JPH11151992A - 自動車用ウェザーストリップ - Google Patents
自動車用ウェザーストリップInfo
- Publication number
- JPH11151992A JPH11151992A JP9317903A JP31790397A JPH11151992A JP H11151992 A JPH11151992 A JP H11151992A JP 9317903 A JP9317903 A JP 9317903A JP 31790397 A JP31790397 A JP 31790397A JP H11151992 A JPH11151992 A JP H11151992A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lip
- weather strip
- welt
- automobile
- tip
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 小さい装着力で大きな保持力を得る。
【構成】 内面にリップ５を備えたウェルト部２を車体
１０の接合フランジ１１に差し込んで装着する自動車用
ウェザーストリップ１において、リップ５の基部に凹部
６を形成するとともに、ウェルト部２の開口端から延出
して途中で折り返す係止リップ７を設け、該係止リップ
７の折り返し部７ｂを車体１０への装着時に接合フラン
ジ１１に隣接する部分に押し当ててその先端を凹部６に
係合させる。
１０の接合フランジ１１に差し込んで装着する自動車用
ウェザーストリップ１において、リップ５の基部に凹部
６を形成するとともに、ウェルト部２の開口端から延出
して途中で折り返す係止リップ７を設け、該係止リップ
７の折り返し部７ｂを車体１０への装着時に接合フラン
ジ１１に隣接する部分に押し当ててその先端を凹部６に
係合させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は自動車用ウェザーストリ
ップに関する。
ップに関する。
【０００２】
【従来の技術】自動車のサイドドア開口部には、図７に
示すようにウェザーストリップａを取り付けてある。こ
のウェザーストリップａは、図６に示すようにウェルト
部ｂの内側面の一方に等長の小リップｃを一対備えると
ともに、内側面の他方には長さの異なるメインリップｄ
とサブリップｅを備え、車体パネルｆの接合フランジｇ
にウェルト部ｂを差し込んで装着してある。そして、ウ
ェザーストリップａに抜け力が作用した場合には、サブ
リップｅがメインリップｄの基部側に当接して突っ張り
材として機能し、ウェザーストリップａの脱着を防止し
ている。
示すようにウェザーストリップａを取り付けてある。こ
のウェザーストリップａは、図６に示すようにウェルト
部ｂの内側面の一方に等長の小リップｃを一対備えると
ともに、内側面の他方には長さの異なるメインリップｄ
とサブリップｅを備え、車体パネルｆの接合フランジｇ
にウェルト部ｂを差し込んで装着してある。そして、ウ
ェザーストリップａに抜け力が作用した場合には、サブ
リップｅがメインリップｄの基部側に当接して突っ張り
材として機能し、ウェザーストリップａの脱着を防止し
ている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このウェザー
ストリップａは、サブリップｅでメインリップｄのそり
返しを抑制しているため、高い保持力が得られるが、接
合フランジｇに差し込む際には、メインリップｄばかり
でなくサブリップｅもそり変形するため、装着力も高く
なるという欠点がある。
ストリップａは、サブリップｅでメインリップｄのそり
返しを抑制しているため、高い保持力が得られるが、接
合フランジｇに差し込む際には、メインリップｄばかり
でなくサブリップｅもそり変形するため、装着力も高く
なるという欠点がある。
【０００４】本発は、このような事情に鑑み、小さい装
着力で大きな保持力が得られる自動車用ウェザーストリ
ップを提供することを目的とする。
着力で大きな保持力が得られる自動車用ウェザーストリ
ップを提供することを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、内面にリップを備えたウェルト部を車体の
接合フランジに差し込んで装着する自動車用ウェザース
トリップにおいて、上記リップの基部に凹部を形成する
とともに、上記ウェルト部の開口端から延出して途中で
折り返す係止リップを設け、該係止リップの折り返し部
を車体への装着時に上記接合フランジに隣接する部分に
押し当ててその先端を上記凹部に係合させるようにした
ことを特徴とする。
の本発明は、内面にリップを備えたウェルト部を車体の
接合フランジに差し込んで装着する自動車用ウェザース
トリップにおいて、上記リップの基部に凹部を形成する
とともに、上記ウェルト部の開口端から延出して途中で
折り返す係止リップを設け、該係止リップの折り返し部
を車体への装着時に上記接合フランジに隣接する部分に
押し当ててその先端を上記凹部に係合させるようにした
ことを特徴とする。
【０００６】上記凹部のリップ先端側の側面に突起を形
成するとともに、上記係止リップの先端を先細のテーパ
に形成してもよい。
成するとともに、上記係止リップの先端を先細のテーパ
に形成してもよい。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
を参照しながら詳細に説明する。
を参照しながら詳細に説明する。
【０００８】図１は図７のＡ−Ａ線断面を示している。
同図において、１はウェザーストリップで、その断面略
Ｕ字型のウェルト部２には芯金３をインサートしてあ
