JPH05122338A - 電話交換システム - Google Patents

電話交換システム

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JPH05122338A
JPH05122338A JP3280153A JP28015391A JPH05122338A JP H05122338 A JPH05122338 A JP H05122338A JP 3280153 A JP3280153 A JP 3280153A JP 28015391 A JP28015391 A JP 28015391A JP H05122338 A JPH05122338 A JP H05122338A
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JP
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telephone
extension
call
line
telephone exchange
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Withdrawn
Application number
JP3280153A
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English (en)
Inventor
Shingo Nozaki
真吾 野崎
Yutaka Kato
豊 加藤
Hisao Kata
久夫 片
Shozo Tanaka
章三 田中
Akihiko Hamada
昭彦 浜田
Yoshiharu Suzuki
義春 鈴木
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】短縮ダイヤルなどを記憶する機能を備えた電話
機も使用可能とし、電源回路の容量を小さくする。 【構成】電話交換機が外線L1 と内線L2 あるいは内線
2 同士の通話路を切換形成して、電話機で外線通話及
び内線通話を行える。外線L1 から内線L2 が切り離さ
れた状態で通話電流供給回路4が電話機に対して給電を
行う。外線着信時に疑似着信信号発生回路23で発生す
る疑似着信信号を電話機に送る。そして、この際には送
出制御回路24により複数の電話機を組として疑似着信
信号を交互に送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数台の電話機で通話
を可能する電話交換システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、公衆電話回線である外線に接
続された電話交換機に、内線を介して複数台の電話機を
接続し、夫々の電話機で外線通話を行えるようにした電
話交換システムが提供されており、特開昭62−614
96号公報では電話機が不使用の場合に電話機への給電
を実質的に停止して、無駄な電力消費を無くすようにし
たものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数台
の電話機で外線通話を可能とした電話交換システム(内
線通話が可能な場合も含む)で、例えば電話機として短
縮ダイヤルなどを記憶する機能を備えたものを用いた場
合には、給電停止時に記憶された内容が消去されてしま
うという問題がある。
【0004】また、この種の複数台の電話機が接続され
る電話交換システムにおいては、外線着信時にすべての
電話機の内蔵ベルが鳴動することにより、瞬時的な消費
電力が相当に大きくなり、電源回路の容量を大きくする
必要があり、このため装置が大型になるという問題もあ
った。本発明は上述の点に鑑みて為されたものであり、
その目的とするところは、短縮ダイヤルなどを記憶する
機能を備えた電話機も使用することができ、しかも電源
回路の容量を小さくできる電話交換システムを提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、外線から内線が切り離された状態で電
話機に対して給電を行う給電手段と、外線着信時に電話
局から送られてくる着信信号と略同一の疑似着信信号を
発生する疑似着信信号発生手段と、この疑似着信信号を
複数の電話機を組としてあるいは個別に交互に送出する
送出制御手段とを備えている。
【0006】
【作用】本発明は、上述のように外線から内線が切り離
された状態で電話機に対して給電を行う給電手段を設け
ることにより、電話機には外線及び給電手段から常時給
電が行われるようにして、短縮ダイヤルなどを記憶する
