JP2596866Y2 - 嵌合確認機構付コネクタ - Google Patents
嵌合確認機構付コネクタInfo
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- H01R13/62—Means for facilitating engagement or disengagement of coupling parts or for holding them in engagement
- H01R13/627—Snap or like fastening
- H01R13/6271—Latching means integral with the housing
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は雌雄コネクタ相互の完全
接続を目視により確認し得る嵌合確認機構付コネクタに
関するものである。
接続を目視により確認し得る嵌合確認機構付コネクタに
関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、雌雄両コネクタの嵌合において、
ロッキングアームによる係止構造に加え、ロック部材に
より雌雄両コネクタを二重ロックすると共に、該ロック
部材により雌雄両コネクタの不完全接続を検出するよう
に構成された嵌合確認機構付コネクタとして、図７に示
すように、雄型コネクタ４０の上面にコイルバネ５２に
より常時上方に開いた状態に保持したロック部材５０
を、雌雄両コネクタ３０、４０が完全接続した時点でバ
ネ力に抗して押し下げ、ロック部材５０の裏面に設けた
係止突起５１を雌型コネクタ３０の背面に係止させ、雌
雄両コネクタ３０、４０を二重ロックし、且つ、前記ロ
ック部材５０の裏面に設けた係止突起５１が雌型コネク
タ３０の背面に係止したか否かで雌雄両コネクタ３０、
４０の不完全接続を検出するように構成された嵌合確認
機構付コネクタが知られている。
ロッキングアームによる係止構造に加え、ロック部材に
より雌雄両コネクタを二重ロックすると共に、該ロック
部材により雌雄両コネクタの不完全接続を検出するよう
に構成された嵌合確認機構付コネクタとして、図７に示
すように、雄型コネクタ４０の上面にコイルバネ５２に
より常時上方に開いた状態に保持したロック部材５０
を、雌雄両コネクタ３０、４０が完全接続した時点でバ
ネ力に抗して押し下げ、ロック部材５０の裏面に設けた
係止突起５１を雌型コネクタ３０の背面に係止させ、雌
雄両コネクタ３０、４０を二重ロックし、且つ、前記ロ
ック部材５０の裏面に設けた係止突起５１が雌型コネク
タ３０の背面に係止したか否かで雌雄両コネクタ３０、
４０の不完全接続を検出するように構成された嵌合確認
機構付コネクタが知られている。
【０００３】また、図８に示すように、板面両側先端に
係止爪６２を設けた弾性係止片６１及び裏面に係止突起
６３を設けたロック部材６０を、雄型コネクタ４０の上
面に回動自在に枢着し、該ロック部材６０により雌雄両
コネクタ３０、４０を二重ロックすると共に、雌雄両コ
ネクタ３０、４０の不完全接続を検出するように構成さ
れた嵌合確認機構付コネクタが知られている。
係止爪６２を設けた弾性係止片６１及び裏面に係止突起
６３を設けたロック部材６０を、雄型コネクタ４０の上
面に回動自在に枢着し、該ロック部材６０により雌雄両
コネクタ３０、４０を二重ロックすると共に、雌雄両コ
ネクタ３０、４０の不完全接続を検出するように構成さ
れた嵌合確認機構付コネクタが知られている。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】前記の図７に示したコ
ネクタのように、雄型コネクタ４０の上面にコイルバネ
５２により常時上方に開いた状態にロック部材５０を保
持した構成の嵌合確認機構付コネクタは、雌雄両コネク
タ３０、４０を接続する以前においては、ロック部材５
０は常時開いた状態にあるため、搬送中や雄型コネクタ
４０に接続したワイヤハーネス配索作業中等にロック部
材５０が機械的外力を受けて損傷するという問題点があ
った。
ネクタのように、雄型コネクタ４０の上面にコイルバネ
５２により常時上方に開いた状態にロック部材５０を保
持した構成の嵌合確認機構付コネクタは、雌雄両コネク
タ３０、４０を接続する以前においては、ロック部材５
０は常時開いた状態にあるため、搬送中や雄型コネクタ
４０に接続したワイヤハーネス配索作業中等にロック部
材５０が機械的外力を受けて損傷するという問題点があ
った。
【０００５】また前記の図８に示したコネクタのよう
に、雄型コネクタ４０の上面に回動自在にロック部材６
０を設けた構成の嵌合確認機構付コネクタは、図９に示
すように、ロック部材６０に形成した弾性係止片６１の
先端に設けた係止爪６２を、雄型コネクタ４０の上面の
溝口４１の先端内縁４１ａに係止させて閉じておくこと
ができるので、搬送中や雄型コネクタ４０の接続ワイヤ
ハーネスの配索作業中等にロック部材５０が機械的外力
を受けて損傷するのを防止できるが、雌雄両コネクタ３
０、４０が不完全接続している場合や、雌雄両コネクタ
３０、４０を接続した後ロック部材６０を閉じて雌雄両
