JP2637087B2 - 電話システム - Google Patents

電話システム

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JP2637087B2
JP2637087B2 JP61281415A JP28141586A JP2637087B2 JP 2637087 B2 JP2637087 B2 JP 2637087B2 JP 61281415 A JP61281415 A JP 61281415A JP 28141586 A JP28141586 A JP 28141586A JP 2637087 B2 JP2637087 B2 JP 2637087B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は電話システムに関するものである。
[背景技術] 従来この種の電話システムとしては一般単独電話機
や、ドアホンを簡易PBXに接続して所謂ホームテレホン
と言われるシステムを構成するものがあるが、このシス
テムでは着信時の表示が単独電話機のもつ鳴動機能によ
って着信表示されるため、外線から着信か内線からか又
はドアホンからかの区別がつきにくいという欠点があっ
た。又内線に接続した一般単独電話機間の通話に於い
て、呼び出し音を出さずに直接相手に用件を伝達する機
能を構成できず、相手が呼び出しに応じてハンドセット
をあげ応答するまで用件が伝達できないという不便さが
あった。
[発明の目的] 本発明は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その
目的とするところは電話システムを提供するにある。
[発明の開示] 本発明を実施例により説明する。
実施例 第1図は本発明の電話機システムの一実施例の全体構
成を示しており、この実施例は内線通話を可能としたも
ので、主装置1には電話局からの外線2と、ドアホン3
を接続してある通話線4とを外部線として接続し、更に
内線5及び制御線6からなる内部線を複数組接続してあ
る。各内部線には電話コンセント101…が接続してあ
る。
第2図は主装置1の実施例の回路ブロック図を示して
おり、外線2を構成する線L1,L2には着信信号を検出す
る着信検出部7と、保留回路8と、プシュボタン信号を
抽出するための結合トランス9とを接続し、更に内部線
と接続するために設けた4線の電話コンセント101…に
対して夫々に設けてある外線切換リレーRy11…の切換接
点2011…のb接点及びフック・ダイヤルパルス検出部30
1…を介して接続してある。
又主装置1はドアホン31…の通話線4を接続する接続
端子121…を複数設けており、各接続端子121…には夫々
ドアホン31…の呼び出し信号検出部141…並びにバック
トーン送出部151…を接続し且つドアホン切換リレーRy2
の切換接点16を介してドアホン通話回路13に接続してい
る。ドアホン通話回路13はドアホン通話接続リレーRy3
のリレー接点17及び各電話コンセント101…に対応して
設けてある各内線接続リレーRy411,Ry412…のリレー接
点1811,1812…及び直流カット用コンデンサ191…を介し
て各外線切換リレーRy11…の切換接点201…のa接点に
接続してある。上記リレー接点17とリレー接点1811…の
接続点には別の内線接続リレーRy51のリレー接点211
直流カット用コンデンサ22を介して音源発生部23の出力
を接続してある。更にこの音源発生部23の出力はコンデ
ンサ22を介して上記のバックトーン送出部151…、電話
コンセントI/F音声増幅部24に接続され、更に内線接続
リレーRy52のリレー接点212と各リレー接点1812…とを
介して各リレー接点1811…とコンデンサ191…の接続点
に接続してある。
電話コンセントI/F音声増幅部24の出力は直流カット
用コンデンサ26と各電話コンセント101…に対応して設
けてある内線呼び出しリレーRy61…のリレー接点251
を介して各電話コンセント101…の制御線6の線L3に対
応するターミ接続端子に接続されている。
CPUからなる制御回路11は上記の各リレーのドライバ
用トランジスタの制御処理及び音源発生部23の音選択、
バックトーン送出部151…の制御、保留回路8及び保留
音発生部29の制御、更に着信検出部7の着信検出信号の
判定、呼び出し信号検出部141…の呼び出し信号の判