機能を備えた電話機も使用できるようにし、また外線着
信時に電話局から送られてくる着信信号と略同一の疑似
着信信号を発生する疑似着信信号発生手段と、この疑似
着信信号を複数の電話機を組としてあるいは個別に交互
に送出する送出制御手段とを設けることにより、複数台
の電話機が接続されたときに、電力消費が最も問題とな
る外線呼出音の鳴動時における瞬時的な消費電力を抑え
るようにして、電源回路の容量を小さくできるようにし
たものである。
【0007】
【実施例】図1及び図2に本発明の一実施例を示す。本
実施例の電話交換システムは家庭用に用いられる簡易型
のものであり、この電話交換システムは、図2に示すよ
うに、切分器G及び保安器Hを介して公衆電話回線であ
る外線L1 で電話局Eに接続された電話交換機Aと、こ
の電話交換機Aに内線L2及び制御線L3 で夫々接続さ
れ市販の電話機Cが着脱自在に接続される複数の電話コ
ンセントBとで構成され、上記電話交換機Aで外線L1
と内線L2 あるいは内線L2 同士の通話路を切換形成し
て、電話コンセントBに接続された電話機Cで外線通話
及び内線通話が可能となっている。そして、本実施例の
場合には最大で6台の電話機Cを接続できるようになっ
ている。
【0008】各電話コンセントBにはモジュラジャック
Mを設け、このモジュラジャックMによって一般の市販
の電話機Cが着脱自在に接続される。また、この電話コ
ンセントBは制御線L3 を介して送られてくる内線呼出
音あるいはドアホン呼出音等の報知信号を再生するため
のスピーカSPと、この制御線L3 を介して送られてく
る電圧信号である表示信号を弁別して内線通話中あるい
は外線通話中等の表示を行う発光表示部La,Lbを備
え、これらスピーカSP及び発光表示器La,Lbで報
知及び表示動作を行う。なお、スピーカSPの音量は音
量調節スイッチVSで調整可能としてある。
【0009】また、この電話交換システムでは、通話線
4 でドアホンDを電話交換機Aに接続し、電話機Cを
用いてドアホン通話も行えるようにしてある。なお、こ
のドアホンDと電話機Cとの間の通話路の切換形成も電
話交換機Aで行う。まず、電話交換機Aの構成を動作と
共に簡単に説明する。電話交換機Aでは、図1に示すよ
うに、電話コンセントBが接続される内線L2 毎にリレ
ー接点r1 〜r6 を設け、このリレー接点r1 〜r6
内線L2 と外線L1 との接続切離しを行い、内線L2
外線L1 から切り離された状態での内線通話あるいはド
アホン通話のための通話電流を通話電流供給回路41
6 から供給する。なお、上記リレー接点r1 〜r6
通常内線L2 を外線L1 から切り離す側に切り換えられ
ており、外線通話時のみ外線L1 側に切り換えられる。
【0010】ここで、本実施例では外線L1 から内線L
2 が切り離されたときに、電話機Cに内線L2 を通して
通話電流を供給する給電手段としての通話電流供給回路
1 〜46 を設けてあるので、電話機Cには外線L1
び通話電流供給回路41 〜4 6 から常時給電が行われ、
このため短縮ダイヤルなどを記憶する機能を備えた電話
機も使用できる。
【0011】今、外線着信が着信検出回路5で検出され
たとすると、CPUで構成された制御回路11が疑似着
信信号発生回路23を駆動して、各内線L2を通じて疑
似着信信号(電話局Eから送出される着信信号と略同一
の信号、16Hz)を電話機Cに送ることにより、電話
機Cの内蔵するベルなどを鳴動させて外線呼出を行わせ
る。
【0012】ところで、この種の電話交換システムにお
いて、最も電力が多く消費されるのは、電話機Cの内蔵
ベルを鳴動させるときであり、しかも本実施例のように
6台の電話機Cを接続可能としたシステムの場合には、
これら電話機Cの内蔵ベルを一斉に鳴動させると、その
際の消費電力は相当に大きくなる。そこで、本実施例で
は疑似着信信号発生回路23と内線L2 とを接続する経
路に送出制御回路241 〜246 を設け、複数台の電話
機Cを組として交互に内蔵ベルを鳴動させるようにして
ある。なお、各電話機Cで交互に内蔵ベルを鳴動させて
もよい。このようにすれば、実質的に内蔵ベルが鳴動す
る際の瞬時的な消費電力を下げることができる。従っ
て、各部に電源を供給する電源回路28のトランスなど
を小型にでき、装置を小型化することが可能となる。な
お、本実施例の電源回路28では商用電源(AC100
V)から各部用の電源を作成している。
【0013】上記呼出に応じて電話機Cの受話器が取り
上げられると、リレー接点r1 〜r 6 が外線L1 から切
り離される経路に設けられたフック・DP(ダイヤルパ
ルス)検出回路21 〜26 が、電話機Cのオフフックか
