JPH053579A - 家庭用電話交換システム - Google Patents

家庭用電話交換システム

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JPH053579A
JPH053579A JP15275891A JP15275891A JPH053579A JP H053579 A JPH053579 A JP H053579A JP 15275891 A JP15275891 A JP 15275891A JP 15275891 A JP15275891 A JP 15275891A JP H053579 A JPH053579 A JP H053579A
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JP
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telephone
call
intercom
line
doorphone
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JP15275891A
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Inventor
Yoshiyuki Komoda
美行 薦田
Yoshiharu Suzuki
義春 鈴木
Yasushi Kasashima
康司 笠嶋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ドアホンアダプタを使用してドアホン通話が行
えるドアホン通話装置をシステム内に組み込み、且つド
アホンとの間のドアホン通話を電話機及びドアホン通話
装置のいずれでも可能とする。 【構成】電話交換機で外線と内線、内線同士あるいは内
線と通話線との間の通話路を切換形成し、電話機で外線
通話、内線通話及びドアホン通話を行える。電話交換機
にドアホンアダプタを介してドアホン通話を行うドアホ
ン通話装置を接続する出力端子T1 ,T2 を設ける。ド
アホンからの呼出があった場合に、出力インターフェー
ス21からドアホンアダプタに対して呼出信号を与え
る。上記呼出信号にドアホン通話装置が応答したことを
出力インターフェース21で検知する。そして、この出
力インターフェース21が、コードレス電話機の応答時
にドアホンアダプタを介してドアホンとコードレス電話
機との間に通話路を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、市販の電話機を用い
て、外線通話及び内線通話以外に、ドアホン通話も行え
る家庭用電話交換システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】家庭用電話交換システムとしては、公衆
電話回線である外線に接続された電話交換機と、この電
話交換機に通話線としての内線及び信号伝送線としての
制御線で夫々接続され市販の電話機が着脱自在に接続さ
れる複数の電話コンセントとで構成され、上記電話交換
機で外線と内線あるいは内線同士の通話路を切換形成し
て、電話コンセントに接続された電話機で外線通話及び
内線通話を行えるようにしたものがある。なお、この種
の家庭用電話交換システムでは、通話線でドアホンを電
話交換機に接続し、電話機を用いてドアホン通話も行え
るようになっている。
【0003】ところで、最近ではコードレス電話機が普
及し、家庭用電話交換システムの電話機として上記コー
ドレス電話機が接続されることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、最近のコー
ドレス電話機においては、ドアホンアダプタを使用する
ことにより、ドアホン通話を可能としたものがある。こ
の種のドアホンアダプタを使用してドアホン通話が行え
るコードレス電話機を電話機として用いた家庭用電話交
換システムのシステム構成を図6に示す。ここで、電話
交換機AにドアホンD1 を接続し、もう1台のドアホン
2 をドアホンアダプタEを介してコードレス電話機
C’に接続してある。
【0005】いま、ドアホンD1 からの呼出があった場
合、電話交換機Aから電話コンセントBにドアホン呼出
