JP2567881B2 - 光ファイバ心線の搬送装置 - Google Patents

光ファイバ心線の搬送装置

Info

Publication number
JP2567881B2
JP2567881B2 JP62306195A JP30619587A JP2567881B2 JP 2567881 B2 JP2567881 B2 JP 2567881B2 JP 62306195 A JP62306195 A JP 62306195A JP 30619587 A JP30619587 A JP 30619587A JP 2567881 B2 JP2567881 B2 JP 2567881B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
fiber core
core wire
optical axis
gripping
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62306195A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01147415A (ja
Inventor
啓司 大阪
康雄 浅野
三千人 松本
正孝 白井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp, Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP62306195A priority Critical patent/JP2567881B2/ja
Publication of JPH01147415A publication Critical patent/JPH01147415A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2567881B2 publication Critical patent/JP2567881B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、固定台上に載置された光ファイバ心線を
少なくとも2か所で把持し、光軸とほぼ直交する方向で
移動させることによって、融着接続位置、補強位置およ
び放出位置に光ファイバ心線を順次搬送する光ファイバ
心線の搬送装置に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
光ファイバケーブル線路の建設においては、光ファイ
バの接続技術が不可欠であるが、最近の加入者を含めた
光ファイバケーブルの導入にあたっては、数百以上に達
するケーブルの超多心化、接続数の増大に伴い光ファイ
バ接続の高能率化が望まれる。
光ファイバの接続法としては、低損失性及び経済性に
優れていることから融着接続技術が一般的に使用されて
いるが、融着接続は端末処理、融着、補強の各工程から
なるため、従来は各工程が終了するごとに手作業で光フ
ァイバ心線を移動させており、接続時間が長期化すると
いう欠点があった。
そこでこの発明は、光ファイバ心線を自動的に移動さ
せ接続時間を短縮できる光ファイバ心線の搬送装置を提
供することによって、作業効率の向上および光ファイバ
心線の接続の高速化、合理化を図ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
固定台上に載置された光ファイバ心線を少なくとも2
か所で把持し、光軸とほぼ直交する方向で移動させるこ
とによって、融着接続位置から補強位置および放出位置
に光ファイバ心線を順次搬送する光ファイバ心線の搬送
装置において、光ファイバ心線を光軸及び搬送方向とほ
ぼ直交する方向から把持するファイバ把持手段と、ファ
イバ把持手段に把持された光ファイバ心線を光軸方向に
引っ張る張力付加手段と、光ファイバ心線が光軸とほぼ
直交する水平方向に移動するようにファイバ把持手段を
移動させる移動手段を備えて構成され、ファイバ把持手
段は融着接続まで光ファイバ心線を保持するチャックの
開放と連動してチャックよりも光軸方向外側位置で光フ
ァイバ心線を持ち変えて把持するものであり、張力付加
手段は把持手段を光軸方向に移動させることにより張力
を付与するものであることを特徴とする。
〔作用〕
この発明は以上のように構成されているので、ファイ
バ把持手段、張力付加手段および移動手段の相互作用に
より、作業効率の向上および光ファイバ接続の高速化、
合理化を図ることができる。
〔実施例〕
以下、この発明にかかる光ファイバ心線の搬送装置の
一実施例を添付図面に基づいて説明する。なお説明にお
いて、同一要素には同一符号を用い、重複する説明は省
略する。
第1図は、この発明にかかる光ファイバ心線の搬送装
置の一実施例を示す斜視図である。この実施例は、基本
的に光ファイバ心線を把持するファイバ把持機構、光フ
ァイバ心線に光軸方向の張力を与える張力付加機構、光
ファイバ心線を光軸とほぼ直交する水平方向に移動させ
る移動機構で構成されている。
光ファイバ心線1は、第1図で示されるようにファイ
バ把持機構2,2に把持されている。ファイバ把持機構2
は、一定位置に固定されている上把持部材2aと、上下に
移動可能で光ファイバ心線を把持する下把持部材2bと、
この下把持部材2bに固定されている従動子2cと、従動子
2cを上下方向に変位させる端面カム2dで構成されてい
る。端面カム2dは、モータ2eで駆動され、このモータ2e
が回転すると下把持部材2bが上下動する。上把持部材2a
と下把持部材2bは例えばレール結合されており、下把持
部材2bが閉じた場合、載置されている光ファイバ心線に
衝突しないように構成されている(第2図(f)、
(g)参照)。なお、上把持部材2aと下把持部材2bのう
ち光ファイバ心線1と当接する部分はゴム等の弾性体で
構成されており、光ファイバが破損することを防止す
る。さらに、カム機構としては上下に変位できるもので
あればよく、例えば円筒カム、正面カムであってもよ
い。円筒カムは確動カムであるので、機構の信頼性の向
上が図れる。正面カムを用いれば、さらにモータ2eの軸
を光軸方向に設置することができるので、装置のコンパ
クト化が図れる。なお、ファイバ把持機構2は2か所に
設けられており、2つのファイバ把持機構2,2は常に同
位相で運転される。また、2つのファイバ把持機構がそ
れぞれ独立に張力を付加することができるように構成さ
れているので、予想される光ファイバ心線のたるみ量に
対して、左右均等にファイバ把持機構2,2を移動させる
ことによって、光ファイバ心線の融着接続点と補強部の
基準位置を合わせることが容易である。
張力付加機構3は、光軸とほぼ平行する方向に移動可
能な移動子3aと、この移動子3aとレール結合するガイド
部3bと、上記移動子3aを光軸とほぼ平行する内側方向に
附勢する圧縮コイルばね3cと、上記移動子に固定された
従動子3dと、この従動子3dを光軸方向に変位させる板カ
ム3eで構成されている。この板カム3eはモータ3fで駆動
され、、モータ3fが回転すると移動子3aは光軸方向に移
動し、光ファイバ心線1に張力が与えられる。なお、光
ファイバ1は2か所で把持されており両方向(光軸方
向)に引っ張られるので、中心部(光ファイバの接続
点)1aが極端にずれないように、少なくとも一方を強制
的に一定量だけ引っ張り、他方を引っ張ることにより光
ファイバ心線1に張力を与えるように構成されている。
従って、この実施例において、右側の張力付加機構3の
