JP2573787B2 - パルス幅変調回路 - Google Patents

パルス幅変調回路

Info

Publication number
JP2573787B2
JP2573787B2 JP5115628A JP11562893A JP2573787B2 JP 2573787 B2 JP2573787 B2 JP 2573787B2 JP 5115628 A JP5115628 A JP 5115628A JP 11562893 A JP11562893 A JP 11562893A JP 2573787 B2 JP2573787 B2 JP 2573787B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
signal
delay
output
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP5115628A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH06326574A (ja
Inventor
昭則 坂東
秀夫 東井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MEGA CHITSUPUSU KK
Original Assignee
MEGA CHITSUPUSU KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MEGA CHITSUPUSU KK filed Critical MEGA CHITSUPUSU KK
Priority to JP5115628A priority Critical patent/JP2573787B2/ja
Publication of JPH06326574A publication Critical patent/JPH06326574A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2573787B2 publication Critical patent/JP2573787B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pulse Circuits (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Dram (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、種々の電気回路や、
電気的な装置に使用されるパルス幅変調回路に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】図は従来、制御信号の発生に使用され
る回路の一例である、PLL(Phase Locked Loop) 回路
を示す。図において、121は入力クロックと本PLL
回路の出力クロックとの位相差を検出する位相差検出回
路、122はこの位相差検出回路122により検出され
た位相差をこれに応じた電圧に変換する位相差電圧変換
回路、123はこの位相差電圧変換回路122により変
換された電圧に応じてその発振周波数が変化する電圧制
御発振回路である。
【0003】次に動作について説明する。位相差検出回
路121に入力された入力クロックは本PLL回路の出
力クロックと比較されてその位相差が検出される。この
位相差検出回路121により検出された位相差に応じた
信号は位相差電圧変換回路122に入力されて位相差に
応じた電圧に変換され、電圧制御発振回路123に入力
される。電圧制御発振回路123はその入力電圧に応じ
た発振周波数で発振しその発振信号が本PLL回路の出
力クロックとして外部に出力される。
【0004】このような構成により、電圧制御発振回路
の周波数および位相が入力クロックの周波数,位相に一
致するように入出力の位相差を検出し、フィードバック
制御を行なうPLL回路は公知の技術であり、単一周波
数の制御に用いられている。
【0005】また、図はディジタル回路で構成された
従来の遅延制御回路の一例としてのパルス幅変調(PW
M)回路であり、図において、131,132,13
3,…,13Nはそれぞれそのクロック信号に同期して