に対応する呼出信号が送られ、電話コンセントBの備え
るスピーカからドアホン呼出音が鳴動され、電話機Cの
受話器が取り上げられたときに、電話交換機Aがドアホ
ンD1 と電話機Cとの間に通話路を形成してドアホン通
話を可能とする。
【0006】一方、ドアホンD2 からの呼出があった場
合、この呼出状態がドアホンアダプタEを介してコード
レス電話機C’に伝えられ、これによりコードレス電話
機C’の子機c1 ’,c2 ’からドアホン呼出音が鳴動
して、子機c1 ’,c2 ’が応答することにより、ドア
ホン通話が可能となる。ところが、上記システム構成で
あると、ドアホンD1 は電話機Cだけしかドアホン通話
を行うことができず、ドアホンD2 はコードレス電話機
C’だけしかドアホン通話を行えないという問題があ
り、使い勝手が悪かった。
【0007】ところで、このようなコードレス電話機以
外にもドアホンアダプタを介してドアホンとの通話が行
えるドアホン通話装置があり、この種のドアホン通話装
置を上記家庭用電話交換システムに組み込みたいという
要望がある。しかし、この場合においても上記コードレ
ス電話機の場合と同様の問題がある。本発明は上述の点
に鑑みて為されたものであり、その目的とするところ
は、ドアホンアダプタを使用してドアホン通話が行える
ドアホン通話装置をシステム内に組み込むことができ、
しかもドアホンとの間のドアホン通話を電話機及びドア
ホン通話装置のいずれでも行える家庭用電話交換システ
ム装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、ドアホンアダプタを介してドアホン通
話を行うドアホン通話装置を接続する出力端子と、ドア
ホンからの呼出があった場合にドアホンアダプタに対し
て呼出信号を与える呼出信号発生手段と、上記呼出信号
にドアホン通話装置が応答したことを検知する応答検知
手段と、ドアホン通話装置の応答時にドアホン通話装置
をドアホンに接続する接続手段とを電話交換機に設けて
ある。
【0009】
【作用】本発明は、上述のように構成することにより、
電話交換機に設けた出力端子にドアホンアダプタを介し
てドアホン通話を行うドアホン通話装置を接続すること
ができるようにして、ドアホン通話装置を家庭用電話交
換システム内に組み込むことができるようにし、且つ電
話交換機でドアホン通話装置及び電話機とのドアホン通
話制御を行えるようにして、ドアホンとの間のドアホン
通話を電話機及びドアホン通話装置のいずれでも行える
ようにしたものである。
【0010】
【実施例】図1乃至図5に発明の一実施例を示す。本実
施例の家庭用電話交換システムは、図3に示すように、
公衆電話回線である外線L1 に接続された電話交換機A
と、この電話交換機Aに通話線としての内線L2 及び信
号伝送線としての制御線L 3 で夫々接続され市販の電話
機Cが着脱自在に接続される複数の電話コンセントBと
で構成され、上記電話交換機Aで外線L1 と内線L2
るいは内線L2 同士の通話路を切換形成して、電話コン
セントBに接続された電話機Cで外線通話及び内線通話
が行われ、コードレス電話機C’も電話コンセントBを
介して電話交換機Aに接続される。
【0011】各電話コンセントBには、図示しないが、
モジュラジャックを設け、このモジュラジャックによっ
て一般の市販の電話機C及びコードレス電話機C’を着
脱自在に接続可能としてある。また、この電話コンセン
トBは制御線L3 を介して送られてくる内線呼出音ある
いはドアホン呼出音等の報知信号を再生するためのスピ
ーカと、この制御線L3 を介して送られてくる電圧信号
である表示信号を弁別して内線通話中あるいは外線通話
中等の表示を行う発光表示部を備えており、これらスピ
ーカ及び発光表示器で報知及び表示動作を行う。
【0012】そして、本実施例の場合には、電話交換機
Aに通話線L4 を介して2台のドアホンD1 ,D2 を接
続可能としてあり、電話交換機Aで通話線L4 と内線L
2 との間に通話路を形成して、各ドアホンD1 ,D2
電話機Cでドアホン通話が行えるようになっている。な
お、本実施例の家庭用電話交換システムにおいて、電話
交換機AにドアホンアダプタEを接続する接続端子を新
たに設け、ドアホンD 1 ,D2 からの呼出があった場合
に、ドアホンアダプタEを介してコードレス電話機C’