コネクタ３０、４０を二重ロックするのを失念した場合
は、図１０に示すように、ロック部材６０の上方への突
出部分が小さく、正常に二重ロックされた際の状態と大
差ないために、目視により検出することが難しいという
問題点があった。
に、雄型コネクタ４０の上面に回動自在にロック部材６
０を設けた構成の嵌合確認機構付コネクタは、図９に示
すように、ロック部材６０に形成した弾性係止片６１の
先端に設けた係止爪６２を、雄型コネクタ４０の上面の
溝口４１の先端内縁４１ａに係止させて閉じておくこと
ができるので、搬送中や雄型コネクタ４０の接続ワイヤ
ハーネスの配索作業中等にロック部材５０が機械的外力
を受けて損傷するのを防止できるが、雌雄両コネクタ３
０、４０が不完全接続している場合や、雌雄両コネクタ
３０、４０を接続した後ロック部材６０を閉じて雌雄両
コネクタ３０、４０を二重ロックするのを失念した場合
は、図１０に示すように、ロック部材６０の上方への突
出部分が小さく、正常に二重ロックされた際の状態と大
差ないために、目視により検出することが難しいという
問題点があった。
【０００６】前記の課題を解決するため本考案は、雌雄
両コネクタが完全に二重ロックされているか否かを目視
により極めて簡単に検出することのできる嵌合確認機構
付コネクタを提供することを目的とする。
両コネクタが完全に二重ロックされているか否かを目視
により極めて簡単に検出することのできる嵌合確認機構
付コネクタを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め本考案は、少なくとも一方の側板２２の先端に係止爪
２４を設けた弾性係止片２３とその後方に係止溝２５を
設けたロック部材２０を、雄型コネクタ１０に設けた雌
型コネクタ嵌合口１１の上壁板側縁部の溝口１２に上下
動自在に嵌合係止させて取り付け、雌型コネクタ１の先
端部側面に、雌型コネクタ１の前記嵌合口１１への嵌入
に従って前記ロック部材２０を上方に押し上げると共
に、前記雄型コネクタ１０と雌型コネクタ１の完全接続
時にロック部材２０の押し下げによって、ロック部材２
０の係止溝２５に嵌合係止する傾斜突起３を先端から後
方に斜め上方に傾斜させて設けて嵌合確認機構付コネク
タを構成したものである。
め本考案は、少なくとも一方の側板２２の先端に係止爪
２４を設けた弾性係止片２３とその後方に係止溝２５を
設けたロック部材２０を、雄型コネクタ１０に設けた雌
型コネクタ嵌合口１１の上壁板側縁部の溝口１２に上下
動自在に嵌合係止させて取り付け、雌型コネクタ１の先
端部側面に、雌型コネクタ１の前記嵌合口１１への嵌入
に従って前記ロック部材２０を上方に押し上げると共
に、前記雄型コネクタ１０と雌型コネクタ１の完全接続
時にロック部材２０の押し下げによって、ロック部材２
０の係止溝２５に嵌合係止する傾斜突起３を先端から後
方に斜め上方に傾斜させて設けて嵌合確認機構付コネク
タを構成したものである。
【０００８】
【作用】雌型コネクタ１と雄型コネクタ１０の接続は、
雄型コネクタ１０に設けた雌型コネクタ嵌合口１１に雌
型コネクタ１の先端部が嵌合して接続される。ロック部
材２０は、雄型コネクタ１０の上面に装着され、雌雄両
コネクタ１、１０が完全に嵌合し接続された状態のとき
に、雄型コネクタ１０の上面に当接するまで押し下げら
れて、両コネクタの完全嵌合が弛まないようにロックす
る。またこのロック部材２０が雄型コネクタ１０の上面
に当接している状態（雄型コネクタ上面上に大きく突出
していない状態）を目視することにより、雌雄両コネク
タ１、１０が完全に嵌合接続されていることが確認され
る。雌雄両コネクタ１、１０の嵌合接続が不完全な場合
には、前記のロック部材２０は、雄型コネクタ１０の上
面に当接する位置までは押し下げられず、雄型コネクタ
１０の上面上に大きく上方に突出する状態になるので、
このロック部材２０が雄型コネクタ上面上に大きく突出
している状態を目視することにより、雌雄両コネクタ
１、１０の嵌合接続が不完全であることが検出できる。
雄型コネクタ１０に設けた雌型コネクタ嵌合口１１に雌
型コネクタ１の先端部が嵌合して接続される。ロック部
材２０は、雄型コネクタ１０の上面に装着され、雌雄両
コネクタ１、１０が完全に嵌合し接続された状態のとき
に、雄型コネクタ１０の上面に当接するまで押し下げら
れて、両コネクタの完全嵌合が弛まないようにロックす
る。またこのロック部材２０が雄型コネクタ１０の上面
に当接している状態（雄型コネクタ上面上に大きく突出
していない状態）を目視することにより、雌雄両コネク
タ１、１０が完全に嵌合接続されていることが確認され
る。雌雄両コネクタ１、１０の嵌合接続が不完全な場合
には、前記のロック部材２０は、雄型コネクタ１０の上
面に当接する位置までは押し下げられず、雄型コネクタ
１０の上面上に大きく上方に突出する状態になるので、
このロック部材２０が雄型コネクタ上面上に大きく突出
している状態を目視することにより、雌雄両コネクタ
１、１０の嵌合接続が不完全であることが検出できる。
【０００９】前記ロック部材２０の雄型コネクタ１０の
上面への装着は、ロック部材２０の側板２２と弾性係止
片２３の下端を雄型コネクタ上壁板の溝口１２に嵌入し
