JP2712313B2 - センスアンプ - Google Patents

センスアンプ

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はセンスアンプに関し、特に1ビットの情報を
真補のデータを記憶する2個のメモリセルで構成された
メモリセル対に保持し、該保持されたデータを高速で読
み出すセンスアンプに関する。
[従来の技術] 従来、この種のセンスアンプとしては1985IEEE Inter
national Solid-State Circuit Conference P162〜163:
「A 25ns 16k CMOS PROM using a 4-Transistor call」
に記載されたものがあり、これを第6図を参照しながら
簡単に説明しておく。
第6図に示したように従来のセンスアンプは、第1の
入力端子SINが入力に接続されNチャンネル型の電界効
果トランジスタ(以下MOSFET)T1,T2より成る第1のカ
スコードアンプ(カルコードアンプ−1)と、第2の入
力端子▲▼が入力されNチャンネル型MOSFET T3,
T4より成る第2のカスコードアンプ(カルコードアンプ
−2)と、第1及び第2のカスコードアンプの出力A及
びが入力され、Pチャンネル型MOSFET T5,T7及びNチ
ャンネル型MOSFET T6,T8,T9より成る作動増幅器と、作
動増幅器の出力S及びが入力されNチャンネル型MOSF
ET T12〜T17より成るレベルシフト・ラッチ回路と、レ
ベルシフト・ラッチ回路の出力に接続された第1及び第
2の出力端子SA及び▲▼とで構成されている。また
第1及び第2の入力端子SIN及び▲▼はNチャン
ネル型MOSFETより成るYセレクタT18及びT20を介して列
線対Di及び▲▼に接続され、列線対Di及び▲▼
にはメモリセル対Mi及び▲▼と、ドレインが電源電
圧端子VCC(以下VCCと記す)に接続されYREF1がゲート
入力されたNチャンネル型MOSFETより成る列線対チャー
ジアップ用MOSFET T19及びT21が接続されている。
次にその動作について簡単に説明しておく。第6図に
おいて、行線Wiが選択された高レベルになり、メモリセ
ル対を構成するメモリセルMiがオフ、メモリセルMiがオ
ンしている場合、ゲートにYREF1(例えばYREF1=2.0V)
が印加されたチャージアップ用MOSFET T19及びT21によ
り列線対Di及び▲▼はYREF1−VTN(例えばVTN=1.0
V)=2.0−1.0=1.0Vにチャージアップされ、チャージ
アップ用MOSFET T19及びT21がカットオフする。上述し
たVTNはNチャンネル型MOSFETのしきい値電圧を示し、
以下VTNと記す。そして列線対Diおよび▲▼が1.0V
にチャージアップされると共に、センスアンプの第1及
び第2の入力端子SIN及び▲▼もYセレクタT18及
びT20を介してYREF1−VTN=1.0Vにチャージアップされ
る。ここで例えばYREF2=2.1VとするとYセレクタT18を
介して第1の入力端子SINに接続されたメモリセルMiは
オフであるので、第1の入力端子SIN及び列線Diは第1
のカスコードアンプ(カスコードアンプ−1)を構成す
るNチャンネル型MOSFET T1及びT2を介してYREF2−VTN
=2.1−1.0=1.1VにチャージアップされてNチャンネル
型MOSFET T2がカットオフし、第1のカスコードアンプ
(カスコドアンプ−1)の出力AはVCC(例えば5.0V)
−VTN=5.0−1.0=4.0Vとなり、一方YセレクタT20を介
して第2の入力端子▲▼に接続されたメモリセル
▲▼はオンしているので、第2のカスコードアンプ
(カスコードアンプ−2)を構成するNチャンネル型MO
SFET T3及びT4を介してメモリセル▲▼に電流が供
給されるため、第1のカスコードアンプ(カスコードア
