JPH0731658Y2 - 電話交換機 - Google Patents

電話交換機

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JPH0731658Y2
JPH0731658Y2 JP9900588U JP9900588U JPH0731658Y2 JP H0731658 Y2 JPH0731658 Y2 JP H0731658Y2 JP 9900588 U JP9900588 U JP 9900588U JP 9900588 U JP9900588 U JP 9900588U JP H0731658 Y2 JPH0731658 Y2 JP H0731658Y2
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call
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signal
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JP9900588U
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昭彦 濱田
章三 田中
義則 鈴木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電話交換機に関するものである。
[従来の技術] 従来、ドアホン子器を接続することができるこの種の電
話交換機はドアホン子器からの呼び出しがあると、呼び
出し音が発鳴している間か、発鳴後一定時間(例えば30
秒)以内に内線に接続されている電話機のハンドセット
を上げればドアホン子器との間に通話路が形成されて通
話状態となるものが通例であった。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら従来例の場合には必ず電話機のハンドセッ
トを上げに行く必要があり、例えば家人が帰宅した際な
どで玄関を明けに行く場合に、一度電話機を上げてドア
ホン子器との間で通話をし、家人の帰宅を確認する必要
があり大変面倒であった。
本考案は上述の問題点に鑑みて為されたもので、その目
的とするところはドアホン子器からの通話音声信号を信
号線に接続されたスピーカから放送させるドアホン一斉
放送モードを設定することができる電話交換機を提供す
るにある。
[課題を解決する手段] 本考案は、外線からの着信の有無を検出する着信検出手
段と、複数ある内線に夫々接続した電話機からの内線呼
出を検出する内線呼出検出手段と、ドアホン子器からの
呼出を検出するドアホン呼出検出手段と、着信検出手段
の着信検出を受けて各内線と外線とを接続して通話路を
形成し、内線呼出検出手段の内線呼出検出を受けて呼出
側電話機を接続した内線と被呼出側の電話機を接続した
内線同士を接続して内線通話路を形成し、ドアホン呼出
検出手段のドアホン呼出検出を受けてドアホン子器の通
話線と各内線とを接続して通話路を形成する接続手段
と、内線呼出時やドアホン呼出時に呼出音信号を各内線
に対応して設けてある信号線を通じて送出する呼出音発
生手段と、信号線に接続され、呼出音信号を再生して呼
出音を報知するスピーカとを備えた電話交換機におい
て、ドアホン一斉放送モード切り替えスイッチと、この
ドアホン一斉放送モード切り替えスイッチの設定状態を
取り込み、一斉放送モードを設定している時にドアホン
呼出検出手段のドアホン呼出検出を受けるとドアホン呼
出検出から一定時間内にドアホン子器の通話線を通じて
送られてくるドアホン子器からの通話音声信号を信号線
に重畳させ、信号線に接続されているスピーカより再生
させるドアホン一斉放送モード切り替え手段とを備えた
ものである。
[作用] 而して一斉放送モード切り替えスイッチを一斉放送モー
ド側に投入しておけば、ドアホン子器からの呼び出し時
に、呼び出しから一定時間以内にドアホン子器側でしゃ
べった音声の通話音声信号が主装置を介して信号線に送
出される。
この送出された通話音声信号は信号線に接続されたスピ
ーカから一斉に放送されることになり、電話機のハンド
セットを上げることなく通話者の用件を知ることができ
るのである。
[実施例] 以下本考案を実施例により説明する。
第1図は本考案の実施例のシステム全体の構成を示して
おり、電話交換機の主装置1には切り分け器2を介して
