JP2667521B2 - 射出成形機の樹脂圧力検出装置 - Google Patents
射出成形機の樹脂圧力検出装置Info
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- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
のである。
料を高圧により金型内に射出し、その中で冷却個化又は
硬化させ、次いで金型を開いて成形品を取り出す射出成
形機において、金型内に成形材料を射出するためのスク
リュは電動モータ等の電気系駆動源を使用しているもの
がある。
駆動力は、ボールネジ等の変換機構を用いて直線駆動力
としてスクリュに伝達するようにしていた。
程で樹脂圧力を検出し、該検出した圧力によって背圧力
制御及び保圧制御を行うようにしているが、この樹脂圧
力の検出のために、従来の射出成形機においては、各種
箇所に歪み計などの検出器が配設されている。
部材がスクリュの後方に配設されていて、該ネジ軸を回
転させることにより、スクリュの背圧を制御することが
できるようにしたものが提供されている(特開昭61−31
221号公報参照)。
ュが前進した際に反力を受ける箇所、すなわち上記ネジ
軸を支持する部分のハウジング内に配設される。
ングのベアリングリテーナ部分に歪み計を配設するもの
も提供されている(特開昭62−97818号公報参照)。
装置においては、前者の場合、歪み計をネジ軸を支持す
る部分のハウジング内に配設しているので、歪みの検出
特性がハウジングの形状による影響を受け、正確に背圧
力の検出を行うことが困難である。
ラストベアリングのベアリングリテーナ部分に歪み計を
配設しているため、構造が複雑になるだけでなく、ベア
リングの回転振動の影響を受け検出結果にノイズを与え
てしまう。
の問題点を解決して、樹脂圧力を正確に検出することが
できる射出成形機の樹脂圧力検出装置を提供することを
目的とする。
においては、互いに対向させて配設された第1、第2の
サポートと、該第1、第2のサポート間に架設され、一
端が上記第2のサポートを貫通して突出部を形成するガ
イドバーと、該ガイドバーに沿って上記第1、第2のサ
ポート間を移動するプレートと、該プレートに対して回
転自在に支持されたスクリュと、上記プレートと上記第
2のサポートとの間に配設され、上記プレートを進退さ
せる手段と、上記突出部に取り付けられ、上記ガイドバ
ーを第2のサポートに固定する固定手段と、該固定手段
と第2のサポートとの間に配設され、固定手段及び第2
のサポートによって加えられる圧縮力を検出する荷重計
とを有する。
検出装置においては、互いに対向させて配設された第
1、第2のサポートと、該第1、第2のサポート間に架
設され、一端が上記第2のサポートを貫通して突出部を
形成するガイドバーと、該ガイドバーに沿って上記第
1、第2のサポート間を移動するプレートと、該プレー
トに対して回転自在に支持されたスクリュと、上記プレ
ートと上記第2のサポートとの間に配設され、上記プレ
ートを進退させる手段と、上記突出部に取り付けられ、
上記ガイドバーを第2のサポートに固定する固定手段
と、該固定手段と第2のサポートとの間に配設され、固
定手段及び第2のサポートによって加えられる圧縮力を
検出する荷重計とを有する。
ると、第2のサポートに反力が加えられ、該反力は上記
ガイドバーを伸長させる方向に働き、固定手段及び第2
のサポートによって加えられる圧縮力が変化する。した
がって、該圧縮力を荷重計によって検出することによ
り、樹脂圧力を検出することができる。
き詳細に説明する。
脂圧力検出装置の断面図、第2図は第2の実施例を示す
射出成形機の樹脂圧力検出装置の荷重計配設状態図、第
3図は第3の実施例を示す射出成形機の樹脂圧力検出装
置の荷重計配設状態図である。
1内において回転自在かつ前後進自在に支持されたスク
リュであり、ホッパ3から供給された樹脂を前方に移動
させる。
ト、5は該サポート4に対向して更に後方に配設される
サポートである。両サポート4,5間には両者を所定の間
隔で対向させて支持するガイドバー6が配設されてい
て、両サポート4.5から突出したネジ部分7にナット10
を締めることによりサポート4,5及びガイドバー6を固
定することができる。
6に沿って移動可能に配設されている。該プレート11
は、中央にシャフト12が貫通配置されていて、該シャフ
ト12をベアリング13が回転自在に支持しており、該シャ
フト12の一端がプーリ9に接続され、他端がカップリン
グ14を介してスクリュ2に接続されている。すなわち、
上記プーリ9は図示しないタイミングベルトを介して接
続されるスクリュ回転モータにより回転させられる。
れている。該ボールナット15は、ボールネジ16と螺合し
ており、該ボールネジ16をプーリ18によって回転させる
ことにより両者の相対的位置を変えることができる。上
記プーリ18はサポート5に対してベアリング19により回
転自在に支持されていて、図示しないタイミングベルト
を介して射出モータによって回転させられ、それを上記
ボールネジ16に伝達する。
相対的に回転すると、ボールネジ16が軸方向に進退して
上記プレート11を図の左右方向に移動させる。
方向に移動してスクリュ2を前方に押し出し射出を行
い、サックバック時においては、プレート11が右方向に
移動してスクリュ2を後退させる。
ータが駆動させられ、ボールネジ16が回転させられる。
この時のボールネジ16とボールナット15の相対的な回転
によって、ボールネジ16がボールナット15から繰り出
し、プレート11を移動させる。この結果スクリュ2が前
方に押し出され、それとともに樹脂が押し出されて射出
が行われる。
れ、スクリュ2が前方に押圧される。この時、スクリュ
2にかかる樹脂圧力によって発生する反力がサポート5
に加えられる。上記サポート5はガイドバー6によって
サポート4に連結されているので、該反力は上記ガイド
バー6を伸長させる方向に働く。
縮力を検出することによって、樹脂圧力を検出すること
ができる。
部分7に配設されたナット10間に円筒状の荷重計20が配
設される。該荷重計20は、中央に開口を形成しており、
ガイドバー6のネジ部分7を貫通させた後にナット10に
よって固定される。そして、上記ガイドバー6が伸長す
る方向に応力を受けると、サポート4,5とナット10間に
おいて圧力を受け、それを荷重として検出する。樹脂圧
力は、該荷重の値を適宜変換して求めることができる。
る。
