JP2645960B2 - 食器洗い乾燥機 - Google Patents

食器洗い乾燥機

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JP2645960B2
JP2645960B2 JP4141546A JP14154692A JP2645960B2 JP 2645960 B2 JP2645960 B2 JP 2645960B2 JP 4141546 A JP4141546 A JP 4141546A JP 14154692 A JP14154692 A JP 14154692A JP 2645960 B2 JP2645960 B2 JP 2645960B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、食器洗い乾燥機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の食器洗い乾燥機は、特開
平3−222929号公報に示されている。このもの
は、洗浄運転開始時、水位検知装置で規定水位が検知さ
れるまでキャビティに給水し、規定水位に達すれば、給
水動作を終了して洗い動作を開始するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一般に食器洗い乾燥機
では、洗浄運転を終了したとき、キャビティ内に洗浄水
が残水として残っている。これは、排水ポンプを駆動し
てキャビティ内の洗浄水を排水しても、排水ポンプの設
置状態によりある程度排水するとエアかみを起こして排
水できなくなるためである。
【0004】そこで、洗浄運転を例えば1週間も行わな
いと、キャビティ内の残水も1週間放置されたままとな
り、残水中の雑菌が繁殖して匂いが発生して腐った状態
になる恐れがある。
【0005】このとき、前記従来例のように洗浄運転を
開始すると、キャビティの残水と新たに給水した水とが
混じりあった洗浄水で食器を洗浄することになるので、
大変不衛生であった。
【0006】また、食器カゴに食器を載置してキャビテ
ィ内に食器カゴを収納するとき、例えば椀の中に味噌汁
の残りがあってその残りをキャビティ内に捨ててからキ
ャビティ内に食器カゴを収納することが考えられる。
【0007】このとき、前記従来例のように洗浄運転を
開始すると、キャビティ内に捨てられた味噌汁の残りと
洗浄するための洗浄水とが混ざって、洗浄水が汚れてし
まうので、その分洗剤の洗浄能力が低下していた。
【0008】本発明は、斯る課題を解決するものであ
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
の本発明の手段は、食器を収納するキャビティと、該キ
ャビティに洗浄水を給水する給水装置と、前記キャビテ
ィ内の洗浄水が規定水位に達すれば検知信号を出力する
水位検知装置と、前記キャビティ内の洗浄水を前記食器
に噴射する洗浄ポンプと、前記キャビティ内の洗浄水を
排水する排水装置と、該排水装置、前記洗浄ポンプ及び
前記給水装置を制御して、一定時間給水し排水する残水
処理動作後に洗い工程のための給水を行い洗い工程を実
行する制御部を備え、前記制御部は、前記残水処理動作
の給水中に、前記水位検知装置で規定水位を検知したと
き、給水を中止して前記キャビティ内の洗浄水をすべて
排水した後に、前記残水処理動作を再度実行するよう構
成される。
【0010】
【作用】即ち、洗い工程の前に実行する残水処理動作
、まず給水装置を一定時間駆動してキャビティ内に洗
浄水を少し給水する。この給水によりキャビティ内の残
水や、キャビティ内に食器を収納したときに食器から落
ちた残菜等の汚れを浮遊させてから排水装置を駆動し、
キャビティ内の残水やキャビティの汚れを洗浄水と一緒
に排水する。この残水処理動作の給水中に、水位検知装
置で規定水位を検知したとき、給水を中止してキャビテ
ィ内の洗浄水をすべて排水した後に、前記残水処理動作
を再度実行するものである。
【0011】
【実施例】図1乃至図4において、1は食器を収納する
キャビティであり、該キャビティ1は前面に食器を収納
するための開口を備えた箱形に形成されている。2はキ
ャビティ1の前面の開口を塞ぐために開閉自在に取りつ
けたドア、3はキャビティ1の底面中央に回転自在に取
り付けられたノズル、4はキャビティ1の底面に配置さ
れ、洗浄水を加熱するヒータ、5はキャビティ1の前面
底部に設けた凹部、6は凹部5にたまった洗浄水を排出
する排出口、7はキャビティ1の外底面に装着された排
水装置を兼ねる洗浄兼排水ポンプ(以下ポンプという)
である。
【0012】該ポンプ7は、吸込口8、吐出口9及びイ
ンペラー10を有するポンプケーシング11を備え、前
