JP2513381B2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JP2513381B2
JP2513381B2 JP3271963A JP27196391A JP2513381B2 JP 2513381 B2 JP2513381 B2 JP 2513381B2 JP 3271963 A JP3271963 A JP 3271963A JP 27196391 A JP27196391 A JP 27196391A JP 2513381 B2 JP2513381 B2 JP 2513381B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、スイッチングインバ
ータ形式の電源回路に関し、電圧共振および電流共振の
双方を利用してスイッチング損失を極限まで減少させ変
換効率の向上を図った電源回路を簡易な構成で実現した
ものである。
【0002】
【従来の技術】電圧共振および電流共振の双方を利用し
てスイッチング損失を極限まで減少させ変換効率の向上
を図った電源回路として、本出願人の出願に係る特願平
3−166383号明細書および図面に記載のものがあ
る。この電源回路について説明する。この電源回路は、
電圧共振および電流共振の双方を利用してスイッチング
損失を極限まで減少させ変換効率の向上を図るととも
に、回路内の各部電圧および各部電流の動作波形をより
正弦波に近づけて低雑音化を図ったものである。
【0003】この電源回路は、図2に示すように、直流
電源1と、それぞれ任意のタイミングでオンオフ可能な
スイッチング素子を含み、前記直流電源をスイッチング
して交流に変換し出力するスイッチング手段2と、この
スイッチング手段の出力端子に流れる電流に対して直列
に形成される直列共振手段4と、前記スイッチング手段
の出力端子に生じる電圧に対して並列に形成される並列
共振手段5と、直列共振手段および並列共振手段5を介
して供給される交流入力を全波整流しコンデンサで平滑
して直流出力を取り出す直流出力手段3と、前記スイッ
チング手段のスイッチング素子を周期的にオン、オフす
るように制御するタイミング制御手段6とを具備してな
る。
【0004】図3は、図2のブロツクを今少し構成的に
示した基本原理構成図である。図3に示す基本原理構成
の動作を、各部の動作タイミングを示す図4を用いて説
明する。図3においてスイッチング素子S1、S2が、
図4(カ)(キ)のタイミングでオン、オフを繰り返し
ている時、電源電圧+VI、−VIは、A点においてほ
ぼ波高値VIの交流となり、インダクタンスL2、コン
デンサC2を通ってダイオードD1、ダイオードD2で
整流され、コンデンサC3、コンデンサC4で平滑され
て、ZV1の直流となり、負荷RLに電流が流れてい
る。
【0005】S1がオンしている時、D1が順方向とな
りチャージ電流がC3に流れ込むが、S1およびD1の
インピーダンスが十分小さいとして、C3>>C2に設
定されているため、この電流はL2とC2による正弦波
状の直列共振電流となる(図4中(イ)参照)。この共
振電流は、半波経過して電流の向きが逆になるところで
D1が逆電圧となりオフするため、直列共振できなくな
り、共振が停止する。つまり、共振電流が半波終了して
電流が零に戻ったところで共振は自動的に止まる。
【0006】この時C2には、流れた共振電流に対応し
た電荷が蓄積され両端に電圧が残る(図4中(オ)参
照)。この電荷QC2=C2・VC2は次のS2がオフ
するサイクルで負荷に放出されるので、エネルギのロス
にはならない。またインダクダンスに畜えられるエネル
ギは、電流に比例するため、電流零で共振が止まったと
きL2のエネルギは零である。このことは、ここでの有
害なノイズの発生が極めて少ないことを意味するととも
に、最終的な回路で電圧共振モードが成立する大きなポ
イントである。
【0007】L2の磁気エネルギを完全に零にするに
は、共振電流が零にもどるまでS1をオンしておく必要
がある。共振電流が零になった後はS1をオンし続けて
も何も起らないが、エネルギを伝達しない時間が長くな