ンプ−1)の出力Aの電位(4.0V)よりも低い電位(例
えば3.5V)が第2カスコードアンプ(カスコードアンプ
−2)の出力から出力される。この第1及び第2のカ
スコードアンプの出力A及びを受けて作動増幅器の出
力Sからは低レベル、作動増幅器の出力からは高レベ
ルが出力され、さらに作動増幅器の出力S及びを受け
て、レベルシフト・ラッチ回路の出力に接続された第1
の出力端子SAからは低レベルが、第2の出力端子▲
▼からは高レベルが出力される。
尚、メモリセルMiがオン、メモリセル▲▼がオフ
の場合には上述した動作とは全く逆の動作をするため、
この場合の動作の説明は省略する。
[発明が解決しようとする問題点] 上述した従来のセンスアンプが第6図に示したように
17個のMOSFET T1〜Tnで構成されると共にチャージアッ
プ用MOSFETを必要とし、さらに作動増幅器に印加する低
電圧VCを発生させるための回路(T10及びT11で構成)及
びYREF1とYREF2の電位を発生させるための回路が必要で
あるので、従来のセンスアンプは回路構成が複雑で半導
体基板上に集積するためには大きな面積を必要とする欠
点がある。
さらに第1及び第2の出力端子SA及び▲▼から出
力される高レベルはVCC−VTN=5.0−1.0=4.0vであるの
で、第1及び第2の出力端子SA及び▲▼から出力さ
れる信号の振幅が小さくノイズマージンが小さくなると
いう欠点がある。
[発明の従来技術に対する相違点] 上述した従来のセンスアンプに対し、本発明は回路構
成が簡単でしかもセンスアンプの出力信号は接地電位と
電源電圧間をフル振幅するという相違点を有する。
[問題点を解決するための手段] 本願発明の要旨は、1ビットの情報を真補のデータで
記憶する2個のメモリセルで構成されたメモリセル対を
列方向及び行方向に複数個配列して成るメモリセルアレ
イと、前記メモリセル対を列方向に接続する複数の列線
対と、前記メモリセル対を行方向に接続する複数の行線
と、アドレス信号を入力とし前記列線対を選択する列線
対選択回路と、アドレス信号を入力とし前記行線を選択
する行選択回路とを有する読み出し専用半導体記憶装置
用のセンスアンプにおいて、前記メモリセルアレイ内の
選択されたメモリセル対に記憶されたデータの読み出し
に用いられ、ドレインが第1の接続点に、ゲートが第1
のノアゲートの出力に、ソースが第1の入力端子にそれ
ぞれ接続された一導電型の第1電界効果トランジスタ
と、ドレイン及びゲートが前記第1の接続点に、ソース
が電源電圧端子にそれぞれ接続された前記第1電界効果
トランジスタと逆導電型の第2電界効果トランジスタ
と、ドレインが第2の接続点に、ゲートが前記第1の接
続点に、ソースが前記電源電圧端子にそれぞれ接続され
た前記逆導電型の第3電界効果トランジスタと、ドレイ
ンが前記第2の接続点に、ゲートが第4の接続点にそれ
ぞれ接続された前記一導電型の第4電界効果トランジス
タと、ドレインが第3の接続点に、ゲートが第2のノア
ゲートの出力に、ソースが第2の入力端子にそれぞれ接
続された前記一導電型の第5電界効果トランジスタと、
ドレイン及びゲートが前記第3の接続点に、ソースが前
記電源電圧端子にそれぞれ接続された前記逆導電型の第
6電界効果トランジスタと、ドレインが前記第4の接続
点に、ゲートが前記第3の接続点に、ソースが前記電源
電圧端子にそれぞれ接続された前記逆導電型の第7電界
効果トランジスタと、ドレイン及びゲートが前記第4の
接続点に接続された前記一導電型の第8電界効果トラン
ジスタと、前記第4及び第8電界効果トランジスタのソ
ースと接地線との間に介在し、第1の制御信号の供給さ
れるゲートを有する第9電界効果トランジスタと、前記
第2の接続点に接続された出力端子とで構成され、前記
第1及び第2のノアゲートの第1入力がそれぞれ前記第
1及び第2の入力端子に接続され、前記第1及び第2の