にドアホン呼出を伝え、ドアホン通話が行えるのである
が、この点に関する詳細な説明は後述する。
【0013】まず、本発明が適用される家庭用電話交換
システムの動作を電話交換機Aの構成及び動作に従って
説明する。本実施例の電話交換機Aでは、図1に示すよ
うに、電話コンセントBが接続される内線L2 毎にリレ
ー接点r1 〜r3 を設け、このリレー接点r1 〜r3
内線L2 と外線L1 との接続切離しを行い、内線L2
外線L1 から切り離された状態での内線通話あるいはド
アホン通話のための通話電流を通話電流供給回路4 1
3 から供給する。なお、上記リレー接点r1 〜r3
通常内線L2 を外線L1 から切り離す側に切り換えられ
ており、外線着信時等に外線L1 側に切り換えられる。
【0014】今、外線着信が着信検出回路5で検出され
たとすると、CPUで構成された制御回路11がリレー
接点r1 〜r3 を外線L1 側に切り換える制御を行い、
外線L1 を通じて送られてくる外線着信信号を電話機C
に送り、電話機Cの内蔵するベル等を鳴動させて外線呼
出を行わせる。この呼出に応じて電話機Cの受話器を取
り上げると、外線通話が可能となる。ところで、上記リ
レー接点r1 〜r3 の電話コンセントB側にはフック・
DP検出回路21 〜23 を設け、電話機Cから入力され
るダイヤルパルス(DP) 信号によるダイヤル信号及び
電話機Cのフック状態を検出し、上述のように外線着信
時に電話機Cがオフフックされた場合には、その電話機
Cに対応するフック・DP検出回路2の出力を受けて制
御回路11が外線通話中であると判断し、この際には表
示制御回路18から制御線L3 を通じて各電話コンセン
トBに表示信号を送出させ、各電話コンセントBの発光
表示部Laの点灯により外線通話中の表示を行わせる。
なお、上記表示信号及び後述する報知音信号の送出経路
にはアンプAMPを挿入して信号を増幅してある。
【0015】電話機Cから外線発信を行う場合には、受
話器を上げてダイヤルを行う。なお、以下の説明では電
話回線契約がダイヤルパルス回線になっている場合につ
いて説明する。上記電話機Cのオフフック状態はフック
・DP検出回路2で検出され、このとき制御回路11は
信号音発生回路20を駆動して電話局から送られてくる
発信音( ツー音) と同様の疑似発信音を内線L2を通じ
て電話機Cに送る。なお、この疑似発信音の送出はフッ
ク・DP検出回路2で1番目のダイヤル信号が検出され
た時点で停止される。ところで、この種の家庭用簡易電
話交換システムでは、内線呼出等の通話処理を電話機C
から特定のダイヤル信号を入力して行うので、電話機C
でダイヤル操作が行われても、外線発信であるとは限ら
ず、内線発信等の通話処理の場合がある。そこで、ダイ
ヤル信号を受けた制御回路11はそのダイヤル信号の桁
数が通話処理用に割り当てられたダイヤル信号の桁数
(本実施例の場合には2桁) 以上になったときに初めて
外線発信動作を開始する。この外線発信は、DP送出回
路6を駆動してダイオードブリッジDBを介して外線L
1 にDP信号を送ることにより行う。この外線発信に応
じて通話相手が応答すると、外線L1 の極性が反転する
ので、この極性反転を極性反転検出回路16で検出し、
その後外線L1 と外線発信を行った電話機Cが接続され
た内線L2 とを接続するようにリレー接点rを切り換え
て、外線通話を可能とする。なお、このときにも表示制
御回路18により電話コンセントBで外線通話中表示を
行わせる。また、上記極性反転検出回路16で極性反転
が検出された後には、外線L1 に挿入されたダイオード
の両端をリレー接点r0 で短絡して、外線L1 に接続さ
れる電話機としての直流抵抗分の増加を無くす。さら
に、外線L1 を通じて送られてくる発信音、例えば話中
音等は外線発信音検出回路8で検出し、その際に信号音
発生回路20から外線発信を行った電話機Cに対して内
線L2 を通じて話中音(ビジー音)を送る。
【0016】内線発信を行う場合には、上述の外線発信
の場合と同様にして電話機Cでダイヤル信号を入力す
る。なお、この内線発信であることは、ダイヤル信号の
桁数から制御回路11が判定し、このときには報知音発
生回路17を駆動して、被呼側の電話機Cに対応する制
御線L3 を通じて電話コンセントBに報知音信号を送
