JP2582969Y2 - レフィル容器 - Google Patents

レフィル容器

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JP2582969Y2
JP2582969Y2 JP2064893U JP2064893U JP2582969Y2 JP 2582969 Y2 JP2582969 Y2 JP 2582969Y2 JP 2064893 U JP2064893 U JP 2064893U JP 2064893 U JP2064893 U JP 2064893U JP 2582969 Y2 JP2582969 Y2 JP 2582969Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、閉蓋時に蓋体を少し
回動させるだけで自動的に倒れて閉蓋するレフィル容器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から化粧用のコンパクトは、種々の
ものが開発されて実用化されており、最近では、高級感
のあるコンパクトの人気が高まっている。このようなコ
ンパクトは高価であるため、内部に収容された化粧料を
使い果たした後は、レフィル用化粧料と取り替えて繰り
返し使用することが行われている。このようなレフィル
用化粧料は、例えば図23に示すようなレフィル容器に
収容されている。このレフィル容器は、図示のように、
上面に凹部40aが形成された容器本体40と、この容
器本体40の上面を蓋する蓋体41と、上記容器本体1
の凹部40a内に収容される化粧皿33とからなり、上
記容器本体40の前端部に係合部44を形成するととも
に後端部に軸穴46をあけ、上記蓋体41の前端部に、
上記係合部44と係合する被係合部45を形成するとと
もに後端部に軸穴(図示せず)をあけ、両軸穴46にヒ
ンジ軸47を挿通することにより上記容器本体40に蓋
体41をヒンジ連結して構成されている。図において、
33aは化粧料で、42は容器本体40の底面に設けら
れた接着剤層で、43は容器本体40の底部に穿設され
た貫通穴であり、この貫通穴43は容器本体40から化
粧皿33を取り出す際に利用される。このようなレフィ
ル容器を組み立てる場合には、まず、容器本体40の後
部に蓋体41を開蓋状態にして配置し容器本体40の軸
穴46と蓋体41の軸穴とを位置合わせし、ついで、両
軸穴46にヒンジ軸47を挿通して容器本体40に蓋体
41をヒンジ連結し、つぎに、容器本体40の凹部40
a内に化粧皿33を収容して接着剤層42に仮固定し、
そののち、上記蓋体41を回動させて容器本体40の上
面に倒し、容器本体40の係合部40aと蓋体41の被
係合部41aとを係合させることが行われる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記レ
フィル容器では、その組み立て時に、容器本体40の後
端部に蓋体41をヒンジ連結したのち、容器本体40内
に化粧皿33を収容し、つぎに、蓋体41を回動させて
容器本体40の上面に倒し、そののち、容器本体40の
係合部44と蓋体41の被係合部45とを係合させなけ
ればならず、この作業に手間がかかる。しかも、容器本
体40の前端部と蓋体41の前端部を利用して閉蓋状態
保持用の係合手段(すなわち、係合部44および被係合
部45)を形成しているため、その分レフィル容器の前
後長さが長くなるとともに、化粧皿33を容器本体40
内に収容しているため、容器本体40の略厚み分だけレ
フィル容器の全体が大形化する。さらに、上記閉蓋状態
保持用の係合手段(すなわち、係合部44および被係合
部45)を容器本体40と蓋体41とに形成しなければ
ならず、構造が複雑化する。
【0004】この考案は、このような事情に鑑みなされ
たもので、閉蓋時に蓋体を少し回動させるだけで自動的
に倒れて閉蓋し、しかも小形で、さらに閉蓋状態保持用
の係合手段を容器本体と蓋体とに設ける必要がなくて構
造が簡単なレフィル容器の提供をその目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この考案のレフィル容器は、上面に化粧料収容凹部
