JP2718616B2 - 放電加工パルスの供給方法および装置 - Google Patents

放電加工パルスの供給方法および装置

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JP2718616B2
JP2718616B2 JP14785793A JP14785793A JP2718616B2 JP 2718616 B2 JP2718616 B2 JP 2718616B2 JP 14785793 A JP14785793 A JP 14785793A JP 14785793 A JP14785793 A JP 14785793A JP 2718616 B2 JP2718616 B2 JP 2718616B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は放電加工パルスの供給方
法および装置に関し、特に形彫り放電加工に好適な放電
加工パルスの供給方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】放電加工は大別して形彫り放電加工とワ
イヤ放電加工に分類される。放電加工の加工液として油
を使用する場合は問題とならないが、水溶性加工液を使
用する場合は、電極とワーク間に電圧を印加すると水溶
性加工液が電気分解し水溶性加工液に含まれるイオンに
より微小電流が流れワークの加工表面に電解生成物が付
着したりワークを電蝕する現象が起こる。この現象は水
溶性加工液を用いる放電加工の抱える問題の1つであ
り、これまで種々の技術によりこの現象を防止する試み
がなされてきた。
【0003】特開昭61−164723号公報に、ワイ
ヤ放電加工に係る上述の電蝕を防止する技術が記載され
ている。この技術は電極とワーク間に、休止時間τOFF
をおきながら間欠的に電圧パルスを印加してワークを加
工し、その休止時間τOFF に加工中に印加する電圧パル
スと逆極性の電圧パルスを放電しない程度に印加して電
極とワーク間に印加する電圧の平均値が略0Vとなるよ
うに制御して放電加工するものである。この技術は、ワ
イヤ放電加工に適用する場合の電極とワーク間に印加す
る電圧パルスはτONが短く、τOFF が長いので、τOFF
の時間に放電しない程度の逆極性の電圧を印加して平均
電圧を略0Vとすることは可能であるが、形彫り放電加
工に適用する場合は、電極とワーク間に印加する電圧パ
ルスはτONが長く、τOFF が短いので、τOFF の時間に
放電しない程度の逆極性の電圧を印加して平均電圧を0
Vとすることは不可能であり、したがってこの技術は形
彫り放電加工に適用できない。
【0004】本出願人により特開平3−294116号
公報に、特に形彫り放電加工に最適な前述の電蝕を防止
する技術が記載されている。この技術は電極とワークと
を対向させた加工間隙に休止時間τOFF をおきながら間
欠的に電圧パルスを印加し、先ず加工間隙に少なくとも
放電を発生し得る第1極性の電圧を印加し、第1極性の
電圧による加工間隙の放電の開始が検知された後、第1
極性の電圧の印加を停止するとともに、少なくとも加工
間隙の絶縁が回復しないうちに瞬時に第1極性とは逆の
第2極性の電圧であって、加工間隙に少なくとも放電を
発生し得る電圧を印加し、所定の時間τONだけ第2極性
の電圧を継続して印加し、その後に休止時間τOFF をも
たせて前記加工を繰り返し、加工間隙に発生する放電に
よりワークを加工する放電加工パルスの供給方法および
装置を提供するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、形彫り放電
加工において、電極の消耗を少なくするためにはグラフ
ァイトや銅などの電極を陽極、鉄鋼やアルミニウムなど
のワークを陰極とした極性で電圧を印加して放電加工す
るのがよいことが知られている。しかし水溶性加工液を
使用した形彫り放電加工において、前記極性で電圧を印
加して放電加工するときは、荒加工はよいが仕上げ加工
で前述の付着および電蝕が起き、前記と逆極性の電圧を
印加して放電加工するときは、電極に放電屑が付着し加
工寸法の精度が悪くなる。そのため上記特開平3−29
4116号公報に記載の技術は、前記極性の電圧を印加
して放電加工するので電極消耗が少なく、放電開始まで
は前記と逆極性の電圧を印加するので付着物および電蝕