るだけで非効率的なため、多少のマージンを見てオフす
ればよい。L2、C2による共振の時間は一定であるた
め、S1のオン時間も一定値でよい。
【0008】S1をオフする時、電流共振は終了し、電
流が零になっているため、S1を流れる電流はインダク
タンスL1に流れる電流のみである。L1の値はL2、
C2と独立して設定でき、L1>>L2とすることで、
L1を流れる電流は、L2、C2の共振電流に比べて十
分小さな値とできるため、S1はほとんど零電流オフと
なり、オフ時の損失が極めて小さくなる。S1がオフす
ると(まだS2はオンしていないためS1、S2ともに
オフ)D1、D2もオフしているためここでの動作は単
にL1とコンデンサC1のみとなる。
【0009】S1がオンしている間にL1に蓄えられた
磁気エネルギー(電流)はC1との並列共振を動作させ
るエネルギとなり、A点の電圧を正弦波状で低下させ、
零を超えて−VIに近づいていく。この間の動作が電圧
共振モードである。なお、電圧共振波形は原理的には電
圧基準電位(図4(ア)中に零と表記した電位)と交差
する点に対して上下点対称の形となり図4(ア)のごと
く形成されるはずであるが、回路構成によっては(具体
的には、タイミング制御回路等がその結合巻線を介して
この電圧共振のエネルギを一部消費しているような場合
が考えられる)、波形変形が生じ得る。
【0010】A点の電位が−VI近く(C4の一端電位
より下ると)になると、D2がオンし、L1の残ってい
るエネルギ(電流)をL2、C2、D2を通じてC4に
放出するがL1の電流はもともと小さく設定されている
ため、電流的には大きな変化とならず、A点の電位が−
VI近くで止っている状態となる。このままS1、S2
をオフし続けると、S1がオンしていた時間の約半分の
時間でL1の磁気エネルギー(電流)は零となりL1
(C1)の両端電圧は−VI近くの電位から零に向かっ
て落ちてゆくことになる。逆に言えばS1のオン時間の
約半分の時間は、L1の磁気エネルギーでA点を−VI
近くの電位に保持できるため、その間にS2をオンすれ
ば、S2はその両端電圧が非常に小さい状態でオンする
零電圧オン動作となり、オン時の損失も極めて小さくな
る。
【0011】S2をオンさせる時の両端電圧(上記−V
I近くと表現した値と−VIとの差)は厳密に言えば零
でなく、主にS1のオン時の電流共振後に残ったVC2
等による電圧が存在している。しかし、VC2はC2の
値によって異なった値となる。同じ共振周波数でもL2
とのかね合いでC2の設定には自由度があり、一般的
に、直列共振が正常に起こる範囲でC2を大きくL2を
小さくしたほうがロスが小さくなるのでVC2も結果的
に小さい値となり、VIに比べればほとんど無視できる
電圧となる。S2をオンすると負側の電流共振が生じC
4にチャージ電流が流れる。以後は図4に示すように上
述した動作をS1とS2の立場を入れ換えつつ繰り返し
ていく。
【0012】S1をオフしてからS2をオンするまでの
時間は、L1、C1による電圧共振によりA点が−VI
近くに達する時間より多少長くとればよく、これもそれ
以上長く取りすぎても非効率なだけである。この時間も
それほど厳密な設定を必要とせず、固定値でよい。
【0013】なお、念のため、S1、S2のオン期間
と、S1またはS2をオフしてからS2またはS1をオ
ンするまでの時間について、今少し検討しておくと、一
般的には、各スイッチ素子のオン期間が前記直列共振手
段の共振半周期より大きく、両スイッチ素子の双方オフ
期間が前記並列共振手段の共振周期の1/2より小さく
なるようにしてやればよいといえるが、その際にも、L
1、C1による電圧共振回路に予め与えられるエネルギ
量についての検討と、加えて同一の並列共振周波数とす
る場合でもL1とC1の各値の設定のしかたに注意すべ
きであろう。すなわち、各スイッチ素子のオン期間がそ
の付与エネルギを決定しているわけであり、与えられた
エネルギ(すなわちオン期間相当値)に対してオフ期間
はおのずと制約を受けることになる。解析によれば、実
際には、オン期間とオフ期間が決定されれば、その時点
でスイッチング周波数は決まり、この発明の動作を満足