ノアゲートの第2入力に前記第1の制御信号の反転信号
を印加し、前記1ビットの情報の真補のデータが前記第
1の入力端子と前記第2の入力端子とにそれぞれ供給さ
れることである。
[実施例] 次に、本発明について実施例を通して説明する。
まず第2図に示したように、1ビットの情報を記憶す
るために真補のデータを記憶する2個のメモリセルで構
成されたメモリセル対M00,▲▼〜M33,▲▼
と、メモリセル対MOO,▲▼〜M33,▲▼を列
方向及び行方向に複数個配列して成るメモリセルアレイ
11と、メモリセル対M00,▲▼〜M33,▲▼を
列方向に接続する複数の列線対D0,▲▼〜D3,▲
▼と、メモリセル対M00,▲▼〜M33,▲▼を
行方向に接続する複数の行線W0〜W3と、アドレス信号を
入力とし列線対D0,▲▼〜D3,▲▼を選択するた
めの列線対選択回路12と、アドレス信号を入力とし行線
W0〜W3を選択するための行選択回路13とを有する読み出
し専用半導体記憶装置(以下ROMと記す)において、メ
モリセルアレイ11内の選択されたメモリセル対に記憶さ
れたデータを読み出すために用いられるセンスアンプ14
であり、本発明による第1実施例を示す回路図を第1図
に示す。
第1図に示したように、ドレインが第1の接続点1に
ゲートが第1のインバータIN1の出力に、ソースが第1
の入力端子SINに接続されたNチャンネル型MOSFET N1
と、ドレイン及びゲートが第1の接続点1にソースが電
源電圧端子VCCに接続されたPチャンネル型MOSFETP2
と、ドレインが第2の接続点2にゲートが第1の接続点
1にソースが電源電圧端子VCCに接続されたPチャンネ
ル型MOSFET P3と、ドレインが第2の接続点2にゲート
が第4の接続点4に接続されソースが接地されたNチャ
ンネル型MOSFETと、ドレインが第3の接続点3にゲート
が第2のインバータIN2の出力にソースが第2の入力端
子に接続されたNチャンネル型MOSFET N5と、ドレイン
及びゲートが第3の接続点3にソースが電源電圧端子VC
Cに接続されたPチャンネル型MOSFETと、ドレインが第
4の接続点4にゲートが第3の接続点3にソースが電源
電圧端子VCCに接続されたPチャンネル型MOSFET P7と、
ドレイン及びゲートが第4の接続点4に接続されソース
が接地されたNチャンネル型MOSFET N8及び出力端子SOU
Tで構成され、第1及び第2のインバータIN1及びIN2の
入力がそれぞれ第1及び第2の入力端子SIN及び▲
▼に接続され、出力端子SOUTが第2の接続点2に接続
されて構成されている。
次に第1図及び第3図を参照しながらその動作を簡単
に説明する。まずメモリセルアレイ11内の選択されたメ
モリセル対において、第1の入力端子SINに列線対選択
回路12を介して接続されたメモリセルがオンして電流:I
セルが流れ、第2の入力端子▲▼に列線対選択回
路12を介して接続されたメモリセルがオフして電流が流
れない場合の動作を説明する。第1の入力端子SINはセ
ンスアンプの動作レベルである第1のインバータIN1の
論理しきい値電圧にバイアスされると共に、オンしたメ
モリセルに流れる電流:Iセルが流れるようにNチャンネ
ル型MOSFETN1のゲートがバイアスされ、Pチャンネル型
MOSFET P2にも電流:Iセルが流れる。そしてPチャンネ
ル型MOSFET P2と、Pチャンネル型MOSFET P3はカレイン
トミラーを構成しているため、Pチャンネル型MOSFET P
3には第3図(a)のIP3に示したように飽和領域で電
流:Iセルが流れる。一方、第2の入力端子▲▼も
センスアンプの動作レベルである第2のインバータIN2
の論理しきい値電圧にバイアスされるが、第2の入力端
子▲▼に接続されたメモリセルがオフしているの
で、Nチャンネル型MOSFET N5もオフする用にゲートが
バイアスされ、Pチャンネル型MOSFETP6にも電流が流れ