がない放電加工を実現しようとするものである。しかし
ながら、上記技術は、放電を開始するまで前記と逆極性
の電圧を印加し、放電を開始した瞬間に前記極性の電圧
を印加して放電させることを繰り返すので、結果的に平
均電圧が負となり、ワークの電蝕は防止できるものの、
電極に放電屑が付着し、加工寸法精度を悪化するという
問題がある。
【0006】したがって、本発明の目的は上述の問題点
のない、すなわち電極消耗が小さく、電蝕がなく、また
電極に放電屑の付着がない加工精度のよい放電加工パル
スの供給方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の一実施例
の概略構成を示す図である。前記目的を達成する本発明
の放電加工パルスの供給方法は、電極9とワーク10と
を対向させた加工間隙に休止時間τOFF をおきながら間
欠的に正極性および負極性の電圧パルスをそれぞれ印加
し、加工間隙に発生する放電によりワーク10を加工す
る放電加工パルスの供給方法において、加工間隙に印加
される極間の平均電圧およびその平均電圧の極性を検出
し、 (i)平均電圧の極性が正のとき、 加工間隙に少なくとも放電を発生し得る電極9を負とす
極性の電圧パルスを印加し、極性の電圧パルス
よる加工間隙の放電の開始が検出された後、極性の電
パルスの印加を停止するとともに、少なくとも加工間
隙の絶縁が回復しないうちに瞬時に極性とは逆の電極
9を正とする極性の電圧パルスであって、加工間隙に
少なくとも放電を発生し得る電圧パルスを印加し、所定
の時間τONだけ極性の電圧パルスを継続して印加し、
その後に所定の休止時間τOFF をとる。 (ii)平均電圧の極性が負のとき、 極性の電圧パルスを印加し、極性の電圧パルスによ
る加工間隙の放電の開始が検出された後も、極性の電
圧を継続して所定の時間τONだけ印加し、その後に所定
の休止時間τOFF をとる。そして、加工間隙の平均電圧
の極性に応じて上記(i)または(ii)の処理を繰り返
すことを特徴とする。
【0008】さらに、本発明の放電加工パルスの供給方
法は、極性または極性の電圧パルスが加工間隙へ印
加され、所定時間τW 経過しても加工間隙で放電の開始
が検出されないとき、平均電圧の極性を検出し、平均電
圧の極性が印加電圧の極性と同じとき、印加電圧を平均
電圧と反対極性の電圧パルスに切り換えて加工間隙へ印
加する。
【0009】前記目的を達成する本発明の放電加工パル
スの供給装置は、電極9とワーク10とを対向させた加
工間隙に休止時間τOFF をおきながら間欠的に正極性お
よび負極性の電圧パルスをそれぞれ印加し、加工間隙に
発生する放電によりワーク10を加工する放電加工パル
供給装置において、 (i)加工間隙に電極9を負とする極性の電圧を供給
する第1電源1と、 (ii)第1電源と加工間隙との間に直列に接続され、
第1電源から加工間隙への極性の電圧の供給をオン
オフする第1開閉手段2と、 (iii )加工間隙に極性とは逆の電極9を正とする
極性の電圧を供給する第2電源5と、 (iv)第2電源と加工間隙との間に直列に接続され、
第2電源から加工間隙への極性の電圧の供給をオン
オフする第2開閉手段6と、 (v)加工間隙に印加される極間電圧の平均電圧を検出
し、平均電圧の極性を検出する電位判別部15と、 (vi)極間電圧が所定レベルより大から小となる変化を
検出する放電検出部17と、 (vii )電位判別部15からの正の電位判別信号を受け
たときは第1開閉手段2をオンとしかつ第2開閉手段
6をオフとして電極9を負とする電圧を印加し、放電検
出部17により放電開始が検出されたら、第1開閉手段
2をオフするとともに第2開閉手段6をオンにし、所定
時間τON放電を継続し、電位判別部15からの負の電位
判別信号を受けたときは第2開閉手段6をオンとし
つ第1開閉手段2をオフとして電極9を正とする電圧を
印加し、放電検出部17により放電開始が検出されたら
そのまま所定時間τON放電を継続させた後、第2開閉手
段6をオフするパルス発生制御手段20と、を具備す
る。
【0010】さらに本発明の放電加工パルスの供給装置
におけるパルス発生制御手段20は、加工間隙に正極性
または負極性の電圧を印加後、放電開始まで所定時間τ
w 毎に電位判別手段15により極間電圧の平均電圧の極
性を判別し、加工間隙に印加されている電圧の極性と電