する並列共振(電圧共振)周波数、および並列共振波形
の利用部分は一義的に決ってしまうことが判明してい
る。例えば、オン期間を有限小(ほぼ零)に設定する
と、その場合の電圧共振波形は、スイッチング周波数と
ほぼ同一周波数でほぼ正弦波上に変化をするように見え
る。なお、場合によつては電圧共振の電圧ピーク値に達
しても、いまだ所望の2VIなる出力端電位変化を実現
し得ない場合も有り得るので注意が必要である。
【0014】さらに、以上の説明から明かなように、各
共振回路の値の設定条件として、L1>>L2、C2>
>C1であることが望ましく、整流方式は全波整流方式
とする必要があり、また、平滑方式は、電流共振のため
にコンデンサインプット方式とし、平滑コンデンサの容
量は直列共振手段のコンデンサより相当に大きくして、
電流共振のQが低下しないようにする必要がある。
【0015】上述した原理構成を実際の回路として具体
化しようとする場合、上述した原理構成の説明からも明
かなように、各共振回路の値の実際の設定条件として、
L1>>L2、C2>>C1であることが望ましいた
め、L1は、トランスの1次自己インダクタンス、L2
は、独立したインダクタンスを使用するかまたはトラン
スの1次2次間の漏れインダクタンスを利用する方法が
有効的に用い得る。また整流回路は、トランスの2次側
に来るため、センタタップ方式かブリッジ方式のどちら
でもよいが、電流共振を正負の電流で行なわせる必要が
あるため全波整流方式とする必要がある。平滑方式は、
電流共振のために、コンデンサインプット方式とし、C
3>>C2として電流共振のQが低下しないようにす
る。
【0016】トランスを1次側から見たとき、図5のよ
うに見える。トランスはもともと、自己インダクタンス
と漏れインダクタンスを持っているので、設計時にこれ
を適切な値にすることで、図3のL1、L2の代わりに
使用できる。また、一般的なトランスではもともとL1
>L2となっている。
【0017】図3に示す原理構成回路を変形すると図6
のようになる。図6において、電流共振は、L2と2分
割されたC2で行なわれ、電圧共振は2分割されたC1
とL1で行なわれる。電圧共振のループ内にはL2、C
2も含まれる点で、図3のものとと異なるかに見える
が、L2<<L1、C2>>C1であるため、L2、C
2の存在は電圧共振に影響を与えることはなく、実質的
な電圧共振は図3の構成と同様にC1とL1で行なわれ
る。
【0018】図7は、自己インダクタンスL1と漏れイ
ンダクタンスL2を持つトランスT1を使用したより具
体的な実施回路である。出力回路はセンタタップ方式と
してある。センタタップ方式を採用した理由は、各整流
サイクルにおける整流経路上のダイオード数を減らして
これらダイオードによる損失を最小限にし回路全体の効
率向上に寄与させるためである。そして、S1、S2の
ベースは、図4(カ)(キ)のようなタイミングを持つ
駆動回路により、固定タイミングでドライブされる。こ
のように極めてシンプルな回路で、ローノイズ、高効率
の電源回路が実現できる。
【0019】以上述べた電源回路の構成についてその効
果をまとめると次のようになる。電流共振による効果と
してまず電流性ノイズの低減がある。電流性ノイズは特
に電流の多いところで電流の急な変化を生じさせると多
量に発生するが、電流共振により正弦波状に変化した電
流が零になったところで自動的に止まるため、ノイズの
発生が極めて少ない。次に効率の改善であるがS1、S
2が零電流オフとなるとともにD1、D2も電流が零に
なってから電圧が反転するため、リカバリーの時間の影
響が少なく、これに起因する効率の悪化がなくなる。電
圧共振による効果もノイズの低減と効率の向上にある。
電源回路に使われる半導体等の部品は放熱のためシャー
シ等に絶縁物を介して取り付けられるがこれより、部品
電極とシャーシは電気容量をもつことになる。よって部
品電極が交流信号をもつこの容量を通じて電流が流れ、
コモンモードノイズの主な原因となる。また半導体はそ
れ自身接合容量をもち、インダクタンスやトランスも線
間容量をもっている。これらの容量は回路図上に表われ