定、更にフック・ダイヤルパルス検出部301…或いはプ
ッシュボタンダイヤル信号受信部31の検出信号の判定等
を行うようになっている。図中I1…は内線用電流供給源
である。
電話コンセント101…は内線5の線L1,L2に接続された
モジュラージャック45を備え、内部には第3図に示すよ
うに制御線6の線L3,L4の間にコンデンサ47とスピーカ4
8との直列回路を接続してある。スピーカ48は制御線6
の線L3,L4に主装置1から送られてくる音源信号により
鳴動し、ドアホン31…からの着信及び内線5の呼び出し
を報知することができ且つ内線呼び出し通話時に制御線
6に重畳されて送られてくる通話音声を再生できるよう
になっている。
次に本実施例の電話システムの動作を更に詳説する。
第4図は主装置1の制御プログラムの構成を示してお
り、大きな処理としてはシステムの立ち上がり時の初期
化と、入力処理と、出力処理との3つのグループに分け
られ、そのメインフローチャートを第5図に示す。初期
化においては更にI/O・メモリ初期化と、割り込み・タ
イマ初期化の2つに分けられる。I/O・メモリ初期化は
制御回路11内部のメモリ内に初期値をセットする。つま
り制御回路11は各電話コンセント101…に接続される一
般単独電話機Tの状態を状態変数として管理するため、
各種状態変数を設定することが主なる動作となり、上記
メモリ内の初期値セットはこの変数を初期化ことであ
る。又I/O初期化は着信表示及び各リレーの制御を初期
状態に設定することである。
割り込み・タイマ初期化は入力信号の定期的アクセ
ス、時間要素の制御のためのインターバル割り込みが使
用できるに制御回路11の関係機能を設定する。
入力処理は各種入力事象の発生に伴い、制御回路11の
メモリに保持している状態変数の制御を行う処理であ
り、そのフローチャートを第6図に示す。この入力処理
としては更に第7図(a)(b)に示すフックオン・オ
フ処理と、第8図に示すダイヤル入力処理と、第9図
(a)に示す外線着信処理と、第9図(b)に示すドア
ホン呼び出し処理とに類別される。
ここでまず入力処理では接続されている一般単独電話
機Tのフックオン・オフをフックダイヤルパルス検出部
301…(又はプッシュボタンダイヤル信号受信部31)に
て検出する。そして第10図(a)に示す検出信号の最初
の立ち上がりあるとフックオフと制御回路11は判定し、
第7図(a)のフックオフの処理を行う。つまりこの処
理では外線2からの着信中かどうかを判定し、着信中で
あれば外線2通話中の処理を、着信中でなければドアホ
ン31…の呼び出し中かどうかを判定し、呼び出し中であ
ればドアホン31…との通話中の処理を、呼び出し中でな
ければ内線5同士の呼び出し中かどうかを判定し、呼び
出し中であれば内線5同士の通話中の処理を、更に呼び
出し中でなければ、外線2使用可能かどうかを判定し、
外線2が使用可能であれば外線2の通話中の処理を、ま
た使用不可能であれば内線2同士の通話中の処理を行
う。従って内線5呼び出しや、外線着信或いはドアホン
呼び出しがなければフックオフと同時に当該電話機Tに
接続されている内線5は外線2と接続されることにな
る。
そして上述の最終の立ち下がりがあると、フックオン
と判定し、この判定によって外線2の使用中か、どうか
を判定し、外線2の使用中であれば外線2の開放を、使
用中でなければ、内線5の使用中か、どうかを判定し、
内線5の使用中であれば内線5の開放を、使用中でなけ
ればドアホン31…の使用中か、どうかを判定し、ドアホ
ン31…の使用中であればドアホン31…の通話線4の開放
を、使用中でなければ接続されている一般単独電話機T
の休止状態の処理を行う。またフックオフからフックオ
ンまでの間でダイヤル操作が為されて、第10図(a)に
示すようダイヤルパルスPが検出されると、制御回路11
はこのダイヤルパルスPより第10図(c)に示すダイヤ
ルデータを検出し、このダイヤルデータに基づいて、保
留処理や、ドアホン呼出し等の処理を行うのである。つ
まり第8図に示すようにダイヤルデータより外線2に対
する発信かどうか判定し、外線2に対する発信中であれ
ばそのままのダイヤル発信を行い、外線2に対する発信
でなければダイヤルデータより内線呼び出しか、保留処
理か、保留解除か、ドアホン呼び出しかを判定する。第
10図(b)はフックオフからフックオンされるまでの検
出期間を示す。
更に説明すると制御回路11は1番目のダイヤル操作か