位判別手段15が判別した極性が同じとき、第1開閉手
段2と第2開閉手段6のオンオフを共に切り換える。
【0011】
【作用】上記手段により、電極とワークを対向させた加
工間隙に、印加する各電圧パルスの先頭で極間平均電圧
を打ち消す極性の電圧を出力し、放電開始後、電極を
正、ワークを負とする極性の電圧を印加して放電加工す
るので電極消耗が少なく、また平均電圧が略0Vとなる
ように加工間隙に電圧を印加するので電蝕がなく、さら
にまた電極に放電屑が付着しない。それゆえ加工寸法精
度の良い放電加工が実現される。
【0012】
【実施例】図1は本発明の一実施例の基本構成図であ
る。第1の電源として負電圧直流電源1は、第1の開閉
手段であり好ましくは電界効果トランジスタであるトラ
ンジスタ2および放電電流制限用抵抗(以下、抵抗と称
する)3を介して電極9およびワーク10間に電極9側
を負電位とする電圧(以下、負電圧と称する)を供給す
る。第2の電源として正電圧直流電源5は、第2の開閉
手段であり好ましくは電界効果トランジスタであるトラ
ンジスタ6および放電電流制限用抵抗(以下、抵抗と称
する)7を介して電極9およびワーク10間に電極9側
を正電位とする電圧(以下、正電圧と称する)を供給す
る。
【0013】極間電圧検出部11は電極9とワーク10
の電位差を検出し、極間電圧の平均電圧の極性を判別す
る電位判別部15と、加工間隙における放電の開始を検
出する放電検出部17に接続される。記憶部13には負
電圧による放電時間τP 、加工用正電圧による放電時間
τONおよび休止時間τOFF の値が基本クロックのカウン
ト数として格納され、さらに本発明は電極とワーク間に
正電圧または負電圧を印加後、所定時間τW 経過しても
放電開始しないときは平均電圧の極性を判別し印加電圧
の極性が平均電圧の極性と同じとき平均電圧を0Vとす
るために印加電圧の極性を切り換えるが、記憶部13に
はこの所定時間τW の値も水晶振動子等からなる基本ク
ロックのカウント数として格納される。なお、τP の値
は充分小さい値、好ましくは0が設定される。τONは所
望の加工精度が得られる値に、τOFF は絶縁回復に充分
な時間に設定される。カウンタ部14はパルス発生部1
2からの指令に応じて記憶部13の値を取り出し、その
値の数だけ基本クロックCLKをカウントし、カウント
が終了したら終了信号をパルス発生部12とパルス極性
制御部19へ送出する。パルス発生部12はカウンタ部
14へ時間の計数を指令し、その結果および極間電圧検
出部11の検出結果に応じて、パルス発生部12とパル
ス極性制御部19を介してゲートドライブ回路4または
8を制御してトランジスタ2または6をオン、オフして
電極9とワーク10間に負または正の電圧を印加する。
すなわち、パルス発生部12、パルス極性制御部19、
記憶部13、カウンタ部14が組み合わされ、電極とワ
ーク間に印加電圧を正電圧または負電圧に切り換える切
換手段を構成している。
【0014】図2は、図1に示す回路の動作を説明する
タイムチャートである。本図において(A)欄は図1中
Xで示した信号、すなわちパルス極性制御部19がゲー
トドライブ回路4へ送出する信号の状態を示し、(B)
欄は同様に図1中Yで示した信号、すなわちパルス極性
制御部19がゲートドライブ回路8へ送出する信号の状
態を示し、(C)欄は電極9とワーク10間の極間の電
圧の変化を示し、(D)欄は電極9とワーク10間の放
電による電流の変化を示し、(E)欄は極間平均電圧の
変化を示す。
【0015】以下に、図1と図2を相互に参照しつつ本
実施例の動作を説明する。時刻t1において極間平均電
圧の極性が正とすると、これを打ち消すためにパルス極
性制御部19がトランジスタ2を導通するための信号を
送出すると電極9とワーク10の間には電極9を負とす
る電圧が印加される。この電圧により電極9とワーク1
0の間の媒体である水溶性加工液はイオン化され絶縁が
破れて時刻t2に放電が開始し、電極9とワーク10の
間に電流が流れ始める。すると抵抗3において電圧降下
が生じ電極9とワーク10間の電位差は減少する。この
電位差の減少が極間電圧検出部11を介して放電検出部
17にて検出され、パルス発生部12はこれを受けてカ
ウンタ部14へ負電圧による放電時間τP の時間計数を
指令する。時刻t3にカウンタ部14からτP の計数終
了信号を受け取ったら、パルス発生部12はトランジス