る。ウェルト部２の外側壁２ａには中空リップ部４が延
設してあり、該中空リップ４はサイドドアの閉止時にサ
ッシュ（図示せず）に密着するようにしてある。
同図において、１はウェザーストリップで、その断面略
Ｕ字型のウェルト部２には芯金３をインサートしてあ
る。ウェルト部２の外側壁２ａには中空リップ部４が延
設してあり、該中空リップ４はサイドドアの閉止時にサ
ッシュ（図示せず）に密着するようにしてある。
【０００９】ウェルト部２の内側壁２ｂの内面で、その
開口端に隣接する箇所にはリップ５が延設してあり、該
リップ５の基部に凹部６を形成してある。さらに、内側
壁２ｂには、その開口端から延出して途中で折り返す係
止リップ７が設けてある。この係止リップ７は、その基
部に屈曲部７ａを形成して、折り返し部７ｂに至る部分
をウェルト部２の内側壁２ｂに対して傾斜させてある。
また、外側壁２ａには一対の小リップ８，８と***部９
を設けてある。
開口端に隣接する箇所にはリップ５が延設してあり、該
リップ５の基部に凹部６を形成してある。さらに、内側
壁２ｂには、その開口端から延出して途中で折り返す係
止リップ７が設けてある。この係止リップ７は、その基
部に屈曲部７ａを形成して、折り返し部７ｂに至る部分
をウェルト部２の内側壁２ｂに対して傾斜させてある。
また、外側壁２ａには一対の小リップ８，８と***部９
を設けてある。
【００１０】このウェザーストリップ１は以上のように
構成してあるので、車体パネル１０の接合フランジ１１
にウェルト部２を差し込むと、接合フランジ１１がリッ
プ５と小リップ８をそり変形させながら、ウェルト部２
が押し込まれていく。そして、ウェルト部２の装着が完
了する直前に、係止リップ７の折り返し部７ｂが車体パ
ネル１０の接合フランジ１１に隣接する箇所に当接し
て、係止リップ７の先端をリップ５の凹部６に係合させ
る。
構成してあるので、車体パネル１０の接合フランジ１１
にウェルト部２を差し込むと、接合フランジ１１がリッ
プ５と小リップ８をそり変形させながら、ウェルト部２
が押し込まれていく。そして、ウェルト部２の装着が完
了する直前に、係止リップ７の折り返し部７ｂが車体パ
ネル１０の接合フランジ１１に隣接する箇所に当接し
て、係止リップ７の先端をリップ５の凹部６に係合させ
る。
【００１１】本実施例によれば、車体パネル１０の接合
フランジ１１にウェルト部を差し込む際に、リップ５と
小リップ８だけがそり変形し、かつリップ５は基部に凹
部６を形成してそり変形し易くしてあるので、装着力が
小さくて済む。一方、ウェザーストリップ１に抜け力が
作用した場合には、リップ５のそり返しに対して係止リ
ップ７が突っ張り材として機能するので、保持力は大き
くなる。
フランジ１１にウェルト部を差し込む際に、リップ５と
小リップ８だけがそり変形し、かつリップ５は基部に凹
部６を形成してそり変形し易くしてあるので、装着力が
小さくて済む。一方、ウェザーストリップ１に抜け力が
作用した場合には、リップ５のそり返しに対して係止リ
ップ７が突っ張り材として機能するので、保持力は大き
くなる。
【００１２】また、係止リップ７の先端がリップ５の凹
部６に係合した段階でウェルト部２の押し込みが規制さ
れるので、ウェザーストリップ１の位置めが確実に行わ
れることになる。
部６に係合した段階でウェルト部２の押し込みが規制さ
れるので、ウェザーストリップ１の位置めが確実に行わ
れることになる。
【００１３】なお、図３に示すように係止リップ７の先
端を先細のテーパー部２０に形成するとともに、凹部６
のリップ５先端側の側面に突起２１を形成してもよい。
このようにすると、リップ５のそり返し抑制効果が高ま
り、ウェザーストリップ１の保持力がさらに大きくな
る。
端を先細のテーパー部２０に形成するとともに、凹部６
のリップ５先端側の側面に突起２１を形成してもよい。
このようにすると、リップ５のそり返し抑制効果が高ま
り、ウェザーストリップ１の保持力がさらに大きくな
る。
【００１４】あるいは、図４に示すように凹部６の底面
に突起２２を設けてもよい。
に突起２２を設けてもよい。
【００１５】ところで、図５に示すようなトランクリッ
ド開口部に装着するウェザーストリップ３０の場合、係
止リップ７をウェルト部３１の外側壁３１ｂに設け、該
係止リップ７からシールリップ３２を延出してその先端
を車体パネル１０に密着させるようにしてもよい。この
ようにすると、シール性の向上も期待できる。
ド開口部に装着するウェザーストリップ３０の場合、係
止リップ７をウェルト部３１の外側壁３１ｂに設け、該
係止リップ７からシールリップ３２を延出してその先端
を車体パネル１０に密着させるようにしてもよい。この
ようにすると、シール性の向上も期待できる。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、車体パネルの接合フラ
ンジにウェルト部を差し込む際に、一つのリップがそり
変形し、このリップは基部に凹部を形成してそり変形し
易くしてあるので、装着力が小さくて済むが、抜け力が
作用した場合には、リップのそり返しに対して係止リッ
プが突っ張り材として機能するので、保持力は大きくな
る。
ンジにウェルト部を差し込む際に、一つのリップがそり
変形し、このリップは基部に凹部を形成してそり変形し
易くしてあるので、装着力が小さくて済むが、抜け力が
作用した場合には、リップのそり返しに対して係止リッ
プが突っ張り材として機能するので、保持力は大きくな
る。
【００１７】また、係止リップの先端がリップの凹部に
係合した段階でウェルト部の押し込みが規制されるの
で、ウェザーストリップの位置めが確実に行われるとい
う効果もある。
係合した段階でウェルト部の押し込みが規制されるの