ら応答状態を検出し、この検出出力に応じて制御回路1
1が応答した内線L2 に対応するリレー接点r1 〜r 6
を切り換えて、その内線L2 を外線L1 に接続し、外線
通話を可能とする。なお、上記フック・DP検出回路2
1 〜26 は、電話機Cのフック状態を検出する以外に、
電話機Cから入力されるダイヤルパルス(DP) 信号に
よるダイヤル信号も検出する。
【0014】このようにして、外線通話が開始される
と、制御回路11は表示制御回路18から制御線L3
通じて各電話コンセントBに表示信号を送出させ、各電
話コンセントBの発光表示部Laの点灯により外線通話
中の表示を行わせる。次に、電話機Cから外線発信を行
う場合には、受話器を上げてダイヤル操作を行う。な
お、以下の説明では電話回線契約がダイヤルパルス回線
になっている場合について説明する。上記電話機Cのオ
フフック状態はフック・DP検出回路2で検出され、こ
のとき制御回路11は信号音発生回路20を駆動して電
話局Eから送られてくる発信音(ツー音) と同様の疑似
発信音を内線L2 を通じて電話機Cに送る。なお、この
疑似発信音の送出はフック・DP検出回路2で1番目の
ダイヤル信号が検出された時点で停止される。
【0015】ところで、この種の電話交換システムで
は、内線呼出等の通話処理を電話機Cから特定のダイヤ
ル信号を入力して行うので、電話機Cでダイヤル操作が
行われても、外線発信であるとは限らず、内線発信等の
他の通話処理の場合がある。そこで、ダイヤル信号を受
けた制御回路11はそのダイヤル信号の桁数が通話処理
用に割り当てたダイヤル信号の桁数(本実施例の場合に
は2桁) 以上になったときに初めて外線発信動作を開始
する。この外線発信は、一旦直流閉結回路3で直流閉結
させて回線を捕捉した後に、DP送出回路6を駆動して
ダイオードブリッジDBを介して外線L1 にDP信号を
送ることにより行う。
【0016】この外線発信に応じて通話相手が応答する
と、外線L1 の極性が反転するので、この極性反転を極
性反転検出回路16で検出し、その後外線L1 と外線発
信を行った電話機Cが接続された内線L2 とを接続する
ようにリレー接点rを切り換えて、外線通話を可能とす
る。なお、このときにも表示制御回路18により電話コ
ンセントBで外線通話中表示を行わせる。
【0017】また、外線L1 を通じて送られてくる発信
音、例えば話中音等は外線発信音検出回路8で検出し、
その際に信号音発生回路20から外線発信を行った電話
機Cに対して内線L2 を通じて話中音(ビジー音)を送
る。内線発信を行う場合には、上述の外線発信の場合と
同様にして受話器を上げてダイヤル信号を入力する。な
お、この内線発信であることは、ダイヤル信号の桁数か
ら制御回路11が判定し、このときには報知音発生回路
17を駆動して、被呼側の電話機Cに対応する制御線L
3 を通じて電話コンセントBに報知音信号を送り、電話
コンセントBのスピーカSPから内線呼出音を鳴動させ
る。そして、被呼側が応答して電話機Cがオフフックさ
れたことがフック・DP検出回路2で検出されると、制
御回路11がクロスポイントスイッチ10を制御して呼
出側の電話機Cに対応する内線L2 と被呼側の電話機C
に対応するで内線L2 との接続を行わせて、内線通話を
可能とする。なお、この際には表示制御回路18により
電話コンセントBにおいて内線通話状態を表示させる。
【0018】ところで、上述の内線発信は特定の電話機
Cに対して行うものであったが、呼び出す電話機Cが不
特定である場合には、一斉呼出を行うことができる。こ
の場合には一斉呼出に対応するダイヤル信号を電話機C
から入力すると、各電話コンセントBから一斉に内線呼
出音が鳴動し、この呼出に応じていずれかの電話機Cが
オフフックされた場合に、その電話機Cに対応するフッ
ク・DP検出回路2の検出出力を受けて、制御回路11
がその電話機Cに対応する内線L2 と呼出側の電話機C
に対応する内線L2 とをクロスポイントスイッチ10を
制御して接続し、内線通話を可能とする。
【0019】さらに、この電話交換機Aでは電話機Cの
ダイヤル操作で保留操作も行え、この際には直流閉結回
路3で回線を捕捉した状態を保持し、保留メロディ音を
保留音送出回路9を介して送出する。なお、この保留時
には所定のダイヤル操作により外線通話を行う電話機C
を代えるいわゆる外線転送や、内線呼出に応答する内線
応答、ドアホンDからの呼出に応答するドアホン応答を
行うことができる。但し、この点は本発明には直接に関
係しないので詳細な説明は省略する。
【0020】ところで、上記説明では、回線契約がダイ
ヤルパルス回線になっている場合の説明であったが、回