り、電話コンセントBのスピーカSPから内線呼出音を
鳴動させる。そして、被呼側の電話機Cが応答してオフ
フックされたことをフック・DP検出回路2で検出し、
制御回路11がクロスポイントスイッチ10を制御して
呼出側の電話機Cに対応する内線L2 と被呼側の電話機
Cに対応するで内線L2 との接続を行わせて、内線通話
を可能とする。なお、この際には表示制御回路18によ
り電話コンセントBにおいて内線通話状態を表示させ
る。
【0017】ところで、上述の内線発信は特定の電話機
Cに対して行うものであったが、呼び出す電話機Cが不
特定である場合には、一斉呼出を行うことができる。こ
の場合には一斉呼出に対応するダイヤル信号を電話機C
から入力すると、各電話コンセントBから一斉に内線呼
出音が鳴動し、この呼出に応じていずれかの電話機Cが
オフフックされた場合に、その電話機Cに対応するフッ
ク・DP検出回路2の検出出力を受けて、制御回路11
がその電話機Cに対応する内線L2 と呼出側の電話機C
に対応する内線L2 とを接続し、内線通話を可能とす
る。
【0018】さらに、この家庭用簡易電話交換装置では
保留操作を行え、保留メロディ音を送出する保留音送出
回路9を備えている。なお、この保留操作で上述した外
線通話の転送を行える。また、電話回線契約がプッシュ
ボタン回線である場合には、プッシュボタン式の電話機
CからのPB信号によるダイヤル信号をPBレシーバ1
2, 13で検出し、直流閉結回路3で回線閉結を行った
状態で、PBダイヤラー7から外線L1 にダイヤル信号
を送出する点を除いて、ダイヤルパルス回線の場合と同
様に動作する。さらにまた、電源電圧の低下を検出する
電源電圧検出回路19を備え、制御回路11内部のバッ
ファに記憶された内容が電源電圧の低下で破壊された場
合に対処させる構成としてある。
【0019】次に、ドアホン呼出があった場合について
説明する。本実施例の場合には2台のドアホンDを接続
できるようになっており、ドアホンDの備える押釦が押
されたことをドアホン呼出検出回路14で検出し、この
検出出力を受けて制御回路11が報知音発生回路17か
らドアホン呼出に対応する報知音信号を各電話コンセン
トBに送出させ、電話コンセントBでドアホン呼出音を
鳴動させる。このドアホン呼出に応じていずれかの電話
機Cの受話器が取り上げられると、制御回路11は呼出
を行ったドアホンDの通話線L4 と応答した電話機Cの
内線L2 とを、スイッチS1 ,S2 のいずれかのオン、
及びクロスポイントスイッチ10の切換により接続し、
ドアホン通話を可能とする。なおここで、ドアホン通話
はドアホン通話回路15を介して行われる。
【0020】なお、以上の説明はコードレス電話機C’
以外の電話機Cを用いた場合の説明であったが、コード
レス電話機C’の場合にもコードレス電話機C’の本体
は上記電話機Cと何ら変わりのないものであるので、上
述したと同様にして外線通話、内線通話が行える。但
し、ドアホン通話に関しては別の方法で行われる。この
点に関して以下に説明する。本実施例では上述した構成
に加えて、電話交換機Aに新たにドアホンアダプタEを
接続する出力端子T1 ,T2 を設けると共に、ドアホン
アダプタEとの間の信号処理を行う出力インターフェー
ス21と、ドアホン通話回路15及び上記出力インター
フェース21とドアホンD1 ,D2 との間の通話路の接
続切換を行うリレー接点r7 とを上記電話交換機Aに設
けてある。
【0021】上記出力インターフェース21の具体構成
の一例を図2に示す。この出力インターフェース21で
は、ドアホンアダプタEが信号線L5 を介して接続され
る出力端子T1 ,T2 と、上記リレー接点r7 との間に
リレーRy5 の接点r5 を設けて、リレー接点r7 とド
アホンアダプタEとの間の接続切離しを行う。そして、
このリレー接点r5 のドアホンD1 ,D2からドアホン
アダプタEを切り離す側に呼出信号発生回路22を設け
てある。この呼出信号発生回路22は、低抵抗値の抵抗
1 とリレーRy6 の接点r6 との直列回路からなり、
ドアホン呼出検出回路141 ,142 でドアホンD1
2 の呼出状態が検出された場合に、接点r6 を閉じる
ことにより、信号線L5 間を低抵抗を介して略短絡状態
にすることより、ドアホンD1 ,D2 の押釦が押された