てロ ック部材２０を押し下げ、弾性係止片２３の係止爪
２４を雄型コネクタ１０の溝口１２の先端縁に係止さ
せ、ロック部材２０を溝口１２に嵌合して雄型コネクタ
１０の上面に装着する。この状態はロック部材２０が雄
型コネクタ１０の上面に当接しており雄型コネクタ上面
上に大きく突出していない。このようにロック部材２０
が雄型コネクタ上に大きく突出することなく装着されて
いることにより、コネクタ搬送中や雄型コネクタ１０の
接続ワイヤハーネスの配索作業中等においてロック部材
２０に大きな機械的外力がかからず損傷が防止される。
上面への装着は、ロック部材２０の側板２２と弾性係止
片２３の下端を雄型コネクタ上壁板の溝口１２に嵌入し
てロ ック部材２０を押し下げ、弾性係止片２３の係止爪
２４を雄型コネクタ１０の溝口１２の先端縁に係止さ
せ、ロック部材２０を溝口１２に嵌合して雄型コネクタ
１０の上面に装着する。この状態はロック部材２０が雄
型コネクタ１０の上面に当接しており雄型コネクタ上面
上に大きく突出していない。このようにロック部材２０
が雄型コネクタ上に大きく突出することなく装着されて
いることにより、コネクタ搬送中や雄型コネクタ１０の
接続ワイヤハーネスの配索作業中等においてロック部材
２０に大きな機械的外力がかからず損傷が防止される。
【００１０】前記のように雄型コネクタ上壁板の溝口１
２にロック部材２０の側板２２と弾性係止片２３の下端
を嵌挿して雄型コネクタ１０の上面にロック部材２０を
装着すると、この側板２２と弾性係止片２３の下端が雄
型コネクタ１０の雌型コネクタ嵌合口１１の内側空間に
突出した状態になり、この雄型コネクタ１０の雌型コネ
クタ嵌合口１１に雌型コネクタ１の先端部を嵌入する
と、雌型コネクタ１の側面の傾斜突起３の先端がロック
部材２０の弾性係止片２３を押圧して図３に示すように
湾曲変形させ、雄型コネクタ１０の溝口１２の内縁に係
止している係止爪２４が外れて、弾性係止片２３の反発
バネ力によりロック部材２０が上方にハネ上げられる。
さらに雌型コネクタ１の先端部の嵌入を押し進めると、
弾性係止片２３は雌型コネクタ１の側面の傾斜突起３の
傾斜上面に沿って押し上げられ、雌型コネクタ１の先端
部が雄型コネクタ１０の雌型コネクタ嵌合口１１内に完
全に嵌合すると、図４のように係止爪２４が雄型コネク
タ１０の溝口先端上面に乗り上げてロック部材２０が雄
型コネクタ１０の上面から上方に大きく突出した状態に
なる。このとき溝口先端上面に乗り上げている係止爪２
４の弾力に抗して強くロック部材２０を押し下げると、
係止爪２４は溝口端内縁を下方に押し下げられて、図５
に示すように、ロック部材２０の側板２２の係止溝２５
内に雌型コネクタ１の傾斜突起３が嵌合して係止され、
ロック部材２０は雄型コネクタ１０の上面に当接した状
態になり、上方に大きく突出しない状態に保持されて、
雌雄両コネクタ１、１０の完全嵌合接続が弛まないよう
にロックされる。このように雌型コネクタ１の側面の傾
斜突起３は、雌型コネクタ１の雌型コネクタ嵌合口１１
への嵌入に従ってロック部材２０を上方に押し上げると
共に、雄型コネクタ１０と 雌型コネクタ１の完全接続時
にロック部材２０の押し下げによって、ロック部材２０
の係止溝２５に嵌合係止する。前記のようにロック部材
２０が雄型コネクタ１０の上面に当接し上方には突出し
ていない状態を目視することにより両コネクタの完全嵌
合接続が確認される。
２にロック部材２０の側板２２と弾性係止片２３の下端
を嵌挿して雄型コネクタ１０の上面にロック部材２０を
装着すると、この側板２２と弾性係止片２３の下端が雄
型コネクタ１０の雌型コネクタ嵌合口１１の内側空間に
突出した状態になり、この雄型コネクタ１０の雌型コネ
クタ嵌合口１１に雌型コネクタ１の先端部を嵌入する
と、雌型コネクタ１の側面の傾斜突起３の先端がロック
部材２０の弾性係止片２３を押圧して図３に示すように
湾曲変形させ、雄型コネクタ１０の溝口１２の内縁に係
止している係止爪２４が外れて、弾性係止片２３の反発
バネ力によりロック部材２０が上方にハネ上げられる。
さらに雌型コネクタ１の先端部の嵌入を押し進めると、
弾性係止片２３は雌型コネクタ１の側面の傾斜突起３の
傾斜上面に沿って押し上げられ、雌型コネクタ１の先端
部が雄型コネクタ１０の雌型コネクタ嵌合口１１内に完
全に嵌合すると、図４のように係止爪２４が雄型コネク
タ１０の溝口先端上面に乗り上げてロック部材２０が雄
型コネクタ１０の上面から上方に大きく突出した状態に
なる。このとき溝口先端上面に乗り上げている係止爪２
４の弾力に抗して強くロック部材２０を押し下げると、
係止爪２４は溝口端内縁を下方に押し下げられて、図５
に示すように、ロック部材２０の側板２２の係止溝２５
内に雌型コネクタ１の傾斜突起３が嵌合して係止され、
ロック部材２０は雄型コネクタ１０の上面に当接した状
態になり、上方に大きく突出しない状態に保持されて、
雌雄両コネクタ１、１０の完全嵌合接続が弛まないよう
にロックされる。このように雌型コネクタ１の側面の傾
斜突起３は、雌型コネクタ１の雌型コネクタ嵌合口１１
への嵌入に従ってロック部材２０を上方に押し上げると
共に、雄型コネクタ１０と 雌型コネクタ１の完全接続時