タ2を非導通状態にトランジスタ6を導通状態にする信
号をパルス極性制御部19へ送出する。なお、τP を0
とする場合にはカウンタ部14を介さずパルス発生部1
2が放電開始の信号を受け取ったら、直ちにパルス極性
制御部19によりトランジスタ2を非導通状態にトラン
ジスタ6を導通状態に切り換える構成にする。
【0016】時刻t3から電極9とワーク10間に正電
圧が印加されると切り換え時間が充分短ければ絶縁が回
復する前に正電圧が印加されることとなり、同じ箇所で
放電が継続して放電電流が流れ、電極9とワーク10間
の電圧は放電時の電圧となる。時刻t3でトランジスタ
2から6への切り換えと同時にパルス発生部12はカウ
ンタ部14へτONの時間計数を指令し、極間に加工用放
電電流を流す。時刻t4にτONの計数が終了したらパル
ス発生部12はトランジスタ6を非導通にするための信
号をパルス極性制御部19へ送出して放電を休止し、同
時にカウンタ部14へτOFF の時間計数を指令する。こ
のときの極間平均電圧の極性は負であるので、τOFF が
終了した時刻t5ではパルス極性制御部19はトランジ
スタ6を導通状態にする信号を送出する。以下時刻t6
までt2以降と同様な放電が行われ、放電終了後時刻t
10まで、時刻t1〜t4と同様な放電加工が繰り返し
行われる。
【0017】次に、時刻t10では直前の極間平均電圧
の極性が負であるので、正電圧が極間に印加され、パル
ス発生部12はカウンタ部14へτW の時間計数を指令
する。カウンタ部14から所定時間τW 経過した時刻t
11までに放電しないときに電位判別部15によりその
ときの平均電圧の極性を判別し、平均電圧が正であるの
でパルス極性制御部19はトランジスタ6を非導通状態
にする信号を送出しかつトランジスタ2を導通状態にす
る信号を送出し、極間印加電圧を負電圧に切り換える。
時刻t12で放電が開始し放電検出部17が検出する
と、パルス発生部12はカウンタ部14へτP の時間計
数を指令する。カウンタ部14からτP の計数終了信号
を受け取った時刻t3 で、パルス発生部12はトランジ
スタ2を非導通状態にトランジスタ6を導通状態にする
信号をパルス極性制御部19へ送出すると同時にパルス
発生部12はカウンタ部14へτONの時間計数を指令し
て極間に加工用放電電流を流す。時刻t14にτONの計
数が終了したらパルス発生部12はトランジスタ6を非
導通にするための信号をパルス極性制御部19へ送出し
て放電を休止し、同時にカウンタ部14へτOFF の時間
計数を指令する。本発明の一実施例による放電加工パル
スの発生供給方法は上述の動作を繰り返し実行する。
【0018】図3は図1における記憶部13とカウンタ
部14の詳細回路例である。τP レジスタ130には時
間τP を基本クロックCLKの周期で除算した値が格納
され、同様にτONレジスタ132には時間τONに対応す
る値が、τOFF レジスタ134には時間τOFF に対応す
る値が、τW レジスタ136には前述の所定時間τWを
基本クロックCLKの周期で除算した値が格納されてい
る。
【0019】τP カウンタ140は、そのLOAD端子に接
続されたパルス発生部12から負電圧による放電時間τ
P の計数を制御するための信号LD1がLレベルである
間、τP レジスタ130に格納されている値をロードし
続け、Hレベルになると端子DNから入力される基本ク
ロックCLKの度にこの値をダウンカウントし、カウン
タの値が0になったらBORROW(BRW) 端子へτP の計数終
了を示す信号B1をパルス発生部12へ向けて出力す
る。
【0020】同様にτONカウンタ142およびτOFF カ
ウンタ144はそれぞれ信号LD2およびLD3がLレ
ベルである間それぞれτONレジスタ132およびτOFF
レジスタ134からの値をロードし続けHレベルになる
とクロックパルスCLKが入力する度にこの値をダウン
カウントし、カウンタの値が0になったらそれぞれBRW
端子へ信号B2およびB3を出力する。なお、前述した
ように、τP を0とする場合にはτP レジスタ130と
τP カウンタ140は不要である。
【0021】τW カウンタ146は、そのLOAD端子に接
続されたパルス発生部12からの時間τW の計数を制御
するための信号LD4がLレベルである間、τW レジス
タ136に格納されている値をロードし続け、Hレベル