記吸込口8と凹部5の排出口6とをゴム製のパイプ12
で接続している。また、このポンプ7は、正転するとポ
ンプケーシング11の吐出口9よりノズル3に送水して
キャビティ1内の食器に洗浄水を噴射させ、また逆転さ
せると排水パイプ21を介して洗浄水が排水されるもの
である。尚、前記ポンプ7は、洗浄ポンプと排水ポンプ
とを兼用したものであるが、洗浄ポンプと排水ポンプを
別々に設けたものでもよい。
【0013】13は凹部5上に洗浄水中の残菜を除去す
るフィルタ、14はキャビティ1を覆う外槽、15はキ
ャビティ1の後面と所定間隔を開けて外槽14に取り付
けられる後面板、16はモータ24で回転駆動される両
面ファン、17はキャビティ1と後面板15との間で、
両面ファン16で仕切られた循環風路、18は同じく両
面ファン16で仕切られた冷却風路である。前記循環風
路17は、キャビティ1の後面上部に設けられた排気口
19と、後面下部の吸気口20とを連通しており、排気
口19よりキャビティ1内の空気を両面ファン16で強
制的に循環風路17内に排気し、両面ファン16で熱交
換して除湿した空気を吸気口20より再びキャビティ1
内に吸気している。
【0014】22はキャビティ1の後面側に設けられ、
キャビティ1内に洗浄水を給水する給水装置となる給水
弁、23は前記給水弁22と接続し、循環風路17に設
けられた給水口、25は洗浄、すすぎ、乾燥のシーケン
スを制御するマイクロコンピュータ等が収納されている
制御ボックスである。
【0015】33はパイプ12とポンプケーシング11
の連結部26に設けられ、洗浄水に光を当てて光の通過
量で洗浄水の透明度(以下透過度という)を検知する透
過度検知装置である。該透過度検知装置33は、ポンプ
ケーシング11の吸込口8に向かって左側の連結部26
の壁面に透光部材で形成される発光透過部27と、該発
光透過部27を介して吸込口8に光を照射するダイオー
ド等の発光素子28と、発光素子28を発光透過部27
に固定するために、ポンプケーシング11にネジ止めさ
れる発光素子取付部29と、発光透過部27と対向する
連結部26の右側の壁面に設けられ、透光部材で形成す
る受光透過部30と、該受光透過部30を介して発光素
子28からの光を受光するフォトトランジスタ等の受光
素子31と、該受光素子31を受光透過部30に固定す
るために、ポンプケーシング11にネジ止めされる受光
素子取付部32とから構成される。
【0016】前記ポンプ7は、ポンプケーシング11の
吸込口8の位置を凹部5の排出口6より15mm程度高
くなるように装着している。これは、キャビティ1から
ポンプ7により排水し、図2中のBの水位に達すると、
ポンプ7が凹部5の排出口6と水位Bの水面との隙間か
ら空気がポンプケーシング11内に入ってエアかみを起
こしてBの水位以下の洗浄水が排水できなくなり、この
残水に発光透過部27と受光透過部30とが長い時間浸
かっていると水垢が付着して光の透過量を減少させるよ
うに働くので、これを回避するために、残水に浸からな
い程度に透過度検知装置33を高く設置する必要があっ
たからである。
【0017】40はドア2の内面に設けた洗剤収納部を
備える洗剤投入装置であり、食器をキャビティ1に収納
するとき、洗剤収納部に洗剤を収納しておき、洗い工程
開始時に収納部の蓋を開放して洗剤をキャビティ1内に
投入するものである。
【0018】図4において、35はキャビティ1内の水
位が規定水位に達したかどうか検知する水位検知ボック
ス(図示しない)に内設した水位検知装置、36は給水
弁22を開閉する給水ソレノイド、37はドア2に設け
られた操作パネル(図示しない)に配置したスタートキ
ー等のキー装置、38は制御ボックス25に収納されて
いる制御部となるマイクロコンピュータ(以下マイコン
という)であり、該マイコン38には時間を計時するタ
イマー39を備えている。
【0019】前記水位検知ボックスはキャビティ1と連
通しており、また前記水位検知装置35はフロート
規定水位を検知したとき前記フロートの上昇に連動
して検知信号を出力するリミットスイッチと、から構成
されている。そして、キャビティ1の洗浄水の水位の上
昇に伴って水位検知ボックス内の水位も上昇し、この水
位の上昇に伴ってフロートが上昇するので、キャビティ
1内に規定水位の洗浄水が給水されたとき、フロートの
上昇に連動してリミットスイッチが操作され、検知信号
が出力されるものである。
【0020】斯る構成において、洗浄動作開始時の給水
のマイコン38の動作を図5に基づいて説明する。
【0021】キー装置37のスタートキーが操作される
と、まずステップS1で水位検知装置35でキャビティ
1内に規定水位が既に給水されているかどうか検知す
る。
