JP2606306Y2 - 二部品間の連結構造 - Google Patents

二部品間の連結構造

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JP2606306Y2
JP2606306Y2 JP1992021726U JP2172692U JP2606306Y2 JP 2606306 Y2 JP2606306 Y2 JP 2606306Y2 JP 1992021726 U JP1992021726 U JP 1992021726U JP 2172692 U JP2172692 U JP 2172692U JP 2606306 Y2 JP2606306 Y2 JP 2606306Y2
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和夫 松山
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はピラーガーニッシュを連
結する連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のピラーガーニッシュの連結構造を
センターピラーガーニッシュを用いることにより説明す
る。
【0003】断面略コ字状に形成された上側ガーニッシ
ュ21と下側ガーニッシュ22とを連結するピラーガー
ニッシュの連結構造23を図5に基づいて説明する。上
側ガーニッシュ21の端部には連結部24が設けてあ
り、この連結部24の外周面24aの両端部には嵌合孔
25が設けてある。また、この上側ガーニッシュ21の
連結部24を収容する下側ガーニッシュ22の内側部2
2aには、前記連結部24の嵌合孔25に嵌合する嵌合
爪26が設けてある。
【0004】そして、上側ガーニッシュ21に下側ガー
ニッシュ22を正面方向(矢印A)から合わせて、上側
ガーニッシュ21の連結部24にある嵌合孔25に、下
側ガーニッシュ22の嵌合爪26を嵌込むことにより上
側ガーニッシュ21と下側ガーニッシュ22とを連結し
ている。
【0005】しかしながら、このようなピラーガーニッ
シュの連結構造23は図5、図6に示すようにガーニッ
シュ縦方向(矢印B)での規制はあるが、ガーニッシュ
横方向すなわち口開き方向(矢印C)の規制がなく口開
きが生じていた。
【0006】ここで上記のようなセンターピラーガーニ
ッシュの口開きを防止する対策として、図7に示すよう
ピラーガーニッシュの連結構造30が開発されてい
る。
【0007】上側ガーニッシュ31の端部には連結部3
2が設けてあり、この連結部32と上側ガーニッシュ本
体31間とを連結する上側ガーニッシュ31の段面部3
1a、すなわち、下側ガーニッシュ33の端面36との
接触面34には係合孔35が設けてある。
【0008】また、前記上側ガーニッシュ31の接触面
34に接触する下側ガーニッシュ33の端面36には、
前記係合孔35に係合する係合爪37が設けてある。
【0009】これにより、上側ガーニッシュ31に下側
ガーニッシュ33を縦方向Bから取付けて、上側ガーニ
ッシュ31の接触面34に設けた係合孔35に、下側ガ
ーニッシュ33の端面36に設けた係合爪37を係合さ
せることにより、上側ガーニッシュ31と下側ガーニッ
シュ33とはセンターピラーガーニッシュの縦方向Bに
対する連結を行いながら、尚かつ、横方向Cの口開きを
防止して上側ガーニッシュ31と下側ガーニッシュ32
間の連結強化を図ることができる。
【0010】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように改良されたピラーガーニッシュの連結構造30で
は、上側ガーニッシュ(他方のピラーガーニッシュ)3
1と下側ガーニッシュ(一方のピラーガーニッシュ)3
2との取付作業方向は下から上へと、すなわちガーニッ
シュ縦方向Bに行われるので、下側ガーニッシュ32の
下端部が車両床面と干渉して取付作業に非常に困難が生
じるという問題点があった。
【0011】本考案は上記問題点鑑みて成されたもの
であり、その目的とするところは、一方のピラーガーニ
ッシュ他方のピラーガーニッシュとの横方向及び縦方
向の規制を確実にしながら、尚かつ、一方のピラーガー
ニッシュ他方のピラーガーニッシュとの取付ける際の
作業方向を従来と同様に正面方向から行うようにし、作
業性が良好なピラーガーニッシュの連結構造を提供する
ことにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案は、端部に連結受部を設けた開断面構造を有す
一方のピラーガーニッシュと、前記連結受部に収容す
る連結部を設けた開断面構造を有する他方のピラーガー