入力信号を1クロック分遅延するDフリップフロップで
あり、Dフリップフロップ131のD入力には遅延すべ
き入力信号が、CLK入力には必要とする時間分解能以
上の周波数を持つクロック信号が、それぞれ入力されて
おり、Q出力からは1クロック分遅れた信号が出力され
る。Dフリップフロップ132のD入力にはこのDフリ
ップフロップ131のQ出力が入力されており、CLK
入力にはDフリップフロップ131に入力されたものと
同一のクロック信号が入力されており、Q出力からは1
クロック分遅れた信号が出力される。以下、同様にDフ
リップフロップが相互に直列に接続され、Dフリップフ
ロップ13NのD入力にはDフリップフロップ13N−
1のQ出力が入力されており、Dフリップフロップ13
1〜13NのそれぞれのQ出力の組合せ論理でPWM信
号を作ることができる。
【0006】次に動作について説明する。入力信号はD
フリップフロップ131に入力され、このDフリップフ
ロップ131によりクロック信号の1クロック分遅延さ
れてDフリップフロップ132に対して出力される。こ
のDフリップフロップ131の出力信号はDフリップフ
ロップ132によりDフリップフロップ131と同様ク
ロック信号の1クロック分遅延されてDフリップフロッ
プ133に出力される。以下同様にしてDフリップフロ
ップを1段ずつ通過する毎にクロック信号の1クロック
分ずつ遅延量が増加し、最終的にDフリップフロップ1
3Nからは入力信号を互いに直列接続されたDフリップ
フロップ131〜13Nの個数と同数のクロック数分遅
れた信号が出力される。
【0007】さらに、図はアナログ回路で構成された
従来の遅延制御回路の一例であり、これはランプ回路と
電圧比較器とを用いて構成できる。図において、141
はランプ波形を発生するランプ回路であり、これは定電
流を発生する定電流回路1411とこの定電流回路14
11が定電流を出力する定電流ノードと接地ノードとの
間に接続されたコンデンサ1412とで構成される。1
42はこのランプ回路141の定電流回路1411とコ
ンデンサ1412との接続ノードから出力されたランプ
波形信号がその非反転入力端子に、設定電圧VR がその
反転入力端子にそれぞれ入力され、ランプ波形信号と設
定電圧VR とを電圧比較する電圧比較器である。
【0008】次に動作について説明する。ランプ回路1
41によって発生されたランプ波形信号は図に示すよ
うに時間とともにその電圧値がリニアに上昇するもので
あり、このランプ波形信号が設定電圧VR より低い間は
電圧比較器142の出力はロウレベル(=0V)のまま
であり、このランプ波形信号が設定電圧VR を越える
と、電圧比較器142の出力はロウレベルからハイレベ
ル(=5V)に反転する。従って、コンデンサ1412
の充電電流I、設定電圧VR を変更することにより、電
圧比較器142の出力Vout が反転するまでの時間を変
えることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来の制御信号発生回
路は以上のように構成されており、図のPLL回路で
は、単一の周波数を合わせ込む用途にしか用いることが
できなかった。
【0010】また、図のPWM回路では、パルス幅は
その遅延素子の個数で決定されてしまい、回路の柔軟度
がなく、また所望の時間分解能を満たすために、非常に
高い周波数のクロックが必要となり、例えば、0.1 ナノ
秒の分解能とするには10GHzの数倍のクロックが必
要となる。従って、高分解能とするのは現実的ではない
という問題があった。
【0011】また、図のアナログ回路では、アナログ
回路特有の素子の値のばらつき、温度変動があり、これ
によりその高分解能化は困難であるという問題があっ
た。
【0012】この発明は上記のような従来のものの問題
点を解決するためになされたもので、非常に高い周波数
のクロックを必要とせず、かつ安定に高時間分解能の制
御信号を発生できる制御信号発生回路を備えたパルス幅
変調回路を得ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るパルス幅
変調回路は、クロック信号発生回路と、クロック信号の
位相を制御電圧に応じて遅延する遅延素子を直列に複数
