JP2507679B2 - マンコンベア - Google Patents

マンコンベア

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JP2507679B2
JP2507679B2 JP17374990A JP17374990A JP2507679B2 JP 2507679 B2 JP2507679 B2 JP 2507679B2 JP 17374990 A JP17374990 A JP 17374990A JP 17374990 A JP17374990 A JP 17374990A JP 2507679 B2 JP2507679 B2 JP 2507679B2
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handrail belt
escalator
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conveyor
handrail
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松彦 石田
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Mitsubishi Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、移動踏板と同期して駆動される無端状の手
摺ベルトを備えたマンコンベアに係り、特に手摺ベルト
のガイド部からの離脱を防止する機構を備えたマンコン
ベアに関するものである。
〔従来の技術〕 多数の踏板を循環移動させて人や荷物を搬送するマン
コンベアは、所定の階床とその上階の間に傾斜して配置
されるのが一般的であるが、近時、第5図に示すよう
に、本体傾斜部の中間に踏段及び手摺ベルトを水平移動
させる水平踊り場を設けたエスカレータ装置が使用され
るようになってきている。この水平踊り場付エスカレー
タ装置は、通常のものに較べ、建築レイアウトの個性比
に対応させることができるので、関係者の注目の的とな
っている。
上記踊り場付エスカレータ装置は、このエスカレータ
本体(1)内に循環移動する多数の踏段(2)を搬送方
向に連結して配置し、又本体(1)の両側には、第6
図,第7図に示す如く、欄干(3)をそれぞれ立設して
おり、この複数の欄干(3)には保持枠(4)が載設さ
れ、この保持枠(4)上に間隔を隔てて一対のガイド部
(5)が立設されており、このガイド部(5)に該踏段
(2)と同速度・同方向に同期して循環移動する手摺ベ
ルト(6)を無端状に巻回配置している。
(7)は上記本体(1)の中間部に水平に設けた踊り
場で、この踊り場(7)では第5図に示す如く、上記多
数の踏段(2)及び複数の手摺ベルト(6)がそれぞれ
水平に移動している。また、この踊り場(7)部分にお
ける欄干(3)の両端は、第5図に示す様に、搬送方向
に緩やかに湾曲傾斜して該欄干(3)の他の部分の傾斜
直状部に連設されている。
踊り場付エスカレータは、本体の中間部に湾曲部を有
するため、この湾曲部で踏段(2)及び手摺ベルト
(6)の走行抵抗が一般的エスカレータの場合より余計
に発生する。従って、手摺ベルト(6)の駆動中のその
張力は、一般的エスカレータに於けるよりも強くなり、
凹状に湾曲した部位(B)や(C)で手摺ベルト(6)
は上方に外れ易くなるのである。大きい負荷のかかる上
昇運転中の例を説明すると、手摺ベルト(6)の凹状に
湾曲した部位(C)では同じく凹状に湾曲した部位
(B)に比し往路側の手摺ベルト(6a)に生じる張力が
強くなる。従って、部位(C)では往路側手摺ベルト
(6a)が第7図矢示(D)方向に浮上する強い力が働
く。そのため手摺ベルト(6a)の顎部が材料疲労に基づ
く軟化に至らずとも、第5図,第6図に破線(E)に示
す如く張力だけでもってガイド部(5)から離脱するこ
とが起き易い。最悪の場合、破線(F)で示す部分まで
も外れてしまうことになり、踏段(2)は動いているに
も拘らず、手摺ベルト(6)が停止してしまう事態とな
り、乗客までもが転倒事故を引き起こす結果となる恐れ
がある。このため、従来、手摺ベルト(6)の離脱を検
知する検出器(10)をガイド部(5)間に設け、手摺ベ
ルト(6)の離脱を検知するとエスカレータ装置を停止
させる手段を講じていた(実公昭51−27591号公報参
照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のエスカレータ装置では、手摺ベルト(6)
の離脱後エスカレータ装置を停止させる構成としている
ので、手摺ベルト(6)の離脱を前提としており、転倒
事故など乗客に及ぼす危険性を根本的に解消するもので
はなかった。