線契約がプッシュボタン回線である場合には、プッシュ
ボタン式の電話機CからのPB信号によるダイヤル信号
をPBレシーバ12, 13で検出し、直流閉結回路3で
回線閉結を行った状態で、PBダイヤラー7から外線L
1 にダイヤル信号を送出する点を除いて、ダイヤルパル
ス回線の場合と同様に動作する。
【0021】次に、ドアホン呼出があった場合について
説明する。本実施例の場合には2台のドアホンDを接続
できるようになっており、ドアホンDの備える押釦が押
されたことをドアホン呼出検出回路14で検出し、この
検出出力を受けて制御回路11が報知音発生回路17か
らドアホン呼出に対応する報知音信号を各電話コンセン
トBに送出させ、電話コンセントBでドアホン呼出音を
鳴動させる。このドアホン呼出に応じていずれかの電話
機Cの受話器が取り上げられると、制御回路11は呼出
を行ったドアホンDの通話線L4 と応答した電話機Cの
内線L2 とを、スイッチS1 ,S2 のいずれかのオン、
及びクロスポイントスイッチ10の切換により接続し、
ドアホン通話を可能とする。なおここで、ドアホン通話
はドアホン通話回路15を介して行われる。また、上記
ドアホン通話は電話機CからドアホンDを呼び出して行
うこともできるようにしてある。
【0022】ところで、玄関あるいは勝手口などに電気
錠Iを設置してある場合には、ドアホン通話中にその電
気錠Iの開閉制御を電話機Cを用いて行うこともできる
ようにもなっている。この場合には、ドアホン通話中の
電話機Cにより特定のダイヤル信号を入力すると、開閉
制御回路26を通じて電気錠制御器Kに開閉信号が与え
られ、遠隔操作で電気錠Iの施解錠を行えるようになっ
ている。
【0023】さらに、この電話交換機Aでは、セキュリ
ティ装置(異常警報装置や非常押釦)を接続して、電話
コンセントBやドアホンDを用いて非常時の警報を発す
ることもできるようにしてある。ここで、異常信号や警
報信号などは異常検知回路27を介して制御回路11に
与えられる。なお、その他には、NTTで実施されてい
るキャッチホンサービス、トリオホンサービスなどの各
種のサービスも受けることが可能であり、この際の通話
処理は内線通話などの場合と同様に所定の電話機Cのダ
イヤル操作(フッキング操作も含む)で行えるようにし
てある。
【0024】ところで、本実施例の電話交換機Aでは、
特定の1つの内線L2 にファクシミリFを接続すること
ができる。なお、ファクシミリFが不要の場合には、こ
の内線L2 には電話機Cを接続することができる。そし
て、本実施例では電話機Cから呼出音を鳴動させること
なくファクシミリFを自動応答させることができる無鳴
動着信サービスを受けることができるように、電話局E
から送られてくるファクシミリ着信信号(1300H
z)を検出するファクシミリ着信信号検出回路22を設
けてある。
【0025】いま、ファクシミリ着信信号検出回路22
によりファクシミリ着信信号が検出されると、制御回路
11はファクシミリFが接続された内線L2を外線L1
に接続する。これにより、ファクシミリFが無鳴動着信
サービスに対応するものであれば、ファクシミリFを自
動応答させることができる。このサービスを受けると、
ファクシミリFの着信を受けた場合に、ファクシミリF
に対して外線転送するという手間が省ける。
【0026】ところで、上記ファクシミリFとしてはす
べて無鳴動着信サービス対応型のものが使用されるとは
限らない。そこで、これに対応するために、本実施例で
はファクシミリ着信信号検出回路22でファクシミリF
への着信が検出された場合、ファクシミリFが接続され
た内線L2 のみに疑似着信信号(16Hz)を疑似着信
信号発生回路23から送ることができるようにしてあ
る。このようにすれば、無鳴動着信サービス対応型のフ
ァクシミリFを使用しない場合にも、無鳴動着信サービ
スを受けることができる。ここで、上記疑似着信信号を
ファクシミリFが接続された内線L2 のみに送る制御
は、制御回路11の制御の下で、送出制御回路24を制
御することにより行う。
【0027】さらに、無鳴動着信サービス対応型以外の
ファクシミリFを使用した場合に、ファクシミリFを常
に自動応答モードとしておくと、通常の着信時にファク
シミリFが先に応答して通話に支障を生じる場合があ
る。そこで、このような場合に対応するために、在宅時
にはファクシミリFを自動応答させることなく、着信後
の転送操作で着信させることができるようにしてある。
このため、本実施例では特定の1つの内線L2 にファク
シミリFを接続しているか否かを設定するスイッチを設
け、さらに図2に示すようにファクシミリFを自動着信
可能とするか否かを設定する受信セットスイッチSW1