段接続し、上記クロック信号発生回路で発生したクロッ
ク信号を初段の遅延素子に入力し、各段の遅延素子の出
力を遅延信号としてそれぞれ取り出すようにした遅延回
路と、該遅延回路の最終段の遅延素子から出力される遅
延信号と前記クロック信号発生回路から出力されるクロ
ック信号との位相差を検出する位相差検出回路と、該位
相差検出回路から出力される位相差信号を上記位相差に
応じた電圧に変換し、この電圧を制御電圧として上記遅
延回路の各段の遅延素子にそれぞれ出力する位相差電圧
変換回路と、外部制御信号に基づき、上記遅延回路の各
段の遅延素子から出力される各遅延信号から、それぞれ
別個に2つの遅延信号を第1の選択信号,及び第2の選
択信号として少なくとも1組選択する出力選択回路と
上記第1の選択信号が入力されると高レベルとなり、上
記第2の選択信号が入力されると低レベルとなるようパ
ルス幅変調信号を出力するパルス幅変調信号生成回路と
を設けるようにしたものである。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【作用】この発明におけるパルス幅変調回路において
は、クロック信号発生回路と、クロック信号の位相を制
御電圧に応じて遅延する遅延素子を直列に複数段接続
し、上記クロック信号発生回路で発生したクロック信号
初段の遅延素子に入力し、各段の遅延素子の出力を遅
延信号としてそれぞれ取り出すようにした遅延回路と、
該遅延回路の最終段の遅延素子から出力される遅延信号
と前記クロック信号発生回路から出力されるクロック信
号との位相差を検出する位相差検出回路と、該位相差検
出回路から出力される位相差信号を上記位相差に応じた
電圧に変換し、この電圧を制御電圧として上記遅延回路
の各段の遅延素子にそれぞれ出力する位相差電圧変換回
路と、外部制御信号に基づき、上記遅延回路の各段の遅
延素子から出力される各遅延信号から、それぞれ別個に
2つの遅延信号を第1の選択信号,及び第2の選択信号
として少なくとも1組選択する出力選択回路と、上記第
1の選択信号が入力されると高レベルとなり、上記第2
の選択信号が入力されると低レベルとなるようパルス幅
変調信号を出力するパルス幅変調信号生成回路とを設け
るようにしたので、入力クロック信号と同一周波数に
て、任意のデューティを有し、任意の立ち上がりエッジ
位置を有するパルス幅変調信号を得ることができる。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【0037】
【実施例】実施例1. 以下、この発明の一実施例を図について説明する。図1
は本発明の一実施例によるパルス幅変調回路における
御信号発生回路を示す。図において、1は図示しないク
ロック発生回路により発生された入力クロック信号を遅
延する遅延回路であり、複数取り出されたタップより同
量分ずつ遅延された信号を出力するとともに、後述する
位相差電圧変換回路からの遅延量制御電圧に応じてその
遅延量が制御される。2は上記入力クロック信号と遅延
回路1により最大量遅延された信号との位相差を検出す
る位相差検出回路、3はこの位相差検出回路2により検
出された位相差をこれに応じた電圧に変換する位相差電
圧変換回路、4は上記遅延回路1から複数取り出された
タップの出力のうちの1つを選択してこれを制御信号と
して外部に出力する出力選択回路である。
【0038】図2は図1の遅延回路1および出力選択回
路4の回路構成例を示す図であり、図において、遅延回
路1は相互に直列に接続された遅延素子D1〜Dnによ
り構成されており、各遅延素子D1〜Dnはその入力信
号を増幅するバッファアンプ11〜1n、このバッファ
アンプ11〜1nの出力ノードO1〜Onと接地ノード
間に相互に直列接続されたトランジスタT1〜Tnおよ
びコンデンサC1〜Cnから構成されており、トランジ
スタT1〜Tnのゲートには図1の位相差電圧変換回路
3からの遅延量制御電圧が印加される。また、出力選択
回路4は制御端子付きの複数のバッファアンプ41〜4
nから構成されており、このバッファアンプ41〜4n
は制御端子に入力される制御信号G1〜Gnによりその
いずれか1つのみが増幅動作可能なように制御される。
【0039】次にこの制御信号発生回路の動作について
図1および図2を用いて説明する。まず、クロック信号