にロック部材２０の押し下げによって、ロック部材２０
の係止溝２５に嵌合係止する。前記のようにロック部材
２０が雄型コネクタ１０の上面に当接し上方には突出し
ていない状態を目視することにより両コネクタの完全嵌
合接続が確認される。
【００１１】前記雌雄両コネクタ１、１０の嵌合接続が
不完全な場合は、雄型コネクタ１０の雌型コネクタ嵌合
口１１の内奥まで雌型コネクタ１の先端部が完全に嵌入
していないので、雌型コネクタ１の側面の傾斜突起３の
上面にロック部材２０の側板２２の下端が乗り上げてい
る状態になり、ロック部材２０が雄型コネクタ１０の上
面から上方に大きく突出している状態になるので、この
状態を目視することにより雌雄両コネクタ１、１０の嵌
合接続が不完全であることが検出できる。
不完全な場合は、雄型コネクタ１０の雌型コネクタ嵌合
口１１の内奥まで雌型コネクタ１の先端部が完全に嵌入
していないので、雌型コネクタ１の側面の傾斜突起３の
上面にロック部材２０の側板２２の下端が乗り上げてい
る状態になり、ロック部材２０が雄型コネクタ１０の上
面から上方に大きく突出している状態になるので、この
状態を目視することにより雌雄両コネクタ１、１０の嵌
合接続が不完全であることが検出できる。
【００１２】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面により説明す
る。図１は本考案の一実施例を示す分解斜視図であり、
図において１は雌型コネクタ、２は雌型コネクタ１の端
子収納室、３は雌型コネクタ１の先端部両側面に設けた
傾斜突起である。該傾斜突起３は先端から後方に斜め上
方に傾斜している。４は雌型コネクタ１の底面に上下動
自在に設けられたロッキングアーム、５はロッキングア
ーム４の下面に設けられた係止突起である。
る。図１は本考案の一実施例を示す分解斜視図であり、
図において１は雌型コネクタ、２は雌型コネクタ１の端
子収納室、３は雌型コネクタ１の先端部両側面に設けた
傾斜突起である。該傾斜突起３は先端から後方に斜め上
方に傾斜している。４は雌型コネクタ１の底面に上下動
自在に設けられたロッキングアーム、５はロッキングア
ーム４の下面に設けられた係止突起である。
【００１３】１０は雄型コネクタ、１１は上記雌型コネ
クタ１の先端部を嵌合する雌型コネクタ嵌合口、１２は
該嵌合口１１の上壁板の両側縁部に設けた溝口であり、
該溝口１２にはロック部材２０の両側板２２が上下動自
在に嵌合する。１３は雌型コネクタ嵌合口１１の底面に
縦設された嵌合溝であり、該嵌合溝１３の底面には係止
段部１４が形成されている。この嵌合溝１３には雌型コ
ネクタ１の底面に上下動自在に設けたロッキングアーム
４が嵌合し、雌雄両コネクタ１、１０が完全接続した時
点でロッキングアーム４に設けた係止突起５が嵌合溝１
３の底面に設けた係止段部１４に係止する。
クタ１の先端部を嵌合する雌型コネクタ嵌合口、１２は
該嵌合口１１の上壁板の両側縁部に設けた溝口であり、
該溝口１２にはロック部材２０の両側板２２が上下動自
在に嵌合する。１３は雌型コネクタ嵌合口１１の底面に
縦設された嵌合溝であり、該嵌合溝１３の底面には係止
段部１４が形成されている。この嵌合溝１３には雌型コ
ネクタ１の底面に上下動自在に設けたロッキングアーム
４が嵌合し、雌雄両コネクタ１、１０が完全接続した時
点でロッキングアーム４に設けた係止突起５が嵌合溝１
３の底面に設けた係止段部１４に係止する。
【００１４】２０はロック部材であり、その上板２１の
両側を下方直角に折り曲げて側板２２を形成し、該両側
板２２の先端部にそれぞれ縦方向のスリット２３ａによ
りバネ性を付与した弾性係止片２３を設け、該各弾性係
止片２３の先端面にそれぞれ係止爪２４を設ける。２５
は両側板２２に設けた係止溝であり、この係止溝２５に
は前記の雌型コネクタ１の先端部両側面に設けた傾斜突
起３が嵌合係止する。
両側を下方直角に折り曲げて側板２２を形成し、該両側
板２２の先端部にそれぞれ縦方向のスリット２３ａによ
りバネ性を付与した弾性係止片２３を設け、該各弾性係
止片２３の先端面にそれぞれ係止爪２４を設ける。２５
は両側板２２に設けた係止溝であり、この係止溝２５に
は前記の雌型コネクタ１の先端部両側面に設けた傾斜突
起３が嵌合係止する。
【００１５】前記のように構成した本考案の嵌合確認機
構付コネクタは、雌型コネクタ１と雄コネクタ１０の嵌
合接続前においては、ロック部材２０の両側板２２と弾
性係止片２３の下端を雄型コネクタ１０の上壁板両側縁
部の溝口１２に嵌挿し、弾性係止片２３の係止爪２４を
雄型コネクタ１０の溝口１２の先端縁に係止させて、図
２に示すようにロック部材２０を雄型コネクタ１０の上
面に装着する。
構付コネクタは、雌型コネクタ１と雄コネクタ１０の嵌
合接続前においては、ロック部材２０の両側板２２と弾
性係止片２３の下端を雄型コネクタ１０の上壁板両側縁
部の溝口１２に嵌挿し、弾性係止片２３の係止爪２４を
雄型コネクタ１０の溝口１２の先端縁に係止させて、図
２に示すようにロック部材２０を雄型コネクタ１０の上
面に装着する。
【００１６】この状態で雄型コネクタ１０の雌型コネク
タ嵌合口１１に雌型コネクタ１の先端部を嵌合させる