【0022】通常は、給水されていないのでステップS
5に移行して給水ソレノイド36に通電して給水弁22
15秒間開放し給水を行う。ステップS7でタイマー
39の計時が15秒経過したと判断すると、ステップS
8で給水ソレノイド36の通電を停止して給水弁22を
閉じ給水を停止する。
【0023】もし、ステップS1で既に規定水位の洗浄
水がキャビティ1に給水されていると判断すると、ステ
ップS2で水位検知装置35のリセット水位、即ちキャ
ビティ1内の水位が零になるまでポンプ7を逆転させて
排水を継続し、ステップS3で水位が零になったと判断
すると、ステップS4でポンプ7を停止して排水を停止
してから上述の動作を行うようにしている。また、15
間の給水中にステップS6で水位検知装置35で規定
水位を検知したかどうか検知しており、もし規定水位を
検知すればステップS9で給水弁22を閉じて給水を停
止してから上述のステップS2の動作から再び開始させ
るようにしている。
【0024】ステップS8で給水を停止すると、引き続
いてステップS9でポンプ7を逆転して排水を開始し、
ステップS10で水位検知装置35がリセット水位にな
るまで継続する。リセット水位となれば、ステップS1
2で給水弁22を開放して洗い工程で使用する洗浄水の
給水を開始する。ステップS13で水位検知装置35で
規定水位を検知すれば、ステップS14で給水弁22を
閉じて給水を停止して次の洗い工程に移行する。該洗い
工程ではまず洗剤投入装置40から洗剤をキャビティ1
内に投入した後、ポンプ7を正転させて洗い動作を開始
するものである。つまり、ステップS1からS12は、
残水処理動作を行う工程である。
【0025】以上の動作を洗浄運転の開始毎に繰り返し
行うようにすれば、洗浄水はいつもきれいな状態から洗
い工程が開始でき、特に上述の実施例で説明した透過度
検知装置を備えた食器洗い乾燥機において、通常洗い工
程前に透過度の基準値を検知するので、濁った洗浄水で
基準値を決定することがなく、その分洗浄時間が長くな
ることはなくなるものである。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、残水処理動作を行うと
ともに残水処理動作の給水中に、キャビティ内の水位が
規定水位より高くなったときは、給水を中止して一旦排
水するようにしているので、洗い工程をいつもきれいな
洗浄水で開始でき、洗浄能力を低下することなく、また
洗浄水中の雑菌繁殖による異臭もなくなるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の食器洗い乾燥機の断面図である。
【図2】同じくそのキャビティ底部の拡大図である。
【図3】図2中のA−A断面図である。
【図4】本発明の食器洗い乾燥機の制御ブロック図であ
る。
【図5】本発明の動作フローチャートである。
【符号の説明】
1 キャビティ 7 洗浄兼排水ポンプ 22 給水弁 35 水位検知装置 38 マイクロコンピュータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食器を収納するキャビティと、該キャビ
    ティに洗浄水を給水する給水装置と、前記キャビティ内
    の洗浄水が規定水位に達すれば検知信号を出力する水位
    検知装置と、前記キャビティ内の洗浄水を前記食器に噴
    射する洗浄ポンプと、前記キャビティ内の洗浄水を排水
    する排水装置と、該排水装置、前記洗浄ポンプ及び前記
    給水装置を制御して、一定時間給水し排水する残水処理
    動作後に洗い工程のための給水を行い洗い工程を実行す
    る制御部を備え、前記制御部は、前記残水処理動作の給
    水中に、前記水位検知装置で規定水位を検知したとき、
    給水を中止して前記キャビティ内の洗浄水をすべて排水
    した後に、前記残水処理動作を再度実行することを特徴
    とする食器洗い乾燥機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63139862U (ja) * 1987-03-06 1988-09-14
JPS6485629A (en) * 1987-09-29 1989-03-30 Toshiba Corp Dish washer
JPH0767434B2 (ja) * 1987-11-27 1995-07-26 松下電器産業株式会社 食器洗い機の制御装置
JPH01195833A (ja) * 1988-01-29 1989-08-07 Toshiba Corp 食器洗浄機

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