分7の端面にボルト22が埋設固定されていて、該ボルト
22の中に歪みゲージからなる荷重計が23埋め込まれてい
る。この場合、ガイドバー6を伸長する応力がそのまま
ボルト22の引っ張り力となり、樹脂圧力は該引っ張り力
によって得ることができる。
部に形成されたネジ部分7の端面に、圧電素子からなる
荷重計24が埋設される。この場合も、ガイドバー6を伸
長する応力が上記荷重計24によって検出される。
く、本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、
これらを本発明の範囲から排除するものではない。
形機の樹脂圧力検出装置においては、互いに対向させて
配設された第1、第2のサポートと、該第1、第2のサ
ポート間に架設され、一端が上記第2のサポートを貫通
して突出部を形成するガイドバーと、該ガイドバーに沿
って上記第1、第2のサポート間を移動するプレート
と、該プレートに対して回転自在に支持されたスクリュ
と、上記プレートと上記第2のサポートとの間に配設さ
れ、上記プレートを進退させる手段と、上記突出部に取
り付けられ、上記ガイドバーを第2のサポートに固定す
る固定手段と、該固定手段と第2のサポートとの間に配
設され、固定手段及び第2のサポートによって加えられ
る圧縮力を検出する荷重計とを有する。
られる圧縮力を荷重計によって検出することにより、樹
脂圧力を検出することができる。また、射出成形機の樹
脂圧力検出装置の構造を簡素化することができ、荷重計
の取付けが容易になる。
る影響、回転振動の影響等を受けないので、樹脂圧力、
背圧等を正確に検出することができる。
圧力検出装置の断面図、第2図は第2の実施例を示す射
出成形機の樹脂圧力検出装置の荷重計配設状態図、第3
図は第3の実施例を示す射出成形機の樹脂圧力検出装置
の荷重計配設状態図である。 1……加熱シリンダ、2……スクリュ、4,5……サポー
ト、6……ガイドバー、10……ナット、15……ボールナ
ット、16……ボールネジ、20,23,24……荷重計。
Claims (1)
- 【請求項1】(a)互いに対向させて配設された第1、
第2のサポートと、 (b)該第1、第2のサポート間に架設され、一端が上
記第2のサポートを貫通して突出部を形成するガイドバ
ーと、 (c)該ガイドバーに沿って上記第1、第2のサポート
間を移動するプレートと、 (d)該プレートに対して回転自在に支持されたスクリ
ュと、 (e)上記プレートと上記第2のサポートとの間に配設
され、上記プレートを進退させる手段と、 (f)上記突出部に取り付けられ、上記ガイドバーを第
2のサポートに固定する固定手段と、 (g)該固定手段と第2のサポートとの間に配設され、
固定手段及び第2のサポートによって加えられる圧縮力
を検出する荷重計とを有することを特徴とする射出成形
機の樹脂圧力検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17105589A JP2667521B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 射出成形機の樹脂圧力検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17105589A JP2667521B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 射出成形機の樹脂圧力検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0336013A JPH0336013A (ja) | 1991-02-15 |
JP2667521B2 true JP2667521B2 (ja) | 1997-10-27 |
Family
ID=15916239
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17105589A Expired - Lifetime JP2667521B2 (ja) | 1989-07-04 | 1989-07-04 | 射出成形機の樹脂圧力検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2667521B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008044109A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-28 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 射出成形機 |
Families Citing this family (5)
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JP2006190764A (ja) * | 2005-01-05 | 2006-07-20 | Stanley Electric Co Ltd | 表面実装型led |
JP2009061656A (ja) * | 2007-09-06 | 2009-03-26 | Sumitomo Heavy Ind Ltd | 射出装置 |
JP5020786B2 (ja) * | 2007-11-13 | 2012-09-05 | 住友重機械工業株式会社 | 射出装置 |
CN106584766A (zh) * | 2016-12-24 | 2017-04-26 | 浙江工商职业技术学院 | 一种对中机构 |
CN112026119B (zh) * | 2020-08-05 | 2022-05-20 | 宁波大学 | 一种获得注塑机动模板振动动态特性的测量***及方法 |
-
1989
- 1989-07-04 JP JP17105589A patent/JP2667521B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008044109A (ja) * | 2006-08-10 | 2008-02-28 | Toyo Mach & Metal Co Ltd | 射出成形機 |
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JPH0336013A (ja) | 1991-02-15 |
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