ない。そしてPチャンネル形MOSFET P6とPチャンネル
型MOSFET P7及びNチャンネル型MOSFET N8とNチャンネ
ル型MOSFET N4はカレントミラーを構成しているため、
Pチャンネル型MOSFET P7及びNチャンネル型MOSFETN8
に電流が流れず、Nチャンネル型MOSFET N4にも第3図
(a)のIN4に示したように電流が流れない。そして第
2の接続点2からは、第3図(a)に示したようにIP3
とIN3の交点(0で示してある)であるVCCが出力され
る。
次にメモリセルアレイ11内の選択されたメモリセル対
において、第1の入力端子SINに列線対選択回路12を介
して接続されたメモリセルがオフして電流が流れず、第
2の入力端子▲▼に列線対選択回路12を介して接
続されたメモリセルがオンして電流:Iセルが流れている
場合、第3図(b)に示したようにPチャンネル型MOSF
ET P3には電流:IP3が流れず、一方Nチャンネル型MOSFE
T N4には電流:IN4が流れ、第2の接続点2からは、第3
図(b)に示したようにIP3とIP4の交点(●で示してあ
る)である接地電位OVが出力される。
尚、第3図(b)の動作は第3図(a)の動作の全く
逆であるので、ここでの詳しし説明は省略した。
上述したように本発明によるセンスアンプは、第1図
に示したように8個のMOSFET N1,P2,P3,N4,N5,P6,P7,N8
と2個のインバータIN1,IN2で構成され第6図に示され
た従来のセンスアンプと比較すると非常に回路構成が簡
単であり、センスアンプの出力信号は接地電位と電源電
圧間をフル振幅する。
第4図は本発明の第2実施例を示す回路図であり、第
1図に示した第1実施例によるセンスアンプにおいて、
Nチャンネル型MOSFET N4及びNチャンネル型MOSFET N8
をNチャンネル型MOSFET N9を介して接地し、Nチャン
ネル型MOSFET N9のゲートに第1制御信号STを印加する
と共に、第1及び第2のインバータIN1〜IN2を第1及び
第2のノアゲートNOR1及びNOR2の一入力に第1の制御信
号を反転した信号▲▼を印加して構成されている。
この実施例では第1実施例で示した効果の他に、第1の
制御信号STを低レベルにすることにより、Nチャンネル
型MOSFET N9をオフさせると共に第1及び第2のノアゲ
ートNOR1及びNOR2の出力を低レベルとし、Nチャンネル
型MOSFET N1とNチャンネル型MOSFET N5をオフさせ、電
流電圧端子VCC〜接地間に流れる電流をカットすること
ができるという利点がある。第5図は本発明の第3実施
例を示す回路図であり、第4図に示した本発明による第
2実施例において、ドレインが電源電圧端子VCCにゲー
トが第1のノアゲート(NOR1)の出力にソースが第1の
接続点1に接続されたNチャンネル型MOSFET N10と、ド
レインが電源電圧端子VCCにゲートが第2のノアゲート
(NOR2)の出力にソースが第3の接続点3に接続された
Nチャンネル型MOSFET N11を追加して構成されている。
この実施例では第1及び第2実施例で示した効果の他
に、第1及び第2の入力端子SIN及び▲▼及び列
線対選択回路12を介して第1及び第2の入力端子SIN及
び▲▼に接続された選択された列線対をセンスア
ンプの動作電圧にまでチャージアップするスピードが速
くなるという利点があり、以下でその動作を簡単に説明
しておく。
まず列線対選択回路12で列線対が選択された場合、第
1及び第2の入力端子SIN及び▲▼と列線対はOV
であり、第1及び第2のノアゲート(NOR1及びNOR2)の
出力が高レベルになってNチャンネル型MOSFET N1及び
Nチャンネル型MOSFET N5がオンし、Pチャンネル型MOS
FET P2とNチャンネル型MOSFET N1及びPチャンネル型M