ら2番目のダイヤル操作の間隔時間をカウントし、一定
時間内に2番目のダイヤル操作がなければ、外線発信で
ないと判定し、そのダイヤルデータに基づく処理を行う
のである。本実施例では“1"から“5"までダイヤルは主
装置1に接続される各内部線の電話コンセント101…に
1対1で対応させ、またダイヤル“7"はドアホン呼び出
しであり、更には保留回路8が通話中を検出している最
中のダイヤル“0"は保留で、保留中のダイヤル“0"は保
留解除というように割り当てており、制御回路11はこの
割り当てに応じて入力処理を行うのである。
さてダイヤル入力が無い状態で電話局からの3秒間に
1秒間鳴る着信信号が着信検出部7で検出されると制御
回路11は着信処理を行う。この着信処理は第9図(a)
に示すように着信フラグを立てる。つまり第11図(a)
に示すように着信検出部7の最初の着信検出信号の立ち
上がりで着信フラグを第11図(b)に示すようにセット
し、最後の着信検出信号の立ち下がりから一定時間のオ
フディレータイムを経た後、フラグをリセットするので
ある。
このような着信検出が無ければドアホン31…からの呼
び出しの有無を判定し、このドアホン31…からの呼び出
しが有れば、第11図(b)に示すようにドアホン呼び出
しフラグを立てるのである。つまり第12図(a)に示す
ようにドアホン31…の押しボタンが操作されて呼び出し
信号が呼び出し信号検出部141…で検出されて検出信号
が出力されると、制御回路11は第12図(b)に示すよう
にその検出信号の立ち上がりでドアホン呼び出しフラグ
をセットし、その後更に接続されている一般単独電話機
Tのフックオフが第12図(c)に示すように検出される
とフラグをリセットするのである。そしてこのフックオ
フ検出が一定のタイムアウト時間を過ぎても無ければ、
フラグをやはりリセットする。このようにして入力処理
は第6図に示すように行なわれる。
さて一方出力処理は第13図に示すように接続処理と、
着信表示処理とがあり、接続処理は第14図に示すように
外線通話中かどうかを判定し、外線通話中で無ければ外
線切換リレーRy11…の切換接点201…をa接点側に接続
して外線2より内線5を切り離し、外線通話中であれば
外線切換リレーRy11…の切換接点201…をb接点側に接
続し、外線2と内線5とを接続する。
そして更に内線通話中であるかどうかを判定し、内線
通話中でなければ内線接続リレーRy411,Ry412…のリレ
ー接点1811,1812…をオフし、通話中であればオンさせ
主装置1の内部回路と内線5との接続を可能とする。さ
て次に更にドアホン31…との通話中かどうかを判定し、
通話中でなければドアホン通話接続リレーRy3のリレー
接点17をオフし、通話中であればオンし、ドアホン通話
回路13の出力を内部回路及び内線2に接続可能とする。
次にドアホン通話中であれば通話中のドアホンが第1
のドアホン31かどうかを判定し、第1のドアホン31であ
ればドアホン切換リレーRy2の切換接点16をb接点側
に、第2のドアホン32側であればa接点側に接続する。
そして外線2との通話中であって保留中かどうかを次に
判定し、保留中であれば保留回路8をオンさせ、保留中
でなければ保留回路8をオフさせるのである。
着信表示制御は、第15図に示すように外線2からの着
信信号が検出されると、制御回路12は外線着信報知音セ
ットを行い、内線呼び出しリレーRy61…のリレー接点25
1…をオフし、内線接続リレーRy51のリレー接点211をオ
ンさせる。着信信号の検出がなければドアホン31…の呼
び出し信号の検出があるか無いかを判定し、検出があれ
ばドアホン31…の着信報知音セットを行い、内線呼び出
しリレーRy61…のリレー接点251…をオンし、内線接続
リレーRy51,Ry52のリレー接点211,212をオフさせる。検
出が無ければ、内線呼び出しがあるかどうかを判定し、
内線呼び出しが検出されると、内線呼び出し音セットを
行い、内線呼び出しリレーRy61…の内被呼び出し側の内
線に対応するリレーを動作させ、そのリレー接点251
をオンし、内線接続リレーRy51,Ry52のリレー接点211,2
12をオフさせる。内線の呼び出し検出がなければ、保留
中かどうかを検出し、保留中であれば保留警報音をセッ
トし、内線呼び出しリレーRy61…のリレー接点251…を
オンし、内線接続リレーRy51,Ry52のリレー接点211,212