と、図３に示すように、雌型コネクタ１の先端部両側面
の傾斜突起３の先端によりロック部材２０の弾性係止片
２３が押圧されて湾曲変形し、該弾性係止片２３の係止
爪２４が雄型コネクタ１０の溝口１２の先端縁から外れ
て弾性係止片２３の反発バネ力によりロック部材２０が
上方にハネ上げられ、同時に弾性係止片２３は雌型コネ
クタ１の傾斜突起３の傾斜上面に沿って押し上げられ
る。ロック部材２０が完全に上昇すると、図４に示すよ
うに、弾性係止片２３の係止爪２４が雄型コネクタ１０
の溝口１２の先端外縁に当接し、ロック部材２０は雄型
コネクタ１０の上面から上方に大きく突出した状態に保
持される。
タ嵌合口１１に雌型コネクタ１の先端部を嵌合させる
と、図３に示すように、雌型コネクタ１の先端部両側面
の傾斜突起３の先端によりロック部材２０の弾性係止片
２３が押圧されて湾曲変形し、該弾性係止片２３の係止
爪２４が雄型コネクタ１０の溝口１２の先端縁から外れ
て弾性係止片２３の反発バネ力によりロック部材２０が
上方にハネ上げられ、同時に弾性係止片２３は雌型コネ
クタ１の傾斜突起３の傾斜上面に沿って押し上げられ
る。ロック部材２０が完全に上昇すると、図４に示すよ
うに、弾性係止片２３の係止爪２４が雄型コネクタ１０
の溝口１２の先端外縁に当接し、ロック部材２０は雄型
コネクタ１０の上面から上方に大きく突出した状態に保
持される。
【００１７】雌雄両コネクタ１、１０が完全接続し、雌
型コネクタ１のロッキングアーム４の係止突起５が、雄
型コネクタ１０の嵌合溝１３の底面の係止段部１４に係
止した段階で、前記ロック部材２０を押し下げると、図
５に示すように、ロック部材２０の両側板２２に設けた
係止溝２５に雌型コネクタ１の傾斜突起３が嵌合係止
し、雌雄両コネクタ１、１０は前記ロッキングアーム４
とロック部材２０とにより二重ロックされ完全に抜け止
め接続される。
型コネクタ１のロッキングアーム４の係止突起５が、雄
型コネクタ１０の嵌合溝１３の底面の係止段部１４に係
止した段階で、前記ロック部材２０を押し下げると、図
５に示すように、ロック部材２０の両側板２２に設けた
係止溝２５に雌型コネクタ１の傾斜突起３が嵌合係止
し、雌雄両コネクタ１、１０は前記ロッキングアーム４
とロック部材２０とにより二重ロックされ完全に抜け止
め接続される。
【００１８】また、雌雄両コネクタ１、１０が完全に接
続されていない場合には、雌型コネクタ１の傾斜突起３
の上面にロック部材２０の両側板２２の先端面が当接
し、ロック部材２０を押し下げることができず、ロック
部材２０が雄型コネクタ１０の上面から上方に大きく突
出している状態になる。この状態を目視することにより
接続作業中に雌雄両コネクタ１、１０の不完全接続を検
出することができる。さらに、ロック部材２０を押し下
げ、雌雄両コネクタ１、１０を二重ロックするのを忘れ
た場合であっても、ロック部材２０が雄型コネクタ１０
の上面から上方に突出しているので、目視により簡単に
検出できる。
続されていない場合には、雌型コネクタ１の傾斜突起３
の上面にロック部材２０の両側板２２の先端面が当接
し、ロック部材２０を押し下げることができず、ロック
部材２０が雄型コネクタ１０の上面から上方に大きく突
出している状態になる。この状態を目視することにより
接続作業中に雌雄両コネクタ１、１０の不完全接続を検
出することができる。さらに、ロック部材２０を押し下
げ、雌雄両コネクタ１、１０を二重ロックするのを忘れ
た場合であっても、ロック部材２０が雄型コネクタ１０
の上面から上方に突出しているので、目視により簡単に
検出できる。
【００１９】前記の実施例は、ロック部材２０の両側板
２２に弾性係止片２３と係止溝２５を設け、両側板２２
を雄型コネクタ２０の上壁面の両側縁部に設けた両溝口
１２に上下動自在に嵌装したものであるが、本考案は図
６に示すように、ロック部材２０の一方の側板２２を短
尺に形成し、該側板２２の両側にガイド袖片２２ａを設
け、雄型コネクタ１０の雌型コネクタ嵌合口１１の側面
にガイド袖片２２ａが摺動自在に嵌合する溝口１２ａを
設けて、ロック部材２０を雄型コネクタ１０に上下動自
在に嵌装した構成にしてもよい。
２２に弾性係止片２３と係止溝２５を設け、両側板２２
を雄型コネクタ２０の上壁面の両側縁部に設けた両溝口
１２に上下動自在に嵌装したものであるが、本考案は図
６に示すように、ロック部材２０の一方の側板２２を短
尺に形成し、該側板２２の両側にガイド袖片２２ａを設
け、雄型コネクタ１０の雌型コネクタ嵌合口１１の側面
にガイド袖片２２ａが摺動自在に嵌合する溝口１２ａを
設けて、ロック部材２０を雄型コネクタ１０に上下動自
在に嵌装した構成にしてもよい。
【００２０】
【考案の効果】本考案は前記のように、側板に弾性係止
片と係止溝を設けたロック部材を雄型コネクタの上面に
装着し、雌型コネクタの先端部側面に傾斜突起を設けた
ことにより、雌雄両コネクタの嵌合接続が不完全な場合
は、ロック部材が雄型コネクタ上に大きく突出するので
この状態を目視することにより不完全接続を容易に検出
することが可能になり、両コネクタが完全に嵌合接続さ
れてロックされている場合は、ロック部材が雄型コネク
タ上に大きく突出しないのでこの状態を目視することに
