JP2602950Y2 - ガラスマウントウエザーストリップ - Google Patents

ガラスマウントウエザーストリップ

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JP2602950Y2
JP2602950Y2 JP1992093864U JP9386492U JP2602950Y2 JP 2602950 Y2 JP2602950 Y2 JP 2602950Y2 JP 1992093864 U JP1992093864 U JP 1992093864U JP 9386492 U JP9386492 U JP 9386492U JP 2602950 Y2 JP2602950 Y2 JP 2602950Y2
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JP
Japan
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glass
lip
vehicle
small
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JPH0653244U (ja
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紀雄 竹内
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ピラーを廃止したピラ
ーレスハードトップ車に適用するリアドアガラスマウン
トウエザーストリップであって、リア側のガラスに取付
け、フロント側のガラスと弾接させ、両ガラス間をシー
ルするウエザーストリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図5を参考にして説明する。1
6は前側、17は後側、18は車内側、19は車外側で
ある。従来、ピラーレスハードトップ車に適用するガラ
スマウントウエザーストリップであって、リア側のガラ
ス10に取付け、フロント側のガラス20と弾接させ、
両ガラス10,20間をシールするウエザーストリップ
として、リア側のガラス10に嵌着する如く形成すると
共に芯金40を埋設したh字状基底部31、基底部31
の前端車内側からフロント側のガラス20の車内側に延
設した延設部32、及びフロント側のガラス20の車内
側面と弾接させる如く延設部前端から折り返したシール
リップ部33よりなるものが使用されている。
【0003】しかしながら、上記従来のものは、シール
リップ部33の先端をフロント側のガラス20の内面と
弾接させるようにしたため、図3に示すものは、フロン
ト側のガラス20の内面へのかかり代Xの寸法を大きく
せざるを得ず、クォーターガラス・リアドアガラス等の
リア側のガラス10を下げるための十分のスペースを確
保することが困難であり、形状・構造によってはリアガ
ラス10を下げきれないケースもあると言う問題点があ
る。それに対して、図4に示すようにリアガラス10を
下げるスペースを得るためにシールのかかり代Xを短く
したものは、シールリップ部33は放水圧Pを受けた
時、図5に点線で示す如くシールリップ部33が変形
し、シールポイント34が離れ、水Qが車内に入って来
ると言う問題点がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来のピラーレスハードトップ車用ガラスマ
ウントウエザーストリップは、リア側のガラス10を下
げるための十分のスペースを確保することが困難であっ
たり、そうでないものは、放水圧Pを受けた時、それ自
身が変形し、シールポイント34が離れ、水Qが車内に
入って来ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1・図2・図6・図7
を参考にして説明する。本考案は、リア側のガラス10
に嵌着するところの芯金40を埋設したh字状基底部3
1、基底部31の前端車内側からフロント側ガラス20
の車内側に延設した延設部32、及びフロント側のガラ
ス20の車内側面と弾接させる如く前記延設部32前端
から折り返したシールリップ部よりなるピラーレスハー
ドトップ車用ガラスマウントウエザーストリップであっ
て、前記シールリッブ部がそれぞれ、シールのかかり代
Xの小さい小リップ51及びその小リップ51よりも長
く且つ小リップ51の車内側の付け根から分岐すると共
に基底部31に向かってフロント側ガラス20の端部よ
り車外側に伸びる略円弧状の大リップ52よりなり、而
も大リップ52の先端に、基底部31の前端部車外側に
設けた掛止用突起60に掛ける小掛部53を突設し、さ
らに芯金40を掛止用突起60の裏側まで延設してあ
る。
【0006】
【実施例】実施例について説明すると、本考案のピラー
レスハードトップ車に適用するガラスマウントウエザー
ストリップは次のように構成される。10はリア側のガ
ラス、20はフロント側のガラス、30はフロント側の
ガラス20と弾接させ、リア側及びフロント側の両ガラ