OSFET P6とNチャンネル型MOSFET N5を介して、第1及
び第2の入力端子SIN及び▲▼と列線対のチャー
ジアップが開始すると共に、Pチャンネル型MOSFET P2
及びPチャンネル型MOSFET P6よりも大きなgmを有する
Nチャンネル型MOSFET N10及びNチャンネル型MOSFET N
11もオンしてチャージアップが急速に行われる。次にチ
ャージアップが完了し、第1及び第2の入力端子SIN及
び▲▼と列線対がセンスアンプの動作電圧(例え
ば1.5V)になった場合、第1の入力端子SINに列線対選
択回路12を介してオンしたメモリセルが接続されPチャ
ンネル型MOSFET P2及びNチャンネル型MOSFET N1に電流
が流れていれば第1の接続点1の電位はVCC−|VTP|−α
(例えば、VCC−|VTP|−α=5.0−1.0−0.5=3.5V、VTP
はPチャンネル型MOSFETのしきい値電圧=−1.0V)にな
ると共に第1のノアゲート(NOR1)の出力はセンスアン
プの動作電圧+VTN+β(例えば、センスアンプの動作
電圧+VTN+β=1.5+1.0+0.5=3.0V、VTNはNチャン
ネル型MOSFETのしきい値電圧=1.0Vになり、Nチャンネ
ル型MOSFET N10はゲート電位=3.0V、ソース電位=3.5V
となってカットオフし、センスアンプの読み出し動作に
悪影響をを与えない。一方第1の入力端子SINに列線対
選択回路12を介してオフしたメモリセルが接続されPチ
ャンネル型MOSFET P2及びNチャンネル型MOSFET N1に電
流は流れていなければ第1の接続点1の電位はVCC−|VT
P|(例えばVCC−|VTP|=5.0−1.0=4.0V)になると共に
第1のノアゲート(NOR1)の出力はセンスアンプの動作
電圧+VTN(例えば、センスアンプの動作電圧+VTN=1.
5+1.0=1.5+1.0=2.5V)になり、Nチャンネル型MOSF
ET N10はゲート電位=2.5V、ソース電位=4.0Vとなって
カットオフし、この場合もセンスアンプの読み出し動作
に悪影響を与えない。
第2の入力端子SINに関しても全く同様の動作をする
ので説明は省略する。尚、第1図に示した第1実施例に
おいて、上述したNチャンネル型MOSFET N10及びNチャ
ンネル型MOSFET N11を追加して構成した場合も全く同様
の効果があることは明らかであり、ここでの説明は省略
する。
また、本発明によるセンスアンプは、フローティング
ゲートを有するメモリセルを含む電気的に書き込み可能
な読み出し専用半導体記憶装置(PROM)においても同様
の効果があることは明らかである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明は、回路構成を簡単にする
ことにより半導体基板上に構成するための面積を小さく
できる効果がある。またセンスアンプの出力信号が接地
電位と電源電圧間をフル振幅するのでノイズマージンも
大きくとれるという効果もある。
また、制御信号を印加することにより電源電圧端子〜
接地間に流れる電流をカットすることができるという効
果と、MOSFETを2個追加することによりセンスアンプの
入力及び選択された列線対のチャージアップを高速化で
きるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第3図(a)(b)は本発明の第1実施例を
示す回路図及びその出力特性を示す図、第4図及び第5
図は本発明の第2及び第3実施例をそれぞれ示す回路
図、第2図は本発明のセンスアンプを用いる読み出し専
用半導体記憶装置に構成を示す回路図、第6図は従来の
センスアンプを示す回路図である。 M00,▲▼〜M33,▲▼,Mi,▲▼……メモ
リセル対、D0,▲▼〜D3,▲▼,Di,▲▼……
列線対、W0〜W3,Wi……行線、11……メモリセルアレ