発生回路から入力された入力クロックは遅延回路1に入
力されて各遅延素子D1〜Dnの出力O1〜Onから所
定量ずつ遅延量が増えた信号が複数のタップより出力さ
れる。そしてこの遅延回路1の最終段の遅延素子Dnか
ら出力された遅延信号は他の遅延素子の出力と同様タッ
プから出力されるとともに位相差検出回路2に入力さ
れ、位相差検出回路2はこの遅延回路1の最終段の遅延
素子Dnから出力された遅延信号ともともとの入力クロ
ックとを比較してその位相差を検出する。そして、この
検出結果は位相差電圧変換回路3によりその位相差に応
じた電圧に変換され、これが遅延回路1にその遅延量制
御電圧として印加される。この遅延量制御電圧は各遅延
素子のバッファアンプ11〜1nの出力とグランド間に
コンデンサC1〜Cnとともに接続されたトランジスタ
T1〜Tnのゲートに印加されるので、この遅延量制御
電圧の大小に応じてトランジスタT1〜Tnの開度が決
まり、これにより、コンデンサC1〜Cnとともに構成
された時定数回路の時定数が変化し、その遅延量を制御
することができる。そしてこのように遅延量が制御され
た信号が遅延回路1の複数のタップから出力選択回路4
に並列に入力され、遅延回路1のどの遅延素子の出力を
選択するかを選択回路4の制御信号G1〜Gnのどのひ
とつの信号を高レベルにするか選択することにより、入
力信号から所要の遅延量を遅延させた遅延時間を得るこ
とができる。
【0040】このように、制御信号発生回路では遅延回
路を構成する、互いに直列に接続された遅延素子は、こ
の遅延回路に入力されたクロック信号とこの遅延素子の
最終段からの出力クロック信号の位相が一致するように
その遅延量が制御されるので、各タップから出力される
遅延信号は入力クロック信号の周期の(1/遅延素子
数)の時間分解能が得られ、従って、これを出力選択回
路により選択することにより、この時間分解能の制御信
号を発生することができる。
【0041】例えば、入力クロック周波数が20MHzの
とき、遅延素子数を500個とすると、0.1 ナノ秒の分
解能の信号が得られる。
【0042】従って、非常に高い周波数のクロックを必
要とすることなく、安定に高時間分解能の制御信号を発
生することができる。
【0043】
【0044】
【0045】
【0046】図実施例によるパルス幅変調回路を
示すものであり、図において、1は図示しないクロック
発生回路により発生された入力クロック信号を遅延する
遅延回路であり、複数取り出されたタップより同量分ず
つ遅延された信号を出力するとともに、遅延量制御電圧
に応じてその遅延量が制御される。4は上記遅延回路1
から複数取り出されたタップの出力のうちの1つを選択
してこれを制御信号として外部に出力する出力選択回
路、6はこの出力選択回路4により選択された出力信号
に基づいてパルス幅変調信号を生成するPWM信号生成
回路である。なお、この図では示していないが、遅延
回路1の遅延量制御電圧は図1と同様に位相差検出回路
により入力クロック信号と遅延回路1の最終段の出力信
号との位相差を検出し、これを位相差電圧変換回路によ
り電圧信号に変換して得られるものである。
【0047】また、図は図の遅延回路1および出力
選択回路4の回路構成例を示す図であり、図において、
遅延回路1は相互に直列に接続された遅延素子D1〜D
2mにより構成されており、各遅延素子D1〜D2mは
その入力信号を増幅するバッファアンプ11〜12m、
このバッファアンプ11〜12mの出力ノードO1〜O
2mと接地ノード間に相互に直列接続されたトランジス
タT1〜T2mおよびコンデンサC1〜C2mから構成
されており、トランジスタT1〜T2mのゲートには図
示しない位相差電圧変換回路からの遅延量制御電圧が印
加される。また、出力選択回路4は制御端子付きの複数
のバッファアンプ41〜42mおよび411〜412m
から構成されており、このバッファアンプ41〜42m
は制御端子に入力される制御信号(外部制御信号)G1
1〜G12mにより、またバッファアンプ411〜41
2mは制御信号(外部制御信号)G21〜G22mによ
り、そのいずれか1つのみが増幅動作可能なように制御
される。また、PWM信号生成回路6は出力選択回路4
のバッファアンプ41〜4mの出力がセット端子S1に