が形成された化粧皿と、上記化粧皿の上面を蓋する蓋体
とを備え、上記蓋体の一側縁端部に取付部を形成し、こ
の取付部の内側に係合部を形成し、上記係合部に対応す
る上記化粧皿の外周面の部分に、上記係合部に係合する
被係合部を形成し、上記蓋体の一側縁に、上記係合時に
化粧皿の一側部に接当し閉蓋時にそれ自身の弾性力によ
り蓋体を化粧皿側に押圧する弾性体部を形成したという
構成をとる。
【0006】
【作用】すなわち、この考案のレフィル容器は、これを
組み立てる場合には、まず、化粧皿の一側部に蓋体を立
てた状態で配置し、ついで、蓋体の係合部を化粧皿の被
係合部に位置合わせして蓋体の係合部を化粧皿の被係合
部に係合し、そののち、蓋体を化粧皿側に少し回動させ
ることが行われる。上記のように、蓋体の係合部を化粧
皿の被係合部に係合させた状態では、蓋体に設けた弾性
体部が化粧皿の一側部に接当し、その状態で、蓋体を化
粧皿側に少し回動させると、蓋体が自動的に化粧皿側に
倒れて閉蓋される。また、このようにして閉蓋されたの
ちは、上記弾性体部の弾性力が蓋体を開蓋する力に対し
て逆向きに作用するため、上記閉蓋状態が保持される。
このように、この考案のレフィル容器では、その組み立
て時に、化粧皿に蓋体を回動自在に連結したのち、蓋体
を化粧皿側に少し回動させるだけで自動的に閉蓋するこ
とができ、この作業に手間がかからない。しかも、化粧
皿に蓋体を取付けるようにしているため、従来例のよう
に、容器本体の前端部と蓋体の前端部を利用して形成さ
れた閉蓋状態保持用の係合手段によりレフィル容器の前
後長さが長くなったり、化粧皿を収容する容器本体の略
厚み分だけレフィル容器の全体が大形化したりするとい
うことがなくなる。さらに、従来例では必要であった上
記閉蓋状態保持用の係合手段を省略することができ、構
造が簡単化する。一方、上記蓋体の一側縁端部を一側縁
に沿って所定長さ切り欠くことによりこの一側縁端部を
弾性片部に形成し、この弾性片部の下面に取付部を設け
る場合には、仮蓋を立てた状態にすると、上記弾性片部
の弾性力と弾性体部の弾性力とが相作用しあって、蓋体
が立ったままの状態で保持される。このため、蓋体をあ
けて化粧皿内の化粧料を直接に見る時に、上記蓋体を手
で持っておかなくてもよく、この作業が煩わしくない。
【0007】つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳
しく説明する。
【0008】
【実施例】図1はこの考案の一実施例を示すレフィル容
器である。図において、3は合成樹脂製の化粧皿であ
り、その上面に形成された凹部3aに化粧料4が収容さ
れている。6は合成樹脂製の仮蓋(蓋体)である。そし
て、上記化粧皿3は、その上面が仮蓋6で蓋された状態
で、レフィル用として販売されている。このようなレフ
ィル容器を組み立てる場合には、仮蓋6を垂直姿勢にし
て化粧皿3に取り付け、その垂直姿勢の仮蓋6を手で化
粧皿3側に少し押して回動させる。これにより、上記仮
蓋6が少し回動したのち勢いよく倒れ、この仮蓋6で化
粧皿2の上面が自動的に蓋される。また、閉蓋後に、仮
蓋6を手で上方に回動させて立てた状態にすると、この
立てた姿勢が保持される。
【0009】より詳しく説明すると、上記化粧皿3に
は、図2に示すように、その左右両側面の前端部に凹部
12が形成され、図3に示すように、その後側面の中央
部に凹部13がそれぞれ形成されている。また、上記化
粧皿3は、その前側面3bが上拡がり状のなだらかな曲
面に形成されている。
【0010】上記仮蓋6には、図4に示すように、前端
部の左右両側部が、左右両側縁に沿って切欠かれてお
り、この切欠部14の外側部分が弾性片部15に形成さ
れている。これら両弾性片部15の下面には、図5およ
び図6に示すように、取付部16が延設されており、こ
の取付部16の内側面の下端部に段部16aが一体的に
形成されている。これら両段部16aは、図7に示すよ
うに、それ自身の厚みが上記切欠部14の幅と略同じ円
板状に形成されており、これら両段部16aの内側面の