移動子3aは直線板カム3eで変位し光ファイバ心線1は強
制的に右方向に移動するが、左側の張力付加機構3の移
動子3aは圧縮コイルばね3cで左方向に張力をかけてい
る。なお、強制的に張力を付加する右側の張力付加機構
3に使用するカム機構は確動カムであってもよい。確動
カムを使用することによって、圧縮コイルばね3cが不要
になるので、部品数が減り装置の組み立てが容易にな
る。
移動機構4には、ラック4aとピニオン4bが用いられて
いる。ラック4aは、光軸とほぼ直交する水平方向に配置
されており、移動子4cに固定されている。移動子4cは、
レール結合でガイドレール4d上をスライドできるように
構成されており、少なくとも待機・融着・補強・放出の
4つの位置で停止することができる。ガイドレール4d
は、光軸とほぼ直交する水平方向に設置されており、移
動子4cにはファイバ把持機構2および張力付加機構3が
取り付けてあるので、上記移動子4cは光軸とほぼ直交す
る水平方向に光ファイバ心線1を張力が付加された状態
で移動させることができる。上記ピニオン4bはモータ5
で駆動され、上記ラック4aに動力が伝達される。なお、
この実施例においては1つのモータ5で両側の移動機構
を駆動しているが、複数のモータを同期させて用いても
よい。例えば2つのモータを左右で1つずつ用いれば、
それぞれ(右側と左側で)独立した装置にすることがで
きるので、運搬や管理上のメリットである。また移動機
構は本方式に限定するものではなく、ボールねじを使用
してもよい。
次に、第2図に基づいてこの実施例の作用を説明す
る。同図(a)−(d)は往路、同図(e)−(h)は
復路を示し、(a)と(h)は待機位置、(b)と
(g)は融着位置、(c)と(f)は補強位置、(d)
と(e)は放出位置における上把持部材2aと下把持部材
2bの状態を示すものである。第2図において、一点鎖線
Aは光ファイバ心線を把持する前の位置を示し、一点鎖
線Bは光ファイバ心線を把持する後の位置を示す。ここ
で重要なことは、把持部材の爪で光ファイバを放出する
方向に向いている点であり、そのため、下把持部材2bの
上下動により光ファイバの把持、放出が極めて簡単に行
うことができる。
下把持部材2bは、心線把持前の位置(以下、『A位
置』という。)より下方の位置で待機する(第2図
(a))。次に、融着位置で光ファイバ心線1を把持す
るため下把持部材2bが上昇する(同図(b))。第3図
はこの状態を正面から示したもので、同図(a)が把持
直前、同図(b)が把持後、同図(c)が張力付加の状
態、同図(d)が補強の状態を示すものである。光軸方
向に移動可能なチャック(以下『Zチャック』とい
う。)6,6は、光ファイバ心線1が把持される前に開放
され(第3図(a))、光ファイバ心線1の搬送を可能
にしている。ファイバ把持機構2で把持した後、光ファ
イバ心線1は両方向に引っ張られ(第3図(c))、光
ファイバ心線がZチャックに固着しても確実に取り出せ
るようになっている。この場合、光ファイバが切断せず
十分接続されているか確認するため、把持部材の光軸方
向の移動量がセンサ等により検知されている。補強位置
では、第2図(c)で示すように光ファイバ心線1が把
持されたまま送られ、第3図(d)で示すような補強作
業がなされる。
次に、光ファイバ心線1は放出位置に搬送され(第2
図(d))、下把持部材2bが下降し光ファイバ1が放出
される(第2図(e))。この状態のまま把持部材は補
強位置まで戻り(同図(f))、下把持部材2bが上昇す
る。従って、次に搬送すべき光ファイバにぶつかること
なく(同図(g))、ファイバ把持機構2は当初の待機
位置まで戻ることができる(同図(h))。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したように構成されているので、
光ファイバ心線を短時間で所定の位置に自動的に順次搬
送させることができ、作業効率の向上が図れる。従っ
て、光ファイバ心線の接続の高速化、合理化が図れ、人
件費の削減につながる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る光ファイバ心線の搬送装置の一
実施例を示す斜視図、第2図はその作用を説明するため
の工程図、第3図は光ファイバ心線の把持状態を示すた
め第1図の搬送装置を光軸直交方向からみた正面図であ
る。 1……光ファイバ心線、2……ファイバ把持機構、3…
…張力付加機構、4……移動機構、5……モータ、6…
…Zチャック。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 三千人 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (72)発明者 白井 正孝 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−3208(JP,A) 特開 昭61−277570(JP,A) 特開 昭58−39924(JP,A) 特開 昭61−61104(JP,A) 特開 昭61−62007(JP,A) 特開 昭62−87908(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定台上に載置された光ファイバ心線を少
    なくとも2か所で把持し、光軸とほぼ直交する方向で移
    動させることによって、融着接続位置から補強位置およ
    び放出位置に前記光ファイバ心線を順次搬送する光ファ
    イバ心線の搬送装置において、 前記光ファイバ心線を前記光軸及び搬送方向とほぼ直交
    する方向から把持するファイバ把持手段と、 前記ファイバ把持手段に把持された光ファイバ心線を前
    記光軸方向に引っ張る張力付加手段と、 前記光ファイバ心線が光軸とほぼ直交する水平方向に移
    動するように前記ファイバ把持手段を移動させる移動手
    段を備えて構成され、 前記ファイバ把持手段は融着接続まで光ファイバ心線を
    保持するチャックの開放と連動して前記チャックよりも
    光軸方向外側位置で光ファイバ心線を持ち変えて把持す
    るものであり、前記張力付加手段は前記把持手段を光軸
    方向に移動させることにより張力を付与するものである
    ことを特徴とする光ファイバ心線の搬送装置。
JP62306195A 1987-12-03 1987-12-03 光ファイバ心線の搬送装置 Expired - Lifetime JP2567881B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62306195A JP2567881B2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03 光ファイバ心線の搬送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62306195A JP2567881B2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03 光ファイバ心線の搬送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01147415A JPH01147415A (ja) 1989-06-09
JP2567881B2 true JP2567881B2 (ja) 1996-12-25