ないが現実にはそれぞれの部品や回路基盤中に存在して
いるため、回路が動作している時にはこれらの容量には
すべて電流が流れている。この電流は容量に流れる電流
であるため電圧の変化が(dV/dT)大きいほど大き
な電流となり、方形波でスイッチングした場合、パルス
状の電流となり、電流性ノイズとなったり、シャーシに
流れた電流はパルス状のコモンモードノイズの原因とな
る。また、このパルス状の電流はスイッチングトランジ
スタから供給されるため当然それは損失を生じ効率を低
下させる。dV/dTの大きな電圧は高い周波数成分を
含むため回路から直接放射される電波(不要副射)も当
然大きくなる。
【0020】電圧共振を利用して波形を正弦波の一部と
し、dV/dTを小さくすることで、これらの改善が実
現できるが、この電源回路では、この電圧共振がS1、
S2双方ともオフしている時にL1、C1のみで作られ
るため、スイッチング素子の損失が発生せず、L1、C
1を流れる電流も相互のエネルギの移動だけであって、
無効電力のみであり、電圧共振による損失は極めて少な
い(原理的には零である)。
【0021】ここで重要なことは、電圧性のノイズを低
減するには、回路内のすべての端子の電圧波形のdV/
dTが小さいことが必要である。一箇所でも方形波形が
あればそこがノイズ源となってしまう。一般的な電圧共
振形の電源回路は、回路中のあるポイント(例えばトラ
ンス出力とか)が正弦波状になるものの(他の回路部分
に)方形波形が存在しているものが多い。この電源回路
は、実用的なローノイズ化を最重点目標としており、す
べての電圧波形がL1、C1の電圧共振波形と相似にな
ることが特長である。この点が満たされた理由は、電流
共振と時間を分けて電圧共振を利用しているためであ
る。電流共振によりS1、S2、D2の電流を零にし、
L2の磁気エネルギも零にしてから、電圧共振モードに
もち込み、S1、S2、D1、D2をオフの状態にして
おくことで電圧共振モード中のL2、C2の電流移動を
零にすることでA点とA’点の波形を同じにしている。
これにより、L1、C1の端子電圧波形とS1、S2、
L2、C2、D1、D2のすべての端子の波形が同じ
(相似)になり、方形波形は回路中から消える。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の電源回路
は、実用回路では2電源を使用するものであり、スイッ
チング素子が少くとも2石必要であるため、構成が複雑
であり、1電源構成の比較的ローパワー用のスイッチン
グ電源には適用できなかった。この発明は、前記従来の
技術における欠点を解決して、1電源のスイッチング電
源において、前記従来の電源回路と同様に零電圧オン、
零電流オフを実現して高効率化およびローノイズ化を図
った電源回路を提供しようとするものである。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
直流電源と、オンオフ制御可能なスイッチング素子を含
み、前記直流電源をスイッチングして交流に変換し出力
するスイッチング手段と、このスイッチング手段の出力
端子に流れる電流に対して直列に形成される直列共振手
段と、前記スイッチング手段の出力端子に生じる電圧に
対して並列に形成される並列共振手段と、前記直列共振
手段および前記並列共振手段を介して供給される交流入
力を整流、平滑して直流出力を取り出す直流出力手段
と、前記スイッチング手段のスイッチング素子を周期的
にオン、オフするように制御するタイミング制御手段と
を具備してなり、前記タイミング制御手段は、前記スイ
ッチング手段をオンした後は当該スイッチング手段を流
れる電流が前記直列共振手段による直列共振の終了によ
って略々零となった後に当該スイッチング手段をオフ
し、当該スイッチング手段をオフした後は当該スイッチ
ング手段に印加される電圧が前記並列共振手段による並
列共振によって変化して再び略々オフ直前の電圧に戻っ
た状態で当該スイッチング手段をオンするものである。
【0024】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