で、ウェザーストリップの位置めが確実に行われるとい
う効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のウェザーストリップの装着状態を示す
図で、図７のＡ−Ａ線による断面図。
図で、図７のＡ−Ａ線による断面図。
【図２】図１のウェザーストリップを車体から取り外し
た状態を示す図。
た状態を示す図。
【図３】図１の変形例を示す部分拡大図。
【図４】図１の変形例を示す部分拡大図。
【図５】図１の変形例を示す図。
【図６】図２と対応する従来例を示す図。
【図７】自動車へのウェザーストリップの装着状態を示
す図。
す図。
１…ウェザーストリップ ２…ウェルト部 ５…リップ ６…凹部 ７…係止リップ ７ｂ…折り返し部
Claims (2)
- 【請求項１】 内面にリップを備えたウェルト部を車体
の接合フランジに差し込んで装着する自動車用ウェザー
ストリップにおいて、上記リップの基部に凹部を形成す
るとともに、上記ウェルト部の開口端から延出して途中
で折り返す係止リップを設け、該係止リップの折り返し
部を車体への装着時に上記接合フランジに隣接する部分
に押し当ててその先端を上記凹部に係合させるようにし
たことを特徴とする自動車用ウェザーストリップ。 - 【請求項２】 上記凹部のリップ先端側の側面に突起を
形成するとともに、上記係止リップの先端を先細のテー
パに形成したことを特徴とする請求項１に記載の自動車
用ウェザーストリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9317903A JPH11151992A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 自動車用ウェザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9317903A JPH11151992A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 自動車用ウェザーストリップ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11151992A true JPH11151992A (ja) | 1999-06-08 |
Family
ID=18093346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9317903A Pending JPH11151992A (ja) | 1997-11-19 | 1997-11-19 | 自動車用ウェザーストリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11151992A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007055576A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-03-08 | Tokiwa Chemical Industry Co Ltd | トリム等の押出し成形品の成形方法 |
| JP2012158246A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Faltec Co Ltd | 車両用ウエストモールディングおよびその製造方法 |
| US8499499B2 (en) | 2011-09-27 | 2013-08-06 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Weather strip for motor vehicle |
| CN103863208A (zh) * | 2012-12-07 | 2014-06-18 | 西川橡胶工业股份有限公司 | 密封条的安装结构 |
-
1997
- 1997-11-19 JP JP9317903A patent/JPH11151992A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007055576A (ja) * | 2005-07-29 | 2007-03-08 | Tokiwa Chemical Industry Co Ltd | トリム等の押出し成形品の成形方法 |
| JP4660838B2 (ja) * | 2005-07-29 | 2011-03-30 | トキワケミカル工業株式会社 | トリム等の押出し成形品の成形方法 |
| JP2012158246A (ja) * | 2011-01-31 | 2012-08-23 | Faltec Co Ltd | 車両用ウエストモールディングおよびその製造方法 |
| US8499499B2 (en) | 2011-09-27 | 2013-08-06 | Toyoda Gosei Co., Ltd. | Weather strip for motor vehicle |
| CN103863208A (zh) * | 2012-12-07 | 2014-06-18 | 西川橡胶工业股份有限公司 | 密封条的安装结构 |
| JP2014113877A (ja) * | 2012-12-07 | 2014-06-26 | Nishikawa Rubber Co Ltd | ウェザーストリップの取付構造 |
| CN103863208B (zh) * | 2012-12-07 | 2017-06-13 | 西川橡胶工业股份有限公司 | 密封条的安装结构 |
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