になると端子DNから入力される基本クロックCLKが
入力する度にこの値をダウンカウントし、カウンタの値
が0になったらBRW 端子へτW の計数終了を示す信号B
4をパルス発生部12へ向けて出力する。
【0022】図4は本発明による放電加工パルスの制御
回路の詳細説明図である。極間電圧検出部11は、演算
増幅器110と抵抗R1〜R4で構成される差動増幅回
路と、演算増幅器110の出力が入力され、その入力の
絶対値を出力する公知の技術からなる絶対値回路111
とから構成される。この差動増幅回路の入力には電極9
およびワーク10間の電圧が供給され、高電圧の極間電
圧を演算素子で扱える低電圧にレベル変換される。
【0023】放電検出部17は、絶対値回路111の出
力に接続されるコンパレータ170と可変抵抗VR1と
抵抗R6で構成される基準電圧設定回路と、JKフリッ
プフロップ171から構成される。このコンパレータ1
70は可変抵抗VR1と抵抗R6で分圧して設定される
放電判別レベルと極間電圧の絶対値の電圧を比較し、極
間の印加電圧の絶対値が設定レベル以上であるときHレ
ベルを出力し、設定レベル以下であるときLレベルを出
力する。一方、JKフリップフロップ171はコンパレ
ータ170の出力の立ち下がりを一時的に記憶し、τON
の終了信号B2でリセットされる。
【0024】電位判別部15は、極間電圧検出部11に
おける演算増幅器110の出力が、抵抗R7、R8およ
びコンデンサC1で構成する積分回路を介してコンパレ
ータ150へ入力され、電極とワーク間の極間電圧の平
均電圧を検出し、極性を判別する。抵抗R8によりヒス
テリシス特性を利用して電位判別基準レベルLV1、L
V2を得ている。コンパレータ150の出力はフリップ
フロップ190に送られτONの終了信号B2またはτW
のカウント終了信号B4が来る度に更新して一時記憶さ
れる。
【0025】パルス発生部12は、JKフリップフロッ
プ120、121とANDゲート122、123、12
4とD形フリップフロップ125およびNANDゲート
126で構成される。JKフリップフロップ120の非
反転出力はカウンタ部14からのτP 計数終了信号B1
でHレベルとなり、τON計数終了信号B2でLレベルと
なる。またJKフリップフロップ121の非反転出力は
カウンタ部14からのτOFF 計数終了信号B3でHレベ
ルとなり、次回のτON計数終了信号B2でLレベルにな
る。JKフリップフロップ120の非反転出力はカウン
タ部14への信号LD2となり、τONカウンタ142を
制御する。JKフリップフロップ120の反転出力とJ
Kフリップフロップ121の非反転出力はそれぞれAN
Dゲート122へ入力され、ANDゲート122の出力
はNANDゲート126の再ロード信号とAND処理さ
れてカウンタ部14への信号LD4となり、τW カウン
タ144を制御する。JKフリップフロップ121の反
転出力はそのままカウンタ部14への信号LD3とな
り、τOFF カウンタ144を制御する。また、JKフリ
ップフロップ120の反転出力と放電検出部17のJK
フリップフロップ171の非反転出力はそれぞれAND
ゲート123へ入力され、ANDゲート123の出力は
カウンタ部14への信号LD1となる。さらに、フリッ
プフロップ125は、τW カウンタ146の計数終了信
号B4を1クロック分遅らせて、τW カウンタ146の
動作を安定させている。フリップフロップ125の出力
は放電検出信号であるフリップフロップ171の出力と
NAND処理126され、放電待ち時間の間τW カウン
タ146を再ロードする。
【0026】パルス極性制御部19は、JKフリップフ
ロップ190とANDゲート191、193、194と
インバータ192およびORゲート195から構成され
る。電位判別部15におけるコンパレータ150の出力
はJKフリップフロップ190のJ入力に接続され、か
つインバータ192を介してJKフリップフロップ19
0のK入力に接続される。一方、カウンタ部14からの
信号B2とB4はそれぞれANDゲート191へ入力さ
れ、ANDゲート191の出力はJKフリップフロップ
190の反転クロック入力に接続される。カウンタ部1
4からの信号B2とB4は立ち下がり信号なので、AN
Dゲート191はOR論理信号の作用をし、τONカウン
タ終了信号B2およびτW カウント終了信号B4が来る
