１は映像十副搬送波のＦＭ変調器である。そのＦＭ変調
器１の出力はマイクロ波電力増巾器２を経て出力される
。入力の映像信号の一部は同期分離器１１に供給され、
入ノコの同期信号に同期した１５．７５ＫＩＩＺの信号
を得ることが出来、この同期信号にて発振器５ｂを同期
させる。このＳＳＢ変調のために必要なキャリア（搬送
波）の発振器５ｂはＬＣ又はＲＣのフリーランニング発
振器として構成しである。第２番目の音声信号はＳＳＢ
変調器４に加えられ、上側の側波帯を使用したＳＳＢ変
調信号を１９る。ただし、１５．７５にＩＩＺの２倍に
同期させる場合は下側の側波帯を使用する。こうして得
られたＳＳＢ信号は第１番目の音声信号とともに副搬送
波変調器３にてＦＭ変調する。このようにして送信側は
第２音声信号を変調する。第１図（ｂ）に示すように、
受信側は映像＋副搬送波復調器６より映像信号と副搬送
波とを得る。一方、副搬送波を音声＋ＳＳＢ信号復調器
７にて復調することにより第１番目の音声信号と、第２
番目の音声信号によりＳＳＢ変調されたＳＳＢ信号とを
得る。

復調器７の出力を第１番目の音声信号（主信号）のみを
通過させるローパスフィルタ８に通ずことにより、第１
番目の音声信号を１ｑる。次に映像信号より同期分離器
１２を用いて取り出された同期信号をもとにフリーラン
ニングの発振器９ｂをこの同期信号に同期させ、これを
キャリアとしＳＳＢ復調器１０によりＳＳＢ復調するこ
とによりＳＳＢ変調信号を得る。これにより復調する側
のキャリアは送信側のＳＳＢ変調用のキャリアに１００
％同期し、高品質なＳＳ［３の復調を行うことができる
。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明はＳＳＢ変調のためのキャリ
アとして映像同期信号に同期した信号を用いることによ
り、水晶を用いた場合に比べて低価格で、安定した第２
音声信号の伝送を行うことができる効果を有するもので
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は本発明の一実施例における送信側の系統
図、（ｂ）は同受信側の系統図、第２図（ａ）は従来例
における送信側の系統図、（ｂ）は同受信側の系統図で
ある。 １・・・映像士副搬送波変調器 ２・・・マイクロ波増巾器　３・・・副搬送波変調器４
・・・ＳＳＢ変調器　　　５ｂ、　９ｂ・・・搬送波発
振器６・・・映像士副搬送波復調器

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）データ信号を含めた２以上の音声信号のうち第１
   番目の音声信号に、第２番目以下の音声又はデータ信号
   をＳＳＢ方式にて変調して重畳し、重畳した信号で副搬
   送波を変調し、副搬送波を映像信号に多重して伝送する
   音声伝送方式において、ＳＳＢ方式の変調或いは復調に
   必要な搬送波を、映像信号のうちの映像同期信号に同期
   させることを特徴とする音声伝送方式。