電話局の交換機からの外線3を構成する2線L1,L2を接
続するとともに、ドアホン子器4を一対の線からなる通
話機5を介して接続し、また一対の線からなる信号線6
と、一対の線からなる内線7とからなる内部線を通じて
各電話コンセント8を接続してある。また表面側には後
述のドアホン一斉放送モード切り替えスイッチ35の操作
つまみ35aを蓋36付き凹部37内に操作自在に露出してあ
る。
電話コンセント8は内線7をモジュラージャック9に接
続して、モジュラージャック9に一般の電話機10を接続
するようになっている。また信号線6には第2図に示す
ように信号線6に電話交換機1から内線呼び出し時やド
アホン呼び出し時に重畳される呼び出し音信号や、ドア
ホン一斉放送時のドアホン子器4からの通話音声信号等
の音信号を再生するスピーカ11と、回線状態に応じて印
加される電圧信号を弁別する電圧弁別回路12とを接続し
ており、この電圧弁別回路12は弁別した電圧に応じて、
内線話中や、外線話中を表示する発光素子LEDa,LEDbを
オン、オフさせるものである。可変抵抗器13は音量調整
用の可変抵抗器であり、コンデンサ14は直流カット用コ
ンデンサである。
第3図は本実施例に用いる電話交換機の主装置1の内部
構成を示しており、外線3からの着信を検出する着信検
出部15と、外線3、内線7…上に乗る音声信号を抽出し
て授受する結合トランス16と、保留音発生部17と、各内
線7…、外線部181…と、外線2へ接続信号を送ること
になる直流閉結を行う直流閉結部19と、外線着信中にお
いて外線3に内線7…、モジュラージャック9を通じて
直接接続された電話機10…で回線閉結された際に流れる
通話電流を検出するための通話電流検出回路20と、外部
の防犯、防災センサを接続するセキュリティ信号入力端
子21と、このセキュリティ信号入力端子21から入力する
低周波信号からなるセキュリティ信号の有無に応じたデ
ジタル信号に変換するためのセキュリティ信号検出部22
と、通話パスを設定するアナログスイッチからなるクロ
スポイントスイッチ23と、外線発信検出部24と、非常釦
を接続する接続端子25と、外線発呼を行うためのプッシ
ュボタンダイヤラー26及びダイヤルリレーRydと、ドア
ホン子器4を接続する接続端子271,272と、ドアホン子
器4からの呼び出し信号を検出する呼び出し信号検出部
281,282と、ドアホン子器4とクロスポイントスイッチ
23とを接続するドアホン通話回路29と、信号線6…を介
して、或いは内線7…を介して送出する回線状態を示す
信号としての報知用音信号を作成する音源発生部30と、
回線状態を示す信号を直流電圧信号として信号線6…に
印加する表示I/Fドライブ部31と、各内線7…に対応し
て設けられたフック・ダイヤルパルス検出部32…と、各
内線7…に通話電流を供給するための電流供給源33…
と、内線7…と外線3との接続及び内線7…とクロスポ
イントスイッチ23との接続を切り替える接続手段たる外
線切り替えリレーRy1…とを備えるとともに、ドアホン
子器4と、ドアホン通話回路29の接続を行うスイッチ素
子S1,S2と、プッシュボタンダイヤラー26と結合トラン
ス16との接続を行うスイッチ素子S3と、結合トランス16
とプッシュボタンダイヤル信号受信部181との接続を行
うスイッチ素子S4と、更に電話コンセント8…に報知用
音信号を信号線6…或は内線7…を介して送るためのア
ンプA1…と、これら回路、素子の制御情報信号の送出制
御、更には信号判定処理を行う中枢を構成する制御回路
34と、ドアホン一斉放送モード切り替えスイッチ35とを
備えている。尚図中G1…はゲートである。又各部に電源
を供給する電源部を備えるとともに、外線3、各信号線
6…、内線7…を夫々接続する接続端子を備えている。
この電話交換機の主装置1では電源投入が行なわれてシ
ステムがスタートするとまず1チップのマイクロコンピ
ュータからなる制御回路34が初期設定を行った後、待機
状態となり、オフフックの判定、さらには外線着信の有
無の判定と外線通話処理、ドアホン呼び出しの有無の判
定とドアホン通話処理、内線呼び出しの有無の判定と内
線通話処理、外線発呼処理等を行う。
次に第3図に示す回路に基づいて第1図のシステム全体
の動作を概略説明する。
今例えばある電話コンセント8に接続された電話機10の
ハンドセットを上げると、このとき対応する、例えば外
線切り替えリレーRy1の切り替え接点r1がa接点側、つ