度に、フリップフロップ190で電位判別信号を更新し
て一時記憶する。JKフリップフロップ190の非反転
出力はANDゲート193へ入力され、反転出力はAN
Dゲート194へ入力され、ANDゲート193と19
4のゲート開閉信号としてパルス発生部におけるAND
ゲート122の出力信号をANDゲート193に出力す
るか、194に出力するかを切り換えている。ANDゲ
ート193の出力はORゲート195に入力され、OR
ゲート195の他の入力はJKフリップフロップ120
の非反転出力と接続され、ORゲート195の出力はゲ
ートドライブ回路8の入力に接続され正電圧パルスの制
御信号となり、ANDゲート194の出力はゲートドラ
イブ回路4の入力に接続され負電圧パルスの制御信号と
なる。
【0027】図5は図3と図4に示す回路の動作を説明
するタイムチャートである。(A)〜(N)の各欄は、
それぞれ図4中にA〜Nと付した箇所の信号の状態を示
す。以下に本図に示すP1〜P6の時間帯における動作
を順に説明する。最初に、P1の時間帯について詳細に
説明する。P1時間帯におけるタイムチャートは、τON
カウンタ142の終了信号B2の立ち下がりで始まり
(F)、各JKフリップフロップ120、121、およ
び171のCL入力へ入力されると、JKフリップフロ
ップ120、121および171はリセットされ、信号
LD3はHレベルとなってτOFF カウンタ144による
時間τOFF の計数が開始される。この間は休止時間であ
りJKフリップフロップ120および121は共にリセ
ットされた状態にあるので、ANDゲート122、19
3、194とORゲート195を介するゲートドライブ
回路4及び8への信号は共にLレベルであり、トランジ
スタ2及び6は共に非導通となり電極9とワーク10は
印加されない。また、P1の前の信号B2時点で極間平
均電圧(B、C)は正であるので、次のP1に対する極
性指令の信号(D)はLレベルとなり、ANDゲート1
93のゲートが閉じられ、ゲート194が開かれてい
る。
【0028】次にτOFF カウンタ144において時間τ
OFF の計数が終了すると、休止時間でτOFF の終了信号
B3が出力される。この信号の立ち下がりでJKフリッ
プフロップ121の出力が反転するので、ANDゲート
122の出力はHレベルとなり、ANDゲート194の
出力はHレベルとなりゲートドライブ4への信号がHレ
ベルとなる。そうなるとトランジスタ2は導通し、電極
9とワーク10の間に負電圧が印加される。(A)欄の
信号はこの極間電圧を表す。
【0029】電極とワークの間に負電圧が印加されると
き、充分な休止期間τOFF を経て印加されるので電極9
とワーク10間の絶縁が回復しており、すぐには電流が
流れないので電極とワーク間の電圧には電源電圧がその
まま現れる。このとき、コンパレータ170からなる比
較演算回路の出力はHレベルとなる。印加された電圧に
より極間の媒体が絶縁破壊され放電が開始されると、極
間電圧(負の電圧)が減少する。可変抵抗VR1および
抵抗R6で分圧される電圧は放電開始前の極間電圧と放
電中の極間電圧との間の値に設定されている。したがっ
てコンパレータ170の出力は極間の放電開始とともに
HレベルからLレベルへ変化する。そうすると、JKフ
リップフロップ171の出力は反転し、そのためAND
ゲート123の出力はHレベルとなり(I欄)、カウン
タ部14への信号LD1がHレベルとなってτP カウン
タ140により負電圧による放電時間τP の計数が開始
される。
【0030】τP の計数終了信号B1がLレベルになる
と(E欄)、JKフリップフロップ120の出力は反転
する。したがってANDゲート122、194を介する
ゲートドライブ回路4への信号はLレベルとなり
(M)、ANDゲート123、193、ORゲート19
5を介するゲートドライブ回路8への信号はHレベルと
なって(N)、電極とワークの間には負電圧に変わって
正電圧が印加される。それと共に信号LD2はHレベル
となり、加工用放電時間τONの計数が開始される。切り
換え時間が充分短ければ、極間の絶縁が回復されること
なく、正電圧が印加されるので、直ちに放電電流が流
れ、極間電圧は放電中の電圧を示す。τONの計数が終了
すると信号B2がLレベルとなり、休止時間τOFF を経
てP2の時間帯に移る。