ス10,20間をシールするウエザーストリップであっ
て、リア側のガラス10に嵌着するところの芯金40を
埋設したh字状基底部31、基底部31の前端車内側か
らフロント側ガラス20の車内側に延設した延設部3
2、及びフロント側のガラス20の車内側面と弾接させ
る如く前記延設部32前端から折り返したシールリップ
部よりなり、さらにそのシールリップ部がそれぞれ、シ
ールのかかり代Xの小さい小リップ51及びその小リッ
プ51よりも長く且つ小リップ51の車内側の付け根か
ら分岐すると共に基底部31に向かってフロント側ガラ
ス20の端部より車外側に伸びる略円弧状の大リップ5
2よりなり、而も大リップ52の先端に、基底部31の
前端部車外側に設けた掛止用突起60に掛ける小掛部5
3を突設し、さらに芯金40を掛止用突起60の裏側ま
で延設してある。
【0007】作用について説明すると、シールのかかり
代Xが小さくなったため、リアガラス10を下げるスペ
ースを確保可能になり、しかも略円弧状の大リップ52
は、フロント側のガラス20を開閉させる時、引きずら
れて、小リップ51が逆反転するのを引き寄せて防止す
る効果を有する。さらに、フロント側のガラス20の閉
時、大リップ52の先端の小掛部53が基底部31の先
端部に設けた掛止用突起60に噛み合い、中空部分を形
成するようになっているため、放水圧Pを受けた時、大
リップ52は図7に点線で示す如く変形するが、小リッ
プ51は常にフロント側のガラス20に当接していて、
水Qが車内に入って来ることはない。また、さらに芯金
40を掛止用突起60の裏側まで延設しているので、掛
止用突起60の剛性を高めて小掛部53との当接力を高
めることができ、長期にわたって優れたシール性を発揮
する。
【0008】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
シールのかかり代Xが小さく、リア側のガラス10を下
げるスペースを確保することが出来、しかも、小リップ
51が常にフロント側のガラス20に当接していて、水
Qが車内に入って来るのを防止することが出来、さらに
優れたシール性を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】2ドアハードトップ車の側面図である。
【図2】4ドアハードトップ車の側面図である。
【図3】従来例を示す図1のA−A或いは図2のB−B
断面図である。
【図4】他の従来例を示す図1のA−A或いは図2のB
−B断面図である。
【図5】図4の放水圧を受けた時の状態を示す断面図で
ある。
【図6】本考案の実施例を示す図1のA−A或いは図2
のB−B断面図である。
【図7】図6の放水圧を受けた時の状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
10 リア側のガラス 16 前側 17 後側 18 車内側 19 車外側 20 フロント側のガラス 30 ウエザーストリップ 31 基底部 32 延設部 33 シールリップ部 34 シールポイント 40 芯金 51 小リップ 52 大リップ 53 小掛部 60 掛止用突起 P 放水圧 Q 水 X かかり代

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リア側のガラス(10)に嵌着するとこ
    ろの芯金(40)を埋設したh字状基底部(31)、基
    底部(31)の前端車内側からフロント側ガラス(2
    0)の車内側に延設した延設部(32)、及びフロント
    側のガラス(20)の車内側面と弾接させる如く前記延
    設部(32)前端から折り返したシールリップ部よりな
    るピラーレスハードトップ車用ガラスマウントウエザー
    ストリップであって、前記シールリップ部がそれぞれ、
    シールのかかり代(X)の小さい小リップ(51)及び
    その小リップ(51)よりも長く且つ小リップ(51)
    の車内側の付け根から分岐すると共に基底部(31)に
    向かってフロント側ガラス(20)の端部より車外側に
    伸びる略円弧状の大リップ(52)よりなり、而も大リ
    ップ(52)の先端に、基底部(31)の前端部車外側
    に設けた掛止用突起(60)に掛ける小掛部(53)を
    突設し、さらに芯金(40)を掛止用突起(60)の裏
    側まで延設してなるピラーレスハードトップ車用ガラス
    マウントウエザーストリップ。
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JPH0653244U JPH0653244U (ja) 1994-07-19
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JPS6259515U (ja) * 1985-10-03 1987-04-13
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