の電源回路において、前記スイッチング手段から前記直
流出力手段に至る経路の途中にトランスが挿入されてお
り、前記直列共振手段は前記トランスの1次側または2
次側に配されたコンデンサとこのトランスの1次、2次
間漏れインダクタンスを少くとも利用して直列共振を実
現することを特徴とするものである。
【0025】
【作用】請求項1記載の発明によれば、スイッチング手
段をオンして直列共振を生じさせ、直列共振の終了によ
ってスイッチング手段を流れる電流が略々零となった後
にスイッチング手段をオフして並列共振を生じさせ、こ
の並列共振によってスイッチング手段に印加される電圧
が変化して再び略々オフ直前の電圧に戻った状態でこの
スイッチング手段をオンするようにしたので、スイッチ
ング素子の零電圧オフ、零電流オンが完全に実現され、
高効率化およびローノイズ化が実現される。そして、こ
の場合並列共振は前記従来の電源回路のように一方の電
圧から他方の電圧へ移動させるものではなく、一方の電
圧から変化して再び元の電圧に戻るまで動作させるの
で、2電源は不要であり、スイッチング素子も最低限1
石ですむ。したがって、部品数が少なく小型化でき、特
にローパワー用に適したものとなる。
【0026】また、請求項2記載の発明によれば、トラ
ンスの自己インダクタンスおよび漏れインダクタンスを
利用して並列共振手段および直列共振手段を実現するの
で、独立したインダクタンスを不要にしあるいは小型化
することができる。
【0027】
【実施例】図1は、この発明の電源回路の基本原理図で
ある。この電源回路は、電源電圧VE の直流電源1と、
それぞれ任意のタイミングでオン、オフ可能なスイッチ
ング素子S1を含み、前記入力直流電源1をスイッチン
グして交流に変換し出力するスイッチング手段2と、こ
のスイッチング手段2の出力端子に流れる電流に対して
直列に形成される直列共振手段4と、前記スイッチング
手段2の出力端子に生じる電圧に対して並列に形成され
る並列共振手段5と、直列共振手段および並列共振手段
5を介して供給される交流入力を全波整流し、平滑して
直流出力を取り出す直流出力手段3と、前記スイッチン
グ手段のスイッチング素子を周期的にオン、オフするよ
うに制御するタイミング制御手段6とを具備してなる。
【0028】直列共振手段4はインダクタンスL2とコ
ンデンサC2で構成される。並列共振手段5はインダク
タンスL1とコンデンサC1で構成される。直流出力手
段3は整流用ダイオードD1、平滑インダクタンスL
2、平滑コンデンサC3で構成される。直流出力は出力
端子7,8から出力されて負荷RLに供給される。
【0029】図1の電源回路の動作を図8を参照して説
明する。スイッチング素子S1がオンすると、ダイオー
ドD1が順方向となりチャージ電流ID1がC2に流れ込
む。この電流ID1はインダクタンスL2とコンデンサC
2による正弦波状の直列共振電流となる(図8中(イ)
参照)。なお、インダクタンスL3はL3>>L2とし
て、この共振動作を妨げないように設定されている。こ
の共振電流は、半波経過して電流の向きが逆になるとこ
ろでD1が逆電圧となりオフするため、直列共振できな
くなり、共振が停止する。つまり、共振電流が半波終了
して電流が零に戻ったところで共振は自動的に止まる。
【0030】この時、インダクタンスL2の電流は零
で、エネルギを完全に放出した状態であるため、ダイオ
ードD1のオフに伴うスパイク状のノイズの発生はな
い。電流共振によりコンデンサC2に蓄えられた電圧は
インダクタンスL3とコンデンサC3で平滑され、直流
となって出力端子7,8から出力されて、負荷RLに供
給される。
【0031】電流共振が終了した後にスイッチング素子
S1をオフする。電流共振の時間(図8(イ)参照)
は、インダクタンスL2とコンデンサC2の値で決定さ
れる一定値であるから、スイッチング素子S1のオン時
間(図8(カ)参照)も一定値でよく、このオン時間を
電流共振時間よりやや長い値に設定して、電流共振が完
全に終了してからオフするように設定する。
【0032】スイッチング素子S1がオンしている間に
は、インダクタンスL1にも電圧VE が加わるためイン