下端部に半球状の凸部17が形成されている。また、上
記仮蓋6の裏面の前縁部の近傍部分には、その前縁に沿
って、上記段部16aより幅広に形成された凹部6a
が、左右全幅にわたって形成されている。これにより、
仮蓋6の前端部18が弾性体部に形成されている。
【0011】上記のようなレフィル化粧皿3は、仮蓋6
を取り外した状態で、図8に示すようなコンパクトの内
部に収容される。このコンパクトは、上面に化粧皿収容
凹部1aおよびパフ収容凹部1bが形成された容器本体
1と、この容器本体1の上面を蓋する蓋体2とからな
る。図において、5はパフである。
【0012】上記容器本体1の化粧皿収容凹部1aに
は、図9および図10に示すように、左右両側面の前端
部に、相対峙する状態で、凹部7が形成されており、こ
れら両凹部7内の底面に、図11および図12に示すよ
うに、外側に向かって少し撓みうる弾性板8が立設され
ている。これら両弾性板8には、その上端部に、上記化
粧皿収容凹部1a内に突出する状態で、上記化粧皿3の
左右両側面の凹部12に着脱自在に係合する凸部9が形
成されている。また、化粧皿収容凹部1aには、図13
に示すように、その後側面の中央部に、その上面が下り
傾斜面に形成され上記化粧皿3の後側面の凹部13に着
脱自在に係合する縦断面形状四角形の突条10が形成さ
れており、前側面11bが下拡がり状のなだらかな曲面
に形成されている。また、上記化粧皿収容凹部1aの前
側壁(化粧皿収容凹部1aとパフ収容凹部1bとを区画
する隔壁)11は、その中央部が切り欠かれており、こ
の切欠部11aを、化粧皿3取り外し時の指挿入用空間
としている。図9において、18は容器本体1の前端部
の凹部に回動自在に取付けられた押しボタンであり、上
記容器本体1の凹部の奥面に形成された係合用突条1c
と蓋体2の前端部に形成された被係合用突条(隠れて見
えない)との係合を解除する。また、図4において、1
dは容器本体1の後端部の凹部の左右両側面に相対峙す
るように形成された軸受孔であり、蓋体2の後端部に設
けたヒンジ軸(隠れて見えない)に回動自在に係合して
いる。図11において、7aは弾性板8の奥側に穿設さ
れた貫通穴である。
【0013】このような構成において、レフィル用の化
粧皿3に仮蓋6を取付ける場合には、まず、図14に示
すように、化粧皿3の前方に仮蓋6を垂直姿勢にして配
置し、仮蓋6の両弾性片部15に設けられた凸部17を
化粧皿3に設けられた左右両側面の凹部12に位置合わ
せする。ついで、仮蓋6を化粧皿3側に移動させ、化粧
皿3の左右両側面の前縁に仮蓋6の両弾性片部15を接
当させ、さらに、図15に示すように、仮蓋6の両弾性
片部15を弾性変形させながら化粧皿3側に押し込み、
仮蓋6の両弾性片部15の凸部17を化粧皿3の凹部1
2に係合させる(この状態で、仮蓋6の前端部18は少
し反り返った状態で化粧皿3の前側面に接当する)。つ
ぎに、仮蓋6を後方に向かって回動させると、少し回動
したのち上記前端部18の反り返りにより生じた弾性力
により勢いよく後方に倒れ、自動的に蓋される。この閉
蓋状態では、仮蓋6の前端部18の弾性力が仮蓋6を開
蓋する力に対して逆向きに作用するため、閉蓋状態が保
持される。また、閉蓋後、仮蓋6を手で持ち、上記仮蓋
6の前端部18の弾性力に抗して上方に回動させて垂直
姿勢にすると、上記仮蓋6の前端部18の弾性力と両弾
性片部15とが相作用しあって、上記垂直姿勢が保持さ
れる(図15参照)。
【0014】また、上記化粧皿3を容器本体1の化粧皿
収容凹部1aに収容する場合には、図16に示すよう
に、まず、仮蓋6で蓋された化粧皿3を容器本体1の化
粧皿収容凹部1aの上側に位置させる。ついで、化粧皿
3を下方に降ろし化粧皿収容凹部1aに置く。この状態
では、図17に示すように、仮蓋6の弾性片部15の下
端部(すなわち、取付部16の下端部)が容器本体1の
左右両側壁上に載置されている。つぎに、化粧皿3の後
端部を下方に傾斜させて、図18に示すように、化粧皿
3の後側面に設けた凹部13を上記化粧皿収容凹部1a
の後側面に設けた突条10に係合させながら、化粧皿3
の前端部を下方に押圧する。これにより、化粧皿3の前