場合と同様の入力をドアホンアダプタEに与える。つま
り、この種のドアホンアダプタEでは通常数ボルト電圧
をドアホンにかけておき、押釦が押されたときに入力間
が略短絡されることから、ドアホンからの呼出を検出す
るようになっているからである。そして、この出力イン
ターフェース21には、ドアホン呼出に対してコードレ
ス電話機C’が応答したことを検出するために、応答検
出回路23を設けてあり、信号線L5に印加される電圧
からコードレス電話機C’の応答状態を検知する。つま
り、この種のコードレス電話機C’用のドアホンアダプ
タEでは、ドアホン呼出に応じてコードレス電話機C’
が応答した場合に、ドアホンとコードレス電話機C’と
の通話ラインに24V程度の電圧を印加し、ドアホンと
コードレス電話機C’に通話電流を供給する機能を備え
ているので、このときに印加される電圧からコードレス
電話機C’の応答状態を検知するのである。具体的に
は、通話のための電圧が印加された場合に、ツェナダイ
オードZD1 がオンとなり、トランジスタQ1 がオンと
なることにより、応答検出出力を発生している。この際
の応答検出出力は電話交換機Aの制御回路11に与えら
れ、これにより制御回路11はドアホンD1 ,D2 との
間に接続されたアナログスイッチS1 ,S2 のいずれか
をオン、つまりは呼出を行ったドアホンD1 ,D2 に対
応するアナログスイッチS1 ,S2 をオンにすることに
より、ドアホンD1 ,D2 のいずれかと、ドアホンアダ
プタEを介するコードレス電話機C’との間の通話路を
形成する。なお、この出力インターフェース21のリレ
ーRy5 ,Ry6 の駆動制御及びリレー接点r7 の切換
制御は制御回路11で行うのであるが、その駆動制御方
法に関する説明は以下の動作説明の中で行う。
【0022】以下、本実施例のドアホン呼出時の動作に
ついて説明する。ドアホン呼出に対する待機中では、リ
レー接点r7 が出力インターフェース21側に切り換え
られると共に、リレーRy5 の接点r5 は呼出信号発生
回路22側に切り換えられ、ドアホンアダプタEと呼出
信号発生回路22とが接続された状態となっており、ド
アホン通話回路15及び出力インターフェース21とは
共にドアホンD1 ,D 2 から切り離された状態となって
いる。そして、呼出信号発生回路22のリレーRy6
接点r6 は開いており、ドアホンアダプタEに呼出信号
が入力されない状態になっている。なお、この状態は外
線通話中や内線通話中でも同じである。
【0023】いま、いずれかのドアホンD1 からの呼出
がドアホン呼出検出回路141 ,142 で検出される
と、電話交換機Aは上述したドア呼出時の動作で電話機
Cに対して電話コンセントBにより呼出を行う。また、
これと同時に、制御回路11は出力インターフェース2
1にリレーRy6 の接点r6 を閉じる制御出力を送り、
ドアホンアダプタEに呼出信号を送出させる。従って、
ドアホン呼出はコードレス電話機C’側でも電話機Cと
同様に同時に行われる。
【0024】この呼出に応じて電話機Cが応答した場合
には、リレー接点r7 を出力インターフェース21から
切り離し、ドアホンD1 ,D2 をドアホン通話回路15
に接続するように切り換えると共に、呼出側のアナログ
スイッチS1 ,S2 のいずれかをオンとしクロスポイン
トスイッチ10を切り換えることにより、電話機Cとド
アホンD1 ,D2 のいずれかとの間に通話路を形成し
て、ドアホン通話を可能とする。
【0025】逆に、ドアホン呼出に対してコードレス電
話機C’が応答した場合には、応答検出回路23がコー
ドレス電話機C’が応答したことを制御回路11に知ら
せる。このとき、制御回路11はリレーRy5 の接点r
5をドアホンD1 ,D2 側に切り換えるように制御し、
同時に呼出側のアナログスイッチS1 ,S2 をオンさせ
る。なお、このときにはリレー接点r7 は出力インター
フェース21側に切り換えられた状態を保持しているの
で、ドアホンアダプタEを介してコードレス電話機C’
とドアホンD1 ,D2 との間に通話路が形成され、ドア
ホン通話が可能となる。
【0026】このようにすれば、ドアホンD1 ,D2
いずれとも電話機Cのみならずコードレス電話機C’で
ドアホン通話を行える。上記ドアホン通話動作をまとめ