【0031】ここで、P1の時間帯について上記内容を
整理して概略して説明する。P1の前で極間電圧の平均
電圧が正(B,C)と仮定すると、極性指令の信号
(D)がLレベルとなり、τOFF カウンタの終了信号
(G)によってゲートドライブ回路4への信号はHレベ
ルとなり(M)、極間に負電圧が印加される。負電圧が
印加され、放電が開始すると(I)、負電圧をオフ
(M)、正電圧をオン(N)に印加電圧の極性を切り換
える。その後正電圧を所定時間τON印加して放電し、τ
ON経過後正電圧をオフとし、τOFF 経過後次の印加電圧
の極性を指令する。
【0032】以下P2〜P6の時間帯について概略して
説明する。先ず、P2の時間帯について説明する。P1
の時間帯終了後の極間電圧の平均電圧が負なので極性指
令(D)がHレベルとなり、τOFF カウンタの終了信号
(G)によってゲートドライブ回路8への信号はHレベ
ルとなり(N)、極間に正電圧が印加される。この場合
は極間に正電圧が印加されて放電が開始するので、τON
カウンタが計数終了するまで同一極性の印加が継続され
る。次に、P3の時間帯について説明する。P2の時間
帯終了後の極間電圧の平均電圧が正なので極性指令
(D)がLレベルとなり、τOFF カウンタの終了信号
(G)によってゲートドライブ回路4への信号はHレベ
ルとなり(M)、極間に負電圧が印加されて放電が開始
し、所定時間τW 経過しても放電が開始しないので、極
間に正電圧が切り換えられて印加され、その後放電した
状態を示す。放電以降はP1と同様なので説明は省略す
る。次に、P4の時間帯はP2と同様であり、P5の時
間帯はP1と同様であるので説明は省略する。
【0033】最後に、P6の時間帯について説明する。
P5の時間帯終了後の極間電圧の平均電圧が正なので極
性指令(D)がLレベルとなり、τOFF カウンタの終了
信号(G)によってゲートドライブ回路4への信号はH
レベルとなり(M)、極間に負電圧が印加され、所定時
間τW 経過しても放電しないので、極間に正電圧が切り
換えられて印加され(N)、所定時間τW 経過しても放
電しないので、再度極間に負電圧が印加され(M)、そ
の後放電開始したので加工用の正電圧に極間の印加電圧
を切り換えて放電を継続した状態を示す。なお、この放
電パルスの供給方法を用いると、従来実用面では面粗
さ、30〜40μmRmax までしか仕上がらなかったも
のが10μmRmax まで仕上げ加工を行えるようになっ
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の放電加工
パルスの供給方法および装置によれば、極間の平均電圧
が略0Vに保たれるのでワークの電蝕や錆の発生を防止
できる。またワークや電極への電解生成物の付着もなく
なり放電が安定し加工速度が速くなり効率が改善され
る。さらに、電極消耗が少なく、電極への放電屑の付着
が防止されるので加工精度が向上し、ワークの仕上げ面
粗度が良好になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の基本構成図である。
【図2】図1に示す回路の動作を説明するタイムチャー
トである。
【図3】図1における記憶部とカウンタ部の詳細回路図
である。
【図4】本発明による放電加工パルスの制御回路の詳細
説明図である。
【図5】図3と図4に示す回路の動作を説明するタイム
チャートである。
【符号の説明】
1…負電圧直流電源 2、6…トランジスタ 3、7…放電電流制限用抵抗器 4、8…ゲートドライブ回路 5…正電圧直流電源 9…電極 10…ワーク 11…極間電圧検出部 12…パルス発生部 13…記憶部 14…カウンタ部 15…電位判別部 17…放電検出部 19…パルス極性制御部 20…パルス発生制御手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電極(9)とワーク(10)とを対向さ
    せた加工間隙に休止時間τOFF をおきながら間欠的に
    極性および負極性の電圧パルスをそれぞれ印加し、前記
    加工間隙に発生する放電により前記ワーク(10)を加
    工する放電加工パルスの供給方法において、 前記加工間隙に印加される極間の平均電圧およびその平
    均電圧の極性を検出し、 (i)前記平均電圧の極性が正のとき、 前記加工間隙に少なくとも放電を発生し得る前記電極