より完全嵌合接続を容易に確認することができる。ま
た、コネクタ搬送中や雄型コネクタの接続ワイヤハーネ
スの配索作業中等において、雄型コネクタ上にロック部
材が突出することなく装着されていることにより、ロッ
ク部材は大きな機械的外力がかからないから損傷を防止
することができる。
片と係止溝を設けたロック部材を雄型コネクタの上面に
装着し、雌型コネクタの先端部側面に傾斜突起を設けた
ことにより、雌雄両コネクタの嵌合接続が不完全な場合
は、ロック部材が雄型コネクタ上に大きく突出するので
この状態を目視することにより不完全接続を容易に検出
することが可能になり、両コネクタが完全に嵌合接続さ
れてロックされている場合は、ロック部材が雄型コネク
タ上に大きく突出しないのでこの状態を目視することに
より完全嵌合接続を容易に確認することができる。ま
た、コネクタ搬送中や雄型コネクタの接続ワイヤハーネ
スの配索作業中等において、雄型コネクタ上にロック部
材が突出することなく装着されていることにより、ロッ
ク部材は大きな機械的外力がかからないから損傷を防止
することができる。
【図１】本考案の一実施例を示す分解斜視図
【図２】雌雄両コネクタを嵌合接続する前に雄型コネク
タの上面にロック部材を装着した状態を示す図
タの上面にロック部材を装着した状態を示す図
【図３】ロック部材を装着した雄型コネクタに雌型コネ
クタの先端部を嵌入する状態を示す図
クタの先端部を嵌入する状態を示す図
【図４】ロック部材が雄型コネクタ上に突出した状態を
示す図
示す図
【図５】雌雄両コネクタが完全に嵌合接続しロック部材
がロックしている状態を示す図
がロックしている状態を示す図
【図６】本考案の他の実施例を示す分解斜視図
【図７】従来の嵌合確認機構付コネクタを示す分解斜視
図
図
【図８】従来の他の嵌合確認機構付コネクタを示す分解
斜視図
斜視図
【図９】図８の雄型コネクタを示す断面図
【図１０】図８のコネクタの使用状態を示す要部欠截説
明図
明図
１ 雌型コネクタ ３ 傾斜突起 １０ 雄型コネクタ １１ 雌型コネクタ嵌合口 １２ 溝口 ２０ ロック部材 ２２ 側板 ２３ 弾性係止片 ２４ 係止爪 ２５ 係止溝
Claims (1)
- 【請求項１】少なくとも一方の側板の先端に係止爪を設
けた弾性係止片とその後方に係止溝を設けたロック部材
を、雄型コネクタに設けた雌型コネクタ嵌合口の上壁板
側縁部の溝口に上下動自在に嵌合係止させて取り付け、
雌型コネクタの先端部側面に、雌型コネクタの前記嵌合
口への嵌入に従って前記ロック部材を上方に押し上げる
と共に、前記雄型コネクタと雌型コネクタの完全接続時
にロック部材の押し下げによって、ロック部材の係止溝
に嵌合係止する傾斜突起を先端から後方に斜め上方に傾
斜させて設けたことを特徴とする嵌合確認機構付コネク
タ。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993054143U JP2596866Y2 (ja) | 1993-09-11 | 1993-09-11 | 嵌合確認機構付コネクタ |
| DE4431879A DE4431879C2 (de) | 1993-09-11 | 1994-09-07 | Steckverbinder mit einem Verschlußteil |
| US08/303,682 US5425653A (en) | 1993-09-11 | 1994-09-09 | Connector assembly with connection confirmation mechanism |
| KR1019940022837A KR0137831B1 (ko) | 1993-09-11 | 1994-09-10 | 접속확인기구를 가진 접속기 조립체 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1993054143U JP2596866Y2 (ja) | 1993-09-11 | 1993-09-11 | 嵌合確認機構付コネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0718378U JPH0718378U (ja) | 1995-03-31 |
| JP2596866Y2 true JP2596866Y2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=12962342
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1993054143U Expired - Lifetime JP2596866Y2 (ja) | 1993-09-11 | 1993-09-11 | 嵌合確認機構付コネクタ |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5425653A (ja) |
| JP (1) | JP2596866Y2 (ja) |
| KR (1) | KR0137831B1 (ja) |
| DE (1) | DE4431879C2 (ja) |