た遷移図及びフローチャートを図4及び図5に示す。と
ころで、上述の説明では、ドアホンとの通話を行う装置
がコードレス電話機である場合について説明したが、そ
の他のドアホンとの通話を行うドアホン通話装置を出力
端子T1 ,T2 に接続して使用することもできる。な
お、この際の出力インターフェース21等のドアホン通
話回路の動作は上述した場合と同様に行われるので、説
明は省略する。
【0027】なお、上述の場合のコードレス電話機C’
とドアホンD1 ,D2 との通話はドアホンアダプタEを
介して行うようにしてあったが、ドアホン通話経路は他
の電話機C等と同様にドアホン通話回路15を介して行
うようにすることも可能であり、またコードレス電話機
C’のドアホン呼出に対する応答を電話機Cと同様にし
て検知することも可能である。従って、コードレス電話
機C’をドアホン通話装置として用いる場合には、出力
インターフェース21はドアホンアダプタEにドアホン
呼出に対応する呼出信号を与えるだけの構成とすること
もできる。
【0028】
【発明の効果】本発明は上述のように、ドアホンアダプ
タを介してドアホン通話を行うドアホン通話装置を接続
する出力端子と、ドアホンからの呼出があった場合にド
アホンアダプタに対して呼出信号を与える呼出信号発生
手段と、上記呼出信号にドアホン通話装置が応答したこ
とを検知する応答検知手段と、ドアホン通話装置の応答
時にドアホン通話装置をドアホンに接続する接続手段と
を電話交換機に設けてあるので、電話交換機に設けた出
力端子にドアホンアダプタを介してドアホン通話を行う
ドアホン通話装置を接続することができ、ドアホン通話
装置を家庭用電話交換システム内に組み込むことができ
る。しかも、電話交換機でドアホン通話装置及び電話機
とのドアホン通話制御を行えるので、ドアホンとの間の
ドアホン通話を電話機及びドアホン通話装置のいずれで
も行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電話交換機の回路図であ
る。
【図2】同上の出力インターフェースの具体回路図であ
る。
【図3】本実施例の家庭用電話交換システムのシステム
構成図である。
【図4】ドアホン通話動作を示す状態遷移図である。
【図5】ドアホン通話動作を簡単にまとめたまとめたフ
ローチャートである。
【図6】従来の家庭用電話交換システムのシステム構成
図である。
【符号の説明】
A 電話交換機 C 電話機 C’コードレス電話機 D ドアホン E ドアホンアダプタ L1 外線 L2 内線 L4 通話線 L5 信号線 r5 〜r7 リレー接点 21 出力インターフェース 22 呼出信号発生回路 23 応答検出回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 公衆電話回線である外線が接続された電
    話交換機と、この電話交換機に内線で夫々接続された複
    数台の市販の電話機と、上記電話交換機に通話線を介し
    て接続されたドアホンとを備え、上記電話交換機で外線
    と内線、内線同士、あるいは内線と通話線との間の通話
    路を切換形成して電話機で外線通話、内線通話及びドア
    ホン通話を行わせる家庭用電話交換システムにおいて、
    ドアホンアダプタを介してドアホン通話を行うドアホン
    通話装置を接続する出力端子と、ドアホンからの呼出が
    あった場合にドアホンアダプタに対して呼出信号を与え
    る呼出信号発生手段と、上記呼出信号にドアホン通話装
    置が応答したことを検知する応答検知手段と、ドアホン
    通話装置の応答時にドアホン通話装置をドアホンに接続
    する接続手段とを上記電話交換機に設けて成ることを特
    徴とする家庭用電話交換システム。
JP15275891A 1991-06-25 1991-06-25 家庭用電話交換システム Withdrawn JPH053579A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4895241B1 (ja) * 2011-01-14 2012-03-14 Necインフロンティア株式会社 インタフェース回路及び主装置

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