を設けてある。なお、上記ファクシミリFの接続の有無
を設定するスイッチは、この電話交換機Aを契約回線に
合わせる設定を行うPB/DP切換スイッチなどのスイ
ッチと共に設定部19に設けてあり、この設定部19に
は、使用者が在宅時にドアホンDの押釦を押した後の一
定時間内に、電話機Cの応答に関係なく、電話コンセン
トBのスピーカを用いて帰宅したことを知らせる連絡機
能を付与する場合に設定される選択スイッチも設けてあ
る。
【0028】いま、使用者が在宅時である場合には、こ
の受信セットスイッチSW1 をオフにしておく。する
と、このときには外線着信時の疑似着信信号の送出は、
ファクシミリFが接続された内線L2 には行われない。
つまりは、電話機Cが接続された内線L2 だけに行われ
る。従って、ファクシミリFが電話機Cによる応答より
も先に自動応答することを防止できる。ここで、上記疑
似着信信号の送出制御は上述した送出制御回路24で行
う。
【0029】逆に、使用者が外出する場合などには、上
記受信セットスイッチSW1 をオンとしておけば、すべ
ての内線L2 に対して疑似着信信号が送出され、ファク
シミリFを自動応答させることができる。なお、これは
無鳴動着信サービスを受けていない場合の説明であり、
勿論無鳴動着信サービスを受けている場合にはこのよう
な問題は生じないので、上記受信セットスイッチSW1
の設定に関係なく、ファクシミリ(無鳴動着信サービス
対応型であるか否を問わない)Fを自動応答させること
ができる。また、ファクシミリFを接続しない場合に
は、ファクシミリFの接続の有無を設定するスイッチを
ファクシミリFを接続していない側に設定しておけば、
上記受信セットスイッチSW1 の設定に関係なく、すべ
ての内線L2 に対して疑似着信信号が送出され、誤って
受信セットスイッチSW1 が操作された場合にも対処で
きるようにしてある。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述のように、外線から内線が
切り離された状態で電話機に対して給電を行う給電手段
を設けてあるので、電話機には外線及び給電手段から常
時給電が行われ、短縮ダイヤルなどを記憶する機能を備
えた電話機も使用でき、また外線着信時に電話局から送
られてくる着信信号と略同一の疑似着信信号を発生する
疑似着信信号発生手段と、この疑似着信信号を複数の電
話機を組としてあるいは個別に交互に送出する送出制御
手段とを設けてあるので、複数台の電話機が接続された
ときに、電力消費が最も問題となる外線呼出音の鳴動時
における瞬時的な消費電力を抑えて、電源回路の容量を
小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電話交換装置の概略回路構
成を示すブロック図である。
【図2】同上を用いた電話交換システムのシステム構成
図である。
【符号の説明】
A 電話交換機 C 電話機 L1 外線 L2 内線 41 〜46 通話電流供給回路 11 制御回路 23 疑似着信信号発生回路 24 送出制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 章三 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 浜田 昭彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 鈴木 義春 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公衆電話回線である外線に接続された電
    話交換機と、この電話交換機に内線を介して接続された
    複数台の市販の電話機とを備え、上記電話交換機で外線
    と内線あるいは内線同士の通話路を切換形成して、電話
    機で外線通話及び内線通話を可能とする電話交換システ
    ムにおいて、外線から内線が切り離された状態で電話機
    に対して給電を行う給電手段と、外線着信時に電話局か
    ら送られてくる着信信号と略同一の疑似着信信号を発生
    する疑似着信信号発生手段と、この疑似着信信号を複数
    の電話機を組としてあるいは個別に交互に送出する送出
    制御手段とを備えて成ることを特徴とする電話交換シス
    テム。
JP3280153A 1991-10-28 1991-10-28 電話交換システム Withdrawn JPH05122338A (ja)

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Effective date: 19990107