をオフさせる。また保留中でなければ無音セットを行い
内線呼び出しリレーRy61…のリレー接点251…及び内線
接続リレーRy51,Ry52のリレー接点211,212をオフさせ
る。
このように着信制御処理のルーチンでは状態を判定し
て制御回路11は音源発生部23からの報知音のモードや、
接続した一般単独電話機Tの報知音のセットを行うので
ある。
而して、外線2から着信信号の受信があると、制御回
路11は着信検出部7からの着信検出信号により着信を判
定し、着信報知音セットを行い、内線呼び出しリレーRy
61…のリレー接点251…をオフし、内線接続リレーRy51,
Ry52のリレー接点211,212をオンさせる。このとき外線
切換リレーRy11…は切換接点201…をb接点側に接続し
ているから、電話局からの呼び出し音は各電話コンセン
ト101…に接続されている一般単独電話機Tより報知さ
れることになる。
ここである一般単独電話機Tのハンドセットが上げら
れてフックオフすると、このフックオフがフック・ダイ
ヤルパルス検出部30により検出されて制御回路11はこの
検出に基づいて外線2に対して通話状態になったことを
判定する。そしてこの状態から外線2に対して非通話状
態の電話コンセント101…に接続されている一般単独電
話機Tのハンドセットが取り上げられると、フックダイ
ヤルパルス検出部30がこのフックオフを検出し、内線通
話可能状態であれば当該電話コンセントに対応する外線
切換リレーRy11…の切換接点201…を内線側のa接点に
切換えるとともに当該内線接続リレーRy412…のリレー
接点1812,…をオンさせ、音源発生部23からの「プップ
ップ…」というような外線通話中で、内線使用可能な状
態を示す音源信号を、別の内線接続リレーRy51のリレー
接点211と、上記リレー接点1812…と、切換接点201…と
を通じて当該電話コンセントに対応する内線5へ送り、
接続されている一般単独電話機Tの受話器より発鳴させ
る。
次にドアホン31…の押しボタンが操作され、ドアホン
31…からの呼び出しがあると、この呼び出し信号が対応
する呼び出し信号検出部141…により検出され、制御回
路11はドアホン31…からの呼び出しがあったことを判定
する。この判定により制御回路11はドアホン通話接続リ
レーRy3のリレー接点17をオンさせ且つドアホン切換リ
レーRy2の切換接点16を呼び出しを行ったドアホン31
側に切り換える。また内線接続リレーRy411…のリレー
接点1811…をオンさせ、ドアホン通話回路13を内線5に
接続可能とするとともに、内部接続リレーRy52のリレー
接点212をオンする。更に内線呼び出しリレーRy61…の
リレー接点251…をオンさせ、制御線6に電話コンセン
トI/F増幅部24の出力を接続する。また音源発生部23の
出力音源信号の種類を呼び出し操作がなされたドアホン
31…を識別可能なように割り当てた対応する音色や、メ
ロディ等を持つ信号となるように制御回路11は音源発生
部23を制御する。
而して各電話コンセント101…のスピーカ48からドア
ホン31…からの着信があることを示す報知音が発鳴され
ることになる。、一方呼び出し操作を行ったドアホン31
…側には対応するバックトーン送出部15が制御回路11に
よりオンされて音源発生部23からの音源信号がバックト
ーンとして入力してドアホン31…のスピーカ(図示せ
ず)より発鳴されることになる。
さてドアホン31…の着信が報知され、いずれかの電話
コンセント101…に接続されている一般単独電話機Tの
ハンドセットが取り上げられると、この最初に取り上げ
た一般単独電話機Tが接続されている電話コンセント10
1…に対応する外線切換リレーRy11…の切換接点201…が
制御回路11の制御によりa接点側に切り換えられ、当該
ドアホンと内線5を通じて接続されることになる。同時
に音源発生部23は無音状態に設定される。尚呼び出し操
作が行なわれた後、例えば30秒経過してもいずれかの電
話機Tのフックオフがなければ、着信表示である報知を
自動的に停止させる。
この後他の電話コンセントに接続されている一般単独
電話機Tのハンドセットが取り上げられると、その他の
電話機Tが外線通話中であれば、外線接続リレーRy11
が内線側に切り換わり、同時に対応する内線接続リレー
Ry412のリレー接点1812…がオンし、音源発生部23の出
力が接続されるが、無音状態であるため受話器からは音