Families Citing this family (26)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE4317344A1 (de) * | 1993-05-25 | 1994-12-01 | Framatome Connectors Int | Elektrischer Steckverbinder |
| US5859534A (en) * | 1993-11-18 | 1999-01-12 | Sumitomo Wiring Systems | Connector examination and correction devices and methods examining and correcting same |
| JP3002098B2 (ja) * | 1994-10-07 | 2000-01-24 | 矢崎総業株式会社 | コネクタの組立方法およびコネクタハウジング |
| FR2730587B3 (fr) * | 1995-02-09 | 1997-04-30 | Amp France | Connecteur electrique a mecanismes de verrouillage secondaire et d'accouplement |
| JP3324087B2 (ja) * | 1995-06-27 | 2002-09-17 | マツダ株式会社 | コネクタ組立体およびその取付方法 |
| DE19525813A1 (de) * | 1995-07-15 | 1997-01-16 | Bosch Gmbh Robert | Verbindungseinheit |
| US5641300A (en) * | 1995-07-21 | 1997-06-24 | Yazaki Corporation | Locking connector with latch |
| DE19546594A1 (de) * | 1995-12-13 | 1997-06-19 | Whitaker Corp | Anordnung zum Sicherstellen des Steckzustandes eines Steckers |
| US5823814A (en) * | 1996-05-23 | 1998-10-20 | Osram Sylvania Inc. | Connector module having connector positive assurance member and internally latching connector housings |
| JP3285125B2 (ja) * | 1996-12-05 | 2002-05-27 | 矢崎総業株式会社 | 検知手段付き電気コネクタ |
| JP2000138084A (ja) * | 1998-11-02 | 2000-05-16 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
| US7004787B2 (en) | 2002-06-11 | 2006-02-28 | Henry Milan | Universal computer cable with quick connectors and interchangeable ends, and system and method utilizing the same |
| USRE44072E1 (en) | 2002-06-11 | 2013-03-12 | Henry Milan | Selective flash memory drive with quick connector |
| US7780463B2 (en) * | 2002-06-11 | 2010-08-24 | Henry Milan | Selective flash memory drive with quick connector |
| JP4959505B2 (ja) * | 2007-10-24 | 2012-06-27 | 日本圧着端子製造株式会社 | 掛け止め金具付きコネクタハウジング、掛け止め金具付きコネクタ及び電気コネクタ装置 |
| EP2500989A4 (en) * | 2009-11-13 | 2014-07-02 | Join Co Ltd | INTERCONNECTS |
| US9093787B2 (en) * | 2013-03-15 | 2015-07-28 | Amphenol Corporation | Latching connector assembly |
| DE102013111696A1 (de) * | 2013-10-23 | 2015-04-23 | Endress + Hauser Flowtec Ag | Anschlussvorrichtung für ein Feldgerät sowie Feldgerät mit einer solchen Anschlussvorrichtung |
| CN203589288U (zh) * | 2013-12-06 | 2014-05-07 | 泰科电子(上海)有限公司 | 端子位置保持件、端子组件、连接器壳体组件及连接器 |