入力されバッファアンプ4m+1〜42mの出力がリセ
ット端子R1に入力されるフリップフロップ61と、バ
ッファアンプ411〜41mの出力がセット端子S2に
入力されバッファアンプ41m+1〜412mの出力が
リセット端子R2に入力されるフリップフロップ62
と、このフリップフロップ61および62の出力の論理
和をPWM信号出力として出力する論理和回路63とか
ら構成されている。
【0048】次に動作について図ないし図を用いて
説明する。まず、クロック信号発生回路から入力された
入力クロックは遅延回路1に入力されて各遅延素子D1
〜D2mの出力O1〜O2mから所定量ずつ遅延量が増
えた信号が複数のタップより出力される。そしてこの遅
延回路1の最終段の遅延素子D2mから出力された遅延
信号は他の遅延素子の出力と同様タップから出力される
とともに図示しない位相差検出回路に入力され、位相差
検出回路はこの遅延回路1の最終段の遅延素子Dnから
出力された遅延信号ともともとの入力クロックとを比較
してその位相差を検出する。そして、この検出結果は図
示しない位相差電圧変換回路によりその位相差に応じた
電圧に変換され、これが遅延回路1にその遅延量制御電
圧として印加される。この遅延量制御電圧は各遅延素子
のバッファアンプ11〜12mの出力とグランド間にコ
ンデンサC1〜C2mとともに接続されたトランジスタ
T1〜T2mのゲートに印加されるので、この遅延量制
御電圧の大小に応じてトランジスタT1〜T2mの開度
が決まり、これにより、コンデンサC1〜C2mととも
に構成された時定数回路の時定数が変化し、その遅延量
を制御することができる。そしてこのように遅延量が制
御された信号が遅延回路1の複数のタップから出力選択
回路4に並列に入力され、遅延回路1のどの遅延素子の
出力を選択するかを選択回路4の制御信号G1〜G2m
のどの信号を高レベルにするか選択することにより、入
力信号から所要の遅延量を遅延させた遅延時間を得るこ
とができる。
【0049】そして、この実施例では、出力選択回路4
の出力はそれぞれPWM信号生成回路6を構成するフリ
ップフロップ61のセット入力端子S1,リセット入力
端子R1に入力されるとともに、フリップフロップ62
のセット入力端子S2,リセット入力端子R2に入力さ
れており、信号S1は遅延回路1の出力端子O1〜Om
の出力のうちのひとつが出力選択回路4の制御信号G1
1〜G1mにより選択されて入力され、信号R1は遅延
回路1の出力端子Om+1〜O2mの出力のうちのひと
つが出力選択回路4の制御信号G1m+1〜G12mに
より選択されて入力され、信号S2は遅延回路1の出力
端子O1〜Omの出力のうちのひとつが出力選択回路4
の制御信号G21〜G2mにより選択されて入力され、
信号R1は遅延回路1の出力端子Om+1〜O2mの出
力のうちのひとつが出力選択回路4の制御信号G2m+
1〜G22mにより選択されて入力される。
【0050】フリップフロップ61,62はそれぞれ信
号S1,S2が入力されることにより高レベルの電圧を
発生し、信号R1,R2が入力されることにより低レベ
ルの電圧を発生する。従って、出力選択回路4により遅
延回路1の遅延素子の出力を選択することにより、図
に示すように、PWM出力のパルス幅を得ることができ
る。
【0051】
【0052】
【0053】
【0054】
【0055】
【0056】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るパルス幅
変調回路によれば、クロック信号発生回路と、クロック
信号の位相を制御電圧に応じて遅延する遅延素子を直列
に複数段接続し、上記クロック信号発生回路で発生した
クロック信号を初段の遅延素子に入力し、各段の遅延素
子の出力を遅延信号としてそれぞれ取り出すようにした
遅延回路と、該遅延回路の最終段の遅延素子から出力さ
れる遅延信号と前記クロック信号発生回路から出力され
るクロック信号との位相差を検出する位相差検出回路
と、該位相差検出回路から出力される位相差信号を上記
位相差に応じた電圧に変換し、この電圧を制御電圧とし
て上記遅延回路の各段の遅延素子にそれぞれ出力する位
相差電圧変換回路と、外部制御信号に基づき、上記遅延
回路の各段の遅延素子から出力される各遅延信号から、
