JP2001089032A - 平角線の連続巻取装置 - Google Patents
平角線の連続巻取装置Info
- Publication number
- JP2001089032A JP2001089032A JP26655199A JP26655199A JP2001089032A JP 2001089032 A JP2001089032 A JP 2001089032A JP 26655199 A JP26655199 A JP 26655199A JP 26655199 A JP26655199 A JP 26655199A JP 2001089032 A JP2001089032 A JP 2001089032A
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- JP
- Japan
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- cutter
- flat
- flat wire
- bobbin
- type wire
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- Pending
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- Replacing, Conveying, And Pick-Finding For Filamentary Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】満巻きボビンから空ボビンに平角線を移し替え
る際の平角線の切断に関し、平角線切断時の捩じれ防
止、切断ミスの防止、端末チャックミスの防止を確実に
する平角線の連続巻取装置の提供。 【解決手段】満巻きボビンから空ボビンへ移る平角線の
渡り部分を切断するカッターに対峙して溝付プーリーを
具備させ、この溝付プーリーは、平角線の渡り部分を側
面から受け入れる溝を有し同渡り部分を前記カッターに
向けてねじれないようにガイドするようにした。カッタ
ーは固定されており、溝付プーリーはシリンダー機構に
連結されてカッターに対し遠近方向に移動し得るように
支持される。溝付プーリーは、自由に回転可能とする。
る際の平角線の切断に関し、平角線切断時の捩じれ防
止、切断ミスの防止、端末チャックミスの防止を確実に
する平角線の連続巻取装置の提供。 【解決手段】満巻きボビンから空ボビンへ移る平角線の
渡り部分を切断するカッターに対峙して溝付プーリーを
具備させ、この溝付プーリーは、平角線の渡り部分を側
面から受け入れる溝を有し同渡り部分を前記カッターに
向けてねじれないようにガイドするようにした。カッタ
ーは固定されており、溝付プーリーはシリンダー機構に
連結されてカッターに対し遠近方向に移動し得るように
支持される。溝付プーリーは、自由に回転可能とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、平角線の連続巻取
技術の分野に属し、とりわけ、複数のボビンを有し、一
方のボビンに平角線を巻き取りこれが満巻き状態となっ
た時に他方の空ボビンに平角線の端末を移し替えること
により、平角線を連続的に巻き取る装置に関する。
技術の分野に属し、とりわけ、複数のボビンを有し、一
方のボビンに平角線を巻き取りこれが満巻き状態となっ
た時に他方の空ボビンに平角線の端末を移し替えること
により、平角線を連続的に巻き取る装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図２は、平角線の連続巻取装置の従来例
を示しており、平角線１を二つのボビン５，６で連続的
に巻き取るものであって、二つのボビン５，６の間に、
カッター４′を配し、このカッター４′は、アーム３′
を介してロータリーアクチュエータ２′に連結すること
により、振り子状に運動できるようにしている。７は各
ボビン５，６に備わった平角線のための端末チャックを
示す。
を示しており、平角線１を二つのボビン５，６で連続的
に巻き取るものであって、二つのボビン５，６の間に、
カッター４′を配し、このカッター４′は、アーム３′
を介してロータリーアクチュエータ２′に連結すること
により、振り子状に運動できるようにしている。７は各
ボビン５，６に備わった平角線のための端末チャックを
示す。
【０００３】この従来例における平角線の連続巻取は、