イ、12……列線対選択回路、13……行選択回路、14……
センスアンプ、VCC……電源電圧端子、SIN,▲▼
……入力端子、SOUT,SA,▲▼……出力端子、IN1,IN
2……インバータ、NOR1,NOR2……ノアゲート、N1,N4,N
5,N8〜N11,T1〜T4,T6,T8,T9,T11〜T21……Nチャンネル
型MOSFET、P2,P3,P6,P7,T6,T7,T10……Pチャンネル型M
OSFET。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1ビットの情報を真補のデータで記憶する
    2個のメモリセルで構成されたメモリセル対を列方向及
    び行方向に複数個配列して成るメモリセルアレイと、 前記メモリセル対を列方向に接続する複数の列線対と、 前記メモリセル対を行方向に接続する複数の行線と、 アドレス信号を入力とし前記列線対を選択する列線対選
    択回路と、 アドレス信号を入力とし前記行線を選択する行選択回路
    とを有する読み出し専用半導体記憶装置用のセンスアン
    プにおいて、 前記メモリセルアレイ内の選択されたメモリセル対に記
    憶されたデータの読み出しに用いられ、ドレインが第1
    の接続点に、ゲートが第1のノアゲートの出力に、ソー
    スが第1の入力端子にそれぞれ接続された一導電型の第
    1電界効果トランジスタと、 ドレイン及びゲートが前記第1の接続点に、ソースが電
    源電圧端子にそれぞれ接続された前記第1電界効果トラ
    ンジスタと逆導電型の第2電界効果トランジスタと、 ドレインが第2の接続点に、ゲートが前記第1の接続点
    に、ソースが前記電源電圧端子にそれぞれ接続された前
    記逆導電型の第3電界効果トランジスタと、 ドレインが前記第2の接続点に、ゲートが第4の接続点
    にそれぞれ接続された前記一導電型の第4電界効果トラ
    ンジスタと、 ドレインが第3の接続点に、ゲートが第2のノアゲート
    の出力に、ソースが第2の入力端子にそれぞれ接続され
    た前記一導電型の第5電界効果トランジスタと、 ドレイン及びゲートが前記第3の接続点に、ソースが前
    記電源電圧端子にそれぞれ接続された前記逆導電型の第
    6電界効果トランジスタと、 ドレインが前記第4の接続点に、ゲートが前記第3の接
    続点に、ソースが前記電源電圧端子にそれぞれ接続され
    た前記逆導電型の第7電界効果トランジスタと、 ドレイン及びゲートが前記第4の接続点に接続された前
    記一導電型の第8電界効果トランジスタと、 前記第4及び第8電界効果トランジスタのソースと接地
    線との間に介在し、第1の制御信号の供給されるゲート
    を有する第9電界効果トランジスタと、 前記第2の接続点に接続された出力端子とで構成され、 前記第1及び第2のノアゲートの第1入力がそれぞれ前
    記第1及び第2の入力端子に接続され、前記第1及び第
    2のノアゲートの第2入力に前記第1の制御信号の反転
    信号を印加し、前記1ビットの情報の真補のデータが前
    記第1の入力端子と前記第2の入力端子とにそれぞれ供
    給されることを特徴とするセンスアンプ。
  2. 【請求項2】ドレインが前記電源電圧端子にゲートが前
    記第1のノアゲートの出力に、ソースが前記第1の接続
    点にそれぞれ接続された前記一導電型の第10電界効果ト
    ランジスタを接続し、ドレインが前記電源電圧端子に、
    ゲートが前記第2のノアゲートの出力に、ソースが前記
    第3の接続点に接続された前記一導電型の第11電界効果
    トランジスタとをさらに備えた特許請求の範囲第1項記
    載のセンスアンプ。
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