それぞれ別個に2つの遅延信号を第1の選択信号,及び
第2の選択信号として少なくとも1組選択する出力選択
回路と、上記第1の選択信号が入力されると高レベルと
なり、上記第2の選択信号が入力されると低レベルとな
るようパルス幅変調信号を出力するパルス幅変調信号生
成回路とを設けるようにしたので、入力クロック信号と
同一周波数にて、任意のデューティを有し、任意の立ち
上がりエッジ位置を有するパルス幅変調信号を得ること
でき、かつ安定に高時間分解能のパルス幅変調信号を
得ることができる効果がある。
【0057】
【0058】
【0059】
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】
【0064】
【0065】
【0066】
【0067】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるパルス幅変調回路に
おける制御信号発生回路を示す構成図である。
【図2】この発明の一実施例によるパルス幅変調回路に
おける制御信号発生回路の回路内部の詳細な構成を示す
図である。
【図3】この発明の一実施例によるパルス幅変調回路を
示す構成図である。
【図4】この発明の実施例によるパルス幅変調回路
回路内部の詳細な構成を示す図である。
【図5】この発明の実施例によるパルス幅変調回路
動作波形の一例を示す図である。
【図6】従来制御信号発生回路の一例であるPLL回
を示す構成図である。
【図7】従来制御信号発生回路の一例であるPWM回
を示す構成図である。
【図8】従来制御信号発生路の一例であるアナログ
回路を示す構成図である。
【図9】図8の回路の動作波形を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−141121(JP,A) 特開 平3−289813(JP,A) 特開 平4−910(JP,A) 特開 平2−296410(JP,A) 特開 平4−192914(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クロック信号発生回路と、クロック信号の位相を制御電圧に応じて遅延する遅延素
    子を直列に複数段接続し、上記クロック信号発生 回路
    発生したクロック信号を初段の遅延素子に入力し、各段
    の遅延素子の出力を遅延信号としてそれぞれ取り出すよ
    うにした遅延回路と、 該遅延回路の最終段の遅延素子から出力される遅延信号
    と前記クロック信号発生回路から出力されるクロック信
    号との位相差を検出する位相差検出回路と、 該位相差検出回路から出力される位相差信号を上記位相
    差に応じた電圧に変換し、この電圧を制御電圧として上
    記遅延回路の各段の遅延素子にそれぞれ出力する位相差
    電圧変換回路と、外部制御信号に基づき、上記 遅延回路の各段の遅延素子
    から出力される各遅延信号から、それぞれ別個に2つの
    遅延信号を第1の選択信号,及び第2の選択信号として
    少なくとも1組選択する出力選択回路と 上記第1の選択信号が入力されると高レベルとなり、上
    記第2の選択信号が入力されると低レベルとなるようパ
    ルス幅変調信号を出力するパルス幅変調信号生成回路と
    を備えたことを特徴とするパルス幅変調回路。
JP5115628A 1993-05-18 1993-05-18 パルス幅変調回路 Expired - Lifetime JP2573787B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5115628A JP2573787B2 (ja) 1993-05-18 1993-05-18 パルス幅変調回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5115628A JP2573787B2 (ja) 1993-05-18 1993-05-18 パルス幅変調回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06326574A JPH06326574A (ja) 1994-11-25
JP2573787B2 true JP2573787B2 (ja) 1997-01-22