| CN203660180U (zh) * | 2013-12-06 | 2014-06-18 | 友达光电股份有限公司 | 连接器固定件及应用此连接器固定件的连接器模块 |
| US9681571B2 (en) * | 2014-02-21 | 2017-06-13 | Wells Manufacturing, L.P. | Electrical connection box and apparatus |
| US9397445B1 (en) * | 2015-04-15 | 2016-07-19 | Tyco Electronics Corporation | Electrical connector system with connector position assurance |
| US9455523B1 (en) * | 2015-08-05 | 2016-09-27 | Delphi Technologies, Inc. | Right angle connection assembly |
| CN107623219A (zh) * | 2016-07-14 | 2018-01-23 | 富士康(昆山)电脑接插件有限公司 | 电连接器组件、电子装置组合及外部设备 |
| JP6605431B2 (ja) * | 2016-11-17 | 2019-11-13 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
| US10135172B1 (en) * | 2018-03-23 | 2018-11-20 | Te Connectivity Corporation | Connector position assurance member |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH01137572A (ja) * | 1987-11-25 | 1989-05-30 | Yazaki Corp | コネクタのロック機構 |
| JPH01174881A (ja) * | 1987-12-28 | 1989-07-11 | Taihei Mach Works Ltd | 多段式ベニヤドライヤ |
| JPH082938Y2 (ja) * | 1988-05-30 | 1996-01-29 | 矢崎総業株式会社 | 嵌合確認機構付コネクタ |
| GB2249438B (en) * | 1990-10-08 | 1995-01-18 | Sumitomo Wiring Systems | Connector |
| JP2833715B2 (ja) * | 1990-11-09 | 1998-12-09 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
| US5207593A (en) * | 1991-11-13 | 1993-05-04 | Molex Incorporated | Latch release mechanism for mating electrical connectors |
| US5236373A (en) * | 1992-07-14 | 1993-08-17 | Interlock Corporation | Connector position assurance assembly |
| US5370550A (en) * | 1993-12-13 | 1994-12-06 | Osram Sylvania Inc. | Locking connector exhibiting audio-tactile didacticism |
-
1993
- 1993-09-11 JP JP1993054143U patent/JP2596866Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-09-07 DE DE4431879A patent/DE4431879C2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-09-09 US US08/303,682 patent/US5425653A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-09-10 KR KR1019940022837A patent/KR0137831B1/ko not_active IP Right Cessation
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5425653A (en) | 1995-06-20 |
| DE4431879C2 (de) | 1996-01-11 |
| JPH0718378U (ja) | 1995-03-31 |
| KR950010184A (ko) | 1995-04-26 |
| DE4431879A1 (de) | 1995-03-23 |
| KR0137831B1 (ko) | 1998-06-15 |
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