ニッシュとを連結受部と連結部とを重ね合わせて連結す
ピラーガーニッシュの連結構造において、一方のピラ
ーガーニッシュの連結受部に第1保持部を有する第1係
合突起部と、前記第1保持部にほぼ垂直な第2保持部を
有する第2係合突起部とを設け、他方のピラーガーニッ
シュの連結部に前記第1係合突起部を挿入保持する第1
保持受部を有する第1係合孔と、前記第2係合突起部を
挿入保持する第2保持受部を有する第2係合孔とを設
け、前記第1係合突起部と第2係合突起部とは、互いに
挿入する方向を同一方向に向けて延設形成されるととも
に互いに垂直に交叉して形成されていることを特徴とす
る。
【0013】
【作用】かかる構成により、一方のピラーガーニッシュ
に設けた第1係合突起と第2係合突起とが、他方のピラ
ーガーニッシュに設けた第1係合孔と第2係合孔とを互
いに同一挿入方向から挿入されて係合保持されることに
より、二のピラーガーニッシュ間の横方向及び縦方向の
規制を確実にすることができ、尚かつ、この取付作業方
向をピラーガーニッシュ本体正面から行うことにより作
業性を向上させることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面に基づいて本考案のピラーガーニ
ッシュの連結構造について説明する。図1は本考案の
ラーガーニッシュの連結構造を用いたセンターピラーガ
ーニッシュを示す分解斜視図である。
【0015】センターピラーガーニッシュは下側ガーニ
ッシュ(一方のピラーガーニッシュ)1と上側ピラーガ
ーニッシュ(他方のピラーガーニッシュ)2とを、本考
案のピラーガーニッシュの連結構造3を用いて互いに連
結することにより構成されている。
【0016】下側ガーニッシュ1の端部には開断面構造
を有する連結受部4が設けてあり、この連結受部4の内
部の左右には、縦リブ5aと横リブ5bとを直交させる
ことにより正面十字形状の係合部材6が夫々設けてあ
る。この係合部材6には横リブ5bに形成した第1係合
突起部7と縦リブ5aに形成した第2係合突起部8とが
形成されている。そして、この第1係合突起部7は突起
部7aと第1保持部7bとテーパ部7cとから構成され
ており、横リブ5bの先端を延出させることにより突起
部7aを形成し、この突起部7aの外側面の先端をテー
パ部7cとし、この突起部7aの外側部を第1保持部7
bとしている。また、第2係合突起部8は突起部8aと
第2保持部8bとテーパ部8cとから構成されており、
縦リブ5a上部の先端下部を切り欠くことにより突起部
8aを形成し、この突起部8aの先端部上面をテーパ部
8cとし、この突起部8aの下部を第2保持部8bとし
ている。
【0017】また、上側ガーニッシュ2の端部には、前
記下側ガーニッシュ1の連結受部4に収容される開断面
構造を有する連結部9が設けてあり、この連結部9の両
端部には挿入ガイド部10が形成してある。又、これら
の各挿入ガイド部10は端面11と端面11側に傾斜す
る傾斜面12とから形成されており、各挿入ガイド部1
0の端面11には正面方向Aから背面方向に貫通する第
1係合孔13が形成してある。そして、この第1係合孔
13の外側縁部が第1保持部14になっている。また、
傾斜面12にはガーニッシュ縦方向Bに貫通する第2係
合孔15が形成してあり、この第2係合孔15の下端縁
部が第2保持受部16になっている。
【0018】上記のように構成された本考案のピラーガ
ーニッシュの連結構造3を用いたセンターピラーガーニ
ッシュの連結作業について説明する。
【0019】上側ガーニッシュ2を図示しない車体の固
定部に取付けた後に、上側ガーニッシュ2の端部にある
連結部9に下側ガーニッシュ1の連結受部4を正面方向
Aから合わせることにより、下側ガーニッシュ1の第1
係合突起部7を上側ガーニッシュ2の第1係合孔13に
挿入しながら、下側ガーニッシュ1の第2係合突起部8
を上側ガーニッシュ2の第2係合孔15に挿入する。即
ち、第1係合突起部7および第1係合孔13の挿入と第
2係合突起部8および第2係合孔15の挿入は同一方向
から行われることになる。この際、第1係合孔13に第
1係合突起部7が係合したとき、第1係合孔13は横方
向Cにゆとりがあるように形成してあり、尚かつ第1係
合突起部7と第2係合突起部8にはテーパ部7c、8c
が形成してあるので、第1係合突起部7と第2係合突起
部8とは、第1係合孔13及び第2係合孔15に夫々円
滑に嵌め込むことができる。そして、第1係合突起部7
の第1保持部7bが第1係合孔13の第1保持受部14
に保持されながら、同時に第2係合突起部8の第2保持
部8bが第2係合孔15の第2保持受部16に保持され
る。