が聞こえない。つまり外線使用中であることが分かる。
この外線使用中でなければハンドセットを取り上げた電
話機Tを接続している電話コンセント101…に対応する
外線切換リレーRy11…は制御回路11の制御の下で、外線
2側に切換接点201…を接続しているため当該受話器か
らは外線発信音が聞こえ、外線使用可能状態が分かる。
さて通話が終了して当該電話機Tのハンドセットがフ
ックオンされると、制御回路11の制御の下で通話以前の
状態に戻ることになる。
上述の場合にはドアホン31…からの呼び出しを想定し
て説明したが、一旦通話を終了した後、電話機T側から
ドアホン31…を呼び出しす場合は、電話機Tのハンドセ
ットを取り上げ、ダイヤル操作を行って所定の番号、つ
まりドアホン呼び出しに割り当てた番号、例えば“7"を
送るとよい。つまりこのダイヤルデータに基づいて制御
回路11が当該電話機Tを接続している電話機コンセント
101…をドアホン通話回路13に接続し、ドアホン切換リ
レーRy2の切換接点16を一番最後に呼び出し操作がなさ
れた当該ドアホン側に接続し、ドアホンとの通話可能状
態を設定し、再度ドアホンとの通話が行えることにな
る。
次に内線同士の通話を行う場合には電話機Tのハンド
セットを取り上げ、相手の内線番号をダイヤルすればよ
い。制御回路11は外線2が開いている状態では、ハンド
セットが取り上げられて、所定時間内に内線呼び出しの
ダイヤルデータしか検出されない場合には内線呼び出し
と判断し、当該電話機Tを接続している電話コンセント
101…に対応する外線切換リレーRy11…の切換接点201
を内線側のa接点側に接続し、同時に対応する内線接続
リレーRy412…のリレー接点1812…をオンする。また呼
び出された側の電話コンセント101…に対応する内線呼
び出しリレーRy61…のリレー接点251を制御回路11はオ
ンし、又音源発生部23の音源信号を内線呼び出しの種類
に設定する。従って電話コンセントI/F増幅部24で増幅
された音源信号は呼び出された電話コンセント101…の
スピーカ48を駆動し、内線呼び出しを例えば「ブーブ
ー」という音で報知する。この報知が一定時間経過する
と制御回路11は音源発生部23の動作を停止させるととも
に、内線接続リレーRy52のリレー接点212をオンさせ、
呼び出した当該電話機Tの内線5をコンセントI/F増幅
部24に接続し、当該電話機Tの通話音声信号を制御線6
の線L3、L4に重畳させて、被呼び出し側の電話コンセン
ト101…に送出することができる。従って被呼び出し側
の電話コンセント101…のスピーカ48では呼び出し側か
らの通話音声信号が再生されメッセージを呼び出し側か
ら被呼び出し側に一方的に伝達することができる。つま
り被呼び出し側の一般単独電話機Tが話中であろうと、
ハンドセットが取りあげられている状態であろうと、ハ
ンドセットが取りあげられていない状態であろうとメッ
セージの伝達ができるのである。
尚呼び出された内線番号の電話コンセント101…に接
続された電話機Tのハンドセットがフックオフされる
と、制御回路11は当該電話コンセント101…の外線切換
リレーRy11…の切換接点201…を内線側のa接点側に接
続し、同時に対応する内線接続リレーRy412のリレー接
点1812…をオンし、呼び出し側と、被呼び出し側との電
話機T同士を内線5を通じて接続する。同時に内線呼び
出しリレーRy61…のリレー接点251…をオフし、また内
線接続リレーRy52のリレー接点212…をオフする。また
音源発生部23の音源信号を内線通話中の音源信号に設定
し、その出力を内線接続リレーRy51のリレー接点211
通じて内線5へ接続可能状態に接続する。さて外線2に
対して話中でなければ、内線5同士の話中に他の電話機
Tがハンドセットがオフフックされると、制御回路11は
当該電話コンセント101…に対応する外線リレーRy11
の切換接点201…を外線2側に接続するから当該電話機
Tの受話器からは外線発信音が聞こえることになる。ま
た外線2に対して話中であれば、制御回路11は当該電話
コンセント101…に対応する外線リレーRy11…の切換接
点201…を内線5側に接続し、又対応する内線接続リレ
ーRy411のリレー接点1811…をオンするから当該電話機
Tの受話器には音源発生部23から出力される内線使用中
の音源信号による音が聞こえることになる。
さて外線非使用中において外線呼び出しを行う場合に