まりクロスポイントスイッチ23側に接続されている状態
にあるため、対応するフック・ダイヤルパルス検出部32
がオフフックを検出して検出信号を制御回路34に出力す
る。制御回路34はクロスポイントスイッチ23のXs10をオ
ンさせ、ゲートG3を通じて出力する400Hzからなる疑似
発信信号を当該電話コンセント8へクロスポイントスイ
ッチ23と内線7とを通じて送出する。又同時に制御回路
34は表示I/F表示ドライブ31を制御して各電話コンセン
ト8…において外線話中表示用の発光素子LEDaを点灯さ
せる電圧信号を出力させる。この時内線話中を示す発光
素子LEDbは消灯状態に制御される この送出はダイヤル信号の入力まで継続し、1番目のダ
イヤル信号がフック・ダイヤルパルス検出部32(プッ
シュダイヤル式であればプッシュダイヤル信号受信部18
2)で検出されると、制御回路34は疑似発信信号の出力
を停止し、ダイヤルデータを内蔵バッファメモリに格納
する。そして内蔵の3秒タイマを動作させる。このタイ
マの動作中に2番目のダイヤル信号が検出されると、
外線発呼と判定する。この3秒以内に2番目のダイヤル
信号の入力が無ければ内線発信と判定し、内線発信処
理を行う。
一方外線発呼の場合にはバッファメモリに引き続いて入
力するダイヤル信号のデータを順次格納するとともに直
流閉結部19を動作させる信号を出力する。この直流閉結
部19による回線閉結により外線発信音検出部24が外線発
信音を検出してその検出信号が制御回路34に入力する
と、制御回路34はバッファメモリに格納したダイヤルデ
ータを1番目から順次読み出して、スイッチ素子S3とプ
ッシュボタンダイヤラー26を動作させるか或いはダイヤ
ルリレーRydを動作させて順次ダイヤル信号を外線3に
送出させる。同時に電話機10から入力するダイヤル信号
のデータをバッファメモリに格納して行く。
このようにして外線3へのダイヤル信号の送出と同時に
電話機10からのダイヤルデータをバッファメモリを格納
する。バッファメモリに格納されているダイヤルデータ
が無くなって、一定時間経過すれば次に外線通話へ移行
するのである。尚ダイヤル信号を外線3へ送出するとき
には回線閉結を中断させる。プッシュボタンダイヤラー
26を動作させるかダイヤルリレーRydを動作させるかは
回線の種別により設定される。尚図中rdはダイヤルリレ
ーRydのリレー接点で、回線を断続してダイヤル発信を
行うためのものであり、通常時には閉じられている。
而して外線通話は結合トランス16、ミュートスイッチ素
子S4、クロスポイントスイッチ23、切り替え接点r1…、
内線7を介して行なわれることになる。
次に内線呼び出し時の動作を説明する。
まずダイヤル信号がある電話コンセント8に接続された
電話機10から発信され、疑似発信信号が出力された後
に、次のダイヤル信号が3秒以内に発信されなければ、
発信されたダイヤル信号のデータを内線番号と判定し、
制御回路34はオフフックからオンさせているクロスポイ
ントスイッチ23のXs10をオフさせて外線3を切り離すと
ともに発呼した内線7に通話パスを設定するようにXs17
をオンさせる。またオフフックから点灯させていた各電
話コンセント8…の発光素子LEDaを消灯させ、同時に内
線話中を示す発光素子LEDbを点灯させる電圧信号を表示
I/F表示ドライブ部31より出力させる。さらに制御回路3
4は音源発生部30を制御して内線呼び出しの音信号を出
力をさせる。この音信号は内線7…を通じて送出され、
またクロスポイントスイッチ23のXs05を通じて呼び出さ
れた内線番号に対応する電話コンセント8の信号線6に
重畳送出される。尚これらの送出は交互に行なわれる。
さて音信号が送られてきた電話コンセント8ではスピー
カ11より呼び出し音を発鳴する。この発鳴により当該電
話コンセント8に接続された電話機10のハンドセットが
取り上げられると、フック・ダイヤルパルス検出部32が
このオフフックを検出して制御回路34へ検出信号を送
る。制御回路34はこのオフフックに基づいて上記音信号
の発生を停止させるとともにクロスポイントスイッチ23
のXs27をオンさせ、呼び出し側の電話コンセント8の内
線7と被呼び出し側の電話コンセント8の内線7とを接
続し通話状態とする。
これ以後電話コンセント8に接続された電話機10と、別
の電話コンセント8に接続された電話機10との間の通話
が行えることになる。尚この時外線切り替えリレーR