ダクタンスL1に励磁電流IL1が流れる。スイッチング
素子S1がオフした時インダクタンスL1に流れる電流
L1はコンデンサC1に流れ、電圧共振が開始される。
電圧共振ではインダクタンスL1の両端の電圧(図8
(ア))はコンデンサC1との共振による正弦波で電圧
E から降下して零を通過し、逆電圧となり、再び電圧
E に戻る。
【0033】インダクタンスL1の電圧がVE に戻った
タイミングでスイッチング素子S1をオンすると再び電
流共振モードに移行し、以後上記の動作を繰り返す。電
圧共振の時間(図8(エ)参照)は、スイッチング素子
S1をオフしている時間であり、この時間はインダクタ
ンスL1の両端の電圧(図8(ア))が電圧VE に戻る
までの時間(インダクタンスL1とコンデンサC1によ
って決まる)に設定する。
【0034】図8(ア)において、+側の面積Aと−側
の面積Bは、インダクタンスL1の両端の電圧であるた
め等しくなる。このため、スイッチング素子S1をオン
している時間と電圧共振の共振周波数との兼ね合いでB
部分の波高値が変化する。この設定は自由度があるが、
スイッチング素子S1のオン時間に対し電圧共振の共振
周波数の設定を高くしすぎると、B部分の波高値が高く
なって、スイッチング素子S1に加わる電圧(図8
(エ))が高くなり素子S1の耐圧をより大きくしなけ
ればならないためコストアップとなるし、逆に低くしす
ぎると電流共振の間隔(電流共振が終了してから次の電
流共振が開始されるまでの時間間隔)が広がりすぎて、
1回毎の電流共振の電流ID1のピーク値が大きくなりす
ぎて、雑音増加の原因となる。したがって、スイッチン
グ素子S1に加わる電圧と電流共振の電流ID1のピーク
値との関係が適切な状態となるように、スイッチング素
子S1をオンしている時間と電圧共振周波数との関係を
定める。
【0035】インダクタンスL1とコンデンサC1によ
る電圧共振は直流電圧VE を交流化するためのもの(現
実の回路においてトランスを使用するため)であり、出
力電力は電流共振のエネルギを使っている。したがっ
て、インダクタンスL1を流れる電流IL1(図8
(ウ))は、電圧共振が確実に動作する範囲でなるべく
小さく設定したほうが損失が小さくなる。インダクタン
スL1に流れる電流IL1を小さくするにはL1>>L2
に設定すればよい。この時、スイッチング素子S1を流
れる電流は図8(オ)に示すようにダイオードD1が流
れる電流ID1(図8(イ))とインダクタンスL1を流
れる電流(図8(ウ))IL1との和となる。ただし、上
述のようにL1>>L2に設定することによりID1>>
L1とすることができるので、スイッチング素子S1を
流れる電流は電流共振による電流ID1が支配的となり、
スイッチング素子S1は実質的に零電圧オン、零電流オ
フ動作となり、スイッチング損失が極限まで減少すると
ともに、雑音も極限まで減少する。
【0036】次に、上述した原理構成の具体回路を図9
に示す。この電源回路は、トランスを具え、自励発振で
スイッチング動作し、また起動回路を具えている。図1
と共振する部分には同一の符号を用いる。巻線20(一
次巻線)、21(帰還巻線)はトランスT1の同一コア
上に巻かれたもので、両巻線20,21は互いに正帰還
となる方向に接続されている。トランスT1には2次巻
線11が配設されている。
【0037】並列共振手段5はトランスT1の1次自己
インダクタンスL1とコンデンサC1とで構成されてい
る。直列共振手段4はトランスT1の1次、2次間漏れ
インダクタンスL2とコンデンサC2とで構成されてい
る。直流出力手段3は整流ダイオードD1、平滑インダ
クタンスL3、平滑コンデンサC3とで構成され、直流
出力を出力端子7,8から出力して負荷RLに供給す
る。L3は電流共振に影響を与えないようにL3>>L
2に設定されている。
【0038】トランジスタS1は主スイッチング用トラ
ンジスタ、トランジスタ29は補助スイッチング用トラ
ンジスタである。コンデンサ35Cと抵抗35Rで構成
される時定数回路35は主スイッチングトランジスタS
1をオンするタイミングを規定する。また、コンデンサ