面が上記化粧皿収容凹部1aの前側壁11の側面(すな
わち、化粧皿収容凹部1aの前側面11b)に沿って下
降し、この下降に伴って上記仮蓋6の両弾性片部15が
上方に撓み、上記化粧皿3の凹部12と弾性片部15の
凸部17との係合が解除される。さらに、上記化粧皿3
を下方に押圧すると、上記化粧皿3の凹部12が化粧皿
収容凹部1aの左右両側面に設けた弾性板8の突条9に
係合する(図19参照)。一方、化粧皿3を化粧皿収容
凹部1aから取り出す場合には、化粧皿収容凹部1aの
前側壁11の切欠部11aから人指し指,親指等を挿し
入れ、化粧皿3の前面を持ち上げる。これにより、上記
化粧皿3の凹部12と弾性板8の突条9との係合および
上記化粧皿3の凹部13と化粧皿収容凹部1aの突条1
0との係合が解除され、化粧皿3が上方に持ち上がる。
【0015】このように、上記レフィル容器では、その
組み立て時に、仮蓋6を垂直姿勢にして化粧皿3の後端
部に回動自在に取付けたのち、仮蓋6を化粧皿3側に少
し回動させるだけで自動的に閉蓋することができるた
め、この作業に手間がかからない。しかも、化粧皿3に
仮蓋6を直接取付けるようにするとともに、従来例のよ
うに、容器本体の前端部と蓋体の前端部とに閉蓋状態保
持用の係合手段を設ける必要がないようにしているた
め、レフィル容器の全体がコンパクトになる。さらに、
上記のように、従来例では必要であった閉蓋状態保持用
の係合手段を省略することができるため、構造が簡単化
される。さらに、閉蓋後に、仮蓋6を上方に回動させて
垂直姿勢にした場合には、この垂直姿勢を保持すること
ができるため、仮蓋6を開蓋して化粧皿3内の化粧料を
直接見る際に、仮蓋6を手で持っている必要がなく、こ
の作業が煩わしくない。
【0016】また、上記実施例のコンパクトは、化粧皿
3の交換時等に、化粧皿3を仮蓋6で蓋した状態で、こ
の化粧皿3を移動させたり、容器本体1の化粧皿収容凹
部1a内に押し込んだりすることができるため、上記交
換時に化粧料4の表面に手の跡が付いたり、化粧料4で
手が汚れたりすることがなくなる。しかも、化粧皿3を
化粧皿収容凹部1aに取り付けるには、上記のように化
粧皿3を化粧料収容凹部1aに押し込むだけでよく、そ
の作業が簡単である。また、上記化粧皿収容凹部1aの
左右両側面の弾性板8に形成した凸部9および化粧皿収
容凹部1aの後側面に形成した突条10を利用して化粧
皿3を取り付けているため、携帯時に振動等が加わって
コンパクトを左右方向,前後方向に動かす力が作用して
も、上記化粧皿収容凹部1aの左右両側面および後側面
が横振れに対し振れ止め作用を奏し、化粧皿3が化粧皿
収容凹部1aから離脱しない。
【0017】なお、上記実施例では、仮蓋6の左右両側
部に弾性片部15を設けているが、これに限定するもの
ではなく、仮蓋6の左右両側部の一側部にだけ弾性片部
15を設けてもよい。また、上記弾性片部15は、図2
0に示すように、仮蓋6の前端部の左右両側を前端縁に
沿って所定長さ切り欠いて切り欠き部20を設けること
により形成してもよいし、図21に示すように、上記蓋
体6の前端縁から突出形成された弾性片21で構成する
ようにしてもよい。
【0018】また、上記実施例では、仮蓋6の全体を合
成樹脂材料で形成しているが、これに限定するものでは
なく、図22に示すように、金属製の本体部22と、こ
の本体部22の周側縁に取り付けられる合成樹脂製の枠
体部23とで構成し、この枠体部23の左右両側面にそ
れぞれ弾性片部15を設け、前端部に弾性体部18を設
けるようにしてもよい。
【0019】また、上記実施例では、仮蓋6の両弾性片
部15が容器本体1の化粧皿収容凹部1aに載置したと
きに、容器本体1の左右両側壁に載置されるようにして
いるが、これに限定するものではなく、仮蓋6が化粧皿
収容凹部1aに収まるようにしてもよい。この場合に
は、弾性板8は化粧皿収容凹部1a内に立設される。
【0020】
【考案の効果】以上のように、この考案のレフィル容器
によれば、その組み立て時に、化粧皿に蓋体を回動自在
に連結したのち、蓋体を化粧皿側に少し回動させるだけ
で自動的に閉蓋することができ、この作業に手間がかか