y1,Ry2は切り替え接点r1,r2をa接点側に接続したま
まに維持される。
尚一斉内線呼び出し時には各電話コンセント8…のスピ
ーカ11から呼び出し音を発鳴させる。
ところで外線3より着信信号が入力すると、この着信信
号を着信検出部15が検出して、着信検出信号を制御回路
34に出力する。制御回路34はこの着信検出信号が入力す
ると、各外線切り替えリレーRy1…の励磁を停止させて
各切り替え接点r1…をb接点側に切り替える。従って各
電話コンセント8…に接続された電話機10…は内線7…
を通じて外線3に接続され、各電話機10…において内蔵
ベルが鳴動することになる。この鳴動によりある電話コ
ンセント8に接続された電話機10のハンドセットが上げ
られると、回線に通話電流が流れることになる。この通
話電流の通話電流検出回路20で検出され、この検出によ
りいずれかの電話機10…がオフしたことを制御回路34が
検出して、直流閉結部19をオンさせ、同時に外線切り替
えリレーRy1…を励磁して、各切り替え接点r1…をa接
点側に切り替ええる。これによりフック・ダイヤルパル
ス検出部32…でオフフックが検出可能となり、制御回路
34は当該電話コンセント8に接続されている電話機10の
ハンドセットが取り上げられたことを検出するととも
に、この検出と同時にクロスポイントスイッチ23のXs10
をオンし、外線3と当該電話コンセント8の内線7とを
接続し、外線通話を可能とするのである。
さて上述の外線通話中に内線呼び出しを行いたい場合
や、ドアホン通話を行いたい場合には保留を行うことが
できる。
まず外線通話中の直流閉結状態で当該電話機10のハンド
セットがオンフックされずに予め保留に対応するダイヤ
ル信号例えば“0"が当該電話機10より送られてくると、
制御回路34ではこのダイヤル信号のデータを読み取って
保留操作と判断し、当該内線7と外線3との通話状態を
解除する保留処理を行う。つまりクロスポイントスイッ
チ23のXs10をオフし、Xs11,Xs17をオンする。そして保
留音発生部17を動作させて結合トランス16を介して保留
音メロディ信号を外線3に送出するとともにアンプA4
クロスポイントスイッチ23、アンプA1…を通じて各信号
線6…に重畳送出する。また制御回路34の制御の下で表
示I/Fドライブ部31から内線表示と外線表示とを同時に
行わせる電圧信号を信号線6…を介して各電話コンセン
ト8…に送り、夫々の発光素子LEDa,LEDbを点灯させ
る。つまり保留音メロディ信号により外線3を通じて相
手の電話機に保留中であることを知らせ、同時に各電話
機10…を接続してある電話コンセント8…のスピーカ11
から保留メロディ音を再生発鳴して使用者に保留中であ
ることを知らせ、同時に発光素子LEDa,LEDbの発光で保
留中であることを表示する。
その保留後電話機10がオンフックされて通話終了状態に
なっても直流閉結部19をオン状態に維持し、呼び出し動
作に移行する。
次に再び外線通話を行いたい場合には保留解除を行う。
この保留解除はオフフックしたいずれかの電話機10より
“0"のダイヤル信号を発信すれば良く、“0"のダイヤル
データを検出した制御回路34は保留音発生部17の動作を
停止させて、元の外線通話状態に各部を制御するのであ
る。この保留解除後の通話を終了して再び電話機10をオ
ンフックすると、制御回路34の制御の下で、直流閉結部
19による直流閉結が解除される。
さて上記の保留状態になった後、入力するダイヤルデー
タがドアホン通話を指定する“7"以外であれば内線呼び
出しとして当該内線番号の電話コンセント8への接続を
上述した内線処理により行う。
また“7"のダイヤルデータが入力すると、制御回路34は
ドアホン通話と判定してクロスポイントスイッチ23のXs
11をオフし、同時にドアホン通話ラインに対応するクロ
スポイントスイッチ23のXs13をオンさせる。そして例え
ばスイッチ素子S1をオンさせてドアホン子器4をドアホ
ン通話回路29に接続してドアホン通話を可能とするので
ある。
ところで待機中にドアホン子器4からの呼び出しがあっ
た場合、制御回路34の働きの下で、音源発生部30から発
生させたドアホン呼び出しのチャイム音の音信号を信号
線6…を通じて電話コンセント8…に送出して報知させ
る。このとき上記ドアホン一斉放送モード切り替えスイ
ッチ35がオン側に投入されていればチャイム音の発鳴に
引き続いてドアホン一斉放送モード切り替え機能を備え