次のようにして行われる。平角線１は、先ず、一方のボ
ビン５で巻き取られる。この巻き取りにより満巻きとな
った時に、当該ボビン５と他方の空ボビン６が半時計方
向にターレットを開始し（図中矢印参照）、満巻きボビ
ンがボビン６、空ボビンがボビン５の状態（図示）にな
る。
次のようにして行われる。平角線１は、先ず、一方のボ
ビン５で巻き取られる。この巻き取りにより満巻きとな
った時に、当該ボビン５と他方の空ボビン６が半時計方
向にターレットを開始し（図中矢印参照）、満巻きボビ
ンがボビン６、空ボビンがボビン５の状態（図示）にな
る。
【０００４】平角線１が端末チャック７の側のボビン端
にきた時に、ロータリアクチュエータ２′を作動させ
て、アーム３′を振り落とすことにより、カッター４′
で平角線１を切断し、これとともに、平角線１を端末チ
ャック７に押し付け、平角線端末をチャックさせ、切替
え動作が終了となる。
にきた時に、ロータリアクチュエータ２′を作動させ
て、アーム３′を振り落とすことにより、カッター４′
で平角線１を切断し、これとともに、平角線１を端末チ
ャック７に押し付け、平角線端末をチャックさせ、切替
え動作が終了となる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来；図２の
平角線の連続巻取装置によれば、次の問題点がある。
（１）カッター４′が上から鉈のように降り下ろされる
ため、平角線１が捩じれ、切断されない時がある。
（２）カッター４′で切断しながら平角線１を端末チャ
ック７に誘導するため、端末チャック７に平角線の端末
がチャックされない時がある。
平角線の連続巻取装置によれば、次の問題点がある。
（１）カッター４′が上から鉈のように降り下ろされる
ため、平角線１が捩じれ、切断されない時がある。
（２）カッター４′で切断しながら平角線１を端末チャ
ック７に誘導するため、端末チャック７に平角線の端末
がチャックされない時がある。
【０００６】そこで、本発明の目的は、満巻きボビンか
ら空ボビンに平角線を移し替える際の平角線の切断に関
し、平角線切断時の捩じれ防止、切断ミスの防止、端末
チャックミスの防止を確実にする、平角線の連続巻取装
置を提供することにある。
ら空ボビンに平角線を移し替える際の平角線の切断に関
し、平角線切断時の捩じれ防止、切断ミスの防止、端末
チャックミスの防止を確実にする、平角線の連続巻取装
置を提供することにある。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する平
角線の連続巻取装置は、満巻きボビンから空ボビンへ移
る平角線の渡り部分を切断するカッターに対峙して溝付
プーリーを具備させ、この溝付プーリーは、平角線の渡
り部分を側面から受け入れる溝を有し同渡り部分を前記
カッターに向けてねじれないようにガイドするようにし
てなるものである。
角線の連続巻取装置は、満巻きボビンから空ボビンへ移
る平角線の渡り部分を切断するカッターに対峙して溝付
プーリーを具備させ、この溝付プーリーは、平角線の渡
り部分を側面から受け入れる溝を有し同渡り部分を前記
カッターに向けてねじれないようにガイドするようにし
てなるものである。
【０００８】この連続巻取装置の切替え動作は、（１）
ターレット開始、（２）平角線ガイドの動作、（３）カ
ッター動作、（４）ガイドの原点復帰、（５）切替え終
了となり、本発明は、当該（２）平角線ガイドの動作と
（３）カッター動作の一連の動作の中で、平角線の捩じ
れ防止、端末チャックミスの防止、平角線カットミス防
止が図られる。
ターレット開始、（２）平角線ガイドの動作、（３）カ
ッター動作、（４）ガイドの原点復帰、（５）切替え終
了となり、本発明は、当該（２）平角線ガイドの動作と
（３）カッター動作の一連の動作の中で、平角線の捩じ
れ防止、端末チャックミスの防止、平角線カットミス防
止が図られる。
【０００９】前記カッターは固定されており、前記溝付
プーリーはシリンダー機構に連結されて前記カッターに
対し遠近方向に移動し得るように支持されることで、前
記の平角線の捩じれ防止と確実なカッティングとを実施
できる。前記溝付プーリーは、自由に回転可能とするこ
とで、平角線が切断される時に傷不良となるのを防止す
ることができる。
プーリーはシリンダー機構に連結されて前記カッターに
対し遠近方向に移動し得るように支持されることで、前
記の平角線の捩じれ防止と確実なカッティングとを実施