は電話コンセント101…のいずれかに接続されている電
話機Tのハンドセットを取り上げ、ダイヤル操作をすれ
ばよい。まずフックオフが検出されると制御回路11は当
該外線切換リレーRy11…の切換接点201を外線2側に接
続し、更にダイヤル操作がなされ、最初のダイヤルデー
タが制御回路11にフック・ダイヤルパルス検出部301
ら入力した後、第16図(b)に示すように一定時間、例
えば3秒以内に次のダイヤルデータの入力が無ければ内
線或いはドアホンの呼び出しであると制御回路11が判定
するのは上述の通りであるが、第16図(a)のように3
秒以内の間隔で次のダイヤルデータが入力すると外線呼
び出しと制御回路11は判定し、内線側切換を行わず外線
2と当該電話機Tとの接続状態を保持する。
ところで外線2との接続中に保留を行いたい場合に
は、保留回路8を動作させればよい。
次にこの保留回路8の動作に付いて説明する。まず外
線2呼び出しに際して電話機Tのハンドセットが取り上
げ、第17図に示すようにダイヤル操作がなされると線L2
に挿入されたフック・ダイヤル検部30に設けてあるホト
カプラPH1の発光ダイオードLED1に電流が流れ、第18図
(a)に示すようにダイヤルパルスに応じた電流が流れ
る。このとき他方の線L1に挿入されたホトカプラPH2
発光ダイオードLED2には第18図(b)のように電流が流
れない。従って両ホトカプラPH1,PH2の出力を入力して
いる制御回路11は呼び出し時と判定する。そして被呼び
出し側の電話機のハンドセットが取り上げられると、外
線2の極性が反転し、線L1がH、線L2がLとなり、ホト
カプラPH2の発光ダイオードLED2に電流が流れ、他方の
ホトカプラPH1の発光ダイオードLED1には電流が流れな
くなる。つまり通話状態となったことを示す。
また外線2からの着信時には着信信号により第19図
(a)(b)に示すように交互に発光ダイオードLED1,L
ED2に電流が流れる。このとき着信信号は16Hzの信号を
1秒送出、2秒休止を繰り返すので交互の発光ダイオー
ドLED1,LED2にパルス電流が1秒流れた後、2秒間両発
光ダイオードLED1、LED2共電流が流れない状態となる。
そしてこの状態が繰り返された後、電話機Tのハンドセ
ットが取り上げられると、その時点で線L2がH、線L1
Lとなり、発光ダイオードLED1に電流が流れ、発光ダイ
オードLED2には電流が流れなくなる。つまり通話状態と
なったことを示す。
ここで制御回路11が発信時及び着信時の両場合におい
て、通話状態と判定するために、第20図(a)又は第21
図(b)に示すようにホトカプラPH1又はホトカプラPH2
の出力が5msec以上継続して、Hとなると制御回路11は
夫々に対応してフラグを立てる。このフラグの有効期間
を3秒とし、3秒以内にその立てたフラグとは逆のホト
カプラPH1又はPH2の出力が第20図(b)又は第21図
(a)に示すようにHとなり、その状態が1秒間継続し
た場合に第20図(c)又は第21図(c)に示すように通
話中であると制御回路11は判定する。尚第20図と第21図
のように判定するため外線2の線L1,L2が逆接続されて
いる場合においも通話判定が行える。
さてこのように通話中と判定されている状態(第22図
(a)に示す)で保留を行う場合にはまず電話機Tのダ
イヤル操作により保留に割り当てている番号例えば“0"
を発信させる。このダイヤル操作が行なわれると、線L2
の電圧レベルがダイヤルパルスの間第22図(b)に示す
ようにLとなり、フック・ダイヤルパルス検出部301
のホトカプラPH1で検出され、ダイヤルデータとして制
御回路11に入力する。このダイヤルデータを入力した制
御回路11は保留操作と判定し、トランジスタQ1をオンさ
せ、リレーRy7を駆動し、そのリレー接点55をオンし、
抵抗Rを線L1,L2に接続して保留状態とする。この保留
状態で電話機Tを電話機コンセント101…から外すと、
ホトカプラPH1の出力がLとなる。そして電話機Tを再
び接続するとホトカプラPH1の出力がHとなる。そこで
保留解除のため、ダイヤル操作を行いフック・ダイヤル
検出部301…を通じて、“0"のダイヤルデータを制御回
路11に与えると、制御回路11は保留解除と判定し、トラ
ンジスタQ1をオフさせてリレーRy7を復帰させ、そのリ
レー接点55をオフし、抵抗Rを線L1,L2間より切り離す
のである。このとき既に電話機Tが外線2を捕捉してい