    (9)を負とする前記負極性の電圧パルスを印加し、 前記極性の電圧パルスによる前記加工間隙の放電の開
    始が検出された後、前記極性の電圧パルスの印加を停
    止するとともに、少なくとも前記加工間隙の絶縁が回復
    しないうちに瞬時に前記極性とは逆の前記電極(9)
    を正とする前記正極性の電圧パルスであって、前記加工
    間隙に少なくとも放電を発生し得る電圧パルスを印加
    し、 所定の時間τONだけ前記極性の電圧パルスを継続して
    印加し、 その後に所定の休止時間τOFF をとり、 (ii)前記平均電圧の極性が負のとき、 前記極性の電圧パルスを印加し、 前記極性の電圧パルスによる前記加工間隙の放電の開
    始が検出された後も、 前記極性の電圧パルスを継続して所定の時間τONだけ
    印加し、 その後に所定の休止時間τOFF をとり、前記 加工間隙の前記平均電圧の極性に応じて前記(i)
    または(ii)の処理を繰り返すことを特徴とする放電加
    工パルスの供給方法。
  2. 【請求項2】 前記極性または前記極性の電圧パル
    が前記加工間隙へ印加され、所定時間τW 経過しても
    前記加工間隙で放電の開始が検出されないとき、前記平
    均電圧の極性を検出し、前記平均電圧の極性が前記印加
    電圧の極性と同じとき、前記印加電圧を前記平均電圧と
    反対極性の電圧パルスに切り換えて前記加工間隙へ印加
    する請求項1に記載の放電加工パルスの供給方法。
  3. 【請求項3】 電極(9)とワーク(10)とを対向さ
    せた加工間隙に休止時間τOFF をおきながら間欠的に
    極性および負極性の電圧パルスをそれぞれ印加し、前記
    加工間隙に発生する放電により前記ワーク(10)を加
    工する放電加工パルス供給装置において、 前記加工間隙に前記電極(9)を負とする極性の電圧
    を供給する第1電源(1)と、 前記第1電源(1)と前記加工間隙との間に直列に接続
    され、前記第1電源(1)から前記加工間隙への前記
    極性の電圧の供給をオンオフする第1開閉手段(2)
    と、 前記加工間隙に前記極性とは逆の前記電極(9)を正
    とする極性の電圧を供給する第2電源(5)と、 前記第2電源(5)と前記加工間隙との間に直列に接続
    され、前記第2電源(5)から前記加工間隙への前記
    極性の電圧の供給をオンオフする第2開閉手段(6)
    と、 前記加工間隙に印加される極間電圧の平均電圧を検出
    し、前記平均電圧の極性を検出する電位判別部(15)
    と、 前記極間電圧が所定レベルより大から小となる変化を検
    出する放電検出部(17)と、 前記電位判別部(15)からの正の電位判別信号を受け
    たときは前記第1開閉手段(2)をオンとしかつ前記
    第2開閉手段(6)をオフとして前記電極(9)を負と
    する電圧を印加し、前記放電検出部(17)により放電
    開始が検出されたら、前記第1開閉手段(2)をオフす
    るとともに前記第2開閉手段(6)をオンにし、所定時
    間τON放電を継続し、 前記電位判別部(15)からの負の電位判別信号を受け
    たときは前記第2開閉手段(6)をオンとしかつ前記
    第1開閉手段(2)をオフとして前記電極(9)を正と
    する電圧を印加し、前記放電検出部(17)により放電
    開始が検出されたらそのまま前記所定時間τON放電を継
    続させた後、前記第2開閉手段(6)をオフするパルス
    発生制御手段(20)と、 を具備することを特徴とする放電加工パルスの供給装
    置。
  4. 【請求項4】 前記パルス発生制御手段(20)は、前
    記加工間隙に正極性または負極性の電圧を印加後、放電
    開始まで所定時間τw 毎に前記電位判別手段(15)に
    より前記極間電圧の前記平均電圧の極性を判別し、前記
    加工間隙に印加されている電圧の極性と前記電位判別手
    段(15)が判別した極性が同じとき、前記第1開閉手
    段(2)と前記第2開閉手段(6)のオンオフを共に切
    り換える請求項3に記載の放電加工パルスの供給装置。
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