本発明は上記欠点を除くためになされたもので、手摺
ベルト(6)の離脱を阻止する安全性の高いマンコンベ
アを提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るマンコンベアは、手摺ベルト内側に磁性
材料の可撓條体を設けるとともに、一対のガイド部間に
上記手摺ベルトを吸引する磁性体を装着したものであ
る。
〔作用〕
本発明に係るマンコンベアによれば、磁力により手摺
ベルトを常に保持枠側へ吸引保持しているので、張力に
よる手摺ベルトの離脱を阻止する。
〔実施例〕
以下、図示実施例により本発明を説明する。第1図は
本発明の一実施例に係るマンコンベアの縦断面図であ
り、無端状の手摺ベルト(6)は一般的に積層した帆布
等を芯材として合成ゴムで被覆成形し、その芯材の層間
に全周にわたり鋼線、鋼索他を含む、磁性体材料の可撓
條体としての鋼帯(20)が埋込まれた従来公知のもので
ある。一方、保持枠(4)の非磁性材からなるガイド
(5),(5)間には、鋼帯(20)を吸引しかつ手摺ベ
ルト(6)の浮上力に打ち勝つ磁力を有し、溝部(21
a)の形成された磁性体としての永久磁石(21)(第3
図参照)をガイド部の内方へ突出する突部(5a)にこの
溝部(21a)を嵌装して装着している。
このため、運転中、手摺ベルト(6)に高負荷がかか
り、過大な張力が発生して、ガイド部(5)から浮上す
る力が生じても、永久磁石(21)により、離脱が阻止さ
れる。
なお、上記実施例では上記永久磁石(21)をガイド部
(5)に取付けるのに、溝(21a)をガイド部(5)の
突部(5a)に嵌装して取付ける構造としているが、これ
に限られるものではなく、ねじ締めなど他の固着方法を
用いてもよいことはもちろんである。
また、第4図に示すように、永久磁石(21)を分割し
て、ガイド部(5)間に配置し、各種の外形寸法を備え
たエスカレータ装置の湾曲部に対応させてもよいのはい
うまでもない。
さらに、上記実施例では磁性体として永久磁石(21)
を用いているが、これに限られるものではなく、電磁石
により構成してもよく、エスカレータの運転中のみ磁化
するようにし、起動直後に磁化するように通電回路を形
成し、エスカレータの起動抵抗を軽減することもでき
る。これは、特に、寒冷地に設置されたエスカレータに
おいては、休止中に手摺ベルトが硬化しているため起動
抵抗が増すので、このような構成が望ましい。なお、ガ
イド部(5)は非磁性材料で製作することが望ましい。
上記実施例では、鋼帯(20)は手摺ベルト(6)内部
に埋込んでいるが、手摺ベルト(6)内周面に貼着して
もよいのはもちろんであり、鋼線、鋼索など可撓條体に
してもよい。
また、本発明はエスカレータについて説明したが、湾
曲部を有する動く歩道等にも適用可能である。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、手摺ベルト内側に
鋼帯を設けるとともに、一対のガイド部間に上記手摺ベ
ルトを吸引する磁性体を装着したことにより、手摺ベル
トのガイド部からの離脱を防止することができ、安全性
の高いマンコンベアを得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例に係るマンコンベアの欄干の
縦断面図で第6図相当図、第2図は上記マンコンベアの
全体を示す説明図で第5図相当図、第3図,第4図はそ
れぞれ磁性体の態様を示す説明図、第5図は従来のマン
コンベアの全体を示す説明図、第6図は第7図の欄干部
分(但し片側)の拡大詳細図、第7図は第5図のマンコ
ンベアの縦断面図である。 (1)……マンコンベア本体(エスカレータ装置)、
(5)……ガイド部、(6)……手摺ベルト、(20)…
…鋼帯、(21)……磁性体。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】欄干に載設された保持枠上に間隔を隔てて
    立設された一対のガイド部に、無端状手摺ベルトを巻回
    し、この手摺ベルトを移動踏板と同期して駆動するマン
    コンベアにおいて、この手摺ベルト内側に磁性材料の可
    撓條体を設けるとともに、一対のガイド部間に上記手摺
    ベルトを吸引する磁性体を装着したことを特徴とするマ
    ンコンベア。
JP17374990A 1990-06-29 1990-06-29 マンコンベア Expired - Lifetime JP2507679B2 (ja)

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JPH0464593A JPH0464593A (ja) 1992-02-28
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