JPS6321493Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6321493Y2
JPS6321493Y2 JP1982050060U JP5006082U JPS6321493Y2 JP S6321493 Y2 JPS6321493 Y2 JP S6321493Y2 JP 1982050060 U JP1982050060 U JP 1982050060U JP 5006082 U JP5006082 U JP 5006082U JP S6321493 Y2 JPS6321493 Y2 JP S6321493Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
groove
reinforcing
fixed
reinforcing member
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1982050060U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58152460U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5006082U priority Critical patent/JPS58152460U/ja
Publication of JPS58152460U publication Critical patent/JPS58152460U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6321493Y2 publication Critical patent/JPS6321493Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は車体におけるサイドメンバ等の、長
手方向に溝部を有する車体用骨組部材の補強構造
の改良に関するものである。
(従来の技術) 従来、たとえば車体のサイドメンバは第4図お
よび第5図に示すように、パネル板29と固着さ
れたサイドメンバ21の溝部22内の各所定個所
には、溝部22内を遮断する補強板(バルクヘツ
ド)25を溶接して固着せしめ、サイドメンバ2
1の変形防止がされている。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら、サイドメンバ21の溝部22内
の電気配線30をする場合には、補強板25に貫
孔25Aを設けねばならず、電気配線30Aの作
業がし難い欠点があつた。
そこで、本考案の目的は前記した欠点を解消せ
んとしたものであつて、衝撃等外力による変形防
止がなされることは勿論であり、かつ溝部を利用
し電気配線を行ない易くした車体用骨組部材の補
強構造を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の手段は、サイドメンバ等の長手方向に
溝部を有し、溝部を閉じるようにパネル板と固着
されるチヤンネル状の骨組部材の溝部内には、溝
部幅に等しく、かつ中央部に頂部を有して長手方
向にチヤンネル状に曲げ形成され、かつ内側に凹
部を有する補強部材を、骨組部材溝部内において
補強部材の頂部側に電気配線を挿通する所定の隙
間を設けて、かつ前記補強部材凹部の開口を溝部
内底面あるいはパネル板により閉じるように溝部
内に配置させて固着せしめてなる車体用骨組部材
の補強構造とされる。
(実施例) 次に、本考案を第1〜第3図に示す実施例に基
づいて説明する。第1図〜第3図において、1は
断面が〓形状をなすサイドメンバであつて、鋼板
を曲げ加工して形成されている。2はサイドメン
バ1の溝部で、3,3は溝部2の開2C側に設
けられたサイドメンバ1の固着片である。5はサ
イドメンバ1の溝部2内の所定個所に固着された
補強部材であつて、溝部2の上部側あるいは下部
側、本例では上部側に所定間隔H2の隙間部4を
設けるため、補強部材5の高さは溝部2の深さH
1より低く形成されている。補強部材5は鋼板を
チヤンネル状に曲げ形成されていて、本例では溝
部2の底面2Aより、開口2C側に向かう斜状の
側板部6と、この側板部6上端より頂部となる水
平状に設けられた水平板部7と、この水平板部7
の後端より底面2Aに向かう、縦向きの側板部8
とよりなり、内側に凹部を有する断面〓形状に形
成され、各側板部6,8および水平板部7は溝部
2幅に等しくされ、かつ各々固着片6A〜8Bが
設けられていて、補強部材5はその凹部の開口を
閉じるように各固着片6A〜8Bにて溝部2内の
底面2A、両側面2B,2Bに溶接にて固着され
ている。
しかして、本例のサイドメンバ1は溝2を閉じ
るようにその固着片3,3を所定のパネル板9に
溶接して固定され、サイドメンバ1の溝部2内に
は電気配線10が挿通されるが、本例のサイドメ
ンバ1は補強部材5を溝部2の底部2C側に設
け、補強部材5の水平板部7と水平板部7に対応
するパネル板9部位間に隙間部4が形成されるた
め、該隙間部4を介して電気配線10が行なわれ
る。なお、溝部2内に固着された〓形状の補強部
材5は各固着片6A〜6B7A・7A,8A〜8
Bにより溝部2の底面2A、側面2B,2Bに固
着されていて、サイドメンバ1の変形防止に役立
つ。
本例における補強部材5は両側板部6,8と水
平板部7とより形成される断面〓形状のものを用
いたが、補強部材はこの形状に限定されるもので
はなく、溝部幅に等しく、鋼板を長手方向に断面
形状あるいは∩形状などに曲げ加工され中央側
に頂部を有するチヤンネル形状のものが採用され
る。なお、溝部の底部側に所定間隔を保有させて
補強部材を固着する場合の補強部材の固着姿勢
は、骨組部材溝部の下部側に所定の隙間を保有さ
せかつ補強部材凹部の開口を前記パネル板にて閉
じるように溝部上端に配置し、前記した実施例の
補強部材とは上下逆向き配置にされ、補強部材頂
部下方の隙間部に電気配線し易くされる。
(考案の作用および効果) すなわち、本考案は前記した問題点解決手段と
なしたので、本考案の所期の諸目的が確実に達成
される。すなわち、本考案においては溝部に固着
した補強部材により、衝撃等の外力に対する変形
が防止されることは勿論であり、かつ、溝部にお
ける補強部材は溝部の底部側あるいは上部側に所
定の隙間を保有させて固着したため、この隙間部
より電気配線が容易となり電気配線の作業性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示すもの
で、第1図は補強部材を設けたサイドメンバの要
部を示す斜視図、第2図はパネル板に固着された
サイドメンバの側面図、第3図はサイドメンバの
使用態様を示す説明図である。第4図および第5
図は補強板を設けた従来のサイドメンバを示すも
のであつて、第4図はパネル板に固着されたサイ
ドメンバの側面図、第5図は同じくサイドメンバ
の補強板を主体とした平面図である。 1……サイドメンバ、2……溝部、4……隙間
部、5……補強部材、6,8……側板部、6A,
7A,8A……固着片、7……水平板部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. サイドメンバ等の長手方向に溝部を有し、溝部
    を閉じるようにパネル板と固着されるチヤンネル
    状の骨組部材の溝部内には、溝部幅に等しく、か
    つ中央部に頂部を有して長手方向にチヤンネル状
    に曲げ形成され、かつ内側に凹部を有する補強部
    材を、骨組部材溝部内において補強部材の頂部側
    に電気配線を挿通する所定の隙間を設けて、かつ
    前記補強部材凹部の開口を溝部内底面あるいはパ
    ネル板により閉じるように溝部内に配置させて固
    着せしめてなることを特徴とした車体用骨組部材
    の補強構造。
JP5006082U 1982-04-07 1982-04-07 車体用骨組部材の補強構造 Granted JPS58152460U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5006082U JPS58152460U (ja) 1982-04-07 1982-04-07 車体用骨組部材の補強構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5006082U JPS58152460U (ja) 1982-04-07 1982-04-07 車体用骨組部材の補強構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58152460U JPS58152460U (ja) 1983-10-12
JPS6321493Y2 true JPS6321493Y2 (ja) 1988-06-14