27Cと抵抗27Rで構成される時定数回路27は主ス
イッチングトランジスタS1をオフするタイミングを規
定する。
【0039】主スイッチングトランジスタS1のベース
回路に抵抗40、コンデンサ41、ダイオード42から
なる起動回路15が付加されている。抵抗40は電力ロ
スを伴うので高抵抗とし、強い起動のためにはコンデン
サ41の容量を大きくする。
【0040】図9の電源回路は次のように起動する。直
流電源1を投入した時トランスT1の1次巻線20の電
圧は零であり、コンデンサ41の充電電圧も零である。
抵抗40を流れる電流はわずかであり、コンデンサ41
を充電しながら抵抗35Rを通り、巻線21を流れ、B
点に至るが、抵抗35Rに大きな電位差を生じさせるほ
どの電流ではない。よって、最初はB点、C点、D点は
ほぼ同電位であるため主スイッチングトランジスタS1
もオフしている。
【0041】時間とともにコンデンサ41は充電され、
B点とD点の電位差が主スイッチングトランジスタS1
のベース・エミッタ間順方向電圧に達するとトランジス
タS1が能動領域に入る。このとき帰環巻線21から抵
抗35R、コンデンサ41を通ってトランジスタS1の
ベースに至る正帰環ループが形成され、正帰還により主
スイッチングトランジスタS1は加速的にオンし、巻線
21から抵抗35Rを通って流れる大きなベース電流に
よりオンを続ける。このとき抵抗35Rからコンデンサ
41に流れる電流は、抵抗40から逆充電される電流よ
りはるかに大きいため、コンデンサ41の電位はダイオ
ード42の順方向電位となり、起動後はこのダイオード
42の順方向電位で固定される。ダイオード42の順方
向電位で固定される。また、起動後はこのダイオード4
2が正帰還ループを形成維持する。よって起動後には、
発振が維持され常に巻線21からの充電電流が支配的と
なり、もはや抵抗40からの微少な逆充電電流は無に等
しくなり、この抵抗40により、主スイッチングトラン
ジスタ25がオフすべきタイミングに誤ってオンするこ
とはない。
【0042】主スイッチングトランジスタS1がオン状
態のときは、巻線20,21の正帰還作用により、トラ
ンジスタS1はオンし続ける。コンデンサ27Cの電圧
は27R×27Cの時定数で時間とともに上昇し、所定
時間後にトランジスタ29をオンして、トランジスタS
1をオフする。トランジスタS1がオフすると巻線20
の誘導により、巻線21の両端にかかる電圧が反転す
る。
【0043】スイッチング素子S1がオンしている時
は、ダイオードD1が順方向となりチャージ電流ID1
C2に流れ込む。この電流ID1はインダクタンスL2と
コンデンサC2による正弦波状の直列共振電流となる。
この共振電流は、半波経過して電流の向きが逆になると
ころでダイオードD1が逆電圧となりオフするため、直
列共振できなくなり、共振が停止する。つまり、共振電
流が半波終了して電流が零に戻ったところで共振は自動
的に止まる。したがって、スイッチング素子S1のオフ
タイミングを規定する時定数回路27の時定数は、この
直列共振が終了後にスイッチング素子S1がオフする値
に設定する。
【0044】直列共振が終了した時、インダクタンスL
2の電流は零で、エネルギを完全に放出した状態である
ため、ダイオードD1のオフに伴うスパイク状のノイズ
の発生はない。電流共振によりコンデンサC2に蓄えら
れた電圧はインダクタンスL3とコンデンサC3で平滑
され、直流となって出力端子7,8から出力されて、負
荷RLに供給される。
【0045】スイッチング素子S1がオンしている間に
は、インダクタンスL1にも電圧VE が加わるためイン
ダクタンスL1に励磁電流IL1が流れる。スイッチング
素子S1がオフした時インダクタンスL1に流れる電流
L1はコンデンサC1に流れ、電圧共振が開始される。
電圧共振ではインダクタンスL1の両端の電圧は前記図
8(ア)と同様にコンデンサC1との共振による正弦波
で電圧VE から降下して零を通過し、逆電圧となり、再
び電圧VE に戻る。
【0046】インダクタンスL1の電圧がVE に戻る
と、そのタイミングでスイッチング素子S1がオンし