Family

ID=17954147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62306195A Expired - Lifetime JP2567881B2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03 光ファイバ心線の搬送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2567881B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100329544B1 (ko) * 1995-09-29 2002-08-27 가부시끼가이샤 후지꾸라 광섬유접속공구및광섬유접속방법

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5839924A (ja) * 1981-09-02 1983-03-08 Nec Corp 光フアイバ融着部検査装置
JPS6161104A (ja) * 1984-08-31 1986-03-28 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光フアイバの全自動融着接続装置
JPS6162007A (ja) * 1984-09-03 1986-03-29 Furukawa Electric Co Ltd:The 被覆光フアイバの端末処理方法
JPS61277570A (ja) * 1985-05-31 1986-12-08 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 光フアイバ心線搬送装置
JPS623208A (ja) * 1985-06-28 1987-01-09 Sumitomo Electric Ind Ltd 光フアイバの接続方法
JPS6287908A (ja) * 1985-10-14 1987-04-22 Sumitomo Electric Ind Ltd 多心光フアイバの自動接続装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01147415A (ja) 1989-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5090108A (en) Stator coil winding and lead termination method and apparatus
JP3186293B2 (ja) 光ファイバの配線切替装置及びその配線切替方法
US20060219352A1 (en) Apparatus and method for aligning and fixing ribbon on a solar cell
EP0661721B1 (en) Method and apparatus for winding tape
US5372319A (en) Apparatus for loading and unloading workpieces
US5090107A (en) Apparatus for inserting stator coil lead wires into terminals having wire-receiving channels
JP2567881B2 (ja) 光ファイバ心線の搬送装置
JPS6272451A (ja) コアまたはシエルの組立機械
US5586384A (en) Stator manufacturing method and apparatus
US4757606A (en) Method and apparatus for terminal insertion
JP2567882B2 (ja) 光ファイバ心線の自動排出装置
JPH08222048A (ja) 電線束組立体の取り入れ装置
US5144733A (en) Apparatus for bonding and laying conductors
JP3185057B2 (ja) 部品にワイヤーを挿入する方法および装置およびワイヤー束の製作装置
US6612519B1 (en) Methods and apparatus for winding electric machine cores
EP0453311B2 (en) Method and apparatus for inserting stator coil lead wires into terminals having wire-receiving channels
JP2888707B2 (ja) 端子挿入ガイド装置
KR0154177B1 (ko) 크로스아암 조립장치
JP2567605Y2 (ja) センター押さえ付き搬送治具兼巻線治具
JPS62203105A (ja) 光フアイバ接続部の補強方法および装置
JP2001089032A (ja) 平角線の連続巻取装置
JP3098152B2 (ja) 通信線の接続切替装置
JP6437395B2 (ja) 導線束保持装置及び導線束保持方法
JPH035044B2 (ja)
JPS6384739A (ja) 線材自動供給機構