らない。しかも、化粧皿に蓋体を取付けるようにしてい
るため、従来例のように、容器本体の前端部と蓋体の前
端部を利用して形成された閉蓋状態保持用の係合手段に
よりレフィル容器の前後長さが長くなったり、化粧皿を
収容する容器本体の略厚み分だけレフィル容器の全体が
大形化したりするということがなくなる。さらに、従来
例では必要であった上記閉蓋状態保持用の係合手段を省
略することができ、構造が簡単化する。一方、上記蓋体
の一側縁端部を一側縁に沿って所定長さ切り欠くことに
よりこの一側縁端部を弾性片部に形成し、この弾性片部
の下面に取付部を設ける場合には、仮蓋を立てた状態に
すると、上記弾性片部の弾性力と上記弾性体部の弾性力
とが相作用しあって、蓋体が立ったままの状態で保持さ
れる。このため、蓋体をあけて化粧皿内の化粧料を直接
に見る時に、上記蓋体を手で持っておかなくてもよく、
この作業が煩わしくない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示すレフィル容器の斜視
図である。
【図2】上記レフィル容器に用いる化粧皿の正面図であ
る。
【図3】上記化粧皿の断面図である。
【図4】上記レフィル容器に用いる仮蓋を裏面から見た
図である。
【図5】上記仮蓋の側面図である。
【図6】上記仮蓋の要部の斜視図である。
【図7】上記仮蓋の要部の説明図である。
【図8】上記化粧皿を収容するコンパクトの斜視図であ
る。
【図9】上記コンパクトに用いる容器本体の斜視図であ
る。
【図10】上記容器本体の要部の平面図である。
【図11】上記容器本体の要部の斜視図である。
【図12】上記容器本体に設けた化粧皿収容凹部の凸部
を示す断面図である。
【図13】上記化粧皿収容凹部の突条を示す断面図であ
る。
【図14】この実施例の作用を示す説明図である。
【図15】この実施例の作用を示す説明図である。
【図16】この実施例の作用を示す断面図である。
【図17】この実施例の作用を示す平面図である。
【図18】この実施例の作用を示す断面図である。
【図19】この実施例の作用を示す断面図である。
【図20】上記仮蓋の変形例を示す斜視図である。
【図21】上記仮蓋の変形例を示す斜視図である。
【図22】上記仮蓋の変形例を示す斜視図である。
【図23】従来例を示すレフィル容器の断面図である。
【符号の説明】
1 容器本体 2 蓋体 3 化粧皿 4 化粧料 5 パフ 6 仮蓋 13 凹部 15 弾性片部 16 取付部 17 凸部

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面に化粧料収容凹部3aが形成された
    化粧皿3と、上記化粧皿3の上面を蓋する蓋体6とを備
    え、上記蓋体6の一側縁端部に取付部16を形成し、こ
    の取付部16の内側に係合部17を形成し、上記係合部
    17に対応する上記化粧皿3の外周面の部分に、上記係
    合部17と回動自在に係合する被係合部12を形成し、
    上記蓋体6の一側縁に、上記係合時に化粧皿3の一側部
    に接当し閉蓋時にそれ自身の弾性力により蓋体6を化粧
    皿3側に押圧する弾性体部18を形成したことを特徴と
    するレフィル容器。
  2. 【請求項2】 弾性体部18が、上記蓋体6の一側縁の
    近傍部を一側縁に沿って薄肉にすることにより形成され
    ている請求項1記載のレフィル容器。
  3. 【請求項3】 弾性体部18が、上記蓋体6の一側縁の
    近傍部の一部を一側縁に沿って切り欠くことにより形成
    されている請求項1記載のレフィル容器。
  4. 【請求項4】 弾性体部18が、上記蓋体6の一側縁か
    ら突出形成された弾性片である請求項1記載のレフィル
    容器。
  5. 【請求項5】 上記蓋体6の一側縁端部を一側縁に沿っ
    て所定長さ切り欠くことによりこの一側縁端部を弾性片
    部15に形成し、この弾性片部15の下面に取付部16
    を設けた請求項1記載のレフィル容器。
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