できる。前記溝付プーリーは、自由に回転可能とするこ
とで、平角線が切断される時に傷不良となるのを防止す
ることができる。
【００１０】
【発明の実施の形態】図１は、本発明に係る平角線の連
続巻取装置の実施例を示したもので、図２と同一部分に
は図２と同一の符号を用いているので、図２に関する前
述の説明も併せ参照されたい。
続巻取装置の実施例を示したもので、図２と同一部分に
は図２と同一の符号を用いているので、図２に関する前
述の説明も併せ参照されたい。
【００１１】この実施例の装置は、カッター４を固定
し、これに対して溝付プーリー９を対峙させ、この溝付
プーリー９をアーム３を介してシリンダー８に連結する
ことにより、溝付プーリー９をカッター４に対して遠近
方向に移動し得るように構成している。
し、これに対して溝付プーリー９を対峙させ、この溝付
プーリー９をアーム３を介してシリンダー８に連結する
ことにより、溝付プーリー９をカッター４に対して遠近
方向に移動し得るように構成している。
【００１２】溝付プーリー９は、２連にして平角線１を
２点でガイドし、これらのガイドの間でカッティングを
行うようにしている。プーリーの溝はＶ字形にして、平
角線１を側面からねじれないようにガイドできるように
している。
２点でガイドし、これらのガイドの間でカッティングを
行うようにしている。プーリーの溝はＶ字形にして、平
角線１を側面からねじれないようにガイドできるように
している。
【００１３】この実施例の動作について説明すると、先
ず、平角線１はボビン５で巻き取られ、これが満巻き時
にボビン５と空ボビンであるボビン６が反時計方向にタ
ーレットを開始し（図中矢印参照）、満巻きボビンがボ
ビン６、空ボビンがボビン５の状態（図示の状態）にな
り、ボビン５とボビン６との間に平角線１の渡り部分が
有するようになる。
ず、平角線１はボビン５で巻き取られ、これが満巻き時
にボビン５と空ボビンであるボビン６が反時計方向にタ
ーレットを開始し（図中矢印参照）、満巻きボビンがボ
ビン６、空ボビンがボビン５の状態（図示の状態）にな
り、ボビン５とボビン６との間に平角線１の渡り部分が
有するようになる。
【００１４】この平角線１の渡り部分に対して、溝付プ
ーリー９で側面から押え；溝に平角線に通過させ、この
状態でガイド９をカッター４の側つまり端末チャック７
の側に移動するようにシリンダー８を作動させ、これに
より、平角線１を端末チャック７の側に移動するのをガ
イドし、平角線１がボビン端にきた時に、カッター４で
切断され、平角線端末が端末チャック７に押し付ける。
このようにして、平角線１の端末をチャックした後、溝
付プーリー９はシリンダー８の押出し駆動で原点に復帰
させ、切替え動作の終了となる。
ーリー９で側面から押え；溝に平角線に通過させ、この
状態でガイド９をカッター４の側つまり端末チャック７
の側に移動するようにシリンダー８を作動させ、これに
より、平角線１を端末チャック７の側に移動するのをガ
イドし、平角線１がボビン端にきた時に、カッター４で
切断され、平角線端末が端末チャック７に押し付ける。
このようにして、平角線１の端末をチャックした後、溝
付プーリー９はシリンダー８の押出し駆動で原点に復帰
させ、切替え動作の終了となる。
【００１５】なお、平角線１の渡り部分は、ボビン５
（６）の上側となるか下側となるかその巻き状態により
変わるので、ボビン５（６）に対して、上側となる渡り
部分と下側となる渡り部分にそれぞれ溝付プーリー９を
設けている。
（６）の上側となるか下側となるかその巻き状態により
変わるので、ボビン５（６）に対して、上側となる渡り
部分と下側となる渡り部分にそれぞれ溝付プーリー９を
設けている。
【００１６】以上のような構成、動作となる平角線の連
続巻取装置によれば、カッターに対してガイド部分を分
離し、カッターに向けて溝付プーリーでガイドするよう
にしたので、平角線を捩じることなくカットが行える。
また、平角線を溝付プーリーで端末チャックの側に誘導
することで、平角線の端末チャックのミスを防止でき
る。等の効果が得られる。
続巻取装置によれば、カッターに対してガイド部分を分
離し、カッターに向けて溝付プーリーでガイドするよう
にしたので、平角線を捩じることなくカットが行える。
また、平角線を溝付プーリーで端末チャックの側に誘導
することで、平角線の端末チャックのミスを防止でき
る。等の効果が得られる。
【００１７】
【発明の効果】以上の通り本発明によれば、満巻きボビ