た制御回路34はクロスポイントスイッチ23を制御してド
アホン子器4と信号線6との間で通話路を一定時間(例
えば30秒)形成し、その間にドアホン子器4から入力す
る通話音声信号を信号線6に重畳させ、総ての電話コン
セント8のスピーカ11から訪問者の通話音声が放送され
る。従って電話機10のハンドセットを取り上げることな
く、訪問者の用件が分かる。
勿論上記の一定時間内に電話機10のハンドセットを取り
上げれば電話機10とドアホン子器4との間の通話路の制
御回路34の働きの下で形成されて上述の一斉放送が中断
され、ドアホン子器4と当該電話機10との間で通話状態
となる。
またドアホン一斉放送モード切り替えスイッチ35がオフ
の時、つまり非一斉放送モード設定時には呼び出しのチ
ャイム音が聞こえている間とその後の一定時間(例えば
30秒)の間でいずれかの電話機10のハンドセットが取り
上げられると、制御回路34の制御の下でクロスポイント
スイッチ23を通じて当該電話機10とドアホン子器4との
間で通話路が形成され、ドアホン通話が可能となる。
[考案の効果] 本考案は上述のように構成した電話交換機において、ド
アホン一斉放送モード切り替えスイッチと、このドアホ
ン一斉放送モード切り替えスイッチの設定状態を取り込
み、一斉放送モードを設定している時にドアホン呼出検
出手段のドアホン呼出検出を受けるとドアホン呼出検出
から一定時間内にドアホン子器の通話線を通じて送られ
てくるドアホン子器からの通話音声信号を信号線に重畳
させ、信号線に接続されているスピーカより再生させる
ドアホン一斉放送モード切り替え手段とを備えたので、
ドアホン一斉放送モード切り替えスイッチを操作してモ
ード切り替えを行うことにより、通常のドアホン呼び出
しと、電話機のハンドセットを取り上げることなく来訪
者の通話音声をスピーカで一斉放送できるモードとに切
り替えることができるものであって、ドアホン一斉放送
モード設定により電話機のハンドセットを取り上げるこ
となく用件が分かるため、家人の帰宅時などでは大変有
効に使えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を使用した電話交換システム
の全体構成図、第2図は同上の電話コンセントの回路構
成図、第3図は同上の主装置の回路構成図である。 1は主装置、3は外線、4はドアホン子器、5は通話
線、6は信号線、7は内線、8は電話コンセント、10は
電話機、34は制御回路、35はドアホン一斉放送モード切
り替えスイッチである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】外線からの着信の有無を検出する着信検出
    手段と、複数ある内線に夫々接続した電話機からの内線
    呼出を検出する内線呼出検出手段と、ドアホン子器から
    の呼出を検出するドアホン呼出検出手段と、着信検出手
    段の着信検出を受けて各内線と外線とを接続して通話路
    を形成し、内線呼出検出手段の内線呼出検出を受けて呼
    出側電話機を接続した内線と被呼出側の電話機を接続し
    た内線同士を接続して内線通話路を形成し、ドアホン呼
    出検出手段のドアホン呼出検出を受けてドアホン子器の
    通話線と各内線を接続して通話路を形成する接続手段
    と、内線呼出時やドアホン呼出時に呼出音信号を各内線
    に対応して設けてある信号線を通じて送出する呼出音発
    生手段と、信号線に接続され、呼出音信号を再生して呼
    出音を報知するスピーカとを備えた電話交換機におい
    て、ドアホン一斉放送モード切り替えスイッチと、この
    ドアホン一斉放送モード切り替えスイッチの設定状態を
    取り込み、一斉放送モードを設定している時にドアホン
    呼出検出手段のドアホン呼出検出を受けるとドアホン呼
    出検出から一定時間内にドアホン子器の通話線を通じて
    送られてくるドアホン子器からの通話音声信号を信号線
    に重畳させ、信号線に接続されているスピーカより再生
    させるドアホン一斉放送モード切り替え手段とを備えた
    ことを特徴とする電話交換機。
JP9900588U 1988-07-26 1988-07-26 電話交換機 Expired - Lifetime JPH0731658Y2 (ja)

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