るから、通話の続行が可能となるのである。第22図
(c)はホトカプラPH2の出力を、又同図(d)は保留
状態を示す。
ところで保留が設定されると保留音発生部29から保留
音が発っせられ相手側の電話機に外線2を通じて送られ
る。
外線話中において、ドアホン31…からの呼び出しがあ
った場合に、話中の当該電話機Tからドアホン31…に対
応するダイヤル番号、例えば“7"を発信させると、対応
するフック・ダイヤルパルス検出部301…からのダイヤ
ルデータにより、制御回路11は保留回路8を動作させ、
保留状態とするとともに当該電話機Tを上述のドアホン
呼び出しと同様にドアホン31…に接続する。
従ってダイヤル操作がドアホン接続のみの一回で済む
ことになる。
[発明の効果] 本発明は電話システムにおいて、内部呼び出し時に呼
び出し側の内線からの音声信号を被呼び出し側の制御線
に重畳させる手段を主装置に設けるとともに、各電話コ
ンセントには当該制御線の重畳されてく音声信号を再生
するスピーカを設けてあるから、電話コンセントから内
線の呼び出しを行った呼び出し側の電話機からの通話音
声信号を電話コンセントのスピーカで再生できるから、
被呼び出し側の電話機の状態に拘わらず一方向にメッセ
ージの伝達が行え、そのため緊急時などに大変有効であ
るという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例1の全体回路構成図、第2図は
同上の主装置の回路構成図、第3図は同上の同上の電話
コンセントの回路構成図、第4図乃至第9図は同上の動
作説明用のフローチャート、第10図、第11図、第12図は
同上の動作説明用のタイムチャート、第13図乃至第15図
は同上の動作説明用のフローチャート、第16図は同上の
動作説明用のタイムチャート、第17図は同上の保留回路
の回路構成図、第18図乃至第22図は同上の保留回路の動
作説明用のタイムチャートである。 T……一般単独電話機、1……主装置、2……外線、4
……通話線、5……内線、101……電話コンセント、45
……モジュラージャック、48……スピーカである。
フロントページの続き (72)発明者 深川 仁 門真市大字門真1048番地 松下電工株式 会社内 (72)発明者 鈴木 義春 門真市大字門真1048番地 松下電工株式 会社内 (72)発明者 薦田 美行 門真市大字門真1048番地 松下電工株式 会社内 (72)発明者 竹原 清隆 門真市大字門真1048番地 松下電工株式 会社内 (56)参考文献 特開 昭61−219251(JP,A) 特開 昭57−186864(JP,A) 特開 昭52−120706(JP,A) 特公 昭56−41025(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話局からの外線及び複数の内線をスター
    接続し、外線から着信信号を検出すると着信表示信号を
    各内線に対応した制御線を介して送出する制御手段を持
    つとともに、各内線からのダイヤル発信で外部発信か内
    部呼び出しかを判定する手段及び該手段の判定が内部呼
    び出し時には当該ダイヤル番号に対応する被呼び出し側
    の制御線を介して呼び出し信号を送出し且つ被呼び出し
    側内線と呼び出し側内線とを接続し、外線通話時には外
    線と所定の内線とを接続する手段を持つ主装置と、上記
    各内線に接続された電話機接続部、制御線に接続され主
    装置からの外線の着信表示信号を受信して着信表示を行
    う着信表示手段及び内線の呼び出し信号を受信して呼び
    出し表示を行う呼び出し手段を備えた電話コンセント
    と、該電話コンセントの電話機接続部に着脱自在に接続
    される電話機とから少なくとも構成された電話システム
    において、内部呼び出し時に呼び出し側の内線からの音
    声信号を被呼び出し側の制御線に重畳させる手段を主装
    置に設けるとともに、各電話コンセントには当該制御線
    の重畳されてく音声信号を再生するスピーカを設けて成
    ることを特徴とする電話システム。
  2. 【請求項2】上記スピーカを呼び出し信号の報知用と兼
    用させたことを特徴する特許請求の範囲第1項記載の電
    話システム。
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