ンから空ボビンに平角線を移し替える際の平角線の切断
に関し、平角線切断時の捩じれ防止、切断ミスの防止、
端末チャックミスの防止を確実にする、平角線の連続巻
取装置を提供するという所期の目的を達成することがで
きる。
ンから空ボビンに平角線を移し替える際の平角線の切断
に関し、平角線切断時の捩じれ防止、切断ミスの防止、
端末チャックミスの防止を確実にする、平角線の連続巻
取装置を提供するという所期の目的を達成することがで
きる。
【図１】本発明に係る平角線の連続巻取装置の実施例を
示し、（イ）は装置体の平面説明図、（ロ）は装置の正
面説明図、（ハ）は（ロ）のａ−ａ′矢視説明図。
示し、（イ）は装置体の平面説明図、（ロ）は装置の正
面説明図、（ハ）は（ロ）のａ−ａ′矢視説明図。
【図２】従来の平角線の連続巻取装置の例を示し、
（イ）は説明図。装置の平面説明図、（ロ）は装置の正
面説明図、（ハ）は（イ）のａ−ａ′矢視説明図。
（イ）は説明図。装置の平面説明図、（ロ）は装置の正
面説明図、（ハ）は（イ）のａ−ａ′矢視説明図。
１ 平角線 ３ アーム ４ カッター ５ ボビン ６ ボビン ７ 端末チャック ８ シリンダー ９ 溝付プーリー
フロントページの続き (72)発明者 三浦 政晴 茨城県日立市川尻町４丁目10番１号 日立 電線株式会社豊浦工場内 Ｆターム(参考） 3F112 AA01 BA01 DA04 EE07
Claims (3)
- 【請求項１】満巻きボビンから空ボビンに平角線の端末
を移し替えることにより、平角線を連続的に巻き取る装
置であって、前記満巻きボビンから前記空ボビンへ移る
平角線の渡り部分を切断するカッターと、前記平角線の
渡り部分を側面から受け入れる溝を有し同渡り部分を前
記カッターに向けてねじれないようにガイドする溝付プ
ーリーとを具備して構成された、平角線の連続巻取装
置。 - 【請求項２】前記カッターは固定されており、前記溝付
プーリーはシリンダー機構に連結されて前記カッターに
対し遠近方向に移動し得るように支持された、請求項１
記載の平角線の連続巻取装置。 - 【請求項３】前記溝付プーリーは、自由に回転可能であ
る、請求項１または請求項２記載の平角線の連続巻取装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26655199A JP2001089032A (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | 平角線の連続巻取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26655199A JP2001089032A (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | 平角線の連続巻取装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001089032A true JP2001089032A (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17432427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26655199A Pending JP2001089032A (ja) | 1999-09-21 | 1999-09-21 | 平角線の連続巻取装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2001089032A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114408668A (zh) * | 2022-01-19 | 2022-04-29 | 阿里巴巴（中国）有限公司 | 分线设备、分线设备的控制方法及设备 |
-
1999
- 1999-09-21 JP JP26655199A patent/JP2001089032A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN114408668A (zh) * | 2022-01-19 | 2022-04-29 | 阿里巴巴（中国）有限公司 | 分线设备、分线设备的控制方法及设备 |
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