【0020】尚、第1係合孔13の第1保持受部14を
内側縁に設けて、第1係合突起部7の第1保持部7bを
突起7aの内側部に設けてもよい。
【0021】これにより、上記本考案のピラーガーニッ
シュの連結構造3を用いたセンターピラーガーニッシュ
において、上側ガーニッシュ2に下側ガーニッシュ1を
取付ける際の作業は、上側ガーニッシュ2の正面方向A
から下側ガーニッシュ1を取付けるので、組付作業性を
向上させることができる。また、下側ガーニッシュ1の
第1係合突起部7が上側ガーニッシュ2の第1係合孔1
3に係合することにより、下側ガーニッシュ1を上側ガ
ーニッシュ2に対して横方向Cに規制し、尚かつ、第2
係合突起部8が第2係合孔15に係合することにより、
上側ガーニッシュ2と下側ガーニッシュ1とを縦方向B
に規制することができる。
【0022】また、この係合部材6は縦リブ5aと横リ
ブ5bとを直交させて正面十字形状に形成されているの
で、第1係合突起部7と第2係合突起部8との剛性強化
を図ることができる。
【0023】
【考案の効果】上記のように構成された本考案のピラー
ガーニッシュの連結構造は、端部に連結受部を設けた開
断面構造を有する一方のピラーガーニッシュと、前記連
結受部に収容する連結部を設けた開断面構造を有する
方のピラーガーニッシュとを連結受部と連結部とを重ね
合せて連結するピラーガーニッシュの連結構造におい
て、一方のピラーガーニッシュの連結受部に第1保持部
を有する第1係合突起部と、前記第1保持部にほぼ垂直
な第2保持部を有する第2係合突起部とを設け、他方の
ピラーガーニッシュの連結部に前記第1係合突起部を挿
入保持する第1保持受部を有する第1係合孔と、前記第
2係合突起部を挿入保持する第2係合保持部を有する第
2係合孔とを設け、前記第1係合突起部と第2係合突起
部とは、互いに挿入する方向を同一方向に向けて延設形
成されるとともに互いに垂直に交叉して形成されている
ので、一方のピラーガーニッシュに設けた第1係合突起
と第2係合突起とが、他方のピラーガーニッシュに設け
た第1係合孔と第2係合孔とに同一方向から挿入されて
係合保持されることにより、ピラーガーニッシュの横方
向及び縦方向の規制を確実にすることができ、尚かつ、
この取付作業方向をピラーガーニッシュ本体正面から行
うことにより作業効率性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の連結構造を用いたセンターピラーガー
ニッシュを示す分解斜視図である。
【図2】同断面図である。
【図3】センターピラーガーニッシュの結合状態を示す
正面図である。
【図4】図3のD−D断面図である。
【図5】従来の連結構造を用いたセンターピラーガーニ
ッシュを示す分解斜視図である。
【図6】同断面図である。
【図7】改良された従来の連結構造を用いたセンターピ
ラーガーニッシュを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 下側ガーニッシュ(一方のピラーガーニッシュ) 2 上側ガーニッシュ(他方のピラーガーニッシュ) 3 ピラーガーニッシュの連結構造 4 連結受部 7 第1係合突起部 7b 第1保持部 8 第2係合突起部 8b 第2保持部 9 連結部 13 第1係合孔 14 第1保持受部 15 第2係合孔 16 第2保持受部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 端部に連結受部(4)を設けた開断面構
    造を有する一方のピラーガーニッシュ(1)と、前記連
    結受部(4)に収容する連結部(9)を設けた開断面構
    造を有する他方のピラーガーニッシュ(2)とを連結受
    (4)と連結部(9)とを重ね合せて連結するピラー
    ガーニッシュの連結構造において、一方のピラーガーニッシュ(1) の連結受部(4)に、
    第1保持部(7b)を有する第1係合突起部(7)と第
    2保持部(8b)を有する第2係合突起部(8)とを設
    け、他方のピラーガーニッシュ(2) の連結部(9)に、前
    記第1係合突起部(7)を挿入保持する第1保持受部
    (14)を有する第1係合孔(13)と前記第2係合突
    起部(8)を挿入保持する第2保持受部(16)を有す
    る第2係合孔(15)とを設け、 前記第1係合突起部と第2係合突起部とは、互いに挿入
    する方向を同一方向に向けて延設形成されるとともに互
    いに垂直に交叉して形成されていることを特徴とする
    ラーガーニッシュの連結構造。
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