Family

ID=30060871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5006082U Granted JPS58152460U (ja) 1982-04-07 1982-04-07 車体用骨組部材の補強構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS58152460U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186040A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Nissan Motor Co Ltd 車体後部構造

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5525585B2 (ja) * 1975-10-20 1980-07-07

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5525585U (ja) * 1978-08-09 1980-02-19

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5525585B2 (ja) * 1975-10-20 1980-07-07

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007186040A (ja) * 2006-01-12 2007-07-26 Nissan Motor Co Ltd 車体後部構造
JP4654917B2 (ja) * 2006-01-12 2011-03-23 日産自動車株式会社 車体後部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS58152460U (ja) 1983-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0717435A (ja) フレーム構成部材
US5303658A (en) Construction of structural body
US11377153B2 (en) Vehicle reinforcement member and vehicle center pillar
JPS6321493Y2 (ja)
JP2812766B2 (ja) 車両のルーフモール取付部構造
JP3909628B2 (ja) 車体構造
JPH0246169Y2 (ja)
JPH0840307A (ja) 車体ルーフ回りのパネル接合構造
JPS62242041A (ja) 金属製屋根板の棟構造
JPH0330223Y2 (ja)
JPH0417103Y2 (ja)
JPH0751977Y2 (ja) サスペンションタワー取付構造
JPH0730460Y2 (ja) 自動車の前部車体構造
JP3875538B2 (ja) パネル連結装置
JPH0542953Y2 (ja)
JP6732376B2 (ja) 基台構造
JPH08282533A (ja) 車両のフレーム
JP2020117076A (ja) 車両のパネルの接合部構造
JPH02381Y2 (ja)
JPS6274758A (ja) 車両の台枠と側構体との結合装置
JPH0115575Y2 (ja)
JP2514658Y2 (ja) センタピラー下部構造
JP3453672B2 (ja) 間仕切装置のフレーム構造
JPH084388Y2 (ja) ウイング車
JP2000213140A (ja) 留め付け金具