(そのようなタイミングでS1がオンするように時定数
回路35の時定数を規定する。)し、零電圧オンが実現
される。スイッチング素子S1がオンすると、再び電流
共振モードに移行し、以後上記の動作を繰り返す。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、スイッチング手段をオンして直列共振を生
じさせ、直列共振の終了によってスイッチング手段を流
れる電流が略々零になった後にスイッチング手段をオフ
して並列共振を生じさせ、この並列共振によってスイッ
チング手段に印加される電圧が変化して再び略々オフ直
前の電圧に戻った状態でこのスイッチング手段をオンす
るようにしたので、スイッチング素子の零電圧オフ、零
電流オンが完全に実現され、高効率化およびローノイズ
化が実現される。そして、この場合並列共振は前記従来
の電源回路のように一方の電圧から他方の電圧へ移動さ
せるものではなく、一方の電圧から変化して再び元の電
圧に戻るまで動作させるので、2電源は不要であり、ス
イッチング素子も最低限1石ですむ。したがって、部品
数が少なく小型化でき、特にローパワー用に適したもの
となる。また、請求項2記載の発明によれば、トランス
の自己インダクタンスおよび漏れインダクタンスを利用
して並列共振手段および直列共振手段を実現するので、
独立したインダクタンスを不要にしあるいは小型化する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示す回路図である。
【図2】 特願平3−166383号に記載の電源回路
の基本原理を示す概略ブロック図である。
【図3】 図2の電源回路の基本原理構成を示す構成回
路図である。
【図4】 図3に示す原理構成の動作を説明するタイミ
ング図である。
【図5】 トランスの等価回路を説明する説明図であ
る。
【図6】 図3に示す原理構成の変形を説明する回路図
である。
【図7】 図3に示す原理構成を変形した構成を示す回
路図である。
【図8】 図1の電源回路の動作波形図である。
【図9】 図1の電源回路の具体構成例を示す回路図で
ある。
【符号の説明】
1 直流電源 2 スイッチング手段 3 直流出力手段 4 直列共振手段 5 並列共振手段 6 タイミング制御手段 S1 スイッチング素子

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】直流電源と、 オンオフ制御可能なスイッチング素子を含み、前記直流
    電源をスイッチングして交流に変換し出力するスイッチ
    ング手段と、 このスイッチング手段の出力端子に流れる電流に対して
    直列に形成される直列共振手段と、 前記スイッチング手段の出力端子に生じる電圧に対して
    並列に形成される並列共振手段と、 前記直列共振手段および前記並列共振手段を介して供給
    される交流入力を整流、平滑して直流出力を取り出す直
    流出力手段と、 前記スイッチング手段のスイッチング素子を周期的にオ
    ン、オフするように制御するタイミング制御手段とを具
    備してなり、 前記タイミング制御手段は、前記スイッチング手段をオ
    ンした後は当該スイッチング手段を流れる電流が前記直
    列共振手段による直列共振の終了によって略々零となっ
    た後に当該スイッチング手段をオフし、当該スイッチン
    グ手段をオフした後は当該スイッチング手段に印加され
    る電圧が前記並列共振手段による並列共振によって変化
    して再び略々オフ直前の電圧に戻った状態で当該スイッ
    チング手段をオンすることを特徴とする電源回路。
  2. 【請求項2】前記スイッチング手段から前記直流出力手
    段に至る経路の途中にトランスが挿入されており、 前記直列共振手段は前記トランスの1次側または2次側
    に配されたコンデンサとこのトランスの1次、2次間漏
    れインダクタンスを少くとも利用して直列共振を実現す
    ることを特徴とする請求項1記載の電源回路。
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