Family

ID=14667359

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5115628A Expired - Lifetime JP2573787B2 (ja) 1993-05-18 1993-05-18 パルス幅変調回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2573787B2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3566051B2 (ja) * 1997-11-14 2004-09-15 株式会社ルネサステクノロジ 位相の異なる複数のクロック信号を出力するクロック信号発生回路およびそれを用いたクロック位相制御回路
JP3696386B2 (ja) * 1997-11-14 2005-09-14 株式会社ルネサステクノロジ パルス幅変調信号生成回路
KR100264077B1 (ko) * 1997-11-21 2000-08-16 김영환 반도체 소자의 클럭보상장치
US6771103B2 (en) * 2001-03-14 2004-08-03 Denso Corporation Time measurement apparatus, distance measurement apparatus, and clock signal generating apparatus usable therein
JP3619466B2 (ja) 2001-03-27 2005-02-09 松下電器産業株式会社 半導体装置
JP2004159161A (ja) 2002-11-07 2004-06-03 Sanyo Electric Co Ltd 遅延信号生成装置及び記録パルス生成装置
US6882206B2 (en) * 2003-04-30 2005-04-19 Eastman Kodak Company Enabling method to prevent glitches in waveform of arbitrary phase
US7002425B2 (en) 2003-09-16 2006-02-21 Nokia Corporation Pulse modulation
US7664216B2 (en) 2004-08-05 2010-02-16 Micron Technology, Inc. Digital frequency locked delay line
JP4976060B2 (ja) * 2006-06-15 2012-07-18 川崎マイクロエレクトロニクス株式会社 スペクトラム拡散クロックジェネレータ
JP2008227613A (ja) * 2007-03-08 2008-09-25 Kawasaki Microelectronics Kk スペクトラム拡散クロックジェネレータ
JP4892402B2 (ja) * 2007-04-25 2012-03-07 ルネサスエレクトロニクス株式会社 半導体集積回路装置
JP4571960B2 (ja) * 2007-05-18 2010-10-27 富士通セミコンダクター株式会社 半導体集積回路
JP2009290857A (ja) * 2008-01-11 2009-12-10 Toshiba Corp 半導体装置
KR101156031B1 (ko) * 2008-12-26 2012-06-18 에스케이하이닉스 주식회사 지연회로 및 가변지연회로
JP2011139365A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Canon Inc パルスエッジ選択回路と、それを使ったパルス生成回路、サンプルホールド回路及び固体撮像装置
JP5736261B2 (ja) * 2011-07-13 2015-06-17 株式会社メガチップス 遅延クロック信号生成回路およびパルス生成回路
JPWO2019131162A1 (ja) * 2017-12-27 2020-12-17 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 増幅器および信号処理回路

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02141121A (ja) * 1988-11-22 1990-05-30 Mitsubishi Electric Corp 遅延回路及び遅延装置
JPH02296410A (ja) * 1989-05-11 1990-12-07 Mitsubishi Electric Corp 遅延回路
JPH03289813A (ja) * 1990-04-06 1991-12-19 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> デジタル信号遅延回路
JPH04910A (ja) * 1990-04-18 1992-01-06 Hitachi Ltd 遅延回路
JPH04192914A (ja) * 1990-11-27 1992-07-13 Mitsubishi Electric Corp 半導体集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH06326574A (ja) 1994-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2573787B2 (ja) パルス幅変調回路
US5929714A (en) PLL timing generator
US6456170B1 (en) Comparator and voltage controlled oscillator circuit
US6388485B2 (en) Delay-locked loop circuit having master-slave structure
KR970004350A (ko) 시간계수회로, 표본화회로, 스큐조정회로 및 논리판정회로
JPH04223614A (ja) パルス幅変調器
JP3460913B2 (ja) 可変遅延時間発生回路とその方法
JP3761858B2 (ja) クロック信号発生回路
US6920054B2 (en) Pulse width modulated generator
JP4729251B2 (ja) 高周波遅延回路、及び試験装置
JPH0832425A (ja) データ読み取りタイミング可変回路
JP3431053B2 (ja) タイミング発生装置
TWI631804B (zh) 固定導通時間之切換式轉換裝置與時脈同步電路
US6292039B1 (en) Integrated circuit phase-locked loop charge pump
JP2979934B2 (ja) ディジタル温度補償発振器
JP2003143011A (ja) アナログ−ディジタル変換回路
JP2675455B2 (ja) 可変遅延装置
US6940331B2 (en) Delayed tap signal generating circuit for controlling delay by interpolating two input clocks
JP2918754B2 (ja) Pll回路
JPH11136129A (ja) Pwm変換回路およびそれを用いたセンサ装置
US20040257133A1 (en) Semiconductor integrated circuit
KR890004158B1 (ko) 톤 신호 복조기
JP2000013193A (ja) 定電流回路およびパルス幅変換回路
JPH0821835B2 (ja) 電圧制御発振回路
JPH11355136A (ja) Pll回路

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081024

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091024

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101024

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 15

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121024

Year of fee payment: 16

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131024

Year of fee payment: 17

EXPY Cancellation because of completion of term